JPH0481223A - 線材引出し装置の張力調整装置 - Google Patents

線材引出し装置の張力調整装置

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JPH0481223A
JPH0481223A JP19382690A JP19382690A JPH0481223A JP H0481223 A JPH0481223 A JP H0481223A JP 19382690 A JP19382690 A JP 19382690A JP 19382690 A JP19382690 A JP 19382690A JP H0481223 A JPH0481223 A JP H0481223A
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JP
Japan
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wire
spool
core wire
tension
pulled
Prior art date
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Pending
Application number
JP19382690A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ishii
修 石井
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、フィラメントコイルを製造するコイリング装
置や、成形されたコイルワイヤを所定長さに切断する等
の装置に適用可能な線材引出し装置において、その線材
の張力を一定に調整する装置に関する。
(従来の技術) 管球に使用するフィラメントコイルを製造する場合、予
め供給スプールに積層巻回されているモリブデンワイヤ
からなる芯線をこのスプールから引き出してコイリング
マシンに挿通させ、このコイリングマシンでボビンから
繰り出されたフィラメント細線を上記芯線の外周に連続
的に巻き付けてコイルを成形するようになっている。
また、上記のように外周にフィラメント細線をコイル状
にしかも連続的に巻き付けた芯線は、コイリングマシン
を挿通した後巻取スプールに積層して巻き取られるよう
になっている。
この巻取スプールに巻き取られた上記コイルを連続的に
巻き付けた芯線は、次の工程で上記巻取スプールから引
出され、これを所定長さに切断して芯線付きコイルを得
るようになっており、このような芯線付きコイルは、そ
の芯線を引抜くまたは溶解する等の手段で芯線を除去し
てフィラメントコイルに製造される。
上記供給スプールに積層巻回されている芯線をコイリン
グマシンに引き込む場合、芯線の張力を一定に維持する
必要があり、張力か一定でないとコイルピッチが狂う不
具合がある。
また、巻取スプールからコイルを連続的に巻き付けた芯
線を引出してこれを所定長さに切断する場合も、引出す
芯線の張力を一定に保つ必要があり、そうでないと切断
長さがばらつき、完成したコイル長さが一定しなくなる
従来において、各スプールからワイヤを引出す場合にそ
のワイヤの張力を一定に保つため、スプールの回転に抵
抗を与え、すなわちワイヤかほどかれる方向と逆向きの
回転力を与えて一定トルクを発生させる定トルク機構を
設けていた。
この定トルク機構は、モータを有し、このモータとスプ
ールの間に摩擦抵抗や磁力を発生させてスプールの回転
に滑り抵抗を与えるものである。
(発明が解決しようとする課8) ところで、例えば上記のようにコイリングマシンに芯線
を連続的に引き込む場合、供給側のスプールに定トルク
機構を設けても、ワイヤの巻径が変化するので均一の力
でワイヤを引っ張ったとしてもワイヤのほどけ方が一定
の速度を保ち得す、ワイヤ張力がばらつく。
また、スプールから引出された芯線ワイヤを所定長さに
切断する場合、ワイヤは間欠的に引き出されることにな
り、このように間欠的な引出し力が与えられると、ワイ
ヤの張力は一定しない。すなわち、ワイヤを引出す場合
、急激に高速で引出そうとすると、スプールに慣性モー
メントがあるからワイヤに急激なテンションが加わって
ワイヤが切断したり、ワイヤ引出しチャックの部分でワ
イヤが滑って引出し不能になったり、モータの回転でワ
イヤを引出そうとする場合はモータに過負荷が生じる等
の欠点がある。
また、ワイヤを所定長さ引出し終えた後では、スプール
の回転慣性のためスプールが回り過ぎ、ワイヤに弛みが
生じて張力が零になる。
本発明においては、スプールから引出されるワイヤの張
力を可能な限り一定に保ち得て、張力に変動による上記
のような不具合を解消することができる線材引出し装置
の張力調整装置を提供しようとするものである。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明においては、支持台と、この支持台に回転自在に
支持され線材が巻装されたスプールと、このスプールに
巻回された線材を引出す引出し装置と、上記支持台に設
けられ上記線材の引き出しにより上記スプールが線材を
繰り出す方向に回転されるのに抵抗する定トルク機構と
、上記支持台を上記線材が引出される方向に摺動案内す
るガイドと、上記支持台が上記ガイドに沿って上記線材
が引出される方向に移動するのと逆方向にこの支持台に
付勢力を与える付勢手段とを具備したことを特徴とする
(作 用) 本発明によると、スプールから引出される線材に張力変
化が生じると、スプールを支持した支持台がワイヤ引出
し方向または逆方向に移動するから、線材の張力が過度
に変化するのを防止することができ、これにより線材の
張力を一定に保とうとすることができる。
(実施例) 以下本発明について、第1図および第2図に示す一実施
例にもとづき説明する。
図において1は架台であり、この架台1の一端にはスプ
ール2が設けられており、他端にはワイヤ引出し機構3
が設置されている。
スプール2には、例えばコイル(図示しない)を巻回し
たモリブデン芯線4が積層巻回されており、この芯線4
は上記ワイヤ引出し機構3によりスプール2から引出さ
れるようになっている。
スプール2は支持台5に回転自在に支持されている。支
持台5には第2図に示すように、定トルク発生用モータ
6および詳図しない定トルク発生用摩擦機構7が設定さ
れており、上記スプール2の支持軸8は上記定トルク発
生用摩擦機構7を介して定トルク発生用モータ6に連結
されている。
このため、スプール2には芯線4が引出される時に定ト
ルクが発生するようになっている。
上記支持台5は、架台1に固定したガイド盤10に摺動
自在に載置されている。このガイド盤10は、芯線4の
引出方向に沿うガイド溝11を有し、このガイド溝11
により支持台5は芯線4の引出方向に摺動自在に保持さ
れている。
支持台5の後端部にはポール12が立設されており、こ
れに対向して架台1には他のポール13が立設されてい
る。これらポール12.13間には付勢部材としての引
っ張りコイルスプリング14が架設されている。
このため、支持台5は上記芯線4の引き出し方向と反対
方向に向かってスプリング14により弓かれている。
上記支持台5の前方には、所定距離を離して検出手段と
してのリミットスイッチ15が設けられている。上記支
持台5が前方向に所定距離移動するとこのリミットスイ
ッチ15に当たり、このためリミットスイッチ15は支
持台5が異常に移動したことを検出する。
リミットスイッチ15は制御器16に電気的に接続され
、この制御器16はワイヤ引出し機構3の後述するワイ
ヤ引出しモータ24に電気的に接続されている。
したがって、上記支持台5がリミットスイッチ15に当
たると、このリミットスイッチ15は制御器16に信号
を与え、この制御器16はワイヤ引出し機構3の後述す
るワイヤ引出しモータ24を停止させるようになってい
る。
ワイヤ引出し機構3は、本実施例の場合、芯線4を所定
長さに切断するために間欠的に引出す構造のもので、切
断装置は省略する。
ワイヤ引出し機構3は、芯線チャック20を有し、この
芯線チャック20はポールねじ機構のスライダー21に
取付けられている。スライダー21はねじ棒22に詳図
しないポールを介してねじ係合している。
ねじ棒22は架台1に立設した複数のブラケット23・
・・間に回転自在に掛は渡されており、このねじ棒22
は上記ワイヤ引出しモータ24により間欠的に回転駆動
されるようになっている。
ワイヤ引出しモータ24の回転は上記制御器16により
制御される。
このような構成による実施例の作用を説明する。
スプール2からほぐされた芯線4の先端を芯線チャック
20で挾持し、ワイヤ引出しモータ24を間欠的回転さ
せる。すると、ねじ棒22が回転されるから、スライダ
ー21を介して芯線チャック20が矢印A方向に移動し
、よってスプール2から芯線4が引出される。
芯線4を所定長さ引出すとワイヤ引出しモータ24が停
止し、図示しない切断機構で芯線4を切断する。
次に、芯線チャック20が開き、挾持していた芯線4を
放す。
ワイヤ引出しモータ24の逆回転により、芯線チャック
20は矢印A方向と逆方向に所定距離移動され、上記切
断された芯線4の先端をチャックする。
再びワイヤ引出しモータ24が回転して、スライダー2
1を介して芯線チャック2oを矢印A方向へ移動させ、
よってスプール2から芯線4が引出される。この芯線4
が所定長さ引出されるワイヤ引出しモータ24は停止し
、図示しない切断機構で芯線4を切断する。
このように、芯線4を間欠伯にスプール2から引出すも
のである。
この場合、芯線4を急激に高速で引出そうとすると、ス
プール2に慣性モーメントがあるがら芯線4に急激に大
きなテンションが加わろうとする。
しかしながら本実施例の場合は、芯線4に大きな張力が
生じてこの力がコイルスプリング14の弓っ張り力より
も大きくなると支持台5がガイド盤10のガイド溝11
に沿って矢印A方向に移動し、これにより芯線4に生じ
る張力を減じる。
したがって、芯線4が切断したり、ワイヤ引出しチャッ
ク20で芯線4が滑って引出し不能になったり、ワイヤ
引出しモータ24に過負荷が生じるのを防止することが
できる。
そして、この時、支持台5がガイド溝11に沿って矢印
入方向に異常に移動すると上記支持台5がリミットスイ
ッチ15に当たり、このためリミットスイッチ15は支
持台5が異常に移動したことを検出する。よって、制御
器16に信号を与え、この制御器16はワイヤ引出し機
構3のワイヤ引出しモータ24を停止させる。
このことから安全が保たれる。
一方、芯線チャック20が芯線4を所定長さ引出し終え
た後では、スプール2が回転慣性のため回り過ぎ、芯線
4に弛みが生じる心配があるが、この場合はコイルスプ
リング14が支持台5を引っ張って矢印入方向とは逆方
向に移動し、これにより芯線4に張力を発生させる。
よって、芯線4に過度な張力や過度な弛みを発生させる
ことが防止される。
このようなことから、芯線4の引出し速度を早めること
ができ、切断に要する時間間隔を短縮することができる
ので高速、高精度および高歩留まりの作業が可能になる
なお、上記実施例では、芯線4の切断に適用したので芯
線4を間欠的に引出す場合を説明したが、本発明はこれ
に限らず、第3図に示すように、芯線を連続的に引出す
装置であっても実施可能である。第3図において、30
は巻取ドラム、31は巻取モータであり、このような装
置はスプール2と巻取ドラム30の間に図示しないコイ
リングマシンを設けて芯線4の外周に連続的にコイルを
巻回成形する場合などに適用可能である。
このようにしても、芯線4の張力変化に対して支持台5
が引出し方向に前進および後進することで張力の過度な
変化を防止することができる。
また、本発明はコイル製造装置としての芯線を引出す場
合に制約されるものではなく、その他各種ワイヤの引出
しには実施かのうであり、金属線材にも制約されるもの
ではない。
また、リミットスイッチ15は支持台5の後方の位置に
設けてもよく、この場合はワイヤの張力が異常に小さく
なった場合に装置全体を停止させる等に適用可能である
さらにリミットスイッチ15に代り、光電素子等ののう
に光により支持台5の位置を検出する等の手段でも実施
可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によると、スプールから引出
される線材に張力変化が生じると、スプールを支持した
支持台がワイヤ引出し方向または逆方向に移動するから
、線材の張力が過度に変化するのを防止することができ
、これにより線材の張力を一定に保とうとする。したが
って、引出される線材の張力を可能な限り一定に保ち得
て、線材の切断や、チャック不能、または引出し機構側
の過負荷を防止することができる。このことから、高速
引出しが可能となり、生産性が向上するなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示し、第1図
は芯線の間欠引出し装置を示す側面図、第2図は支持台
の支持構造を示す正面図、第3図は本発明の他の実施例
を示す芯線の連続引出し装置を示す側面図である。 1・・・架台、2・・・スプール、3・・・ワイヤ引出
し機構、4・・・芯線、5・・・支持台、6・・・定ト
ルク発生用モータ、7・・・定トルク発生用摩擦機構、
10・・・ガイド盤、11・・・ガイド溝、14・・・
コイルスプリング、 15・・・リミットスイッチ、16・・・制御器、20
・・・芯線チャック、24・・・ワイヤ引出しモータ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持台と、この支持台に回転自在に支持され線材
    が巻装されたスプールと、このスプールに巻回された線
    材を引出す引出し装置と、上記支持台に設けられ上記線
    材の引き出しにより上記スプールが線材を繰り出す方向
    に回転されるのに抵抗する定トルク機構と、上記支持台
    を上記線材が引出される方向に摺動案内するガイドと、
    上記支持台が上記ガイドに沿って上記線材が引出される
    方向に移動するのと逆方向にこの支持台に付勢力を与え
    る付勢手段とを具備したことを特徴とする線材引出し装
    置の張力調整装置。
  2. (2)上記支持台が上記ガイドに沿って上記線材が引出
    される方向に所定距離移動した場合にこれを検出する検
    出手段と、この検出手段の検出により上記引出し装置を
    停止させる制御手段を有することを特徴とする第1の請
    求項に記載の線材引出し装置の張力調整装置。
JP19382690A 1990-07-24 1990-07-24 線材引出し装置の張力調整装置 Pending JPH0481223A (ja)

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JP19382690A JPH0481223A (ja) 1990-07-24 1990-07-24 線材引出し装置の張力調整装置

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JP19382690A JPH0481223A (ja) 1990-07-24 1990-07-24 線材引出し装置の張力調整装置

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JPH0481223A true JPH0481223A (ja) 1992-03-13

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ID=16314393

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JP (1) JPH0481223A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107398514A (zh) * 2017-07-27 2017-11-28 国网辽宁省电力有限公司阜新供电公司 架空线路拉线制作组合装置
JP2021007980A (ja) * 2019-07-03 2021-01-28 大同特殊鋼株式会社 線材繰出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107398514A (zh) * 2017-07-27 2017-11-28 国网辽宁省电力有限公司阜新供电公司 架空线路拉线制作组合装置
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