JPS62244317A - 植物成長発育用装置および方法 - Google Patents

植物成長発育用装置および方法

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JPS62244317A
JPS62244317A JP62000068A JP6887A JPS62244317A JP S62244317 A JPS62244317 A JP S62244317A JP 62000068 A JP62000068 A JP 62000068A JP 6887 A JP6887 A JP 6887A JP S62244317 A JPS62244317 A JP S62244317A
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JP
Japan
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array
growth
cells
cell
stylet
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JP62000068A
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English (en)
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ロバート レビン
スタンリー ハーシュ
ロイ ウォーターズ
マイケル キース ムットン
ヨラム デヌーア
ネザネル ポールズ
ネサン ウエイス
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P B INDO PLANT BAIOTETSUKU IND
P B INDO PLANT BAIOTETSUKU IND Ltd
Original Assignee
P B INDO PLANT BAIOTETSUKU IND
P B INDO PLANT BAIOTETSUKU IND Ltd
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Publication date
Application filed by P B INDO PLANT BAIOTETSUKU IND, P B INDO PLANT BAIOTETSUKU IND Ltd filed Critical P B INDO PLANT BAIOTETSUKU IND
Publication of JPS62244317A publication Critical patent/JPS62244317A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Landscapes

  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は植物成長発育装置に関し、さらに詳しくはセル
状成長マトリックス内の微小増殖植物材料の植付け、お
よびそのようなマトリックスの各セルから例えば苗床皿
における各成長位置への小植物(plantlet)の
移植に関する。また本発明は植物組織培養珠芽(珠芽;
零余子、propagule)を成長させるセル状生長
マトリックスに関する。
1985年3月13日に公開された本願出願人の欧州特
許出願公開第132414号には、植物材料を培地上方
のスクリーン上に保持する微小増殖植物材料を成長させ
る方法が述べられている。上記欧州特許出願公開第13
2/114号に述べられている方法によって生成された
組織培養植物の均一性および品質は、培養容器中の媒体
表面上における珠芽の分布均一性によって左右される。
従来の植物組織培養繁殖方法は広〈実施されており、且
つ文献に詳細に述べられている。例えば、最近の実施方
法はピー・エフ・ウェゼラル(P、F。
Wetherall) 、rイン・ビトロ・プロパゲー
ション(In Vitro Propagation)
 J 、アベリー(Avery)、1982年およびビ
ー・ブイ・コンジャー(B、V。
Conger)主筆、ティー・エイ・ソーペ(T、八。
Thorpe) 、rプラント・ティシュ・カルチャー
・メソソズ・アンド・アプリケーションズ・イン・アグ
リカルチャ(Plant Ti5sue Cu1tur
e −Methods and Applicatio
ns in Agriculture)I、アカデミツ
ク・プレス(Academic I’ress) 、1
981年に述べられている。簡単に述べると、容器内増
殖は植物の一部を無菌的に取出し、これを生長および貫
生きせる栄養媒体中に植付けることから成る。さらに詳
しく述べると、植物組織培養は連続する3つの主要段階
に分けることができる。第1段階の目的は迅速発育無菌
培養を開始させることである。この培養は多数の植物器
官から開始される。
通常、外植体は表面消毒され、その後無菌条件の下で取
扱われる。消毒後、外植体は無菌蒸留水で数回リンスさ
れ、無菌装置で所望の大きさに切断される。次に、外植
体は光量、光同期および温度が制御1可能な培養室に入
れられる。
培養室内で約6〜8週間経過後14発育した外植体材料
は生体外増殖の増殖開始に使用される。ここで、発育し
た外植体はその容器がら無菌的に取出され、必要ならば
刈込まれ、株分けされる。次に、この組織は適切なホル
モン組成およびバランスを有する媒体の入った培養容器
中に導入され、増殖を誘発し、その後培養室に戻される
。この培養室内で増殖媒体上において、さらに約6〜8
週間経過した後、組織はその容器から無菌的に取出され
、株分けされ、新しい媒体に移され、その後培養室に戻
される。この移動は温室への移植に耐える根付き、また
は根無し苗条を発育させるように配合した成長媒体に対
して、またはさらに増殖させるためにもう一度増殖媒体
に対して行われる。
増殖段階(第H段階)を経由して組織培養を繰返し再循
環させることにより、急速な増殖が期待できる。このこ
とは容器内増殖の主な利点の1つである。しかしながら
、この方法は大変手間のかかるやり方である。容器内に
おいて植物を生成するコストの60〜65%という高い
v1合を、直接的および間接的な人件費が占めている。
〔ダブリュ・シー・アンダーソン(W、C,Ander
son) 、ジー・ダブリュ・メーガー(G、W、 M
eagher)およびニー・ジー・ネルソン(A、G、
Ne1son) 、rコスト・オブ。
プロパゲーション・ブロッコリー・プラシン・スロー・
ティシエー・カルチャー(Cost ofPropag
ation Broccoli Plants thr
ough Ti5sueCulture ) J 、ホ
ードサイエンス(Ilortsciencj、12号、
1972年、543〜544頁〕および〔エイ・ドナン
・ジ、z−ア(A、Donnnan、Jr、)、ニス・
イー・ダビドソン(S、E、Davidson)および
シー・エル・ウィリアムス(C,L、Williams
) 、rエスタブリソシニメント・オブ・ティシュ−・
グロウン・プラシン・イン・ザ・グリーンハウス・エン
ビロンメント (Establisbment of 
Ti5sue Grown PlantsinLl+e
  Grecnbouse  Environment
)J、Proc、FIa、5Late。
flora、 Soc、、91号、1978年、235
〜237頁〕。
この結果、人件費を減らすためにさまざまな試みがなさ
れている。
1つのそのような好結果を与える試みは、上記欧州特許
出願公開第132414号に述べられており、この出願
における教示は引用によりここに合体されたものとする
。今ここに、培地の上方に植物材料を保持するために区
分されていないスクリーンを用いることは、そこから小
植物を機械的に移植するのに特に望ましいものではない
、ということが本願出願人によって見い出された。
本発明は小植物を成長発育させ、その後移植するための
機械的システムおよび技術を提供することである。
従って、本発明の好ましい具体例によれば次の植物成長
発育システムが提供される。即ち、液体透過性底部支持
面およびこの底部支持面の上方における各成長セルの第
1配列を形成する隔壁構造から成る第1段階セル状成長
マトリックスであって、各成長セルは第1配列内におけ
る隣接セルから第1間隔だけ分離されている成長マトリ
ックスと、各小植物成長位置の第2配列を形成する第2
段階成長支持体であって、各成長位置は第2配列内にお
ける隣接成長位置から第1間隔より大きな第2間隔だけ
分離されている成長支持体と、成長媒体(培地)と接触
している第1段階セル状成長マトリックス上に植物珠芽
をほぼ均一に分布させる装置と、各成長セルから成長セ
ル第1配列内で成長している各小植物を機械的に取出し
、これら小植物を第2段階成長支持体上の対応する各成
長位置に移植する装置とを含む植物成長発育システム。
また、本発明の好ましい具体例によれば次の植物成長発
育方法が提供される。即ち、 液体透過性底部支持面およびこの底部支持面の上方にお
ける各成長セルの第1配列を形成する隔壁構造から成る
第1段階セル状成長マトリ・ノクスを形成し、各成長セ
ルは第1配列内における隣接セルから第1間隔だけ分離
されており;各小植物成長位置の第2配列を形成する第
2段階成長支持体を形成し、各成長位置は第2配列内に
おける隣接成長位置から第1間隔より大きな第2間隔だ
け分離されており; 成長媒体と接触している第1段階セル状成長7トリツク
ス上に植物珠芽をほぼ均一に分布させ;各成長セルから
成長セル第1配列内で成長している小植物を機械的に取
出し、これら小植物を第2段階成長支持体上の対応する
各成長位置に移植することから成る植物成長発育方法。
本発明の好ましい具体例によれば、各セルが逆切頭ピラ
ミッドのように形成され、小植物の自動機械的取出しを
容易にする。
さらに、本発明の好ましい具体例によれば、次の機械的
取出し移植装置が提供される。即ち、第1規則的格子状
に配列されている第1段階セル状成長71−ワックス内
のセルから第2段階成長支持体内の各植付は位置に小植
物を移動させる装置において、この場合植付は位置は第
2規則的格千秋に配列されており、且つ第2配列の各位
置の中心ピッチが第1配列のセルの中心ピッチより大き
くなっており: 複数の探り針(プローブ)を有するキャリヤーと、これ
ら探り針の中心は、第2配列内の各位置のピッチと本質
的に同じピッチを存する規則的格子状配列内で離隔され
ており; キャリヤー、第1配列および第2配列の間で相対的な全
体移動を行って、探り針を最初に第1配列のセルと一直
線上で一致させ、次に第2配列の各位置と一致させる装
置と; 第1配列の各セルの内容物を取出し、探り針が第2配列
の各位置と一直線上で一致するまで、各探り針上に内容
物を保持し、最終的に内容物を第2配列の各位置に排出
する装置とから成る機械的取出し移植装置。
本発明の1つの具体例によれば、相対的な全体移動を行
う装置は、第1、第2および第3垂直軸方向にキャリヤ
ーを移動させる装置から成っている。 本発明の他の具
体例によれば、相対的な全体移動を行う装置は、少なく
とも第1および第2垂直軸方向にキャリヤーを移動させ
る装置と、第1および第2軸に対して垂直な少なくとも
1つの第3軸方向に第1および第2配列を割出す装置と
から成っている。
また本発明によれば、スクリーン底部およびスクリーン
本体上方の区画室配列を形成する直立隔壁の格子状配列
から成る第1段階セル状成長マトリ・ックスと、第1段
階セル状成長マトリックスの上方に植物珠芽を均一に分
布して、はぼ所望数の小植物を第1段階成長マトリック
ス中で発育させる装置と、第1段階セル状成長マトリッ
クス内の区画室から自動的に小植物を取出し、陸つ第1
段階成長マトリックスより大きな第2段階成長皿内の区
画室に上記小植物を植付ける装置とを含む多段植物成長
発育システムが提供される。
さらに本発明の好ましい具体例によれば、スクリーン底
部およびスクリーン本体上方の区画室配列を形成する直
立隔壁の格子状配列から成る第1段階セル状成長マトリ
ックスを形成し、第1段階セル状成長マトリックスの上
方に植物珠芽を均一に分布して、はぼ所望数の小植物を
第1段階成長マトリックス中で発育させ、且つ第1段階
セル状成長マトリックス内の区画室から自動的に小植物
を取出し、さらに第1段階成長マトリックスより大きな
第2段階成長皿内の区画室に上記小植物を植付けること
を含む多段植物成長発育技術が提供される。
さらに本発明の好ましい具体例によれば、上方室および
下方室を含む容器内に配置された第1段階セル成長マト
リックス上に植物珠芽を均一に分布させる方法が提供さ
れ、この方法は容器の底部を密封している間に、植物組
織培養珠芽を含む液体混合物を上方室に導入し、空気導
入孔から気泡の流れを形成し、この気泡は容器の断面の
大部分を被覆している有効領域を通って液体中を上昇し
て、液体中に珠芽を攪拌混合させ、これにより木質的に
均一な懸濁液を生成し、且つこの液体をマトリックスか
ら排出して8脈濁珠芽を実質的に均一に分布させること
を含むものである。
また本発明は、成長71〜リソクスによって分離されて
いる上方室および下方室を有する密封可能容器中に配置
された第1段階成長マトリックス上に植物珠芽を均一に
分布する装置を提供し、上記容器は植物組織培養珠芽を
含む液体混合物を導入する制御可能な導入孔と、制御可
能なドレン部分および気泡分散装置に通じる制御可能な
空気4人孔を含んでいる。
本発明は開閉および密閉することのできる殺菌可能な容
器を提供し、この容器は取外し可能で、殺菌可能で、は
ぼ平坦なきめの細かい成長マトリックスを含み、この7
トリツクスは」1記容器を上方部分と下方部分に完全に
分離しており、この上方部分は植物珠芽/液体混合物の
導入バルブおよび好ましくはさらに空気圧解放バルブを
含んでおり、且つ上記下方部分はスクリーンの下に焼結
スチール散布装置台、且つ散布装置の下にドレン部分お
よび空気導入バルブを含んでいる。
本発明の1つの好ましい具体例において、容器は1つの
内面が約3 cmのほぼ正方形で、2つの分離可能な部
材から形成されており、一方の北方部材は空気圧ピスト
ンによって上昇降下できる容器の容量の約2/3を占め
、他方の下方部材は所定位置に固定されている。マトリ
ソスは硬質フレームに固定され、このフレームの縁部は
下方室部材のリム」二に保持され且つリム上に延びてお
り、このため容器を閉鎖し且つ空気圧ピストンによる圧
力の下に保持すると、容器の上方室および下方室の間に
配置されたスクリーン素子(要素、element)に
より、容器は水密状に密封される。
マトリックスおよびフレームはすべて比較的不活性な殺
菌可能な材料で作ることが好ましく、例えば容器はステ
ンレスチールから、またスクリーンおよびフレームはナ
イロンから作られる。
すでに述べたように、本発明は自動的操作により組織培
養的に小植物を生成するのに主に有用である。植物組織
を無菌的に切断および/または株分けした後、この植物
組織は機械的に培養容器に移され、且つ組織め生長およ
び発育を促進させるやり方で、上記容器中における媒体
上に無菌的に植付けられなければならない。このことは
溶液中に所定量の植物組織を懸濁させ、かつ培養容器上
方のマトリックス上に植物組織を均一に分布させる下記
装置に上記懸濁液を所定量供給することにより行われる
。なお上記培養容器は、欧州特許第132414号に述
べられているように、植物材料が最終的に培地基材上に
保持され、且つ培地基材と充分に接触するように、固体
培地または液体培地で充填されている。
本発明の他の利点は、欧州特許第132414号に述べ
られているような自動微小増殖方法における保持タンク
が不用となることである。この欧州特許に述べられてい
る方法の場合、無菌保持タンク中で珠芽/液体懸濁液を
均一に攪拌することにより、植物珠芽が液体中に均一に
分散される。本発明の場合、均一な分布は分配室内で行
われるので、上記欧州特許第132414号に述べられ
ているような自動微小増殖方法における保持タンクはも
はや必要ではない。
さらに本発明の好ましい具体例によれば、頂部および底
部が解放され、且つ各セル内において発育した小植物を
相互に均一な固定された関係に保持する大きさの規則的
格子状連続隔壁セルから成る植物組織培養珠芽を生長さ
せるマトリックス構造が提供される。
従って、その好ましい具体例において、本発明は頂部お
よび底部において開口し通常高さ7 mm幅7鰭の連続
隔壁セルの規則的格子状配列即ちマトリックスから成る
植物組織培養容器用インサートを提供する。なお、上記
各セルは逆切頭ピラミッドのように形成されていること
が好ましく、即ら頂部における開口部は底部における開
口部より充分大きく、且つセルの側面は内側に向って傾
斜している。また上記インサートは殺菌可能であり、■
一つ容器内に充填された培地の上面の高さで且つこの培
地と充分に接触して培養容器内に配置されている。
好ましくは、各セルは逆切頭ピラミッドのように形成さ
れ、且つ約5〜約12龍の幅を有する。
マトリック構造は別個に形成され、その後培養容器のス
クリーンの表面上に配置され、または形成後、平形微細
ふるい支持素子に前もって取付け、その後配置してもよ
い。なお、上記支持素子は培地を通過させるが、組織培
養珠芽を表面上に保持する網目サイズを有する。
従って、セル構造はナイロンのような殺菌可能材料で作
られていることが好ましく、またプラスチックふるい支
持素子と一体的に形成される。
本発明の好ましい具体例において、容器の内部底面上方
に配置されたほぼ平らな微細なふるい支持マトリックス
素子を特徴とする殺菌可能な植物組織培養容器が提供さ
れる。この場合、上記容器は本質的に封止可能であり、
且つ上記ふるい支持素子の水準まで容器に充填された培
地と程良く接触している上記ふるい支持素子の表面上に
保持されている植物組織を培養するように構成されてお
り、ふるい支持要素の大きさは上記培地を通過させるが
その表面上に上記培養植物組織を保持させるように設定
され、且つふるい支持素子の表面上には植物組織培養珠
芽を成長させるセル構造が設けられており、このセル構
造は頂部および底部が開放され且つ相互に対してほぼ均
一で固定した状態で各セル内で発育した珠芽を保持する
大きさを有する規則的格子状連続隔壁セルから成ってい
る。
従って、本発明の具体例は逆切頭ピラミ・7ドのように
形成された開放セルの規則的格子状配列またはマトリッ
クスに関し、このセルには、植物材料が培地暴利の表面
上にあり且つこれと充分に接触するように、また各セル
中の植物材料が小植物または小植物の束に発育すること
ができるように、無菌植物組織が導入される。なお、上
記小植物のそれぞれは培養容器内の固定位置において残
りすべての小植物から物理的に分離される。
培養容器用のそのようなマトリックスインサートは植物
組織培養増殖において多数の用途を有するが、自動植物
微小増殖に関する工程に特に適用可能である。例えば、
上記インサートは第11図から第19図についてここに
述べたように、微小増殖移植装置の操作を容易にする。
なぜならば移植装置は相互に分離され且つ培養容器内の
所定位置に存在する小植物のみを取出すことができるか
らである。さらに、欧州特許第132414号において
述べられている種類の少なくとも半自動植物組織培養の
方法と共に上記インサートを用いた場合、この方法によ
って生成された小植物は第11図から第19図に関して
ここで述べた装置によって移植することができる。なお
、この装置はさらに温室および研究室両方を含む自動微
小増殖システムにおいて使用することができる。
マトリックスのさらに他の利点は、運搬用培養容器から
小植物の取出しを容易にすることである。
マトリックスのさらに他の利点は、寒天上層を採用した
時、小植物からスクリーンにからんだ根を分離し移植す
ることを容易にするためにスクリーンを取外す場合、小
植物を保持している寒天が詰まり易いが、セルのテーパ
ー付き隔壁により上記寒天の詰まりを防止することであ
る。
また、本発明の具体例によれば、マトリック内における
第1規則的格子状配列に配列された開放セルの内容物を
第2規則的格子状配列に配列された各位置に移植する装
置において、この場合上記第2配列の各位置の中心ピッ
チが第1配列のセルの中心ピッチよりほぼ2倍大きくな
っており;複数の探り針を有するキャリヤーであって、
これら探り針の中心は、第2配列内の各位置のピッチと
本質的に同じピッチを有する規則的格子状配列内で離隔
されているものと;キャリヤー並びに第1配列および第
2配列の間で相対的な全体移動を行って、探り針を最初
第1配列のセルと一直線上で一致させ、次に第2配列の
各位置と一致させる手段と;第1配列の各セルの内容物
を取出し、探り針が第2配列の各位置と一直線上で一致
するまで、各探り針上に上記内容物を保持し、最終的に
t記内容物を第2配列の各位置に排出する手段とから成
る移植装置が提供される。
この装置によれば、各植物は固定的に配列されている複
数の探り針によって第1段階成長マトリックスの複数の
セルから同時に取出され、次に成長マトリックス上のセ
ルのピッチより縦横両方向におい゛て大きなピッチにお
ける所望の格子状配列位置に移植される。
上記移植装置のもう1つの態様によれば、本発明は、管
状探り針を用いて開放上端部および多孔性または開口下
端部を有するセルの内容物を第1位置から第2位置に移
動させる装置を提供する。
この装置は探り針と第1および第2位置を形成する手段
との間で相対的な全体移動を連続的に行って、これによ
り探り針を第1位置におけるセルの孔部と一直線上で一
致させ、次に第2位置と一致させる手段と;探り針が第
1位置におけるセルの孔部と一直線上で一致している時
、上記内容物の下のセルに圧縮空気または他の流体を加
圧噴射し、これによりセルの内容物を探り針内部に押込
める手段と;探り針が第2位置と一直線」二で一致しで
いる時、探り針に圧縮空気または他の流体を加圧噴射し
、これによりセルの内容物を上記第2位置に排出する手
段とから成っている。
管状探り針の下端孔部には下向き円錐台形室、即ち上向
きテーパー付き室が設けられており、これにより上方の
探り針と垂直方向で一直線上で−敗するセルの内容物は
、セルの下方に噴射した上記圧により上方に押上げられ
室内に押込められる。
この室の上端部には、セル内容物の上方移動により移送
された空気を抜くために、少なくとも1つの空気抜き孔
を設けることができる。
管状探り針はプランジャー即ち突出ピンを含み、この突
出ピンは、セルの内容物が上方に排出され室内に押込ま
れる前に、円錐台形室の上端部の上方位置まで収縮し、
且つ探り針が第2移植位置と一直線上で一致した時、下
方に移動して、探り針に噴射した上記圧力により円錐形
室から移植位置にセルの内容物を排出する。プランジャ
ー即ち突出ピンは戻しばねによりその収縮位置内に上方
に向けて付勢されていてもよい。
セルの下方に上記圧力噴射を加えると同時に吸引圧を探
り針に加えてもよい。この結果、戻しばねを設けていな
い場合、プランジャー即ち突出ピンは収縮され、または
プランジャー即ち突出ピンを設けていない場合、セルの
内容物を上方に移動し円錐台形室に押込め、この室内に
保持することが助勢される。
以下図面に従って本発明を説明する。
〔好ましい態様の詳細な説明〕
添付図面の第1図には、本発明の具体例に従って構成さ
れ、且つ作動可能な植物成長発育装置が示されており、
この装置において、基部2は二本の柱4に固着され、さ
らにこれら柱の上端部は横材6と結合している。好まし
くはステンレススヂールで作られた密封可能な二成分容
器12の下方固定部分12aは、2つのスリーブ8上に
着座しており、これらスリーブは柱4の周りで滑動でき
、且つ締付1010によって適切な位置に保持されてい
る。この下方部分12aは第2図において拡大して示さ
れ、下方室14から成っており、この下方室は上部から
見た場合、はぼ正方形断面を有するくぼみ部分である。
室14のリム15にはナイフェツジ型シールリップ16
が設けられており、このシールリップは室14の側面全
体を包囲している。室14の底部中央には、ドレン孔1
9を含む第1ゴム管コネクター18が取付けられ、且つ
室14の底部中央から若干ずれた位置には、空気導入孔
21を含む第2ゴム管コネクター20が取付けられてい
る。上記第1コネクターは、流し等に通じるドレン管用
コネクターとして作用し、上記第2コネクターは圧縮空
気源に通じるコネクターとして作用する。
いずれのゴム管もピッチコックまたはバルブ(図示せず
)により調節可能である。
第3図は容器12の上方移動可能部分12bを示してお
り、この容器12は上方室22を含み、さらにこの上方
室はほぼ正方形断面を有する開口部によって構成され、
且つパースペックス(Perspex)または同様な材
料で作られた透明なカバープレート24により堅く被覆
されている。
室22のリム26にはナイフェツジ型シールリップ28
が設けられており、このシールリップは、下方容器部分
12aのシールリップ16と同様に、リムを包囲してい
る。2つのねし穴30および32は室22に通じており
、これらの第1ねじ穴30は、上記植物珠芽/液体混合
物の流入を調節するバルブ34を接続させるものであり
、且つ第2ねじ穴32は空気リリーフバルブ36を接続
させるものである。なお、このリリーフバルブの使用目
的は下記の説明から明らかになるであろう。
上記バルブ34および36は第1図および第4図に例示
されている。
上方容器部分12bは柱4に滑動可能に取付けられてい
る。同時に容器部分12bは、2つの直立材38を含む
フレーム37 (第1図)の下方横材を構成しており、
且つこれら直立材の下端部に固着されている。またフレ
ーム37は上方横月40(第1図)を含み、この横材に
は空気圧シリンダー44のピストンロッド42が取付け
られ、さらに上記シリンダーは横材6上に設けられてい
る。
シリンダー44を作動させると、第一図に示されている
ように、フレーム37が上昇し、または降下して、第6
図に示されているように、」一方容器部分12bは下方
部分12aに接近する。なお、このことは下記において
さらに説明する。
第4図は上方容器部分12bを平面的に略示しており、
下方容器部分12aもこれと同様である。
第1段階成長マトリックス46およびそのフレームフラ
ンジ48が第5図に示されている。このマトリックスの
他の形態は第6図に示されており、これについては下記
において説明する。
第6図は−F記のように空気圧シリンダー44を作動さ
せることにより閉じられた作動位置における二成分容器
12を例示しており、この場合、上方容器部分12bは
下方に移動され、肚つマトリ・7クス4Gのフランジ4
8により支持されている。
なお、このマトリックスは下方室14内に挿入されてい
る。シールリッフ“16および28の目的は明らかであ
る。即ち、これらリップは比較的尖鋭状態となっており
、ナイロン製フランジ48の表面をわずかにへこませて
いるので、密封状態にする。
さらに、第6図においては散布装置50が示されており
、この装置は通常約35ミクロンの平均粒度を有する焼
結多孔性金属ブロックから成っている。上記装置の目的
は上記植物珠芽/液体混合物に黴細な気泡を均一に吹込
み、液体中に珠芽を均一に分布させることである。なお
、このことは下記において説明する。
概説すると、本発明の具体例の好ましい方法は次の通り
である。即ら、殺菌し無菌状態に保持した容器12を空
気圧ピストンで密封し、上方容器部分12bに通じる導
入バルブ34を開き、無菌状態の植物材料と液体との混
合物の所定量を容器12にポンプで供給し、この容器を
ほぼ一杯にする。ドレン孔19を閉じ、同時に空気バル
ブ36を開く。まもなく容器12はマトリックスの上下
部分両方において液体で一杯になるが、植物材料はマト
リックス46により上方室内に保持される。
無菌状態の空気が2〜3気圧の圧力の下て散布装置50
から小さな泡となって均一に上界し、これによりスクリ
ーン46上の液体中に植物材料を完全に混合する。約2
0秒間混合した後、空気バルブ36を閉し、ドレンバル
ブを開く。この結果、液体は容器12からゆっくりドレ
ンし、植物材料はマトリックスの上に均一に分布して残
存する。
次に、空気圧により上部12bを上昇さ一亡て容器12
を開放し、その後マトリ・ノクス46およびそのフレー
l、48を無菌的に取出し、さらにこれらを媒体基材の
上部に且つこの基材と充分に接触するように培養容器中
に入れる。このようなこれら部材の配置は、植物組織を
小植物に成長発育させるのに最適である。次に、下記に
おいて述べる装置および技術を用いて、小植物を移植皿
に移す。
再び図面に従って説明する。第7図および第8図には本
発明のマトリックス構造が示されており、このマトリッ
クスは好ましくは、プラスチックのナイロンのような殺
菌可能材料から製造される。
上記マトリックスは、はぼ正方形の断面を有し且つ頂部
が開放しているセル102の格子状配列から成っている
。各セル隔壁は切目なく連続状に連なり、且つ各セルが
逆切頭ピラミッドになるように下向きに先細り状となっ
ている。また、各2つの隣接するセル102の各2つの
隣接する壁は、71〜リツクスの上面で合致して、第8
図に明瞭に示されているように、かなり尖鋭な縁部を形
成している。マトリックスの上面には平らなリム104
が設けられており、このリムは組織培養容器に嵌合する
ように形成されている。なお、この培養容器については
下記において詳述する。
第9図および第1O図においては、本発明の他の具体例
のセル構造が示されており、このセル構造は培養容器1
06の内部に適切に配置されている。
この培養容器の頂部は図示されているように、蓋108
により被覆されている。容器106の底部1.10上に
は格子状支持部材、即ち高さ約1CII+のパレット1
12がyi直され、このパレットの上にはほぼ平らなナ
イロンスクリーン114が上段されている。
上記において述べたように、培地は上記スクリーンを透
過することができるが、このスクリーンは微小な網目を
有しているので、培養組織はスクリーン114上に設け
られたセル構造のセル102内部に保持される。好まし
い網目の大きさは500〜700 ミクロンであり、許
容できる網目の大きさは250〜4,000 ミクロン
である。
図示されている具体例の場合、スクリー7114は分離
した独立状のものであるが、例えば7l−IJワックス
一体状のスクリーン114 も使用可能であり、マトリ
ックスの底面に成形されたスクリーンの変更例も考えら
れる。
次に第11図から第14図について述べる。これら図面
においては、本発明の好ましい具体例に従って構成され
且つ作動可能な移植装置が例示されている。
まず第11図および第12図について述べる。
ここに示されている移植装置はフレーム180を含んで
いる。このフレーム180上には割出し可能テーブル2
01が載置されている。さらにこの割出し可能テーブル
201の上には1又は複数の第1段階成長マトリックス
202がR置されている。このテーブル201と並んで
エンドレスベルトコンベヤー即ち台203が設けられ、
この台の上には移植器204即ち配列状の堆肥ブロック
が保持されている。
テーブル201および、コンベヤー又は台203の上方
にはガンI−IJ 205があり、このガントリの上に
はキャリヤー206が配置され、さらにこのキャリヤー
は垂直下方に延びている複数の探り針207を有してお
り、且つ第1X図および第12図には示されていないが
、空気圧システムによって作動される。キャリヤー20
6はテーブル201 とコンベA・−又は台203との
間で軸線Xの方向に前後に移動することができ、且つテ
ーブル201およびコンヘヤー又は台203に対して軸
線Zの方向に上下に移動することができる。
この実施例の場合、セル状マトリックス202は、平面
図に示されているように、16X16の配列で256個
の開放セルにそれぞれ仕切られている。
各移植器204即ち堆肥ブロックの同様な部材は、25
6個の植付は位置即ち16X16配列の仕切位置を有す
る。マトリックス202の各セルの側面の長さは約5關
であるが、移植皿中の植付は位置は約20−の間隔で配
列されている。
従って、好ましくは、成長植物をマトリックス202か
ら移植器204に移植する場合、植物はXおよびYの両
方向に4倍の間隔で分離させなければならない。このこ
とはマトリックス202から植物ヲ採取し、探り針20
7のシステムを用いてこれら植物を皿204に移動し、
各植物を探り針207から皿204内の所望位置に植付
けることにより行われる。
探り針207は格子状に並べられ、探り針207の垂直
軸線は、移植器204内の所望の植付位置の中心線とほ
ぼ同じ間隔で相互に離隔されている。従って探り針は、
これらの垂直軸線がXおよびY方向に約20馬鵬の間隔
で格子状に離隔するように配列されている。
第11図に示されている4本の探り針207は一列状に
並べられている。しかしながら、実際、例示具体例は4
×4配列の探り針207を含んで成る。
第13図は移植器204の一部分の上に重ねられた1つ
のマトリックス202を示している。このようなことは
実際には起らないが、移植方法を説明するために単に例
示したものである。マトリックス202の256個のセ
ルには16個のブロック内で「l」〜「16」の番号が
付されている。なお各ブロックには16個のセルが含ま
れている。移植器204内の16個の植付は位置および
16本の探り針207の対応位置は、陰影を加えた16
個のセル位置201によって表されている。
テーブル201に対する配列状探り針のX軸移動の相対
的割出しを行って、16個のセル「1」が16本の探り
針207の各々の垂直下にあるように位置決定する。下
記において説明されるように、16個のセル「1」の植
物を採取し、各探り針207によって移植器204内の
16個の植付は位置rlJの垂直上に運ぶ。
この位置設定は探り針キヤリヤ−206のX軸方向の適
切な移動およびコンベヤー即ち台203のY軸方向の適
切な移動によって行われる。次に、下記において説明さ
れるように、植物を移植器即ちブロック24の堆肥に植
付ける。その後、探り針207を有するキャリヤー20
6をX軸方向移動によりテーブル201上のマトリック
ス202上方の位置まで戻す。上記テーブルを割出して
、16本の探り針207を16個のセル「2」の配列と
−直線上で一致させる。
次に、キャリヤー206および探り針207によって植
物を移動し、16個の各位置「2」において移植器又は
ブロック204内の堆肥に植付ける。その後、テーブル
201およびコンベヤー203の適切な割出しおよびキ
ャリヤー206のX軸方向移動を行う。同様に、16個
のセル「3」〜「16」の各グループについて、移植器
又はブロック204内の対応位置「3」〜「16」に植
物を植付ける。
このようにして、植物はマトリックス202の256個
すべてのセルから移植器即ち配列状ブロック204に移
植される。なお、このブロックは長さおよび幅において
マトリックスより4倍大きくなっている。テーブル20
1およびコンベヤー又は台203の適切な割出しおよび
キャリヤー206のX軸移動は自動的に行う。この操作
は便利なやり方で行うこともできる。例えば、マイクロ
プロセッサ−又はコンビニ−ターの制御の下で電気的ま
たは電気的空気圧利用装置を用いて行うことができる。
または装置が簡単にできている場合、テーブル201 
とコンベヤー又は台203の割出しおよびキャリヤー2
06のX軸移動は手動で行うことができる。
次に第14図について説明する。ここには矩形のくぼみ
211を有する台板210の形をしたテーブル201が
1つの好ましい具体例として示されている。このくぼみ
内部にはセルマトリックス212が保持されており、こ
のマトリックスは例えば16×16個の開放セルの格子
状配列に分割され、またこれらセルの底端部は通常の細
目網即ち14213によって支持されている。マトリッ
クス212および網213は例えばプラスチック成形品
であってもよい。
これらセルの単一体は番号214で示されている。
上記において第5図から第7図に関連して述べたように
、上記セルは便利に形成され、かつ成長媒体と微小繁殖
植物または実生との塊状物質を含んでいる。ペッドプレ
ート210の上方にはキャリヤー206が配置されてお
り、このキャリヤーは配列状且つ垂下状探り針207を
保有している。上記において述べたように、これら探り
針は移植皿内部の所望の間隔に対応して格子状に配列し
ている。
例えば、探り針207は4×4個の格子状に配列され、
且つ各探り針は71−ワックス212内における各対応
する第4セル214の上方に位置している。
探り針207の1つは断面図で示しである。
ペッドプレート210の下方には固定板215があり、
この固定板は探り針207の間隔に対応する間隔で格子
状配列の空気ノズル216を保持している。
第14図に示されているように、キャリヤー206がペ
ッドプレート210の上方で正しい位置にある時、各探
り針207は対応するノズル216の上方で垂直方向に
一列状になる。ノズル216は固定板215内部のダク
トシステム217と連絡しており、下記において説明さ
れるように、圧縮空気が上記ダクトシステムを通ってノ
ズル216すべてに同時に吹付けられる。第13図につ
いて述べた方法で、X軸およびY軸の両方向に対してベ
ッドプレー1・210を割出して、すべての第4セル2
14をノズル216および探り針207と垂直方向に一
列状に配置する。
第14図に示されているように、ペッドプレー1−21
0を割出して各セル214をノズル216と垂直方向に
一列状に配置した場合、各セル214の底部はノズル2
16にかなり接近し、このため圧縮空気をノズル216
から上方に噴射させることにより、各セルの下向きテー
パー付き隔壁からセル214の内容物を上昇させる。
各探り針207の下端部即ち下方開口部には、上向きテ
ーパー付き円錐台形の室218がある。従って、キャリ
ヤー206がZ軸方向に降下すると、第14図において
唯1つの探り針に対して断続線218′で示されている
ように、探り針の室21Bはセル214の上方において
このセルに接近して配置される。
探り針207の管状延長部220は、各室218を形成
すると共に室218の上端部においてガス抜き孔2】9
を存している。管状延長部220はプランジャー即ち突
出ビン221によりガス抜き孔219上に収縮されてい
る。上記突出ビン221は、図示されているように、ら
せん戻しばね222によって上部ピストン内に保持され
ており、この戻しばねは延長部220の上端部と突出ビ
ン221上のピストン状へラド223との間で作用する
従って、探り針207が降下して、室218の下端部が
セル状マトリックス212の上面と接触し、且つ圧縮空
気が対応セル214の下面に噴射されると、各セル中の
小植物がセル214から上方に押上げられ、各室218
内に移動する。この場合、空気は室218からガス抜き
孔219を通って放出される。成長媒体の塊状物質は室
218の円錐台壁中に押込まれ、このため大きさの異な
る植物でも各室218内に収納保持することができる。
その後、キャリヤー206はZ軸方向に上昇し、さらに
X軸方向に移動し移植器即ちプロ・ツク204上方の所
定位置に達する。この操作中、植物は各室218内に保
持されたままであり、即ち室の円錐台形壁中に押込まれ
たままである。
各探り針207の主体部224もまた管状形であり、且
つキャリヤ−206内部のダクトシステム225と連絡
している。ダクトシステム225に圧縮空気を吹付ける
と、この圧縮空気はすべての探り針の突出ビン221の
ヘッド223上に作用して、継続線22Fによって示さ
れているように、突出ビン221を下方に押出し、これ
により植物を各室218から移植皿部らブロック204
の堆肥中に押出す。
しかしながら、この前に、キャリヤー206が降下して
室218の下端部を皿即ちブロック204の堆肥または
あらかじめ形成しておいたくぼみ部分と合致させ、その
後に突出ピンにより植物を押出し植付けを完了させる。
前記において述べたように、マイクロプロセッサ−即ち
コンピューターのような制御手段の制御の下で電気的に
または電気的空気圧利用手段により、キャリヤー206
は第14図に示された位置と移植器204の上方位置と
の間で往復移動し、探り針は上下に移動し、且つ台Fi
21.0および移植器204も移動して、所望の操作お
よび割出しを連続的に行う。同様に、移植する場合に、
ノズル216から圧縮空気を噴射させて植物をセル21
4から取出し、且つ植物を室218から排出すことは、
コンピューター即ちマイクロプロセッサ−の制御の下で
電気的空気圧利用手段により正確に連続的に行われる。
別の態様の場合、上記の種々の作用は望ましい電気的お
よび流体制御バルブを手で操作することにより行うこと
もできる。
本発明のもう1つの具体例によれば、ダクトシステム2
25に吸引力を作用させタイミングよく突出ビン221
を上昇させることができる。なお、この場合ばね222
は不用となる。
探り針には水噴射装置を取付け、噴射水を用いて室21
8から植物を取出し易くすることもできる。
次に、第15A図から第19図について説明する。
これら図面においては、本発明の好ましい具体例に従っ
て構成され且つ操作可能な移植装置のもう1つの具体例
が例示されている。この移植装置はX軸Y軸方向に延び
るガントリ部材302が設けられているフレーム300
を含んでいる。ガントリ部材302にはキャリヤー30
6が取付けられ、このキャリヤーは下向きに垂直に延び
ている複数の探り針307を有しており、且つ第15A
図および15B図には示されていないが、空気圧システ
ムによって作動する。
本発明のこの具体例の場合、キャリヤー306は、固定
テーブル308および固定コンベヤー即ち台310の各
上方位置間でX軸およびY軸の方向に前後に移動し、且
つテーブル308およびコンベヤ即ち台310に対して
Z軸の方向に上下に移動することができる。
H単に述べると、1第11図〜第14図の具体例と第1
5A図〜第19図の具体例との間の本質的な差は、第1
1図〜第14図の具体例の場合、7トリツクスおよび移
植器の割出し並びに2つの軸方向へのキャリヤーの移動
により移植を行っているが、第15A図〜第19図の具
体例の場合、マ) IJフックスよび移植器の割出しは
必要でな(、すべての移動はキャリヤーのX軸、Y軸お
よびZ軸方向への移動によって行われる点にある。この
点を除いて、第11図〜第14図の移植装置の構造およ
び操作についてのすべての詳細な記載は、第15A図か
ら第19図の具体例にも通用できるので、説明を簡略に
するため割愛する。また、同じ参照番号は同様な部材を
指すものとする。
第15A図および第15B図の例示から理解されるよう
に、フレーム300上にはさらに、例えば圧縮機320
、真空ポンプ322、制御回路装置324並びに移植作
用を作業者が制御することのできる制御パヱル326の
ような機械的および電子的装置が設けられている。
次に第17図について説明する。図示されているテーブ
ル308は、ノズル216が各セル214の下に設けら
れていることを除いて、第14図に例示され且つ上記に
おいて説明されたテーブル210とあらゆる点で同じで
ある。従って、上記において述べたように、同じ参照番
号がテーブル308の構成部材を表示するために用いら
れている。理解されるように、望ましいマニホールドが
ノズル216と連絡するように設けられ、ノズルを所望
通り作動させる。
合板308の上方には配列状の垂下探り針307を保有
するキャリヤー306が配置されている。上記において
述べたように、これら針307は移植器における所望の
間隔に対応して格子状に配列されている。
第15A図および第19図の例示具体例の場合、合板3
08は割出されないが、その代わりにすべての第4セル
214を探り針307と垂直方向に一致させるように、
;1−ヤリャー136をX−7面内で位置決めする。こ
の所望の位置決めはX−Yガントす302の望ましい操
作だけで行われる。
探り針307が所定の配列状セル214と立垂方向に一
致するようにキャリヤー306を望ましく位置決めした
時、これらセルの下にあるノズルが作動して圧縮空気を
上方に噴射させ、各セルの下向きテーパー付き隔壁から
セル214の内容物を押上げる。
各探り針307の下端部即ち下方開口部には、上向きテ
ーパー付き円錐台形の室318がある。従って、キャリ
ヤー306がZ軸方向に降下すると、第17図において
唯1つの探り針に対して断続線318′で示されている
ように、探り針の室318はセル214の上方において
このセルに接近して配置される。
探り針307の管状延長部320は、各室318を形成
すると共に室318の上端部において吸込孔319を有
している。これら吸込孔319はキャリヤー306の一
部に設けられた吸込容域373と連絡しており、さらに
この吸込容域は真空ライン375と連絡しており、この
真空ラインは真空ポンプ322(第15A図)に接続し
ている。
管状延長部分320はプランジャー即ち突出ピン321
により吸込孔319上に収縮されている。上記突出ピン
321は、図示されているように、らせん戻しばね32
2によって上部ビス1−ン内に保持されており、この戻
しばねは延長部320の上端部と突出ピン321上のピ
ストン状ヘッド323との間で作用する。
探り針307が降下して、室318の下端部がセル状マ
トリックス212の上面と接触し、且つ圧縮空気が対応
セル214の下面に噴射される時、孔319を介して室
318を減圧する。この結果、各セル中の小植物がセル
214から上方に押上げられ、各室318内に移動され
る。
その後、キャリヤー306はZ軸方向に上昇し、さらに
X−7面内を移動し移植器即ちブロック204上方の所
定位置に達する。この操作中、植物は各室318内に保
持されたままであり、即ち室の円錐台形壁中に押込まれ
たままである。
各探り針307の主体部324もまた管状形であり、且
つダクト325を経由してキャリヤ−306内部の空気
圧マニホールド326と連絡している。さらにこのマニ
ホールドは好ましい導管327を経由して圧縮機320
(第15A図)と連絡している。
空気圧マニホールド326に圧縮空気を吹付けると、こ
の圧縮空気はすべての探り針の突出ピン321のヘッド
323上に作用して、11続線321′によって示され
ているように、突出ピン321を下方に押出し、これに
より植物を各室318から移植器即ちブロック204の
堆肥中に排出する。しかしながら、この前に2.キャリ
ヤー306が降下して室31Bの下端部は皿即ちブロッ
ク204の堆肥またはあらかじめ形成しておいたくぼみ
部分と合致し、その後突出ピンにより植物を押出し植付
けを完了させる。
マイクロプロセッサ−即ちコンピューターのような制御
手段により供給される制御命令に応答する電子的空気圧
手段、空気圧手段または電気的に、キャリヤー306は
第17図に示されている位置と移植皿204の上方位置
との間で往復移動し、探り針は上下に移動し、且つ圧縮
空気は対応するノズル216に噴射する。
この用途にふされしいマイクロプロセッサ−は、米国、
マサチューセソツ州01.581 、ウェストボロ(匈
es Lboro)のコントロール・テクノロジー・コ
ーポレーション(Control Technolog
y Carp、)によって製造されたモデル2800で
ある。ガンl−1302は通常モデル番号旧81224
のXガントリと、モデル番号旧80606のYガントリ
とから成り、上記いずれのガントリもカルフォルニア州
90065 、ロサンゼルス、サン・ファーナンド・ロ
ード(SanFernando Road)3440の
リニアー・インダストリーズ(Linear Indu
stries) 、リンチク・ディビジョン(Lint
ach Division)によって製造されたもので
ある。探り針307の上下運動は、米国、イリノイ州6
0007 、エルク・グロブ・ビレソジ(Elk Gr
oveVillageH715のTHK−アメリカによ
り製造されたモデルTIK 1M13のような線状軸受
およびイスラエル、ハイフ−y (llaifa) 、
P、0.8.371によって製造されたモデノI/MB
D25/25ピストンを用いて行われる。
同様に、移植に際してノズル216に圧縮空気を噴射し
てセル214から植物を取出すこと、ダクト325に圧
縮空気を噴射して室318から植物を取出すこと、およ
び孔319を介して減圧することは、空気圧により、ま
たは望ましい連続状態でコンピューターまたはマイクロ
プロセッサ−の制御の下で電子的に空気圧により行われ
る。または上記の種々の作用は望ましい電気的および流
体制御バルブを手で操作することもできる。
次に第18図について説明する。ここには第17図の装
置のもう1つの具体例が例示されており、この具体例に
おける探り針は植付けの際に水を噴射するように変形さ
れている。特に断りがなければ、第18図の装置は第1
7図と同じであり、且つ同じ参照番号は同じ部材を表す
第18図の装置において、探り針307の延長部320
のそれぞれには、水供給導管383に接続している水導
入孔381が形成されている。各突出ピン321には水
路385が形成されており、この水路はピン正面孔38
1の付近における流出孔387からピン321の接触端
部における流出孔389まで延びている。理解されるよ
うに、ピン321が延伸状態にある時、即ち植付は中に
ピンが植物を押出している時、導管383は答礼381
および387を経由して水路385まで連絡される。
従って、導管383に水が供給されると、植物が室31
8から排出されている時、所定■の水が植物にかけられ
る。理解されるように、水の供給のタイミングは望まし
いコンピューター制御によって管理することができる。
またはピン321が探り針線長部分320を封止してバ
ルブのように作用し、ピン321が延伸して答礼381
および387が連絡した時にのみ所定量の水を供給する
場合には、導管383に供給する水を制御するコンピュ
ーターを省略することができる。
次に第19図について説明する。この図には第15A図
から第17図に関して述べられた本発明の具体例を作動
させるシステムの構成図である。操作はそのゼロ位置に
おいてキャリヤーから開始すると考えられるが、簡素化
のために、このゼロ位置は非作動位置とする。
制御パネル326(第15A図)を用いて作業者によっ
て開始命令が与えられると、真空源および空気圧源が望
ましく加圧され、キャリヤー306が最初の負荷位置ま
で移動する。説明を簡素化するために、この負荷位置は
、探り針307が第13図に例示されている配列におい
て「1」の印を付けたセルの上にある場合の位置と考え
る。
この初期位置において、探り針はZ軸方向に降下し、適
切なセルの下でノズル216を作動させて、小植物を探
り針の室318内に押込む。次に探り針をZ軸方向に上
昇させ、キャリヤーをXおよびY面内において移植皿上
の移植位置まで移動させる。
移植位置に達すると、探り針はZ軸に沿って降下し、真
空状態を解除し、圧縮空気により突出ピンを降下させて
小植物を皿に植付ける。この植付は後、キャリヤーをX
およびY面内において移動させて、マトリックス上の新
しい位置、例えば探り針が「2」の印を付けたセルの上
にある位置まで戻し、且つ突出ピンを収縮させる。再び
真空状態を生成し、次の列の小植物を探り針の端部に押
込む。この循環操作を続けて、マトリック中の小植物す
べてを移植する。
当業者によって理解されるように、上記において特に図
示され説明された具体的は本発明を制限するものではな
い。本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ限定す
べきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体例に従って構成され匪つ操作可能
な装置の正面図であり、この装置の容器は開放状態にあ
る。 第2図は第1図の装置の下方容器部分の拡大図あり、部
分断面である。 第3図は第1図の装置の上方容器部分の拡大図であって
部分断面図しである。 第4図は第1図のIV−IV線に沿う断面平面図である
。 第5図は第1段階成長マトリックスおよびそのフレーム
の平面図である。 第6図は第1図のVl−Vl線に沿う部分断面側面図で
、閉じた状態における容器部分を示している。 第7図は本発明の第1段階成長マトリックスのセル構造
の平面図である。 第8図は第7図に示されているセル構造の■−■線に沿
う一部断面図である。 第9図は本発明の組織培養容器の部分断面正面図であり
、この容器には第1段階成長マトリックスが挿入されて
いる。 第10図は組織培養容器の平面図であり、蓋が取外され
且つ第1段階成長マトリックスが配置されている。 第11図は本発明の移植装置の正面図である。 第12図は第11図の■−Hの方向から見た平面図で、
一部切欠しである。 第13図は第12図に示されている移植皿の一部の平面
図表であり、且つ単に説明のために、その上にセルの第
1段階成長マトリックスが重ねられている。 第14図は本発明による装置の好ましい具体例における
セル状第1段階成長マトリックスを保持する合板、探り
針キャリヤーおよび複数の探り針の縦断面図を例示して
いる。 第15A図および第15B図は本発明のもう1つの具体
例による移植装置のそれぞれ正面図および背面図である
。 第16図は第11A図中の■−■線に沿える平面図で、
一部切欠しである。 第17図は本発明による装置の好ましいもう1つの具体
例におけるセル状第1段階成長マトリックスを保持する
合板、探り針キャリヤーおよび複数の探り針の縦断面図
を例示している。 第18図は本発明による装置のざらに他の具体例におけ
るセル状第1段階成長マトリックスを保持する合板、探
り針キャリヤーおよび複数の探り針の縦断面図を例示し
ている。 第19図は第15A図から第17図の装置の操作を表示
する構成図である。 12・・・二成分容器、   14・・・下方室、22
・・・、L方室、 46・・・第1段階成長マトリックス、50・・・散布
装置、    102・・・セル、106・・・培養容
器、    114・・・スクリーン、201・・・テ
ーブル、    202・・・マトリックス、203・
・・台、       204・・・移植皿、206・
・・ギヤリヤー、   207・・・探り針、210・
・・台板、      216・・・ノズル、218・
・・室、       220・・・延長部、221・
・・突出ピン、    306・・・キャリヤー、30
7・・・探り針、     30B・・・テーブル、3
10・・・台、       318・・・室、319
・・・吸込孔、     320・・・延長部、321
・・・突出ピン、    385・・・水路、387 
、389・・・流出孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体透過性底部支持面およびこの底部支持面の上方
    における各成長セルの第1配列を形成する隔壁構造から
    成る第1段階セル状成長マトリックスと、上記各成長セ
    ルは上記第1配列内における隣接するセルから第1間隔
    だけ分離されており;各小植物成長位置の第2配列を形
    成する第2段階成長支持体と、上記各成長位置は上記第
    2配列内における隣接成長位置から上記第1間隔より大
    きい第2間隔だけ分離されており; 成長媒体と接触している上記第1段階セル状成長マトリ
    ックス上に植物珠芽を概して均一に分布する手段と; 上記各成長セルから上記成長セル第1配列内で成長して
    いる各小植物を機械的に取出し、これら小植物を上記第
    2段階成長支持体上の対応する各成長位置に移植する手
    段とから成る植物成長発育システム。 2、液体透過性底部支持面およびこの底部支持面の上方
    における各成長セルの第1配列を形成する隔壁構造から
    成る第1段階セル状成長マトリックスを形成する段階、
    上記各成長セルは上記第1配列内における隣接するセル
    から第1間隔だけ分離されており; 各小植物成長位置の第2配列を形成する第2段階成長支
    持体を形成する段階、上記各成長位置は上記第2配列内
    における隣接成長位置から上記第1間隔より大きい第2
    間隔だけ分離されており;成長媒体と接触している上記
    第1段階セル状成長マトリックス上に植物珠芽を概して
    均一に分布する段階;および 上記各成長セルから上記成長セル第1配列内で成長して
    いる各小植物を機械的に取出し、これら小植物を上記第
    2段階成長支持体上の対応する各成長位置に移植する段
    階から成る植物成長発育方法。 3、上方室および下方室の間における密閉可能容器中に
    配置された支持スクリーニング素子上に植物珠芽を均一
    に分布させる方法において:植物組織培養珠芽を含む液
    体混合物を上記上方室に導入する段階; 上記液体混合物中に気泡の流れを形成して、上記素子上
    の上記液体混合物中に上記珠芽を撹拌混合させ、これに
    より実質的に均一な懸濁液を生成する段階;および 上記の実質的に均一な懸濁液を上記支持スクリーニング
    素子から上記容器の上記下方室にドレンし、これにより
    上記支持スクリーニング素子上に上記懸濁珠芽を実質的
    に均一に分布させる段階から成る方法。 4、概して均一に分布させる上記段階が: 容器の上方室および下方室の中間に上記第1段階セル状
    成長マトリックスを配置する段階;植物組織培養珠芽を
    含む液体混合物を上記上方室に導入する段階; 上記液体混合物中に気泡の流れを形成して、上記第1段
    階セル状成長マトリックス上の上記液体混合物中に上記
    珠芽を撹拌混合させ、これにより実質的に均一な懸濁液
    を生成する段階;および上記の実質的に均一な懸濁液を
    上記第1段階セル状成長マトリックスから上記容器の上
    記下方室にドレンし、これにより上記第1段階セル状成
    長マトリックス上に上記懸濁珠芽を実質的に均一に分布
    させる段階から成ることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の方法。 5、概して均一に分布させる上記手段が: 上記第1段階植物成長マトリックスによって分離されて
    いる上方室および下方室を有する密封可能容器から成り
    、上記上方室は植物組織培養珠芽を含む液体混合物を導
    入する制御可能な導入口を含み、上記下方室には制御可
    能なドレン口および気泡分散装置に通じる制御可能な空
    気導入口が設けられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の装置。 6、相互に実質的に均一で且つ固定状態の各セル内にお
    いて発育した小植物を保持する大きさの連続状仕切りセ
    ルの規則的な格子様配列から成る植物組織培養珠芽を成
    長させるセル構造。 7、上記セルがそれぞれ逆切頭ピラミッドのように形成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載
    の植物組織培養珠芽を成長させるセル構造。 8、各セルの基部にふるい状支持素子をさらに含み、こ
    の素子は培地を通過させるが組織培養珠芽をその表面上
    に残存させるメッシュの大きさを有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第6項または第7項記載の植物組織培
    養珠芽を成長させるセル構造。 9、上記第1段階セル状成長マトリックスが、相互に実
    質的に均一で且つ固定状態の各セル内において発育した
    小植物を保持する大きさの連続状仕切りセルの規則的な
    格子様配列から成ることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の植物成長発育システム。 10、上記セルがそれぞれ逆切頭ピラミッドのように形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第9項記
    載の植物成長発育システム。 11、上記液体透過性支持面が各セルの基部におけるふ
    るい状支持素子から成り、この素子は培地を通過させる
    が組織培養珠芽をその表面上に残存させるメッシュの大
    きさを有することを特徴とする特許請求の範囲第9項ま
    たは第10項記載の植物成長発育システム。 12、上記セルが約5〜約12mmの幅を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の植物成長発育シ
    ステム。 13、内部底面を有する密封可能な容器と;この容器中
    に配置され且つ上記内部底面の上方に位置するふるい支
    持素子と; このふるい支持素子の水準まで上記容器を満たす培地と
    ; この培地と接触している上記ふるい支持素子の表面上に
    支持された組織培養材料とから成り;上記ふるい支持素
    子の表面には植物組織培養珠芽用セル構造が設けられて
    おり、このセル構造は、頂部および底部が開放しており
    、また相互に実質的に均一で且つ固定状態の各セル内に
    おいて発育した小植物を保持する大きさの連続状仕切り
    セルの規則的な格子様配列から成ることを特徴とする殺
    菌可能な植物組織培養装置。 14、第1規則的格子様配列に配置された開放セルの内
    容物を第2規則的格子様配列に配置された各位置に移動
    する装置において、この場合上記第2配列の各位置の中
    心ピッチが第1配列のセルの中心ピッチより大きくなっ
    ており: 複数の探り針を有するキャリヤーと、これら探り針の中
    心は、第2配列内の各位置のピッチと実質的に同じピッ
    チを有する規則的格子様配列で離隔されており; キャリヤー、第1配列および第2配列の間で相対的な全
    体移動を行って、探り針を整列させて最初に第1配列の
    セルと一致させ、次に第2配列の各位置と一致させ得る
    手段と; 第1配列の各セルの内容物を取出し、探り針が第2配列
    の各位置と整列して一致するまで、各探り針上に上記内
    容物を保持し、最終的に上記内容物を第2配列の各位置
    に排出する手段とから成る移動装置。 15、セルが第1規則的格子様配列に配置されている第
    1段階セル状成長マトリックス内のセルから第2段階成
    長支持体内の各植付け位置に小植物を移動させる装置に
    おいて、この場合上記植付け位置は第2規則的格子様配
    列に配置されており、且つ第2配列の各位置の中心ピッ
    チが第1配列のセルの中心ピッチより実質的に倍数に等
    しい比で大きくなっており; 複数の探り針を有するキャリヤーと、これら探り針の中
    心は、第2配列内の各位置のピッチと実質的に同じピッ
    チを有する規則的格子様配列で離隔されており; キャリヤー、第1配列および第2配列の間で相対的な全
    体移動を行って、探り針を整列させて最初に第1配列の
    セルと一致させ、次に第2配列の各位置と一致させ得る
    手段と、 第1配列の各セルの内容物を取出し、探り針が第2配列
    の各位置と整列して一致するまで、各探り針上に上記内
    容物を保持し、最終的に上記内容物を第2配列の各位置
    に排出し、これにより固定的に配列された複数の探り針
    によって複数のセルから同時に小植物を取出し、次に第
    1段階成長マトリックス上のセルのピッチより縦横両方
    向に大きなピッチの必要な格子様配列位置に上記小植物
    を移植する手段とから成る移動装置。 16、機械的に取出し且つ移植する上記手段が:セルが
    第1規則的格子様配列に配置されている第1段階セル状
    成長マトリックス内のセルから第2段階成長支持体内の
    各植物付け位置に小植物を移動させる手段から成り、こ
    の場合上記植付け位置は第2規則的格子様配列に配置さ
    れており、且つ第2配列の各位置の中心ピッチが第1配
    列のセルの中心ピッチより実数的に倍数に等しい比で大
    きくなっており; 上記移動手段は: 複数の探り針を有するキャリヤーと、これら探り針の中
    心は、第2配列内の各位置のピッチと実質的に同じピッ
    チを有する規則的格子様配列に離隔されており; キャリヤー、第1配列および第2配列の間で相対的な全
    体移動を行って、探り針を整列させて最初に第1配列の
    セルと一致させ、次に第2配列の各位置と一致させ得る
    手段と; 第1配列の各セルの内容物を取出し、探り針が第2配列
    の各位置と整列して一致するまで、各探り針上に上記内
    容物を保持し、最終的に上記内容物を第2配列の各位置
    に排出する手段とから成ることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項、第5項および第9項から第11項のいずれ
    かに記載の植物成長発育用システム。 17、管状探り針を用いて、第1位置における開放上端
    部および多孔性または開口下端部を有するセルの内容物
    を第2位置に移動させる装置において: 探り針と第1および第2位置を形成する手段との間で相
    対的な全体移動を連続的に行って、これにより探り針を
    第1位置におけるセルの口部と整列して一致させ、次に
    第2位置と一致させ得る手段と; 探り針が第1位置におけるセルの口部と整列して一致し
    ている時、上記内容物の下のセルに圧縮空気または他の
    流体を加圧噴射し、これによりセルの内容物を探り針内
    部に押出す手段と; 探り針が第2位置と整列して一致している時、探り針に
    圧縮空気または他の流体を加圧噴射し、これによりセル
    の内容物を上記第2位置に排出する手段とから成る移動
    装置。 18、相対的な全体移動を行う上記手段が;少なくとも
    第1および第2垂直軸方向に沿って上記キャリヤーを移
    動させる手段と; 上記第1および第2垂直軸に対して垂直な少なくとも1
    つの第3軸方向に沿って上記第1および第2配列の少な
    くとも1つを移動させる手段とから成ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第14項から第17項のいずれかに記
    載の装置。 19、相対的な全体移動を行う上記手段が:第1、第2
    および第3垂直軸方向に上記キャリヤーを移動させる手
    段から成ることを特徴とする特許請求の範囲第14項か
    ら第17項のいずれかに記載の装置。 20、排出を行う上記手段が、上記内容物を排出する際
    に液体を流出する手段から成ることを特徴とする特許請
    求の範囲第14項から第19項のいずれかに記載の装置
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