JPH0476750B2 - - Google Patents

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JPH0476750B2
JPH0476750B2 JP63130216A JP13021688A JPH0476750B2 JP H0476750 B2 JPH0476750 B2 JP H0476750B2 JP 63130216 A JP63130216 A JP 63130216A JP 13021688 A JP13021688 A JP 13021688A JP H0476750 B2 JPH0476750 B2 JP H0476750B2
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JP
Japan
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cleaning
liquid
small hole
cleaning liquid
check valve
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63130216A
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English (en)
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JPH01299679A (ja
Inventor
Sadayoshi Yamashita
Tetsuo Haruki
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
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Publication of JPH0476750B2 publication Critical patent/JPH0476750B2/ja
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  • Details Of Valves (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、機器内部の複雑な形状部又は狭小部
に付着した液状物を、機器を分解することなく、
容易に除去・洗浄できる方法に関する。
[従来技術及び課題] 液状物、例えば塗料、インキ、顔料スラリー又
は顔料ペーストのような色材あるいは合成樹脂ワ
ニス等を混合、攪拌、分散、輸送もしくはこれら
の液状物の性状を測定する機器の内部において複
雑な形状部又は死角となる狭小部に付着した液状
物を除去するためには、(a)機器に洗浄液を満たし
て運転したり、洗浄液をポンプ等で送り、液状物
と洗浄液を接触させる方法、(b)機器に固定された
回転式噴霧装置のような直径約50mm以上の球状体
が回転しながら洗浄液を吹き出す方法等がある
が、これら従来の方法では、(a)においては、液状
物に洗浄液を乱流状態で接触させることが難し
く、充分な洗浄を行なうためには長時間および大
量の洗浄液を要し、(b)においは、複雑な形状部お
よび死角となる狭小部に入れることができず、利
用できない等の問題があり、通常、機器を分解し
て付着した液状物の除去、洗浄を行なつている。
機器を分解・洗浄する方法では、機器の分解・
組立てに長時間を要するとか、洗浄液として有機
溶剤を使用する場合には臭気等、溶剤飛散による
安全衛生上の問題がある。
また、複雑な形状を有したり、狭小である局所
が分解不可能な場合、その局所に付着した液状物
を除去するためには、上記(a)の方法を一般的に用
いていたが、前記したように液状物を除去するた
めには、長時間および大量の洗浄液を要する。
特に、塗料、インキ、顔料スラリー等の色材の
製造および使用においては、品種替え、色替えが
多く、例えば、これら色材の製造によく使用され
るサンドミルのスクリーン、逆止弁のような複雑
な構造の部分に付着した液状物(残渣物)が次の
製造品に混入すると色に影響を与える等の品質的
欠陥を生じかねない。
塗料分野についてみると、塗色面で白顔料とし
て広く用いられるチタン白に対して色差(ΔE)=
0.3以内として許容されるカーボンブラツクの混
入割合は約5ppm以下である。従つて、製造1バ
ツチにおいて白チタン1t当りに許容されるカーボ
ンブラツクの混入量は約5g以下であり、複雑な
形状部又は狭小部に付着し、除去されずに残つた
わずかな液状物もおろそかにできない。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、上記したような従来の問題点がな
く、容易に機器内部の複雑な形状部又は死角とな
る狭小部に付着した液状物を洗浄できる方法につ
いて種々検討を行なつた結果、機器に小孔を形成
し、そこから洗浄液を複雑な形状部又は死角とな
る狭小部に付着した液状物に噴射することによつ
て、機器を分解することなく容易に、短時間かつ
少量の洗浄液で上記液状物を除去でき、また、安
全衛生上の問題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は、機器内部の複雑な形状部
又は死角となる狭小部に付着した液状物を除去す
る方法であつて、該機器に形成してなる外部と連
通する小孔から洗浄液を該液状物に噴射すること
を特徴とする液状物の除去方法に関する。
本発明において、「機器」とは、液状物を混合、
攪拌、分散、輸送もしくは、液状物の性状を測定
する機器など、内部が液状物と接触する装置類お
よびこれらの装置に連結する、内部が液状物と接
触する部品を意味する。具体例として、サンドミ
ル、バルブ、ポンプ、配管およびこれらに連結す
る部品等が代表的に挙げられる。
上記の機器は、前記の(a)および(b)の方法では容
易に洗浄することができない、複雑な形状部又は
死角となる狭小部を有しており、これらの部分に
付着した液状物を容易に除去する方法を本発明は
提供するものである。
本明細書において、局所とは、「複雑な形状部
又は死角となる狭小部」を意味し、これらは、複
雑な形状であつたり、死角となる狭小部であつた
りするために、前記(a)および(b)の方法では容易に
洗浄することができない機器の内部を意味してお
り、一般には、間隙が2mm以上で100mm以下の複
雑な形状の箇所を意味する。
また除去されるべき液状物は、塗料、インキ、
顔料ペースト、顔料スラリーなどの色材、ワニス
およびこれらの固形化したものまで含有する。低
粘度の液状物に対してはもちろんのこと、従来の
(a),(b)の方法で除去が特に困難である高粘度〜固
形化した液状物に対して本発明方法は特に顕著な
効果を発揮する。
本発明方法においては、上記局所に付着した液
状物を除去するために、機器に形成してなる外部
と連通する小孔から洗浄液を該液状物に噴射す
る。
小孔の位置は局所に付着した液状物に洗浄液を
直接噴射できる壁面にあることが好ましいが、壁
などに当たつてはねかつて洗浄液が局所に当たる
位置でもよい。該局所から小孔までの距離は一般
的に約100mm以内である。
また、小孔は、円状であつても矩形状であつて
もよく、その横断面が略円形の場合、最大直径
が、2mm以下であることが望ましく、その横断面
が略矩形の場合、即ちスリツトの場合には、その
最大幅が2mm以下であることが望ましい。小孔の
直径又はスリツトの幅が2mmを超えると、洗浄液
の圧力が低下して洗浄能力が低下したり、洗浄液
が多量に必要となる等の問題点が生ずる。
また、本発明における小孔はノズルを取付けた
小孔であつてもよく、例えば付着した液状物に洗
浄液を直接噴射できる壁面に孔を開けネジを切
り、そこへノズルをネジ込むことによつてノズル
を取付けた小孔とすることができる。ノズルを取
付けることによつて所望の噴射パターンとするこ
とができ、より効率的な洗浄、すなわち少量の洗
浄液かつより短時間で局所に付着した液状物の除
去を行なうことができる。
本発明において、小孔から洗浄液を噴射するた
めには小孔と洗浄液を送るポンプとを、ホース、
パイプ等の配管とつなぐ必要がある。また機器の
使用時には、小孔から外部または上記ポンプにつ
ながる配管内に機器内部の内容物が流出しないよ
うにする必要がある。このためには壁外面に小孔
をおおうように逆止弁をネジ込みなどによつて取
り付け、機器の使用時には内要物が流出せず、一
方、洗浄時には、ポンプからの洗浄液を噴射でき
るようにするのが好ましい。また、単に短かい管
を機器の外面に小孔をおおうように溶接またはね
じ込みなどによつて取付け、機器の使用時には管
先端をキヤツプでふさぐなど外部に内容物が出な
いようにし、また、洗浄時には管先端にポンプか
らの配管をつないで洗浄液を噴射するようにして
もよい。要は、機器の使用時に機器の内容物が流
出せず洗浄時に洗浄液を小孔から噴射できるよう
にすればよい。
[実施例] サンドミル部品のスクリーン10(第1図及び
第2図)、同じく逆止弁12(第1図及び第3
図)、バルブ14(第4図)、ポンプ16(第5
図)、測定器を取付けた配管18(第6図)のよ
うな局所を有する機器には、付着した液状物を従
来法では容易に除去できない箇所がある。洗浄し
やすくするためには、局所のない構造とすればよ
いが、これはその機器の性能上、限界がある。
本発明によると、付着した液状物に洗浄液が噴
射される。本発明において使用される洗浄液は、
付着した液状物を溶解、分解などによつて除去で
きる洗浄液であればよく、有機溶剤、水、洗浄、
酸、アルカリ等を適宜使用できる。
サンドミル部品のスクリーン10における局所
の液状物の除去方法について第2図に基づいて説
明する。
サンドミルおよびその部品を上記(a)の方法にて
洗浄した後のサンドミル部品であるスクリーン1
0内部の局所に残存した液状物20を除去する状
態を示したものが第2図であり、ポンプからホー
ス22に送られた洗浄液が小孔24を通過しスク
リーン内部に噴射され、局部に付着した液状物が
除去される。
ここで、小孔から噴射する洗浄液の圧力を0.1
〜4Kg/cm2程度、好ましくは、0.2〜1Kg/cm2
することによつて容易に局部に付着した液状物を
除去することができた。上記の場合および第3図
に示した逆止弁12、第4図に示したバルブ1
4、第5図に示したポンプ16および第6図に示
した温度センサー28を取付けた配管18のいず
れの場合においても、1分以内で局所の液状物を
除去することができた。
図示した態様においては、洗浄液がホース22
を介して小孔24に送られる。この代わりに、上
記のとおり比較的大きな孔に逆止弁をネジ込みな
どによつて取り付けて、逆止弁の中央孔を洗浄液
が噴出する小孔として用いることができる。
本発明方法は、局所以外で効果的な従来の(a),
(b)などの方法と同時に行なつてもよいし、前、後
に行なつてもよく、従来の(a),(b)などの方法と併
用することにより、機器内部に付着した液状物を
効率的に除去できる。
上記のとおり、本発明の方法によると、局所に
洗浄液を噴射する。洗浄液は、局所に当たりそし
て戻り、液状物を除去する。
[効果] 本発明方法は、機器に形成してなる小孔から、
洗浄液を噴射することによつて効率的な洗浄が可
能であり、また比較的簡単に種々の機器に適用で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はサンドミルおよびその部品の断面図、
第2図はサンドミル部品であるスクリーンの断面
図であり、本発明方法にて液状物を除去する状態
を示す。第3図はサンドミル部品である逆止弁、
第4図はバルブ、第5図はポンプ、第6図は温度
センサーを取付けた配管のそれぞれ、断面図であ
り、本発明方法にて液状物を除去する状態を示
す。 10……スクリーン、12……逆止弁、14…
…バルブ、16……ポンプ、18……配管、20
……液状物、24……小孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機器内部の局所に付着した色材、ワニス又は
    これらの固形化物を除去する、機器内部の洗浄方
    法であつて、 該機器の内部と外部とを隔てている壁に小孔が
    形成されており、該機器の該壁の外面に該小孔を
    おおうように逆止弁が取り付けられ、 局所洗浄時においては、外部から該逆止弁を介
    して該小孔に洗浄液を送り、該小孔から洗浄液を
    噴射して、機器内部の局所に付着した色材、ワニ
    ス又はこれらの固形化物を除去し、 機器の使用時においては、該逆止弁によつて内
    容物が流出しないようにしてなる ことを特徴とする機器内部の洗浄方法。 2 機器内部の局所が、サンドミル部品の逆止弁
    又はスクリーンである請求項1記載の洗浄方法。 3 機器がバルブである請求項1記載の洗浄方
    法。 4 機器がポンプである請求項1記載の洗浄方
    法。
JP63130216A 1988-05-30 1988-05-30 機器内部の洗浄方法 Granted JPH01299679A (ja)

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JPH01299679A JPH01299679A (ja) 1989-12-04
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