JPH0484118A - 光アイソレータ - Google Patents

光アイソレータ

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JPH0484118A
JPH0484118A JP20054790A JP20054790A JPH0484118A JP H0484118 A JPH0484118 A JP H0484118A JP 20054790 A JP20054790 A JP 20054790A JP 20054790 A JP20054790 A JP 20054790A JP H0484118 A JPH0484118 A JP H0484118A
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magneto
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Yuichi Yamada
裕一 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光通信、光計測および光記録において反射戻
り光の除去等に使用される光アイルレータに関する。
従来の技術 半導体レーザを光通信等の光信号伝送系の光源として用
いる場合、半導体レーザからの出射光の一部が、伝送路
あるいは伝送用光学部品の各接続部で反射し、この反射
戻り光か半導体レーザの発振特性の不安定化や雑音増加
を引き起こす原因となる。この反射戻り光か半導体レー
ザに帰還するのを防止するために、一般に光アイソレー
タか使用されている。
最初に第4図fat、 fblによって、従来の光アイ
ソレータについて説明する。第4図ta+に示すように
、順方向41に進行してきた順方向入射光42は、まず
偏光子46を通過して直線偏光43となる。続いてこの
直線偏光43は、飽和磁界49中のファラデー効果を持
つε気光学素子47を通過する際に、その偏光方向は4
5度回転されて直線偏光44となる。従ってこの直線偏
光44は、光の通過できる方向を偏光子46と45度の
角度に配置した検光子48を通過でき、直線偏光45と
なる。逆に第4図fblに示すように、逆方向50に進
行してきた逆方向入射光51は、まず検光子48を通過
して直線偏光52となる。続いてこの直線偏光52は、
飽和磁界49中の磁気光学素子47を通過する際、にフ
ァラデー効果の持つ非相反性により、その偏光方向はさ
らに45度回転されて直線偏光53となる。従ってこの
直線偏光53は、偏光子46の光の通過できる方向と直
交するために、この偏光子46を通過できなくなる。
以上のような光アイソレークを用いることによって、反
射戻り光か半導体レーザに帰還するのを防止することが
できる。
なお、磁気光学素子としては、YIG(イアトリウム・
鉄・ガーネット)、RIG(希土類・鉄・ガーネット)
、BiRIG (ビスマス置換希土類・鉄・ガーネット
)等カー不7)構造の単結晶か一般的に用いられ、磁気
光学素子による偏光方向の回転角θは次式のように表す
ことができる。
θ=〜rHL ここではヴエルデ定数、Hは磁界の強さ、Lは磁気光学
素子の厚さである。材料の組成や種類を変更することに
よりつ′エルテ定数を変えるが、I磁気光学素子の厚み
を変えることにより偏光方向の回転角を45度に合わせ
ることができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、信号光として無偏光
光を用いる場合、偏光子を通過できる直線偏光成分以外
の光成分は偏光子によって反射され、光強度か減衰して
しまうという課題かあった。
本発明はこのような課題を解決するもので、無偏光光を
減衰させずに伝送し、かつ反射戻り光を遮断できる光ア
イソレータを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の光アイソレータは、
入射光を直交する2つの直線偏光に分離する第1の偏光
分離素子と、第1の直線偏光の偏光方向を45度回転さ
せる第1の磁気光学素子と、45度回転された第1の直
線偏光を通過させる方向に配置した第2の偏光分離素子
とを同一光軸上に配置し、かつ第1の偏光分離素子から
分離された第2の直線偏光の偏光方向を第1の直線偏光
と逆方向に45度回転させる第2の磁気光学素子とを備
え、全反射鏡または第3の偏光分離素子により、第2の
直線偏光を反射させて第2の磁気光学素子へ導き、複数
個の全反射鏡により第2の磁気光学素子を通過した第2
の直線偏光を反射屈折させて、第2の直線偏光の偏光方
向か第1の直線偏光の偏光方向と直交するように第2の
偏光分離素子へ導き、第2の偏光分離素子において、第
1の直線偏光と第2の直線偏光を合成し、合成光を出射
させるようにしたものである。
作用 以上の手段によれば、無偏光入射光は第1の偏光分離素
子によって互いに直交する偏光方向を持つ2つの直線偏
光に分離され、それぞれ別の経路を経て別個の磁気光学
素子を通過し、その磁気光学素子通過時に偏光方向か4
5度回転を受け、第2の偏光分離素子により合成される
ときには、第1の直線偏光と第2の直線偏光の偏光方向
は互いに直交した関係となっているので、合成により減
衰のない無偏光光を出射させることができる。
次に反射戻り光は、第2の偏光分離素子により偏光方向
が互いに直交する2つの直線偏光に分離され、それぞれ
入射光と逆の経路を経て、それぞれ別個の磁気光学素子
を通過する。磁気光学素子では、それぞれの直線偏光は
偏光方向の回転を受けるが、直線偏光の進行方向と同一
方向に見たときの偏光方向の回転方向が、入射光の場合
と反射戻り光の場合とでは逆であるため、直進側の直線
偏光か第1の偏光分離素子に達したときには、偏光方向
か第1の偏光分離素子を通過しないて反射される方向で
あるため光源方向へ戻ることはなく、反射屈折側の直線
偏光か第1の偏光分離素子に達したときは、その偏光方
向か第1の偏光分離素子により反射される方向ではなく
通過するため、同しく光源方向へ戻ることはない。また
、第3の偏光分離素子を用いている場合には、反射屈折
側の直線偏光は、その偏光方向が、第3の偏光分離素子
を通過する方向であるため、第1の偏光分離素子にも達
することはなく、光源方向へ戻ることはない。
このように上記の手段によれば、無偏光光を殆ど減衰さ
せずに伝送し、戻り反射光を遮断する光アイソレータが
得られる。
実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら構成
とともにその動作を説明する。
(実施例1) 第1図および第2図は本発明による光アイソレータの第
1の実施例を示す構成図で、第1図は順方向入射時の偏
光方向の回転を説明する図、第2図は逆方向入射時の偏
光方向の回転を説明する図である。
まず第1図に示すように、順方向に進行してきた無偏光
入射光1は、第1の偏光分離素子16で、光軸に沿って
直進する第1の直線偏光2と、直角方向に反射される第
2の直線偏光6に分離される。第1の直線偏光2は、飽
和磁界21か印加された第1の磁気光学素子14を通過
する際に、その偏光方向は光源に向かって逆時計方向3
に45度回転されて直線偏光4となる。従って直線偏光
か通過できる方向を第1の偏光分離素子16と45度の
角度に配置した第2の偏光分離素子17を直線偏光4は
通過でき、直線偏光5となる。
一方、第2の直線偏光6は第1の全反射鏡18で直角方
向に反射されて直線偏光7となり、第1の磁気光学素子
14と逆方向に飽和磁界22か印加された第2の磁気光
学素子15を通過する際に、その偏光方向は光源に向か
って時計方向8に45度回転されて直線偏光9となる。
この直線偏光9は、第2の全反射鏡19て反射されて直
線偏光10となり、さらに第3の全反射鏡20て反射さ
れて直線偏光11となって第2の偏光分離素子17に導
かれる。この直線偏光11の偏光方向は第2の偏光分離
素子17から反射される方向となっているため、上記光
軸の順方向に反射されて直線偏光12となる。この直線
偏光12の偏光方向は、直線偏光5の偏光方向と直交し
ているので、合成されて無偏光出射光13となる。この
ようにして、無偏光入射光1は2方向に分離された後、
再び合成されて無偏光出射光13となるので光強度を減
衰させることなく無偏光光を通過させることができる。
逆に第2図に示すように、逆方向に進行してきた無偏光
入射光23は、第2の偏光分離素子17で、光軸に沿っ
て直進する第1の直線偏光24と、直角方向に反射され
る第2の直線偏光28に分離される。第1の直線偏光2
4は、飽和磁界21か印加された第1の磁気光学素子1
4を通過する際に、ファラデー効果の持つ非相反性によ
り、その偏光方向は光源に向かって逆時計方向25に4
5度回転されて直線偏光26となる。従ってこの直線偏
光26は、第1の偏光分離素子16の光の通過できる方
向と直交するために、この第1の偏光分離素子16を通
過できなくなり、直角方向に反射されて直線偏光27と
なる。
方、第2の直線偏光28は第3の全反射鏡20で反射さ
れて直線偏光29となり、さらに第2の全反射鏡19で
反射されて直線偏光30となって第2の磁気光学素子1
5に導かれる。この直線偏光30は、第1の磁気光学素
子14と逆方向に飽和磁界22か印加された第2の磁気
光学素子15を通過する際に、ファラデー効果の持つ非
相反性により、その偏光方向は光源に向かって時計方向
31に45度回転されて直線偏光32となる。この直線
偏光32は、第1の全反射鏡18で反射されて直線偏光
32となり、第1の偏光分離素子16に導かれる。この
直線偏光33の偏光方向は第1の偏光分離素子16を通
過できる方向と一致するため、上記光軸の光源側には反
射されず、第1の偏光分離素子16を通過して直線偏光
34となる。このようにして、分離された2つの直線偏
光は、ともに第1の偏光分離素子16から光源方向へ戻
ることができなくなり、光源への戻り光35を遮断でき
る。
以上の説明のように、本実施例によれば、無偏光光を減
衰させずに伝送し、かつ反射戻り光を遮断できる光アイ
ソレータか得られる。
なお、本実施例では、2つの磁気光学素子に印加する磁
界の方向を逆にした例を示しているが、ヴエルテ定数を
変える方法、すなわち材料の組成や種類を変える方法に
よって、偏光方向の回転の向きを逆にすることも可能で
ある。
(実施例2) 次に本発明の第2の実施例について、図面第3図を参照
しながらその構成とともに動作を説明する。
第3図は本発明による光アイソレ−タの第2の実施例を
示す構成図で、逆方向入射時の偏光方向の回転を説明す
る図である。第1図、第2図中の第1の全反射鏡18の
代わりに第3の偏光分離素子36を配置しである以外は
、第1の実施例と同様である。
ます、順方向入射の場合は、第3の偏光分離素子36か
第1図における直線偏光6を直角方向に反射するので実
施例1と同様に、光強度を減衰させることなく無偏光光
を通過させるこ吉かできる。
一方、逆方向入射の場合、第1の直線偏光26は、実施
例1と同様に、第1の偏光分離素子16の光の通過でき
る方向と直交するために、この第1の偏光分離素子16
を通過できなくなり、直角方向に反射されて直線偏光2
7となる。第2の直線偏光30は、第25の磁気光学素
子15を通過後直線偏光32となり、その偏光方向は第
3の偏光分離素子36を通過できる方向となるため、直
進して直線偏光37となり、第1の偏光分離素子16−
1の戻り光38および39は存在しない。このようにし
て、分離された2つの直線偏光は、ともに第1の偏光分
離素子16から光源方向へ戻ることができなくなり、光
源への戻り光40は遮断される。
以上の説明のように第2の実施例においても、無偏光光
を減衰させずに伝送し、かつ反射戻り光を遮断できる光
アイソレータか得られる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、無偏
光光を減衰することなく伝送し、かつ反射戻り光を遮断
する光アイソレータを提供することができるので、本発
明の光アイソレータを用いることにより、反射戻り光か
光源に帰還するのを防止し、光源の半導体レーザの発振
特性を不安定にしたり、雑音増加を引き起こす等の反射
戻り光による悪影響を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明による光アイソレ
ータの第1の実施例を示す構成図で、第1図は順方向入
射時の偏光方向の回転を説明する図、第2図は逆方向入
射時の偏光方向の回転を説明する図、第3図は本発明に
よる光アイソレータの第2の実施例を示す構成図で、逆
方向入射時の偏光方向の回転を説明する図、第4図ta
+およびtblは従来のアイソレータの原理を示す説明
図である。 14、・・・・・第1の磁気光学素子、15・・・・・
・第2の磁気光学素子、16・・・・・・第1の偏光分
離素子、17・・・・・・第2の偏光分離素子、18・
・・・・・第1の全反射鏡、19・・・・・・第2の全
反射鏡、20・・・・・・第3の全反射鏡、36・・・
・・・第3の偏光分離素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入射光を直交する2つの直線偏光に分離する第1の偏光
    分離素子と、第1の直線偏光の偏光方向を45度回転さ
    せる第1の磁気光学素子と、45度回転された第1の直
    線偏光を通過させる方向に配置した第2の偏光分離素子
    とを同一光軸上に配置し、かつ第1の偏光分離素子から
    分離された第2の直線偏光の偏光方向を第1の直線偏光
    と逆方向に45度回転させる第2の磁気光学素子と、第
    2の直線偏光を第2の磁気光学素子に導くための全反射
    鏡または第3の偏光分離素子と、第2の直線偏光を第2
    の磁気光学素子から第2の偏光分離素子に導くための複
    数の全反射鏡と、第1と第2の磁気光学素子に磁界を印
    加する手段とによって構成され、第2の直線偏光が、そ
    の偏光方向が第1の直線偏光の偏光方向と直交するよう
    に第2の偏光分離素子に導かれ、第2の偏光分離素子に
    よって第1の直線偏光の光軸にほぼ一致するように反射
    され、第1の直線偏光と第2の直線偏光とが合成された
    無偏光の出射光となる光アイソレータ。
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