JPH0484950A - 超音波ドプラー血流装置 - Google Patents

超音波ドプラー血流装置

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JPH0484950A
JPH0484950A JP2200397A JP20039790A JPH0484950A JP H0484950 A JPH0484950 A JP H0484950A JP 2200397 A JP2200397 A JP 2200397A JP 20039790 A JP20039790 A JP 20039790A JP H0484950 A JPH0484950 A JP H0484950A
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doppler
probe
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Daiji Okuda
大二 奥田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は超音波診断装置の分野で利用される。
本発明は超音波ドプラー血流装置に関し、とくにその改
良されたドプラー音の検出に関する。
(ロ)従来技術 ドプラー効果を利用して血流速を観察する超音波ドプラ
ー血流装置は広く知られている。
ドプラー効果とは、波源から放射された波動が、波動に
対して相対的運動をしている物体で反射して戻ってくる
ときに、その反射波の周波数かもとの波源の周波数より
もずれて観測される現象のことをいう。このずれに相当
する周波数をドプラーシフト(偏移)周波数と言われて
いる。
この反射波の周波数と波源の周波数との差(うなり周波
数ないしドプラーシフト周波数)をとり出して周波数分
析すれば、反射体の超音波ビーム方向の速度分布を知る
ことができる。
超音波ドプラー血流装置では、この反射体を生体内の血
流とし、これに超音波を放射して得られたエコーからド
プラーシフト周波数を分離して周波数分析が行われ、そ
の血流分布が画面上で観察されている。
ところで、ドプラー音について、連続的に超音波を放射
し、エコーとのうなりを取り出してスピーカーによって
その変化を追跡するということは画像表示よりはやくか
ら考え出されていた。 現在も画面観察と共にドプラー
音を聴音して異常の判断が行われている。
しかし、問題はドプラーシフト周波数そのものがドプラ
ー音の音程となっていることである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 従来技術では、プローブの中心周波数、従って参照周波
数が異なると、同一の血流速度に対しても、ドプラー音
はプローブの中心周波数に比例して音程が変わるという
問題がある。
また、超音波ビームと血流の方向のなす角度θに応じて
血流速度は過小評価されるので、このパラメータによる
影響がそのまま残り、ドプラー音もこのような角度θに
応じてその音程が変わる。
本発明の目的は、プローブの中心周波数や血流方向と超
音波ビーム方向のなす角度に依存せず、血流の実の速度
に比例した音程でドプラー音を聞くことができ、客観性
の高いドプラー音による認識が可能な、超音波ドプラー
血流装置を提供することである。
(ニ)課題を解決するための手段 前記した目的は、超音波エコーから分離されたドプラー
シフト(偏移)周波数の周波数変換手段とスピーカー駆
動回路とからなり、この周波数変換手段が、V/F変換
器と、入出力間の電圧を変換させるV/V変換器と、F
/V変換器と、振幅検出器とを備え、そのV/V変換係
数を演算して設定する制御回路を付加することにより、
達成される。
(ホ)作用 従来例より得られるドプラーシフト周波数に対し、ドプ
ラー音の継続時間をほぼ不変としたまま、その周波数が
入力周波数と出力周波数との比例関係を保ちながら変換
される手段を通した後、スピーカー駆動回路に導かれる
ドプラー効果を利用して血流速を観察する超音波ドプラ
ー血流装置において、ドプラーシフト周波数を周波数変
換する手段によりプローブの中心周波数(参照周波数)
及び/あるいはビーム方向と血流の方向のなす角度θに
応じて上記周波数変換の係数を変更し、これにより、プ
ローブの中心周波数あるいは血流方向とビーム方向のな
す角度θに依存せず、血流速度の値とドプラー音の音程
とが、つねに一定となって聴きとれる。
(へ)実施例 本発明の好適な実施例は、図面に基づいて説明される。
10は超音波送受波回路、12は制御回路、14は操作
パネル、16はドプラーシフト周波数分離口であり、超
音波エコーからドプラーシフト周波数を分離して出力す
る。  18は周波数変換部部であり、18aは周波数
・電圧変換器(F/V)、18bは入出力間の電圧変換
器(V/V)、18cは電圧・周波数変換器(V/F)
 、また18dは振幅検出器によりなる。  20はス
ピーカー駆動回路である。
なお、プローブは超音波送受波回路10に前置して接続
されるが、図示していない。
1#I#部12はドプラーシフト周波数を得るため、プ
ローブのタイプ及びその中心周波数を検知し、超音波の
送受波を行うよう制御する。
操作部14において、Bモード像を参照しながら、サン
プルボリューム(設定部位)の位置合わせ、血流方向の
設定などが行われる。
制御部12は、操作部で設定された血流方向とビーム方
向のなす角度θとプローブの中心周波数fcとを検知し
、周波数変換部18のV/V変換器18bの比例係数を
演算して設定する。
ドプラー周波数fdは、f(−cosθ・■に比例して
いる。 ここで、fcはプローブの中心周波数ないし参
照周波数、θは超音波ビームと血流方向のなす角度、■
は血流速度である。
従って、変換係数は、1/(fc−cosθ)により求
められ、V/V変換器18bにこの係数が設定され、そ
の出力特性は決定される。
なお、ドプラーシフト周波数から信号の振幅検出回路1
8dにより音の強弱を検出し、変換された周波数(ドプ
ラー音周波数)の強弱をコントロールする。
図示の実施例は、血流速度■とドプラー音が他の条件に
依存せず、比例関係となるようになっているが、ドプラ
ー音に客観性をもたせる他の方法として、例えば0.5
m/sの血流に対する音程を、プローブの中心周波数f
cや血流方向に関するCOSθに対応させて、音のマー
カーを、血流からのドプラー音のない時相において発生
させる装置として実現することもできる。
(ト)効果 血流速度Vに比例したドプラー音程が聞える。
また、ドプラー音の音程を人間にとって最も感度のよい
周波数領域に設定することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示した要部構成ブロック図
である。 10は超音波送受波回路、12は制御回路、14は操作
パネル、16はドプラーシフト周波数分離回路、18は
周波数変換部、18aはF/V変換器、18bはV/V
変換器、18cはV/F変換器、18dは振幅検出器、
20はスピーカー駆動回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、超音波エコーから分離されたドプラーシフト(偏移
    )周波数の周波数変換手段とスピーカー駆動回路とから
    なり、この周波数変換手段が、F/V変換器と、入出力
    間の電圧を変換させるV/V変換器と、V/F変換器と
    、振幅検出器とを備え、そのV/V変換係数を演算して
    設定する制御回路が付加されていることを特徴とする、
    超音波ドプラー血流装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003047600A (ja) * 2001-05-31 2003-02-18 Seiko Instruments Inc 脈拍計
JP2008036095A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Fukuda Denshi Co Ltd 超音波血流計
JP6483910B1 (ja) * 2018-11-28 2019-03-13 メロディ・インターナショナル株式会社 超音波検査装置

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