JPH03128471A - 電気設備の絶縁劣化監視装置 - Google Patents

電気設備の絶縁劣化監視装置

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JPH03128471A
JPH03128471A JP2201912A JP20191290A JPH03128471A JP H03128471 A JPH03128471 A JP H03128471A JP 2201912 A JP2201912 A JP 2201912A JP 20191290 A JP20191290 A JP 20191290A JP H03128471 A JPH03128471 A JP H03128471A
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Akira Saigo
斉郷 晃
Shigenari Maezawa
前沢 重成
Tomoaki Kageyama
蔭山 知章
Akio Sera
瀬良 昭雄
Fukuzou Terunaga
照永 福三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気備の絶縁劣化検知装置に係り、特に電力伝
送経路の絶縁不良線路または絶縁不良電気機器を特定す
る電気備の絶縁劣化監視装置に関する。
〔従来の技術〕
一般へ 電力ケーブルやこれに接続される電力機器には
種々の要因により局部的な絶縁不良が生じることがある
このような絶縁不良の原因としては機械的外力ニヨルモ
の、絶縁材の化学的変化によるもの、いわゆる水トリー
によるもの、電気トリーによるもの等があるが、 重大
事故の8割はこのような絶縁劣化に起因するものである
ため従来より種々の絶縁検査方法が提案されている。
ここで、水トリーとは絶縁劣化の一種で、電界中の水で
生成 劣化が木の枝のように広がる。また電気トリーも
絶縁劣化の一種で、ケーブル絶縁部の内服 あるいは、
半導体層と絶縁部との間の境界部分における部分的高電
界中で生じるもので、最初、部分的劣化が先の部分で生
じ、その後、劣化が木の枝のように広がる。
絶縁検査方法の一例として電力電送系を定期的に停電状
態にして行なうものがある。まず直流電圧を線路中に印
加して検査する方法では、第1として部分放電の測定、
第2として残留電圧・放電電流・残留電荷による誘電緩
和現象、第3として電位減衰・漏れ電流による絶縁性能
の測定等が挙げられる。
一方、交流電圧を線路中に印加して検査する方法では、
第1として部分放電の測定、第2として誘電正接による
誘電緩和現象の測定等が挙げられる。
またこれとは別に、電力ケーブルを活線状態で検査する
方法として、ポータプル型または固定型の測定装置を用
いて絶縁抵抗または直流分電流を測定する方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところカζ 前記した従来の検出方法のうち電力伝送系
を定期的に停電状態にして行なうものにあっては、各線
路を順次測定しなければならないため時間がかかり、ま
た、−回の停電によって測定できる箇所にも制限がある
。このため、絶縁状態が経時的に悪化した場合でもその
傾向を知ることができず予防措置を採ることができない
という問題がある。
一方、ポータプル測定器を用いて電力ケーブルの絶縁抵
抗を活線状態で検査する方法で+4  測定にあたって
系統の接地型計器用変圧器の中性点を直流的に大地から
絶縁する操作が必要であり、準備作業や測定に人手を要
するのは勿寵 特に安全性の確保が困難であるため測定
に熟練を要するという問題があり、またこの方法では絶
縁状態を常時監視することはできない。
また固定型測定装置を用いて電力ケーブルの直流分電流
を活線状態で検査する方法で1戴 測定にあたってケー
ブルのシールドのアース点を直流的に大地から絶縁する
操作が必要であり常時監視には適用できない。
これらの活線状態で検査する方法では絶縁劣化検知の対
象が高圧ケーブルに限ら瓢 また絶縁物中のボイド放電
などの局部的な欠陥検知はできない。
本発明は前記事項に鑑みてなされたもので、電力機器や
電力ケーブルの絶縁状態を活線状態で常時監視すること
ができるようにした電気備の絶縁劣化監視装置を提供す
ることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記技術的課題を解決するために一系統以上の
電力伝送経路を有する伝送系において、以下のような構
成とした すなわち、電力電送経路の絶縁状態が低下した際、その
部位に発生する部分放電に起因して発生する進行波を検
出する第1センサ(S)と、前記進行波の発生相を検出
すると同時に外来ノイズを検出する第2センサ(SR)
と、進行波の進行方向を判別するための基準信号を検出
する第3センサ(SFあるいはSG)と、前記第1セン
サ(S)、第2センサ(SR)および第3センサ(SF
、  SG)からの信号を処理する測定部(3)とを有
し、 前記測定部(3)唄 前記第1センサ(S)および第3
センサ(SF、  SG)からの信号の位相比較を行な
うことによって電力ケーブル(L)あるいは電気機器の
絶縁劣化時に発生する進行波を検出して絶縁劣化の有無
を判定し 第2センサ(SR)からの信号に基づいてこ
れが外来ノイズであるか絶縁劣化であるかを検知すると
ともく 絶縁劣化である場合にはその劣化相を検出する
よう構成して電気備の絶縁劣化監視装置としたここで、
さらに具体的に1戴 前記電力ケーブル(L)の接続さ
れる母線の各相と大地間に各々コンデンサ(CTあるい
はC)が設けられ、 前記第1センサ(S)は、  電
力電送経路を構成する電力ケーブル(L)を検出対象と
し 前記第2センサ(SR)+戯 前記各相のコンデン
サ(CT、C)と大地とを接続する各々の電線を検出対
象とし、前記第3センサ(SF、  SG)iL  前
記全てのコンデンサ(CT、C)と大地とを接続する電
線を検出対象とするのが好ましい。
そして、前記第1センサ(S)としては、 環状コアに
検出巻線を巻回してなり、電力電送経路を構成する電力
ケーブル(L)を環状コアに貫通させてこの電力ケーブ
ル(L)をいわゆる一次巻線とすることができ、 第2センサ(SR)としても、環状コアに検出巻線を巻
回してなり、前記各相のコンデンサ(CT、C)と大地
とを接続する各々の電線を環状コアに貫通させてその各
々の電線をいわゆる一次巻線とすることができ、 前記第3センサ(SF、SG)も、環状コアに検出巻線
を巻回してなり、前記全てのコンデンサ(CT、C)と
大地とを接続する電線を環状コアに貫通させてその電線
をいわゆる一次巻線とすることができる。
さらに、前記測定部(3)において、第2センサ(SR
)からの信号に基づいてこれが外来ノイズであると判断
した場合は、進行波に基づく絶縁劣化判定の処理を行わ
ないようにすることができ、あるl、% 14  絶縁
劣化判定をしたとしてもそれをキャンセルすることがで
きる。
また、第1センサ(S)、第2センサ(SR)および第
3センサ(SF、SG)14  起磁力と磁束密度が略
比例関係を有する路線形のBH特性であり、かつ低周波
域から高周波域まで透磁率が略一定である環状のコア(
K)に検出巻線を巻回してなることが好ましい。このコ
ア(K)は、アモルファス金属、とりわけ、コバルトを
主成分とするアモルファス金属で形成することが好まし
い。
もちろんこの例に限らず、高透磁率線形ヒステリシス特
性の珪素鋼板やパーマロイまたはフェライトなどを磁性
材として構成したコアが適用できる。
また、コア(K)は2分割されたカットコアを組合わせ
て環状に構成することもできる。このようにして作られ
た第1センサ(S)は活線状態のケーブルに取付けるこ
とができる。
また、前記第1センサ(S)に商用周波数の地絡電流を
検出する零相変流器の機能をもたせることができる。
そして、前記第1センサ(S)、第2センサ(SR)、
及び第3センサ(SF、SG)代 両端を短絡した第1
の巻線(M1)と第2の巻線(M2)とを巻回して構成
し 第2の巻線(M2)を検出巻線とすることができる
また、第1センサ(S)、第2センサ(SR)及び第3
センサ(SF、  SG)は第1の巻R(M1)を設け
すく 第2の巻線(M2)にインピーダンスZを接続し
て検出巻線とすることもできる。
また、前記コンデンサ(CT、C)l戯  誘電体セラ
ミックスで、例えば碍子状に成型でき、具体的には誘電
体セラミックスで構成したコンデンサ素子を複数個直列
に接続してエポキシ樹脂で碍子状に成型することができ
る。コンデンサ(CT。
C)を、碍子状に成型して、機械的ならびに電気的強度
を有するものとすれ:戴 母線や他の電線の支持碍子を
兼ねることができる。
また、前記コンデンサ(CT、  C)は別の形態とし
て、プラスチックなどの絶縁筒の中に収納し高圧側接触
子を設け、アース側にアース線を設けて構成すれば活線
状態の母線に接続することができる。
そして、前記コンデンサ(CT、C)の誘電体セラミッ
クスの組成を、S r T i O,、MgTiO3、
またはBaTiO3とすることができる。
〔作用〕
電力伝送経路に絶縁上の欠陥が生じると、その部位に部
分放電が発生する。
するとこの放電に起因して進行波が発生味 欠陥部分か
ら線路上の面方向に進行する。したがって、この進行波
の方向を検出することにより絶縁性能が低下した伝送経
路を特定することができる。
そして、前記進行波の方向を検出する方法として、共通
母線に設けた基準点における進行波の進行方向と、共通
母線より取り出した各電力伝送経路に於ける進行波の進
行方向との位相を比較すると欠陥のある系統や機器を特
定することも可能となる。
さらに、各相における電流特性が外来ノイズ(コモンモ
ードノイズ)による場合と絶縁劣化による場合とでは異
なることに着目することによって、絶縁劣化判定をより
確実に行なうことができる。
すなわち、第1図および第2図により作用の一例を説明
すると、まず、P点に絶縁劣化が生ずることにより発生
する進行波電流はすべての第1センサ(S)を通過する
。ここで第1共通母線(LF)に設けたコンデンサ(C
,CT)の近傍に設けた第3センサ(SF)を通る進行
波の方向を基準とし、各ケーブル(L)に設けたセンサ
(S)を通る進行波電流についてみると当該絶縁劣化が
生じたケーブル(L1)のセンサ(S1)だけが逆方向
の進行波を検出することとなる。
同様&ミ 第2共通母線(LG)とアースGNDとの間
に位置する第3センサ(SG)を通る進行波の方向を基
準とすれは 各ケーブル(L)に設けたセンサ(S)を
通る進行波電流についてみると当該絶縁劣化が生じたケ
ーブル(L1)のセンサ(B4)だけが逆方向進行波を
検出することとなる。
さらに−例として、第2図に示すようにコンデンサ(C
T)と大地とを接続する電線(LF(RlS、T))を
一次巻線とした3個の第2センサSRを並列に配置して
、各電線を通過する電流の位相の比較を行なうことで一
定以上の信号がコモンモードノイズであるか絶縁劣化信
号であるかを容易に判別することが可能となり、かつ絶
縁劣化相の検出も容易となる。
したがってこれら第1.第2、第3センサで検出される
信号を測定部3で測定することにより確実な絶縁不良箇
所の検出が可能となる。
各センサの作用についてみると、第3図(A)に示すよ
うく 各センサの環状コアKに巻回された、被検出信号
線たるケーブル(L)には低周波電流と高周波電流とが
流れており、これによりコアKに起磁力が発生している
第1の巻線(M 1 )と第2の巻線(M2)とはケー
ブルL(1次コイル)に対する2次コイルとして作用す
るため、この起磁力に応じ第1の巻線(M1)に起電力
が生じる。しか獣 その両端は短絡しているため、環状
コアに内の磁束変化を打ち消すような電流が流れる。こ
こで環状コア(K)が高透磁率であり、低周波域から高
周波域まで透磁率が略一定であって、残留磁気及び保磁
力がともに小さく、かつ、起磁力と磁束密度が略比例関
係を有する路線形のBH特性を有しているものであれI
fl  第1の巻線(M1)の誘導リアクタンスは低周
波に対しては小となり高周波に対しては大となる。
このため低周波成分は殆ど打ち消され第2の巻線(M2
)からは高周波成分が得られる。
尚、実際上、第3図(B)に示すように被検出m (L
)はコア(K)内に挿通するだけでよし〜また、別の構
成例として第3図(C)のように第2の巻線(M2)に
インピーダンス(Z)を接続味 インピーダンス(Z)
の周波数特性を適切に選定すれ番!、第1の巻線(M1
)を省略することができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図ないし第15図に基づいて説明
する。
図において、1は変電所、2は電気需要場所、3は測定
部 S (Sl、  B2.  B3.B4.  B5
゜B6.  S21.S22.  S23.S32,5
33)は第1センサ、SRは第2センサ、SF、SGは
第3センサ、Mlは第1の巻tM2は第2の巻&にはコ
ア、C,CTはコンデンサ、Pは絶縁劣化点、L (L
l、  L2.  L3.  L4.  L5゜L6.
  L21.  L22.  L23.L32.  L
33)はケーブル、TI、T2.T3は変圧法 Mは電
動機、Bl、  B2.  B3.  B4.  B5
.  B6.  B7、B21.B31は遮断器である
第12図において、240は入力回路、241ハトリガ
ーレベル設定装置、242はフィルタ回路、245はパ
ルス出力回艮 246はカウンタ回路、247は絶縁劣
化判定出力回路、248は時限整定回路である。
第13図において、 140,150は入力回路、14
1.151はトリガーレベル設定装置、 143,15
3はフィルタ回路、 145,155はパルス出力回路
、 146,156はカウンタ回路、147.157は
絶縁劣化判定出力回路、148゜158は時限整定回路
である。
まず、本出願人哄 電力伝送経路中において絶縁不良が
発生した際には、当該部分に部分放電が発生し これら
放電に伴って伝送経路中に進行波が発生することを確認
した 以下、この進行波を基に電力伝送経路中の絶縁不良部分
を検出する装置につき説明する。
第1図において、交流電源Aはまず変電所1に電力を供
給し この変電所1では送電線に変圧器TIと遮断器B
lを介して第1共通母線LFとし、この第1共通母線L
FはコンデンサCを介して接地(GND)されている。
コンデンサCと接地部との間の線路にはこれを取り囲む
ように環状の第3センサSFが装着されており、この第
3センサSFからの出力信号が共通母線に設けた基準点
における信号となる。
前記第1共通母線LFには各々遮断器B2.  遮断器
B3.  遮断器B4.  遮断器B21を介して送電
用のケーブルLL、  ケーブルL2.  ケーブルL
3、ケーブルL21.  L22.L23が接続されて
おり、これらケーブルには環状の第1センサS1、  
S2.  S3.  S21.  S22.  S23
がケーブルを取り囲むように装着されている。
そして前記ケーブルL1は電気需要場所2まで延長され
ている。
前記第1センサSl、  S2.S3の出力信号と第3
センサSFの出力信号は絶縁劣化状態の測定部3に入力
される。
電気需要場所2ではケーブルL1に第1センサS4が装
着されており、遮断器BSを介して第2共通母線LGに
接続されている。
前記第2共通母線LGはコンデンサCを介して接地(G
ND)されている。このコンデンサCと接地部との間の
線路にはこれを取り囲むように環状の第3センサSGが
装着されており、この第3センサSGからの出力信号が
第2共通母線LGの基準点における信号となる。
前記第2共通母線LGには遮断器B6.  遮断器B7
を介して送電用のケーブルL4.  ケーブルL5が接
続されており、これらケーブルには環状の第1センサS
5.S6がこれらケーブルを取り囲むように各々装着さ
れている。
そして前記ケーブルL4は電動機Mに接続さ瓢ケーブル
L5は変圧器T2に接続されている。
前記第1センサS4.S5.S6の出力信号と第3セン
サSGの出力信号は需要場所2に設置した絶縁状態の測
定部3に入力される。
故障点Pからの部分放電に起因する進行波電流代 変電
所lでは第1センサSl、  第3センサSF、測定部
3の構成で検知さ瓢 また、電気需要場所2では第1セ
ンサS4.  第3センサS G、  測定部3の構成
で検知される。
したがって、第1図の故障点Pからの部分放電に起因す
る進行波電流を検出することにより、ケーブルLlに故
障点Pが存在することを知ることができる。
また、故障点Pが需用場所2に設置した電動機Mにある
場合は第1センサ(S5)と第3センサ(SG)、測定
部3の構成で検出される。
同様に故障点Pが変圧器T2にある場合は第1センサS
6と第3センサS G、  測定部3の構成で検知され
る。
故へ ケーブルに限らず電気機器の絶縁劣化も検知する
ことができる。
次へ 第1センサSの動作原理 及び回路の動作原理を
説明する 前記第1センサSは第5図に示すように低周波から高周
波まで透磁率が略一定であって、第4図に示すように残
留磁気及び保磁力が共に小さく、かつB−H特性が線形
となるようなコバルト系アモルファス金属で形成したコ
アKにコイルを巻回して構成したものである。そしてこ
のコイルは第3図に示すようにコアKに短絡して巻回さ
れた第1の巻線Mlと、両端が開放された第2の巻線M
2とからなっている。コアには幅IC)1.、、  内
径150=、、、高さ5漏、に成形してあり、前記第1
の巻線M1の巻回数は3回、第2の巻線M2の巻回数は
10回である。
このような構成とすることにより、電源の周波数とその
高調波である低周波電流と前記した部分放電に伴う進行
波電流とを弁別することができるようになっている。
第1センサSのコアKにコバルト系アモルファス合金を
使用して製作した前記構成例の第1センサSは、2.5
アンペアの商用周波電流でもコアには磁気飽和を起こさ
ない。
次に第2図は3相交流を伝送する線路に実施した例を示
し、これにより絶縁状態が劣化した線路を特定すること
を説明する。
ここで進行波の進行速度Vは、 V= [(透磁率X誘電率)”2]−首となる。
ここで、ポリエチレンケーブルの絶縁体内から部分放電
が発生している場合は進行波の伝送経路はケーブルの導
体とケーブルのシールドとなり、ポリエチレン絶縁体の
誘電率は空気の約4倍であるため伝送経路での伝搬速度
は光速の約1/2となるため、■は150m/μs程度
となる。また、機器から部分放電が発生している場合(
戴 進行波の伝送経路はケーブルの導体と大地となるの
で、この場合の伝搬速度は光速に近くなる。
このように進行波はコアを高速で通過するので鋭いパル
ス起磁力が生ずる。センサのコアKには、電源の周波数
とその高調波である低周波電流の零相電mi Eと前記
した部分放電に伴う進行波電流ipによる起磁力が発生
するが、 第1の巻線Mlの誘導リアクタンスは低周波
に対しては小となり、パルスに対しては大となる。した
がって低周波電流iEの起磁力による磁束変化は略完全
に打ち消すことができるが、 進行波電流ipの通過に
よるパルス電流の起磁力による磁束変化は打ち消されな
いで残る。
このため、第2の巻線M2の両端子から進行波電流の通
過に伴う信号のみを得ることができる。
この場合の電圧検出信号は第1センサSの短絡巻線M1
の効果により例えば第7図、第8図、第9図のような交
番減衰振動の形で得られる。
第7図はケーブルの絶縁体に発生した部分放電に起因す
る進行波電流を第1センサSによって検出した例を示狐
 この場合は高調波を含まない。
第8図は電動機の巻線の絶縁体から発生した部分放電に
起因する進行波電流をケーブルに設けた第1センサSで
検出した例を示し この場合は検出波形の波頭部分に大
きな高調波を含んでいる。
前記したように機器から部分放電が発生している場合1
戴 進行波の伝搬経路はケーブルの導体と大地となるの
で、サージインピーダンスが大であり、また、進行波の
伝搬速度も犬となり、このため波頭部分に高調波を含む
ことが多い。
故E、  第1センサSによる検出波形を観測すること
により、劣化部分がケーブルであるか、また哄 電動機
などの電気機器であるかを推定することができる。
また、第2図の母線LFに設置したコンデンサCTの各
相に挿入した劣化相判定用第2センサSRにより進行波
電流がどの相を通るかを判別して劣化部の判別信号を得
ることができる。さらに、コンデンサCTの共通線に入
れた第3センサSFはどの相が劣化しても、或瓜 系統
内のどの部分が劣化しても進行波電流が同一方向に通過
するので、これにより進行波の方向の基準となる信号を
得ることができる。
実系統に於いて4戯 第2図に示すように高周波のコモ
ンモードノイズ電流inが第1センサSおよび各相に設
けた第2センサSRを通じて流れることがあるハ この
場合鷹 コモンモードノイズ電流inは母線の各相に設
けた各相の第2センサSRをともに位相が同一で通過す
るのに対して、系統の絶縁状態の劣化による部分放電に
起因する進行波電流ipは各相の第2センサSRを異な
る位相で通過することで区別する。したがって、ノイズ
電流inの影響を防ぐことができる。
第2図に示す回路において、ケーブルの絶縁体の劣化に
伴う部分放電に起因する進行波の検出を行った実験結果
について第6図とともに説明する。
グラフ中、 Jはケーブルに設けた第1センサSの信号
特性線 Qは母線に設けた第3センサ(SF。
SG)の信号特性線である。ケーブルに欠陥があると進
行波が第1図P点のように両方向に進行するが、第1セ
ンサSと第3センサ(SF、SG)とは各々進行波電流
が逆方向に通過するため、JとQとは位相が略逆となる
。これにより進行波の存在、すなわち、ケーブルに欠陥
があることが明かとなる。
次に、第2図の絶縁状態の測定部3の動作について説明
する。第1センサS、各相の第2センサSR1第3セン
サSFの各検出コイルからの信号は絶縁状態の測定部3
に入力される。
測定部3で代 第1センサS1  第3センサSFの検
出信号が入力回路40に入力さ肱 トリガーレベル設定
器41による設定値を超える信号がバンドパスフィルタ
回路42.43を通じて検出すべく周波数帯域のみが位
相比較回路44に与えられる。
位相比較回路44ではケーブルの第1センサSからの信
号と共通母線の第3センサSFからの信号の位相が比較
さ瓢 第1センサSが設けられているケーブルから進行
波ipが伝搬している位相関係の場合はパルス化出力回
路45に信号が入力される。
一方、各相の第2センサSRからの検出信号は入力回路
5oに入力さ瓢 トリガーレベル設定器51による設定
値を超える信号がコモンモードノイズ検出回路52に入
力さ瓢 コモンモードノイズ検出回路52では各相の第
2センサSRからの信号の大きさ及び位相を検出し、コ
モンモードノイズ電流inによる信号の場合は出力ロッ
ク回路57を通じて前記のパルス化出力回路45の出力
を出さない。従って−進行波に基づく絶縁劣化判定は行
われない。
また、コモンモードノイズ検出回路52で部分放電によ
る絶縁劣化の信号と判定した場合(戴 絶縁劣化相検出
回路53で各相の第2センサSRからの信号レベル値に
より絶縁劣化相が検出される。
パルス化出力回路45の出力は計数回路46に人力され
る。
計数回路46は時限整定回路48の繰り返し整定時間内
に設定値を超える計数値を得た場合、絶縁劣化判定出力
回路47に信号を与え、絶縁劣化判定出力回路47で判
定結果を表示及び外部に出力する。
一方、パルス化出力回路45の出力と絶縁劣化相検出回
路53の出力はANDゲート54に入力さLANDゲー
ト54の出力が計数回路55に入力される。
時限整定回路48の繰り返し設定時間内において、計数
回路55の計数値が設定値を超える場合は計数回路55
より絶縁劣化相判定出力回路56に信号を与え、絶縁劣
化相判定出力回路56で判定結果を表示及び外部に出力
する。
したがって、測定部3の動作により絶縁状態が劣化した
電力伝送系統と劣化している相を確定することができる
次に、第9図の実際の測定波形の例につき説明する。部
分放電に伴うパルスはそのまま観測することも可能であ
る力(、極めて短時間に発生するものであるため、その
捕捉が困難である場合がある。
そこでパルス検出回路中に共振回路を介挿することによ
りパルスの捕捉を容易ならしめることができる。第9図
はこのような回路を用いた場合の波形を示り、、  J
lは部分放電に伴うパルスであり、その後このパルスは
共振回路を励起して特定周波数の減衰波形J2を呈する
なお、コアにの寸法形状および材質は前記した実施例に
限定されることはなく、検出条件に応じて適宜変更でき
るのは勿論である。
次に本発明に使用するコンデンサCTの製作例を第10
図及び第11図に示す。第1O図のコンデンサは静電容
量が500 p F、  第11図のコンデンサは静電
容量が1.000pFである。第11図は母線の支持碍
子を兼用できるよう製作されており取付スペースが節約
できる。いずれも誘電体セラミックスで構成したコンデ
ンサ素子Fdを複数個直列に接続してエポキシ樹脂でフ
リンジ(Fd)を有する碍子状に成型しtも 本発明に使用するコンデンサCTは本来の目的のための
進行波の高い通過性能および高い部分放電開始電圧のほ
かに実系統に恒久的に設備されるので、高い耐電圧特性
、高い電気絶縁性能 長寿命などの電気的および機械的
な高信頼性が要求される。
種々試作し確認の結果、コンデンサ素子としては誘電体
セラミックスがよく、中でも誘電体セラミックスの組成
が5rTi○、またはMgTi○、またはB a T 
i Oz であるものが進行波通過性能および高い耐電
圧特性の面から適することが判明した従って、本発明で
はこれら誘電体セラミックスを用いるのが好ましい。
また、コンデンサ素子を複数個直列に接続してエポキシ
樹脂で碍子状に成型したもの力& 加速劣化試験の結果
、高い部分放電開始電圧、高い耐電圧の持続性、高い電
気絶縁性能の持続性の面から適することが判明した 従
って、本発明ではこのようなコンデンサ素子を複数個直
列に接続してエポキシ樹脂で碍子状に成型したものを用
いるのが好ましい。
次に、第12図〜第15図により、本発明の別の応用実
施例を示す。
第12図は系統にノイズがないときの絶縁劣化監視装置
の適用例を示狐 この場合は共通母線にコンデンサを設
置する必要がないので簡潔で安価な構成とすることがで
きる。
第13図は系統の絶縁劣化常時監視のほが、系統に地絡
が発生したことを検出する適用例を示し、従来の零相変
流器を第1センサSが代替しており、これにより零相変
流器および地絡継電器を設備する必要がなく、設備費が
安価となり、また設置スペースが節約できる。
第14図は携帯型に構成したものを示す。
第1センサSは分割型コアで製作さへ 電力ケーブルL
に着脱自在となっている。
また、電力ケーブル(L)の接続される母線の各相に、
着脱自在に接続される端子312を有する3本の電線3
11が設けられ、 この各電線311にフユーズFとコ
ンデンサCTとがそれぞれ接続されている。そして、各
コンデンサCTをプラスチック製の絶縁筒310の中に
収納し フユーズ(F)を介して端子312で高圧母線
に接続する。
コンデンサCTのアース側tJI!311はハンディケ
ース300に収納された第2センサSRを経て第3セン
サSFをとおり、接地GNDに接続される。
筐体としてのハンディケース300には測定部3が収納
されており、第1センサS、第2センサSR,第3セン
サSFの出力信号を取り込んでいる。
このように携帯型に構成すれば活線状態で本発明の電気
備の絶縁劣化監視装置を取付け、また、取外しができる
ので同装置の取付けまたは取外しに停電を要しない。
次に第15図へ コンデンサ(CT)として単心ケーブ
ルやトリプレックスケーブルの心線とシールド間の静電
容量を利用した場合を示す。
この場合はセラミックス製コンデンサを母線に設けなく
てもよいので高電圧回路、特に10KV以上の電力伝送
系に適する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電気機器及びケーブルなどの電気備の
絶縁状態を常時活線状態で監視することができる。
また、外来ノイズに影響されることなく絶縁劣化を確実
に検出することができ、かつその位置を特定することが
容易となる。
このため、絶縁不良を軽微な段階で検出することができ
、絶縁不良による事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図は本発明の実施例を示し、第1図
は第1の実施例のブロックは 第2図はそのセンサ部分
と測定部分を組合せた回路は 第3図(A)〜(C)は
センサの正面は 第4図はセンサのBH特性入 第5図
はその周波数特性図、第6図は進行波の検出結果を示す
グラフ云 第7図はケーブルにおける劣化の場合の進行
波の検出結果を示すグラフは 第8図は電動機における
劣化の場合の進行波の検出結果を示すグラフは 第9図
は測定結果のグラフは 第10図(a)〜(C)及び第
11図(a)〜(C)はコンデンサの平面図、正面は 
底面は 第12図は第2実施例を示したセンサ部と測定
部の組合せ回路は 第13図は、第3実施例を示したセ
ンサ部と測定部の組合せ回路図である。第14図は、本
発明の装置を携帯型に構成した例を示す回路は 第15
図は活線を構成する心線とシールド間をコンデンサとし
て利用した例を示した回路図である。 ■・・・変電所、2・・・電気需要場所、3・・・測定
部5(Sl、  B2.  B3.  B4.B5. 
 B6.S21゜S 22.  S 23.  S 3
2.  S 33 )・・・第1センサ、SR・・第2
センサ、 SF、SG・・第3センサ、Ml・・・第1
の巻4%、M2・・・第2の巻線、K・・・コア、C,
CT・・・コンデンサ、P・・・絶縁劣化点、L(Ll
、  L2.  L3.  L4.  L5.  L6
.  L21.  L22、  L23. L32. 
 L33.  LF)・・・ケーブル、TI、T2.T
3・・・変圧法 M・・・電動機、B2 B3.B4 B31・・・遮断@λ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)電力電送経路の絶縁状態が低下した際、その部位
    に発生する部分放電に起因して発生する進行波を検出す
    る第1センサ(S)と、 前記進行波の発生相を検出すると同時に外来ノイズを検
    出する第2センサ(SR)と、 進行波の進行方向を判別するための基準信号を検出する
    第3センサ(SF、SG)と、 前記第1センサ(S)、第2センサ(SR)および第3
    センサ(SF、SG)からの信号を処理する測定部(3
    )とを有し、 前記測定部(3)は、前記第1センサ(S)および第3
    センサ(SF、SG)からの信号の位相比較を行なうこ
    とによって電力ケーブル(L)あるいは電気機器の絶縁
    劣化時に発生する進行波を検出して絶縁劣化の有無を判
    定し、第2センサ(SR)からの信号に基づいてこれが
    外来ノイズであるか絶縁劣化であるかを検知するととも
    に、絶縁劣化である場合にはその劣化相を検出すること
    を特徴とする電気設備の絶縁劣化監視装置。 (2)前記電力ケーブル(L)の接続される母線の各相
    と大地間に各々コンデンサ(CT、C)が設けられ、 前記第1センサ(S)は、電力電送経路を構成する電力
    ケーブル(L)を検出対象とし、第2センサ(SR)は
    、前記各相のコンデンサ(CT、C)と大地とを接続す
    る各々の電線を検出対象とし、 前記第3センサ(SF、SG)は、前記全てのコンデン
    サ(CT、C)と大地とを接続する電線を検出対象とし
    ていることを特徴とする請求項1記載の電気設備の絶縁
    劣化監視装置。 (3)前記第1センサ(S)、前記第2センサ(SR)
    、前記第3センサ(SF、SG)は、それぞれ、環状コ
    アに検出巻線を巻回してなり、しかも、そのそれぞれが
    その検出対象を環状コアに貫通させて、一次巻線として
    いることを特徴とする請求項1または2記載の電気設備
    の絶縁劣化監視装置。 (4)前記測定部(3)は、第2センサ(SR)からの
    信号に基づいてこれが外来ノイズであると判断した場合
    は、進行波に基づく絶縁劣化判定の処理を行わないこと
    を特徴とする請求項1または2記載の電気設備の絶縁劣
    化監視装置。 (5)前記第1センサ(S)、第2センサ(SR)およ
    び第3センサ(SF、SG)を構成する環状コアは、起
    磁力と磁束密度が略比例関係を有する路線形のBH特性
    であり、かつ低周波域から高周波域まで透磁率が略一定
    である請求項3記載の電気設備の絶縁劣化監視装置。 (6)前記第1センサ(S)に商用周波数の地絡電流を
    検出する零相変流器の機能をもたせたことを特徴とする
    請求項1または2記載の電気設備の絶縁劣化監視装置。 (7)前記コア(K)は、アモルファス金属で形成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電気設備の絶縁劣化
    監視装置。 (8)前記アモルファス金属は、コバルトを主成分とす
    るアモルファス金属であることを特徴とする請求項7記
    載の電気設備の絶縁劣化監視装置。 (9)前記第1センサ(S)、第2センサ(SR)、第
    3センサ(SF、SG)は、第1の巻線(M1)と第2
    の巻線(M2)とを巻回してなり、第1の巻線(M1)
    は両端を短絡してあり、第2の巻線(M2)を検出巻線
    としたことを特徴とする請求項3に記載の電気設備の絶
    縁劣化監視装置。 (10)前記コンデンサ(CT、C)は、誘電体セラミ
    ックスを用いて形成されていることを特徴とする請求項
    2記載の電気設備の絶縁劣化監視装置。 (11)前記誘電体セラミックスの組成が、SrTiO
    _2またはMgTiO_3またはBaTiO_3である
    ことを特徴とする請求項10記載の電気設備の絶縁劣化
    監視装置。(12)前記コンデンサ(CT、C)が碍子
    状に成型され機械的ならびに電気的強度を有し、前記母
    線(あるいは電線)の支持碍子を兼ねた構造であること
    を特徴とする請求項10記載の電気設備にの絶縁劣化監
    視装置。 (13)前記コンデンサ(CT、C)は、誘電体セラミ
    ックスで構成したコンデンサ素子を複数個直列に接続し
    てエポキシ樹脂で碍子状に成型したことを特徴とする請
    求項12記載の電気設備の絶縁劣化監視装置。 (14)前記コンデンサ(CT、C)として、母線を構
    成する心線と、この心線を覆うシールドとの間の静電容
    量を利用した請求項2記載の電気設備の絶縁劣化監視装
    置。 (15)前記第1のセンサの環状コアが、分割して検出
    対象の電力ケーブル(L)に着脱自在で、また、前記電
    力ケーブル(L)の接続される母線の各相に着脱自在に
    接続される端子を有する電線が設けられ、各電線に前記
    コンデンサが設けられるとともに各コンデンサの接地側
    電線に前記第2センサ(SR)と前記第3センサ(SF
    、SG)が設けられ、第2センサ(SR)と第3センサ
    (SF)と、測定部(3)とを筐体(300)組み込ん
    で、携帯用とした請求項2記載の電気備の絶縁劣化監視
    装置。
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