JPH0479816B2 - - Google Patents
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- JPH0479816B2 JPH0479816B2 JP28745186A JP28745186A JPH0479816B2 JP H0479816 B2 JPH0479816 B2 JP H0479816B2 JP 28745186 A JP28745186 A JP 28745186A JP 28745186 A JP28745186 A JP 28745186A JP H0479816 B2 JPH0479816 B2 JP H0479816B2
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- JP
- Japan
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- plunger
- barrel
- speed
- injection
- staff
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0005—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor using fibre reinforcements
- B29C2045/001—Bulk moulding compounds [BMC]
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は射出成形機に係り、特にBMC(Bulk
Molding Compound)等の塊状でガラス繊維を
含む成形材料に好適に用いられる射出成形機に関
するものである。
Molding Compound)等の塊状でガラス繊維を
含む成形材料に好適に用いられる射出成形機に関
するものである。
[従来の技術]
不飽和ポリエステル等の合成樹脂にガラス繊維
を混合した成形材料には、用途、成形方法に応じ
て種々の組成、性状のものがある。
を混合した成形材料には、用途、成形方法に応じ
て種々の組成、性状のものがある。
成形品の機械的性質は、成形品のガラス繊維の
状態と相関が大きく、繊維長さが長く、曲がつて
いないほうが、機械的強度は向上する。
状態と相関が大きく、繊維長さが長く、曲がつて
いないほうが、機械的強度は向上する。
成形品の中のガラス繊維の長さは、原料ガラス
繊維の長さに関係するのはもちろんであるが、成
形方法にも関係し、出来るだけ折損の少ない成形
方法をとることが、成形品の機械的性質を向上さ
せるためには必要である。
繊維の長さに関係するのはもちろんであるが、成
形方法にも関係し、出来るだけ折損の少ない成形
方法をとることが、成形品の機械的性質を向上さ
せるためには必要である。
プランジヤタイプ成形機は、スクリユタイプに
比べてガラス繊維の折損が少なく、曲がりも少な
い。しかし、これ等の利点にもかかわらず、実際
には、プランジヤタイプ成形機は採用される例が
少ない。これは、以下に述べる構造上の欠点があ
るためである。第2,3図にプランジヤタイプの
一般的構造を示す。
比べてガラス繊維の折損が少なく、曲がりも少な
い。しかし、これ等の利点にもかかわらず、実際
には、プランジヤタイプ成形機は採用される例が
少ない。これは、以下に述べる構造上の欠点があ
るためである。第2,3図にプランジヤタイプの
一般的構造を示す。
第2図は従来におけるプランジヤ型射出成形機
の概要構成図であつて、成形機1はエルボ2で連
結されたスタツフア3とバレル4とを備えてお
り、スタツフア3の内孔には、供給シリンダ5の
プランジヤ6が往復動自在に嵌入されている。ま
た、バレル4の内孔には、射出シリンダ7のプラ
ンジヤ8が嵌入されており、スタツフア3からの
材料供給口9はノズル10に近い内孔中間部に開
口されている。11は材料の逆流防止用チエツク
バルブである。このように構成されていることに
より、スタツフア3内へ材料12を投入して供給
シリンダ5のプランジヤ6を前進させると、材料
12はエルボ2を通つて材料供給口9からバレル
4内へ供給され、チエツクバルブ11で逆流を規
制される。そこで射出シリンダ7のプランジヤ8
を前進させることにより、バレル4内の材料12
をノズル10から金型内へ射出することができ
る。
の概要構成図であつて、成形機1はエルボ2で連
結されたスタツフア3とバレル4とを備えてお
り、スタツフア3の内孔には、供給シリンダ5の
プランジヤ6が往復動自在に嵌入されている。ま
た、バレル4の内孔には、射出シリンダ7のプラ
ンジヤ8が嵌入されており、スタツフア3からの
材料供給口9はノズル10に近い内孔中間部に開
口されている。11は材料の逆流防止用チエツク
バルブである。このように構成されていることに
より、スタツフア3内へ材料12を投入して供給
シリンダ5のプランジヤ6を前進させると、材料
12はエルボ2を通つて材料供給口9からバレル
4内へ供給され、チエツクバルブ11で逆流を規
制される。そこで射出シリンダ7のプランジヤ8
を前進させることにより、バレル4内の材料12
をノズル10から金型内へ射出することができ
る。
また、第3図は従来におけるプランジヤ型射出
成形機の他の例を示す概要構成図であつて、第2
図と同符号を付したものは同構造であるからその
説明を省略する。本例においては、スタツフア3
からの材料供給口9Aがバレル4Aの反ノズル1
0側の端部に開口している点及びチエツクバルブ
11がない点が第2図に示した例と異なつてい
る。プランジヤ6の前進によつて材料12がバレ
ル4A内へ供給され、プランジヤ8の前進によつ
て射出が行われることは第2図に示す例と同じで
ある。
成形機の他の例を示す概要構成図であつて、第2
図と同符号を付したものは同構造であるからその
説明を省略する。本例においては、スタツフア3
からの材料供給口9Aがバレル4Aの反ノズル1
0側の端部に開口している点及びチエツクバルブ
11がない点が第2図に示した例と異なつてい
る。プランジヤ6の前進によつて材料12がバレ
ル4A内へ供給され、プランジヤ8の前進によつ
て射出が行われることは第2図に示す例と同じで
ある。
しかしながら、第2図に示す従来の成形装置に
おいては、材料供給口9がノズル10寄りに設け
られているので、ここから材料12を計量しなが
ら供給するときには射出シリンダ7によつて背圧
をかけられることができ計量が容易で安定すると
いう利点があるが、その反面、材料供給口9から
バレル4の内孔へ先に入つた材料12がプランジ
ヤ8側へ向い、後に入つた材料12がノズル10
側へ向うことになつて、射出時には先に入つた材
料12が後から出ていくので、材料12が滞留し
やすいという欠点がある。また、射出に際しプラ
ンジヤ8のシール部が材料供給口9を通過するた
めシール部が破損しやすい。
おいては、材料供給口9がノズル10寄りに設け
られているので、ここから材料12を計量しなが
ら供給するときには射出シリンダ7によつて背圧
をかけられることができ計量が容易で安定すると
いう利点があるが、その反面、材料供給口9から
バレル4の内孔へ先に入つた材料12がプランジ
ヤ8側へ向い、後に入つた材料12がノズル10
側へ向うことになつて、射出時には先に入つた材
料12が後から出ていくので、材料12が滞留し
やすいという欠点がある。また、射出に際しプラ
ンジヤ8のシール部が材料供給口9を通過するた
めシール部が破損しやすい。
さらに第3図に示すものにおいては、材料供給
口9Aがプランジヤ8寄りに設けられていて各シ
ヨツトごとにプランジヤ8を後退させて材料12
の供給が行われるため、先に入つた材料12が先
に出ていくが、背圧がかけられないので供給する
材料12の計量が不安定になり、また空気を巻き
込みやすいという欠点がある。
口9Aがプランジヤ8寄りに設けられていて各シ
ヨツトごとにプランジヤ8を後退させて材料12
の供給が行われるため、先に入つた材料12が先
に出ていくが、背圧がかけられないので供給する
材料12の計量が不安定になり、また空気を巻き
込みやすいという欠点がある。
本出願人は、これ等の欠点を解決する手段とし
て、特願昭60−79197号、同60−168898号で第4
図に示す回転プランジヤタイプの射出成形機を提
案した。
て、特願昭60−79197号、同60−168898号で第4
図に示す回転プランジヤタイプの射出成形機を提
案した。
第4図において、先端部にノズル21を有し、
外周部に比較的低温の温度調節装置を有する円筒
状のバレル22は、金型の材料注入口にノズル2
1を臨ませうるようにして配設されている。
外周部に比較的低温の温度調節装置を有する円筒
状のバレル22は、金型の材料注入口にノズル2
1を臨ませうるようにして配設されている。
バレル22内には、バレル22内径よりも小さ
な外径を有し、先端付近にチエツクリング23や
ボールなどからなる逆流防止機構を有するプラン
ジヤ24が、前後進可能に、かつ、回転可能に設
けられており、バレル22内周面とプランジヤ2
4の外周面との間に材料の通路70が形成されて
いる。バレル22の後部側の材料入口部には、例
えば、図に示すような材料入口31を有するスタ
ツフア27内にスタツフアプランジヤ30を備え
たスタツフアタイプの材料供給装置が設けられ
る。(材料供給装置は、例えば、スクリユフイー
ダ等で充分な材料供給能力を有するタイプなど、
その他の形式の装置でも良い。) 而して、図示の如く、プランジヤ24は、その
後端側がバレル内径と略同径となるように拡径し
た凸部25となつている。この凸部25はバレル
22の内周面を摺動し、該プランジヤ24がバレ
ル22とほぼ同軸配置となるように該プランジヤ
24を保持している。なお、プランジヤ24のさ
らに後端側はバレル22より突出し、プランジヤ
回転及び前後進機構(図示略)に連設されてい
る。
な外径を有し、先端付近にチエツクリング23や
ボールなどからなる逆流防止機構を有するプラン
ジヤ24が、前後進可能に、かつ、回転可能に設
けられており、バレル22内周面とプランジヤ2
4の外周面との間に材料の通路70が形成されて
いる。バレル22の後部側の材料入口部には、例
えば、図に示すような材料入口31を有するスタ
ツフア27内にスタツフアプランジヤ30を備え
たスタツフアタイプの材料供給装置が設けられ
る。(材料供給装置は、例えば、スクリユフイー
ダ等で充分な材料供給能力を有するタイプなど、
その他の形式の装置でも良い。) 而して、図示の如く、プランジヤ24は、その
後端側がバレル内径と略同径となるように拡径し
た凸部25となつている。この凸部25はバレル
22の内周面を摺動し、該プランジヤ24がバレ
ル22とほぼ同軸配置となるように該プランジヤ
24を保持している。なお、プランジヤ24のさ
らに後端側はバレル22より突出し、プランジヤ
回転及び前後進機構(図示略)に連設されてい
る。
かかる構成の射出成形機において、射出シリン
ダのバレル22内で前方に位置しているプランジ
ヤ24を回転させた状態で、材料供給用のスタツ
フアプランジヤ30を前進させると、材料は計量
されながら材料供給口28、材料通路70、逆流
防止機構23を経て射出シリンダのバレル内の先
端部へ供給される。バレル22の前方に所望量の
BMC等が溜まれば計量が終り、その後、プラン
ジヤ24を前進させるとノズル21から材料が射
出されるが、この場合材料通路70へ先に入つた
ものが先に出る。また、プランジヤ24の回転に
より、材料の流れが極めて円滑に、かつ均一にな
る。このプランジヤタイプの射出成形機は、スク
リユタイプのフライトに相当する部分がないにも
かかわらず、ほぼ回転数に比例して計量能力が増
加するという特性を有している。
ダのバレル22内で前方に位置しているプランジ
ヤ24を回転させた状態で、材料供給用のスタツ
フアプランジヤ30を前進させると、材料は計量
されながら材料供給口28、材料通路70、逆流
防止機構23を経て射出シリンダのバレル内の先
端部へ供給される。バレル22の前方に所望量の
BMC等が溜まれば計量が終り、その後、プラン
ジヤ24を前進させるとノズル21から材料が射
出されるが、この場合材料通路70へ先に入つた
ものが先に出る。また、プランジヤ24の回転に
より、材料の流れが極めて円滑に、かつ均一にな
る。このプランジヤタイプの射出成形機は、スク
リユタイプのフライトに相当する部分がないにも
かかわらず、ほぼ回転数に比例して計量能力が増
加するという特性を有している。
また、プランジヤ先端の計量された材料により
プランジヤが後退してゆくため、材料に背圧がか
かり、計量された材料中の空気の巻込みは生じな
い。さらに、プランジヤにより材料がバレル内で
回転するためスクリユタイプと同様に予熱も行わ
れる。
プランジヤが後退してゆくため、材料に背圧がか
かり、計量された材料中の空気の巻込みは生じな
い。さらに、プランジヤにより材料がバレル内で
回転するためスクリユタイプと同様に予熱も行わ
れる。
[発明が解決しようとする問題点]
特願昭60−79197号、同60−168898号で提案し
た上記構造によれば、ガラス繊維の損傷が少な
く、優れた性能を有する成形品が得られるのであ
るが、このタイプは、計量速度が変動し易く、計
量時間がバラつくおそれがあるという改良課題を
有していることが認められた。
た上記構造によれば、ガラス繊維の損傷が少な
く、優れた性能を有する成形品が得られるのであ
るが、このタイプは、計量速度が変動し易く、計
量時間がバラつくおそれがあるという改良課題を
有していることが認められた。
即ち、スタツフアでの加圧により材料が計量さ
れるのであるが、計量能力は加圧圧力によりほぼ
決まる。このことは、材料の粘度、その他の流動
抵抗により計量能力が大きく影響されることを意
味している。スクリユタイプの場合は、スクリユ
の材料輸送能力で計量能力が決定し、スタツフア
圧力は一定値以上あれば、能力には影響しないの
であるが、この点がプランジヤタイプと、スクリ
ユタイプとの大きな違いの一つである。
れるのであるが、計量能力は加圧圧力によりほぼ
決まる。このことは、材料の粘度、その他の流動
抵抗により計量能力が大きく影響されることを意
味している。スクリユタイプの場合は、スクリユ
の材料輸送能力で計量能力が決定し、スタツフア
圧力は一定値以上あれば、能力には影響しないの
であるが、この点がプランジヤタイプと、スクリ
ユタイプとの大きな違いの一つである。
而して、射出成形用材料はできるだけ均質であ
ることを目標に製造されるが、ガラス繊維等の添
加量、樹脂粘度等のバラツキがどうしても生ず
る。このため、計量能力もバラツキを生じ、場合
によつては、予定された計量時間をオーバーして
しまうことがある。大型部品の成形等でハイサイ
クルで成形を行つている場合は、計量時間が成形
サイクル中の大きい割合を占めていることがあ
り、また、成形品の品質のバラツキの一因ともな
り、計量時間がバラツクことは望ましいことでは
ない。
ることを目標に製造されるが、ガラス繊維等の添
加量、樹脂粘度等のバラツキがどうしても生ず
る。このため、計量能力もバラツキを生じ、場合
によつては、予定された計量時間をオーバーして
しまうことがある。大型部品の成形等でハイサイ
クルで成形を行つている場合は、計量時間が成形
サイクル中の大きい割合を占めていることがあ
り、また、成形品の品質のバラツキの一因ともな
り、計量時間がバラツクことは望ましいことでは
ない。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、バレル内にプランジヤを回転自在か
つ前後進自在に挿設すると共に、バレル後部側に
材料押圧供給装置を連設した射出成形機におい
て、プランジヤの後退速度の検出手段を設け、こ
の後退速度が所定値(予め設定された一定値又は
それ以上)となるように材料押圧供給装置又はプ
ランジヤの回転駆動装置を制御するようにしたも
のである。
つ前後進自在に挿設すると共に、バレル後部側に
材料押圧供給装置を連設した射出成形機におい
て、プランジヤの後退速度の検出手段を設け、こ
の後退速度が所定値(予め設定された一定値又は
それ以上)となるように材料押圧供給装置又はプ
ランジヤの回転駆動装置を制御するようにしたも
のである。
[作用]
上記の構造を採用した本発明の射出成形機にお
いては、材料の計量速度が低下すれば、スタツフ
アの加圧圧力を増加するか、もしくはプランジヤ
の回転速度を増加させることにより、計量速度は
増加する。また、計量速度が高すぎれば、逆に手
段を講じることにより、計量速度は低下される。
このようにして、計量能力は一定値、又は一定値
以上に保たれ、成形サイクル、品質のバラツキは
改善される。
いては、材料の計量速度が低下すれば、スタツフ
アの加圧圧力を増加するか、もしくはプランジヤ
の回転速度を増加させることにより、計量速度は
増加する。また、計量速度が高すぎれば、逆に手
段を講じることにより、計量速度は低下される。
このようにして、計量能力は一定値、又は一定値
以上に保たれ、成形サイクル、品質のバラツキは
改善される。
[実施例]
以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例に係る射出成形機の構
成を示す全体断面図である。
成を示す全体断面図である。
第1図において、先端部にノズル21を有し、
外周部に比較的低温のヒータを有する円筒状のバ
レル22は、固定盤60に取付けられている固定
金型61の材料注入口にノズル21を臨ませうる
ようにして配設されている。62はコラム、63
はコラムナツト、64は型締装置側のマシンベー
ス、65は射出装置側のマシンベース、66はマ
シンベース65上で軸線方向に摺動自在に設けた
ブロツクであり、ブロツク66の上には、前方に
バレル22が固定されており、後方にはモータ保
持部材67が摺動自在に取付けられている。68
は固定盤60に固定されたブロツク66移動用の
シリンダ、69はピストンロツドで、ピストンロ
ツド69の先端部はブロツク66の外側面中央部
に固定されており、シリンダ68の作動により、
ノズル21を固定金型61に接触させたり、図示
した状態に後退させたりしうるようにした。
外周部に比較的低温のヒータを有する円筒状のバ
レル22は、固定盤60に取付けられている固定
金型61の材料注入口にノズル21を臨ませうる
ようにして配設されている。62はコラム、63
はコラムナツト、64は型締装置側のマシンベー
ス、65は射出装置側のマシンベース、66はマ
シンベース65上で軸線方向に摺動自在に設けた
ブロツクであり、ブロツク66の上には、前方に
バレル22が固定されており、後方にはモータ保
持部材67が摺動自在に取付けられている。68
は固定盤60に固定されたブロツク66移動用の
シリンダ、69はピストンロツドで、ピストンロ
ツド69の先端部はブロツク66の外側面中央部
に固定されており、シリンダ68の作動により、
ノズル21を固定金型61に接触させたり、図示
した状態に後退させたりしうるようにした。
バレル22内には、バレル22内径よりも小さ
な外径を有し、先端付近にチエツクリング23や
ボールなどからなる逆流防止機構を有するプラン
ジヤ24を、前後進可能に、かつ、回転可能に設
けた。そして、バレル22内周面とプランジヤ2
4の外周面との間に材料の通路70を設けた。プ
ランジヤ24の後方には、モータ保持部材67内
の軸受部71を介して、モータ保持部材67に固
定した油圧モータ35などの回転駆動装置の軸が
連結されている。また、バレル22とモータ保持
部材67の下側の間には、射出シリンダ72とピ
ストンロツド73が取付けられている。
な外径を有し、先端付近にチエツクリング23や
ボールなどからなる逆流防止機構を有するプラン
ジヤ24を、前後進可能に、かつ、回転可能に設
けた。そして、バレル22内周面とプランジヤ2
4の外周面との間に材料の通路70を設けた。プ
ランジヤ24の後方には、モータ保持部材67内
の軸受部71を介して、モータ保持部材67に固
定した油圧モータ35などの回転駆動装置の軸が
連結されている。また、バレル22とモータ保持
部材67の下側の間には、射出シリンダ72とピ
ストンロツド73が取付けられている。
プランジヤ24の中央部には、バレル22の内
周面に接した凸部25を設けた。また、プランジ
ヤ24の凸部25の後側には、リーク材料排出用
のスクリユ19を設けた。このスクリユ19は、
凸部25の外周面とバレル22の内周面の間のク
リアランス部分から後方に漏れたリーク材料を、
バレル22の後方にスムーズに排出するためのも
のであり、プランジヤ24の回転方向とは逆ねじ
方向に設けられている。
周面に接した凸部25を設けた。また、プランジ
ヤ24の凸部25の後側には、リーク材料排出用
のスクリユ19を設けた。このスクリユ19は、
凸部25の外周面とバレル22の内周面の間のク
リアランス部分から後方に漏れたリーク材料を、
バレル22の後方にスムーズに排出するためのも
のであり、プランジヤ24の回転方向とは逆ねじ
方向に設けられている。
27はバレル22の後部側の材料入口部28に
垂直に設けたスタツフアで、その内部には材料を
押下げるスタツフアプランジヤ30が設けられて
いる。31はスタツフア27の側面部に設けた材
料供給用の入口である。74はスタツフアプラン
ジヤ30用のシリンダで、ピストン74aを内蔵
し、バレル22の一部に上向きに垂直に取付けら
れている。75はピストンロツド、76は連結部
材である。
垂直に設けたスタツフアで、その内部には材料を
押下げるスタツフアプランジヤ30が設けられて
いる。31はスタツフア27の側面部に設けた材
料供給用の入口である。74はスタツフアプラン
ジヤ30用のシリンダで、ピストン74aを内蔵
し、バレル22の一部に上向きに垂直に取付けら
れている。75はピストンロツド、76は連結部
材である。
而して、射出シリンダ72を作動させてそのピ
ストンロツド73を前進又は後退させるとプラン
ジヤ24が後退又は前進されるのであるが、本実
施例では、このプランジヤ24の後退速度を検出
するための速度検出装置80が設けられており、
その検出信号が信号線81を介して制御装置82
に入力されている。
ストンロツド73を前進又は後退させるとプラン
ジヤ24が後退又は前進されるのであるが、本実
施例では、このプランジヤ24の後退速度を検出
するための速度検出装置80が設けられており、
その検出信号が信号線81を介して制御装置82
に入力されている。
この制御装置82からは制御信号線83,84
を介して制御信号がモータ35の油圧配管85及
びシリンダ74の油圧配管86にそれぞれ設けら
れた制御弁87,88に出力されている。
を介して制御信号がモータ35の油圧配管85及
びシリンダ74の油圧配管86にそれぞれ設けら
れた制御弁87,88に出力されている。
このように構成された第1図に示した装置にお
いて、プランジヤ24を前進限に位置させ、所要
回転数で回転させている状態で、スタツフア27
中にBMCなどの材料を装入し、スタツフアプラ
ンジヤ30で材料を押し下げる。そうすると、材
料はプランジヤ24の外周部を通つて前方に送ら
れ、チエツクリング23部を通つてプランジヤ2
4の前のバレル22内に順次溜められる。
いて、プランジヤ24を前進限に位置させ、所要
回転数で回転させている状態で、スタツフア27
中にBMCなどの材料を装入し、スタツフアプラ
ンジヤ30で材料を押し下げる。そうすると、材
料はプランジヤ24の外周部を通つて前方に送ら
れ、チエツクリング23部を通つてプランジヤ2
4の前のバレル22内に順次溜められる。
この計量工程においてはプランジヤ24は徐々
に後退するのであるが、この後退速度は検出装置
80にて検出され、制御装置82に入力される。
制御装置82では、予め設定された基準後退速度
と現状の後退速度とを比較し、この差に応じて制
御信号を弁87,88に出力する。この場合、弁
87,88は、いずれもこれを絞り込むとモータ
35の回転数低下及びスタツフアプランジヤ30
の低速化が生じ、計量速度(プランジヤ後退速
度)が低下する。逆に弁87,88の開度を増大
すれば、モータ35の増速及びスタツフアプラン
ジヤ30の降下速度の増大がなされ、計量速度が
大きくなる。このようにして、計量速度は一定値
又は一定値以上となるように確実に制御される。
に後退するのであるが、この後退速度は検出装置
80にて検出され、制御装置82に入力される。
制御装置82では、予め設定された基準後退速度
と現状の後退速度とを比較し、この差に応じて制
御信号を弁87,88に出力する。この場合、弁
87,88は、いずれもこれを絞り込むとモータ
35の回転数低下及びスタツフアプランジヤ30
の低速化が生じ、計量速度(プランジヤ後退速
度)が低下する。逆に弁87,88の開度を増大
すれば、モータ35の増速及びスタツフアプラン
ジヤ30の降下速度の増大がなされ、計量速度が
大きくなる。このようにして、計量速度は一定値
又は一定値以上となるように確実に制御される。
なお、このときプランジヤ24の後方に連結し
た射出シリンダ72のロツドエンド側室内の油圧
を制御することによつて、材料に背圧をかけるこ
とができる。また、後退するプランジヤ24の凸
部25の外周面とバレル22の内周面間の摩擦に
よつても材料に背圧をかけることができる。
た射出シリンダ72のロツドエンド側室内の油圧
を制御することによつて、材料に背圧をかけるこ
とができる。また、後退するプランジヤ24の凸
部25の外周面とバレル22の内周面間の摩擦に
よつても材料に背圧をかけることができる。
プランジヤ24の回転により、プランジヤ24
の周囲の樹脂材料は均質化されるとともに、材料
の流路の短絡が防止される。また、スタツフアプ
ランジヤ30の押圧作用とプランジヤ24の回転
作用で、材料はプランジヤ24の上側の材料通路
70のみを通ることなく、プランジヤ24の下側
の材料通路70の方にも回り込むような状態で押
込まれ、また、材料がプランジヤ24の下側から
上側へも、あるいは上側から下側へも回り込みな
がら送られるので、材料の流れにくい部分や流れ
にくい材料でもバレル22内に滞留することな
く、バレル22内の全周全体を円滑に移送され
る。
の周囲の樹脂材料は均質化されるとともに、材料
の流路の短絡が防止される。また、スタツフアプ
ランジヤ30の押圧作用とプランジヤ24の回転
作用で、材料はプランジヤ24の上側の材料通路
70のみを通ることなく、プランジヤ24の下側
の材料通路70の方にも回り込むような状態で押
込まれ、また、材料がプランジヤ24の下側から
上側へも、あるいは上側から下側へも回り込みな
がら送られるので、材料の流れにくい部分や流れ
にくい材料でもバレル22内に滞留することな
く、バレル22内の全周全体を円滑に移送され
る。
上記実施例では、スタツフアプランジヤの降下
速度とプランジヤ回転速度の双方を制御している
が、本発明ではいずれか一方のみを制御するよう
にしても良い。
速度とプランジヤ回転速度の双方を制御している
が、本発明ではいずれか一方のみを制御するよう
にしても良い。
なお、本発明では、プランジヤの外周にピンや
隆起等の突起物を設けてもよい。このようにすれ
ば、プランジヤの回転数制御による計量速度調節
がより正確に行えるようになる。
隆起等の突起物を設けてもよい。このようにすれ
ば、プランジヤの回転数制御による計量速度調節
がより正確に行えるようになる。
[効果]
以上の実施例からも明らかな通り、本発明の射
出成形機では、計量速度を所定値に制御すること
ができ、射出成形サイクルの効率化、成形品の品
質向上等の効果が奏される。
出成形機では、計量速度を所定値に制御すること
ができ、射出成形サイクルの効率化、成形品の品
質向上等の効果が奏される。
第1図は実施例装置の全体断面図、第2図、第
3図及び第4図は先行技術を示す断面図である。 22……バレル、23……チエツクリング、2
4……プランジヤ、27……スタツフア、30…
…スタツフアプランジヤ、70……材料通路。
3図及び第4図は先行技術を示す断面図である。 22……バレル、23……チエツクリング、2
4……プランジヤ、27……スタツフア、30…
…スタツフアプランジヤ、70……材料通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 先端に射出口を有し、後部側に材料入口部を
有するバレルと、 該バレル内に挿入されており、その周面とバレ
ル内周面との間に材料通路を形成する径を有し、
かつその後端側が駆動装置に連結されて該バレル
内を往復動されるプランジヤと、 該プランジヤの回転駆動装置と、 前記バレルの材料入口部に連設された材料押圧
供給装置と、 前記バレル内の材料流路に設けられた材料逆流
防止機構と、 前記プランジヤの後退速度の検出装置と、 該検出装置で検出される後退速度が所定値とな
るように前記回転駆動装置の回転数及び材料押圧
供給装置の材料供給速度の少なくとも一方を制御
する制御装置と、 を備えた射出成形機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28745186A JPS63139722A (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | 射出成形機 |
US07/113,948 US4797245A (en) | 1986-11-28 | 1987-10-27 | Injection molding press |
CA000550560A CA1279455C (en) | 1986-11-28 | 1987-10-29 | Injection molding press |
GB8727000A GB2198987B (en) | 1986-11-28 | 1987-11-18 | Injection moulding machine and method of operating same |
BE8701304A BE1002112A3 (fr) | 1986-11-28 | 1987-11-18 | Presse de moulage par injection et son utilisation. |
NO874956A NO874956L (no) | 1986-11-28 | 1987-11-27 | Sproeytestoepepresse. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28745186A JPS63139722A (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | 射出成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63139722A JPS63139722A (ja) | 1988-06-11 |
JPH0479816B2 true JPH0479816B2 (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=17717498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28745186A Granted JPS63139722A (ja) | 1986-11-28 | 1986-12-02 | 射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63139722A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107127931A (zh) * | 2017-07-01 | 2017-09-05 | 柳州开宇塑胶机械有限公司 | Bmc注塑机双缸立式压料结构 |
-
1986
- 1986-12-02 JP JP28745186A patent/JPS63139722A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63139722A (ja) | 1988-06-11 |
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