JPH048127A - 定態安定度監視方法 - Google Patents
定態安定度監視方法Info
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- JPH048127A JPH048127A JP2110868A JP11086890A JPH048127A JP H048127 A JPH048127 A JP H048127A JP 2110868 A JP2110868 A JP 2110868A JP 11086890 A JP11086890 A JP 11086890A JP H048127 A JPH048127 A JP H048127A
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 title claims description 7
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 11
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 8
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000018199 S phase Effects 0.000 description 1
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- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は電力系統の定態安定度監視方法に関する。
(従来の技術)
動態安定度の判定法や発電機動揺を把握するためには、
発電機や系統の動揺を示す微分方程式を解くことになる
。ところが、微分方程式の変数の個数は、発電機の位相
角δ、角速度ω、内部電圧eqなとの変数、さらに自動
電圧調整器(AVR)や調速器(GOV)などの変数を
含めると10〜20個になり、計算時間が長くなる。そ
こて、従来、高速化のため、より少ない変数で微分方程
式をたてる工夫がなされているが、これは厳密な解と比
較すると、動揺を正確に表わすことが困難である。
発電機や系統の動揺を示す微分方程式を解くことになる
。ところが、微分方程式の変数の個数は、発電機の位相
角δ、角速度ω、内部電圧eqなとの変数、さらに自動
電圧調整器(AVR)や調速器(GOV)などの変数を
含めると10〜20個になり、計算時間が長くなる。そ
こて、従来、高速化のため、より少ない変数で微分方程
式をたてる工夫がなされているが、これは厳密な解と比
較すると、動揺を正確に表わすことが困難である。
第2図は外乱による発電機の振動現象を示す図てあり、
これによって動態安定度について付言すると、微小外乱
により例えば第2図(a)に示されるように発電機の角
速度ωが発散する場合(不安定)と、第2図ft、)に
示されるように減衰する場合(安定)がある。
これによって動態安定度について付言すると、微小外乱
により例えば第2図(a)に示されるように発電機の角
速度ωが発散する場合(不安定)と、第2図ft、)に
示されるように減衰する場合(安定)がある。
一般に、この動揺を判定するのに、発電機の動揺1発電
機内の磁束、電圧、電流の関係、電力系統の各f#の電
圧、電流の関係を示す連立微分方程式や連立方程式を解
くことになる。
機内の磁束、電圧、電流の関係、電力系統の各f#の電
圧、電流の関係を示す連立微分方程式や連立方程式を解
くことになる。
よく用いられる方法は、この方程式を電力系統の運転点
で線形化して得た状態方程式(1)式を作り、係数行列
Aの固有値を求めて安定か否かを判定するものである。
で線形化して得た状態方程式(1)式を作り、係数行列
Aの固有値を求めて安定か否かを判定するものである。
固有値λt=σt+jωtは、状態方程式にはなる振動
項が含まれることを示す。iは(1)式の変数の個数だ
けある。
項が含まれることを示す。iは(1)式の変数の個数だ
けある。
1/σtは減衰時定数、ωtは振動の周期を示す。
第3図は固有値と現象の関係を示す図で(σ、十jω、
)は発散の場合、σz+Jω2は減衰の場合示す。
)は発散の場合、σz+Jω2は減衰の場合示す。
σ1が負なら減衰するので安定、逆にσ1が正になれば
発散するので不安定となる。
発散するので不安定となる。
(発明が解決しようとする課題)
動態安定度の判定9発電機動揺の把握を高速に行なうた
め、発電機の変数を減少する場合を考える。ここで、減
少する場合(簡易モデル)と減少しない場合Nll!l
lチ密)の発電機動揺、例えば角速度ωの発散、減衰の
様相をできるたけ一致させる必要がある。そのため、発
電機の運動方程式((2)式) M1δ1 十DAωi =PN A Pe n =
12)の制動項Dtを調整する方法がある。しかし制動
項DAの決め方は電文しておらず、試行銘誤で決めるこ
とが多い。(2)式でlは発電機数lを示し、i−7,
・・・mとする。
め、発電機の変数を減少する場合を考える。ここで、減
少する場合(簡易モデル)と減少しない場合Nll!l
lチ密)の発電機動揺、例えば角速度ωの発散、減衰の
様相をできるたけ一致させる必要がある。そのため、発
電機の運動方程式((2)式) M1δ1 十DAωi =PN A Pe n =
12)の制動項Dtを調整する方法がある。しかし制動
項DAの決め方は電文しておらず、試行銘誤で決めるこ
とが多い。(2)式でlは発電機数lを示し、i−7,
・・・mとする。
前述の通り、状態方程式(1)の係数行列Aの固有値λ
t=σt +jωLの1/σtは、減衰時定数ωLは振
動の周期を示しているため、厳密モデルと簡易モデルの
固有値をできるだけ一致するように制動項Dtを調整す
ることになる。なお、係数行列Aの固有値の個数は、A
の次元数だけあるが、定態安定度の対象とする発電機の
振動モードを選択して、その振動モードに対応する固有
値を選択する。
t=σt +jωLの1/σtは、減衰時定数ωLは振
動の周期を示しているため、厳密モデルと簡易モデルの
固有値をできるだけ一致するように制動項Dtを調整す
ることになる。なお、係数行列Aの固有値の個数は、A
の次元数だけあるが、定態安定度の対象とする発電機の
振動モードを選択して、その振動モードに対応する固有
値を選択する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、精度よ
く定態安定度の判定を行なうことの可能な定態安定度監
視方法を提供することを目的としている。
く定態安定度の判定を行なうことの可能な定態安定度監
視方法を提供することを目的としている。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明は電力系統に連なる発
電Il動揺を検出して固有値法にて安定度を判定するた
めの定態安定度監視方法において、発電機の厳密モデル
を縮約し、簡易モデルを作成する際に、両者の減衰定数
と周期を一致させるように発電機の制動係数を調整する
ようにした。
電Il動揺を検出して固有値法にて安定度を判定するた
めの定態安定度監視方法において、発電機の厳密モデル
を縮約し、簡易モデルを作成する際に、両者の減衰定数
と周期を一致させるように発電機の制動係数を調整する
ようにした。
(作 用)
制動係数を調整して、簡易モデルと厳密モデルとの減衰
係数及び周期を一致させる場合の考え方を以下に説明す
る。
係数及び周期を一致させる場合の考え方を以下に説明す
る。
電力系統の運転状態Sにをいくつか用意する( Sl
、S2 、 ・・・、Sn )、各SHについて、厳密
モデルて固有値を求め、選択した振動モードに対応する
固有値をλにとする。
、S2 、 ・・・、Sn )、各SHについて、厳密
モデルて固有値を求め、選択した振動モードに対応する
固有値をλにとする。
次に、簡易モデルを用いて解いた値をλにとする。今、
各発電機の制動gf、数をΔD、ずつ変化させたとする
と、固有値λにの変化分は Δλに一遵−Δ」−・ΔDj +;−八」−・ΔD2±
・・・θDI 8 D2 +1人l・ΔDrR・・・・・・(3)Dffi となる。aλに/θDfiはl以外のDは固定したまま
て、Sににおいてり、のみ微少変化したときのλにの変
化を示す偏微分係数である。
各発電機の制動gf、数をΔD、ずつ変化させたとする
と、固有値λにの変化分は Δλに一遵−Δ」−・ΔDj +;−八」−・ΔD2±
・・・θDI 8 D2 +1人l・ΔDrR・・・・・・(3)Dffi となる。aλに/θDfiはl以外のDは固定したまま
て、Sににおいてり、のみ微少変化したときのλにの変
化を示す偏微分係数である。
(以下余白ン
したがって、Sl
程式をまとめると、
SrLにおける方
となる、簡単のため
Y=C−X ・・・・・・(
5)と書く。X=[ΔD1 、ΔD、2 ・・・、ΔD
11]’Y = [Δ λ 1 、 Δ λ 2
、 ・・・ 、 Δ λ t【 コ ttは
転置 今、(4)式の左辺のΔλにを厳密モデルで得た固有値
λにと簡易モデルで得た固有値入れとの差分 Δλに =λに −λに ・
・・・・・(6)とする。
5)と書く。X=[ΔD1 、ΔD、2 ・・・、ΔD
11]’Y = [Δ λ 1 、 Δ λ 2
、 ・・・ 、 Δ λ t【 コ ttは
転置 今、(4)式の左辺のΔλにを厳密モデルで得た固有値
λにと簡易モデルで得た固有値入れとの差分 Δλに =λに −λに ・
・・・・・(6)とする。
系統状態数nと発電機台数(制動係数りの個数)mは必
ずしも一致しないため、nとmの大小関係によって、Δ
D1 、ΔD2 、・・・ΔDIの求め方は異なってく
る。
ずしも一致しないため、nとmの大小関係によって、Δ
D1 、ΔD2 、・・・ΔDIの求め方は異なってく
る。
(i)n<mの場合
(5)式の関係を満足しながら、ΔD1−1−ΔD2↓
・・・ΔDrRを最小にするという条件で解くとX=C
1(CC’ )”Y ・・・・・・(7)か
らX−(ΔD1.ΔD2 、・・・、ΔD渭)が調整す
べき値となる。
・・・ΔDrRを最小にするという条件で解くとX=C
1(CC’ )”Y ・・・・・・(7)か
らX−(ΔD1.ΔD2 、・・・、ΔD渭)が調整す
べき値となる。
(ii)n=mの場合
(5)式の解としてXが求められる。
(i爾)n>mの場合には
YとCXの差分が最小になる解として
X= (CIC)−1CIY ・・・・・・
(8)からXを求めることができる。
(8)からXを求めることができる。
以上の考え方9手順で求めた(DK+ΔDK )を用い
て簡易モデルを解けば、厳密モデルを用いた場合とよく
一致した減衰定数と周期か得られる。
て簡易モデルを解けば、厳密モデルを用いた場合とよく
一致した減衰定数と周期か得られる。
(実施例)
以下図面を参照して実籍例を説明する。
第1図は本発明による定態安定度判定方法を説明するた
めの一実施例の機能ブロック図である。
めの一実施例の機能ブロック図である。
第1図においてステップS10は制動係数の調整量計算
手段で、代表的な系統状態を用いて制動係数の調整量Δ
D1.ΔD2 、・・・ΔDImを求める手段、ステッ
プS20は係数行列Aをつくる手段、ステップS30は
係数行列Aの固有値を求め、ここて求めた固有値σ+j
ωから安定度を判定する手段、ステップS40及びステ
ップS50はオンライン運用時の処理で、電力系統から
ステップS40にて測定した発電機出力値1位相角など
をステップS50を介して伝送し、中央の判断処理部に
おいて係数行列Aを作成することを示し、この係数行列
Aから固有値を計算して安定度を判定する。
手段で、代表的な系統状態を用いて制動係数の調整量Δ
D1.ΔD2 、・・・ΔDImを求める手段、ステッ
プS20は係数行列Aをつくる手段、ステップS30は
係数行列Aの固有値を求め、ここて求めた固有値σ+j
ωから安定度を判定する手段、ステップS40及びステ
ップS50はオンライン運用時の処理で、電力系統から
ステップS40にて測定した発電機出力値1位相角など
をステップS50を介して伝送し、中央の判断処理部に
おいて係数行列Aを作成することを示し、この係数行列
Aから固有値を計算して安定度を判定する。
なお、安定度の判定は前述したが、固有値σ十jωのσ
が負であれば安定、正であれば不安定と判定する。
が負であれば安定、正であれば不安定と判定する。
上記実施例によれば制動係数を調整する結果、制動現象
の精度を高く保ちつつ、簡易モデルにするため係数行列
Aの次元が低下して、高速に解くことかできる。
の精度を高く保ちつつ、簡易モデルにするため係数行列
Aの次元が低下して、高速に解くことかできる。
また、上記以外に線路開放や発電機台数が変更されたと
いう想定状態ての定態安定度判定も必要になる。例えば
、線路開放の場合には、行列Aの作成のところで、イン
ピーダンスを変更させて、固有値計算を行なうことにな
る。
いう想定状態ての定態安定度判定も必要になる。例えば
、線路開放の場合には、行列Aの作成のところで、イン
ピーダンスを変更させて、固有値計算を行なうことにな
る。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば発電機モデルを簡
易化したことによる制御係数を自動的に作成できる。
易化したことによる制御係数を自動的に作成できる。
また、厳密な発電機モデルと簡易モデルの振動現象を合
せられるのて、精度よく定態安定度の判定を行なうこと
ができる。
せられるのて、精度よく定態安定度の判定を行なうこと
ができる。
更に、小規模なA行列になるためにオンラインの定態安
定度判定が可能になる。
定度判定が可能になる。
第1図は本発明による定態安定度監視方法を説明する一
実施例のブロック図、第2図は発電機の第3図は固有値 発散・減衰の現象を説明する図、 と現象の関係を示す図である。 310・・・調整量計算手段 S20・・・係数行列Aの作成手段
実施例のブロック図、第2図は発電機の第3図は固有値 発散・減衰の現象を説明する図、 と現象の関係を示す図である。 310・・・調整量計算手段 S20・・・係数行列Aの作成手段
Claims (1)
- 電力系統に連なる発電機動揺を検出して固有値法にて安
定度を判定するための定態安定度監視方法において、発
電機の厳密モデルを縮約し、簡易モデルを作成する際に
、両者の減衰定数と周期を一致させるように発電機の制
動係数を調整することを特徴とする定態安定度監視方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2110868A JPH048127A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 定態安定度監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2110868A JPH048127A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 定態安定度監視方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048127A true JPH048127A (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=14546726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2110868A Pending JPH048127A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 定態安定度監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH048127A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10112793B2 (en) | 2013-11-06 | 2018-10-30 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Opening method and device thereof |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP2110868A patent/JPH048127A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10112793B2 (en) | 2013-11-06 | 2018-10-30 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Opening method and device thereof |
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