JPH0566362A - 偏光無依存型光アイソレータ - Google Patents

偏光無依存型光アイソレータ

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JPH0566362A
JPH0566362A JP25695391A JP25695391A JPH0566362A JP H0566362 A JPH0566362 A JP H0566362A JP 25695391 A JP25695391 A JP 25695391A JP 25695391 A JP25695391 A JP 25695391A JP H0566362 A JPH0566362 A JP H0566362A
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JP
Japan
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polarization
optical isolator
fiber coupler
beam splitter
side end
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Application number
JP25695391A
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English (en)
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Yasushi Sato
恭史 佐藤
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/27Optical coupling means with polarisation selective and adjusting means
    • G02B6/2746Optical coupling means with polarisation selective and adjusting means comprising non-reciprocal devices, e.g. isolators, FRM, circulators, quasi-isolators

Abstract

(57)【要約】 【目的】構造が簡単で高価な光学部品を使用せず安価で
容易に製造できる偏光無依存型光アイソレータを提供す
ること。 【構成】2本の偏波面保存ファイバ11,15の側面同
士を結合して偏波面保存ファイバ11の入射端から入射
した入射光の直交する2つの直線偏光成分を2本の偏波
面保存ファイバ11,15の出射側に分離するファイバ
カップラ型偏光ビームスプリッタ10,10′を2組具
備する。ファイバカップラ型偏光ビームスプリッタ10
の2つの出射側端面と、ファイバカップラ型偏光ビーム
スプリッタ10′の2つの入射側端面を、偏光依存型光
アイソレータ30を介して対向する。偏波面保存ファイ
バ15の出射側端面を90°回転する。ファイバカップ
ラ型偏光ビームスプリッタ10′の2つの入射側端面の
偏波軸方向をファイバカップラ型偏光ビームスプリッタ
10の2つの出射側端面の偏波軸方向に対してそれぞれ
45°回転した方向に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信等の分野におい
て戻り光を遮断するために用いる光アイソレータに関
し、特に偏光無依存型光アイソレータに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来、光
アイソレータには、各種の構造のものが提案され利用さ
れている。図6乃至図8はこれらの光アイソレータの内
の代表例を示す図である。
【0003】まず図6に示す光アイソレータ70は偏光
依存型光アイソレータである。この光アイソレータ70
は光の偏波面を45°回転する厚みのファラデー回転子
71の両側に第1と第2の偏光子72,73を配置し、
これらを円筒状の磁石74内に収納した構造を有してい
る。なおこれら2枚の偏光子72,73の透過偏光方向
は、相対的に回転方向に45°ずれた角度となるように
設置されている。なおこれら偏光子72,73として
は、吸収型偏光子や偏光ビームスプリッタ(PBS)が
用いられる。
【0004】そしてこの光アイソレータ70に同図に示
す矢印方向から入射光を入射すると、まず所定の直線偏
光が第1の偏光子72を通過する。次に該直線偏光は、
ファラデー回転子71によってその偏光面の角度が45
°回転させられ、第2の偏光子73をそのままほぼ10
0%の割合で透過していく。
【0005】一方逆方向から入射してくる戻り光は、そ
の偏光の方向が完全にランダムでも、所定の直線偏光の
みが第2の偏光子73を透過する。そしてファラデー回
転子71に入ったこの直線偏光はその偏光面の角度を4
5°(全体として90°)回転するため、第1の偏光子
72の透過偏光方向とは直交することとなる。このため
該直線偏光は第1の偏光子72を透過できず、戻り光は
遮断される。
【0006】この種の偏光依存型光アイソレータ70の
利点は、構成が単純で組立・位置合わせが比較的容易な
点にある。一方欠点は、第1の偏光子72の透過偏光方
向以外の偏光成分が減衰してしまう点である。従って入
射光は第1の偏光子72と偏光方向が平行な直線偏光で
あることが最も望ましい。従ってこの種の光アイソレー
タは、25dB程度の直線偏光を出射するレーザダイオー
ド(LD)と組み合わせてLDモジュールとして用いら
れることが最も多い。
【0007】一方一般に光ファイバ内を伝搬する光の偏
光状態は、光ファイバに加わる曲げ、圧力、温度等によ
り変化してしまう。このため光ファイバから出射された
光をこの光アイソレータ70に入射させることは都合が
悪い。つまり光アイソレータ70に入射する光の偏光方
向が変化することにより、光アイソレータ70を透過す
る光の減衰量が変化し、パワー変動が生じてしまうから
である。
【0008】つまり光ファイバの伝送路間にインライン
として光アイソレータを用いるには、前述のように偏光
依存性があってはならない。そのために使われるのが以
下に説明する偏光無依存型光アイソレータである。偏光
無依存型光アイソレータには図7に示すタイプと図8に
示すタイプとがある。
【0009】図7に示す偏光無依存型の光アイソレータ
80は、第1の複屈折偏光板82とファラデー回転子8
1と1/2波長板84と第2の複屈折偏光板83をこの順
番に配設しこれらを磁石85内に収納して構成されてい
る。
【0010】この光アイソレータ80においては、同図
(a)に示すように、まず第1の複屈折偏光板82に入
った入射光は、常光(直線偏光)とそれに直交する異常
光(直線偏光)に別れ、常光は直進し異常光はある角度
で斜めに進む。そしてこれら2つの光は、別々にファラ
デー回転子81に入射してその偏光面を45°回転した
後に、1/2波長板84で異常光のみ屈折させられ、第2
の複屈折偏光板83で合成され出射される。
【0011】一方逆方向に戻ってくる戻り光は、同図
(b)に示すように、第2の複屈折偏光板83で2つの
直交する直線偏光が分離され、1/2波長板84を通って
ファラデー回転子81に入射する。ファラデー回転子8
1は非相反なため、第1の複屈折偏光板82に入射する
2つの直線偏光(常光と異常光)の位置は、入射光の場
合とは逆(各々の偏光面が90°回転したため)になっ
ており、2つの光は集光せず、逆にさらに分離されるよ
うに複屈折される。つまりこれらの戻り光は入射光の光
源方向には向かわない。
【0012】図8に示す偏光無依存型の光アイソレータ
90は、図6に示す偏光依存型の光アイソレータ70と
同一構造のアイソレータ部91の両側に、それぞれ1/2
波長板94,95と、第1と第2の複屈折偏光板92,
93を配設して構成されている。
【0013】この光アイソレータ90においては、同図
に示すように、まず第1の複屈折偏光板92に入った入
射光は、2つの直交する直線偏光に分離された後、片方
の直線偏光は1/2波長板94で90°回転され、結局同
じ方向の2つの直線偏光がアイソレータ部90に入射
し、いずれもその偏光面を45°回転された後に該光ア
イソレータ部90を出射し、片方の直線偏光は1/2波長
板95で90°回転され、しかる後に直交する両直線偏
光は第2の複屈折偏光板93で合成され出射される。一
方逆方向に戻ってくる戻り光は、アイソレータ部91で
遮断され除去される。
【0014】この光アイソレータ90は上記図7に示す
光アイソレータ80に比較して部品点数は増加してしま
うが、その組立が比較的容易である。
【0015】上記図7,図8に示す偏光無依存型の光ア
イソレータ80,90においては、どのような偏光が入
射しても安定して動作するという利点がある。
【0016】一方これらの偏光無依存型の光アイソレー
タ80,90においては、以下のような欠点があった。
【0017】高価な複屈折偏光板を用いるため、光ア
イソレータが高価になる。
【0018】直線偏光の分離・合成をするには、複屈
折偏光板の厚み,結晶軸に対する切削面の角度等のアラ
イメントを高精度にする必要があり、手間がかかり、こ
れによっても光アイソレータが高価になる。
【0019】2つの直線偏光を分離した状態でファラ
デー回転子等の光学素子内を通過させるため、2つの直
線偏光が重ならないような充分な面積の光学素子が必要
となり、このため光アイソレータが大型化してしまう。
【0020】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、構造が簡単で高価な光
学部品を使用しないで安価に容易に製造できる偏光無依
存型光アイソレータを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、2本の偏波面保存ファイバ11,15の側
面同士を結合することによって一方の偏波面保存ファイ
バ11の入射端から入射した入射光の直交する2つの直
線偏光成分をそれぞれ2本の偏波面保存ファイバ11,
15の出射側に分離するファイバカップラ型偏光ビーム
スプリッタ10,10′を2組具備し、一方のファイバ
カップラ型偏光ビームスプリッタ10の偏波面保存ファ
イバ15の出射端は光軸回りに90°回転して設置し、
一方のファイバカップラ型偏光ビームスプリッタ10の
2つの出射側端面と、他方のファイバカップラ型偏光ビ
ームスプリッタ10′の2つの入射側端面を、それぞれ
偏光依存型光アイソレータ30を介して対向させ、前記
他方のファイバカップラ型偏光ビームスプリッタ10′
の2つの入射側端面のそれぞれの偏波軸方向を対向する
前記一方のファイバカップラ型偏光ビームスプリッタ1
0の2つの出射側端面のそれぞれの偏波軸方向に対して
45°回転した方向に設置して偏光無依存型光アイソレ
ータを構成した。
【0022】
【作用】第1のファイバカップラ型偏光ビームスプリッ
タ10の偏波面保存ファイバ11の入射側から入射する
入射光は、結合部で直交する2つの直線偏光成分に分離
されて、それぞれ偏波面保存ファイバ11,15の出射
側端面から出射される。このとき偏波面保存ファイバ1
5の出射側端面は90°ひねられているので、両偏光成
分はその偏光方向が一致した状態で偏光依存型光アイソ
レータ30に入射する。偏光依存型光アイソレータ30
を通過した2つの直線偏光は、再びそれぞれ第2のファ
イバカップラ型偏光ビームスプリッタ10′の偏波面保
存ファイバ11′,15′の入射側端面から入射され、
両直線偏光は結合部で直交状態で合成された後に、偏波
面保存ファイバ11′の出射側から出射される。
【0023】一方第2のファイバカップラ型偏光ビーム
スプリッタ10′の偏波面保存ファイバ11′の出射側
から入射する戻り光は、その結合部において2つの直交
する直線偏光に分離された後に、それぞれ偏光依存型光
アイソレータ30に入射するが、偏光依存型光アイソレ
ータ30はいかなる偏光状態の戻り光も遮断する。この
ため戻り光は、偏波面保存ファイバ11の入射側には戻
らない。
【0024】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図3は本発明に用いるファイバカップラ
型偏光ビームスプリッタ10を示す図であり、同図
(a)は側面図、同図(b)は同図(a)のA−A側断
面図、同図(c)は同図(a)のB−B側断面図、同図
(d)は同図(a)のC−C側断面図である。
【0025】同図に示すように、このファイバカップラ
型偏光ビームスプリッタ10は、2本の偏波面保存ファ
イバ11,15の側面同士を融着延伸して構成されてい
る。ここで偏波面保存ファイバ11,15は、いずれも
クラッド12,16内にコア13,17と応力付与部1
4,18を設けて構成されており、偏波面を一定に保持
したままで光を伝送することができるものである。また
このとき同図(c)に示すように、2本の偏波面保存フ
ァイバ11,15の融着延伸部においては、両者のX偏
波軸が平行に、Y偏波軸が同一直線上に並ぶように結合
されている。
【0026】そしてこのファイバカップラ型偏光ビーム
スプリッタ10の偏波面保存ファイバ11,15の結合
状態(融着延伸状態)は、図4(a)に示すように、一
方の偏波面保存ファイバ11の入射側端面から直交する
2つの直線偏光を有する入射光を入射すると、偏波面保
存ファイバ11の出射側端面から一方の直線偏光が10
0%出射し、他方の偏波面保存ファイバ15の出射側端
面から他方の直線偏光が100%出射するように調整さ
れている。このような動作をするように結合すると、以
下の動作もすることとなる。
【0027】即ち、図4(b)に示すように、偏波面保
存ファイバ11,15の出射側端面から、それぞれ同図
(a)で出射した直線偏光と同一方向の直線偏光を入射
すると、これらの直線偏光は結合して、偏波面保存ファ
イバ11の入射側端面から100%出射するように動作
する。
【0028】一方図4(c)に示すように、偏波面保存
ファイバ11,15の出射側端面から、それぞれ同図
(a)で出射した直線偏光と90°異なる方向の直線偏
光を入射すると、これらの直線偏光は結合して、偏波面
保存ファイバ15の入射側端面から100%出射するよ
うに動作する。
【0029】図1は本発明の1実施例にかかる偏光無依
存型の光アイソレータを示す図である。同図に示すよう
にこの光アイソレータは、2本のファイバカップラ型偏
光ビームスプリッタ10,10′の間に偏光依存型光ア
イソレータ30を挿入して構成されている。ここでこの
偏光依存型光アイソレータ30としては、図6に示す構
造のものを用いる。またこの光アイソレータにおいて
は、第1のファイバカップラ型偏光ビームスプリッタ1
0の偏波面保存ファイバ15の出射側端面を90°ひね
るとともに、第2のファイバカップラ型偏光ビームスプ
リッタ10′の偏波面保存ファイバ11′,15′の入
射側端面をそれぞれ45°,135°ひねっている。こ
れによって、第2のファイバカップラ型偏光ビームスプ
リッタ10′の2つの入射側端面のそれぞれのX,Y偏
波軸方向は、対向する第1のファイバカップラ型偏光ビ
ームスプリッタ10の2つの出射側端面のX,Y偏波軸
方向に対してそれぞれ45°回転した方向に設置される
こととなる。
【0030】次にこの光アイソレータの動作を説明す
る。第1のファイバカップラ型偏光ビームスプリッタ1
0の偏波面保存ファイバ11の入射側端面から入射した
入射光は、その直交成分が分離されてそれぞれ偏波面保
存ファイバ11,15の出射側端面から出射する。この
とき偏波面保存ファイバ15の出射側端面は90°ひね
られているので、両偏光成分はその偏光方向が一致した
状態で偏光依存型光アイソレータ30に入射する(偏光
方向が一致していないと偏光依存型光アイソレータ30
内の偏光子を通過できない)。
【0031】偏光依存型光アイソレータ30を通過した
両直線偏光は、第2のファイバカップラ型偏光ビームス
プリッタ10′の両偏波面保存ファイバ11′,15′
の入射側端面から入射し、結合部で直交するように合成
された後、偏波面保存ファイバ11′の出射側端面のみ
から出射していく。
【0032】図2はこの光アイソレータへの戻り光の動
作を説明するための図である。同図に示すように、第2
のファイバカップラ型偏光ビームスプリッタ10′の偏
波面保存ファイバ11′の出射側端面から入射した戻り
光は、その結合部において2つの直交する直線偏光に分
離された後にそれぞれ45°,135°ひねられて、そ
れぞれ偏光依存型光アイソレータ30に入射するが、こ
れら直線偏光は偏光依存型光アイソレータ30内のファ
ラデー回転子によってさらにその偏光面を45°回転さ
れるため、該偏光依存型光アイソレータ30内の2つ目
の偏光子を通過できず、これによって該戻り光は除去さ
れることとなる。
【0033】図5は本発明に用いる他の構造にかかるフ
ァイバカップラ型偏光ビームスプリッタ40を示す図で
あり、同図(a)は側面図、同図(b)は同図(a)の
D−D側断面図、同図(c)は同図(a)のE−E側断
面図、同図(d)は同図(a)のF−F側断面図であ
る。
【0034】同図(a)に示すように、このファイバカ
ップラ型偏光ビームスプリッタ40の場合は、2本の偏
波面保存ファイバ41,45の側面をそれぞれ所定長さ
研磨して該研磨面同士を接着固定せしめて構成されてい
る。ここでこの接着固定部においては、同図(c)に示
すように、両偏波面保存ファイバ41,45の楕円形状
の応力付与部44,48の長軸が垂直となるように接続
されている。
【0035】このファイバカップラ型偏光ビームスプリ
ッタ40においても、前記図1に示すファイバカップラ
型偏光ビームスプリッタ10と同様の機能を発揮するの
で、このファイバカップラ型偏光ビームスプリッタ40
を用いても本発明にかかる偏光無依存型光アイソレータ
が構成できる。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる偏光無依存型光アイソレータによれば、以下のよう
な優れた効果を有する。 高価な複屈折偏光板を使用しなくても偏光無依存型の
光アイソレータが構成できるため、該光アイソレータが
安価に製造でき、しかもその取扱が容易となる。
【0037】偏波面保存ファイバをひねるだけで偏光
面の方向を自由に変えられるため、1/2 波長板が不要と
なり、この点からも光アイソレータを安価に製造でき
る。
【0038】複屈折偏光板を用いた場合は、複屈折偏
光板の厚み,結晶軸に対する切削面の角度等のアライメ
ントを高精度にする必要があるが、本発明の場合は該複
屈折偏光板を用いないので、このようなアライメント上
の面倒な制約がなくなる。これによって光アイソレータ
の組立が容易且つ安価となる。
【0039】ファイバインライン型(光ファイバと光
ファイバの間で使用する型)として最適な偏光無依存型
光アイソレータが構成できる。また偏光依存型の光アイ
ソレータの両側にファイバカップラ型偏光ビームスプリ
ッタを配設するだけで、容易に偏光無依存型光アイソレ
ータが構成できる。
【0040】偏波面保存ファイバ中で直線偏光の分離
結合や偏光方向の制御が行なえるため、光の空間伝搬部
が従来の偏光無依存型の光アイソレータの場合よりも少
なくなり、光アイソレータとしての安定度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかる偏光無依存型の光ア
イソレータを示す図である。
【図2】図1に示す光アイソレータへの戻り光の動作を
説明するための図である。
【図3】本発明に用いるファイバカップラ型偏光ビーム
スプリッタ10を示す図である。
【図4】ファイバカップラ型偏光ビームスプリッタ10
の動作を説明するための図である。
【図5】他の構造にかかるファイバカップラ型偏光ビー
ムスプリッタ40を示す図である。
【図6】従来の偏光依存型の光アイソレータ70を示す
図である。
【図7】従来の偏光無依存型の光アイソレータ80を示
す図である。
【図8】従来の偏光無依存型の光アイソレータ90を示
す図である。
【符号の説明】
10,10′ ファイバカップラ型偏光ビームスプリッ
タ 11,15 偏波面保存ファイバ 30 偏光依存型光アイソレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本の偏波面保存ファイバの側面同士を結
    合することによって一方の偏波面保存ファイバの入射端
    から入射した入射光の直交する2つの直線偏光成分をそ
    れぞれ2本の偏波面保存ファイバの出射側に分離するフ
    ァイバカップラ型偏光ビームスプリッタを2組具備し、 一方のファイバカップラ型偏光ビームスプリッタの出射
    側端面を回転してその2つの出力側端面の偏波軸方向を
    一致させ、他方のファイバカップラ型偏光ビームスプリ
    ッタの2つの入射側端面を前記一方のファイバカップラ
    型偏光ビームスプリッタの偏光軸を一致させた2つの出
    射側端面にそれぞれ偏光依存型光アイソレータを介して
    対向させ、前記他方のファイバカップラ型偏光ビームス
    プリッタの2つの入射側端面のそれぞれの偏波軸方向
    は、対向する前記一方のファイバカップラ型偏光ビーム
    スプリッタの2つの出射側端面の偏波軸方向に対して4
    5°回転した方向に設置されていることを特徴とする偏
    光無依存型光アイソレータ。
JP25695391A 1991-09-09 1991-09-09 偏光無依存型光アイソレータ Pending JPH0566362A (ja)

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