JPH047773B2 - - Google Patents
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- JPH047773B2 JPH047773B2 JP62230547A JP23054787A JPH047773B2 JP H047773 B2 JPH047773 B2 JP H047773B2 JP 62230547 A JP62230547 A JP 62230547A JP 23054787 A JP23054787 A JP 23054787A JP H047773 B2 JPH047773 B2 JP H047773B2
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- Japan
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- cylindrical wall
- manufacturing
- cylindrical
- concrete
- prestressed structure
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Landscapes
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は土木、建築、農業、工業、水産を始め
とするあらゆる産業分野において用いられる支
持、貯蔵、耐圧部材用のプレストレス構造体に関
し、特に柱、タンク、筒、函などの構成部材とし
て利用されるプレストレス構造体の製造法に関す
る。
とするあらゆる産業分野において用いられる支
持、貯蔵、耐圧部材用のプレストレス構造体に関
し、特に柱、タンク、筒、函などの構成部材とし
て利用されるプレストレス構造体の製造法に関す
る。
(従来の技術)
周知の通り鉄筋コンクリート構造体は自重が大
きく、引張りに弱いうえにひび割れが生じ易いこ
とから、近時プレストレスコンクリート構造体が
多用されるようになつた。
きく、引張りに弱いうえにひび割れが生じ易いこ
とから、近時プレストレスコンクリート構造体が
多用されるようになつた。
例をとると、水、油および各種液体を貯蔵する
貯液タンクにはプレストレス構造体の1種である
プレキヤスト・コンクリートタンクが広く利用さ
れている。
貯液タンクにはプレストレス構造体の1種である
プレキヤスト・コンクリートタンクが広く利用さ
れている。
たとえば特開昭59−44474号公報には円筒状の
仮設連続地中壁を構築し、その内壁にグラウト注
入用配管を巡らせ、ついで内側にコンクリート筒
状体を築造し、その後該筒状体と地中壁間に前記
配管からグラウトを圧入することによりプレスト
レスを導入する地下貯槽の構築方法が開示されて
いる。
仮設連続地中壁を構築し、その内壁にグラウト注
入用配管を巡らせ、ついで内側にコンクリート筒
状体を築造し、その後該筒状体と地中壁間に前記
配管からグラウトを圧入することによりプレスト
レスを導入する地下貯槽の構築方法が開示されて
いる。
この地下貯槽の構築方法は、プレストレスの導
入により、鉄筋材やPC鋼材の節減と共にタンク
の物理的強度の向上をねらいとしている。
入により、鉄筋材やPC鋼材の節減と共にタンク
の物理的強度の向上をねらいとしている。
また、特開昭60−43575号公報には立杭を建込
むと共に、該立杭の地上部に二重の薄鋼板を周設
してシエルを構築し、該シエルにコンクリートを
打設したのち外周にプレストレス鋼線を捲装する
タンクの構築方法が提案されている。
むと共に、該立杭の地上部に二重の薄鋼板を周設
してシエルを構築し、該シエルにコンクリートを
打設したのち外周にプレストレス鋼線を捲装する
タンクの構築方法が提案されている。
このタンクの構築方法は鉛直方向の負荷や堅方
向の曲げは立抗に負担させ、薄鋼板には内容物の
漏洩を防止する機能を果たさせることがねらいと
し、工費の節減と工期の短縮を図つたものであ
る。
向の曲げは立抗に負担させ、薄鋼板には内容物の
漏洩を防止する機能を果たさせることがねらいと
し、工費の節減と工期の短縮を図つたものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点)
従来の大厚肉側壁と底版を剛接合した貯液タン
クは材料費が嵩み、また工期が長くなつて経済的
で無く、さらに特開昭59−44474号公報開示の方
法も仮設連続地中壁とコンクリート筒状体を二重
に構築するため工期が長くなることと配管費用も
かなり高額になると云う問題があり、また特開昭
60−43575号公報開示の方法も立杭を地下に建込
んだのち地上部に二重に薄鋼板を張設するため工
期が長くなり、材料費も嵩むこと、タンク高さが
高くなつた場合には打設コンクリートの静圧に耐
えるため鋼板を厚くしまた補強も充分に行なう必
要があることなどの問題が残されている。
クは材料費が嵩み、また工期が長くなつて経済的
で無く、さらに特開昭59−44474号公報開示の方
法も仮設連続地中壁とコンクリート筒状体を二重
に構築するため工期が長くなることと配管費用も
かなり高額になると云う問題があり、また特開昭
60−43575号公報開示の方法も立杭を地下に建込
んだのち地上部に二重に薄鋼板を張設するため工
期が長くなり、材料費も嵩むこと、タンク高さが
高くなつた場合には打設コンクリートの静圧に耐
えるため鋼板を厚くしまた補強も充分に行なう必
要があることなどの問題が残されている。
前述のタンクに代表させたプレストレス構造体
に限らず、柱や筒あるいは函状体など総べてプレ
ストレスを付与する手段が繁雑で諸材料や設備費
が嵩むほか工期が長くなるなど問題が多い。
に限らず、柱や筒あるいは函状体など総べてプレ
ストレスを付与する手段が繁雑で諸材料や設備費
が嵩むほか工期が長くなるなど問題が多い。
従来のプレストレスを利用した方法によつて構
築された貯液タンク1は、いずれも第12図a,
bに示すように最初に側壁2が底版3と固着され
ており、空の状態において貯液タンク1の中心に
向うプレストレス即ち作用力4aを有し、満液状
態において中心から側壁2に向う作用力4bとつ
り合うように設計されている。ところで満液状態
では作用力4bが大きいので、側壁2は外側に向
つて破線2aで示すように膨張し易く、液の貯
留、排出の度に生ずる膨張、収縮によつて側壁2
に亀裂が生じたり、側壁2と底版3との固着部分
に破損が発生し易いと云う問題点があり、この問
題点を克服するため、前述のようにさらに過大な
プレストレスを付与すると云う経済的で無い手段
が採用されて来た。
築された貯液タンク1は、いずれも第12図a,
bに示すように最初に側壁2が底版3と固着され
ており、空の状態において貯液タンク1の中心に
向うプレストレス即ち作用力4aを有し、満液状
態において中心から側壁2に向う作用力4bとつ
り合うように設計されている。ところで満液状態
では作用力4bが大きいので、側壁2は外側に向
つて破線2aで示すように膨張し易く、液の貯
留、排出の度に生ずる膨張、収縮によつて側壁2
に亀裂が生じたり、側壁2と底版3との固着部分
に破損が発生し易いと云う問題点があり、この問
題点を克服するため、前述のようにさらに過大な
プレストレスを付与すると云う経済的で無い手段
が採用されて来た。
本発明はプレストレスの付与が簡単でかつ確実
であり、しかも経済的に多様な形態のプレストレ
ス構造体が製造できる方法を提供すること、およ
び大形でかつ強度の大きいプレストレス構造体を
コスト安に製造する方法を提供することを目的と
する。
であり、しかも経済的に多様な形態のプレストレ
ス構造体が製造できる方法を提供すること、およ
び大形でかつ強度の大きいプレストレス構造体を
コスト安に製造する方法を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
本発明の要旨は、平坦支承盤上に双腕継手を有
する箱型鋼矢板を連結してなる筒状壁体を載置
し、ついで該筒状壁体に径方向拡張力を加え、該
筒状壁体を拡張した状態において該筒状壁体内腔
にコンクリートを充填し固化せしめ、ついで前記
径方向拡張力を解除することを特徴とするプレス
トレス構造体の製造法である。
する箱型鋼矢板を連結してなる筒状壁体を載置
し、ついで該筒状壁体に径方向拡張力を加え、該
筒状壁体を拡張した状態において該筒状壁体内腔
にコンクリートを充填し固化せしめ、ついで前記
径方向拡張力を解除することを特徴とするプレス
トレス構造体の製造法である。
また、筒状壁体を径方向に拡張せしめるには、
筒状壁体内側に液圧を加えるか、または機械的押
圧を加える手段を採用し、該拡張力の解除は、排
液または機械的押圧を消勢することにより実施す
る。
筒状壁体内側に液圧を加えるか、または機械的押
圧を加える手段を採用し、該拡張力の解除は、排
液または機械的押圧を消勢することにより実施す
る。
(作用)
本発明の方法は、止水性および機械的強度に優
れた双腕継手を有する箱型鋼矢板を連結してなる
筒状壁体を平坦支承盤上に載置するので、継手相
互の間隙の範囲および箱型鋼矢板本体の伸びの許
容範囲で筒状壁体は拡張が自在になる。そこで筒
状壁体の内側に所望の押圧を加えて拡張し、その
拡張状態を保持した状況で筒状壁体の内腔にコン
クリートを充填固化し、つぎに押圧を解除すると
筒状壁体に予定したストレスを容易に付与するこ
とができる。
れた双腕継手を有する箱型鋼矢板を連結してなる
筒状壁体を平坦支承盤上に載置するので、継手相
互の間隙の範囲および箱型鋼矢板本体の伸びの許
容範囲で筒状壁体は拡張が自在になる。そこで筒
状壁体の内側に所望の押圧を加えて拡張し、その
拡張状態を保持した状況で筒状壁体の内腔にコン
クリートを充填固化し、つぎに押圧を解除すると
筒状壁体に予定したストレスを容易に付与するこ
とができる。
また本発明の方法では双腕継手を有する箱型鋼
矢板を用いるので、強度の高い内外二重の壁を有
し、かつ内腔に充填コンクリートを備えた高密度
でかつ剛性の高い壁体からなる安全性の高いプレ
ストレス構造体を製造することができる。
矢板を用いるので、強度の高い内外二重の壁を有
し、かつ内腔に充填コンクリートを備えた高密度
でかつ剛性の高い壁体からなる安全性の高いプレ
ストレス構造体を製造することができる。
(実施例)
プレストレス構造体の例として貯蔵タンクをと
り、詳細に説明する。
り、詳細に説明する。
第1図は本発明の方法によつて製造した貯蔵タ
ンク5の概略縦断面図で、6は栗石で、7は平坦
支承盤であるコンクリート製の底版(必要により
薄鋼板をその表面に張設することもある)であ
り、側壁8は底版7上に載置されており、第1
図、第2図に示すように拡張後押えコンクリート
9によつて底版7に固定する。10は埋め殺しの
防水シートである。
ンク5の概略縦断面図で、6は栗石で、7は平坦
支承盤であるコンクリート製の底版(必要により
薄鋼板をその表面に張設することもある)であ
り、側壁8は底版7上に載置されており、第1
図、第2図に示すように拡張後押えコンクリート
9によつて底版7に固定する。10は埋め殺しの
防水シートである。
第3図は貯液タンク5の平面図である。
次に側壁8について詳細に説明する。第4図は
本発明に用いられる双腕嵌合継手を有する箱型鋼
矢板11の平面図で、継手12a,12bおよび
13a,13bは箱型鋼矢板11の本体11aの
角部14a〜14dにフランジ15a,15bの
延長方向に沿つて溶接されている。このように継
手12a,12b,13a,13bは本体11a
の両側に対をなして溶接されており、あたかも2
つの腕のように延びていて、さらにその先端は噛
み合い嵌合部16a〜16bに形成されている。
本発明では、このような継手を双腕継手と云う。
本発明に用いられる双腕嵌合継手を有する箱型鋼
矢板11の平面図で、継手12a,12bおよび
13a,13bは箱型鋼矢板11の本体11aの
角部14a〜14dにフランジ15a,15bの
延長方向に沿つて溶接されている。このように継
手12a,12b,13a,13bは本体11a
の両側に対をなして溶接されており、あたかも2
つの腕のように延びていて、さらにその先端は噛
み合い嵌合部16a〜16bに形成されている。
本発明では、このような継手を双腕継手と云う。
第5図は箱型鋼矢板11と同様な箱型鋼矢板17
a〜17dを連結してなる円筒状連続壁18の概
略部分平面図で、19は円筒状連続壁18の内腔
18aに充填されたコンクリートを示す。
a〜17dを連結してなる円筒状連続壁18の概
略部分平面図で、19は円筒状連続壁18の内腔
18aに充填されたコンクリートを示す。
本発明において筒状壁体たとえば円筒状連続壁
18は前述のように当初平坦支承盤である底版7
上に移動、拡縮自在に載置されているので、コン
クリートを打設する前に継手部および円筒状連続
壁18と底版7との間に止水シールを施して円筒
状連続壁18の内側に注液すると、円筒状連続壁
18には径方向に向う強い静水圧が加わり、拡張
する。
18は前述のように当初平坦支承盤である底版7
上に移動、拡縮自在に載置されているので、コン
クリートを打設する前に継手部および円筒状連続
壁18と底版7との間に止水シールを施して円筒
状連続壁18の内側に注液すると、円筒状連続壁
18には径方向に向う強い静水圧が加わり、拡張
する。
この状態において円筒状連続壁18の壁体内腔
18aにコンクリートを打設固化させるともつと
も作用力の大きい満液状態において充分に耐力を
有する貯液タンクの側壁が構築できることにな
る。従つて、この貯液タンク5の側壁8は満液状
態を繰返してもそれ以上に拡大することは無く、
また排液して空の状態になつても作用力は小さい
ので直径が縮むことは無い。
18aにコンクリートを打設固化させるともつと
も作用力の大きい満液状態において充分に耐力を
有する貯液タンクの側壁が構築できることにな
る。従つて、この貯液タンク5の側壁8は満液状
態を繰返してもそれ以上に拡大することは無く、
また排液して空の状態になつても作用力は小さい
ので直径が縮むことは無い。
そこで側壁8と底版7との当接部を適宜な手段
で固定すると注液時においても液が漏出すような
恐れは無く、貯液、排液を繰返しても側壁および
底版の損傷は無く長時間にわたり貯液タンク5を
安全に使用できる。
で固定すると注液時においても液が漏出すような
恐れは無く、貯液、排液を繰返しても側壁および
底版の損傷は無く長時間にわたり貯液タンク5を
安全に使用できる。
第6図〜第11図は貯液タンク5の製造工程を
順に示す図で、貯液タンク5の建設場所を適宜に
掘削し、栗石6を敷きコンクリートの底版7を打
設する(第6図)。ついで仮設ステージ20を建
て、ガイドリング21a〜21dを取り付け(第
7図)、つぎにガイドリング21を利用して箱型
鋼矢板11をクレーン22を用いて吊り込み、逐
次連結する(第8図)。ついで継手部および底版
7との間に止水シール23を施し(第9図)、仮
設ステージ20を除去したのち給水管24を用い
て円筒状連続壁18内に注水し、円筒状連続壁1
8を拡張し、ついで円筒状連続壁18の内腔18
aにコンクリート圧送車25を用いてコンクリー
トを打設する(第10図)。コンクリートの固化
をまつて排水し、押えコンクリート26を打設す
る(第11図)。
順に示す図で、貯液タンク5の建設場所を適宜に
掘削し、栗石6を敷きコンクリートの底版7を打
設する(第6図)。ついで仮設ステージ20を建
て、ガイドリング21a〜21dを取り付け(第
7図)、つぎにガイドリング21を利用して箱型
鋼矢板11をクレーン22を用いて吊り込み、逐
次連結する(第8図)。ついで継手部および底版
7との間に止水シール23を施し(第9図)、仮
設ステージ20を除去したのち給水管24を用い
て円筒状連続壁18内に注水し、円筒状連続壁1
8を拡張し、ついで円筒状連続壁18の内腔18
aにコンクリート圧送車25を用いてコンクリー
トを打設する(第10図)。コンクリートの固化
をまつて排水し、押えコンクリート26を打設す
る(第11図)。
前述のような液圧によるプレストレスを付与す
ることが適当でない場合は、円筒状連続壁18の
内側に多段にリング押圧装置(図示せず)を設
け、機械的押圧を加えて、引張り強度の限界近く
までプレストレスを付与する方法を採用する。前
述の噛み合い嵌合部16a〜16dを有する全強
継手を採用する場合は、特にプレストレスの付与
について全く懸念する必要が無い。
ることが適当でない場合は、円筒状連続壁18の
内側に多段にリング押圧装置(図示せず)を設
け、機械的押圧を加えて、引張り強度の限界近く
までプレストレスを付与する方法を採用する。前
述の噛み合い嵌合部16a〜16dを有する全強
継手を採用する場合は、特にプレストレスの付与
について全く懸念する必要が無い。
本発明の方法は貯液タンク5のような構造物に
限定することなく、高架道路の支持柱や貯油タン
ク、穀物サイロなど粒粉体の貯蔵設備や高層建築
物用の井筒などを始め、円筒状や角筒状など内側
から間欠的に拡張方向にストレスが付与されるよ
うな閉合壁体のプレストレス構造体すべてに適用
することが可能である。
限定することなく、高架道路の支持柱や貯油タン
ク、穀物サイロなど粒粉体の貯蔵設備や高層建築
物用の井筒などを始め、円筒状や角筒状など内側
から間欠的に拡張方向にストレスが付与されるよ
うな閉合壁体のプレストレス構造体すべてに適用
することが可能である。
(発明の効果)
本発明の方法により、従来法の工期が長くかつ
工事費が高額であり、品質的にも長期使用により
側壁に亀裂が生じるといつた問題点が解決され、
プレストレスの付与が容易でしかも安価に多様な
形態のプレストレス構造体が製造可能となる。こ
のように、本発明の方法は剛性に富み、耐力の大
きいプレストレス構造体を経済的に構造できる。
工事費が高額であり、品質的にも長期使用により
側壁に亀裂が生じるといつた問題点が解決され、
プレストレスの付与が容易でしかも安価に多様な
形態のプレストレス構造体が製造可能となる。こ
のように、本発明の方法は剛性に富み、耐力の大
きいプレストレス構造体を経済的に構造できる。
第1図は本発明の方法により製造した貯液タン
クの概略を示す縦断面図、第2図は側壁と底版の
固定状況を示す部分断面図、第3図は貯液タンク
の平面図、第4図は箱型鋼矢板の平面図、第5図
は円筒状連続壁の概略を示す部分平面図、第6〜
11図は貯液タンクの製造工程の概略を順に示す
図、第12図a,bは従来の貯液タンクの概略を
示す平面図および断面図である。 1……貯液タンク、2……側壁、4a,4b…
…作用力、5……貯液タンク、6……栗石、7…
…底版、8……側壁、9……押えコンクリート、
10……防水シート、11……箱型鋼矢板、11
a……本体、12a,12b,13a,13b…
…継手、14a〜14d……角部、15a,15
b……フランジ、16a〜16d……噛み合い嵌
合部、17a〜17d……箱型鋼矢板、18……
円筒状連続壁、18a……内腔、19……コンク
リート、20……仮設ステージ、21a〜21d
……ガイドリング、22……クレーン、23……
止水シール、24……給水管、25……コンクリ
ート圧送車、26……押えコンクリート。
クの概略を示す縦断面図、第2図は側壁と底版の
固定状況を示す部分断面図、第3図は貯液タンク
の平面図、第4図は箱型鋼矢板の平面図、第5図
は円筒状連続壁の概略を示す部分平面図、第6〜
11図は貯液タンクの製造工程の概略を順に示す
図、第12図a,bは従来の貯液タンクの概略を
示す平面図および断面図である。 1……貯液タンク、2……側壁、4a,4b…
…作用力、5……貯液タンク、6……栗石、7…
…底版、8……側壁、9……押えコンクリート、
10……防水シート、11……箱型鋼矢板、11
a……本体、12a,12b,13a,13b…
…継手、14a〜14d……角部、15a,15
b……フランジ、16a〜16d……噛み合い嵌
合部、17a〜17d……箱型鋼矢板、18……
円筒状連続壁、18a……内腔、19……コンク
リート、20……仮設ステージ、21a〜21d
……ガイドリング、22……クレーン、23……
止水シール、24……給水管、25……コンクリ
ート圧送車、26……押えコンクリート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 平坦支承盤上に双腕継手を有する箱型鋼矢板
を連結してなる筒状壁体を載置し、ついで該筒状
壁体に径方向拡張力を加え、該筒状壁体を拡張し
た状態において該筒状壁体内腔にコンクリートを
充填し固化せしめ、ついで前記径方向拡張力を解
除することを特徴とするプレストレス構造体の製
造法。 2 筒状壁体の径方向拡張および解除が、筒状壁
体内側への注液および排液手段によつて行われる
特許請求の範囲第1項記載のプレストレス構造体
の製造法。 3 拡張に先だつて継手部および筒状壁体と平坦
支承盤間に止水シールを施す特許請求の範囲第2
項記載のプレストレス構造体の製造法。 4 筒状壁体の径方向拡張および解除が、筒状壁
体内側に周設されたリング押圧装置の付勢および
消勢によつて行われる特許請求の範囲第1項記載
のプレストレス構造体の製造法。 5 箱型鋼矢板の双腕継手が双腕嵌合継手である
特許請求の範囲第1項記載のプレストレス構造体
の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23054787A JPS6475710A (en) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | Manufacture of prestressed structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23054787A JPS6475710A (en) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | Manufacture of prestressed structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6475710A JPS6475710A (en) | 1989-03-22 |
JPH047773B2 true JPH047773B2 (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=16909471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23054787A Granted JPS6475710A (en) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | Manufacture of prestressed structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6475710A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583867U (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-11 | 松下電工株式会社 | 鏡面板の変形防止構造 |
JPS61142219A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-30 | Nishimatsu Kensetsu Kk | 大水深セルの建設方法 |
-
1987
- 1987-09-14 JP JP23054787A patent/JPS6475710A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583867U (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-11 | 松下電工株式会社 | 鏡面板の変形防止構造 |
JPS61142219A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-30 | Nishimatsu Kensetsu Kk | 大水深セルの建設方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6475710A (en) | 1989-03-22 |
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