JPH048279A - タバコフィルター - Google Patents

タバコフィルター

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Publication number
JPH048279A
JPH048279A JP2110301A JP11030190A JPH048279A JP H048279 A JPH048279 A JP H048279A JP 2110301 A JP2110301 A JP 2110301A JP 11030190 A JP11030190 A JP 11030190A JP H048279 A JPH048279 A JP H048279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
filter
reaction product
tobacco
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2110301A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Takemura
竹村 洋三
Kiyoshi Fujii
藤井 洌
Tamio Noda
多美夫 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2110301A priority Critical patent/JPH048279A/ja
Publication of JPH048279A publication Critical patent/JPH048279A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はタバコを喫煙するにあたり、タバコの煙に含ま
れている有害物質を除去する、タバコフィルターに関す
る。
[従来の技1lfI] タバコフィルターとしては、アセテート繊維フィルター
やアセテート繊維体に活性炭を含有させたフィルターが
使用されている。この従来のフィルターで、アセテート
繊維はタール分を除去しまた活性炭は有害ガスの除去を
目的とする。しかしタバコに接続したフィルタ一部は容
量が小さく従って活性炭の含有量も少ないため、有害ガ
スを十分に除去する事は難しい、また活性炭ではタバコ
の煙iこ含まれている有害なNOxやSOXを除去する
事ができない。
[発明が解決しようとする課題] タバコの煙には、アセトアルデヒド、NH,、酢酸、 
co、 co□、 Now、 SOx等が含まれ更に発
生期の各種ラジカルが含まれている。従ってタバコフィ
ルターは小さな容量でこれ等の有害ガスを十分に除去で
きる性能のものが望ましい0本発明は従来の例えば活性
炭を用いたタバコフィルターよりも。
これらの有害ガスを有効に且つ十分に除去できるタバコ
フィルターを開示するものである。
[課題を解決するための手段] 繊維学会誌(繊維ト工業) Vol、42.No12(
1986)。
P1g〜26には、Fa(II)化合物とアスコルビン
酸とを溶液状態で反応させて得られた錯体化合物が、窒
素化合物系臭気ガスに対して脱臭力を有することが述べ
られている。しかし本発明者等の知見ではこの錯体化合
物は臭気ガスと化学反応して消耗するために、少量の錯
体化合物では脱臭力に限度がある。また、この錯体化合
物は窒素化合物系臭気ガス以外の有害ガスに対しては清
浄力が弱い。
本発明者等は、Fe(If)化合物を用いないで、Fe
とアスコルビン酸とを反応させて1反応生成物が未反応
のFeと共存している組成物を作成した1本発明者等は
この組成物を有害ガスと接触させて有害ガスの清浄力を
調べた結果、この組成物は窒素化合物を除去するととも
に、 NOxやSOxやCOやC01等の有害ガスも強
力に除去する性能を有する事、臭気ガスに対しても前記
の錯体化合物よりも強い脱臭力を有する事、更に有害ガ
スを除去する力や強い脱臭力は長時間に亘って維持され
る事を知得した。
本発明者等は、この組成物に更にCa(0)り、やCa
CO3や塩基性有機バインダー等の塩基を共存させると
、特にII、S系の臭気ガスに対しては一層強い脱臭力
を発揮することを知得した。
本明細書でオキシ多塩基酸類とは、アスコルビン酸、グ
ルコン酸、クエン酸、酒石酸、タンニン酸、没食子酸か
ら選ばれる1または2以上の混合液をいう。本発明者等
はアスコルビン酸に替えて鉄をグルコン酸や、クエン酸
や酒石酸やタンニン酸や没食子酸と反応させて1反応生
成物が未反応のFeと共存している組成物を作成した。
本発明者等はこの組成物について有害ガスや臭気ガスを
除去する性能を調査した結果、アスコルビン酸を用いて
作成した組成物の場合と同様な有害ガス除去性能や脱臭
性能を有する事を知得した。
本発明者等は更に、鉄に替えて、 Mn、 Cr、 N
i。
Zn、 AQ 、 Cuから選ばれる1または2以上の
金属をオキシ多塩基酸類と反応させて、反応生成物が未
反応の金属と共存している組成物を作成した。
本発明者等はこれ等の組成物についても有害ガスや臭気
ガスを除去する性能を調査した結果、アスコルビン酸と
鉄を用いて作成した組成物の場合と同様な、有害ガス除
去性能や脱臭性能を有する事を知得した。
本発明者等が知得したこれらの組成物は小量含有させて
も、硫黄系化合物、窒素系化合物、酢酸。
アセトアルデヒド、 SOx、 NOx、 Co、 C
o2等のガスや発生期の各ラジカルを、十分に除去する
事ができる。従ってタバコフィルターに含有させるのに
適している。
即ち本発明は、 (1) Fe、 Mn、 Cr、 N
i、 Zn、AQ。
Cuから選ばれる1または2以上の金属とオキシ多塩基
酸類との反応生成物が前記金属と共存している組成物を
繊維状フィルター内に含有せしめたタバコフィルターで
あり、また (2) Wag Mn、 Cr、 Nx、 Zng A
 fl p Cuから選ばれる1または2以上の金属と
オキシ多塩基酸類との反応生成物が前記金属および塩基
と共存している組成物を繊維状フィルター内に含有せし
めたタバコフィルターである。
[作用および実施例] 既に述べた如<、Fe(n)化合物とアスコルビン酸と
を溶液状態で反応させた反応生成物は脱臭力を有するが
、しかしこの反応生成物の脱臭力は不十分で、短時間で
脱臭力は消耗する。
本発明の組成物は1反応生成物を金属と共存せしめるが
、強い空気清浄力が長時間に亘って維持できる。
本発明の組成物が強い空気清浄力を長時間に亘って維持
する理由は必ずしも詳かではないが、下記の如くに想定
される。金属と共存していない徒来の反応生成物は、例
えば脱臭に際してFe(II)成分が酸化すると反応生
成物が変質して消耗し、脱臭力を失うに至る。本発明の
組成物では反応生成物が酸化老化しても、共存している
金属によって再還元されて反応生成物が再生されて1反
応生成物が消耗しない。
本発明の組成物の製造方法とタバコフィルターの製造方
法の例を説明する。
本発明の組成物は1例えば鉄等の金属粉末1グラム原子
に対してアスコルビン酸o、oos〜0.5モルを反応
させる。この際鉄等は過剰であるため。
反応生成物は金属粉末の表面にのみ生成し、金属粉末の
内部は未反応の金属の状態に保たれている。
従ってこの反応生成物を乾燥すると1反応生成物と未反
応の金属とが共存した本発明の組成物となる。
本発明の組成物はまた。下記の方法によっても製造でき
る。即ち例えば、金属1グラム原子に対して1モル〜3
モルのアスコルビン酸を反応させる。この際はアスコル
ビン酸は過剰であるため、金属は全量溶解して、アスコ
ルビン酸と金属との反応生成物を含有する溶液が得られ
る。この溶液に別途準備した金属粉末を浸漬し取り出し
て乾燥すると、表面に反応生成物が塗着されかつ内部は
未反応の金属が共存した、本発明の組成物が得られる。
本発明者等は平均粒度が50μ以下の鉄粉300grを
1モルの濃度のアスコルビン酸に添加し、 60℃で1
時間反応させた後取り出しこれを乾燥したが。
粉体の中心が未反応で表面が反応生成物よりなる鉄−ア
スコルビン酸系の粉末の組成物が得られた。
この粉末の組成物200■gをアセテート繊維に均一に
分散させてタバコフィルターを形成し、このフィルター
を、既存のフィルターを除去したタバコに配し、タバコ
を喫煙状態として、フィルターから排出されるガス中の
アセトアルデヒド、酢酸、SOX、 NOX、 CO,
Co、、 NH,、H2S等の濃度を測定したが、これ
等の有害成分の含有量はタバコが短かくなっても、従来
の活性炭の粉末を配した通常のフィルター付タバコの場
合に比べて、顕著に低減していた。
また本発明のフィルターを配したこのタバコを試煙した
が1発生期のラジカルが除去されていたため、マイルド
な味覚であった。
アセテート繊維等に本発明の組成物を均一に分散させる
他の方法としては、金属粉末を繊維中に混合しこれを紡
糸して、その後オキシ多塩基酸類と反応させて、本発明
の組成物を均一に分散させたアセテート繊維を製造して
もよいし、また本発明の組成物が懸濁した溶液にアセテ
ート繊維を浸漬し、懸濁した組成物をアセテート繊維の
隙間に付着させて製造してもよい。
[発明の効果] 本発明のタバコフィルターは、従来の活性炭よりも空気
清浄力が強く且つ空気清浄力が持続する組成物を含有し
ているため、タバコの煙に含まれている有害ガスを有効
に且つ十分に除去することができる。
特許出願人  新日本製鐵株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Fe、Mn、Cr、Ni、Zn、Al、Cuから
    選ばれる1または2以上の金属とオキシ多塩基酸類との
    反応生成物が前記金属と共存している組成物を繊維状フ
    ィルター内に含有せしめた事を特徴とするタバコフィル
    ター
  2. (2)Fe、Mn、Cr、Ni、Zn、Al、Cuから
    選ばれる1または2以上の金属とオキシ多塩基酸類との
    反応生成物が前記金属および塩基と共存している組成物
    を繊維状フィルター内に含有せしめた事を特徴とするタ
    バコフィルター
JP2110301A 1990-04-27 1990-04-27 タバコフィルター Pending JPH048279A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2110301A JPH048279A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 タバコフィルター

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JP2110301A JPH048279A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 タバコフィルター

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JPH048279A true JPH048279A (ja) 1992-01-13

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JP2110301A Pending JPH048279A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 タバコフィルター

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JP (1) JPH048279A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001097640A1 (fr) * 2000-06-19 2001-12-27 Shimaya Corporation Filtre de cigarette, cigarette comprenant un filtre et procede de production de ceramique pour filtre de cigarette
CN102499449A (zh) * 2011-11-03 2012-06-20 湖南中烟工业有限责任公司 一种降低卷烟主流烟气中亚硝胺含量的烟草薄片及其制备和应用方法

Cited By (2)

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