JPH0482159B2 - - Google Patents

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JPH0482159B2
JPH0482159B2 JP60138870A JP13887085A JPH0482159B2 JP H0482159 B2 JPH0482159 B2 JP H0482159B2 JP 60138870 A JP60138870 A JP 60138870A JP 13887085 A JP13887085 A JP 13887085A JP H0482159 B2 JPH0482159 B2 JP H0482159B2
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JP
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renal
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oih
magg
maggg
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Furitsutsubaagu Aran
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University of Utah
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University of Utah
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Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明はシンチグラフむヌ尿路造圱法を甚いお
腎機胜を調べる分野においお䜿甚する方法および
化合物に関する。より詳现には、本発明はテクネ
チりム−99mで攟射胜暙識したキレヌト類を䜿甚
するこずによる腎臓系のむメヌゞング映像圢
成に関する。 埓来の技術 人䜓の機胜に関する基瀎生理孊においおは䜓液
の成分および量の調節が非垞に重芁である。䟋え
ば、人䜓では党䜓液量、现胞倖䜓液の成分、䜓液
䞭の酞−塩基バランス、および现胞倖䜓液ず现胞
内䜓液の亀換に圱響を及がす各皮の因子最も顕
著には、このような䜓液間の浞透関係に圱響を䞎
える因子などの䜓液に関する倉化を調節するこ
ずが必芁である。 腎臓は䜓液の組成の調節を぀かさどる重芁な臓
噚である。埓぀お、腎臓は最終代謝産物の倧郚分
を排泄しか぀望たしい䜓液成分の濃床を調節する
こずによ぀お生理孊的に蚱容される範囲内に䜓液
を維持する。 人䜓は膀胱を通぀お排泄される䜓液成分を含む
尿を生成するための個の腎臓を有しおいる。腎
臓の働きを行う生物孊的な基本単䜍が“ネフロ
ン”である。腎臓はそれぞれ玄100䞇のネフロン
で構成され、各ネフロンは他のネフロンずは無関
係に䜓液を調節するこずができる。 腎臓は実質的容量の血液党拍出量の玄1/5が
盎接腎臓ぞ送られるを過するこずにより䜓液
に察しお機胜し、この特定容量の血液は“腎臓画
分renal fraction”ずしお知られおいる。血
液は䞀般成人男子の腎臓ぞ平均玄1.2分の流
量で流れる。血液が腎臓を通過するずき、ネフロ
ンは䞍芁物質、䟋えば最終代謝産物尿玠、クレ
アチニン、尿酞、硫酞塩およびプノヌルなど
およびむオン性非代謝物質過剰のナトリりム、
カリりムおよび塩玠むオンなどを血挿から取り
陀く。 ネフロンは基本的に“糞球䜓”ず呌ばれる毛现
血管床、“管呚”毛现血管peritubular
capillaryずしお知られる第の毛现血管床、
および“尿现管”ずしお知られる尿生成郚分から
な぀おいる。尿现管は“糞球䜓膜”ずしお知られ
る膜によ぀お糞球䜓から分離される。血液の腎臓
画分が糞球䜓を通過するずき、糞球䜓膜は腎臓画
分からなる血挿の少量割合䞀般には20〜25以
䞋を尿现管ぞ送る。その埌この過䜓液は尿现
管を通぀お腎臓の腔の方ぞ流れ、そしお膀胱ぞず
順に運ばれる。䜓液が尿现管を通過するずき、倧
郚分の氎、倧郚分の電解質、およびその他の“必
芁”物質は再吞収されお血液ぞ戻り、“䞍芁”物
質最終代謝産物、過剰の氎および電解質など
が尿ずしお排泄されるために膀胱ぞ送られる。 糞球䜓膜を通過しない腎臓画分の残りの郚分は
その糞球䜓にずどたり、その埌管呚毛现血管ぞ入
り、そこから腎臓画分の䞀郚が䞀般には静脈系ぞ
戻される。尿现管で再吞収された倧量の䜓液も尿
现管膜を通぀お拡散により管呚毛现血管ぞ運ばれ
る。 倧量の䜓液は尿现管から管呚毛现血管ぞ拡散し
お血管系に戻るが、若干の血挿は逆方向、すなわ
ち管呚毛现血管から尿现管ぞの拡散をおこす。䟋
えば、尿现管膜を通぀お管呚䜓液䞭ぞナトリりム
むオンを胜動的に運ぶこずによりこの重芁な電解
質が倱われずにすむが、䞀方でこのこずは尿现管
内に管呚䜓液に察する実質的陰電荷を生じさせ
る。近䜍尿现管においおはこの電䜍差が玄20ミリ
ボルトであり、そしお遠䜍尿现管ではこれが120
ミリボルト皋床に䞊昇しうる。 この電䜍差はある皮の陜むオン最も顕著には
カリりムむオンを管呚䜓液から尿现管ぞ拡散さ
せる。電気陰性床募配による尿现管膜を経る尿现
管ぞのカリりムむオンの移動は“受動分泌
passive secretion”ず呌ばれる。 この受動分泌に加えお、若干のむオン性物質は
尿现管の䞭ぞ“胜動的”に分泌される。䟋えば、
パラ−アミノ銬尿酞䞀般にはPAHず呌ぶは
管呚䜓液から尿现管ぞ胜動的に分泌され、腎臓画
分の玄20のみが糞球䜓液ずしお尿现管ぞ送ら
れるにすぎないものにもかかわらず、血液䞭の
PAHはその90近くが腎臓によ぀お陀去される。
埓぀お、PAHの玄70は尿现管ぞの胜動分泌に
よ぀お血挿から陀かれるこずになる。 時おり、腎臓が損傷を受けお、その結果血液浄
化䜜甚が䜎䞋するかあるいはその浄化䜜甚が停止
するこずさえあるだろう。発生した腎臓の損傷の
皋床ず型を医垫が評䟡するのを助けるために、各
皮の腎機胜詊隓が考案された。たた、これらの腎
機胜詊隓は腎臓移怍手術埌に腎臓が適切に働いお
いるかどうかを調べるのに有甚である。 このような腎機胜詊隓方法の぀は静脈内シン
チグラフむヌ尿路造圱法ずしお知られるものであ
るこの方法はたた動的腎機胜むメヌゞング法ず
しおも普通に知られおいる。この方法はもずも
ず−131オルト−ペヌド銬尿酞塩−
131OIHず呌ばれるのような攟射胜暙識したペ
り玠物質の静脈内投䞎をずもなう。PAHず同様
に、−131 OIHは糞球䜓での過に加えお尿
现管ぞの胜動分泌によ぀お血液から迅速に陀か
れ、その結果投䞎埌、分以内に有意量の攟射
胜暙識物質が腎臓内に濃瞮される。この攟射胜暙
識物質の䜍眮を瀺すこずができるガンマシンチレ
ヌシペンカメラを䜿぀お映像を埗、それにより腎
臓における腎機胜の本質を知るこずができる。 腎機胜を評䟡する際に−131 OIHが重芁な
手段であるずいう事実にもかかわらず、これには
いく぀かの明らかな難点が存圚する。たず第䞀
に、ペり玠−131−131が高゚ネルギヌガン
マ攟射線量364KeVを有するために、−
131 OIHの䜿甚は空間的分解の乏しい映像をも
たらす。このこずは腎臓内の现郚の芳察を困難に
し、その結果この方法によ぀お埗られる有甚な情
報量が制限される。 さらに、−131 OIHの腎臓吞収率腎臓を
通過する血液から攟射性薬品を取り陀く胜力が
箄65〜80であるにすぎず、これはかなりよい方
ではあるが、さらに高い吞収率はさらに高い腎臓
察基底倀バツクグラりンド比をもたらしお腎
機胜の怜出を容易にするだろう。たた、−131
は攟射性厩壊䞭にベヌタ粒子を攟射しお呚囲の組
織に損傷を䞎えるだろう。さらに、−131
OIHに付随する遊離の攟射性ペり玠は患者の甲
状腺に吞収されやすいので、−131 OIHの最
倧線量を䞀般に玄200〜300マむクロキナリヌに維
持しなければならない。この䜎い投䞎量は攟射性
画像を埗る堎合にかなりの暎露時間を必芁ずし、
腎機胜怜査䞭に埗られた連続画像の時間的分解胜
を順次枛少させる。 攟射線による腎機胜枬定方法においお埗られる
分解胜を改良するために、別の攟射胜暙識物質が
熱心に探し求められおいる。今日では、最も望た
しい攟射性暙識がテクネチりム−99mTc−
99mであるず考えられ、このTc−99mはより
䜎い゚ネルギヌ140KeVの攟射線を攟射する
ので−131暙識ず比范した堎合にかなり改良さ
れた分解特性を有しおいる。この比范的䜎い゚ネ
ルギヌの攟射線は暙準的な攟射線枬定装眮ず共に
䜿甚するのによく適合する。ミリキナリヌ圓た
りの攟射線量は−131を䜿甚する堎合よりもTc
−99mの方がはるかに少ない。なぜなら−131
の半枛期が日であるのに察しおTc−99mの半
枛期は玄時間であるにすぎず、たたTc−99m
はその厩壊過皋䞭にベヌタ粒子を攟射しないから
である。 Tc−99mの攟射胜特性は準安定性の励起され
た原子栞が基底状態のTc−99ぞ遷移するこずに
起因する。生じたTc−99は実質的に無害である
ほどの長い半枛期200000幎を有しおいる。そ
の結果、30000マむクロキナリヌ皋床のTc−99m
を患者に危険を䞎えるこずなく投䞎し埗る。埓぀
お−131 OIHを䜿甚する堎合よりもかなり短
い暎露時間ですみ、これにより攟射性薬品が腎臓
を最初に通過する間に蚱容できる朅流映像
perfusion imageを埗るこずができる。 Tc−99mの䞊蚘特性は、それが暙準装眮ず共
に䜿甚するのによく適合しか぀それを䜿甚する患
者に比范的䜎い攟射線量を䞎えるので、栞医療に
おける぀の手段ずしお理想的である。 −131暙識ず比べたずきのTc−99m暙識の䞊
蚘利点ゆえに、高い腎臓吞収率を有するTc−
99m化合物の開発に察しお倚倧の努力が払われお
おり、倚数のTc−99mで暙識されたキレヌト類
が文献䞭に報告されおいる。 Tc−99m暙識化合物の぀ずしおTc−99mã‚ž
゚チレントリアミン五酢酞䞀般にTc−99m−
DTPAず呌ぶベンゟ、カルボキシレヌト、ゞ
カルボキシレヌト、およびベンゟカルボキシレヌ
ト類䌌䜓が合成されおか぀詊隓された。 これらのうちで最も効率よく排泄される類䌌䜓
はTc−99m−N′−ビスメルカプトアセチ
ル−−ゞアミノプロパノ゚ヌトTc−
99m−CO2−DADSであ぀た。郜合の悪いこず
に、このリガンドはキレヌト化の際に぀の立䜓
異性䜓生成物Tc−99m−CO2−DADS−およ
びTc−99m−CO2−DADS−ず呌ぶずしお存
圚する。さらに、Tc−99m−CO2−DADS−異
性䜓はTc−99m−CO2−DADS−異性䜓よりも
腎臓での吞収がはるかに䜎いこずが芋出された。
これらの぀の異性䜓を臚床䞊の䜿甚のために分
離するこずは困難であるので、Tc−99m−CO2
−DADS−の商業的開発は実甚的でないこずわ
か぀た。 前述のこずから、もし比范的高い吞収率を有し
か぀−131 OIHの代替物ずしお䞍適圓である
ような他の䞍利な性質を瀺さないTc−99m化合
物が提䟛されるならば、それは腎機胜むメヌゞン
グの分野においお画期的な進歩であるず認めるで
あろう。さらに、Tc−99mはその半枛期が短い
ために、腎機胜蚺断法を行う盎前にこの皮のTc
−99m化合物を簡単に補造するこずができるなら
ばそれもたた著しい進歩であるだろう。この皮の
Tc−99m化合物および方法が本明现曞に開瀺さ
れか぀請求される。 発明が解決しようずする問題点 本発明は攟射性暙識ずしおTc−99mを組蟌ん
だ新芏攟射性むメヌゞング薬剀に関する。特に、
本明现曞で開瀺した新芏むメヌゞング薬剀は比范
的高い腎臓吞収率を有し、それ故に腎機胜むメヌ
ゞング方法を実斜する際に有甚である。本発明の
新芏Tc−99m化合物は次の䞀般匏 〔匏䞭、はたたはでありは−であ
るかあるいは ここでR1は−、−CH3たたは−CH2CH3で
ありR2は−、−CH2CO2H、−CH2CONH2、−
CH2CH2CO2H、−CH2CH2CONH2、−CH3、−
CH2CH3たたは−CH2OHでありそしおは−
、−CO2H、−CONH2、−SO3H、−SO2NH2たた
は−CONHCH2CO2Hであるでありそしお
TcはTc−99mである で衚わされる化合物およびその氎溶性塩であるず
掚量される。 前蚘のもののうちで目䞋のずころ奜適な本発明
のTc−99m化合物はTc−99m−メルカプトアセ
チルグリシルグリシルグリシンTc−99m−
MAGGGである。その他の奜適化合物はTc−
99m−MAGG−アラニン、Tc−99m−MAGG−
グルタミン、およびTc−99m−MAGG−アスパ
ラギンである。 本発明はたたTc−99mず反応しお前蚘化合物
を圢成しうる新芏キレヌト化剀に関する。この皮
の新芏キレヌト化剀は次の䞀般匏 匏䞭、およびは先に定矩した通りであ
りがであるずきY′は−H2であり、たた
がであるずきY′は−、−COCH3、−COC6H5、
−CH2NHCOCH3、−COCF3、−COCH2OH、−
COCH2CO2たたはその他の適圓な保護基である
で衚わされる。 本発明は新芏Tc−99m化合物の補造方法およ
び䜿甚方法も提䟛する。 埓぀お、本発明の䞻な目的はシンチグラフ法に
おいお有甚な新芏Tc−99m化合物を提䟛するこ
ずである。 本発明の他の目的は、腎臓によ぀お迅速か぀効
率よく吞収されるために、腎機胜むメヌゞングの
分野においお有甚であるずころの新芏Tc−99m
化合物を提䟛するこずである。 本発明のさらに他の目的は、Tc−99m化合物
をむメヌゞング薬剀ずしお䜿甚する盎前にこの化
合物を補造するための方法を提䟛するこずであ
る。 本発明のこれらの化合物および特城ならびに他
の化合物および特城は、添付の特蚱請求の範囲お
よび以䞋の説明からさらに明らかになるであろ
う。 問題を解決するための手段 本発明は腎臓の尿现管の䞭ぞ胜動的に分泌さ
れ、それ故攟射胜尿路造圱法のような腎機胜詊隓
に䜿甚しうる新芏Tc−99m化合物に関する。 より詳现には、本発明はTc−99m−メルカプ
トアセチル−トリアミノ酞化合物N3S系、特
に次の䞀般匏 〔匏䞭、は−であるか、あるいは ここでR1は−、−CH3たたは−CH2CH3で
ありR2は−、−CH2CO2H、−CH2CONH2、−
CH2CH2CO2H、−CH2CH2CONH2、−CH3、−
CH2CH3たたは−CH2OHでありそしおは−
、−CO2H、−CONH2、−SO3H、−SO2NH2たた
は−CONHCH2CO2Hであるである〕で衚わさ
れるTc−99m−メルカプトアセチルグリシルグ
リシル−アミノ酞化合物に関する。 たた、本発明は䞊蚘の䞀般匏に類䌌するTc−
99m化合物を包含し、ただしこの化合物は次匏 匏䞭、は先に定矩した通りであるで衚わ
されるように硫黄が窒玠で眮換されおいる。 前述のものに加えお、本発明は次の䞀般匏 匏䞭、はたたはでありは先に定矩
した通りでありそしお〜はそれぞれ個の
氎玠原子たたは二重結合で結合した酞玠原子を衚
わすただしがである堎合、は個の氎玠
原子であり、〜のうち少なくずも぀は二重
結合で結した酞玠原子であり、そしお残りは個
の氎玠原子であるたたがである堎合、〜
のうち少なくずも぀は二重結合で結合した酞
玠原子であり、そしお残りは個の氎玠原子であ
るで衚わされるTc−99m化合物も提䟛する。 先に瀺した化合物に加えお本発明はそれらの氎
溶性塩を包含する。 さらに本発明はTc−99mず反応しお前蚘化合
物を圢成しうる新芏キレヌト化剀に関する。この
皮の新芏キレヌト化剀は次の䞀般匏 〔匏䞭、およびは先に定矩した通りであ
りがであるずきY′は−H2であり、たた
がであるずきY′は−、−COCH3、−COC6H5、
−CH2NHCOCH3、−COCF3、−COCH2OH、−
COCH2CO2H、たたはその他の適圓な保護基で
あるで衚わされる。がであ぀おY′が−
以倖の前蚘基のうちのであるずき、Y′の䜿甚
は硫黄を酞化から保護するのに圹立぀。がで
ある堎合にはこの皮の保護を必芁ずしない。 本発明の新芏Tc−99m化合物の奜適な合成方
法を以䞋の反応匏ここでは特にTc−99m−メ
ルカプトアセチルグリシルグリシルグリシン
Tc−99m−MAGGGの合成方法を瀺すで説
明する。 䞊蚘反応匏では、グリシルグリシルグリシン
化合物を塩化クロルアセチルず反応させお
クロルアセチルグリシルグリシルグリシン化合
物補造する。次に化合物をチオ安息銙酞ナ
トリりムず反応させおベンゟむルメルカプトアセ
チルグリシルグリシルグリシン化合物を生
成する。最埌に化合物を適圓な還元剀の存圚䞋
に過テクネチりム酞ナトリりムず反応させおTc
−99m−MAGGG化合物を補造する。䞊蚘
ず同じ合成経路を䜿甚しか぀別の出発リガンドを
甚いるこずにより本発明の範囲内の他のTc−
99m化合物を補造し埗るこずが理解されるであろ
う。 本発明の新芏Tc−99m化合物は、これを患者
に静脈内泚射で投䞎し、続いおガンマシンチレヌ
シペンカメラを䜿぀お患者の腎臓の映像を蚘録す
るこずによ぀お、シンチグラフむヌ尿路造圱法に
おいお䜿甚される。先に述べたように、30000マ
むクロキナリヌ皋床の甚量でTc−99mを投䞎す
るこずが可胜であり、このような高甚量の堎合は
短い暎路時間が可胜であるのでこれは腎機胜の動
的詊隓を行う際に極めお有利である。 本発明の新芏Tc−99m化合物は腎臓の尿现管
ぞ胜動的に分泌されお著しく高い吞収率を瀺し、
それ故−131 OIHの代替物ずしお圹立ち埗る
こずが芋出された。さらに、䞊蚘の構造匏から明
らなように本化合物は立䜓異性䜓ずしお存圚しな
いので、より容易に実甚に䟛されるだろうしか
し、基の遞択によ぀おはゞアステレオマヌが存
圚しうる。 前述のごずく、Tc−99mの半枛期は玄時間
にすぎない。この短い半枛期のために、Tc−
99m−キレヌトを臚床䞊の䜿甚に備えお包装する
こずは実際的でない。本発明の重芁な特城は、攟
射性医薬品ずしお䜿甚する盎前にTc−99m−キ
レヌトを容易に補造しうるキツトの圢で詊薬類を
包装できるこずである。 埓぀お、実隓宀ではメルカプトアセチルグリシ
ルグリシルグリシンずTc−99m過テクネチりム
酞塩ずを亜二チオン酞塩還元剀の存圚䞋に反応さ
せるこずが実際的であるが、Tc−99mおよび亜
二チオ酞塩は双方ずも䜜りおきができず新しく補
造しなければならない。 より䞀局䟿利な合成法が発芋され、この方法は
アセテヌト、タルトレヌト、マレ゚ヌト、ラクテ
ヌト、ヒドロキシむ゜ブチレヌト、シトレヌト、
グルコヘプトネヌト、、グルコネヌト、ピロホス
プヌト、−メチルN′−ビス−ヒド
ロキシ゚チル゚チレンゞアミンたたはグリシン
のような適圓な亀換リガンド䞭間䜓ず錯化した第
䞀錫むオンを䜿甚する。この第䞀錫むオンは䞊蚘
反応匏の化合物のようなリガンドず過テクネチ
りム酞ナトリりムずの反応を誘発しお、化合物
のようなTc−99m化合物を生成し埗るこずがわ
か぀た。 第䞀錫むオンは亜二チオン酞塩のように溶液䞭
で䞍安定でない。埓぀お、第䞀錫むオンを䜿甚す
る方法は、䞀方のバむアル䞭の第䞀錫むオンお
よび亀換リガンド䞭間䜓ずTc−99mぞ結合さ
れるべきリガンド長期保存が可胜である、な
らびに他方のバむアル䞭の過テクネチりム酞ナト
リりムの぀の郚分から成るキツトの圢で容易に
包装可胜である。䞀般に、過テクネチりム酞ナト
リりムはTc−99mの半枛期が短いために入手し
やすいMo−99Tc−99m発生剀からその堎で補
造されるだろう。 、の代衚的な実斜䟋は本発明の理解に圹立
぀だろう。実斜䟋およびはそれぞれメルカプ
トアセチルグリシルグリシルグリシンおよびTc
−99m−MAGGGの奜適な合成方法を瀺す。 実斜䟋  ベンゟむルメルカプトアセチルグリシルグリシ
ルグリシンの合成 ベンゟむルメルカプトアセチルグリシルグリシ
ルグリシンの合成は、500mlフラスコ内の1.0Næ°Ž
酞化ナトリりム75mlにグリシルグリシルグリシン
2.5を窒玠雰囲気䞋℃で溶解するこずにより
倚段方法で開始した。 次にグリシルグリシルグリシン溶液を連続攪拌
しながら、この溶液に゚ヌテル100ml䞭塩化クロ
ルアセチル13.0含有溶液を第の添加挏斗から
滎䞋し、同時に1.0N氎酞化ナトリりム100mlを第
の添加挏斗から滎䞋した。塩化クロルアセチル
ず氎酞化ナトリりムの滎䞋完了埌、この反応混合
物を℃に保぀おさらに1.5時間攪拌した。 その埌濃塩酞を加えるこずにより反応混合物を
玄〓ず酞性化した。さらに30分攪拌埌、反応混合
物を40℃に暖めお1/3の容量になるたで枛圧䞋に
濃瞮した。 この濃瞮混合物は次いで氷济䞭で冷华しおクロ
ルアセチルグリシルグリシルグリシンを析出させ
た。氎で回掗浄埌、クロルアセチルグリシルグ
リシルグリシン2.75出発混合物䞭に溶解した
グリシルグリシルグリシンの量に基づいお収率
78.5を埗た。 次に、窒玠雰囲気䞋で粗クロルアセチルグリシ
ルグリシルグリシンを無氎メタノヌル300ml
に溶解した。このフラスコにチオ安息銙酞ナトリ
りム含有溶液メタノヌル䞭のナトリりム175mg
にチオ安息銙酞1.1を添加しお調補したもの
50mlを加え、この反応混合物を1.5時間還流した。 その埌溶媒を枛圧䞋に陀去した。埗られた固䜓
を過により単離し、クロロホルムで掗぀た。メ
タノヌルから結晶化させおベンゟむルメルカプト
アセチルグリシルグリシルグリシン1.2590
を回収した。 メタノヌルからの結晶化で埗られた生成物がベ
ンゟむルメルカプトアセチルグリシルグリシルグ
リシンであるこずを蚌明するために元玠分析を行
぀た。ベンゟむルメルカプトアセチルグリシルグ
リシルグリシンを構成する炭玠、氎玠、窒玠およ
び硫黄の蚈算した理論倀はそれぞれ56.56、
4.92、5.74および13.11である。元玠分析の結果は
それぞれ6.50、5.06、5.67および13.27であ぀た。
理論倀ず実枬倀ずが実質的䞀臎したこずにより、
この反応順序の生成物がベンゟむルメルカプトア
セチルグリシルグリシルグリシンであるず刀明し
た。 実斜䟋  Tc−99mメルカプトアセチルグリシルグリシ
ルグリシンの合成 先に述べたように、本発明の぀の重芁な特城
は意図するむメヌゞング薬剀の前駆䜓をキツトの
圢で包装できるこずである。この実斜䟋はむメヌ
ゞング薬剀ずしおのTc−99m−MAGGGに関係
するこの皮のキツトの補造に぀いお瀺す。 䟋えば、玄100個のキツトを䜜る堎合には、
1.25M亀換リガンド䞭間䜓アセテヌト、グリシ
ン、シトレヌト、マロネヌト、グルコネヌト、グ
ルコヘプトネヌトピロホスプヌト、タルトレヌ
ト、マレ゚ヌト、ラクテヌト、ヒドロキシむ゜ブ
チレヌト、たたは−メチルN′−ビス
−ヒドロキシ゚チル゚チレンゞアミンなど80
mlを玄PH5.5に調節し、次に窒玠ガスを散垃する
こずによ぀お脱酵玠した。その埌ベンゟむルメル
カプトアセチルグリシルグリシルグリシン100mg
を加え、透明溶液が埗られるたで攪拌した。 次に、0.1N塩酞ml䞭のSnCl2・2H2Oの新し
く調補した10mgml溶液0.2mlをこの混合物に窒
玠雰囲気䞋で加えた。最埌に、埗られた混合物は
0.1N HClたたはNaOHの適量を加えるこずによ
぀お玄PHに調節し、党容量を100mlずするよう
に垌釈し、そしお窒玠雰囲気を保ちながら0.2ミ
クロンのフむルタヌを通過させお滅菌した。10ml
のアリコヌトを無菌技術を甚いおバむアルに分配
し、個々のアリコヌトは保存のために凍結たたは
凍結也燥した。堎合によ぀おは、第䞀錫むオン安
定剀ゲンチシン酞たたはアスコルビン酞など
を加えおもよい。 Mo−99Tc−99m発生剀から所望レベルの攟
射胜を有する塩氎䞭のTc−99m過テクネチりム
酞塩玄〜mlを生成し、前述のようにしお調補
した反応剀を含むバむアルの぀に添加した。混
合液、Tc−99m−MAGGGを生成させるために
このバむアルを沞隰氎济䞭に分間入れた。この
調補物を冷华し、これ以䞊の凊理を行うこずなく
䜿甚した。 実斜䟋  分析方法 所望ならば、Tc−99m−MAGGGの日垞分析
が、ミシガン州アンアヌバヌのゲルマン瀟
GelmanInc.から入手できるようなITLC−
SGシリカゲル含浞ガラスフアむバヌストリツプ
での薄局クロマトグラフむヌを甚いお有利に行わ
れる。 可溶性の非結合Tc−99m過テクネチりム酞塩
の量は、メチル゚チルケトンで展開したストリツ
プの溶媒先端の攟射胜を枬定するこずにより埗ら
れる。䞍溶性Tc−99mの量は、塩氎で展開した
ストリツプの原点画分から攟射胜を枬定するこず
により埗られる。結合Tc−99mの癟分率は次の
匏 結合100−非結合−䞍溶性 に埓぀お蚈算する。 キレヌト化Tc−99m−MAGGG生成物の分析
は、ミクロンのODSカラムず共に゚タノ
ヌル950.01M燐酞塩PHからなる溶媒系
を䜿甚する高性胜液䜓クロマトグラフむヌ
HPLCを甚いお行うこずもできる。Tc−99m
−MAGGGは1.0ml分の流速の堎合玄分で䞻
芁ピヌクずなる。芳察しうる他の成分は玄2.5分
でのTc−99m過テクネチりム酞塩である。 実斜䟋  正垞マりスにおけるTc−99m−MAGGGの腎
臓による取蟌み 矀匹のマりス矀にTc−99m−MAGGG
ず−131 OIH暙準察照ずを同時に投䞎し
た。各マりスには0.5マむクロキナリヌのTc−
99m−MAGGGおよび0.2マむクロキナリヌの
−131 OIHを含有する調補物0.1mlを静脈内泚射
し、その埌排泄された尿を回収できる代謝ゲヌゞ
の䞭に入れた。 泚射の10分埌に各マりスの尿道を結び、そしお
クロロホルム蒞気によ぀おマりスを殺した。次
に、攟射胜暙識した物質の生物分垃を調べるため
に皮々のサンプルを採取した。これらのサンプル
の結果を衚に瀺す。泚射の120分埌に第矀の
マりスに察しお同様の枬定を行い、その結果を衚
に瀺す。
【衚】
【衚】 衚および衚はTc−99m−MAGGGが腎臓
によ぀お迅速にか぀遞択的に陀去され、ほんの埮
量が他の䞻芁臓噚に取蟌たれたにすぎないこずを
瀺しおいる。このこずはむメヌゞング薬剀の重芁
な性質であり、こうしお攟射性暙識によ぀お攟射
された攟射線から生䜓組織ぞの損傷を回避し、か
぀適圓な映像を埗るのに必芁ずされる攟射性医薬
品の投䞎量を最小限に抑えるこずができる。 たた、これらの衚から明らかなように、Tc−
99m−MAGGGは−131 OIHよりもかなり迅速
に腎臓から排泄される。10分および120分での尿
䞭のTc−99m−MAGGGのレベルは−131
OIHの察応するレベルの107.3および102.6に
等しか぀た。埓぀おTc−99mは−131よりも組
織ぞの損傷が少なくおすむので、これらの結果は
Tc−99m−MAGGGの方が−131 OIHよりも
䜿甚䞊かなり安党であるこずを瀺しおいる。 実斜䟋  プロペニシド凊理マりスにおけるTc−99m−
MAGGGの腎臓による取蟌み 尿现管茞送を阻害したマりスにおいおTc−
99m−MAGGGの生物分垃を詊隓するために、
匹のマりスに䜓重Kg圓たりプロベニシド
probenicid50mgの割合でプロベニシド溶液を
泚射した。10分埌、各マりスに0.5マむクロキナ
リヌのTc−99m−MAGGGおよび0.2マむクロキ
ナリヌ−131 OIHを含有する溶液0.1mlを泚射
した。さらに10分埌、各マりスを殺しお攟射性物
質の生物分垃を調べるために皮々のサンプルを採
取した。これらのサンプルの結果を衚に瀺す。
【衚】 衚は機胜的に劣぀た腎臓であ぀おもなお−
131 OIHよりTc−99m−MAGGGを倚量に陀去
できるこずを瀺しおいる。−131は他の攟射性
医薬品を枬定する堎合の目䞋の暙準であるから、
これらの結果はTc−99m−MAGGGが腎機胜の
蚺断方法においお䜿甚するための優れた化合物で
あるこずを瀺しおいる。 実斜䟋 および ヒトにおけるTc−99m−MAGGGの腎臓によ
る排泄 ヒトのTc−99m−MAGGGの腎臓排泄は正垞
な志願者による実隓に基づいお埗られた。比范の
ために、Tc−99m−MAGGGを䜿甚する詊隓の
盎前たたは盎埌に−131 OIHを䜿甚する詊隓
も行぀た。 実斜䟋では、実斜䟋に蚘茉の方法ず類䌌し
た第䞀錫還元亀換リガンド䞭間䜓ずしおはグル
コぞプトネヌトを䜿甚によりTc−99m−
MAGGGを補造した。実斜䟋では、第䞀錫還
元を䜿甚する代わりに還元剀ずしお亜二チオン酞
塩を䜿甚した。䞡実斜䟋ずもHPLCカラムで同じ
䞻芁ピヌクを有するTc−99m−MAGGGを䞎え
た。 䞡実斜䟋においお、被隓者には玄15ミリキナリ
ヌのTc−99m−MAGGGを含む甚量を泚射した。
−131 OIHを利甚する比范詊隓では玄300マむ
クロキナリヌの−131 OIHを投䞎した。䞡方
の堎合ずも、玄30分間にわた぀お腎臓、尿管およ
び血液プヌルのむメヌゞングを行い、続いお膀胱
での蚈数率を枬定した。 その埌膀胱を空にしお、残留攟射胜の存圚を怜
出するために远加の映像をずり、こうしお30分で
の尿攟射胜の癟分率を枬定した。時間でも同様
の枬定を行぀た。これらの詊隓の結果を衚に瀺
す。
【衚】 衚はTc−99m−MAGGGがヒトの堎合にも
高い腎臓吞収率を有し、しかも−131 OIHよ
りかなり優れおいるこずを明確に瀺しおいる。こ
のこずはTc−99m−MAGGGがシンチグラフむ
−尿路造圱法甚の傑出したむメヌゞング薬剀であ
るこずを瀺す。これずは察照的に、本発明以前の
Tc−99m化合物は最も効率よく排泄されるもの
であ぀おも−131 OIHより20近くもその排
泄率が劣぀おいた。 実斜䟋  Tc−99m−MAGGGの合成および腎臓での取
蟌み Tc−99m−MAGGGの合成に関しお前蚘反応
匏ならびに実斜䟋およびで説明した䞀般的合
成工皋に埓぀お、Tc−99m−メルカプトアセチ
ルグリシルグリシルグリシルグリシンTc−
99m−MAGGGGを補造した。これは実斜䟋
のグリシルグリシルグリシンの代わりにグリシル
グリシルグリシルグリシンを甚いお達成した。 次いで、実斜䟋に蚘茉の方法ず類䌌した方法
を甚いおTc−99m−MAGGGGをマりスに投䞎
した。泚射の10分埌および120埌に生物分垃の枬
定を行぀た。これらの枬定結果を衚に瀺す。
【衚】 10分および120分でのTc−99m−MAGGGGの
尿䞭レベルはそれぞれ−131 OIHの察応レベ
ルの86.7および87.6に等しく、この化合物が
−131 OIHの代替物になり埗るこずを瀺しお
いる。しかし、腞の攟射胜によ぀お瀺されるよう
な肝胆汁性排泄の増加は特異性の䜎䞋を瀺しおい
る。 実斜䟋  Tc−99m−MAGG−アラニンの合成および腎
臓による取蟌み 前蚘反応匏、実斜䟋およびに蚘茉の䞀般合
成工皋に埓い、か぀実斜䟋のグリシルグリシル
グリシンの代わりにグリシルグリシルアラニンを
甚いお、Tc−99m−メルカプトアセチルグリシ
ルグリシルアラニンを補造した。 その埌、実斜䟋に蚘茉の方法ず類䌌した方法
によりTc−99m−MAGG−アラニンをマりスに
投䞎した。泚射の10分埌および120分埌に生物分
垃を枬定した。これらの枬定結果を衚に瀺す。
【衚】 10分およびび120分でのTc−99m−MAGG−
アラニンの尿䞭レベルはそれぞれ−131 OIH
の察応レベルの106.4および102.2に等しく、
この化合物がシンチグラフむヌ尿路造圱法での䜿
甚においお−131 OIHの代替物ずしお優れお
いるこずを瀺しおいる。 実斜䟋 10 Tc−99m−MAGG−アスパラギン酞の合成お
よび腎臓による取蟌み 前蚘反応匏、実斜䟋およびに蚘茉の䞀般合
成工皋に埓いか぀実斜䟋のグリシルグリシルグ
リシンの代わりにグリシルグリシルアスパラギン
酞を甚いお、Tc−99m−メルカプトアセチルグ
リシルグリシルアスパラギン酞を補造した。 その埌、Tc−99m−MAGG−アスパラギン酞
を実斜䟋に蚘茉の方法ず類䌌した方法を甚いお
マりスに投䞎した。生物分垃の枬定結果を衚に
瀺す。
【衚】 10分および120分でのTc−99m−MAGG−ア
スパラギン酞の尿䞭レベルはそれぞれ−131
OIHの察応レベルの64.2および94.1に等しか
぀た。10分での䜎い排泄からするず、−131
OIHの代替物ずしおのこの化合物の適合性は疑
わしい。 実斜䟋 11 Tc−99m−MAGG−グルタミンの合成および
腎臓による取蟌み 前蚘反応匏ならびに実斜䟋およびに蚘茉の
䞀般合成工皋に埓いか぀実斜䟋のグリシルグリ
シルグリシンの代わりにグリシルグリシルグルタ
ミンを䜿甚しお、Tc−99m−MAGG−グルタミ
ンを補造した。 その埌、Tc−99m−MAGG−グルタミンを実
斜䟋に蚘茉の方法ず類䌌した方法を甚いおマり
スに投䞎した。生物分垃の枬定結果を衚に瀺
す。
【衚】 10分および120分でのTc−99m−MAGG−グ
ルタミンの尿䞭レベルはそれぞれ−131 OIH
の察応レベルの97.6および103.4に等しく、
この化合物がシンチグラフむヌ尿路造圱法での䜿
甚においお−131 OIHの代替物ずしお優れお
いるこずを瀺しおいる。 実斜䟋 12 Tc−99m−MAGG−プニルアラニンの合成
および腎臓による取蟌み 前蚘反応匏および実斜䟋およびに蚘茉の䞀
般合成工皋に埓぀おTc−99m−MAGG−プニ
ルアラニンを補造した。ただし実斜䟋のグリシ
ルグリシルグリシンの代わりにグリシルグリシル
プニルアラニンを䜿甚した。 Tc−99m−MAGG−プニルアラニンは぀
の分離可胜なゞアステレオマヌ蚘号−および
−で区別するずしお存圚する。ゞアステレオ
マヌTc−99−MAGG−プニルアラニン−ず
Tc−99m−MAGG−プニルアラニン−ずを
分離しお、実斜䟋に蚘茉の方法ず類䌌した方法
を甚いおマりスに投䞎した。これら぀の化合物
に察する生物分垃の枬定結果をそれぞれ衚およ
びに瀺す。
【衚】
【衚】 10分および120分でのTc−99m−MAGG−フ
゚ニルアラニン−の尿䞭レベルはそれぞれ−
131 OIHの察応レベルの43.9および73.5に等
しか぀た。10および120分でのTc−99m−
MAGG−プニルアラニン−の尿䞭レベルは
それぞれ−131 OIHの察応レベルの22.0および
52.3に等しか぀た。これらの䜎い癟分率は、こ
れらの化合物の有意量が皮々の組織に取蟌たれた
こずを瀺す生物分垃の枬定結果ず共に、Tc−
99m−MAGG−プニルアラニンが䞀般のシン
チグラフむヌ尿路造圱法での日垞䜿甚に適さない
こずを瀺しおいる。 実斜䟋 13 Tc−99m−MAGG−アスパラギンの合成およ
び腎臓による取蟌み Tc−99m−MAGG−アスパラギンは前蚘反応
匏ならびに実斜䟋およびに蚘茉の䞀般合成工
皋に埓぀お補造した。ただし実斜䟋のグリシル
グリシルグリシンの代わりにグリシルグリシルア
スパラギンを䜿甚した。 Tc−99m−MAGG−アラパラギンは぀の分
離可胜なゞアステレオマヌ蚘号−および−
で区別するずしお存圚する。これらのゞアステ
レオマヌTc−99m−MAGG−アスパラギン−
およびTc−99m−MAGG−アスパラギン−を
分離しお、実斜䟋に蚘茉の方法ず類䌌した方法
を甚いおマりスに投䞎した。これらの぀の化合
物に関する生物分垃の枬定結果をそれぞれ衚XIお
よびXIIに瀺す。
【衚】
【衚】 10分および120分でのTc−99m−MAGG−ア
スパラギン−の尿䞭レベルはそれぞれ−131
OIHの察応レベルの98.9および102.2に等し
か぀た。10分および120分でのTc−99m−
MAGG−アスパラギン−の尿䞭レベルはそれ
ぞれ−131 OIHの察応レベルの97.1および
103.5に等しか぀た。 これらの高い癟分率はTc−99m−MAGG−ア
スパラギンのどちらのゞアステレオマヌもシンチ
グラフむヌ尿路造圱法においお−131 OIHの
代替物ずしお適圓であるこずを瀺しおいる。た
た、これらのゞアステレオマヌは䞡方ずも−
131 OIHの適圓な代替物であるので、ゞアステ
レオマヌを互いから分離する必芁がなく、キツト
の圢でのこれらの化合物の䜿甚はかなり実甚的で
ある。 実斜䟋 14 Tc−99m−MAGG−グルタル酞の合成および
腎臓による取蟌み 前蚘反応匏ならびに実斜䟋およびに蚘茉の
䞀般合成工皋に埓぀お、Tc−99m−MAGG−グ
ルタル酞を補造した。ただし、実斜䟋のグリシ
ルグリシルグリシンの代わりにグリシルグリシル
グルタル酞を䜿甚した。 Tc−99m−MAGG−グルタル酞は぀の分離
可胜なゞアステレオマヌ蚘号−および−で
区別するずしお存圚する。これらのゞアステレ
オマヌを分離しお、各々を実斜䟋に蚘茉のもの
ず類䌌した方法を䜿甚しおマりスに投䞎した。こ
れらの化合物に関する生物分垃の枬定結果をそれ
ぞれ衚およびに瀺す。
【衚】
【衚】 10分および120分でのTc−99m−MAGG−グ
ルタル酞−の尿䞭レベルはそれぞれ−131
OIHの察応レベルの73.0および99.8に等しか
぀た。10分および120分でのTc−99m−MAGG
−グルタル酞−の尿䞭レベルはそれぞれ−
131 OIHの察応レベルの88.6および98.8に等
しか぀た。これらの結果はこの化合物が−131
OIHの代替物ずしお考慮されうるこずを瀺しお
いる。 実斜䟋 15 その他のTc−99mN3S系化合物の合成 前蚘反応匏ならびに実斜䟋およびに蚘茉さ
れたTc−99m−MAGGの䞀般合成工皋に埓぀
お、本発明範囲内のN3S系化合物に包含されるそ
の他のTc−99m化合物を合成する。䟋えば、次
の䞀般匏 匏䞭、は−CH2CH2CO2Hである で衚わされるTc−99m化合物を合成する。この
化合物は実斜䟋のグリシルグリシルグリシンの
代わりに
NH2CH2CONHCH2CONHCH2CH2CO2Hを䜿甚
しお補造される。 Tc−99m−MAGGの堎合の詊隓結果に基づく
ず、この化合物も有意の吞収率を瀺すこずが予期
される。 実斜䟋 16 実斜䟋15に蚘茉の䞀般匏においおが−CH
CH2CH3CO2Hである別のTc−99m化合物を、
前蚘反応匏ならびに実斜䟋およびに蚘茉の䞀
般合成工皋に埓぀お合成する。ただし、この堎合
の出発リガンドはNH2CH2CONHCH2CONHCH
CH2CH3CO2Hである。 Tc−99m−MAGGGの堎合の詊隓結果に基づ
くず、この化合物も有意の腎臓吞収率を瀺すこず
が予期される。 実斜䟋 17 実斜䟋15に蚘茉の䞀般匏においおが−
CH2CONH2である別のTc−99m化合物を、前蚘
反応匏ならびに実斜䟋およびに蚘茉の䞀般合
成工皋に埓぀お合成する。ただし、この堎合の出
発リガンドは
NH2CH2CONHCH2CONHCH2CONH2である。 Tc−99m−MAGGGの詊隓結果に基づくず、
この化合物も有意の腎臓吞収玠を瀺すこずが予期
される。 実斜䟋 18 Tc−99mN4系化合物の合成 先に合成されたN3S環系を有するTc−99m化
合物に加えお、N4系を包含するTc−99m関連化
合物を合成するこずも可胜である。䟋えば、次の
䞀般匏 匏䞭、はは−CH2CO2Hである で衚わされる新芏Tc−99m化合物を、前蚘反応
匏および実斜䟋に蚘茉の䞀般合成工皋を甚いお
合成した。ただし、この堎合はリガンド
NH2CO2CONHCH2CONHCH2CONHCH2CO2
グリシルグリシルグリシルグリシンを過テ
クネチりム酞ナトリりムず反応させた。 埗られた化合物Tc−99m−GGGGを実斜䟋
に蚘茉のものず類䌌の方法を甚いおマりスに投䞎
した。泚射の10分埌および120分埌での生物分垃
の枬定結果を衚に瀺す。
【衚】 10分および120分でのTc−99m−GGGGの尿䞭
レベルはそれぞれ−131 OIHの察応レベルの
89.4および96.7に等しく、この化合物が−
131 OIHの代替物ずなり埗るこずを瀺しおいる。 実斜䟋 19 環系にいく぀かの構造倉化を有する他のTc−
99m化合物を補造するこずもできる。䟋えば、次
の䞀般匏 で衚わされる化合物は有意の腎臓吞収率を瀺すこ
ずが予期される。䞊蚘䞀般匏においおがであ
りが−CH2CO2Hである化合物は、前蚘反応匏
ならびに実斜䟋およびに蚘茉の䞀般合成工皋
に埓いか぀
NH2CH2CH2NHCOCONHCH2CO2Hから出発
するこずにより合成できる。 実斜䟋 20 次の䞀般匏 匏䞭、はであり、は−CHCH3CO2H
である で衚わされる他のTc−99m化合物は、前蚘反応
匏および実斜䟋の䞀般合成工皋に埓い
C6H5COSCH2CH2NHCOCONHCH2CONHCH
ず過テクネチりム酞ナトリりムずを反
応させるこずにより合成される。 Tc−99m−MAGGGを甚いお行぀た詊隓の結
果に基づくず、この化合物も有意の腎臓吞収率を
瀺すこずが予期される。 実斜䟋 21 次の䞀般匏 匏䞭、はであり、は−CH2CH2CO2H
である で衚わされる別のTc−99m化合物は、前蚘反応
匏および実斜䟋の䞀般合成工皋に埓い
CH3COSCH2CH2NHCH2CONHCH2CONHCH2
ず過テクネチりム酞ナトリりムずを反
応させるこずにより合成される。 Tc−99m−MAGGを甚いお行぀た詊隓の結果
に基づくず、この化合物も有意の腎臓吞収率を瀺
すこずが予期される。 実斜䟋 22 次の䞀般匏 匏䞭、はであり、は−CH2CO2Hであ
る で衚わされる別のTc−99m化合物は、前蚘反応
匏および実斜䟋の䞀般合成工皋に埓぀お
H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCOCONHCH2CH2
ず過テクネチりム酞ナトリりムずを反応させる
こずにより合成される。 Tc−99m−MAGGGを甚いお行぀た詊隓の結
果に基づくず、この化合物も有意の腎臓吞収率を
瀺すこずが予期される。 前述のこずから、本発明の新芏Tc−99m化合
物はそれらの優れた腎臓吞収率ならびに異性のご
ずき䞍利な性質の回避ゆえにシンチグラフむヌ尿
路造圱法におけるむメヌゞング薬剀ずしお有甚で
あるこずが理解されるであろう。さらに、混合工
皋ず加熱工皋以倖は䜕も必芁ずしないキツトの圢
でこれらのTc−99m化合物の前駆䜓を提䟛でき
るこずは、Tc−99mの攟射性暙識ずしおの䜿甚
を非垞に実甚化ならしめるものである。 本発明はその粟神たたは本質的特城から逞脱す
るこずなく他の特定圢䜓に具䜓化するこずができ
る。先に述べた実斜態様は党おの点においお䟋瀺
ずしおのみ考えられるべできであり、䜕ら制限を
䞎えるものではない。埓぀お、本発明の範囲は先
の蚘述よりもむしろ特蚱請求の範囲に瀺される。
この特蚱請求の範囲ず均等の範囲および意味に含
たれる党おの倉曎は、本発明の範囲に包含される
べきである。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  次匏 匏䞭、はたたはでありは−であ
    るか、 あるいは【匏】 ここでR1は−−CH3たたは−CH2CH3
    でありR2は−−CH2CO2H−CH2CONH2
    −CH2CH2CO2H−CH2CH2CONH2−CH3−
    CH2CH3たたは−CH2OHでありそしおは
    −−CO2H−CONH2−SO3H−SO2NH2
    たたは−CONHCH2CO2Hであるでありそし
    おTcはTc−99mである で衚される化合物たたはその氎溶性塩。  がである特蚱請求の範囲第項蚘茉の化
    合物。  が−CH2CO2Hである特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の化合物。  が−CHCH3CO2H −CHCH2CONH2CO2Hたたは −CHCH2CH2CONH2COOHである特蚱請
    求の範囲第項蚘茉の化合物。  (a) 䞀般匏 NH2CH2CONHCH2COHNY 匏䞭、は−であるか、 あるいは【匏】 ここでR1は−−CH3たたは−CH2CH3
    でありR2は−−CH2CO2H−CH2CONH2
    −CH2CH2CO2H−CH2CH2CONH2−CH3−
    CH2CH3たたは−CH2OHでありそしおは
    −−CO2H−CONH2−SO3H−SO2NH2、
    たたは−CONHCH2CO2Hであるである の化合物を塩化クロルアセチルず反応させ (b) 工皋(a)の生成物を適圓なチオ安息銙酞塩ず反
    応させそしお (c) 工皋(b)の生成物を適圓な過テクネチりム酞塩
    ず反応させる こずからなる䞀般匏 で衚される化合物の補造方法。  が−CH2CO2Hである特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の方法。  が−CHCH3CO2H −CHCH2CONH2CO2Hたたは −CHCH2CH2CONH2COOHである特蚱請
    求の範囲第項蚘茉の方法。  工皋(b)の生成物を過テクネチりム酞塩ず反応
    させる工皋が、第䞀錫むオンおよび適圓な亀換リ
    ガンド䞭間䜓の存圚䞋に工皋(b)の生成物を過テク
    ネチりム酞塩ず混合し、その混合物を加熱するこ
    ずにより達成される特蚱請求の範囲第項蚘茉の
    方法。  適圓な亀換リガンド䞭間䜓がアセテヌト、グ
    リシン、シトレヌト、マロネヌト、グルコネヌ
    ト、ピロホスプヌト、タルトレヌト、マレ゚ヌ
    ト、ラクテヌト、ヒドロキシむ゜ブチレヌト、
    −メチルN′−ビス−ヒドロキシ゚チル
    ゚チレンゞアミンたたはグルコヘプトネヌトであ
    る特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  が−CH2COOHである特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の方法。  が−CHCH3CO2H −CHCH2CONH2CO2Hたたは −CHCH2CH2CONH2COOHである特蚱請
    求の範囲第項蚘茉の方法。
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