JPH0482058A - 光学ヘッド駆動装置 - Google Patents

光学ヘッド駆動装置

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JPH0482058A
JPH0482058A JP19396790A JP19396790A JPH0482058A JP H0482058 A JPH0482058 A JP H0482058A JP 19396790 A JP19396790 A JP 19396790A JP 19396790 A JP19396790 A JP 19396790A JP H0482058 A JPH0482058 A JP H0482058A
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JP
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optical head
rail
magnet
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force
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JP19396790A
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Yuichi Yamada
裕一 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光デイスク装置における光学ヘッド駆動装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
CD−ROM等の光ディスクを駆動する光デイスク装置
は、記録媒体として用いられる光ディスクのメモリ容量
が、例えば、外径φ120mmの光デイスク1枚で約5
50メガバイトと、大きいため、記録媒体の交換によっ
て多量の情報の交換が可能であるという特徴を有する。
しかし、光デイスク装置は、その主要性能の1つである
アクセス時間(即ち、ルコード分または1ブロック分の
データを光ディスクに入出力するのに要する時間)がゼ
ロコンマ数秒と、他の記憶装置に比較して遅いという欠
点がある。
このため、従来の光デイスク装置では、アクセス時間を
できるかぎり短縮するため、アクセス時間を構成するシ
ーク時間、平均待ち時間、データ転送時間のうち、最も
短縮効果の高いシーク時間(即ち、光学ヘッドが光デイ
スク上の成るトラック位置から他のトラック位置へ移動
する時間)を、次のような方法で短縮していた。
すなわち、光デイスク装置における光学ヘッド駆動装置
において、光学ヘッドを搭載する機構部に推力を与える
リニアモードルを高出力化したり、或いは、移動中の光
学ヘッドが光デイスク上の指定されたトラック位置に近
づいたら、そのトラック位置を中心に行き過ぎたり、戻
ったりしないように、できる限りスムースに、そのトラ
ック位置に停止するよう、移動速度の制御を行ったりし
た。
なお、この種の従来の光学ヘッド駆動装置として関連す
るものには、例えば、特開昭63−29881号公報、
特開昭64−7343号公報等に記載のものが挙げられ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
第10図は従来の光学ヘッド駆動装置を示す斜視図であ
る。
第10図において、1は機構部、2は光学ヘッド、3は
第1のレール、5は第2のレール、7はリニアモードル
、8はリニアモードル7の移動コイル、11はコイル、
12は固定磁石、14は固定磁石12の枠、40は第1
の軸受、41は第2の軸受である。
この従来例では、第1及び第2のレール3,5が光ディ
スク(図示せず)の半径方向(Z方向)に沿って平行に
配置されており、リニアモードル7の移動コイル8の推
力が光学ヘッド2を搭載する機構部1に与えられること
により、機構部1が第1及び第2のレール3.4に沿っ
て移動し、その結果、光学ヘッド2が光ディスクの半径
方向(Z方向)に移動するようになっている。
そして、同時に、機構部1に取り付けられたコイル11
も固定磁石12に沿って移動することにより、コイル1
1に電流が誘起され、その電流から機構部1に搭載され
た光学ヘッド2の移動速度及び位置を検出している。
しかし、この従来例では、機構部1が第1及び第2のレ
ール3,5に沿って移動する際、第1及び第2のレール
3,5に、機構部lの重力が加わると共に、リニアモー
ドル7の移動コイル8の推力の作用点(着力点)が第1
及び第2のレール3゜5から離れているため、側圧が加
わる。しかも、第1及び第2のレール3.5と機構部1
と接合する第1及び第2の軸受40,41は、いずれも
、第1及び第2のレール3,5とすべり接触で当接する
すべり軸受であるため、上記した重力と側圧とによって
第1及び第2のレール3,5と機構部1との間に生じる
摺動抵抗は、非常に大きなものとなる。
従って、前述したように、機動部lに推力を与えるリニ
アモードル7を高出力化したり、或いは、光学ヘッド2
の移動速度(言い換えれば、機構部1の移動速度)の制
御を行ったりして、シーク時間の短縮化を図っても、上
記した摺動抵抗の存在により、アクセス時間を1/2以
上短縮するのは困難であった。
また、光学ヘッド駆動装置を搭載する光デイスク装置は
、常に横置に据え付けられるとは限らず、ユーザーの使
い勝手や据え付はスペース等を考慮して、縦置に据え付
け、られる場合もある。
しかし、この従来例においては、機構部1が、第1の軸
受40ではX方向、X方向に規制されているが、第2の
軸受41ではX方向のみ規制されていて、X方向には規
制されずガタがあるため、上記したように、光デイスク
装置を縦直にする(当然、光学ヘッド駆動装置も縦置に
なる)と、第2の軸受41では機構部1は上下方向(重
力の方向)に何ら規制されないことになり、そのため、
機構部1に働く重力は全て第1のレール3に加わること
になる。
従って、上記した重力によって第1のレール3と機構部
1との間に生じる摺動抵抗は、さらに大きなものとなる
ため、リニアモードル7を高出力化したり、光学ヘッド
2の移動速度の制御を行ったりして、シーク時間の短縮
化を図っても、アクセス時間を1/2以上短縮するのは
さらに困難であった。
また、光デイスク装置では、市場での互換性の確保の点
から、その寸法が規格にて規定されており、例えば、ビ
ルトインタイブのものでは、その寸法が高さ41.3m
m、幅146mmと規定されている。従って、シーク時
間の短縮化を図るため、前述したように、リニアモード
ル7を高出力化しようとして、リニアモードル7を構成
する移動コイル8や磁石を大型化しようとした場合、上
記の如く、光学ヘッド駆動装置を搭載する光デイスク装
置の寸法が規定されているため、大型化するにも限度が
あり、そのため、リニアモードル7を高出力化すること
によって、アクセス時間を1/2以上短縮するのは無理
であった。
本発明は、上記した従来技術の問題点を鑑みなされたも
のであり、従って、その目的は、機構部と第1及び第2
のレールとの間に生じる摺動抵抗を低減して、シーク時
間の短縮化を図り、延いてはアクセス時間を従来に比し
1/2以上短縮することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、本発明では、光ディス
クの半径方向に沿って互いにほぼ平行に配置され固定さ
れた第1及び第2のレールと、該第1及び第2のレール
にほぼ平行に配置され固定された棒状の固定磁石と、光
学ヘッドを搭載する共に、前記固定磁石に近接して配さ
れたコイルを有し、前記第1のレールにすべり接触で当
接するすベリ軸受と前記第2のレール上にころがり接触
で当接するころがり軸受とを介して、前記第1及び第2
のレールに移動自在に支持された機構部と、推力を発生
するリニアモードルと、を具備し、該リニアモードルの
発生する推力によって前記機構部を前記第1及び第2の
レールに沿って移動させることにより、前記機構部に搭
載された前記光学ヘッドを前記光ディスクの半径方向に
移動させると共に、前記機構部の移動によって前記コイ
ルが前記固定磁石に沿って移動することにより前記コイ
ルに誘起される電流から、前記機構部に搭載された前記
光学ヘッドの移動速度及び位置を検出することが可能な
光学ヘッド駆動装置において、前記機構部に働く重力の
方向と同一の方向に前記固定磁石との間で反発力または
吸引力が働く磁気的手段を、前記機構部に設けると共に
、前記第1のレールの中心線と前記リニアモードルの発
生する推力の合力の作用線とが一致するようにした。
〔作用〕
では、本発明の原理について、第11図を用いて説明す
る。
第11図(a)、  (b)、(c)はそれぞれ第1及
び第2のレールに加わる力とそれにより生じる摺動抵抗
を示す説明図である。
第11図において、(a)は機構部を上方より見た場合
を、(b)、  (C)は機構部を側方より見た場合を
、それぞれ示している。また、■は機構部、3は第1の
レール、4は第1の軸受、5は第2のレール、6は第2
の軸受、である。
第11図(a)に示すように、X方向において、第1の
レール3と第2のレール5との間の距離はXoであり、
第1のレール3とリニアモードル(図示せず)の移動コ
イル(図示せず)の発生する推力Fの作用点(着力点)
とは距離X、だけ離れているため、第1のレール3には
側圧Px、Qxが加わる。
また、第11図(b)に示すように、X方向においては
、機構部1の重力等によって、第1のレール3に力Gが
加わり、第2のレール5に力Rが加わる。
また、第11図(C)に示すように、X方向において、
第1のレール3とリニアモードル(図示せず)の移動コ
イル(図示せず)の発生する推力Fの作用点(着力点)
とは距離y1だけ離れているため、第1のレール3には
側圧Py、Qyが加わる。
従って、以上述べた側圧及び重力等の力により生じる摺
動抵抗の和Sは次式で示される。
S=u+ Qx+at Px+u+ G+u+ Qy十
μI Py+μz R°−−−−− (1)ここで、μ
mは第1のレール3と第1の軸受4との間の摩擦係数、
μ2は第2のレール5と第2の軸受6との間の摩擦係数
である。
また、側圧Qx、Px、Qy、Pyは、xl+y、とμ
m、μ2の関数であられされるので、(1)式をおきか
えると、 5=f(μm、χ1)十μlG + g (μ+、)’
+)十μ2R・・・・・・(2) とあられされる。
ここで、第1のレール3の中心線とりニアモードルの移
動コイルの発生する推力Fの作用線とを一致させること
を考えてみる。即ち、第1のレール3の中心線と推力F
の作用線とが一致すると、X方向における第1のレール
3と推力Fの作用点(着力点)との間の距離X、と、X
方向における第1のレール3と推力Fの作用点(着力点
)との間の距離yI は、それぞれ、ゼロとなるため、
(2)式において、X+ =0.”/+ =Oとお(と
、摺動抵抗の和Sは、 5=f(μm)十μ、G+g(μm)十μ2R・・・・
・・(3) 実用上の数値では、μmは0.1以下の値となるので、
f(μm)ユ01g(μm)ユ0亡なり、摺動抵抗の和
Sは次式となる。
SΣμmG+μ2R・・・・・・(4)従って、(2)
式と(4)式とを比較すれば明らかなように、第1のレ
ール3の中心線とリニアモードルの移動コイルの発生す
る推力Fの作用線とを一致させることよって、摺動抵抗
の和Sを大幅に低減させることができる。
次に、機構部1に働く重力の方向と一致する方向におい
て固定磁石(図示せず)との間で反発力または吸引力が
働く磁気的手段を、機構部に設けることについて考えて
みる。ここで、固定磁石とは前述したように光学ヘッド
(図示せず)の移動速度及び位置を検出するために用い
るものである。
例えば、X方向において、この固定磁石が第2のレール
5の外側にある場合に、前記磁気的手段として、固定磁
石との間で吸引力が働く鉄板を機構部1に設けると、X
方向において、第2のレール5に加わる力Rは、機構部
1の重力の他、この吸引力に起因する力が加算されるた
め、大きくなるのに対し、第1のレール3に加わる力G
は、第2のレール5が支点として働くため、機構部1の
重力は加わるものの、この吸引力に起因する力が減算さ
れ、小さくなる。
ここで、第1の軸受4を、第1のレール3にすべり接触
で当接するすべり軸受とするのに対し、第2の軸受6を
第2のレール5上にころがり接触で当接するころがり軸
受とすることにより、第1の軸受4と第1のレール3と
の間に発生する摩擦はすべり摩擦となるのに対し、第2
の軸受6と第2のレール5との間に発生する摩擦はころ
がり摩擦となるため、摩擦係数μ2はμmよりかなり小
さくなる。
従って、GΣ0.R→大2μm〉μ2として、(4)弐
を考えてみると、全体として摺動抵抗の和Sをさらに大
幅に低減することができる。
〔実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a)は本発明の第1の実施例としての光学ヘッ
ド駆動装置を示す平面図、第1図(b)は第1図(a)
におけるA−A線方向に沿った断面を示す断面図である
第1図において、1は機構部であり、光学ヘッド2を搭
載している。3は第1のレールであり、機構部1に具備
された第1の軸受(すべり軸受)4と当接している。5
は第2のレールであり、機構部1に具備された第2の軸
受(ころがり軸受)6と当接している。
また、7はリニアモードル、8はリニアモードル7の移
動コイル、9は第1のレール3.第2のレール5.リニ
アモードル7が固定されているユニットプレートである
。10は光ディスク(図示せず)をローディング後、回
転させるターンテーブル、11はコイル、12は固定磁
石、13は鉄板、14は固定値石工2の枠である。
また、15はツマミ、16は回転軸、17は板バネ、1
8はカム、19は回転部材、20は移動磁石、21は吸
引用鉄板、22は反発用磁石、23はカバーである。
本実施例では、第1図(a)、(b)に示すように、第
1及び第2のレール3.5が互いにほぼ平行に配置され
ており、機構部lに具備された第1の軸受4は、すべり
軸受として、第1のレール3にすべり接触で当接し、ま
た、第2の軸受6は、ころがり軸受として、第2のレー
ル5上にころがり接触で当接している。ここで、第2の
軸受6はボールベアリングで構成され、第1及び第2の
し一ル3,5の方向に対して直交する方向にガタを有す
る。また、リニアモードル7は、その移動コイル8の中
心が第1のレール3の中心線と一致するよう配置されて
いる。
また、機構部1の一方の端部には、コイル11が取り付
けられると共に、第2のレール5の外側には、枠14が
第1及び第2のレール3.5とほぼ平行に配置され、そ
して、棒状の固定磁石12が、コイル11の中心に位置
するよう枠14内に取り付けられている。また、コイル
11の内側の上面には、固定磁石12との間に微少の隙
間を開けて鉄板13が取り付けられている。
さらに、また、機構部1の他方の端部には、移動磁石2
0が取り付けられると共に、第1のレール3の外側には
、回転軸16を間に挟んで吸引用鉄板21と反発用磁石
とを対向させて成る回転部材19が、第1及び第2のレ
ール3,5とほぼ平行に配置され、回転軸16を中心に
回転自在に固定されている。
第2図は第1図における要部を拡大して示した斜視図で
ある。
第2図に示すように、回転軸16の先端には光デイスク
装置の外部に配されるツマミ15が取り付けられ、ツマ
ミ15と回転部材19と間にはカム17が取り付けられ
ている。そして、カム17の上部には板バネ18が当接
している。
では、本実施例の動作について説明する。
まず、光ディスク(図示せず)がターンチーフル10の
上にロードされ、ターンテーブル10によって回転され
る。次に、リニアモードル7の移動コイル8の発生する
推力が光学ヘッド2を搭載する機構部1に与えられ、そ
れにより、機構部1が第1及び第2のレール3,4に沿
って移動して、光学ヘッド2が光ディスクの背面を半径
方向に移動する。
この時、同時に、機構部1に取り付けられたコイル11
も固定磁石12に沿って移動するため、コイル11には
、固定磁石12との相互作用によって電流が誘起され、
この電流から機構部1に搭載された光学ヘッド2の移動
速度及び位置が検出される。
また、ツマミ15を回すと、回転軸16と共に、カム1
72回転部材I9が回転するが、カム17には板バネ1
8のハネ力が作用するため、回転部材19は90度回転
する毎に回転状態が保持されることになる。本実施例が
第1図(b)に示すように横置の場合(即ち、光デイス
ク装置が横置の場合)には、ツマミ15を回して、回転
部材19を第1図(b)に示す回転状態に保持させてお
く。
本実施例では、前述したように、リニアモードル7の移
動コイル8の中心が第1のレール3の中心線と一致する
よう配置されているため、リニアモードル7の移動コイ
ル8の発生する推力の作用線が第1のレール3の中心線
と一致する。従って、第1のレール3と推力の作用点(
着力点)との間の距離がゼロとなるため、第1のレール
3に加わる側圧が大幅に低減され、その側圧によって第
1のレール3に生じる摺動抵抗が大幅に低減される。
また、本実施例では、コイル11の内側の上面に取り付
けられた鉄板13と固定磁石12との間に吸引力が働く
ため、垂直方向において、第2のレール5に加わる力は
、機構部10重力の他、この吸引力に起因する力が加算
されるため、大きくなるのに対し、第1のレール3に加
わる力は、第2のレール3が支点として働くため、機構
部lの重力は加わるものの、この吸引力に起因する力が
減算され、小さくなる。
一方、第1の軸受4はすべり軸受であるのに対し、第2
の軸受6はころがり軸受であるので、第2の軸受6と第
2のレール5との間の摩擦係数は、第1の軸受4と第1
のレール3との間の摩擦係数よりかなり小さくなる。
従って、総合すると、垂直方向において第1及び第2の
レール3,5に加わる力によって生じる摺動抵抗は、大
幅に低減される。
また、本実施例が第1図(b)に示すように横置の場合
には、回転部材19が第1図(b)に示すような回転状
態に保持されているので、機構部1の移動磁石20と回
転部材19の吸引用鉄板21、反発用磁石22とは何ら
作用し合わない。
以上の様にして、本実施例によれば、機構部1と第1及
び第2のレール3.5との間に生じる摺動抵抗を大幅に
低減する(摺動抵抗を1/2以下にする)ことができる
ので、シーク時間を従来に比し1/2以上短縮すること
ができ、その結果、アクセス時間も従来に比し1/2以
上短縮することができる。
次に、本実施例を縦置にした場合(即ち、光デイスク装
置を縦置にした場合)について説明する。
第3図(a)、(b)はそれぞれ第1図の実施例を縦置
にした場合を示す断面図である。
第3図(a)に示すように、カバー23の右側を下面と
して置いた場合は、ツマミ15を第1回の状態より時計
方向に90度回して、カム17゜板バネ18により回転
部材19を第3図(a)に示す回転状態に保持させる。
この結果、機構部1の移動磁石20と回転部材19の吸
引用鉄板21とが近づくため、両者の間に吸引力が働き
、垂直方向において、第1のレール3に加わる力は、機
構部1の重力が加わるものの、この吸引力に起因する力
が減算されるため、大幅に低減されることになる。
なお、この場合の低減量は、移動磁石20の大きさ、吸
引用鉄板21の大きさ、両者間の距離により自由に設定
できることは言うまでもない。
一方、第3図(b)に示すように、カバー23の左側を
下面として置いた場合は、ツマミ15を第1図の状態よ
り反時計方向に90度回して、カム17.板バネ18に
より回転部材19を第3図(b)に示す回転状態に保持
させる。
この結果、機構部1の移動磁石20と回転部材19の反
発用磁石22とが近づくため、両者の間に反発力が働き
、この場合も、垂直方向において、第1のレール3に加
わる力は、機構部1の重力が加わるものの、この反発力
に起因する力が減算されるため、大幅に低減されること
になる。
以上のように、本実施例を縦置にした場合でも、垂直方
向における第1のレール3に加わる力が大幅に低減され
るため、前述した、リニアモードル7の移動コイル8の
中心と第1のレール3の中心線とを一致させることによ
り、第1のレール3に加わる側圧を大幅に低減した効果
と合いまって、第1のレール3に生じる摺動抵抗を大幅
に低減させることができる。
次に、光学ヘッド駆動装置の省スペース化2部品点数の
削減化を目的とした実施例について説明する。
第4図(a)は本発明の第2の実施例としての光学ヘッ
ド駆動装置を示す平面図、第4図(b)は第4図(a)
におけるB−B線方向に沿った断面を示す断面図である
本実施例では、省スペース化1部品点数の削減化を図る
ために、第1図の実施例において用いた回転部材19の
機能を、光学ヘッド2の移動速度。
位置を検出するための機構に持たせるようにした。
本実施例では、第4図(a)、(b)に示すように、機
構部1の端部に取り付けられたコイル13の内側の上面
、左右の面に、固定磁石12との間に微少の隙間を開け
て、連続した鉄板13が取り付けられている。また、固
定磁石12は、枠14と共に、回転軸16を中心に回転
自在に固定されている。
そして、本実施例が第1図(b)に示すように横置の場
合(即ち、光デイスク装置が横置の場合)には、ツマミ
15を回して、固定磁石12を第1図(b)に示す回転
状態に保持させる。
この結果、固定磁石12は、コイル11の内側に取り付
けられた鉄板13のうち、上面の鉄板との間でのみ吸引
力が働くことになり、左右の面の鉄板との間では何ら作
用しない。
従って、第1図の実施例と同様、垂直方向において、第
1のレール3に加わる力は、第2のレール3が支点とし
て働くため、機構部1の重力は加わるものの、この吸引
力に起因する力が減算されて、小さくなる。
従って、リニアモードル7の移動コイル8の中心と第1
のレール3の中心線とを一致させることにより、第1の
レール3に加わる側圧を大幅に低減した効果と合いまっ
て、第1のレール3に生じる摺動抵抗を大幅に低減させ
ることができる。
次に本実施例を縦置にした場合(即ち、光デイスク装置
を縦置にした場合)について説明する。
第5図(a)、(b)はそれぞれ第4図の実施例を縦置
にした場合を示す断面図である。
第5図(a)に示すように、カバー23の右側を下面と
して置いた場合は、ツマミ15を第4図の状態より時計
方向に90度回して、カム17゜板バネ18により固定
磁石12を第5図(a)に示す回転状態に保持させる。
この結果、固定磁石12は、コイル11の内側に取り付
けられた鉄板13のうち、左面の鉄板に近づき、その鉄
板との間で吸引力が働くことになるので、垂直方向にお
いて、第1のレール3に加わる力は、機構部1の重力が
加わるものの、この吸引力に起因する力が減算されるた
め、大幅に低減されることになる。
一方、第5図(b)に示すように、カバー23の左側を
下面として置いな場合は、ツマミ15を第4図の状態よ
り反時計方向に90度回して、カム17.板バネ18に
より固定磁石12を第5図(b)に示す回転状態に保持
させる。
この結果、固定磁石12は、コイル11の内側に取り付
けられた鉄板13のうち、右面の鉄板に近づき、その鉄
板との間で吸引力が働くことになるので、この場合も、
垂直方向において、第1のレール3に加わる力は・、機
構部1の重力が加わるものの、この反発力に起因する力
が減算されるため、大幅に低減されることになる。
以上のように、本実施例を縦直にした場合でも、垂直方
向における第1のレール3に加わる力が大幅に低減され
るため、前述した、リニアモードル7の移動コイル8の
中心と第1のレール3の中心線とを一致させることによ
り、第1のレール3に加わる側圧を大幅に低減した効果
と合いまって、第1のレール3に生じる摺動抵抗を大幅
に低減させることができる。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
第6図は本発明の第3の実施例としての光学ヘッド駆動
装置を示す平面図、第7図は第6図の実施例が搭載され
る光デイスク装置を示すプロンク図である。
第6図において、第1図に示したものと同じものには同
し符号を付しである。その他、2a、2bは光学ヘッド
である。
また、第7図において、24は光ディスク、25は光デ
イスク装置のread/write(記録/再生または
書き込み/読み出し)回路部、26は光デイスク装置の
制御部、27は光デイスク装置の位置決め制御回路部で
ある。
本実施例では、機構部1に光学へンドを2a。
2bとして2個搭載させると共に、これにより機構部1
の重量が増加した分だけ推力が落ちないようにするため
に、推力を増加させるべくリニアモードル7の大型化を
図っている。
また、本実施例では、光ディスク24のユーザー使用範
囲R0〜R2を2等分し、そのうち、R0〜RIの区域
を光学ヘッド2aに、R,−R2の区域を光学ヘッド2
bに、それぞれ担当させる。
従って、機構部1としては、最大でも1区域に相当する
距離だけ移動できれば対応できる。
さらにまた、本実施例では、新たなアクセスが開始され
る前には、必ず、各々の光学ヘッド2a2bがそれぞれ
の担当する区域の中央の位置で待機するよう、機構部1
は制御部261位置決め制御回路部27によって制御さ
れる。そして、アクセスが開始されると、2つの光学ヘ
ッド2a、2bのうち、アクセスすべきトラック位置に
近い方の光学ヘッドがアクセスするよう、機構部1は制
御部261位置決め制御回路部27によって制御される
従って、本実施例においては、第1図の実施例と同様、
機構部1と第1及び第2のレール3.5との間の摺動抵
抗を低減することにより、シーク時間を1/2以上短縮
することができ、ると共に、上記した制御によって、シ
ーク時間をさらに1/2以上短縮することができるので
、総合すると、シーク時間を従来に比し1/4以上短縮
することができ、この結果、アクセス時間もさらに短縮
することができる。
なお、本実施例においては、第1図の実施例と同様、回
転部材19を用いて、縦置にした場合に対処しているが
、第4図の実施例と同様に、回転部材19の機能を、光
学ヘッド2の移動速度1位置を検出するための機構に持
たせるようにしても良い。
第8図は本発明の第4の実施例としての光学へ、7ド駆
動装置を示す平面図である。
本実施例においては、第6図の実施例と同様、機構部1
に光学ヘッドを2a、2bとして2個搭載させると共に
、これにより機構部1の重量が増加した分だけ推力が落
ちないようにするために、推力を増加させるべくリニア
モードル7を2台設けている。
本実施例のように、リニアモードル7を2台設けても、
第8図に示すように、各々リニアモードル7の移動コイ
ル8が発生する推力の合力の作用線が、第1のレール3
の中心線と一致していれば、第1図の実施例と同様に、
第1のレール3と推力の合力の作用点(着力点)との間
の距離がゼロとなるため、第1のレール3に加わる側圧
が大幅に低減され、その側圧によって第1のレール3に
生じる摺動抵抗が大幅に低減される。
従って、本実施例においても、第6図と同様の効果を得
ることができる。
第9図は第1図の実施例が搭載される光デイスク装置及
びその周辺装置を示すブロック図である。
第9図において、先の図に示したのと同じものには同じ
符号を付しである。その他、2日は速度・位置検出器、
29は光デイスク装置、30は光デイスク装置29に接
続されたホストコンピュータ、31は操作卓、32は印
字装置、33は表示装置である。
第9図において、光学ヘッド駆動装置の搭載された光デ
イスク装置29が成る場所に縦置に据え付けられた場合
、その始動時に、機構部lに取り付けられたコイル11
に誘起された電流から、速度・位置検出器28が光学ヘ
ッド2の移動速度または位置を検出すると共に、その検
出結果からシーク時間を検出して、制御部26に送る。
制御部26では、検出されたシーク時間と予め設定され
ている成る一定の時間とを比較し、検出されたシーク時
間がその一定の時間より長ければ、光デイスクドライブ
装置29に接続されたホストコンピュータ30に、信号
又はメツセージを送出し、ホストコンピュータ30は、
表示装置33に文、絵などによってツマミ15の操作指
示又は操作方法を表示させる。これにより、縦置にした
場合も、正しくツマミ15を操作しシーク時間の低減を
図れる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、駆動手段の発生する
推力の合力の作用線と第1のレールの中心線とを一致さ
せることにより、第1のレールと推力の作用点(着力点
)との間の距離がゼロとなるため、第1のレールに加わ
る側圧が大幅に低減され(計算上ゼロとする)、その側
圧によって第1のレールに生じる摺動抵抗が大幅に低減
される。
また、機構部に鉄板や磁石等の磁気的手段を設け、光学
ヘッドの移動速度及び/または位置を検出するための棒
状磁石との間で、機構部に働く重力の方向と同一の方向
に反発力または吸引力を働かせることにより、第1のレ
ールに、機構部に働く重力の向きと同一の向きに加わる
力を低減させる。これにより、その力によって第1のレ
ールに生しる摺動抵抗が大幅に低減される。
また、前記磁気的手段によって棒状磁石との間で、機構
部に働く重力の方向と同一の方向に反発力または吸引力
を働かせることにより、第2のレールに、機構部に働く
重力の向きと同一の向きに加わる力が増加したとしても
、第2のレールと当接する軸受はころがり軸受であるの
で、その軸受と第2のレールとの間の摩擦係数はかなり
小さく、このため、その力によって第2のレールに生じ
る摺動抵抗が大幅に増加することはない。
また、機構部に働く重力の向きに応じて、回転軸と共に
回転部材または棒状磁石を回転させ、機構部に働く重力
の向きと同一の向きの力を低減するようにした場合には
、当該光学ヘッド駆動装置を縦置にした場合でも、第1
のレールに加わる力が大幅に低減されるため、第1のレ
ールに生じる摺動抵抗を大幅に低減させることができる
以上のようにして、本発明によれば、縦直にした場合も
含め、機構部と第1及び第2のレールとの間に生じる摺
動抵抗を大幅に低減する(摺動抵抗を1/2以下にする
)ことができるので、シーク時間を従来に比し1/2以
上短縮することができ、その結果、アクセス時間も従来
に比し1/2以上短縮することができる。従って、当該
光学ヘッド駆動装置を用いたシステムにおいては、スル
ーブツトを、ランダムアクセスの場合、約2倍向上させ
ることができる。また、当該光学ヘッド駆動装置のM 
T B F (MeanTime Between F
ailures )を2倍以上向上させることができる
また、機構部に光学ヘッドを2個以上搭載させ、各光学
ヘッドに、ディスクにおけるユーザー使用範囲を等分し
た各区域を、それぞれ担当させ、新たなアクセスが開始
される前には、必ず、各々の光学ヘッドがそれぞれの担
当する区域の中央の位置で待機するよう、予め、機構部
を移動させておくようにした場合には、シーク時間をさ
らに1/2以上短縮することができ、総合すると、シー
ク時間を従来に比し1/4以上短縮することができ、こ
の結果、アクセス時間もさらに短縮することができる。
また、当該光学ヘッド駆動装置に表示手段等を接続した
場合には、当該光学ヘッド駆動装置を縦置に据え付けて
始動させた時に、シーク時間を検出し、そのシーク時間
が長い時には、表示手段による画像表示によって、回転
軸を適当に回転するよう注意が喚起されるので、ユーザ
ーの保守を容易にし、使い勝手を大幅に向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1の実施例としての光学ヘッ
ド駆動装置を示す平面図、第1図(b)は第1図(a)
におけるA−A線方向に沿った断面を示す断面図、第2
図は第1図における要部を拡大して示した斜視図、第3
図(a)、(b)はそれぞれ第1図の実施例を縦置にし
た場合を示す断面図、第4図(a)は本発明の第2の実
施例としての光学ヘッド駆動装置を示す平面図、第4図
(b)は第4図(a)におけるB−B線方向に沿った断
面を示す断面図、第5図(a)、(b)はそれぞれ第4
図の実施例を@1置にした場合を示す断面図、第6図は
本発明の第3の実施例としての光学ヘッド駆動装置を示
す平面図、第7図は第6図の実施例が搭載される光デイ
スク装置を示すブロック図、第8図は本発明の第4の実
施例としての光学ヘッド駆動装置を示す平面図、第9図
は第1図の実施例が搭載される光デイスク装置及びその
周辺装置を示すブロック図、第10図は従来の光学ヘッ
ド駆動装置を示す斜視図、第11図(a)、(b)、(
c)はそれぞれ第1及び第2のレールに加わる力とそれ
により生じる摺動抵抗を示す説明図である。 符号の説明 1・・・機構部、2.2a、2b・・・光学ヘッド、3
・・・第1のレール、4・・・第1の軸受(すべり軸受
)、5・・・第2のレール、6・・・第2の軸受(ころ
がり軸受)、7・・・リニアモードル、8・・・リニア
モードルの移動コイル、9・・・ユニットプレート、1
0・・・ターンテーブル、11・・・コイル、12・・
・固定磁石、13・・・鉄板、14・・・固定磁石の枠
、15・・・ツマミ、16・・・回転軸、17・・・板
バネ、18・・・カム、19・・・回転部材、20・・
・移動磁石、21・・・吸引用鉄板、22・・・反発用
磁石、23・・・カバー 24・・・光ディスク、25
・−r e a d/vir i t e回路部、26
・・・制御部、27・・・位置決め制御回路部、28・
・・速度・位置検出器、29・・・光デイスク装置、3
0・・・ホストコンピュータ、31・・・操作卓、32
・・・印字装置、33・・・表示装置。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 暮 I 図(0,) 112図 ! 1 図(1)) 第 図((71,) 藁 S<a) 第 図(b) 苓 [F](b) 第 ! (OJ) 菖 図(b) 第 6 第 図 第 図 第10図 耳 Oz 薯1】図(、(1) 賓 11図(C)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディスクの半径方向に沿って互いにほぼ平行に配置
    され固定された第1及び第2のレールと、該第1及び第
    2のレールにほぼ平行に配置され固定された棒状磁石と
    、光学ヘッドを搭載する共に、前記棒状磁石に近接して
    配されたコイルを有し、前記第1のレールにすべり接触
    で当接するすべり軸受と前記第2のレール上にころがり
    接触で当接するころがり軸受とを介して、前記第1及び
    第2のレールに移動自在に支持された機構部と、推力を
    発生する駆動手段と、を具備し、該駆動手段の発生する
    推力によって前記機構部を前記第1及び第2のレールに
    沿って移動させることにより、前記機構部に搭載された
    前記光学ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動させる
    と共に、前記機構部の移動によって前記コイルが前記棒
    状磁石に沿って移動することにより前記コイルに誘起さ
    れる電流から、前記機構部に搭載された前記光学ヘッド
    の移動速度及び/または位置を検出することが可能な光
    学ヘッド駆動装置において、 前記機構部に働く重力の方向と同一の方向に前記棒状磁
    石との間で反発力または吸引力が働く磁気的手段を、前
    記機構部に設け、前記第1のレールに、前記機構部に働
    く重力の向きと同一の向きに加わる力を低減させること
    特徴とする光学ヘッド駆動装置。 2、ディスクの半径方向に沿って互いにほぼ平行に配置
    され固定された第1及び第2のレールと、該第1及び第
    2のレールにほぼ平行に配置され固定された棒状磁石と
    、光学ヘッドを搭載する共に、前記棒状磁石に近接して
    配されたコイルを有し、前記第1のレールにすべり接触
    で当接するすべり軸受と前記第2のレール上にころがり
    接触で当接するころがり軸受とを介して、前記第1及び
    第2のレールに移動自在に支持された機構部と、推力を
    発生する駆動手段と、を具備し、該駆動手段の発生する
    推力によって前記機構部を前記第1及び第2のレールに
    沿って移動させることにより、前記機構部に搭載された
    前記光学ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動させる
    と共に、前記機構部の移動によって前記コイルが前記棒
    状磁石に沿って移動することにより前記コイルに誘起さ
    れる電流から、前記機構部に搭載された前記光学ヘッド
    の移動速度及び/または位置を検出することが可能な光
    学ヘッド駆動装置において、 前記第1のレールの中心線と前記駆動手段の発生する推
    力の合力の作用線とが一致することを特徴とする光学ヘ
    ッド駆動装置。 3、請求項1または2に記載の光学ヘッド駆動装置にお
    いて、回転軸を間に挟んで棒状磁石と棒状鉄板とを対向
    させて成る回転部材を、前記第1及び第2のレールにほ
    ぼ平行に配置して、前記回転軸を中心に回転自在に固定
    すると共に、前記回転部材の近傍であって前記機構部に
    磁石を設け、前記機構部に働く重力の向きに応じて前記
    回転軸の回転させ、前記機構部の磁石が前記回転部材の
    棒状磁石と近接する場合には前記機構部の磁石と前記回
    転部材の棒状磁石との間に働く反発力によって、前記機
    構部の磁石が前記回転部材の棒状鉄板と近接する場合に
    は前記機構部の磁石と前記回転部材の棒状鉄板との間に
    働く吸引力によって、それぞれ、前記機構部に働く重力
    の向きと同一の向きの力を低減するようにしたことを特
    徴とする光学ヘッド駆動装置。 4、請求項1または2に記載の光学ヘッド駆動装置にお
    いて、前記棒状磁石は、前記第1及び第2のレールにほ
    ぼ平行な回転軸を中心に回転自在に固定されていると共
    に、互いに対向する第1及び第2の鉄板と該第1及び第
    2の鉄板に直交する第3の鉄板とを、それぞれ、前記棒
    状磁石の近傍であって前記機構部に設け、前記機構部に
    働く重力の向きに応じて前記回転軸の回転させ、前記棒
    状磁石が前記機構部の第1の鉄板と近接する場合には前
    記棒状磁石と前記機構部の第1の鉄板と間に働く吸引力
    によって、前記棒状磁石が前記機構部の第2の鉄板と近
    接する場合には前記棒状磁石と前記機構部の第2の鉄板
    と間に働く吸引力によって、前記棒状磁石が前記機構部
    の第3の鉄板と近接する場合には前記棒状磁石と前記機
    構部の第3の鉄板と間に働く吸引力によって、それぞれ
    、前記機構部に働く重力の向きと同一の向きの力を低減
    するようにしたことを特徴とする光学ヘッド駆動装置。 5、請求項3または4に記載の光学ヘッド駆動装置にお
    いて、前記回転軸を回転させた際、該回転軸を軸周りに
    0度、90度、180度のいずれかの位置に保持する回
    転軸保持手段を設けたことを特徴とする光学ヘッド駆動
    装置。 6、請求項1、2、3、4または5に記載の光学ヘッド
    駆動装置において、当該光学ヘッド駆動装置が据え付け
    られた際、前記コイルに誘起される電流から検出される
    前記光学ヘッドの移動速度及び/または位置より、前記
    光学ヘッドのシーク時間を検出する検出手段と、該検出
    手段により検出された前記シーク時間が或る一定の値よ
    り長いか否かを判定する判定手段と、該判定手段による
    判定の結果、前記シーク時間が前記値より長い場合には
    、画像表示によって、前記回転軸を回転させるよう注意
    を喚起する表示手段と、が接続されたこと特徴とする光
    学ヘッド駆動装置。 7、請求項1、2、3、4、5または6に記載の光学ヘ
    ッド駆動装置において、前記機構部は前記光学ヘッドを
    2個以上搭載すると共に、各光学ヘッドに、その個数で
    前記ディスクにおけるユーザー使用範囲を等分して得ら
    れる各区域を、それぞれ一対一に対応させ、前記光学ヘ
    ッドが前記ディスク上に情報を記録する際または前記デ
    ィスク上より記録された情報を再生する際に、前記機構
    部を、等分された1区域分に相当する範囲内で移動させ
    、各光学ヘッドに、それぞれ対応する区域に対してのみ
    、情報の記録または再生を行わせるようにしたことを特
    徴とする光学ヘッド駆動装置。 8、請求項7に記載の光学ヘッド駆動装置において、前
    記光学ヘッドが情報の記録または再生を開始する前は、
    各光学ヘッドがそれぞれ対応する区域のほぼ中央の位置
    で待機しているよう、予め、前記機構部を移動させてお
    くことを特徴とする光学ヘッド駆動装置。 9、請求項8に記載の光学ヘッド駆動装置において、前
    記光学ヘッドが情報の記録または再生を開始するに際し
    、前記光学ヘッドのうち、情報の記録または再生を行う
    べき前記ディスク上のトラック位置に最も近い光学ヘッ
    ドを、該トラック位置まで移動させるよう、前記機構部
    を移動させることを特徴とする光学ヘッド駆動装置。
JP19396790A 1990-07-24 1990-07-24 光学ヘッド駆動装置 Pending JPH0482058A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628601B1 (en) 1999-03-30 2003-09-30 Fujitsu Limited Optical disk drive having magnets for generating attractive or repulsive forces
WO2005024614A1 (en) * 2003-09-09 2005-03-17 Koninklijke Philips Electronics N.V. Control interface selection

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628601B1 (en) 1999-03-30 2003-09-30 Fujitsu Limited Optical disk drive having magnets for generating attractive or repulsive forces
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