JPH0485060A - カラー画像プリント装置 - Google Patents

カラー画像プリント装置

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JPH0485060A
JPH0485060A JP2200419A JP20041990A JPH0485060A JP H0485060 A JPH0485060 A JP H0485060A JP 2200419 A JP2200419 A JP 2200419A JP 20041990 A JP20041990 A JP 20041990A JP H0485060 A JPH0485060 A JP H0485060A
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dot
dots
recording
color
aperture
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JP2200419A
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Inventor
Masaharu Nishikawa
正治 西川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はライン記録ヘッドを用い、同一記録紙面上に異
なった色の画像を重ね合わせてプリントするカラー画像
装置に関する。
[従来の技術] ラスタデータを受信してライン記録ヘッドにより記録紙
上にプリントを行なうと共に、記録紙およびライン記録
ヘッドをライン記録方向とは直交する方向へ相対的に移
動させながら、同一記録紙面上に異なった色の画像を重
ね合わせてプリントするカラー画像プリント装置は公知
であり、広く実用化されている。
その−例であるカラー静電プロッタにおいては記録紙幅
が1メートルに近いような幅広の記録紙が適用される。
この様な幅広の記録紙においては、記録紙の吸湿や乾燥
による寸法変化の絶対量が多くなる。このために先行し
てプリントを行なった色の画像と、後からその上に重ね
合わせる画像とが重なり合わなくなってしまうという問
題点がある。
本発明者はかかる不都合を除去するために、特開昭61
−272759号公報、特開昭63−95780号公報
、特開昭63−95781号公報等に開示されているよ
うに、ラスターデータ中にダミードツトを挿入してデー
タ長を変更し、多色画像重ね合わせ時の色ずれ発生を防
止する手段を提案した。
第9図(a) 〜(d)は上記特開昭63−95780
号公報に開示されている手段を説明する図である。(a
)はプリント画像を構成するラスタデータ列であり、斜
線丸はプリントされるドツト。
白丸はプリントされないドツトであり、矢印はダミード
ツトを形成するために指定したアドレスを示している。
第1色目のプリントにおいては(b)に示すように用足
したアドレスにあるプリントデータをコピーしてその隣
に挿入する。したがって(b)における斜線ドツトが第
1色目のプリントにおいてプリントされる。
今、第2色目のプリントを行なうまでの間に記録紙か縮
んで、(b)のように形成されたドツト位置か(C)に
示すように変形したとする。
ここで第2色目のプリントに先立って記録紙の幅を計測
すると、1色目のプリント時の紙幅に対する縮み量が算
出される。その結果、図示例のように1ドツトピツチ分
の縮みか生じたことか検知される。そこで第2色目のプ
リントデータに対しても、基本的には(a)=(b)へ
の変換操作と同様な操作を施す。ただし第2色目の画像
は、(C)の上へ(b−)を重ねた状態になるから、図
示右端近傍のドツトは1ドツト分の色ずれを生してしま
う。
ところで前記紙幅の検知結果は、1ドツト分の縮みであ
ることを示しているので、前記(a)→(b)なる変換
過程でダミードツトを加える箇所を1tii所減らすか
、または(a)−(b)の変換を行なった後に、ダミー
ドツトとして加えたものを一つ削除する操作を行なう。
(d)は上記のようにして得られたドツト列を示してい
る。矢印の箇所からダミードツトが1個削除されている
この様な操作によって1ドツト分縮みを生じた第1色目
のプリント(C)の上へ第2色目のプリントドツト(d
)が重ね合わされ、1ドツト以上のドツト位置ずれが生
じないように配慮されている。
[発明が解決しようとする課8] この様な補正手段によれば、色ずれが1ドツト以内にお
さえられる点では極めて好都合である。
しかし指定位置でコピーして加えたダミードツトによっ
て原画像が部分的に変形されてしまう不具合がある。例
えば図示例のように1ドツトのプリントドツトが指定位
置にあると、2ドツトのプリントドツトに変換されてし
まい、著しい原画像の変形として感知されてしまう欠点
があった。
そこで本発明の目的は、記録紙幅の伸び縮みに起因する
カラー画像の色ずれを防止できるのは勿論、原画像の著
しい変形を回避できると共に、局所的なドツト位置の歪
による画像ムラの発生を防止できるカラー画像プリント
装置を提供することを目的とする。
し課題を解決するための手段〕 上記課題を解決し目的を達成するために、本発明におい
ては次のような手段を講した。
ラスターデータを受信してライン記録ヘッドにより記録
紙上にプリントを行なうと共に、記録紙およびライン記
録ヘッドをライン記録方向とは直交する方向へ相対的に
移動させながら、同一記録紙面上に異なった色の画像を
重ね合わせてプリントするカラー画像プリント装置に於
いて、二次元マトリクス状に設けた開口のうちの所定領
域に置ける各開口の主走査方向の配列ピッチが、基準画
素ピッチPにほぼ等しいピッチである第1の開口列の中
に、配列ピッチが上記基準画素ピッチの約1/2のピッ
チである第2の開口列を離散的に含ませてなる単位マト
リクス開口列を有するイオンフロープリントヘットと、 このイオンフロープリントヘッドを用いてのプリントに
際し、記録紙幅を検知した情報に基づいてプリントラス
ターデータ列における前記1/2Pて配列されている開
口に対応する位置に、イオンを放出させないブランク信
号を挿入してデータ列ドツト位置をシフトさせる手段と を備えるようにした。
[作用コ 上記手段を講した結果次のような作用が生しる。
ブランクとして指定した1/2Pで配置された開口から
はイオンは放出されないが、ブランク指定によりデータ
列中の各ドツト位置がシフトされることになる。このた
めプリントされるドツト数の増減なしに色ずれを防止で
きる。したがって原画像の著しい変形を回避できる。し
かも1/2Pで配置された開口にプリントされるデータ
が加えられたとき、隣接ドツト間の干渉作用により、プ
リントドツトのピッチか平均化される作用が発生する。
このためプリントドツト位置の局部的な歪が緩和され、
画像の自然性が保たれる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例におけるイオンフロ記録ヘッ
ドの構成を関連要素と共に示した図である。図示の如く
、記録ヘッド1は電極層3,4゜6および絶縁層2,5
からなっている。7は記録紙で、8は記録層59は導電
体層である。10は交流高圧高周波電源、11はプリン
ト信号入力端。
12はバイアス電源、13はイオン放出開口を各示しで
いる。図はプリントドツトを形成するための開口を含む
エレメントの一つの断面図を示しているが、実際にはこ
れらのエレメントが二次元マトリクス状に配列されて記
録ヘッド1は構成されている。
電極3は第3図に91〜g8で示すように開口を主走査
方向(第3図中横方向)に電気的に連接するようにセグ
メント化された帯状電極である。
また電極4は第3図にLl、L2.L3・・・で示すよ
うに開口を副走査方向(第2図中縦方向)に対してやや
斜めに電気的に連接するようにセグメント化された帯状
電極である。電極6は幅広な板状電極部材からなり、こ
れに開口をマトリクス状に設けたものであり、セグメン
ト化されていない。
電極3と4との間に交流高圧高周波電圧を印加すると、
電極4の孔の周縁部分に正、負のイオンが発生する。ま
た電極6の電位に対して電極4の電位が負になるような
パルス電圧を電極4に印加すると、発生した負イオンは
開口13から放出され、バイアス電源12の作用で拡散
すること無く、記録媒体7の表面に到達して静電潜像ド
ツトを形成する。
第3図に示す電極g1〜I18は所定の時間差をもって
順次アドレスされ、交流高圧高周波電圧が印加される。
電極Ll、L2.L3・・・にはプリント画信号が同時
に印加される。画電極がクロスする交点の開口からプリ
ント画信号にしたがってイオンが放出される。
上記記録ヘッド1の変形構成として、4と6の電極をセ
グメント電極として第3図のβおよびLの電極に対応さ
せ、電極3はベタ電極構成とすることもできる。なお本
発明を適用する記録ヘッドの型式としては第2図に示す
型式のものであっても良い。
第2図において、15は記録ヘッド本体であり、16お
よび17は電極層、18は絶縁層、19はイオン放出開
口である。20はコロトロン、21はコロナワイヤ、2
2はコロナ高圧電源、23はバイアス電源、24は記録
信号回路である。
電極16.17と開口19とは、第3図の電極pとLお
よび開口りに対応し、マトリクス構造をしている。コロ
ナワイヤ21で発生したコロナイオン流は開口19を通
って記録紙7の方向へ向うが、開口19のイオン通過は
電極16.17に印加する電圧によって制御される。電
極16.17に印加される電圧は常時はイオンを通過さ
せない方向の電界を形成しているが、セグメント化され
た双方の電極のうち選択されたものにイオンを通過させ
る方向の電圧が印加された場合、その交点の開口をイオ
ンが通過して記録紙7に向って放出される。
上記第1図または第2図に示した記録ヘッドにおける特
徴点は、開口の配列ピッチにある。その詳細を第3図を
参照して説明する。
第3図は二次元マトリクス状に配列された開口およびセ
グメント化した電極の構成と、この開口構成を主走査ラ
イン上に展開したときの開口位置および開口選択順序を
示す図である。すでに述べたように同図において11〜
g8は主走査方向に沿って開口を電気的に連接するセグ
メント電極、Ll、L2.L3・・・は副走査方向に対
してやや傾斜した方向に沿って開口を電気的に連接する
セグメント電極である。そしてh1〜h8は単位マトリ
クスMを構成する開口である。矢印P、Fは記録紙の搬
送方向を示している。またSは主走査ライン上に展開し
た開口位置を示し、各開口に付した番号は開口の選択順
序を示している。
記録紙上に主走査方向に沿った1本のドツトラインを記
録するケースについて説明する。記録紙の所定位置が電
極g1の直下に搬送されたとき、電極g1を選択して制
御信号を印加し、同時に電極L2に画信号を加えると、
開口h1からイオンが放出されて記録ドツトか形成され
る。このときの主走査ライン上の開口位置はSlである
。次に記録紙か電極1!2の直下に送られたときに電極
Ω2に制御信号を加え、同時に電極L2に画信号を加え
ると、主走査ライン上に次のドツトか記録される。同様
にして記録紙を搬送しなからΩ3〜ρ8までの電極に次
々に制御信号を加え、同時に電極L2に画信号を加える
と、同じ主走査ライン上に次々にドツトがプリントされ
る。この時、開口h1〜h8が単位マトリクスMを形成
している。
主走査ライン方向の開口ピッチは概ね一定ピッチPにな
っているが、これ以外に開口ピッチかほぼ1/2Pにな
っている開口h2.h4が含まれている。
第4図は上記構成の記録ヘッドによって形成される記録
ドツトの状況を示す図である。第4図においてD1〜D
8で示したのが記録ドツトであって、開口位置51〜S
8に対応している。一番目に形成されるドツトD1は開
口位置S1の直下に形成される。次のドツトD2も開口
位置直下に形成される。3番目のドツトD3は先に形成
されたドツトに重り合うのでドツトDI、D2による斥
力を受けるが、両側から同じ斥力を受けるためにドツト
形成位置は開口S3の直下になる。1/2Pの開口位置
S4にある開口によって記録されるドツトは、すでに形
成されているドツトD2に大きく重なるため大きな斥力
を受けてD4の位置にシフトする。その他のドツトは各
先行して形成されているドツトの作用を受けて図のよう
な位置に形成される。なお砂目で塗りつぶしたドツトは
各開口の直下に形成されるドツトを示している。
第5図は1/2Pを形成する開口の一つに、イオンを放
出させない画信号を加えた場合の記録ドツトの状況を示
す図である。ドツトD2.D5が形成された後でドツト
D6が作られるが、先行ドツトD2.D5の斥力を受け
てドツトD6の形成位置は両者の中間位置方向ヘシフト
する。
この様に1/2Pで配置された開口のうち後からアクセ
スされる開口h4が記録ドツトを形成する時は、ドツト
D2の斥力で開口ピッチよりも記録ドツトピッチか広が
る方向に修正される。また開口h4が記録ドツトを形成
しないときには、その隣の記録ドツトD6がドツトD2
に近よってきて不自然なドツトピッチが修正される。
この様なドツトピッチ修正作用をより有効ならしめるた
めに、1/2Pの開口の−っh2をアクセスした後、1
/2Pの他の開口h4をアクセスしてからその隣の開口
h6をアクセスするようにすることが好ましい。
この様なアクセス順序は上記した例に限定されない。例
えば単位マトリクスの一方の端から他方の端へ順番にア
クセスするなど別の組み合わせでその条件を満たす事が
できる。
次に第6図(a)(b)は先行記録ドツトによって後続
の記録ドツトが斥力を受ける状況を説明する図である。
第6図(a)(b)において、1はイオンフロープリン
トヘッド、7は記録紙、e1、e2は先行記録ドツトに
よる等電位面の歪曲を示す線、11〜I3は電気力線、
El〜E3は先行記録ドツトおよび後続記録ドツトの電
位分布を示している。第6図(a)は開口か先行ドツト
から通常の開口ピッチPだけ離れているときの状況を示
しており、(b)は開口が先行ドツトから1/2Pだけ
離れている時の状況を示している・(a)に示すように
、先行の記録ドツトがあると、el、e2に示すように
等電位線は凹レンズ状に歪む。後続の記録ドツトを形成
するとき、開口は先行ドツトの中心から開口ピッチPた
け離れた位置にあってイオンを放出する。しかるに開口
の直下の等電位線は歪んでいるため、これに直交する方
向に描かれる電気力線11〜13は後続ドツトが先行ド
ツトから離れる方向に歪む。イオンは電気力線11〜I
3に沿って移動するので、後で作られる記録ドツト位置
はシフトし、ドツト間ピッチP′ も開口ピッチPより
やや広くなる。これに対して(b)の場合は先行ドツト
による等電位線の歪がより大きいところで後続のドツト
が形成される。したかって開口ピッチか1/2Pである
のに対し、記録ドツトピッチはPに近いP′まで広げら
れる。
上記のように構成されたイオンフロー記録ヘッドを用い
、色重ね画像の各色間のドツト位置すれを補正する方法
を以下説明する。
第7図においてAは1主走査ラインを形成するプリント
画信号列、Bは記録ヘットの1/2P配列開口に対応し
た補正ブランクドツト挿入位置、C,Hは各色の記録時
に挿入するブランクドツトの列、D、1.A’はブラン
クドツトの挿入加工後のプリント画信号列、Eは1/2
Pの開口を含む記録ヘッドの開口位置を主走査ライン上
に展開した図、Fは先行色のプリント直後の記録ドツト
位置を示す図、G、には同上記録ドツト位置が記録紙の
伸び縮みで移動したことを示す図、J、  Lは本願に
したがってブランクドツトで修正した画信号によって記
録された記録ドツト位置を示す図である。
Aに示す1主走査ラインを形成するプリント画信号列に
おいて、斜線を施したものは記録ドツトを形成する画信
号、白丸は記録ドツトを形成しない画信号である。なお
ここでは先行プリント画信号と後続色のプリント画信号
とが同じパターンの信号であるものとして説明する。
Bに示すように補正のためのブランクドツトの挿入可能
位置は、Eに示す記録ヘッドの構成と対応し、記録ヘッ
ドの172Pで配列された開口のうち、後から選択され
る開口にブランクドツトがアドレスされるように位置決
めする。図示例では原画信号Aのドツト位置1,9.1
7,25.・・・(8N+1)の後ろがその位置となる
。(ただしNは正の整数) 第1色目のプリント時においてブランクドツトを挿入可
能位置の一つおきに入れた列をCに示す。
ブランクドツトを加えたプリント画信号列はDに示すも
のとなる。加えたブランクドツトは砂目状に塗って示し
た。なおブランクドツトはイオンを放出させないドツト
であって白丸のドツトと同じである。
プリント画信号列りの各情報はEに示すプリントヘッド
の各開口へ左から順番に対応づけされるものとする。プ
リントドツトとブランクドツトについては開口との対応
関係を矢印にて示した。この様にブランクドツトは1/
2Pて配列された隣り合う開口のうち後から選択される
開口に加えられる関係が保たれている。
プリントされた画像位置はFに示すようになる。
大部分のドツトは開口の直下か、僅かにずれた位置に形
成される。しかるに1/2Pて配列された隣り合う開口
位置で、共にプリントドツトが形成される16.17番
のドツトについては17番のドツトが16番のドツトの
斥力を受けてその形成位置はドツト間ピッチが広がる方
向にずれる。
このようにして形成された画像の上に次の色の画像を重
ね合わせて形成する場合において、記録紙が吸湿により
伸び、その結果Gに示すように左側を基準にして位置合
わせしたとき右側で約1ドツト分の位置がずれたとする
。この状態のまま次の色のプリントを第1色目と同じ様
に行えば、記録紙の右側では1ドツト分の色すれが生し
てしまつO これを防止するために次の色のプリント時には、ライン
の右側で1ドツト分だけドツト位置か右方向ヘシフトす
るように、ブランクドツトB3を追加する。つまりHに
示すようにブランクドツトB2、B3.B4が挿入され
たものとする。この様にブランクドツトを加えて修正し
たプリント画信号列は■に示すものとなる。加えられた
ブランクドツトB2.B3.B4はEに示すように1/
2Pて配置された開口に対応している。各記録ドツトと
ブランクドツトの開口との関係は矢印で示されている。
F、G、H,Iを比較して明らかなようにブランクドツ
トの追加によってドツト形成位置は修正されて色ずれが
防止される事が解る。
つぎに先行色の記録ドツトを形成した後、次の色の記録
ドツトを形成する間に脱水・乾燥によって記録紙が縮ん
だ場合の色合わせ補正例を説明する。
KはFに示されるプリント画像が記録紙の縮みによって
ほぼ1ドツト分縮んた状態を示している。
この画像に色合わせするために主走査方向に1ドツト分
縮んだ画像を記録すべく、第1色目の記録時にはブラン
クドツトB2.B4を加えないようにする。したかって
修正後のプリント画信号列はA′に示すようになる。つ
まり原信号列と同しものとなる。この画信号を矢印で示
すように記録ヘッドに対応させると、Lに示すような記
録ドツトか得られる。F、に、Lの比較から明らかなよ
うに記録ドツト位置は修正されて、色すれは防止される
以上第7図で説明したように本実施例は1/2Pに1置
された開口の、タイミング的に後から選択されるものに
画信号をアドレスさせるか、ブランクドツトをアドレス
させるかについて制御し、主走査方向の記録ドツト位置
を任意にシフトさせてドツト位置を修正する方式のもの
である。したがって画像を形成する記録ドツト数は増減
することなく一定であり、その結果プリント画情報が変
形されてしまうような重大欠点が生しない。しかモフラ
ンクドット挿入位置がイオンフロー記録ヘッドの1/2
Pに配列された開口部に特定されているために、ブラン
クドツトの有無にかかわらず自動的にその近くのドツト
ピッチを平均化するドツトシフト作用が発生する。この
ため局部的なドツトピッチムラが緩和される効果がある
。なお上記説明では主走査方向のドツト数が極めて少な
い例について説明したため、ブランクドツト挿入可能箇
所が少ないが、例えば400DPIの画素密度で単位マ
トリクスの開口数が8個で、全長850ミリメートルの
記録幅を有する記録ヘッドの場合には、ブランクドツト
挿入位置は1700箇所もある。したがって主走査方向
のドツト位置の最大調整幅は約106ミリメードルとな
る。通常の場合、記録紙の吸湿・乾燥による伸び縮み量
は多くみても1%以下、すなわち上記例では8.5ミリ
メートル以下であるから調整幅としては十分すぎるほど
大きい。
従って第7図の説明では初めの色の記録時に、挿入可能
位置の半分にブランクドツトを挿入するように説明した
か、実際には115〜1/10程度の箇所への挿入で十
分である。
第8図は第7図で説明したプリント画信号列を補正する
機能をもったプリント信号回路例を示す図である。同図
において30はプリント原信号回路、31は受信バッフ
ァ回路、32は書込みアドレス回路、3Bは読出しアド
レス回路、34は読出しバッファ回路、35はドツト列
補正回路、36は補正指令回路、37は記録紙幅検知回
路 38は記録紙幅メモリ回路、39はマトリクス変換
回路、40は書込みアドレス回路、41は読出しアドレ
ス回路、42はラッチ回路、43はプリントヘッドドラ
イバ回路である。
プリント原信号回路30から送出されたラスク画信号は
、受信バッファ回路31へ送られ、書込みアドレス回路
32の指定にしたがって格納される。この受信バッファ
回路31は通常1ペ一ジ分以上の容量を有していて、以
降のプリンタの処理に対応したベースで画信号を送り出
すバッファの役割を果たす。受信バッファ回路31から
の読出しは、読出しアドレス回路33が指定するアドレ
ス順序にしたがって行なわれ、読出されたラスクー画信
号は読出しバッファ回路34へ送り込まれる。読出しバ
ッファ回路34は小容量のメモリ回路であり、記録紙の
送り速度の変動などプリンタの各動作に伴う微小変動の
影響を緩和する役割をもつ。色ずれ防止のためにブラン
クドツトを加える処理はドツト列補正回路35で行なわ
れる。
その指令は補正指令回路36から、記録紙幅検知回路3
7の検知信号に基づいて出される。
第1色目の記録時においては、ドツト列補正回路35て
はあらかしめ定めたブランクドツトの挿入か行なわれる
。これと同時に、記録紙幅検知回路37が検知した記録
紙幅の情報が記録紙幅メモリ回路38に書き込まれる。
2色目以降の記録においてはリアルタイムで読取る記録
紙幅と、対応する位置の第1色目の記録時に検知してメ
モリ回路38に書込んである記録紙幅とを比較演算して
記録紙幅の伸び、縮みを算出し、その結果に基づいて第
1色目の記録時において加えたブランクドツトを基準に
、追加または削除するブランクドツトの数および位置を
決定する。
かくして補正されたラスターデータ列は次のマトリクス
変換回路39て二次元マトリクスヘットに適合する信号
に変換される。そのために回路39は単位マトリクスを
構成する開口数(例えば第2図示の例では8)以上の主
走査ライン数の領域のデータを収容できるメモリ容量か
必要である。
書込み位置は書込みアドレス回路40で指定し、読出し
順序は読出しアドレス回路41て指定する。
このアドレス指定の組合わせによって変換を行なうこと
ができる。
読み取られた信号はラッチ回路42へ一旦格納される。
しかるのち記録ヘッドドライバ回路43にパラレルに送
り込まれる。記録ヘッドドライバ回路43は、第2図に
示したセグメント電極Ll。
L2.L3・・・の各々に接続される。なお主走査方向
に沿って配設されているセグメント電極Ω1Ω2はシー
ケンシャルなアドレス指定制御に基づいて不図示のドラ
イバ回路で時間差を持って一つづつ駆動される。以上の
ようにして第7図で説明した色すれ防止補正を行うこと
ができる。
なお第8図では、ラスクー画信号の補正位置にブランク
ドツトを挿入した補正ラスター画信号を作ってからマト
リクス分配するように構成した回路を示したが、マトリ
クス分配時の書込みアドレスや読出しアドレスを補正指
令にしたかつて変更し、ドライバ回路43に加える信号
を補正条件にしたかってシフトさせるようにしても良い
。この場合にはブランクになったドライバにはラスク画
信号に基づく信号が送り込まれないので、ドライバ回路
43は上記画信号に基づく信号か入力しないときには、
イオンを放出させない方向の電圧を印加し続けるように
回路構成しておくものとする。
[発明の効果] 本発明によれば記録紙幅の伸び縮みに起因するカラー画
像の色ずれを防止できるのは勿論、プリントされるドツ
ト数を増減させずに色重ねドツトのドツト位置ずれを防
止でき、原画像の著しい変形を回避できると共に、色す
れ防止のための補正箇所に於けるプリントドツトピッチ
の平均化作用によって、ドツト位置の局所的な歪か緩和
されて画像ムラの発生を防止できるカラー画像プリント
装置を提供することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の実施例を示す図で、第1図お
よび第2図はイオンフロー記録ヘッドの異なる構成例を
示す図、第3図は記録ヘッドの二次元マトリクス開口お
よびセグメント化電極の構成と上記開口をライン上に展
開して示した図、第4図および第5図は作用を説明する
ための図で記録ドツトの状況を示す図、第6図(a)(
b)は同しく作用を説明するための図で、後続記録ドツ
トに対する先行記録ドツトの斥力の影響を示す図、第7
図は多色重ね合せ画像の色ずれ補正方法を示す図、第8
図はプリント画信号列補正機能を備えた回路を示すブロ
ック図である。第9図は従来技術の説明図である。 1・・・記録ヘット、 2゜ 5・・・絶縁層、 3゜ ・・電極層、 7・・・記録紙、 L・・・電極、 ・・開口、 P・・基準画素ピッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ラスターデータを受信してライン記録ヘッドにより記録
    紙上にプリントを行なうと共に、記録紙およびライン記
    録ヘッドをライン記録方向とは直交する方向へ相対的に
    移動させながら、同一記録紙面上に異なった色の画像を
    重ね合わせてプリントするカラー画像プリント装置に於
    いて、 二次元マトリクス状に設けた開口のうちの所定領域にお
    ける各開口の主走査方向の配列ピッチが、基準画素ピッ
    チPにほぼ等しいピッチである第1の開口列の中に、配
    列ピッチが上記基準画素ピッチの約1/2のピッチであ
    る第2の開口列を離散的に含ませてなる単位マトリクス
    開口列を有するイオンフロープリントヘッドと、 このイオンフロープリントヘッドを用いてのプリントに
    際し、記録紙幅を検知した情報に基づいてプリントラス
    ターデータ列における前記1/2Pで配列されている開
    口に対応する位置に、イオンを放出させないブランク信
    号を挿入してデータ列ドット位置をシフトさせる手段と を備えたことを特徴とするカラー画像プリント装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005031470A1 (de) * 2003-09-24 2005-04-07 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Verfahren und einrichtung zur korrektur der papierschrumpfung bei der generierung einer bitmap

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005031470A1 (de) * 2003-09-24 2005-04-07 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Verfahren und einrichtung zur korrektur der papierschrumpfung bei der generierung einer bitmap
US8675239B2 (en) 2003-09-24 2014-03-18 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Method and device for correcting paper shrinkage during generation of a bitmap

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