JPH0486575A - 磁気浮上式鉄道の地上コイルの異常検出装置 - Google Patents

磁気浮上式鉄道の地上コイルの異常検出装置

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Publication number
JPH0486575A
JPH0486575A JP2201271A JP20127190A JPH0486575A JP H0486575 A JPH0486575 A JP H0486575A JP 2201271 A JP2201271 A JP 2201271A JP 20127190 A JP20127190 A JP 20127190A JP H0486575 A JPH0486575 A JP H0486575A
Authority
JP
Japan
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ground
coil
current
insulation
high frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP2201271A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yoshida
哲雄 吉田
Hiroto Kozu
寛人 神津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0486575A publication Critical patent/JPH0486575A/ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気浮上式鉄道の地上側に布設する地上コイ
ルの異常検出に関するものである。
(従来の技術) 磁気浮上式鉄道に用いる地上コイルには、推進用として
例えば特許第1334017号(特公昭6〇−5980
1)に示されているようなものがある。これは、第4図
に示すように長方形の枠状の地上コイル1であり、複数
回巻きしたコイル導体2を絶縁層3で覆い、内周側に固
定フランジ4を突設し、ボルト5により図示しない地上
側に設けたガイドウェイの側壁に固定している。つまり
、コイル導体2の外周には、例えばエポキシ樹脂等の絶
縁材料を用いて注型または成形加工して絶縁層3を被覆
成形し、この絶縁層3から一体に固定フランジ4を内周
側に突出させている。また、絶縁層3の表面には、内部
の電界分布を均一にするためにメタリコン等の接地層(
図示しない)を設けている。
このように構成された地上コイル1は1口出し部6を両
端に設けており、地上側のガイドウェイの側壁に並列し
て固定するときこの部分にケーブル7に装着して、地上
コイル1〜1相互間を電気的および機械的に良好に接続
している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した地上コイル1は、車両運転の際の通
電々圧が10数kVと高くなり、また、通電電流も数1
0OAとなる。これは、車両が浮上し。
推進するために必要とする磁束を効率よく得るためであ
る。このような高電圧が印加される地上コイル1は、そ
の絶縁性能を良好に維持するため、絶縁層3内部の欠陥
(ボイドや異物の混入)を皆無にしたり、絶縁層3の絶
縁厚さを10数+mmと厚くしなければならない。
つまり、絶縁層3内部にボイドや異物が存在すると、こ
の部分から部分放電が発生し、この状態が持続すると放
電劣化が始まり、遂には絶縁層3の絶縁破壊を招く。
さらに、地上コイル1の布設は、車両が走行する距離に
比例して必要となり、数10kI11で数万個にもなり
、膨大な個数となる。
そこで、絶縁層3の内部にボイドや異物の混入を皆無に
するため、注型時には高真空にしたり。
製作時の周囲環境を厳しく管理することは勿論であるが
、膨大な個数の地上コイル1の部分放電の発生を事前に
検知する必要がある。
つまり、地上コイル1は、製作時に初期性能として、絶
縁層3内部の絶縁性能を確認するが、布設後は当初予期
していない環境下にさらされることがあり、例えば異物
の飛来により絶縁層3の表面に欠陥を生じ1部分放電の
発生原因になることがある。また、これらの欠陥を特定
することは、困難であり絶縁破壊に至って発見されるこ
とになる。
したがって、膨大な個数の地上コイル1は、予期しない
環境までを考慮して、絶縁層3の絶縁厚さを増したり、
また、万が一欠陥が発生した場合には事前に検知できず
車両運行に支障をきたすという問題がある。
そこで、本発明の目的は、万が一欠陥が発生した場合に
事前に絶縁劣化を検知し、絶縁劣化の地上コイルを特定
して車両の運行に支障をきたさないようにした磁気浮上
式鉄道の地上コイルの異常検出装置を提供することにあ
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、地上側に複数個が布設され、コイル導体を絶
縁層で被覆しこの絶縁層の表面に接地層を設けた地上コ
イルの接地層間を接地線で接続し、この接地線に高周波
変流器を設けると共に、少なくとも2個以上の高周波変
流器の出力を差動アンプと高周波フィルタに接続し、パ
ルス状電流から異常を検出するようにしたものである。
(作用) 接地線に設けた高周波変流器には、運転電圧の周波数成
分に伴う電流に絶縁劣化に伴うパルス状の高周波成分の
電流が重畳されて流れる。これらの電流は1区分けが困
難であるが、2つ以上の高周波変流器の出力を差動アン
プに接続すると、地上コイルの静電容量は略同−容量の
ため、運転電圧の周波数成分の電流は互いに打消されて
略零(0)となり、パルス状の高周波成分だけが残る。
これにより、絶縁劣化に伴う部分放電の発生を検出する
ことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1−図は、本発明の一実施例における地上コイルと高周
波変流器の接続を示す構成図である。
第1図に示すように地上コイル1は、従来と同様に複数
回巻きしたコイル導体2を絶縁層3で被覆し、フランジ
4.ボルト5を介して図示しない地上側に設けたガイド
ウェイの側壁に複数個のものが並列して固定されている
。これらの地上コイル1〜1は、相互間が口出し6をケ
ーブル7で接続し、電気的および機械的に良好に接続し
ている。
また、絶縁層3の表面に設けた接地層(図示しない)は
、接地線8により地上コイル1〜1相互間が同電位とな
るように接続されている。ここで、接地線8によりケー
ブル7側の接地層とループ回路を形成するので、何れか
一方の口出し部6は、接地層にバンド状の絶縁帯(図示
しない)を設け。
接地層を遮断している。接地線8には1貫通形の高周波
変流器9を設けている。
この高周波変流器9の2次側は、第2図に示すように少
なくとも2個以上の高周波変流器9を差動アンプ(D、
AMP)およびバイパスフィルタ(HPF)を介して接
続し、地上コイル1の絶縁劣化に伴う信号が得られるよ
うになっている。ここで、高周波変流器9は、少なくと
も400K)Iz以上の周波数特性を有し、バイパスフ
ィルタ(HPF)も同様に400KI(z以上のパルス
を選別するものである。
次に、以上のように構成された実施例の作用を説明する
。通常、高周波変流器9に流れる電流は第3図に示すよ
うに運転電圧の周波数成分に伴う静電容量分の電流i、
であり、λ□とλ2は高周波変流器の出力からみると同
位相である。
しかしながら、差動アンプ(D、AMP)を介して又、
を同図の点線のように180°変換し え、と12を加
算すれば、基本的には零(0)になる。
ところが、同じように製作した地上コイル1でも若干の
静電容量のバラツキがあるので、実際には零(0)にな
らない。 ここで、万が−11に絶縁劣化に伴う電流が
重畳されると、差動アンプ(D。
AMP)では、基本波は殆んど零(0)になり、バイパ
スフィルタ(HPF)の出力では絶縁劣化に伴うパルス
状の電流り、たけ検出される。 ここで、差動アンプ(
D、AMP)の周波数特性は、400KHz以上を有し
ているが、これは、絶縁劣化に伴うパルスの周波数が数
10MI(z〜数100MHzと高く、これを例えば同
調式のアンプで増幅すれば、数100KHzで最も利得
が上がるためである。また、この電流は、微小であり数
μAである。そして、差動アンプ(D、AMP)の出力
は、400KHz以上のバイパスフィルタ(HPF)を
介するので、比較的周波数の低い基本波は除去され、周
波数成分の高いパルス電流L3のみが検出できることに
なる。
このようにして得られたパルス電流差□は、 アンプの
性能により微小電流でも選別できるが、予め絶縁劣化の
度合との相関性を調べておき、しきい値を設定すれば、
絶縁劣化の予知もできる。
したがって、以上のように構成することにより、地上コ
イル1の絶縁劣化を事前に検出することができ、地上コ
イル製作の合理化や車両運行の安全性を向上できる。
なお、以上説明した実施例では、個々の地上コイル1ご
とに高周波変流器9を設けたが、複数個一括して1ブロ
ツクとし、各ブロック間を上述の構成としても同様の効
果が得られ、さらに高周波変流器9の個数を削減するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれ、複数個布設された地
上コイルの接地線に高周波変流器を少なくとも2個以上
設け、これらの二次側を差動アンプに接続して運転電圧
の周波数成分を除去し、絶縁劣化に伴うパルス状の重畳
された電流を感度良く検出することにより、地上コイル
の絶縁劣化を事前に検出した絶縁破壊を防ぐことができ
る磁気浮上式鉄道の地上コイルの異常検出装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における地上コイルと高周波
変流器の接続を示す構成図、第2図は本発明の一実施例
における異常検出のブロック図、第3図は洩れ電流のオ
ツシログラム、第4図は従来の磁気浮上式鉄道の地上コ
イルの接続を示す構成図である。 1・・・地上コイル、   2・・コイル導体3 絶縁
層、     8・・接地線 9 ・高周波変流器、 D、AMP  差動アンプHP
F・・バイパスフィルタ 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 半 ! 図 牟 図 第 菌 第 閃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 地上側に複数個が布設され、コイル導体を絶縁層で被覆
    しこの絶縁層の表面に接地層を設けた地上コイルの接地
    層間を接地線で接続し、この接地線に高周波変流器を設
    けると共に、少なくとも2個以上の前記高周波変流器の
    出力を差動アンプと高周波フィルタに接続し、パルス状
    電流から異常を検出するようにしたことを特徴とする磁
    気浮上式鉄道の地上コイルの異常検出装置。
JP2201271A 1990-07-31 1990-07-31 磁気浮上式鉄道の地上コイルの異常検出装置 Pending JPH0486575A (ja)

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JP2201271A JPH0486575A (ja) 1990-07-31 1990-07-31 磁気浮上式鉄道の地上コイルの異常検出装置

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JP2201271A JPH0486575A (ja) 1990-07-31 1990-07-31 磁気浮上式鉄道の地上コイルの異常検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0486575A true JPH0486575A (ja) 1992-03-19

Family

ID=16438192

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JP2201271A Pending JPH0486575A (ja) 1990-07-31 1990-07-31 磁気浮上式鉄道の地上コイルの異常検出装置

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JP (1) JPH0486575A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050383A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Railway Technical Research Institute 地上コイルの絶縁診断方法及びその装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050383A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Railway Technical Research Institute 地上コイルの絶縁診断方法及びその装置

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