JPH0479224B2 - - Google Patents

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JPH0479224B2
JPH0479224B2 JP29689487A JP29689487A JPH0479224B2 JP H0479224 B2 JPH0479224 B2 JP H0479224B2 JP 29689487 A JP29689487 A JP 29689487A JP 29689487 A JP29689487 A JP 29689487A JP H0479224 B2 JPH0479224 B2 JP H0479224B2
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JP
Japan
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brush holder
cover body
axial direction
brush
cover
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JP29689487A
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Mitsutoshi Horibe
Hiroshi Hamada
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用交流発電機に関し、特に、ブラ
シ周辺部の防油構造に関する。
〔従来の技術〕
車両用交流発電機では、スリツプリング、ブラ
シ及びブラシホルダが配設されるブラシ周辺部に
水油等が侵入することを防止する保護構造が必要
である。
従来、この種の保護構造としては、第14図に
示す様に、円筒状のスリツプリングカバー部10
1をリアフレーム102と一体にアルミダイカス
ト成形により設けるものが知られている(実開昭
57−1077号)。
この構造では、スリツプリングカバー部101
の端部とリアカバー2との間にシールゴム105
を挿入し、リアカバーにより軸方向に押圧して軸
端部をシールしていた。また、ブラシのための開
口部の周辺は、スリツプリングカバー部101と
ブラシホルダ103との間にシールゴム106を
介在させ、ブラシホルダ103を軸の中心方向
(径方向)に押圧して取付けることによりシール
していた。そして、ブラシホルダ103の取付け
は、リアカバーにより、リアフレーム102側に
押圧し、スリツプリングカバー部101内に、
水、油等が侵入するのを防止していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上述した従来のものでは、シールゴ
ム105,106は、それぞれ軸方向と径方向に
同時にシールする必要があるために、隅部10
7,108のシールが、製品のばらつき、ブラ
シ、シールゴムを固定する際のばらつき等によ
り、確実でない場合があり、特にこの部分より油
等が侵入して、ブラシ、スリツプリング等が異常
摩耗してしまうという問題点がある。
そこで、本発明は上記の問題点を解決するため
になされたものであり、軸方向への押えのみでシ
ールを完全にすることができ、組付精度によらず
ブラシ周辺部のシール性を向上させることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明では、車両用エンジンにより
駆動される回転軸に固着され、ロータコイルを巻
装したロータと、 このロータを収納するフレームと、 このフレームの外側で、かつ前記回転軸の一端
部に設けられ、前記ロータコイルと接続されるス
リツプリングと、 このスリツプリングに摺接するブラシを収納す
る収納部と、この収納部の周方向両端で、軸方向
に形成された1対の凹部又は凸部が形成されるブ
ラシホルダと、 前記ブラシホルダの軸方向長さとほぼ同一長で
あり、前記スリツプリングの外周を覆う円筒部
と、この円筒部側面に設けられ前記ブラシが挿入
される開口部とからなり、前記円筒部の前記開口
部には、前記ブラシホルダの凹部又は凸部と密着
的に係合可能な凸部又は凹部が形成されるカバー
体と、 前記ブラシホルダおよび前記カバー体を収納す
るリアカバーと、 前記フレームと前記ブラシホルダおよび前記カ
バー体との間、前記ブラシホルダおよび前記カバ
ー体と前記リアカバーとの間にそれぞれ設けられ
たシール部材とを備え、 前記ブラシホルダ、前記カバー体および前記シ
ール部材が、リアカバーにより軸方向でかつリア
フレーム側に押圧されて組み付けられていること
を特徴とする車両用交流発電機が提供される。
〔作用〕
上記の構成によれば、スリツプリングを覆うカ
バー体は、軸方向に形成された凸部又は凹部がブ
ラシホルダの凹部又は凸部に係合嵌着され、密着
した状態でブラシホルダに取付けられる。このた
め、カバー体とブラシホルダは、凹凸の密着によ
り完全にシールされる。カバー体およびブラシホ
ルダがシール部材を介して発電機本体に締着さ
れ、リアカバーにより軸方向に押圧される。そし
て、軸方向の押圧によりカバー体両端のシール部
材が弾性的に変形し、リアフレーム、ブラシホル
ダ等に密着するため、カバー体の両端部について
も完全にシールされる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は上記の構成を有
し、カバー体によりスリツプリング周辺部を覆
い、カバー体の凸部又は凹部の密着的な係合によ
りブラシホルダとの間をシールし、カバー体両端
の弾性的なシール部材により端部をシールするも
のであるから、カバー体とブラシホルダとを組付
け、シール部材を当接するだけの簡単な構成で、
ブラシホルダ及びカバー体の組付の際に軸方向へ
の押えのみで完全にシールすることができ、組付
精度によらずスリツプリング周辺部のシール性を
確保することができるという優れた効果がある。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面に従つて具体的に
説明する。
第1図は車両用交流発電機の断面図である。
発電機外殻をなすフロントフレーム1及びリア
フレーム2は供に概略椀状で、その開口部同士を
直接当接させて、図では1個のみを示す複数個の
ボルト3により相互に固定されている。フロント
フレーム1の内周にはステータ4が固定されてい
る。ステータ4は周知の如くステータコア5およ
びこれに巻かれたステータコイル6から構成され
ている。両フレーム1,2の側面部中央には発電
機内側に向つて突出する円筒状のベアリングボツ
クス7,8が各フレーム1,2と一体に設けら
れ、該ベアリングボツクス7,8にはそれぞれベ
アリング9,10が取付けられ、これらのベアリ
ング9,10によりシヤフト11が回転自在に支
持されている。シヤフト11には、前記ステータ
4の内側に位置する様に一対の爪付ポールコア1
2,13が機械的に固定されており、該ポールコ
ア12,13の内壁にはロータコイル14が挟持
されている。また、前記ポールコア12,13の
両側側面にはステータ内径よりも小さい径の金属
製の遠心型冷却フアン16,17がシヤフト11
と同心に、かつ各フアン16,17のブレードを
ポールコア12,13の外側方向に向けて固着さ
れている。フアン16はロータコイル14を冷却
するようにポールコア12,13内に冷却風を押
し込むべく、ブレードをロータの回転方向に前傾
させた斜流式となつている。
シヤフト11の前端には、プーリ21がナツト
22により結合されている。プーリ21を介し、
シヤフト11は図示しないエンジンにより回転さ
れるようになつている。
リアフレーム2外側に位置するシヤフト11後
端の軸端部には、スリツプリング25,26が設
けられている。スリツプリング25,26は導体
27によりロータコイル14に電気的に接続され
ている。
第2図および第3図はブラシホルダおよびカバ
ー体を示す斜視図である。また、第4図および第
5図はブラシホルダを示す平面図及び断面図であ
る。
ブラシホルダ30の本体は合成樹脂からなり、
略箱形形状をなし、ブラシ45,46が収納され
る第1の収納部31およびピグテール49を収納
する第2の収納部32を除き密閉されている。ブ
ラシホルダ30本体の周方向側の両端面30a,
30bには、金属板からなる+側及び−側の端子
33,34が突出して一体にモールド成型されて
いる。第1の収納部31及び第2の収納部32を
囲む端縁のうち、シヤフト11と平行方向(軸方
向)をなす2つの端縁の近傍に、軸方向に断面長
方形状の凹部35,36(第5図図示)が設けら
れている。また、凹部35,36と、第1の収納
部31との間の端縁には、軸方向に伸びる浅い溝
37も形成されている。ブラシホルダ30本体の
軸方向側の−端面30Cには、第2図に示す如
く、段差30C1が形成されると共に、高さ0.5
〔mm〕程度の第1の小突起38が形成されている。
この小突起38は、凹部35,36の底部側の周
りを囲む1対のコの字状突起部38aと、これら
コの字状小突起部38a間に形成された孤状小突
起部38bとから成る。また、ブラシホルダ30
本体の軸方向側の他端面30dには、第3図に示
す如く、若干突出した平面部40が形成され、か
つ上述と同様に、1対のコの字状小突起39a
と、孤状小突起39bとからなる第2の小突起3
9が、平面部40から0.5〔mm〕程度突出してい
る。さらに、ブラシホルダ30本体の端面30
a,30bの下端には、それぞれ1対の凸部4
1,42が形成されている。
ブラシ45,46は、第1図に示す様に、それ
ぞれブラシスプリング47,48と共にブラシホ
ルダ30の第1の収納部31内に収容され、第2
の収容部32内に収納されるピグテール49(図
示では1つのみであるが、実際は2つある)が半
田付されて抜け落ちるのを防止している。また、
ピグテール49を半田付けする時に、それぞれ+
側、−側の端子33,34に電気的に接続される
こととなる。
第6図はカバー体を軸方向側からみた平面図で
ある。
カバー体50はシヤフト11のスリツプリング
25,26を覆い保護するための部分であり、本
体はナイロンで形成されている。カバー体50
は、上方にブラシ45,46が挿通するための開
口部51が設けられた円筒部52とからなる。こ
の円筒部52の開口部51には、それぞれ軸方向
に伸びる凸部53,54が形成されている。これ
ら凸部53,54は、それぞれV字状となる1対
で、かつ比較的薄肉の突起53a,53b,54
a,54bとなつている。また、円筒部52の開
口部51側の外周には、ブラシホルダ30の1対
の突部41,42が挿入される空間を形成する1
対のかぎ状の突起55が形成され、この突起55
の軸後方側端面には、1対の突部41,42の軸
方向の移動を係止するための係止部56が形成さ
れている。さらに、円筒部52の開口部51側の
内周には、ブラシホルダ30の凹部35,36の
内周側面に沿う平面部57が形成され、また、円
筒部52の内周側には、軸方向に伸びる複数個の
突出部58が形成されている。そして、円筒部5
2の軸方向の両側面52aには、ブラシホルダ3
0の小突起38,39と同様に、高さ0.5〔mm〕、
幅0.5〔mm〕程度の小突起59,60が側面52a
に沿つて、形成されている。従つて、上述の構成
によれば、カバー体50には軸方向に対して凹凸
が無いため、軸方向に対して中心で上下2分割の
型により容易にモールド成形することができる。
そして、第5図および第6図にて示す如く、突
部53,54の幅aは、ブラシホルダ30の凹部
35,36の幅bよりも若干大きく、また、かぎ
状の突起55の先端と、突部53,54の先端と
の間の距離cは、ブラシホルダ30の凹部35,
36の凹部と、突部41,42の上端との間の距
離dよりも若干大きく形成してある。
次に、ブラシホルダ30とカバー体50との組
み付けについて説明する。第7図の矢印に示す如
く、ブラシホルダ30の凹部35,36に、それ
ぞれカバー体50の突部53,54を挿入する。
この時、カバー体50のかぎ状の突起55を、ブ
ラシホルダ30の突部41,42に沿つて挿入す
る。その際、上述した如く、幅aが幅bよりも大
きいため、カバー体50がブラシホルダ30に圧
入されることとなる。また、距離cが距離dより
も大きいため、カバー体50の薄肉状の突部53
a,53b,54a,54bが、それぞれブラシ
ホルダ30の凹部35,36に収納される時に、
突起53a,53b,54a,54bの先端が、
凹部35,36の底部の隅部に所定の締代を持つ
て、挿入されることとなる。
また、カバー体50のかぎ状突起55が、ブラ
シホルダ30の突部41,42に嵌合すること
で、ブラシホルダ30に対するカバー体50の姿
勢を正確に保持すると共に、かぎ状突起55の係
止部56が、それぞれ突部41,42の端面に当
接することで、ブラシホルダ30とカバー体50
との位置決めを行つている。
さらに、組む付けた状態では、ブラシホルダ3
0の軸方向の幅と、カバー体50の軸方向の幅が
ほぼ一致しており、ブラシホルダ30の第1の小
突起38とカバー体50の小突起59との高さが
一致し、かつブラシホルダ30の第2の小突起3
9とカバー50の小突起60との高さが一致する
こととなる。
第8図ないし第10図を参照して、ブラシホル
ダの組み付けについて説明する。
リアフレーム2には3本のボルト61により整
流器62及び風の吸入窓63aを有するリアカバ
ー63が締着され、2本のボルト64によりIC
レギユレータ65が締着される。整流器62はス
テータコイル6の出力電流を整流するためのもの
で、複数のダイオード66と冷却フイン67から
なる。ICレギユレータ65はロータコイル14
への励磁電流を調整し、発電機の出力電圧を制御
するためのものである。
リアフレーム2のシヤフト11が貫通する中央
孔2aの周囲には、ブラシホルダ30およびカバ
ー体50が押付けられるための座2bが形成され
ている。
カバー体50と一体に組付けられたブラシホル
ダ30は、その+側端子34及び−側端子33を
それぞれ整流器62及びICレギユレータ65に
ねじ68により締着される。
第11図には、リアフレーム2とブラシホルダ
30およびカバー体50との間に挿入される第1
のシール部材70であり、発泡シリコンゴムより
形成されている。そして、第1のシール部材70
は、カバー体50の側面部52aに当接する円筒
部70aと、ブラシホルダ30の平面部40と当
接する矩形部70bとからなつている。
第12図には、ブラシホルダ30およびカバー
体50と、リアカバー63との間に設けられる第
2のシール部材71を示しており、このシール部
材71はゴムより形成されている。この第2のシ
ール部材71は、底付円筒部71aと、この円筒
部の外周に形成されると共に、カバー体50の側
面部52aおよびブラシホルダ30の第1の小突
起38が当接するための周状の溝71bと、破線
で示すように、円筒部71aの内外をつなぐ通路
(換気用通路)71cと、この通路71cの出口
71c1を覆う覆い部71dとからなつている。
第13図は、第2のシール部材71を、ブラシ
ホルダ30およびカバー体50に取付けたもので
あり、カバー体50の軸方向開口端が、シール部
材71の円筒部71aの底部により覆われる。ま
た、ブラシホルダ30の段差30c1に、シール部
材71の溝部71bが嵌合するようになる。そし
て、カバー体50の内外を、第2のシール部材7
1の円筒部71aおよび通路71cを介して、連
通するようにしている。さらに、覆い部71dに
より、通路71cへの水、油等の侵入を防止する
ものである。
そして、第1図に示す如く、リアカバー63を
整流器62と共に3本のボルト61およびナツト
69によつてリアフレーム2に締着することによ
り、第1図に示す如く、リアカバー63が、第1
のシール部材70および第2のシール部材71を
軸方向に押圧する。第1のシール部材70は、リ
アフレーム2の座2bとブラシホルダ30の平面
部40およびカバー体50の側面部52aとの間
に密着して押圧される。従つて、第1のシール部
材71が弾性的に変形してリアフレーム2とブラ
シホルダ30およびカバー体50との間をシール
する。
この時、ブラシホルダ30に平面部40を形成
して、この平面部40とカバー体50の小突起6
0との高さの違いを少なくすることで、ブラシホ
ルダ30およびカバー体50を、第1のシール部
材70を介して、リアフレーム2の座2bに配置
する際にブラシホルダ30とカバー体50との傾
きを少なくし、シール性を向上するものである。
また、第2のシール部材71は、ブラシホルダ
30およびカバー体50の側面部52aと、リア
カバー63の座63bとの間に密着して押圧さ
れ、リアカバー63とブラシホルダ30およびカ
バー体50との間をシールする。
このようにして、軸方向への押圧力だけにより
カバー体50及びブラシホルダ30の周辺を完全
にシールし、水や油の侵入を防止することができ
る。
第1に、ブラシホルダ30およびカバー体50
の側面部にそれぞれ、第1、第2の小突起38,
39および小突起59,60を形成するとで、こ
れら小突起38,39,59,60が、第1、第
2のシールゴム70,71に押圧されて、確実に
カバー体50の円筒部52内に油が侵入するのを
防止できる。
第2に、カバー体50に形成した薄肉状の突起
53a,53b,54a,54bが、ブラシホル
ダ30の凹部35,36と所定の締代を持つて収
納されているため、カバー体50のかぎ状の突起
55と、ブラシホルダ30との〓間より油が侵入
しても、確実に、薄肉状の突起53a,54b,
54a,54bにより、ブラシ45,46側への
侵入も防止できる。
第3に、第4図および第5図に示す如く、ブラ
シ45,46が収納される第1の収納部31のま
わりに、浅い溝37が形成してあることで、万が
一、少量の油が上述した薄肉状の突起53a,5
3b,54a,54bを通つて、カバー体50に
入つたとしても、油が浅い溝37に溜まること
で、ブラシ45,46に油が付着することは皆無
となる。
第4図に示す如く、1対の突出部41と+側端
子33とが重ならないように、かつ1対の突出部
42と−側端子34とが重ならないように、それ
ぞれ突出部41と端子33、突出部42と端子3
4を図面の左右方向に離して形成し、第5図の矢
印Aに示す方向の同一線上に2ケ以上の突出部が
形成されないようにしたため、第5図の矢印Aに
示す方向で上下2分割の型によりインサート形成
することができる。そのため、ブラシホルダ30
の作成が非常に容易である。
また、カバー体50も第6図に示す形状であ
り、紙面に垂直の方向で、2分割にて、射出成形
することができるため、カバー体50も同様に作
成が容易である。
そして、上述したブラシホルダ30とカバー体
50とを組み合わせるだけで、容易にスリツプリ
ング25,26を囲むカバー体50を取り付けた
ブラシホルダ30を提供することができる。
以上述べた実施例では、カバー体50に突部5
3,54を、ブラシホルダ30に凹部35,36
をそれぞれ設けたが、カバー体に凹部を、ブラシ
ホルダに凸部を設けるようにしても同様の効果が
得られる。
また、カバー体50の凸部53を1対の薄肉状
の突起53a,53bとしたが、薄肉状の突起を
1つもしくは3つ以上としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明車両用交流発電機の一実施例を
示す部分断面正面図、第2図は本発明車両用交流
発電機に適用されるブラシホルダおよびカバー体
を示す正面から見た斜視図、第3図は第2図に示
すブラシホルダおよびカバー体を裏面から見た要
部斜視図、第4図は第2図に示したブラシホルダ
を示す正面図、第5図はブラシホルダを示す断面
図、第6図はカバー体を示す平面図、第7図はカ
バー体をブラシホルダに組み付ける状態を示す分
解斜視図、第8図はブラシホルダの組付状態を示
す側面図、第9図はリアフレームを示す斜視図、
第10図はリアカバーを示す斜視図、第11図は
第1のシール部材を示す斜視図、第12図は第2
のシール部材を示す斜視図、第13図は第2のシ
ール部材をブラシホルダおよびカバー体に取り付
けた状態を示す斜視図、第14図は従来の車両用
交流発電機の要部の組付状態を示す分解斜視図で
ある。 2……リアフレーム、11……シヤフト、1
2,13……ロータをなす1対のポールコア、1
4……ロータコイル、25,26……スリツプリ
ング、30……ブラシホルダ、31……収納部、
35,36……凹部、45,46……ブラシ、5
0……カバー体、51……開口部、52……円筒
部、53a,53b,54a,54b……凸部を
なす薄肉状の突起、63……リアカバー、70…
…第1のシール部材、71……第2のシール部
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両用エンジンにより駆動される回転軸に固
    着され、ロータコイルを巻線したロータと、 このロータを収納するフレームと、 このフレームの外側で、かつ前記回転軸の一端
    部に設けられ、前記ロータコイルと接続されるス
    リツプリングと、 このスリツプリングに摺接するブラシを収納す
    る収納部と、この収納部の周方向両端で、軸方向
    に形成された1対の凹部又は凸部が形成されるブ
    ラシホルダと、 前記ブラシホルダの軸方向長さとほぼ同一長で
    あり、前記スリツプリングと外周を覆う円筒部
    と、この円筒部側面に設けられ前記ブラシが挿入
    される開口部とからなり、前記円筒部の前記開口
    部には、前記ブラシホルダの凹部又は凸部と密着
    的に係合可能な凸部又は凹部が形成されるカバー
    体と、 前記ブラシホルダおよび前記カバー体を収納す
    るリアカバーと、 前記フレームと前記ブラシホルダおよび前記カ
    バー体との間、前記ブラシホルダおよび前記カバ
    ー体と前記リアカバーとの間にそれぞれ設けられ
    たシール部材とを備え、 前記ブラシホルダ、前記カバー体および前記シ
    ール部材が、リアカバーにより軸方向でかつリア
    フレーム側に押圧されて組み付けられていること
    を特徴とする車両用交流発電機。 2 前記ブラシホルダもしくは前記カバー体の凸
    部は、変形可能な薄肉状の凸部である特許請求の
    範囲第1項記載の車両用交流発電機。 3 薄肉状の凸部は、凹部に密着すべく、1対に
    形成されている特許請求の範囲第2項記載の車両
    用交流発電機。 4 前記カバー体の軸方向側面および前記ブラシ
    ホルダの軸方向側面で、かつ前記シール部材と当
    接する所に、全体として環状の小突起が形成され
    ている特許請求の範囲第1項記載の車両用交流発
    電機。 5 前記ブラシホルダの凹部又は凸部と収納部と
    の間には、軸方向に溝が形成されている特許請求
    の範囲第1項記載の車両用交流発電機。 6 前記フレームの外側面には、前記カバー体及
    びブラシホルダを配置する凹部が形成されている
    と共に、前記ブラシホルダの前記凹部側の側面に
    は、前記小突起の高さよりも若干小さく、かつ突
    出した平面部が形成されている特許請求の範囲第
    4項記載の車両用交流発電機。
JP29689487A 1987-11-25 1987-11-25 車両用交流発電機 Granted JPH01138952A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29689487A JPH01138952A (ja) 1987-11-25 1987-11-25 車両用交流発電機
US07/274,856 US4959576A (en) 1987-11-25 1988-11-22 Automotive alternator
EP88119604A EP0318009B1 (en) 1987-11-25 1988-11-24 Automotive alternator
DE3888295T DE3888295T2 (de) 1987-11-25 1988-11-24 Kraftfahrzeugwechselstromerzeuger.

Applications Claiming Priority (1)

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