JPH0478792A - ベントラルフィン - Google Patents

ベントラルフィン

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JPH0478792A
JPH0478792A JP18939390A JP18939390A JPH0478792A JP H0478792 A JPH0478792 A JP H0478792A JP 18939390 A JP18939390 A JP 18939390A JP 18939390 A JP18939390 A JP 18939390A JP H0478792 A JPH0478792 A JP H0478792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aircraft
fin
ventral fin
ventral
showing
Prior art date
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Pending
Application number
JP18939390A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumasa Sugiyama
杉山 勝昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH0478792A publication Critical patent/JPH0478792A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は航空機に適用されるベントラルフィンに関する
(従来の技術〕 第15図に示すように、航空Illが横滑角8(航空機
1と気流6のなす角度)をとると、通常は機首を右へ振
るような偏揺れモーメントlOを生ずる。
通常の航空機に対するこの横滑角8と偏揺れモーメント
10との関係は、第16図に示すように、横滑角8の増
加とともに、偏揺れモーメント10は増加する。この横
滑角8の変化に対する偏揺れモーメント10の変化(す
なわち第16図のグラフの線の勾配となる)を方向安定
性11と称し、航空機1の飛行特性を評価する場合の重
要なパラメータである。
この方向安定性11に対する寄与は、航空機1の垂直尾
翼5によるものが大部分で、航空機lが迎角7(第14
図で定義する航空機1と気流6のなす角度)をとると、
垂直尾翼5が胴体3の後流に入ってしまい垂直尾翼5の
効きが減少するため、第17図に示すように方向安定性
11は迎角7の増加とともに減少して負(すなわち方向
不安定)となってしまう、この方向安定性11が迎角7
の大きい所で減少するのを補うため、第19図に示され
るように、胴体3の下面にベントラルフィン46を装着
する航空I11がある。このベントラルフィン46は胴
体3の下面に装着するので、航空機1の迎角7が大きい
場合でも、第17図に示すように効きは良好である。
また、第14図で定義している航空機1の機首を上下に
ふる縦揺れモーメント9と迎角7との関係は、通常の航
空機lでは第18図の実線で示すように迎角7の増加と
ともにUtSれモーメント9が減少する右下りの傾向を
示すのが安定で、破線で示すように部分的にも右上りを
傾向を示すのが不安定である。この不安定は安定に改善
する必要があり、この改善対策としてフィンが有効であ
り、従来のベントラルフィンを胴体3の円周方向の中心
から外側へ設置できれば効果がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
第19図に示すように、従来の航空機1に装着されてい
たベントラルフィンは、航空61に固定されたま\で、
大きさ、位置等は変化できずそのま\の状態であった。
そして、離着陸時に航空機1を引起こすので、地面12
にぶつからないようにする必要があり、この地面とのク
リアランスからヘントラルフィン46の大きさが決って
しまう。したがって、偏揺れに対して機体を安定させる
のに十分な大きさのベントラルフィン46を装着するこ
とができなかった。また、紺)3れに対する安定性を増
すためにベントラルフィンを外側に移動させることもで
きなかった。
この発明は、前記のような従来の問題点を解消させ、航
空機が空中にある時には、従来のものよりも大きなヘン
トラルフィンとして縮方向の安定に寄与し、方向安定、
縦安定ともにあらゆる飛行範囲で良好にすることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、前記従来の課題を解決するために、航空機の
胴体下面から下方へ突出して設けられたヘントラルフィ
ンにおいて、上記突出量または突出位置を飛行中に変更
できるようにしたことを特徴とするベントラルフィンを
提案するものである。
〔作用〕
航空機が離陸2着陸する時には、小さな寸度のヘントラ
ルフィンとしたり、または胴体の外側に位置させたりし
て地面とぶつかることを避け、航空機が地面から離れた
空中においては、ヘントラルフィンの大きさを拡大した
り、胴体に対するヘントラルフィンの位置を変更したり
して、ヘントラルフィンの効果を最大限に利用する。
〔実施例] 第1図ないし第4図はこの発明の第1実施例を示すもの
で、第1図は作動前の状態を示す横断面図、第2図は同
じく作動後の状態を示す横断面図、第3図は構成要素の
全体配置を示す側面図、第4図は作動ブロック図である
固定ベントラルフィン14は中空の状態となっていて、
従来と同様に胴体3に固定されている。この固定ベント
ラルフィン14の中空の所に、第1図のように移動ベン
トラルフィン13が収納されていて、アクチュエータ1
5の作用により、第2図のように、中空の所から移動ベ
ントラルフィンI3が外側へ突出して、寸度の大きなベ
ントラルフィンを形成する。この場合、第3図に示され
るパイロット20のスィッチ21操作信号、センサ19
の検出信号、アクチュエータ15の位置信号等が配線2
2,23.24を介してコンピュータ18に人力され、
ここで処理。
制御されて、このコンピュータ18の指令制御信号が配
線17により油圧装置または電動機1Gに送られ、これ
とアクチュエータ15により、移動ベントラルフィン1
3を突出させる。これらの作動プロセスを第4図の作動
ブロック図に示す。
上記説明では、ベントラルフィンが2枚の場合について
述べているが、ベントラルフィンが1枚の場合について
も、2枚の場合と同様に適用できる。
第1実施例の作動の一例を次に述べる。ある迎角以上で
移動ベントラルフィン13を突出させようとすると、セ
ンサ19で検出された迎角17データが配線23でコン
ピータ18に入力され、このコンピュータ18で処理1
制御されて、指令制御信号が配線17により油圧装置ま
たは電動[16に送られる。そしてこれとアクチュエー
タ15の動力により、移動ヘントラルフィン13が突出
し、寸度の大きなベントラルフィンを形成する。
第5図および第6図はこの発明の第2実施例を示すもの
で、第5図は作動前の状態を示す横断面図、第6図は作
動後の状態を示す横断面図である。
固定ベントラルフィン26は従来のベントラルフィン同
様胴体3に固定されており、移動ヘントラルフィン25
をその固定ベントラルフィン26の内側または外側(図
示例では、移動ヘントラルフィン25を内側にしている
)に固定ベントラルフィン26に沿って下方へ突出させ
て、寸度の大きなヘントラルフィンを形成する。
バイロフトのスイッチ操作信号、センサの検出信号、ア
クチュエータの位置信号等がコンピュータに入力され、
そこで処理、制御されて、このコンピュータの指令制御
信号が配線17により油圧装置または電動機に送られ、
これとアクチュエータ27により移動ヘントラルフィン
25が突出することは、前記第1実施例と同様である。
上記説明ではヘントラルフィンが2枚の場合について述
べているが、ベントラルフィンが1枚の場合についても
2枚の場合と同様に適用できる。
第7図ないし第10図はこの発明の第3実施例を示すも
ので、第7図は作動前の状態を示す横断面図、第8図は
作動後の状態を示す横断面図、第9図は構成要素の全体
配置を示す側面図、第10図は作動ブロック図である。
まず第7図において、固定ベントラルフィン29は従来
のものと同様胴体3に固定されている。この固定ヘント
ラルフィン29の下縁にヒンジ30が設けられており、
このヒンジ30を介して、移動ヘントラルフィン28が
折り曲げられ、ストッパ32によって収納状態とされて
いる。これら固定ベントラルフィン29と移動ヘントラ
ルフィン28の間にスプリング31が介装されており、
ストッパ32を抜くと、このスプリング31の弾力によ
り、第8図に示すように展開して、寸度の大きなベント
ラルフィンが形成される。
この場合、第9図に示されるパイロット20のスィッチ
21操作により、その電気信号が配線35により油圧装
置または電動機34に伝達され、これが作動してストッ
パ32が引抜かれ、スプリング31の弾力により移動ベ
ントラルフィン28が開くのである。
これらの作動プロセスについては第10図の作動ブロッ
ク図に示す。
また、移動ベントラルフィン28には索33が取付けら
れており、更にその索33は油圧装置または電動機34
につながれていて、この索33を引張ることにより移動
ベントラルフィン28が収納される。
上記説明では、ヘントラルフィンが2枚の場合について
述べているが、ヘントラルフィンが1枚の場合について
も、2枚の場合と同様に適用できいる。
第11図はこの発明の第4実施例を示す横断面図である
。この実施例では、ベントラルフィン36は胴体3側に
設けられたヒンジ37の周りに回転、移動41できる。
その回転、移動は油圧装置または電動機39アクチユエ
ータ38の動力により行なわれる。
この場合、パイロットのスイッチ操作信号、センサの検
出信号、アクチュエータの位置信号等がコンピュータに
入力され、ここで処理、制御されて、このコンピュータ
の指令制御信号が配線40により油圧装置または電動機
に送られ、これとアクチュエータ38の動力により、ベ
ントラルフィン36が移動41できる。これらの作動プ
ロセスは前記第4図の作動ブロック図に示されたものと
同様である。
この第4実施例のベントラルフィン36は、方向安定性
の増加と縦安定の増加(第18図の縦揺れモーメント9
と迎角7との関係の右下りの程度が大きいほど縦安定が
大きい)の両方に寄与できるので、より利用価値が広く
有効である。
第12図および第13図はこの発明の第5実施例を示す
もので、第12図は横断面図、第13図は側面図である
。この実施例では、胴体3の一部を2重構造として、ベ
ントラルフィン42は胴体3内に固定されたガイド45
のまわりを回転、移動47でき、その回転、移動は油圧
装置または電動機44.アクチュエータ43の動力によ
り行なわれる。
パイロットのスイッチ操作信号、センサの検出信号、ア
クチュエータの位置信号等がコンピュータに入力され、
ここで処理、制御されてこのコンピータの指令制御信号
が配線40により油圧装置または電動va44に送られ
、これとアクチュエータ43の動力によりベントラルフ
ィン42が移動47できる。
これらの作動プロセスは前記第4図の作動ブロック図に
示されたものと同様である。
この第5実施例のベントラルフィン42も、方向安定性
の増加と縦安定性の増加の両方に寄与できるので、より
利用価値が広く有効である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、航空機が離陸1着陸する時のように地
面に極く近い状態を除いて、航空機が空中にある場合従
来のものよりも大きなベントラルフィンとして十分な方
向安定をあらゆる飛行範囲において保持でき、また縦安
定にも寄与できる。
こうして、航空機の飛行特性が大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る作動前の状態を示す
横断面図、第2図は同じく作動後の状態を示す横断面図
、第3図は同じく全体配置を示す側面図、第4図は同じ
く作動ブロック図である。 第5図は本発明の第2実施例に係る作動前の状態を示す
横断面図、第6図は同じく作動後の状態を示す横断面図
である。第7図は本発明の第3実施例に係る作動前の状
態を示す横断面図、第8図は同じく作動後の状態を示す
横断面図、第9図は同じく全体配置を示す側面図、第1
0図は同じく作動ブロック回である。第11図は本発明
の第4実施例を示す横断面図である。第12図は本発明
の第5実施例を示す横断面図、第13図は同しく側面図
である。第14図は迎角と縦揺れモーメントを定義する
図、第15図は横滑角と偏揺れモーメントを定義する図
である。第16図は偏揺れモーメントと横滑角との関係
を示す図、第17図は方向安定と迎角との関係を示す図
、第18図は縦揺れモーメントと仰角との関係を示す図
である。第19図は航空機のM@陸時の状態を示す図で
ある。 1・・・航空機、      2・・・主翼。 3・・・胴体、       4・・・水平尾翼5・・
・垂直尾翼、     6・・・気流。 7・・・迎角、       8・・・横滑角。 9・・・縦揺れモーメント10・・・偏揺れモーメント
11・・・方向安定、12・・・地面 I3・・・移動ベントラルフィン 14・・・固定ベントラルフィン 15・・・アクチュエータ。 16・・・油圧装置又は電動機。 17・・・配M、        1B・・・コンピュ
ータ。 19・・・センサ、20・・・パイロット。 21・・・スイッチ、22・・・配線、23・・・配線
24・・・配線、25・・・移動ベントラルフィン26
・・・固定ベントラルフィン。 27・・・アクチュエータ。 28・・・移動ベントラルフィン。 29・・・固定ベントラルフィン。 30・・・ヒンジ、31・・・スプリング。 32・・・ストッパ、33・・・索。 34・・・油圧装置又は電動機。 35・・・配L        36・・・ベントラル
フィン。 37・・・ヒンジ、38・・・アクチュエータ。 39・・・油圧装置又は電動機。 40・・・配線、41・・・移動。 42・・・ベントラルフィン、43・・・アクチュエー
タ。 44・・・油圧装置又は電動機。 45・・・ガイド、46・・・ベントラルフィン。 47・・・移動。 代 理 人 弁理士 坂 間  暁 外2名鶴14図 1航空塊 第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  航空機の胴体下面から下方へ突出して設けられたベン
    トラルフィンにおいて、上記突出量または突出位置を飛
    行中に変更できるようにしたことを特徴とするベントラ
    ルフィン。
JP18939390A 1990-07-19 1990-07-19 ベントラルフィン Pending JPH0478792A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18939390A JPH0478792A (ja) 1990-07-19 1990-07-19 ベントラルフィン

Applications Claiming Priority (1)

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JP18939390A JPH0478792A (ja) 1990-07-19 1990-07-19 ベントラルフィン

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JPH0478792A true JPH0478792A (ja) 1992-03-12

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ID=16240557

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JP18939390A Pending JPH0478792A (ja) 1990-07-19 1990-07-19 ベントラルフィン

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JP (1) JPH0478792A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280252A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Keiji Shigemiya 飛行機の垂直尾翼
JP4802439B2 (ja) * 2000-07-31 2011-10-26 ソニー株式会社 記録媒体の記録および/または再生方法、並びに記録媒体の記録および/または再生装置

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JP4802439B2 (ja) * 2000-07-31 2011-10-26 ソニー株式会社 記録媒体の記録および/または再生方法、並びに記録媒体の記録および/または再生装置
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