JPH0477592B2 - - Google Patents

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JPH0477592B2
JPH0477592B2 JP20542685A JP20542685A JPH0477592B2 JP H0477592 B2 JPH0477592 B2 JP H0477592B2 JP 20542685 A JP20542685 A JP 20542685A JP 20542685 A JP20542685 A JP 20542685A JP H0477592 B2 JPH0477592 B2 JP H0477592B2
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JP
Japan
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liquid supply
supply pipe
smoke
pressure
sprinkler head
Prior art date
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Expired
Application number
JP20542685A
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English (en)
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JPS6266875A (ja
Inventor
Tashiro Myazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP20542685A priority Critical patent/JPS6266875A/ja
Publication of JPS6266875A publication Critical patent/JPS6266875A/ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は水損の少ない消火装置に関するもの
である。
〔従来技術〕 従来、第3図に示すような消火装置が知られて
いる。この装置は警戒区域の天井面に熱感知器3
1と閉鎖型スプリンクラヘツド32が設けられ
る。また熱感知器31は電路33を介して受信盤
34に、閉鎖型スプリンクラヘツド32が設けら
れた配管35には制御弁36および送液ポンプ3
7が、そしてこの弁36を開閉する電磁弁38が
受信盤34に接続される。
火災による熱で熱感知器31が動作すると、受
信盤34を介して送液ポンプ37が動作するとと
もに電磁弁38が動作し制御弁36が開く。そし
てさらに高温になつてスプリンクラヘツド32が
開栓されると、そのヘツド32より消火薬水が放
出される。
〔従来技術の問題点〕
しかし上記のような装置では、暖房装置の熱な
どで感知器およびスプリンクラヘツドが誤動作し
ないように感度の低いものを使用しているので、
火災がある程度拡大した状態で消火することとな
り、消火に時間を要したりこれらを消火するため
に多量の薬水を放出することとなり水損も大とな
る欠点があつた。またこのような欠点をカバーす
るために熱感知器に代えて煙感知器を設けること
も考えられるが、この場合は室内の構造、換気流
等により煙感知器の取り付け場所によつては感知
器に煙が流入しないか、あるいは流入するのに時
間が掛かり、スプリンクラヘツドが開栓されても
消火薬水が放出されないこともあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は上記の点にかんがみ、警戒区域の製
造機器などに対応して高感度の閉鎖型スプリンク
ラヘツドが設けられた給液管の送液側に、上記給
液管内を常時所定の空気圧に加圧する装置と、常
時閉の制御弁を介して消火薬水を上記給液管に供
給する装置と、火災による熱で上記閉鎖型スプリ
ンクラヘツドが開栓された際に生じる上記給液管
の圧力低下で閉から開となる圧力応答弁と上記給
液管と上記開栓された閉鎖型スプリンクラヘツド
を介して煙を検出する吸引フアンを備えた煙検出
装置とが設けられ、上記給液管内に空気圧を加圧
する装置からの供給流量に打ち勝つて煙検出装置
の吸引フアンにより吸引される煙の所定値を検出
して動作する上記煙検出装置の出力により上記制
御弁が開かれるようにしたものである。
〔作用〕
この発明の消火装置は火災地点の高感度の閉鎖
型スプリンクラヘツドの開栓により、この地点の
空気または煙を煙検出装置に導き、煙検出装置の
出力により制御弁を開くようにしたので、暖房装
置等の熱で誤放出しない、また従来よりも火勢の
小さい時点で消火薬水が放出され直ちに消火され
るので水損が少なくなる。
〔実施例〕
以下この発明の消火装置の一実施例を半導体工
場などのクリーンルームに設けた場合について説
明する。
第1図において、1はダウンフローの換気がさ
れている室、2は半導体の製造機器、3は消火装
置の給液管、4は高感度の閉鎖型のスプリンクラ
ヘツドで、例えば50℃で動作し、また半導体の製
造機器2などに対応して設けられる。5は管内を
常時所定の空気圧に加圧する加圧装置で、コンプ
レツサ6、逆止弁7およびオリフイス8とで構成
され、ヘツド4等からの僅かな空気の漏れを補充
し、常時管3内を所定圧に維持する。9は制御弁
で、ポンプ10およびモータ11とでなる送液装
置12と給液管3との間に設けられ、電磁弁13
によりこの弁の開閉が制御される。14は煙検出
装置で光学式の煙検出部15と吸引フアン16と
を備え、火災による熱で閉鎖型スプリンクラヘツ
ド4が開栓された際に生じる給液管3の圧力低下
で閉から開となる圧力応答弁としての電磁弁17
と給液管3を介してスプリンクラヘツド4に接続
され、上記吸引フアン16は、火災による熱でス
プリンクラヘツド4が開栓された際に、上記コン
プレツサ6よりの空気の供給流量に打ち勝つて室
1内の空気あるいは煙を煙検出装置14の煙検出
部15に吸引するよに調整されている。18は給
液管3の圧力低下を検出し動作する圧力スイツチ
で、受信盤19と接続される。受信盤19は、そ
の他、煙検出装置14の出力、電磁弁13,1
7、モータ11およびフアン16とも電路を通じ
て接続される。
次に上記装置の動作を説明する。
室1における半導体の製造機器2が加熱し火災
が発生すると、第2図に示すように、その熱気流
Aが直上の高感度のスプリンクラヘツド4を加熱
するので、直ちにメタルが溶け開栓される。スプ
リンクラヘツド4の口径はオリフイス8の径より
も大きいので、給液管3の空気圧が低下し圧力ス
イツチ1はが動作する。そして受信盤19を介し
て電磁弁17が開き、また吸引フアン16が動作
する。この際、加圧装置5により供給される空気
は、加圧気体を使用している例えば閉鎖型乾式ス
プリンクラ消火設備において、配管の継手部分や
スプリンクラヘツド部分等で生じる自然な空気漏
れによる平常時の圧力低下を補充する場合と同様
に、平常時にスプリンクラヘツド4等で生じる自
然な圧力漏れを補充する程度の微量なものである
ので、煙検出装置14の吸引フアン16の吸引力
により、火災の熱気流に乗つて上昇する煙は、上
記開栓されたスプリンクラヘツド4、給液管3お
よび電磁弁17を通じて煙検出部15に導かれ
る。この場合、所定濃度の煙が流入すると受光部
に照射されている光も所定量変化し、火災検出出
力が受信盤19に送られる。このように受信盤1
9において熱と煙の発生により火災であることが
確認されると、受信盤19は電磁弁13を動作さ
せ制御弁9を開き、そして送液装置12が動作
し、直ちに消火薬水が上記開栓されたスプリンク
ラヘツド4より放出される。従つて、火災はその
初期段階において少量の消火薬水で消火される。
またこの際、電磁弁17は消火薬水の煙検出装置
14に流入しないように再び閉じられる。
〔効果〕
この発明の消火装置は、火災地点の高感度の閉
鎖型スプリンクラヘツドの開栓により、火災地点
直近の空気または煙を煙検出装置に導き、煙検出
装置により火災を確認した後、制御弁を開くよう
にしたので、暖房装置等の熱で誤放出しない、ま
た従来よりも火勢の小さい時点で消火薬水が放出
され直ちに消火される水損の少ない消火装置が得
られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の消火装置を半導体工場のク
リーンルームに設けた概略図、第2図は第1図の
一部拡大図、第3図は従来の消火装置の概略図で
ある。 1……室、2……製造機器、3……給液管、4
……閉鎖型スプリンクラヘツド、5……加圧装
置、9……制御弁、12……送液装置、14……
煙検出装置、15……煙検出部、16……吸気フ
アン、17……圧力応答弁としての電磁弁、19
……受信盤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 警戒区域の製造機器などに対応して高感度の
    閉鎖型スプリンクラヘツドが設けられた給液管の
    送液側に、 上記給液管内を常時所定の空気圧に加圧する装
    置と、 常時閉の制御弁を介して消火薬水を上記給液管
    に供給する装置と、 火災による熱で上記閉鎖型スプリンクラヘツド
    が開栓された際に生じる上記給液管の圧力低下で
    閉から開となる圧力応答弁と上記給液管と上記開
    栓された閉鎖型スプリンクラヘツドを介して煙を
    検出する吸引フアンを備えた煙検出装置とが設け
    られ、 上記給液管内に空気圧を加圧する装置からの供
    給流量に打ち勝つて煙検出装置の吸引フアンによ
    り吸引される煙の所定値を検出して動作する上記
    煙検出装置の出力により上記制御弁が開かれるこ
    とを特徴とする水損の少ない消火装置。 2 圧力応答弁は給液管の圧力低下により通電さ
    れ圧力上昇により通電が停止される電磁弁である
    特許請求の範囲第1項記載の水損の少ない消火装
    置。
JP20542685A 1985-09-19 1985-09-19 水損の少ない消火装置 Granted JPS6266875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20542685A JPS6266875A (ja) 1985-09-19 1985-09-19 水損の少ない消火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20542685A JPS6266875A (ja) 1985-09-19 1985-09-19 水損の少ない消火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6266875A JPS6266875A (ja) 1987-03-26
JPH0477592B2 true JPH0477592B2 (ja) 1992-12-08

Family

ID=16506653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20542685A Granted JPS6266875A (ja) 1985-09-19 1985-09-19 水損の少ない消火装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6266875A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03131281A (ja) * 1989-10-17 1991-06-04 Nippon Dry Chem Co Ltd 道路トンネルの防災設備
JP2505351B2 (ja) * 1992-07-15 1996-06-05 義勝 伊地知 自動消火装置
JP4247468B2 (ja) * 2003-07-11 2009-04-02 忠弘 大見 クリーンルームの局部消火システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6266875A (ja) 1987-03-26

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