JPH0479805A - 水耕栽培における播種方法及びその装置 - Google Patents

水耕栽培における播種方法及びその装置

Info

Publication number
JPH0479805A
JPH0479805A JP19345490A JP19345490A JPH0479805A JP H0479805 A JPH0479805 A JP H0479805A JP 19345490 A JP19345490 A JP 19345490A JP 19345490 A JP19345490 A JP 19345490A JP H0479805 A JPH0479805 A JP H0479805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seeds
nozzle
seeding
nozzles
cultivation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19345490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Koide
小出 耕資
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Plastics Co Ltd filed Critical Sekisui Plastics Co Ltd
Priority to JP19345490A priority Critical patent/JPH0479805A/ja
Publication of JPH0479805A publication Critical patent/JPH0479805A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sowing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、養液上に栽培パネルを浮かべて種々の植物を
栽培する水耕栽培における播種方法及びその播種装置に
関するものである。
〔従来の技術] 従来、養液(水又は培養液)に浮かべた栽培パネル上で
植物を栽培する水耕栽培法が良く知られている。この水
耕栽培に際しては、通常、発泡ポリウレタンの小片等か
らなる育苗床に播種して発芽させ、ある程度育苗した上
で育苗床を栽培パネルの孔に嵌合することにより栽培パ
ネル上に移植するようにしていた。
ところが、その場合、移植に手間が掛かるばかりでなく
、移植時に苗に損傷が生じやすい等の不具合があった。
そこで、底部に植物の種子が落下しない程度の大きさの
養液供給用の開口を有する断面はぼ■字形の保持部を有
する栽培物保持具を使用し、この栽培物保持具を予め栽
培パネルの孔に嵌合して、当初から栽培パネル上に播種
し、栽培することが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、その場合、播種は手作業で行われるので、煩
雑になる問題がある。特に、出荷時の便宜等を考慮して
栽培物保持具を長尺に形成し、1つの栽培物保持具上に
複数の種子を播種するようになっている場合、−層煩雑
さが増すものである。
〔課題を解決するための手段〕 本発明に係る水耕栽培における播種方法は、上記の課題
を解決するために、栽培物の種子が播種部に播種された
栽培パネルを養液上に浮かべて栽培する水耕栽培におけ
る播種方法において、ノズルにより種子を真空吸着し、
続いて、このノズルを上記栽培パネル上の播種部乙こ近
づけ、吸引力を解除して種子を播種部に落下させること
により播種した後、栽培パネルとノズルとを相対移動さ
せ、上記と同様にして次の播種部に播種する工程を繰り
返すようにしたことを特徴とするものである。
又、本発明に係る播種装置は、栽培物の種子が播種部に
播種された栽培パネルを養液上に浮かべて栽培する水耕
栽培における播種装置において、栽培物の種子を供給す
る種子供給部と、種子を真空吸着するノズルと、ノズル
を昇降させる昇降手段と、ノズルと種子供給部及びノズ
ルと栽培パネルを相対移動させる移動手段とを備えてい
ることを特徴としている。
その場合、上記ノズルがノズル本体と、ノズル本体に着
脱自在に取り付けられる吸着口形成部からなり、上記吸
着口形成部は複数サイズの吸着口を有するものの内から
所望サイズの吸着口を有するものが選択されて取り付け
られるようになっていることが好ましい。
〔作 用〕
上記の播種方法によれば、ノズルにより種子を真空吸着
して保持し、ノズルを栽培パネル上の播種部に近づけて
吸引力を解除することにより播種するようにしたので、
簡単容易に播種することができるようになる。特に、播
種部が長尺状に形成されて、1箇所の播種部に複数の種
子を播種するようになっている場合でも、ノズルの吸着
口を長尺状に形成するか、或いは、ノズルに複数の吸着
口を整列状態で設けておくことにより、1箇所の播種部
に同時に複数の種子を播種することができるようになる
又、本発明の播種装置は、上記の方法により播種する際
に使用できるものである。すなわち、まず、移動手段に
よりノズルを種子供給部上に移動させ、必要に応じて昇
降手段によりノズルを下降させ、種子供給部上の種子に
接触させる。そして、吸引力を作用させると、種子がノ
ズルに吸着される。
続いて、移動手段によりノズルを栽培パネルの播種部上
に移動させる。そして、必要に応じて昇降手段によりノ
ズルを下降させ、播種部に接近させる。この状態で、吸
引力を解除すると、種子が播種部上に落下し、播種され
る。その後、ノズルを再度種子供給部に移動させて上記
の動作を繰り返すことにより、栽培パネルの各播種部に
順次播種することができる。
なお、上記ノズルをノズル本体と、吸着口形成部とから
構成し、それぞれ異なるサイズの吸着口を有する複数の
吸着口形成部の内から所望サイズの吸着口を有するもの
を選択してノズル本体に着脱自在に取り付けて使用する
ようにすれば、植物の種類、換言すれば、種子の大きさ
に応じて最適サイズの吸着口を有する吸着口形成部を使
用することができるようになる。又、ノズル全体を取り
替える必要がないので、ノズルの個数が増加することも
ない。
〔実施例1〕 本発明の一実施例を第1図乃至第6図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
第1図(a) (b)に示すように、水耕栽培用の播種
装置は、支持台1上に、ノズル昇降部2(昇降手段)と
、種子ホッパ移動部3と、栽培パネル移動部4とを備え
て構成されている。
ノズル昇降部2は支持台10幅方向両端部から上方に延
びる各1対の支柱5・5・・・を備え、これら支柱5・
5・・・により昇降スライダ6・6が支持台10幅方向
両端部でそれぞれ昇降自在に支持されている。両昇降ス
ライダ6・6間には水平方向に延びるヘッダ7が架設さ
れている。又、へ・7ダ7の上方において、支柱5・5
・・・の上部間に天板8が架設されている。ヘッダ7及
び昇降スライダ6・6は、天板8との間に設けられたコ
イルばね10・10により上方に付勢されている。なお
、一方の昇降スライダ6には、昇降スライダ6・6及び
ヘッダ7を下方へ移動させるための把手6aが設けられ
ている。
上記ヘッダ7の中間部近傍は吸引用中空部7aをなして
いる。、吸引用中空部7aがら下方へ突出するように、
例えば、3個のプラグ1】・11・・・が設けられ、各
プラグ11にはノズル12が、例えば、そのソケント部
12aで着脱自在にねし嵌合されるようになっている。
第2図(a)〜(C)にも示すように、ノズル12は中
空部材で、その下端面に所定個数、例えば、20個の吸
着口12b・12b・・・(直径は、例えば、0.5m
m)が直線上に設けられてる。ノズル12は、例えば、
厚み1mmのステンレス@(StJS301等)により
形成され、そのサイズは、例えば、第2図(a)(b)
中に示す程度に設定される。
吸引用中空部7aの上部には、例えば、2個の吸引口1
3・13が設けられ、各吸引口13・13は可撓性ダク
トホース14・14及びソレノイドバルブ15を介して
、真空イジェクタ又は真空ブロア等の真空吸引装置(図
示せず)に接続されている。
種子ホッパ移動部3は種子ホッパ16(種子供給部)を
備え、種子ホッパ16には所望の植物の種子が収容され
るようになっている。この種子ホッパ16は、移動手段
としてのエヤシリンダ17(第1図(b))により、ノ
ズル12・12・・・の下方における供給位置(第1図
(b)の実線位置)と、ノズル12・12・・・の下方
からA方向に退避した退避位置との間で移動可能となっ
ている。
栽培パネル移動部4は栽培パネル18(第5図参照)を
載置する台車19(移動手段)を備えている。支持台1
上には、長手方向(A又はB方向)に延びるレール20
・20が敷設され、台車19の下部にはレール20・2
0上で回転移動するローラ21が取り付けられて、台車
19が支持台1上でA又はB方向に移動可能となってい
る。
第1図(a)に示すように、台車18の一方の幅方向端
部における側板19aには位置決め用の孔(又は溝)1
9bが設けられ、支持台1の一方の幅方向端部に設置さ
れたエヤシリンダ22により出没される位置決めピン2
3が孔19bに嵌合することにより、台車19、換言す
れば、台車19上の栽培パネル18の位置決めが行われ
るようになっている。なお、孔19bは栽培パネル18
上の播種部である保持具24(後述)に対応した位置に
設けられている。又、栽培パネル18を台車19上に載
置した時に、側板19a・19aにより幅方向位置が規
制されるとともに、前後端部に設けられた端部板19c
m19cにより長手方向位置が規制されるようになって
いる。
第3図に示すように、栽培パネル18は養液上に浮かぶ
材料、例えば、発泡樹脂等からなる。この栽培パネル1
8には厚み方向に貫通するテーパ状の孔18a・18a
・・・が、幅方向に3個宛並べて、例えば、180mm
間隔で複数列形成されている。第5図に示すように、各
孔18aには、栽培パネル18の幅方向に長尺の保持具
24(播種部)が着脱自在に嵌合されるようになってい
る。
第4図に示すように、保持具24は発泡樹脂等からなり
、その内部にほぼ断面■字形の保持部24aを有し、保
持部24aの底部には種子25が落下しない程度の幅を
有する長尺の開口24bが設けられている。又、保持具
24の上部には、栽培パネル18の上面に当接するフラ
ンジ部24cが形成されている。
上記の構成において、栽培パネル18上に所望の植物の
種子25を播種する際には、まず、第5図のように、栽
培パネル18における各孔18aに保持具24を嵌合し
ておく。
次に、栽培パネル18を本播種装置の台車19上に位置
決めして載置する。又、位置決めピン23を台車19に
おける所定の孔19bに嵌合することにより、第1列目
の3個の保持具24・24・・・がノズル12・12・
・・の下方に位置するように、台車19を位置決めして
おく。
続いて、昇降スライダ6・6とともにノズル12・12
・・・を下降させ、ノズル12・12・・・の吸着口1
2b・12b・・・を種子ホッパI6内の種子25・2
5・・・に接触させる。
この状態で、上記の真空吸引装置により吸引力を作用さ
せると、種子25・25・・・が吸着口12b・12b
・・・に吸着される。
次に、コイルばね10の付勢力によりノズル12・12
・・・を−旦上昇させ、エヤシリンダ17により種子ホ
ッパ16をA方向に移動させてノズル12・12・・・
の昇降経路から退避させる。その後、ノズル12・12
・・・を再度下降させ、栽培パネル18上の第1列目の
保持具24・24・・・上に接近させる。
この状態で、吸引力を解除すると、ノズル12・12・
・・の吸着口12b・12b・・・に吸着されていた種
子25・25・・・が保持具24・24・・・内に落下
し、播種が行われる。なお、各ノズル12に直径0.5
mmの吸着口12b・12bを20個設けた場合、1個
の保持具24に対して各吸着口12bからほぼ1個宛、
合計20個程度の種子25・25・・・が播種される。
播種が終了すると、コイルばね10の付勢力によりノズ
ル12・12・・・を上昇させ、上昇位置にて必要に応
じて吸着口12b・12b・・・からエヤを噴出させる
。この噴出動作は、吸着口12b・12b・・・のH詰
りを防止する上で有効である。
一方、ノズルI2・12・・・の上昇後、エヤシリンダ
17により種子ホッパ16をノズル12・12・・・の
下方の供給位置までB方向に移動させ、次回の播種に備
える。
次に、位置決めピン23による台車19のロックを解除
し、台車19を所定量だけA方向へ移動させ、第2列目
の保持具24・24・・・がノズル12・12・・・の
下方まで移動した位置で台車19を停止させて位置決め
ピン23により台車19をロックする。
以下、上記と同様の手順により第2列目以降の保持具2
4・24・・・に対する播種を行う。
全ての保持具24・24・・・に対する播種が終了する
と、栽培パネル1Bを台車19から降ろし、水槽内の養
液に浮かべて水耕栽培を開始するか、或いは、必要に応
じて、温度、湿度等の調節された発芽室等で発芽させた
後、水槽での水耕栽培を開始する。
第6図にノズル12の吸着口12 b・12b・・・の
直径を変更しながら(0,3mm、0.5mm、1mm
、2mm、3mmの5種類)、1個の吸着口12b当た
りに吸着される種子25の個数をそれぞれ8回宛測定し
た結果得られた1個の吸着口12b当たりの吸着種子数
の平均値と平均値に対するばらつきを示す。但し、吸引
圧力は300mmHg、種子25 ・25−・・の粒径
は1〜3.8mmの範囲であった。なお、吸着口12b
の直径が2mm及び3mmの場合、吸着口12bと種子
25・25・・・との間にネント26を配置した。
同図から明らかなように、吸着口12bの直径が0.5
mmの時、1個の吸着口12b当たりの種子25の吸着
個数がほぼ1個(ばらつきは0゜19個)となったので
、本実施例では、吸着口12bの直径を0.5mmとし
た。したがって、直径0.5mmの吸着口12bを20
個設けた場合は、1個のノズル12当たりの吸着種子数
は(20±3.8)個となり、はぼ一定個数宛播種する
ことができる。
なお、1個の吸着口12b当たりの種子25の吸着個数
は、種子25の大きさや吸引圧力等に応して変動するの
で、上記の結果にかかわらず、吸着口12bの直径は適
宜に設定できる。
本播種装置を複数種の植物の播種に使用する場合、吸着
口12b・12b・・・の直径の異なる複数種のノズル
12・12・・・を用意しておき、種子25の大きさ或
いは植物の種類に応して適宜ノズル12・12・・・を
取り替えて使用することが好ましい 上記の実施例では、はぼ円形の吸着口12bを同一直線
上に複数個設けるようにしたが、それに代えて、例えば
、複数個の種子25・25・・・の吸着が可能なスリッ
ト状の吸着口を1個のみ設けるようにしても良い。
又、上記の実施例では、ノズル12・12・・・の゛昇
降及び台車19の移動は手動で行うものとしたが、これ
らはエヤシリンダ又はモータ等の駆動源及び位置検出セ
ンサ等を用いて自動的に行うようにしても良い。
上記の実施例では、種子25・25・・・の大きさ或い
は植物の種類等に応じてノズル12・12・・・を吸着
口12b・12b・・・の大きさの異なるものと取り替
えて使用するものとしたが、ノズル12をノズル本体と
、吸着口12b・12b・・・が形成され、ノズル本体
に着脱自在に取り付けられる吸着口形成部とから構成し
、吸着口形成部のみを適宜吸着口12b・12b・・・
の大きさの異なるものと交換するようにしても良い。こ
のようにすれば、ノズル12の個数が増加することがな
い。
又、上記の実施例では、保持具24は長尺の保持部24
aを有し、例えば、20個程度の種子25・25・・・
をほぼ直線をなして配列した状態で播種するようにした
が、1つの保持具24に対し播種する種子25・25・
・・の個数及び保持具24の形状は適宜変更可能である
。例えば、保持具24を上方から見てほぼ円形又は正方
形をなすように構成し、各保持具24に1個乃至数個程
度の種子25を播種するようにしても良い。なお、ノズ
ル12の形状及び1個のノズル12当たりの吸着口12
b・12b・・・の個数等は、保持具24の形状及び播
種する種子25の個数に応して適宜設定することかでき
る。
〔実施例2〕 次に、別の実施例を説明する。
第7図に示すように、この実施例では、ベース板31上
に種子ホッパ32(種子供給部)と、栽培パネル18を
支持する支持台33とが固定的に設けられる一方、ノズ
ル昇降部34(昇降手段兼移動手段)がベース板31上
でA及びB方向に移動可能に設けられている。なお、ベ
ース板31にはノズル昇降部34の入方向への移動限界
を規制するストッパ44が設けられている。
ノズル昇降部34には、所定数、例えば、3個のノズル
35(1個のみ図示)が備えられ、昇降自在とされてい
る。各ノズル35は圧力調節用の調節弁36を介してヘ
ッダ37に接続され、ヘッダ37は可撓性ダクトホース
38及びソレノイドバルブ40を介して真空ブロワ等の
真空吸引装置41に接続されている。
ヘッダ37及びノズル35はフレーム42により昇降自
在に支持され、かつ、コイルばね43により上方に付勢
されている。
上記の構成によれば、ノズル35を下降させて種子ホッ
パ32から種子25を吸着させた後、コイルばね43の
付勢力によりノズル35を上昇させる。そして、ノズル
昇降部34全体をB方向に移動させ、ノズル35を栽培
パネル18における第1列目の保持具24上に位置させ
る。
その後、ノズル35を下降させて吸引力を解除すること
により、第1列目の保持具24に対し播種を行う。
続いて、ノズル昇降部34全体を種子ホッパ32の位置
に復帰させ、新たに種子25を吸着した後、今度はノズ
ル昇降部34全体を第2列目の保持具24の位置まで移
動させて、上記と同様に播種を行う。以下、同様の動作
を繰り返すことにより、全ての保持具24に播種を行う
〔発明の効果〕
本発明に係る水耕栽培における播種方法は、以上のよう
に、ノズルにより種子を真空吸着し、続いて、このノズ
ルを上記栽培パネル上の播種部に近づけ、吸引力を解除
して種子を播種部に落下させることにより播種した後、
栽培パネルとノズルとを相対移動させ、上記と同様にし
て次の播種部に播種する工程を繰り返すようにした構成
である。
これにより、播種作業を簡単容易に行うことができるよ
うになる。特に、播種部が長尺状に形成されて、1箇所
の播種部に複数の種子を播種するようになっている場合
でも、ノズルの吸着口を長尺状に形成するか、或いは、
ノズルに複数の吸着口を設けておくことにより、1箇所
の播種部に同時に複数の種子を播種することができると
いう効果を奏する。
又、本発明に係る播種装置は、栽培物の種子を供給する
種子供給部と、種子を真空吸着するノズルと、ノズルを
昇降させる昇降手段と、ノズルと種子供給部及びノズル
と栽培パネルを相対移動させる移動手段とを備えている
構成である。
この装置は、上記の方法で播種する際に使用できるもの
であって、まず、移動手段によりノズルを種子供給部上
に移動させ、昇降手段によりノズルを下陳させ、種子供
給部上の種子に接触させ、その状態で、吸引力を作用さ
せると、種子がノズルに吸着される。
続いて、昇降手段によりノズルを上昇させた後、移動手
段によりノズルを栽培パネルの播種部上に移動させる。
そして、必要に応して昇降手段によりノズルを下降させ
て播種部に接近させる。この状態で、吸引力を解除する
と、種子か播種部上に落下し、播種される。以下、ノズ
ルを再度種子供給部に移動させて上記の動作を繰り返す
ことにより、栽培パネルの各播種部に順次播種すること
ができる。
なお、上記ノズルがノズル本体と、ノズル本体に着脱自
在に取り付けられる吸着口形成部からなり、上記吸着口
形成部は複数サイズの吸着口を有するものの内から所望
サイズの吸着口を有するものが選択されて取り付けられ
るように構成すれば、植物の種類、換言すれば、種子の
大きさに応じて最適サイズの吸着口を有する吸着口形成
部を使用して播種することができるようになる。又、ノ
ズル全体を取り替える必要がないので、ノズルの個数が
増加することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すものである
。 第1図(a)は播種装置の正面図である。 同図(b)は同側面図である。 第2図(a)はノズルの概略正面図である。 同図(b)は同概略底面図である。 同図(C)は同図(a)の■−■線に沿う概略縦断面図
である。 第3図は栽培パネルの概略縦断面図である。 第4図は保持具の一部破断斜視図である。 第5図は栽培パネルの概略斜視図である。 第6図はノズルの吸着口の大きさと吸着される種子数と
の関係を示す説明図である。 第7図は本発明の他の実施例における播種装置を示す概
略側面図である。 2・34はノズル昇降部(昇降手段)、12・35はノ
ズル、16・32は種子ホンパ(種子供給部)、17は
エヤシリンダ(移動手段)、18は栽培パネル、19は
台車(移動手段)、24は保持具(播種部)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、栽培物の種子が播種部に播種された栽培パネルを養
    液上に浮かべて栽培する水耕栽培における播種方法にお
    いて、 ノズルにより種子を真空吸着し、続いて、このノズルを
    上記栽培パネル上の播種部に近づけ、吸引力を解除して
    種子を播種部に落下させることにより播種した後、栽培
    パネルとノズルとを相対移動させ、上記と同様にして次
    の播種部に播種する工程を繰り返すようにしたことを特
    徴とする水耕栽培における播種方法。 2、栽培物の種子が播種部に播種された栽培パネルを養
    液上に浮かべて栽培する水耕栽培における播種装置にお
    いて、 栽培物の種子を供給する種子供給部と、種子を真空吸着
    するノズルと、ノズルを昇降させる昇降手段と、ノズル
    と種子供給部及びノズルと栽培パネルを相対移動させる
    移動手段とを備えていることを特徴とする水耕栽培にお
    ける播種装置。 3、上記ノズルがノズル本体と、ノズル本体に着脱自在
    に取り付けられる吸着口形成部からなり、上記吸着口形
    成部は複数サイズの吸着口を有するものの内から所望サ
    イズの吸着口を有するものが選択されて取り付けられる
    ことを特徴とする請求項第2項に記載の水耕栽培におけ
    る播種装置。
JP19345490A 1990-07-20 1990-07-20 水耕栽培における播種方法及びその装置 Pending JPH0479805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19345490A JPH0479805A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 水耕栽培における播種方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19345490A JPH0479805A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 水耕栽培における播種方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0479805A true JPH0479805A (ja) 1992-03-13

Family

ID=16308268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19345490A Pending JPH0479805A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 水耕栽培における播種方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0479805A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102696308A (zh) * 2012-07-19 2012-10-03 浙江大学 吸嘴式水稻育秧精量自动播种装置
JP2016101111A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 タキゲン製造株式会社 育苗トレイ用播種装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813303A (ja) * 1981-07-14 1983-01-25 村井 邦彦 種まき装置
JPS6058004A (ja) * 1983-09-09 1985-04-04 井関農機株式会社 播種装置
JPS6094006A (ja) * 1983-10-28 1985-05-27 三菱電機株式会社 播種装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813303A (ja) * 1981-07-14 1983-01-25 村井 邦彦 種まき装置
JPS6058004A (ja) * 1983-09-09 1985-04-04 井関農機株式会社 播種装置
JPS6094006A (ja) * 1983-10-28 1985-05-27 三菱電機株式会社 播種装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102696308A (zh) * 2012-07-19 2012-10-03 浙江大学 吸嘴式水稻育秧精量自动播种装置
JP2016101111A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 タキゲン製造株式会社 育苗トレイ用播種装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3712252A (en) Seedling growing and handling device
US5911631A (en) Seedling transplanter with easily detachable gripper
JPH0248206B2 (ja)
JP6421215B1 (ja) 移植装置
EP0232628A1 (en) Apparatus and method for plant growth and development
US4620390A (en) Method and apparatus for reorienting plant precursors during growth
JP2023085540A (ja) 定植装置
JPH0479805A (ja) 水耕栽培における播種方法及びその装置
CN113207508A (zh) 一种苦瓜种植用育苗床
JPH0947170A (ja) 植物搬送体及び植物栽培装置
EP1039794B1 (en) Positioning technique for horticultural apparatus
JPH09182535A (ja) 育苗方法およびその装置
JP3306841B2 (ja) 仮植装置
JP3852214B2 (ja) 育苗箱播種段積装置
JPS62244317A (ja) 植物成長発育用装置および方法
CA1147210A (en) Plant seeder
JPH0457289B2 (ja)
JP3521657B2 (ja) 育苗施設
JPH08322392A (ja) 仮植装置の穴開け機構
CN221011026U (zh) 一种烟草种植育苗装置
KR102080277B1 (ko) 채소류 육묘공정용 그물망컵 자동 디스펜서
CN114846948A (zh) 一种菊花种子繁育用温室培养出芽机及其使用方法
KR20210156069A (ko) 농작물재배용 자동농업기계의 수분공급시스템
JPH0564523A (ja) 水耕栽培における定植方法およびその装置
JP2000032850A (ja) 仮植装置の苗植付機構