JPH0479376A - 横型伝導度変調型半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
横型伝導度変調型半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH0479376A JPH0479376A JP19434590A JP19434590A JPH0479376A JP H0479376 A JPH0479376 A JP H0479376A JP 19434590 A JP19434590 A JP 19434590A JP 19434590 A JP19434590 A JP 19434590A JP H0479376 A JPH0479376 A JP H0479376A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/70—Bipolar devices
- H01L29/72—Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals
- H01L29/739—Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals controlled by field-effect, e.g. bipolar static induction transistors [BSIT]
- H01L29/7393—Insulated gate bipolar mode transistors, i.e. IGBT; IGT; COMFET
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、横型の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
(以下IGBTと略す)のように横型MO3FETの
耐圧を高めるために設けられた高抵抗層に伝導度変調を
起こさせ、オン抵抗を小さくする横型伝導度変調型半導
体装置およびその製造方法に関する。
(以下IGBTと略す)のように横型MO3FETの
耐圧を高めるために設けられた高抵抗層に伝導度変調を
起こさせ、オン抵抗を小さくする横型伝導度変調型半導
体装置およびその製造方法に関する。
〔従来の技術]
I GETは、電圧駆動型のバイポーラ素子として知ら
れ、当初はたで型素子として開発が進められ、最近にな
り横型のIGBTが開発されるようになった。これは、
たて型のl GBTは半導体基板の表面と裏面との間に
電流が流れるのに対し、横型のIGETは、両生電極お
よびゲートが半導体基板の一面側のみを使って形成され
るので、基板への組込みが簡単で、素子のインテリジェ
ント化のために同一基板に組込まれる演算回路との接続
が容易であることによる。
れ、当初はたで型素子として開発が進められ、最近にな
り横型のIGBTが開発されるようになった。これは、
たて型のl GBTは半導体基板の表面と裏面との間に
電流が流れるのに対し、横型のIGETは、両生電極お
よびゲートが半導体基板の一面側のみを使って形成され
るので、基板への組込みが簡単で、素子のインテリジェ
ント化のために同一基板に組込まれる演算回路との接続
が容易であることによる。
IGBTの特長は、高耐圧でも伝導度変調により低いオ
ン電圧が実現できることがあるが、その一方でベース領
域にオン時に共に多く充満している少数、多数キャリア
を、オン状態に移行するためには除いてしまわなければ
ならず、そのため、電力用MO3FETに比較すると、
どうしてもスイッチング速度が遅いという問題がある。
ン電圧が実現できることがあるが、その一方でベース領
域にオン時に共に多く充満している少数、多数キャリア
を、オン状態に移行するためには除いてしまわなければ
ならず、そのため、電力用MO3FETに比較すると、
どうしてもスイッチング速度が遅いという問題がある。
これを解決するための一般的手段として、アノードショ
ート型I GBTが知られている。第2図は従来のアノ
ードショート型横型I GBTの例である。図において
、p−基板1の上に積層されたn−層2の表面部にはp
ベース領域3とnバッファ領域4が間隔を介して設けら
れ、pベース領域3にはn。
ート型I GBTが知られている。第2図は従来のアノ
ードショート型横型I GBTの例である。図において
、p−基板1の上に積層されたn−層2の表面部にはp
ベース領域3とnバッファ領域4が間隔を介して設けら
れ、pベース領域3にはn。
ソース領域5が、nバッファ領域4にはpo ドレイン
領域6がそれぞれ表面部に選択的に形成されており、p
ベース領域3のn−[2とソース領域5にはさまれた部
分の上にはゲート酸化膜7を介してゲート端子Gに接続
されたゲート電極8が設けられている。さらに、リサー
フ (RESIIIIF)技術によりp−、−ス領域3
はp゛部分 iff域9およびそれに連結されたp゛埋
込領域10によりp−基板1に接続されている。そして
、ソース端子Sに接続されたソース電橋11がn゛ソー
ス領域5およびp。
領域6がそれぞれ表面部に選択的に形成されており、p
ベース領域3のn−[2とソース領域5にはさまれた部
分の上にはゲート酸化膜7を介してゲート端子Gに接続
されたゲート電極8が設けられている。さらに、リサー
フ (RESIIIIF)技術によりp−、−ス領域3
はp゛部分 iff域9およびそれに連結されたp゛埋
込領域10によりp−基板1に接続されている。そして
、ソース端子Sに接続されたソース電橋11がn゛ソー
ス領域5およびp。
分離領域9に共通に接触し、ドレイン端子りに接続され
たドレイン電ff112がpo ドレイン領域6および
n゛コンタクト領域13に共通に接触し、nバッファ領
域4に接続されてアノードショートとなっている。この
横型IC;BTでは、ゲート電極8に対する電圧印加で
生ずるn型反転層を通してn゛ソース領域5からn・−
層2に流入する電子に対応して、po ドレイン領域6
からの正孔が注入されることにより伝導度変調が起こり
、低オン電圧化を可能とすると共に、nバッファ領域4
とpo ドレイン領域6を短絡することにより、オフ時
にハソファ頭載7から電子の引きぬきを行い、アノード
ショート構造を持たないIGBTより高速でスイッチン
グを行わせることができる。
たドレイン電ff112がpo ドレイン領域6および
n゛コンタクト領域13に共通に接触し、nバッファ領
域4に接続されてアノードショートとなっている。この
横型IC;BTでは、ゲート電極8に対する電圧印加で
生ずるn型反転層を通してn゛ソース領域5からn・−
層2に流入する電子に対応して、po ドレイン領域6
からの正孔が注入されることにより伝導度変調が起こり
、低オン電圧化を可能とすると共に、nバッファ領域4
とpo ドレイン領域6を短絡することにより、オフ時
にハソファ頭載7から電子の引きぬきを行い、アノード
ショート構造を持たないIGBTより高速でスイッチン
グを行わせることができる。
しかしながら、nバッファ領域4は高電圧印加時の空乏
層のストッパとしてp領域3、n−層2p′領域6で構
成されるPNP接合構造のパンチスルーを防止する働き
を持っているため比較的低比抵抗である必要がある。一
方、アノードショート構造を持つ素子の伝導度変調はp
o ドレイン領域6直下のn領域4を流れる電流による
電圧降下によりp’t+I域6とn 61域4の間の接
合が順バイアスされることにより発生するため、po
ドレイン領域6直下のnfII域4の抵抗が低い場合に
は前記接合が十分に順バイアスされず、低電流領域では
伝導度変調が発生しない。このため、このような素子の
電圧・電流特性は、第3図に31で示すように非アノー
ドシッート構造の通常のI GBTの特性32に比較し
て低電a SI域のオン電圧が非常に高くなり、通常使
用する電流領域でも十分オン電圧が低下しなくなると共
に、負性抵抗特性が発生する。この食性抵抗は、過渡オ
ンロス等の損失の増加の問題と共にノイズの発生原因と
なるなどの問題がある。したがって、低電流領域でも伝
導度変調が発生するようにすることが必要であるが、こ
のためには第4図に示すようにp゛ ドレイン領域6直
下のnバッファ領域4の距離を長くする必要がある。し
かし、一定の素子耐圧を得るにはpベース領域3とnバ
ッファ領域4の間の距離を短くすることができないので
、nバッファ領域4の距離を長くすると、素子の面積が
増加するという欠点があり、十分にp゛ ドレイン領域
6直下のnバッファ領域4の距離を大きくとることは困
難である。このため、nバッファ領域4のp゛ ドレイ
ン領域6に近い領域に反対導電型の不純物を拡散するこ
とによりp′領域6直下のnバッファ領域4を高圧抵抗
化するなどの方法も考えられるが、素子特性のばらつき
が大きくなると共に、nバッファ領域4が浅い場合には
1!流はnバッファ領域の低抵抗領域を流れてアノード
ショート部に流入するため大きな効果は期待できない。
層のストッパとしてp領域3、n−層2p′領域6で構
成されるPNP接合構造のパンチスルーを防止する働き
を持っているため比較的低比抵抗である必要がある。一
方、アノードショート構造を持つ素子の伝導度変調はp
o ドレイン領域6直下のn領域4を流れる電流による
電圧降下によりp’t+I域6とn 61域4の間の接
合が順バイアスされることにより発生するため、po
ドレイン領域6直下のnfII域4の抵抗が低い場合に
は前記接合が十分に順バイアスされず、低電流領域では
伝導度変調が発生しない。このため、このような素子の
電圧・電流特性は、第3図に31で示すように非アノー
ドシッート構造の通常のI GBTの特性32に比較し
て低電a SI域のオン電圧が非常に高くなり、通常使
用する電流領域でも十分オン電圧が低下しなくなると共
に、負性抵抗特性が発生する。この食性抵抗は、過渡オ
ンロス等の損失の増加の問題と共にノイズの発生原因と
なるなどの問題がある。したがって、低電流領域でも伝
導度変調が発生するようにすることが必要であるが、こ
のためには第4図に示すようにp゛ ドレイン領域6直
下のnバッファ領域4の距離を長くする必要がある。し
かし、一定の素子耐圧を得るにはpベース領域3とnバ
ッファ領域4の間の距離を短くすることができないので
、nバッファ領域4の距離を長くすると、素子の面積が
増加するという欠点があり、十分にp゛ ドレイン領域
6直下のnバッファ領域4の距離を大きくとることは困
難である。このため、nバッファ領域4のp゛ ドレイ
ン領域6に近い領域に反対導電型の不純物を拡散するこ
とによりp′領域6直下のnバッファ領域4を高圧抵抗
化するなどの方法も考えられるが、素子特性のばらつき
が大きくなると共に、nバッファ領域4が浅い場合には
1!流はnバッファ領域の低抵抗領域を流れてアノード
ショート部に流入するため大きな効果は期待できない。
このような問題は、各領域の導電型が逆で、カソードン
ヨートされたnチャ詔ルの横型I GBTにおいても同
様に存在する。
ヨートされたnチャ詔ルの横型I GBTにおいても同
様に存在する。
本発明の目的は、アノードショートあるいはカソードシ
ョート構造にすることによって低電流のオン電圧が高く
ならず、またオン時の負性抵抗特性が発生しない横型伝
導度変調型半導体装置を提供することにある。
ョート構造にすることによって低電流のオン電圧が高く
ならず、またオン時の負性抵抗特性が発生しない横型伝
導度変調型半導体装置を提供することにある。
[yA!!!lを解決するための手段〕上述の目的を達
成するために、本発明は、第一導電型の高比抵抗半導体
層と、その第一導電型半導体層の表面部に選択的に形成
された第二導電型ベース領域と、そのベース領域の表面
部に選択的に形成された第一導電型ソース領域と、その
ソース領域と前記第一導電型半導体層の表面露出部には
さまれた前記ベース領域の表面上に絶縁膜を介して設け
られたゲート電極と、前記第一導電型半導体層の表面部
に前記ベース領域から離れて選択的に形成された第一導
電型バッファ開城と、そのバッファ領域の表面部に選択
的に形成された第二導電型ドレイン領域と、前記第一導
電型半導体層の表面部に前記バッファ領域から前記ベー
ス領域より遠ざかって選択的に形成された第一導電型ド
レイン領域と、前記ソース領域およびベース領域に共通
に接触するソース電極と、前記第二導電型および第一導
電型ドレイン領域にそれぞれ接触し互いに電気的に接続
されたドレイン電極とを存するものとする。また、本発
明の横型伝導度変調型半導体装置の製造方法は、第一導
電型の高比抵抗半導体層の表面の一部からそれぞれ不純
物を導入して第二導電型ベース領域および第一導電型バ
ッファ領域を離して形成する工程と、前記ベース領域の
表面の一部からおよび前記第一導電型半導体層の露出部
表面の前記バッファ領域より前記ベース領域と反対側に
離れた位置から同一不純物を導入して前記ベース領域よ
り浅い第一導電型ソース領域および第一導電型ドレイン
領域をそれぞれ形成する工程と、前記バッファ領域の表
面の一部がら不純物を導入してバッファ領域より浅い第
二導電型ドレイン領域を形成する工程と、前記ソース領
域および前記第一導電型半導体層の表面露出部にはさま
れた前記ベース領域の表面上に絶縁膜を介してゲート電
極を設ける工程と、前記ソース領域および前記ベース領
域を電気的に接続する工程と、前記第一導電型ドレイン
領域および前記第一導電型ドレイン領域を電気的に接続
する工程とを含むものとする。
成するために、本発明は、第一導電型の高比抵抗半導体
層と、その第一導電型半導体層の表面部に選択的に形成
された第二導電型ベース領域と、そのベース領域の表面
部に選択的に形成された第一導電型ソース領域と、その
ソース領域と前記第一導電型半導体層の表面露出部には
さまれた前記ベース領域の表面上に絶縁膜を介して設け
られたゲート電極と、前記第一導電型半導体層の表面部
に前記ベース領域から離れて選択的に形成された第一導
電型バッファ開城と、そのバッファ領域の表面部に選択
的に形成された第二導電型ドレイン領域と、前記第一導
電型半導体層の表面部に前記バッファ領域から前記ベー
ス領域より遠ざかって選択的に形成された第一導電型ド
レイン領域と、前記ソース領域およびベース領域に共通
に接触するソース電極と、前記第二導電型および第一導
電型ドレイン領域にそれぞれ接触し互いに電気的に接続
されたドレイン電極とを存するものとする。また、本発
明の横型伝導度変調型半導体装置の製造方法は、第一導
電型の高比抵抗半導体層の表面の一部からそれぞれ不純
物を導入して第二導電型ベース領域および第一導電型バ
ッファ領域を離して形成する工程と、前記ベース領域の
表面の一部からおよび前記第一導電型半導体層の露出部
表面の前記バッファ領域より前記ベース領域と反対側に
離れた位置から同一不純物を導入して前記ベース領域よ
り浅い第一導電型ソース領域および第一導電型ドレイン
領域をそれぞれ形成する工程と、前記バッファ領域の表
面の一部がら不純物を導入してバッファ領域より浅い第
二導電型ドレイン領域を形成する工程と、前記ソース領
域および前記第一導電型半導体層の表面露出部にはさま
れた前記ベース領域の表面上に絶縁膜を介してゲート電
極を設ける工程と、前記ソース領域および前記ベース領
域を電気的に接続する工程と、前記第一導電型ドレイン
領域および前記第一導電型ドレイン領域を電気的に接続
する工程とを含むものとする。
高比抵抗第一導電型半導体層の表面部に中に第一導電型
ソース領域を有する第二導電型ベース領域から離れた中
に第二導電型ドレイン領域を有する第一導電型バッファ
領域のほかに、さらにベース領域から遠ざかって第一導
電型ドレイン領域を設け、両ドレイン領域を電気的に接
続するため、オン時に第一導電型半導体層に流入する多
数キャリアは、その層に短絡する第一導電型ドレイン領
域に流入しようとするが、その際、バッファ領域と第一
導電型ドレイン領域の間の高比抵抗第一導電型半導体層
を通過する必要がある。このため、その間の半導体層の
高抵抗により低電′fLSi域でも大きな電圧降下が生
じ、第二導電型ドレイン領域と第一導電型バッファ領域
の間の接合は容易に順バイアスされ、第一導電型半導体
層への小数キャJアの注入が発生するので、オン電圧の
低下がおこる。
ソース領域を有する第二導電型ベース領域から離れた中
に第二導電型ドレイン領域を有する第一導電型バッファ
領域のほかに、さらにベース領域から遠ざかって第一導
電型ドレイン領域を設け、両ドレイン領域を電気的に接
続するため、オン時に第一導電型半導体層に流入する多
数キャリアは、その層に短絡する第一導電型ドレイン領
域に流入しようとするが、その際、バッファ領域と第一
導電型ドレイン領域の間の高比抵抗第一導電型半導体層
を通過する必要がある。このため、その間の半導体層の
高抵抗により低電′fLSi域でも大きな電圧降下が生
じ、第二導電型ドレイン領域と第一導電型バッファ領域
の間の接合は容易に順バイアスされ、第一導電型半導体
層への小数キャJアの注入が発生するので、オン電圧の
低下がおこる。
第1図(a)1 (ト))は本発明の一実施例の横型I
GBTの断面図および平面図で、第2図、第4図と共通
の部分には同一の符号が付されている。第1図fa+か
られかるように、このl GBTではドレイン電極12
はnバッファ$1域4とは短絡されておらず、第2図、
第4図でバッファ領域の表面部に形成されていたn°コ
ンタクト領域13は、バッファ領域4からベース領域3
より遠ざかる方向に離れてn゛ソース領域5と同時にn
゛ ドレイン領域として形成され、その領域に別個にド
レイン短絡電極22が接触している。そして、ドレイン
電8i12および短絡電8i22が共にドレイン端子り
に接続されている。
GBTの断面図および平面図で、第2図、第4図と共通
の部分には同一の符号が付されている。第1図fa+か
られかるように、このl GBTではドレイン電極12
はnバッファ$1域4とは短絡されておらず、第2図、
第4図でバッファ領域の表面部に形成されていたn°コ
ンタクト領域13は、バッファ領域4からベース領域3
より遠ざかる方向に離れてn゛ソース領域5と同時にn
゛ ドレイン領域として形成され、その領域に別個にド
レイン短絡電極22が接触している。そして、ドレイン
電8i12および短絡電8i22が共にドレイン端子り
に接続されている。
nバッファ領域4は、p−基板1.n−層2およびp″
領域6で形成されるPNP トランジスタあるいはpベ
ース領域3.n−層2およびp’6N域6で形成される
PNP )ランジスタの高電圧印加時に、RESURP
技術によりソース電極12と同電位にあるp−基板1.
n−層2間あるいはp 8M域3り−層2間の接合より
のびる空乏層がp″領域6に到達することによって発生
するパンチスルーを防止する。一方、n゛ ドレイン領
域13は、nバッファ領域4の外に形成されているため
、素子のオン時にゲート電極8直下の反転層を通してn
゛ソース領域5よりn−層2に流入した電子は、p・ド
レイン領域6直下を経由し、n゛ ドレイン領域13に
流入する際に高抵抗のn−層2を通って流れる。このた
め、n−層2においてバッファ領域4とn゛コンタクト
領域13との間の図に記入された大きな抵抗Rにより大
きな電圧降下が生しる。この電圧降下により、nバッフ
ァ領域4とpo ドレイン領域6の間の接合は容易に順
方向バイアスされる。つまり、低い電子電流でpo ド
レイン領域6から容易に正孔の注入が発生し、この結果
低い環流領域でのオン電圧の低下が実現すると共に、電
圧・電流特性の不連続性という好ましくない特性が改善
される。n−層2の抵抗はnバッファ領域4!、:比較
して十分高いため、バッファ領域4n°コンタクト領域
13の間の距離をτきくとる必要はなく、素子の面積を
大福に増加させることはない。
領域6で形成されるPNP トランジスタあるいはpベ
ース領域3.n−層2およびp’6N域6で形成される
PNP )ランジスタの高電圧印加時に、RESURP
技術によりソース電極12と同電位にあるp−基板1.
n−層2間あるいはp 8M域3り−層2間の接合より
のびる空乏層がp″領域6に到達することによって発生
するパンチスルーを防止する。一方、n゛ ドレイン領
域13は、nバッファ領域4の外に形成されているため
、素子のオン時にゲート電極8直下の反転層を通してn
゛ソース領域5よりn−層2に流入した電子は、p・ド
レイン領域6直下を経由し、n゛ ドレイン領域13に
流入する際に高抵抗のn−層2を通って流れる。このた
め、n−層2においてバッファ領域4とn゛コンタクト
領域13との間の図に記入された大きな抵抗Rにより大
きな電圧降下が生しる。この電圧降下により、nバッフ
ァ領域4とpo ドレイン領域6の間の接合は容易に順
方向バイアスされる。つまり、低い電子電流でpo ド
レイン領域6から容易に正孔の注入が発生し、この結果
低い環流領域でのオン電圧の低下が実現すると共に、電
圧・電流特性の不連続性という好ましくない特性が改善
される。n−層2の抵抗はnバッファ領域4!、:比較
して十分高いため、バッファ領域4n°コンタクト領域
13の間の距離をτきくとる必要はなく、素子の面積を
大福に増加させることはない。
以上、nチャふル横型ICBTにおける実施例について
述べたが、導電型を逆にすればpチャモル横型IGBT
においても実施できることは明らかである。
述べたが、導電型を逆にすればpチャモル横型IGBT
においても実施できることは明らかである。
また、本発明は横型I GBTに限らず、横型MCT
(M OS Controlled Thyrist
er)のような他の横型伝導度変調型半導体装置にも適
用できる。
(M OS Controlled Thyrist
er)のような他の横型伝導度変調型半導体装置にも適
用できる。
:発明の効果〕
本発明によれば、横型伝導度変調型半導体装置の高速ス
イッチングのためのアノ−トンヨードあるいはカソード
ショートを、ドレイン電極を第二導電型ドレイン領域の
周囲の第−it型バッファ領域に接触させることで行わ
ないで、バッファ領域のソース領域と反対側において、
高圧抵抗第一導電型半導体層に第一導電型ドレイン領域
を介して短絡電極を接触させることによって行う、その
結果、オン時に舞一導電型半導体層に流入した多数のキ
ャリアがバッファ領域と第一導電型ドレイン領域の間の
高抵抗部分を通ってトレイン端子に流れるため、第二導
電型ドレイン領域とバッファ領域の間の接合が低電流領
域でも順バイアスされ、低オン電圧を実現することがで
きると共に、電流・電圧特性の不連続性も改善され、ノ
イズの発生等の問題のない横型伝導度変調型半導体装置
が得られた。
イッチングのためのアノ−トンヨードあるいはカソード
ショートを、ドレイン電極を第二導電型ドレイン領域の
周囲の第−it型バッファ領域に接触させることで行わ
ないで、バッファ領域のソース領域と反対側において、
高圧抵抗第一導電型半導体層に第一導電型ドレイン領域
を介して短絡電極を接触させることによって行う、その
結果、オン時に舞一導電型半導体層に流入した多数のキ
ャリアがバッファ領域と第一導電型ドレイン領域の間の
高抵抗部分を通ってトレイン端子に流れるため、第二導
電型ドレイン領域とバッファ領域の間の接合が低電流領
域でも順バイアスされ、低オン電圧を実現することがで
きると共に、電流・電圧特性の不連続性も改善され、ノ
イズの発生等の問題のない横型伝導度変調型半導体装置
が得られた。
第1図は本発明の一実施例の横型I GBTを示し、そ
のうち(alは断面図、山)はその半導体素体表面の平
面図、第2図は従来の横型アノ−トンヨードIGBTの
断面図、第3図は従来のアノードンッートI GBTと
アノードシッートをしないIGBTの電圧・i!流線図
、第4図は従来のアノードシラー)IGBTの別の例の
断面図である。 1:p−基板、2:n−高比抵抗層、3:pベース領域
、4;nハソファ領域、5:n°ソース領域、6:p゛
ドレイン領域、7:ゲート酸化膜、8:ゲート電極、
9:p゛分離領域、to;p”埋込領域、11;ソース
電橋、12ニドレイン電極、13:n” ドレイン領
域、22: ドレイン短絡電極。
のうち(alは断面図、山)はその半導体素体表面の平
面図、第2図は従来の横型アノ−トンヨードIGBTの
断面図、第3図は従来のアノードンッートI GBTと
アノードシッートをしないIGBTの電圧・i!流線図
、第4図は従来のアノードシラー)IGBTの別の例の
断面図である。 1:p−基板、2:n−高比抵抗層、3:pベース領域
、4;nハソファ領域、5:n°ソース領域、6:p゛
ドレイン領域、7:ゲート酸化膜、8:ゲート電極、
9:p゛分離領域、to;p”埋込領域、11;ソース
電橋、12ニドレイン電極、13:n” ドレイン領
域、22: ドレイン短絡電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)第一導電型の高比抵抗半導体層と、その第一導電型
半導体層の表面部に選択的に形成された第二導電型ベー
ス領域と、そのベース領域の表面部に選択的に形成され
た第一導電型ソース領域と、そのソース領域と前記第一
導電型半導体層の表面露出部にはさまれた前記ベース領
域の表面上に絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、
前記第一導電型半導体層の表面部に前記ベース領域から
離れて選択的に形成された第一導電型バッファ領域と、
そのバッファ領域の表面部に選択的に形成された第二導
電型ドレイン領域と、前記第一導電型半導体層の表面部
に前記バッファ領域から前記ベース領域より遠ざかって
選択的に形成された第一導電型ドレイン領域と、前記ソ
ース領域およびベース領域に共通に接触するソース電極
と、前記第二導電型および第一導電型ドレイン領域にそ
れぞれ接触し互いに電気的に接続されたドレイン電極を
有することを特徴とする横型伝導度変調型半導体装置。 2)第一導電型の高比抵抗半導体層が第二導電型半導体
層の上に積層され、その第二導電型半導体層が前記第一
導電型半導体層を貫通する第二導電型領域を介してソー
ス電極と電気的に接続された請求項1記載の横型伝導度
変調型半導体装置。 3)第一導電型の高比抵抗半導体層の表面の一部からそ
れぞれ不純物を導入して第二導電型ベース領域および第
一導電型バッファ領域を離して形成する工程と、前記ベ
ース領域の表面の一部からおよび前記第一導電型半導体
層の露出部表面の前記バッファ領域より前記ベース領域
と反対側に離れた位置から同一不純物を導入して前記ベ
ース領域より浅い第一導電型ソース領域および第一導電
型ドレイン領域をそれぞれ形成する工程と、前記バッフ
ァ領域の表面の一部から不純物を導入してバッファ領域
より浅い第二導電型ドレイン領域を形成する工程と、前
記ソース領域および前記第一導電型半導体層の表面露出
部にはさまれた前記ベース領域の表面上に絶縁膜を介し
てゲート電極を設ける工程と、前記ソース領域および前
記ベース領域を電気的に接続する工程と、前記第一導電
型ドレイン領域および前記第二導電型ドレイン領域を電
気的に接続する工程とを含むことを特徴とする横型伝導
度変調型半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19434590A JPH0479376A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 横型伝導度変調型半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19434590A JPH0479376A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 横型伝導度変調型半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0479376A true JPH0479376A (ja) | 1992-03-12 |
Family
ID=16323040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19434590A Pending JPH0479376A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 横型伝導度変調型半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0479376A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011002710A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 駆動伝達部品及びこれを用いた駆動伝達機構、被駆動装置、駆動処理装置 |
JP2011159829A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
-
1990
- 1990-07-23 JP JP19434590A patent/JPH0479376A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011002710A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 駆動伝達部品及びこれを用いた駆動伝達機構、被駆動装置、駆動処理装置 |
JP2011159829A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
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