JPH0485218A - カセット収容装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は記録紙を積層収容するためのカセットを、プリ
ンタや複写機等の画像形成装置本体に対して着脱自在に
収容するカセット収容装置に関する。

従来の技術及び発明が解決しようとする課題レーザープ
リンタやサーマルプリンタ等の種々のプリンタや複写機
等の画像形成装置にあっては、シート状の記録紙を給紙
カセット内に多数枚積層収容しておき、ここから給紙さ
れた記録紙に対して、画像を形成するようにしている。

近年にあっては、例えばレーザービームプリンタの設置
面積を小さくすべく、プリンタ本体つまり装置本体の小
型化が達成されつつあると共に、給紙カセットをプリン
タ本体に内蔵することが提案されている。そして、給紙
カセットは通常記録紙のサイズが相違した複数種類が用
意されており、使用者は任意のサイズの記録紙を選択し
て所定の給紙カセットをプリンタ本体に装填することに
なる。プリンタ本体の小型化が達成されても、記録紙の
サイズは一定のサイズとなっており、記録紙のサイズに
よっては、そのサイズのカセットをプリンタ本体に装填
すると、カセットの端部がプリンタ本体から突き出る場
合がある。

この突き出した部分の記録紙は外部に露出されることに
なるので、その部分は他の部分に比してプリンタ外部環
境の湿度を吸湿して含水率が高くなる。この結果、−枚
の記録紙には相互に含水率が相違した部位が発生するこ
とから、記録紙に形成された画像品質が記録紙の部位に
よって相違してしまうことがある。カセットの上面をほ
ぼ全体にわたりカバーによって覆うようにすれば、−枚
の記録紙の各部位の含水率を均一に維持することは可能
であるが、このようなカバーを設けると、空となったカ
セット内に記録紙を再装填する際には、その操作が繁雑
である。この操作の便宜を考慮すれば、カセットにカバ
ーを取付けないことカ（望ましい。

本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
あり、装置本体に比して大型のカセットが装填され、そ
のカセットの端部が装置本体から突出してしまう場合で
、装置本体に設けられたカセットカバーが突出部を覆う
ようにして、高品質の画像を記録紙に形成し得るように
することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明は、記録紙が収容され
るカセットを画像形成装置本体に着脱自在に収容するカ
セット収容装置において、前記装置本体に前記カセット
を装填したときに、前記カセットの端部を前記装置本体
から露出させる開口部を前記装置本体に形成し、前記カ
セットのうち前記装置本体から露出した部分を覆うカセ
ットカバーを前記開口部に備えてなるカセット収容装置
である。

作用 装置本体には種々のサイズのカセットを装填することが
可能であり、装置本体の寸法よりも大きなサイズのカセ
ットが装填された場合には、その端部は装置本体に形成
された開口部から突出することなる。そして、その開口
部にはカセットカバーが設けられており、カセットのう
ち外部に突出して露出される部分は、このカセットカバ
ーによって覆われることになり、カセット内に収容され
た記録紙のうち突出した端部に対応する部分は、外部環
境の影響を受けなくなる。これにより、カセット内の記
録紙に所定の画像を形成した場合には、−枚の記録紙全
体に均一な品質となった画像が形成される。

実施例 以下、図示する実施例に基いて本発明の詳細な説明する
。

第１図及び第２図はレーザービームプリンタの一例を示
す概略断面図であり、画像形成装置本体をなすプリンタ
本体のハウジング１には、その中央部に画像形成部２が
組込まれている。この画像形成部２は感光体ドラム３と
、この周囲に配置された帯電チャージャ４、現像器５、
転写チャージャ６、及びクリーニング装置７を有してい
る。感光体ドラム３の上方には、画像情報に応じてレー
ザー光を感光体ドラム３の外周面に照射するレーザー装
置８が設けられている。

第２図に示されるように、カセット１０に積層された状
態で収容された記録紙１１は、給紙ローラ１２によって
繰り出された後に、搬送ローラ１３によりタイミングロ
ーラ１４にまで搬送される。

このタイミングローラ１４によって記録紙１１は所定の
タイミングで感光体ドラム３と転写チャージャ６との間
に搬送されて、感光体ドラム３の外周面に形成されたト
ナーの画像が記録紙１１に転写される。転写されたトナ
ー画像が定着ローラ１５によって記録紙１１に熱融着さ
れた後に、記録紙１１は排紙ローラ１６により排紙トレ
ー１７にまで搬送される。給紙ローラ１２から排紙ロー
ラ１６までの記録紙１１の搬送はガイド板により案内さ
れる。

カセット１０は記録紙１１のサイズに応じて複数個用意
されているが、何れもカセット１０の上面にはカバーが
設けられていない。そして、第２図は装置本体ｌの前後
方向の寸法、つまり第１図及び第２図において左右方向
の寸法よりも、長い縦方向の寸法を有するカセット１０
が装置本体１内に装填された状態を示している。このサ
イズのカセット１０はその前面を装置本体１の前面にほ
ぼ一致させた状態まで装填すると、カセット１０の後端
部が装置本体１の後端面から、第２図に示されるように
、突出することになる。このように、カセット１０の後
端部を突出させるべく、装置本体１の後面には、第１図
に示されるように開口部２０が形成されている。

この開口部２０の詳細を示すと、第３図及び第４図の通
りであり、装置本体１の左右両内面には、案内溝を有す
るガイドレール２１が設けられている。ガイドレール２
１に係合する基部２２ａと、この基部２２ａの端部から
下方に向けて折れ曲った係合部２２ｂとを有するカセッ
トカバー２２が、ガイドレール２１によって摺動自在に
装置本体１に取付けられている。この摺動によってカセ
ットカバー２２は開口部２０を開閉する。

このカセットカバー２２に対して、開口部２０を閉じる
方向の弾発力を付勢するために、第３図及び第４図に示
されるように、装置本体１に取付けられたピン２３とカ
セットカバー２２の基部２２ａに取付けられたピン２４
とに引張コイルばね２５が装着されている。したがって
、第１図に示すように、カセット１０を抜き出した場合
、及び装填されたカセット１０の後端部が開口部２０か
ら突出しない場合には、ばね２５の弾発力によって、カ
セットカバー２２の閉塞部２２ｂが開口部２０を閉じる
ことになる。これにより、カセット１０が装填されない
状態における開口部２０から装置本体１内へのゴミやホ
コリ等の進入が防止される。

そして、第２図に示すサイズのカセット１０が装填され
ると、その後端部は装置本体から突出してその後端部上
面が装置本体の外部に露出されることになか、このとき
には、係合部２２ｂがカセット１０の後端面と当接して
、カセットカバー２２の基部２２ａはカセット１０の後
端部を覆う。

これにより、カセット１０に収容されている記録紙１１
の後端部は外部環境にさらされることがなく、カセット
１０内の記録紙１１は全体的にほぼ均一の含水率に保持
される。

尚、前記ばね２５を設けることなく、カセットカバー２
２を閉じる操作は作業者が行なうようにしても良い。そ
の場合でも、カセット１０を装填すると、第２図に示さ
れるように、そのカセット１０の露出した後端部は確実
にカバーされる。

第５図は他の実施例に係るカセット収容装置を示す図で
あり、前記実施例と共通する部材には同一の符号が付さ
れている。

装置本体１には、これに形成された開口部２０を開閉す
るためのカセットカバー３２がヒンジ３１を中心に回動
自在に取付けられている。そして、この場合には、カセ
ット１０が未装填の状態では、図中二点鎖線で示すよう
にカセットカバー３２が自重で開口部２０を閉塞し、第
５図に示すようなサイズのカセット１０が装填されると
、カセット１０の露出端部の上面を覆うことになる。図
示する場合には、自重でカセットカバー３２が開口部を
閉じるようにしているが、ヒンジ３１にねじりコイルば
ね等のばね部材を装着することによって、このばね力に
よりカセットカバー３２に閉塞力を付勢するようにして
も良い。

上記実施例は、レーザービームプリンタにカセット収容
装置を適用した場合を示すが、これ以外に複写機やサー
マルプリンタ等のように、シート状の記録紙を積層して
収容するためのカセットを使用する画像形成装置に対し
て本発明を適用することができる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、装置本体の寸法よりも
大きな寸法を有するカセットを装填した場合には、カセ
ットの端部は装置本体の外部に開口部を通って露出する
ことになるが、この開口部にはカセットの露出部を覆う
カセットカバーが設けられていることから、カセット内
の記録紙は外部環境の影響を受けることなく、その記録
紙に対して画像を形成した場合には、−枚の記録紙全体
にわたり均一の画像品質となった画像を形成することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はカセットを外した状態における本発明のカセッ
ト収容装置を有するレーザービームプリンタを示す概略
断面図、第２図は大型のカセットを装填した状態におけ
る第１図に示されたレーザービームプリンタを示す断面
図、第３図は第２図における■−■線に沿う断面図、第
４図は第２図の要部拡大断面図、第５図は本発明の他の
実施例に係るカセット収容装置を示す一部省略断面図で
ある。 第１ １・・・装置本体、１０・・・カセット、２０・・・開
口部、２２．３２・・・カセットカバー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　記録紙が収容されるカセットを画像形成装置本体に着
   脱自在に収容するカセット収容装置において、前記装置
   本体に前記カセットを装填したときに、前記カセットの
   端部を前記装置本体から露出させる開口部を前記装置本
   体に形成し、前記カセットのうち前記装置本体から露出
   した部分を覆うカセットカバーを前記開口部に備えてな
   るカセット収容装置。