JPH0482798A - 情報媒体と読み取り装置 - Google Patents

情報媒体と読み取り装置

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JPH0482798A
JPH0482798A JP2196630A JP19663090A JPH0482798A JP H0482798 A JPH0482798 A JP H0482798A JP 2196630 A JP2196630 A JP 2196630A JP 19663090 A JP19663090 A JP 19663090A JP H0482798 A JPH0482798 A JP H0482798A
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JP
Japan
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magnetic core
information medium
coil
reading device
recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP2196630A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Uenishi
上西 光明
Naoki Yuda
直毅 湯田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0482798A publication Critical patent/JPH0482798A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、データを処理あるいは記憶するICチップを
内蔵し、読み取り装置との間で電磁誘導によってデータ
を授受することか可能な情報媒体と読み取り装置に関す
るものである。
従来の技術 データを処理あるいは記憶するICチ・ツブを内蔵し、
読み取り装置と機械的電気的に接続する連の端子をプラ
スチックカードの表面に露出、配列した所謂、ICカー
ドは広く知られている。このICカードは記憶容量が大
きく、機密保持の点ですぐれているため金融関係、流通
関係、医療関係など多くの分野で実用化されつつある。
しかしながら、このようなICカードでは端子か外部に
露出しているため、屋外の特殊な環境では端子面の汚損
、磨耗などを生じて、ICカードと読み取り装置との良
好な接続を必ずしも確保することか困難であった。この
ため、近年、読み取り装置と情報媒体との間で、機械的
に接続する端子を介することなく、非接触でデータを授
受する方式か提案されている。データを非接触で伝送す
る伝送媒体としては、光、電波、磁界なとかあるか、情
報媒体が汚損されてもデータの信頼性かある点、互いに
異なる情報媒体の間でデータの混信かない点、情報媒体
に外部から電力を供給できる点を考慮すると、磁界を用
いた伝送方法がもっとも有効であると考えられる。この
ように伝送媒体に用いた情報媒体の従来例として、特開
昭61−101886号公報に記載の情報カードがある
。この情報カードと読み取り装置の磁気結合部の断面図
を第9図に示す。情報カード40のカード本体46には
第1の磁芯41と第1のコイル42とを埋設し、読み取
り装置の第2の磁芯43には第2のコイル44と、空隙
45とを設け、情報カード40を空隙45に挿入して第
1の磁芯41と第2の磁芯43との間で磁気回路を形成
し、情報カード40の厚み方向に磁界を発生することに
よって情報カード40と読み取り装置とを電磁誘導によ
って効率良く結合し、情報カード40と読み取り装置の
磁気結合部とを一対としてデータを授受するものである
このような非接触の情報カードは従来のICカードと同
様に多(の分野で使用できると同時に、外部の環境に対
する信頼性が向上しているため、海水浴場、プールを設
置したレジャーランド、スキー場、温泉地など特殊な環
境でも使用することか可能である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような特殊な環境では、使用される
情報媒体は従来例の情報カードのようにカード状にする
のではなく、水着のポケットにはいる程度、あるいは腕
輪、ペンダント、キーホルダー バッチなどに装着でき
る程度のコンパクトな形状にしたほうが携帯には便利で
ある。特殊な環境ではなくても、情報媒体をよりコンパ
クトな形状にすることによって、情報媒体を身に付ける
ばかりではなく、レンタルビデオなとの貸出界にするこ
とも可能になる。このように多くの分野で使用される情
報媒体の利用形態に応して、情報場帯の読み取り装置も
、携帯可能なポータプルタイプ、自動販売機、電話機の
ような据え置きタイプなど種々の形状のものが必要とな
る。特に、レジャーランドの係員が読み取り装置を携帯
しなから、お客にサービスをする場合は、読み取り装置
の小型化、薄型化が必要となる。そして、情報媒体はこ
のような種々の異なるタイプの読み取り装置に対しても
装着でき、また、データを読み取ることができるような
、読み取り装置に対する互換性を持っていることか重要
である。同時に、情報媒体の機械的な強度、外部環境に
対する信頼性かさらに要求されることになる。
以上のような課題に対して、本発明の第1の目的は、種
々の異なるタイプの読み取り装置に対して電磁誘導によ
って接続することが可能であり、しかも、読み取り装置
の小型化、薄型化を可能にするコンパクトな情報媒体を
提供することにある。第2の目的は、情報媒体の挿入方
向1回転方向に関係なく、また、情報媒体を腕輪やキー
ホルダーに装着した状態でも、情報媒体と電磁誘導によ
って接続することができる読み取り装置を提供すること
にある。第3の目的は、外部の環境、機械的な衝撃、温
度、湿度、薬品などに対する読み取り装置と情報媒体の
信頼性を向上することにある。
課題を解決するための手段 前記目的を達成するために本発明の情報媒体は、本体と
、この本体の外側に設けた連続的あるいは断続的な環状
の第1の磁芯と、この第1の磁芯の外周部に沿って環状
に巻線した第1のコイルと、この第1のコイルの誘導電
圧からデータを検出する検出部と、この検出したデータ
を記憶する記憶部と、この記憶部のデータの読み出し、
書き込みを制御する制御部と、前記記憶部から読み出し
たデータを第1のコイルに転送する送出部とを備え、前
記検出部、記憶部、制御部、送出部は前記第1の磁芯の
内側の本体に埋設したものである。
また、本発明の読み取り装置は、前記情報媒体を挿入す
る第1の凹部と、この第1の凹部を取り囲むように配置
した連続的あるいは断続的な環状の第2の磁芯と、この
第2の磁芯と前記第1の凹部との間で、前記第1の凹部
の外周部の少なくとも一部に沿って巻線した第2のコイ
ルとを備え、前記第1の凹部に挿入した前記情報媒体と
電磁誘導によって交流磁界を授受する構成としたもので
ある。
作用 以上のような構成とすれば、本発明の情報媒体を本発明
の読み取り装置の第1の凹部に挿入することによって、
第1の磁芯の外側の端面と第2の磁芯の内側の端面とが
対向し、第1の磁芯と、第2の磁芯と、これらの第1お
よび第2の磁芯を分離する間隙とで磁気回路が形成され
、情報媒体と読み取り装置との間で交流磁界の授受が可
能となり、第1の磁芯と第2の磁芯との間にある第1の
コイルと第2のコイルとが電磁誘導によって結合する。
この場合、磁気的な結合部の第1の磁芯および第2の磁
芯は常に、第1の磁芯と第2の磁芯とは所定の面積で対
向するように、必要な厚みをもって連続的あるいは断続
的に環状に形成し、また、第1のコイルは第1の磁芯の
厚み方向の中心近傍に巻線しているため、情報媒体を表
裏逆方向に挿入しても、任意の角度に回転しても、情報
媒体と読み取り装置とか良好に接続される。この時、読
み取り装置は、はぼ情報媒体と同し程度の厚みにまで薄
型化することができる。携帯のための補助具として使用
する腕輪やキーホルダーに情報媒体を装着した状態で情
報媒体と読み取り装置とを接続する場合は、少なくとも
情報媒体の磁気的な結合をする部分は、前記補助具の表
面から突出し、残りの部分を利用して情報媒体を前記補
助具に組み込んで、この突出した部分のみを読み取り装
置の第1の凹部に挿入し、前記補助具は第1の凹部の外
部に露出するため、前記補助具から情報媒体を取り外す
ことなく、情報媒体と読み取り装置を接続することがで
きる。本発明の情報媒体を別の方法、例えば、読み取り
装置の磁気的な結合に使用する磁芯に空隙を形成し、こ
の空隙の中に情報媒体を挿入して情報媒体の読み取りを
行う場合には、情報媒体の第1の磁芯の厚み方向、即ち
、第1の磁芯の上下の端面から磁束を通すことによって
、読み取り装置と情報媒体との間で交流磁界を効率良く
授受することかできる。また、読み取り装置の磁気的な
結合部に並行な1対のコイルが対向した通路を形成し、
この通路の中に情報媒体を挿入して、比較的離れた距離
から情報媒体を読み取る場合には、情報媒体の第1のコ
イルの内側全体を通る磁束によって、読み取り装置と情
報媒体との間で交流磁界を授受することかできる。いず
れの場合にも、情報媒体を表裏逆方向に挿入しても、任
意の角度に回転しても、情報媒体と読み取り装置とが良
好に接続される。
実施例 以下に本発明の情報媒体の一実施例の構成について、図
面を参照しながら説明する。第1図(a)。
(blは本発明の情報媒体の一実施例の平面図とそのA
−Bの断面図である。第1図において、1は情報媒体、
2は第1の磁芯、3は第1のコイル、4はICチップ、
5はチップ部品、6は配線基板、8は保護ケース部品で
ある。情報媒体1の大きさは直径が約30mm、厚みか
5 +nm程度で、情報媒体1の表面には情報媒体1を
利用するシステムを象徴するデザイン10を形成し、裏
面には情報媒体1の発行者、紛失した場合の連絡先、取
扱いの注意事項なとの印刷体11を形成している。情報
媒体1の表裏面の外周部には、読み取り装置に接続する
だめの基準面14a、14bを設け、裏面の基準面14
bには情報媒体1の管理番号、所有者の名前を刻印して
いる。情報媒体1をレジャーランドなどのキャノシニレ
スンステムに利用する場合は、情報媒体1をポケットや
財布に入れてコインのように携帯するか、腕輪やキーホ
ルダーなとの補助具に装着して携帯する。第1の磁芯2
の材料は透磁率の大きい焼結フェライトで、その形状は
情報媒体1の外形に合わせた円筒、平板状である。第1
の磁芯2の外側の端面2aと保護ケース8の外周部とは
近接しながら、円周方向全体にわたり一定の間隔を形成
している。第1の磁芯2の内側の本体には、半導体パッ
ケージに収納したICチップ4.チップ部品5、これら
の部材を搭載した配線基板6を埋設している。第1の磁
芯2の外側の端面2aには絶縁テープ7を介して、第1
のコイル3を端面2aに沿って環状に巻線している。第
1のコイル3には絶縁被覆した銅線を使用し、この銅線
の巻き始めと巻き終わりの部分は、第1の磁芯2の上端
面2bに設けた溝(図示しない)を通じて第1の磁芯2
の内側に導入して、配線基板6に接続している。第1の
磁芯2.第1のコイル3.ICチップ4.チップ部品5
.配線基板6はすべて有底筒状の保護ケース8の中に収
納すると共に、保護ケース8の内部はエポキシ樹脂9を
充填して、これらの構成部材はすべて完全に密封し、情
報媒体1をコンパクトな形状に仕上げている。保護ケー
ス8には剛性、耐熱のあるプラスチック材料として硝子
繊維入りのPPS樹脂を使用し、エポキシ樹脂9には情
報媒体1の重量を確保するためにシリカを混合している
第2図(at、 (b)は他の実施例の情報媒体の断面
図である。第2図ta+の実施例の情報媒体は、第1の
磁芯2の外側の端面2(a)に沿って第1の溝12を設
けて、第1の溝12に沿って第1のコイル3を巻線する
と共に、第1の溝12の上下の第1の磁芯2の外側の端
面に、情報媒体1の外部に向けて突起した凸部を形成し
、保護ケース8の外周部と第1の磁芯2との間隔を狭め
たものである。第2図(blの実施例は、第1の磁芯2
の内側に十字形の金属板13を埋設し、情報媒体1の機
械的な補強を増加させたものである。その他の構成は第
1図の実施例の情報媒体と同様である。
次に、実施例の情報媒体1の読み取り方法を説明する。
まず最初に、本発明の読み取り装置の構成から説明する
。第3図に本発明の読み取り装置の一実施例として、ポ
ータプルタイプの読み取り装置の斜視図を示す。第3図
において20は読み取り装置、21はデータを入力する
ためのキホード、22はデータを表示するためのティス
フレイ、23は情報媒体20に組み込まれた接続ユニッ
トである。接続ユニット23には情報媒体1を挿入する
ため、平面寸法が情報媒体1よりやや大きい第1の凹部
24を形成している。読み取り装置20はレジャーラン
ドなとのキヤノンユレスのサービスに使用し、係員か手
にもって、あるいは体に付けて携帯するものであり、必
要に応して、情報媒体1を第1の凹部24に挿入して情
報媒体1と読み取り装置20との間でデータの授受をす
る。第4図に情報媒体1を第1の凹部24に挿入した状
態で、接続ユニット23のA−Bの部分断面図を示す。
第4図において、25は第2の磁芯、26は第2のコイ
ルである。第2の磁芯25の材料には透磁率の大きい焼
結フェライトを使用し、その形状は第1の磁芯2と同し
ように円筒平板状である。第2の磁芯25は第1の凹部
24を取り囲むように、環状に配置し、第2の磁芯25
と第1の凹部24との間には、第2の磁芯25の内側の
端面25aに沿って、即ち、第1の凹部24の外周部に
沿って第2のコイル26を環状に巻線している。第2の
コイル26には絶縁被覆した銅線を使用し、この銅線の
巻き始めと巻き終わりの部分は、リード線によって読み
取り装置20の本体部に接続している。第2の磁芯25
と第2のコイル26とは、プラスチック材料を射出成形
した支持台28に固定し、支持台28には第1の凹部2
4と第1の凹部24の底面部の貫通孔27とを形成して
いる。第2の磁芯25と第2のコイル26とはカバー2
9によって保護し、力”−29と支持台28とは接着剤
によって密着、固定すると共に、第2の磁芯25と第2
のコイル26とを接続ユニット23の内部に完全に密封
している。第2のコイル26は第1の凹部24の外周部
の支持台28に巻線した後、第2の磁芯25を支持台2
8の凹部に挿入、接着剤によって固定している。このよ
うに接続ユニット23は、情報媒体1と同程度に薄型化
、小型化したコンパクトな形状であるため、ポータプル
タイプの読み取り装置20に取り組むばかりではなく、
読み取り装置の大きさに関係なく、この読み取り装置に
組み込み、固定して情報媒体とすることも、また、着脱
可能に取り付けて、接続ユニット23だけを取り出して
情報媒体と接続することができる。
このような構成の情報媒体1と接続ユニット23とでは
、情報媒体1の磁気的な結合をする第1の磁芯2と第1
のコイル3とは情報媒体1の厚み方向の上下にほぼ対称
であり、また、平面形状か円形状であるため、情報媒体
1を表裏反対方向に、また、任意の角度に回転して第1
の凹部24に挿入しても、第1の磁芯2の外側の端面2
aと第2の磁芯25の内側の端面25aとは、常に所定
の面積1間隔で対向する磁気回路を形成し、第4図の点
線で示すような磁路が形成されて、第1の磁芯2と第2
の磁芯25との間にある、第1のコイル3と第2のコイ
ル26とが電磁誘導によって結合し、情報媒体1と接続
ユニット23とが良好に接続される。第1の磁芯2、あ
るいは第2の磁芯25の一部に切り欠き部を形成しても
、また、第2の磁芯25と第1の磁芯2との間の磁気抵
抗を極端に大きくしない設計とする限り、第1の磁芯2
あるいは第2の磁芯25を完全な円形ではなく、一部あ
るいは複数の部分が欠如した断続的な環状にしても、情
報媒体1と接続ユニット23とは問題なく接続できる。
従って、情報媒体1の第1の磁芯2を断続的な環状にし
た場合は、第1のコイル3は複数の第1の磁芯2を包含
するように第1の磁芯2の外側の端面2aに沿って環状
に巻線しても、また、単数あるいは複数の第1の磁芯2
それぞれの周囲に巻線しても良い。接続ユニ・ノド23
の第2の磁芯25を断続的な環状にした場合は、第2の
コイル26は複数の第2の磁芯25の内側で、第1の凹
部24を取り囲むように環状に巻線しても、また、単数
あるいは複数の第2の磁芯25それぞれの周囲に巻線し
ても良い。いずれの場合も、第2のコイル26は第1の
凹部24の外周部の少なくとも一部に沿って巻線するこ
とになる。そして、情報媒体1を腕時計のように腕輪に
組み込んで携帯する場合には、少なくとも、情報媒体1
の磁気的な結合をする第1の磁芯2と第1のコイル3と
を腕輪の表面から突出して、情報媒体1を腕輪に組み込
み、この突出した部分を第1の凹部24に挿入し、情報
媒体1と接続ユニット23とを接続する。情報媒体1を
キーホルダー ペンダントなどの鎖に付けて携帯する場
合には、情報媒体1の保護ケース8には鎖を付けるため
の突起部を設け、接続ユニット23の第1の凹部の外周
部には、前記の鎖あるいは突起部を嵌め込むための溝を
形成して情報媒体1と接続ユニット23とを接続する。
必要な場合は鎖や腕輪の受は台を接続ユニット23に形
成する。情報媒体1に形成したデザイン10.印刷体1
1が基準面14a、14bから突出した場合でも、この
突出した部分を第1の凹部24の底面部に設けた貫通孔
27に吸収し、基準面14a、14bのみを第1の凹部
の底面部に当接して情報媒体1を第1の凹部24の所定
の位置に挿入することかできる。実施例の接続ユニット
23では貫通孔27を設けているが、第1の凹部の底面
部に第2の凹部を形成しても同様のことが言える。従っ
て、デザイン10.印刷体11に3次元的な装飾、意匠
を施すことが可能となり、情報媒体1の付加価値か向上
する。また、情報媒体1および接続ユニット23の構成
部材はすへて完全密封されているため、携帯使用する時
の外部の環境に対する信頼性が確保されている。
次に、情報媒体1と接続ユニット23の動作について第
4図の断面図と、第5図のデータの流れを示すブロック
図とを用いて説明する。情報媒体1からデータを読み出
す場合は、最初に、読み取り装置20の切替部35aを
送信状態に切り替え、制御部30aから初期命令と読み
出し命令とを送出部31aに転送する。送出部31aは
初期命令と読み出し命令とのrO,IJのデジタル信号
を周波数変調し、電力増幅して第2のコイル26に転送
する。これらの命令を情報媒体1に伝送した後、読み取
り装置20を受信状態に切り替える。第2のコイル26
によって励起された交流磁界は接続ユニット23の第2
の磁芯25から情報媒体lの第1の磁芯2に伝達され、
情報媒体1は受信状態に設定しているため、第1のコイ
ル3に誘、導電圧が発生する。この誘導電圧の一部は検
出部32bに、残りは電源部34bに送られる。初期命
令と読み出し命令によって情報媒体1に電力か伝送され
るとともに、情報媒体1か励起して所定の動作を開始す
る。検出部32bは周波数変調された信号の周波数を弁
別し、ro、IJのテンタル信号に変換して、この信号
を制御部30bに転送する。電源部34bは前記誘導電
圧を整流して、情報媒体1を動作するための電力をコン
デンサに蓄積する。初期命令には電力信号と同期信号と
を含み、この電力信号の電力によって、情報媒体1は読
み出し命令を受は取るため、前記同期信号と初期の同期
を取る。電力信号は送出部31aで周波数変調した時、
高い周波数成分が多く含まれるように符号を決め、また
、同期信号は情報媒体1を利用するシステムの中では同
一符号にする。
同期が完了すると、制御部30bは読み出し命令を解読
して、有効性を判定した後、記憶部33bの指定された
アドレスからデータを読み出す。そして、制御部30b
は読み出したデータに暗号化の処理をし、同期信号を加
えて、このデータを送出部31bに転送すると共に、切
替部35bを送信状態に切り替える。送出部31bはデ
ータを周波数変調して、この変調した信号を第1のコイ
ル3に転送する。この時、第1の磁芯2と第2の磁芯2
5との磁気的な結合によって、第2のコイル26に誘導
電圧か発生し、情報媒体1から読み取り装置20に周波
数変調された信号か伝送される。検出部32aはこの誘
導電圧の周波数を弁別し、ro、IJのデジタル信号に
変換して制御部30aに転送する。制御部30aは前記
同期信号との同期を取った後、データを解読し、必要に
応して、データを記憶部33aに書き込み、記憶する。
情報媒体1を接続ユニット23に挿入してから情報媒体
1のデータを読み取る迄は読み取り装置20に設けた表
示ランプ(図示しない)が点灯し、この間は情報媒体1
を接続ユニットから取り出さない。このようにして情報
媒体1がらデータを読み出した後、貫通孔27から指を
入れて情報媒体1を第1の凹部24から突き出して情報
媒体1を取り出す。
情報媒体1にデータを書き込む場合は、読み取り装置2
0から初期命令とデータを含む書き込み命令とを情報媒
体1に伝送し、情報媒体1はこの書き込み命令にしたが
って、データを記憶部33bに書き込むと共に、この書
き込んだデータを読み取り装置20に返送する。読み取
り装置2oは情報媒体1から返送されてきたデータの正
誤を判定し、正しければ書き込みを終了し、誤っている
場合には再度、初期命令とデータを含む書き込み命令と
を情報媒体1に伝送する。データが正しく書き込まれる
迄は読み取り装置20に設けた表示ランプ(図示しない
)が点灯している。その他の動作、電力供給、同期の取
り方、変調方法、電磁結合の方法などは情報媒体1から
データを読み出す場合と同様である。このようにして情
報媒体1からデータを読み出し、情報媒体1にデータを
書き込む1サイクルが完了する。レジャーランドのキャ
ッシュレスンステムに情報媒体1を利用した場合は、初
期、情報媒体1に使用可能な限度額を設定し、情報媒体
1を使用する毎にこの限度額から使用した金額を減算し
て、残りの使用可能な金額を情報媒体1に書き込む。読
み取り装置20の記憶部33aに所定の売り上げデータ
か蓄積されると、このデータは本体装置に回収、集計さ
れる。この時、本体装置と読み取り装置20とは接続ユ
ニット23を介して接続される。
第1図の情報媒体1の実施例に示すように、制御部30
b、送出部31b、検出部32b、記憶部33bはIC
チップ4に集約し、電源部34bはダイオード、コンデ
ンサーなとのチップ部品5で構成している。また、情報
媒体1の記憶部33bのメモリにはEE−FROM (
電気的に消去可能な不揮発性メモリ)を使用しているた
め、バックアップ用の電池は必要としない。
次に、第6図(a)、 (bl、 tcl、 (d)お
よび第7図(atb+、 tclに本発明の情報媒体と
接続ユニットのその他の実施例として、情報媒体1を接
続ユニット23に挿入した状態で、情報媒体1と接続ユ
ニット23との磁気的な結合部の部分断面図を示す。第
6図(alの実施例は第2の磁芯25の内側の端面25
aに第2の溝15を形成して、第2の溝15に沿って第
2のコイル26を巻線し、第2のコイル26を第2の溝
15の方向に後退することによって、第2の磁芯25の
内側の上下の端面に第1の凹部24に向けて突起した凸
部を形成し、第1の磁芯2と第2の磁芯25との磁気結
合する間隔を狭めたものである。第6図+b+の実施例
は、第6図+a+の接続ユニット23に第2図tclの
情報媒体1を接続したものである。第1の磁芯2には第
1の溝12を形成して、第1の溝12に沿って第1のコ
イル3を巻線し、第1のコイル3を第1の溝12の方向
に後退することによって、第1の磁芯2の外側の上下の
端面に第1の凹部24の外周部に向けて突起した凸部を
形成し、第1の磁芯2と第2の磁芯25との磁気結合す
る間隔を第6図(alの実施例よりさらに狭めたもので
ある。第6図ic)の実施例は、第1の磁芯2、第2の
磁芯25の断面形状がL字状となる第1の溝12、第2
の溝15を形成して、第6図(al、 (blの実施例
と同様に、第1の磁芯2と第2の磁芯25との磁気結合
する間隔を狭めたものである。第6図(d)の実施例は
、接続ユニット23の第1の凹部24の底面部に、第1
の磁芯2の底面と第2の磁芯25の底面とに跨った第3
の磁芯16を配置し、第1の磁芯2と第2の磁芯25と
の磁気的な結合を補助したものである。第3の磁芯31
は高透磁率の焼結フェライトで、第1の磁芯2および第
2の磁芯25と同様に、貫通孔27を取り囲むように連
続的あるいは断続的に環状に配置している。このように
して第1の磁芯2と、第2の磁芯25と、第1の磁芯2
と第2の磁芯25とを分離する間隔とで形成される磁気
回路の磁気抵抗を減少するすることによって、接続ユニ
ット23から情報媒体1へのデータ、電力伝送効率が向
上し、情報媒体1から接続ユニット23へのデータ伝送
の耐雑音特性を改善し、また、読み取り装置20の消費
電力を減少する。
第7図(a)の実施例は、第1のコイル3を電気的に直
列に接続した上コイル17aと下コイル17bとに分割
し、第1の磁芯2の厚み方向に対して、所定の間隔を形
成して第1の磁芯2の外側の端面に巻線したものである
。第7図(b)の実施例は、第1の磁芯2の外側の端面
に上溝18a、下溝18bを形成して、上溝18aに沿
って上コイル17aを、下溝18bに沿って下コイル1
7bを巻線し、第2の磁芯25の内側には第2の溝15
を形成して、第2の溝15に沿って第2のコイル26を
巻線したものである。第7図(C1の実施例は、第1の
磁芯2には、その断面形状がT字状となる上溝18a、
下溝18bを形成して、上溝18aに沿って上コイル1
7aを、下溝17bに沿って下コイル18bを巻線し、
第2の磁芯25には、その断面形状がL字状となる第2
の溝15を形成して、第2の溝15に沿って第2のコイ
ル26を巻線し、接続ユニット23の第1の凹部24の
底面部には、第1の磁芯2の底面と第2の磁芯25の底
面とに跨った第3の磁芯16を配置したものである。第
7図の実施例の第3の磁芯16.第2の溝15.上溝1
8a、下溝18bは、第6図の実施例と同様に、第1の
磁芯2と第2の磁芯25の磁気的な結合の効率を向上す
るものである。また、第7図の実施例では、第7図tb
+の点線で示す磁路のように。第1の磁芯2と第2の磁
芯25との磁気的な結合をする磁気回路か第1の磁芯2
の中間部(上コイル17aと下コイル17bとの間)か
ら第2の磁芯25に向かって形成されるため、情報媒体
1を表裏反転しても同し磁気回路か形成される。従って
、このような磁気回路か構成されている限り、情報媒体
1は第1の凹部24から突出しても良く、この突出した
部分を利用すれば、情報媒体1の表裏を考慮することな
く、比較的簡単に情報媒体1を腕輪や、キイホルダー、
ペンダントに組み込むことができ、また、接続ユニット
23に接続することができる。また、第1の凹部24の
深さを浅くすることができ、接続ユニ、ト23の全体の
厚さを減少することができる。第6図、第7図の実施例
で説明しなかった情報媒体1と接続ユニット23の構成
は、第1図の情報媒体1、第4図の接続ユニット23と
同様である。また、第1の溝12.第2の溝15.上溝
18a、下溝18bは切削加工しても、複数の磁性材料
を積層して形成しても良い。第2の磁芯25の形状によ
って、接続ユニット23の支持台28カバー29の形状
が変わる。このように構成した情報媒体1は、その挿入
方向1回転方向に関係なく、また、情報媒体1は単体で
も腕輪やキーホルダーに装着した状態でも接続ユニット
23に機械的にも、電磁誘導によっても接続でき、接続
ユニット23を組み込んだ読み取り装置とデータを授受
することかできる。
さらに、本発明の情報媒体1は接続ユニット23を組み
込んだ読み取り装置ばかりではなく、電磁誘導によって
データを授受するものであれば、他の異なる方式の読み
取り装置にも対応することかできる。第8図tag、 
(b)に他の読み取り装置の磁気的な結合部の断面図を
、この結合部に情報媒体1を挿入した状態で示す。第8
図(alの読み取り装置は、断面形状がコの字あるいは
C字状の磁芯37に、情報媒体1とデータを授受するた
めの検出コイル36を説け、磁芯37の一部に空隙を形
成して、この空隙に情報媒体1を挿入するものである。
第1のコイル3あるいは検出コイル36によって励磁さ
れた交流磁界は、磁芯37.第1の磁芯2.第1の磁芯
2と磁芯37との間隙とで形成された磁気回路に発生し
、第1の磁芯2の上端面2bから下端面2cに向けて、
あるいはその逆方向に磁束か流れて第1のコイル3ある
いは検出コイル36に誘導電圧が発生する。従って、情
報媒体1と読み取り装置との間で電磁誘導によってデー
タを授受することができる。磁芯37の情報媒体1に対
向する部分の中央部には、切り欠き部37a、37bを
設けて、発生する磁束を第1の磁芯2に集中させると共
に、情報媒体1のデザイン10.印刷体11の逃げを形
成している。この場合、第2図tb+の実施例の情報媒
体1のように第1の磁芯2の内側の本体に情報媒体1を
機械的に補強する金属板13を埋設しても、発生する磁
束はほぼ第1の磁芯2の内部に吸収されて、金属板13
によって交流磁界か弱められたり、交流磁界の伝送の効
率が劣化することはない。このことは、情報媒体1と接
続ユニット23とを接続しても同様であり、低価格の金
属板13を使用して、情報媒体1を機械的に補強するこ
とができる。第8図[blの読み取り装置の磁気的な結
合部は、通路38の両側に、並行な空芯の検出コイル3
6a36bを配置し、通路38に情報媒体1を通過させ
ることによって、情報媒体1とデータを授受するもので
、自動販売機、電話機、自動改札機などの据え置きタイ
プの読み取り装置に利用するものである。検出コイル3
6a、36bによって励磁された磁束は、情報媒体1の
厚み方向とほぼ並行に流れ、検出コイル36a、36b
と情報媒体1との距離が比較的近い場合は、第8図(a
lの実施例のように磁束の大半は第1の磁芯2に吸収さ
れて、第1のコイル3に誘導電圧を発生する。検出コイ
ル36a、36bと情報媒体1との距離か大きい場合は
、情報媒体1の全体に磁束か通過し、第1の磁芯2に集
中する磁束の量は減少するが、第1のコイル3の内側を
通過する全体の磁束によって第1のコイル3に誘導電圧
を発生する。情報媒体1か通路38を傾斜して通過する
場合には、第1の磁芯2が存在しないと、情報媒体1の
検出コイル36a、’36bに対する傾斜の大きさに比
例して、第1のコイル3に直交する磁束の量が減少する
しかし、第1の磁芯2か存在すると、第1の磁芯2の上
端面2b、下端面2cおよび外側の端面2aから磁束を
吸収することかできるため、前記したような第1のコイ
ル3と直交する磁束の量か減少するという現象は防止で
きる。この効果を大きくするためには、第1の磁芯2の
幅を大きくするか、あるいは第1の磁芯2の上端面2b
、下端面2cを第1の磁芯2の内側に突出させる。第8
図(b)の実施例では磁束が情報媒体1の全体を通過す
る場合があるため、第2図(blの実施例の金属板13
は所定の厚みによって機械的な強度を確保しながら、平
面形状は、例えば、環状あるいは十字形状のように、そ
の表面積を小さくし、情報媒体1による交流磁界の損失
を小さくする。情報媒体1から発生した磁束は、第1の
磁芯2を通して検出コイル36a、36bに伝達される
。情報媒体1の第1の磁芯2の内側の本体に金属を埋設
できるということは、コンパクトな形状でありながら、
情報媒体1には小型電池を搭載することも可能である。
このようにして、読み取り装置と情報媒体1との間で交
流磁界か授受され、第5図のブロック図で説明したよう
に情報媒体1と読み取り装置とが動作して、データが授
受される。第8図(at、 (b)の読み取り装置のい
ずれに対しても、情報媒体1を表裏反対方向に挿入して
も、情報媒体1と読み取り装置とは問題なく動作する。
このことは、第7図(at、 fbl、 (C1の実施
例の情報媒体1においても、上コイル17aと下コイル
17bとは直列に接続されているため同様のことがいえ
る。
発明の効果 以上のように本発明の情報媒体は、その構成部材を完全
に密封したコンパクトな形状で、機械的な強度が増大し
ているので、携帯使用する時の外部の環境に対する信頼
性が向上している。このため、この情報媒体は単体でコ
インのように携帯するばかりではなく、腕輪、ペンダン
ト キーボルダ−なとの装身具に装着して携帯すること
ができ、また、レンタルビデオなどの貸出界に組み込む
こともでき、情報媒体としての利用分野が広がる。情報
媒体からデータを読み取り、あるいは書き込む場合には
、外部から情報媒体に対して、直角あるいは平行に磁界
を印加すれば情報媒体か動作するので、平行な磁界中に
情報媒体を挿入する読み取り装置、本発明の接続ユニッ
トを組み込んだ読み取り装置なと、異なる方式の読み取
り装置に対しても、本発明の情報媒体は互換性をもって
接続することが可能である。情報媒体の表裏面には3次
元的なデザイン、装飾を施すことか可能であり、この装
飾によって、プリペイドカード、クレンノトカードなど
のカード状の情報媒体と比較して、その付加価値が向上
し、高級感を持たせることができる。
また、本発明の読み取り装置と本発明の情報媒体との組
合せは、読み取り装置を情報媒体と同程度の薄さにする
ことが可能であり、読み取り装置を薄型化、小型化する
ことか可能となると共に、パーソナルコンピュータ、O
A(オフィスオートメーンヨン)用機器なとの種々の形
態の装置に組み込むことができる。そして、この読み取
り装置を使用すれば、情報媒体を単体で携帯する時はむ
ろん、情報媒体を腕輪、キーホルダーなとの携帯用の補
助具に装着した状態でも、情報媒体の挿入方向9回転方
向に関係なく、情報媒体と読み取り装置とを電磁誘導に
よって接続することができる。情報媒体からデータを読
み取り、あるいは書き込む場合は、情報媒体と磁気的な
結合部か近接するため、交流磁界の伝送効率が良く、読
み取り装置の消費電力が減少し、データの信頼性か向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図fal、 (blは本発明の一実施例の情報媒体
の平面図と断面図、第2図+a)、 (blはともに本
発明のその他の実施例の情報媒体の断面図、第3図は本
発明の一実施例の読み取り装置の斜視図、第4図はその
接続ユニット部分の断面図、第5図は読み取り装置と情
報媒体との間のデータの流れを示すブロック図、第6図
fal 〜fdl 、第7図tal −tcI ハとも
に本発明のその他の実施例の情報媒体と接続ユニット部
分の断面図、第8図(a)、 (b)はその他の読み取
り装置の磁気結合部と情報媒体の断面図、第9図は従来
の情報カードと読み取り装置の磁気結合部の断面図であ
る。 1・・・・・・情報媒体、2・・・・・・第1の磁芯、
3・・・・・・第1のコイル、4・・・・・用Cチ・ツ
ブ、5・・・・・・チップ部品、6・・・・・・配線基
板、8・・・・・・保護ケース、9・・・・・・エポキ
シ樹脂、10・・・・・・デザイン、12・・・・・第
1の溝、13・・・・・・金属板、15・・・・・第2
の溝、16・・・・・・第3の磁芯、17a・・・・・
・上コイル、17b・・・・下コイル、18a・・・・
・・上溝、18b・・・・・・下溝、20・・・・・読
み取り装置、23・・・・・・接続ユニフト、24・・
・・・・第1の凹部、25・・・・・・第2の磁芯、2
6・・・・・第2のコイル、27・・・・・・貫通孔、
30a、30b・・・・・・制御部、31a、31b・
・・・・・送出部、32a32b・・・・・・検出部、
33a、33b・・・・・・記憶部、34a、34b・
・・・・・電源部。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名?−Nう←
バー9ミ 塚 C’1 第7図 22  テンスブノイ z3  接糸たユニ・Vヒ 23  箪10凹部 27−ij場又 β 斉f8合 29、、.71]八1− 第5図 第8図

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体と、この本体の外側に設けた連続的あるいは
    断続的な環状の第1の磁芯と、この第1の磁芯の外周部
    に沿って環状に巻線した第1のコイルと、この第1のコ
    イルの誘導電圧からデータを検出する検出部と、この検
    出したデータを記憶する記憶部と、この記憶部のデータ
    の読み出し,書き込みを制御する制御部と、前記記憶部
    から読み出したデータを第1のコイルに転送する送出部
    とを備え、前記検出部,記憶部,制御部,送出部は前記
    第1の磁芯の内側の本体に埋設した情報媒体。
  2. (2)第1のコイルは第1の磁芯の外周部に設けた第1
    の溝に沿って環状に巻線した特許請求の範囲第1項に記
    載の情報媒体。
  3. (3)第1のコイルは電気的に直列に接続した上コイル
    と下コイルとに分割し、この上のコイルと下コイルとを
    、第1の磁芯の厚み方向に対して、所定の隙間を形成し
    て第1の磁芯の外周部に沿って環状に巻線した特許請求
    の範囲第1項に記載の情報媒体。
  4. (4)上コイルと下コイルとは、それぞれ第1の磁芯の
    外部に設けた上溝および下溝に沿って環状に巻線した特
    許請求の範囲第3項に記載の情報媒体。
  5. (5)第1のコイルには、外部の読み取り装置からデー
    タと電力を含む交流磁界が印加される構成とした特許請
    求の範囲第1項に記載の情報媒体。
  6. (6)第1の磁芯の内側の本体に金属板を埋設した特許
    請求の範囲第1項に記載の情報媒体。
  7. (7)請求項1に記載の情報媒体を接続する読み取り装
    置であって、前記情報媒体を挿入する第1の凹部と、こ
    の第1の凹部を取り囲むように配置した連続的あるいは
    断続的な環状の第2の磁芯と、この第2の磁芯と前記第
    1の凹部との間で、前記第1の凹部の外周部の少なくと
    も一部に沿って巻線した第2のコイルとを備え、前記第
    1の凹部に挿入した前記情報媒体と電磁誘導によって交
    流磁界を授受する読み取り装置。
  8. (8)第2のコイルは断続的な第2の磁芯の周囲に巻線
    した特許請求の範囲第7項に記載の読み取り装置。
  9. (9)第2のコイルは第2の磁芯の内側の端面に設けた
    第2の溝に沿って環状に巻線した特許請求の範囲第7項
    、または第8項に記載の読み取り装置。
  10. (10)第1の凹部の底面部に貫通孔、または第2の凹
    部を形成した特許請求の範囲第7項に記載の読み取り装
    置。
  11. (11)第1の凹部の底面部の近傍に、この第1の凹部
    と第2の磁芯とに跨る第3の磁芯を配置した特許請求の
    範囲第7項に記載の読み取り装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013338A1 (ja) * 2005-07-29 2007-02-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. アンテナユニット及び携帯通信機器
JP2009177081A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Ricoh Elemex Corp 非接触授受装置および非接触伝送装置

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WO2007013338A1 (ja) * 2005-07-29 2007-02-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. アンテナユニット及び携帯通信機器
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