JPH0476740B2 - - Google Patents

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JPH0476740B2
JPH0476740B2 JP58016342A JP1634283A JPH0476740B2 JP H0476740 B2 JPH0476740 B2 JP H0476740B2 JP 58016342 A JP58016342 A JP 58016342A JP 1634283 A JP1634283 A JP 1634283A JP H0476740 B2 JPH0476740 B2 JP H0476740B2
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JP
Japan
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spray
chamber
cleaning chamber
spray nozzle
nozzle means
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JP58016342A
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JPS58146467A (ja
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Shaapuresu Jon
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Nordson Corp
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Publication date
Application filed by Nordson Corp filed Critical Nordson Corp
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Publication of JPH0476740B2 publication Critical patent/JPH0476740B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D50/00Combinations of methods or devices for separating particles from gases or vapours
    • B01D50/40Combinations of devices covered by groups B01D45/00 and B01D47/00
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/46Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S118/00Coating apparatus
    • Y10S118/07Hoods
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S55/00Gas separation
    • Y10S55/46Spray booths

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、製品が内部を通過するとき適切な塗
料を塗布するスプレーブースを有する形式の連続
塗装機の技術に関する。より詳しくは本発明は製
品の出入する口からスプレーブース外へ逃げよう
とする蒸気中より粒状物質を洗浄、回収する装置
と方法に関する。
連続塗装機ははるか以前から知られており、商
品の急速、均一、及び経済的塗装を得るため広く
産業界で受け入れられている。そのような塗装機
は製品にアクリリツク、アルカイド、アスフアル
ト、油性及び水性ペンキ、ワツクス類、及びビニ
ールなどのペイント類を塗装するため現在使われ
ている。ある塗装作業においては塗装ブース又は
塗装室内は空気で良いが、一方では富溶剤雰囲気
を維持する場合もある。
富溶剤雰囲気を活用する塗装ブースにおいては
塗料は油圧で霧状にされ塗装面へ直接塗布され
る。油圧噴霧においては塗料はオリフイスを高圧
で押し出されるとき霧状になる。塗料はスプレー
されるとき、その中の溶剤がノズルを出る際に蒸
発する。要約すれば、溶剤蒸気は雲のように拡散
し、塗装ブースの内部の空気を実質上追い出し、
従つて溶剤雰囲気が作り出される。
溶剤雰囲気の塗装機内では、過剰スプレーされ
た塗料が内壁その他の内表面に凝固するのを防ぐ
状態が作られる。この膨張した富溶剤雰囲気は塗
装ブース内にだけ保持され、連続塗装機のおかれ
ている外部作業領域へ逃げるのは防ぐのが望まし
い。たいていの連続塗装機は、製品の出し入れの
ための出入口を持つており、富溶剤蒸気がブース
からもれるのを防ぐためには特別な配慮が必要と
なる。従来この膨張した蒸気雲を出入口の隣りの
回収領域へ逃がすことがなされている。
従来の技術の連続塗装機には種々の形式のフイ
ルター及び回収装置が組み合わされている。たと
えば、米国特許4185975号では、塗装機排気の実
施例があり、これは好評で広く産業界で使われて
いる。同様に、連続塗装機用蒸気排気及び回収装
置の技術は本出願人ノードソン社によつて1980年
に出版された刊行物番号306−18−365のノードソ
ン連続塗装機になされている。これら従来技術は
すべて、入口、出口でブースと連絡して膨張した
蒸気雲を受け入れる蒸気回収装置を教示してい
る。最も一般的には、入口、出口のハウジングに
その連絡のための穴又はスロツトが設けられてい
る。
周知の装置は典型的には複数の室を含んでい
る。第1室は穴又はスロツトから蒸気又は空気を
受け入れて第2室へ送り、そこでは蒸気は凝集剤
スプレーを浴び、塗料粒子やその他の汚染物は蒸
気中から沈降させられる。この第2室は典型的に
は金属板などによつて第1室から隔離されてお
り、従つて、凝集剤スプレーは穴又はスロツトを
通ることはあり得ず、スプレーブースの中や、ス
プレーブースへ被塗物を運ぶコンベア領域へも入
る余地はない。
第2室に続いて典型的にはプレナムチヤンバー
があり、沈降した塗料や汚染物を受け入れた後、
その下に配置した回収タンク内へ落下させる。非
常に細かい粒子までも沈降又は鎮静させるためプ
レナムチヤンバーは大きくなければならず3ミク
ロンの粒子を沈降又は鎮静するために11フイート
(3.3m)の直径の室がいる。実際、プレナムチヤ
ンバーは凝集塗料及び汚染物の沈降又は鎮静領域
として働らく。
プレナムチヤンバーの上には排気管があり、普
通その頂部にはフアンが付いていて空気と蒸気を
吸引して上方へ送り、大気中へ消散させる。排気
管の頂部のフアンの直前に従前の技術では凝集用
バツフルを配置し、凝集した蒸気を凝縮する手段
を提供し、凝縮した液体はバツフルから排気管内
を落下し回収タンクへ入る。従つて、粒子はまず
プレナムチヤンバー内の沈降又は鎮静領域内で凝
集蒸気から沈降し、次に排気管の頂部の凝集又は
湿気分離バツフルによつて沈降される。
まず始めは蒸気と空気は第2室内の凝集剤スプ
レーによつて起こされた吸引力によつて出入口の
穴又はスロツトを通して吸引される。排気フアン
はこの吸引力を補助するためにのみ、使われ、そ
の吸引力は弱くプレナムチヤンバ内が充分静かで
凝縮した物質が鎮静又は沈降タンク内に落ちるの
を許容する程度が望ましい。従つて、スプレーブ
ース内に雲を維持するための充分な空気流を持ち
つつプレナムチヤンバー内を細かい粒子が鎮静又
は沈降できるよう充分に静かに保つような設計を
するのは困難であつた。
実際には、従来技術は3つの分離した室の必要
性を教えている。第1室、即ち入口室は凝集剤ス
プレーが製品の通過する出入口や塗装ブースに到
達するのを防ぐ形をしている。第2室は凝集剤ス
プレー室であり、この中で空気と蒸気は水のよう
な適当な凝集剤スプレーにさらされる。第3室は
プレナムチヤンバーであり、微細粒子を沈降又は
鎮静させるため充分に大きな幾何学的寸法になつ
ている。プレナムチヤンバーの下には沈降又は鎮
静タンクがありこの中には沈降又は鎮静塗料や他
の汚染物と凝集剤即ち水とが環流する。プレナム
チヤンバーの上には排気管があり、粒状物質の最
終凝縮のため凝集剤又は湿気分離バツフルがある
のを特徴としている。これらのバツフルは空気を
逃がすための曲がりくねつた通路を持つているの
がよく、この通路によつて凝縮がなされる。最後
に沈降又は鎮静タンク内で上に浮いた塗料や他の
汚染物はフイルターにかけられ、スプレーブース
内で使用するため再循環させられる。
これら周知の装置に固有の問題点は明らかにな
つている。すなわち、周知装置は効果的に働らく
けれども、その絶対的な寸法は他の利用可能な空
間を妨げ望ましくない。更にそれらは複雑な性質
を持ち、3つの室を互いに分離するため、所望の
凝集や分離を得るけれども、入り組んだ金属板を
必要とする。更に、周知の装置は頻繁な手入れが
必要でとりわけ第1室即ち入口チヤンバの外気及
び蒸気を含むペンキ即ち塗料粒子にさらされる室
の掃除が必要となる。第1室へ流入する空気はも
はや富溶剤雰囲気ではないのでペンキ即ち塗料は
室の壁にくつつき易くなつている。又排気管の中
の凝集バツフルも頻時な目詰まりを起す。従つて
第1室、バツフル共に回収装置の作業性を維持す
るためには頻繁且つ定常的な清掃を必要とする。
本発明の1つの目的は蒸気凝集及び回収装置を
コンパクトで実質的に従前の技術によるものより
小型寸法にすることを提供することにある。
本発明の次の目的は、従前技術において使用さ
れていた室数を実質的に減らした蒸気凝集回収装
置を提供することにある。
本発明の更に次の目的は凝集スプレーを直接凝
集バツフルへあててバツフルをきれいに保ち、粒
子を大きくしてそれら粒子を沈降又は鎮静させる
ためのプレナムチヤンバの必要性をなくした蒸気
凝集回収装置を提供することである。
本発明の更に次の目的は入口の室を凝集剤スプ
レーにさらして、塗料がその壁面にくつつかない
ような蒸気凝集回収装置を提供することである。
本発明の又次の目的は構造と操作が簡単で、当
面の技術による素材で容易に実施され且つ現存の
塗装機へ取り付け可能である蒸気凝集回収装置を
提供することである。
前記及び他の本発明の目的は以下の詳説により
明らかとなるが、入口出口通路を有する連続塗装
機の蒸気凝集回収装置を改良することによつて達
成され、その改良には、少なくとも1つの通路の
近くにあつてそれと連絡している洗浄室、この洗
浄室内に維持された凝集剤スプレー源、及び該洗
浄室内にあつて、前記スプレー源と並置された凝
集バツフルが含まれている。
本発明の他の目的は連続塗装機内で蒸気を凝集
させ、粒子を回収させる装置で、塗装ブースから
逃げる蒸気を室内へ吸引することと、前記蒸気を
凝集剤と共に直接凝集バツフルへスプレーするこ
ととを含む装置によつて達成される。
第1−3図に本発明による蒸気凝集回収装置の
第1の実施例を一般に10の数字で示す。本装置
はスプレー塗装するためにブースへ被塗物を受け
入れ又は塗装後ブースから被塗物を送り出すため
の(図示なき)塗装ブースと連絡している通路1
2を含んでいる。従つて典型的には塗装ブースへ
の入口側に1つと出口側に1つと合わせて2つの
装置10が設けられている。明らかに適切なコン
ベア装置が被塗物をブースへ送るために通路12
を通過している。
通路12はその底縁及び上縁からフレア状に延
在している下部リツプ14を特徴としている。図
示の特殊な実施例においてはリツプ16は水平面
に対して角度を持つており通路12の中央頂点で
交叉している。側リツプ18は通路12から外方
へフレア状に延在しており図示のように下部リツ
プ14及び上部リツプ16と交叉している。第2
図に示すようにリツプのフレア状部は通路12の
開口を有効に拡げており外の空気を通路内へ吸引
するために煙突効果を与えている。有効にこの開
口を拡げることにより、外気はより効果的に通路
12へそして更に装置10へ吸引され、塗装ブー
ス内の蒸気雲が漏れ出すのを防いでいる。上下板
20,22(第2図)は側板と交叉して延長リツ
プ14−18からスロツト開口26へ到るトンネ
ルを形成している。スロツト開口26とリツプ1
4−18によつて形成された正面開口との間のト
ンネル部分は前室24を構成している。開口26
は上板20の全幅に渡つて横切つており、それに
よつてトンネルの上部を横切る開口を提供してい
る。
上板20の開口26は実質的しトンネルを横切
つており、同様にトンネルを横切つているハウジ
ング32に支持された入気室28と連絡してい
る。入気室28と連絡して又ハウジング32内に
支持された洗浄室30がある。洗浄室30は、ハ
ウジング32の側壁間に延在し、第1図に示すよ
うに下方へ傾斜した底板34によつて構成されて
いる。同様にハウジング32の両壁の間で両者を
連絡して底板34の後縁部分から上方へ延在した
遮へい板36がある。この遮へい板は洗浄室30
内に支持されたスプレーノズル38を、入気室2
8への後方飛散から、そしてその結果、開口26
を通して塗装ブースへ出入する被塗物への後方飛
散から隔離している。スプレーノズル38は開口
26、入気室28を通して洗浄室30内へ吸気
し、バツフル42へ噴射するためには好適には中
実円すい形がよい。
底板34と遮へい板36をハウシング32の両
側壁の間に連結して延在させ、洗浄室30との連
絡は開口26と入気室28を通してのみ達成する
のがよい。
水又は他の適当な凝集剤は導管40を通して中
実円すいスプレーノズル38へ供給される。この
凝集剤のスプレーは排気管の頂部にそれ自体知ら
れた形式の凝集バツフル42へ直接注がれる。し
かし、本発明においては、バツフル42は回収装
置の排気管内には据えてなくて、スプレーノズル
38のすぐ隣りへチヤンバー30の断面いつぱい
になるよう据えられている。従つて、開口26を
通つて洗浄室30へ吸引される外気と蒸気はノズ
ル38から噴射される凝集剤によつてバツフル4
2へ強制的に吹き付けられる。典型的にはノズル
38のスプレー夾角は95°〜125°であり、スプレ
ー力にもよるが、110°が好適である。更にノズル
38は通常、バツフル42の脚部にあり、好適に
は、ノズルの夾角と、バツフル表面の大きさにも
関係するが、それから6インチ(15.2cm)以内に
ある。ノズルはバツフルを完全にカバーする限り
できるだけバツフルの近くにあるのがよい。
バツフル42の曲がりくねつた通路は、蒸気中
に浮遊した塗料や汚染物を凝集させ、バツフル4
2の出口側で大きな液滴とし、この大きな液滴又
は粒子は直接回収タンクへ流れ、プレナムチヤン
バーを必要としない。従つて、バツフル42の出
口側は直接排気管44へつながり、その底には排
液孔46を持つていて凝集した液体を適当な回収
タンクへ送る。洗浄された蒸気と空気は排気管4
4を通して上方へ排気される。
第1−3図の実施例においては、排気管を通つ
て逃げようとする凝集塗料や汚染物を凝縮するた
め排気管44の頂部にバツフル48を設置するこ
とを意図している。しかし、バツフル42へスプ
レーノズル38を向けておけばバツフル48は導
通必要としない。更に第3図に示したように排気
フアン50が洗浄室30の最終洗浄のために、開
口26及び入気室28を通して塗装ブースや外か
らの吸引力の発生を助けるため排気管44の頂部
に設けられている。
第1図に示したように、必要な保守や点検のた
めバツフル48やフアン50に近ずけるようドア
52が設けられている。同様なドア54が、排気
管44の下部にも点検のため設けられている。又
入気室28、洗浄室30及び関連の洗浄手段3
8,42の点検のためハウジング32の上板には
通常(図示なき)ドアが設けられている。入気室
28は富溶剤蒸気や外気の混合にさらされるの
で、時折り清掃を必要とする。外気は蒸気の富溶
剤雰囲気を希釈するので塗料粒子や他の浮遊汚染
物は入気室28の壁面にくつつき易くなる。
第1−3図の装置において、膨張する蒸気通路
12から逃がさず開口26を通して洗浄室内へす
べて吸引するためにはいろいろな要素を考慮しな
ければならない。適切な吸引力を得るためにはフ
アン50及び円すいノズル38と同時に前室部2
4の長さとリツプ14−18を構成する延長開口
の寸法を適切に選定しなければならない。従前の
技術では蒸気の雲を吸引するために弱い吸引力の
必要を教えているが、バツフル42へ直接スプレ
ーすれば、ノズル・バツフル装置38,42によ
つて影響を受けた大きな粒子は小さい粒子よりも
大きな速度で沈降するので大きな吸引速度が許容
される。従つて、大きな空気吸引力を起こせば蒸
気雲の逃散は従前技術の装置により減少する。
もちろん回収装置10は典型的には、排液孔4
6と連絡した水供給及び塗料浮上タンク56を含
んでいる。バツフル42を通る液体は排液孔46
を経由してタンク56へ流れ、そこで塗料や他の
汚染物は浮上し、フイルターを通つてスプレーブ
ースでの再使用に回される。霧や蒸発によつて失
なわれた水は適当な水源から補充され、タンクの
水は、導管40を通つてスプレーノズル38へ循
環される。この様式によればペンキや他の塗料は
経済的にスプレーされ、同時に水又は他の凝集剤
も経済的に使用される。
第1−3図の実施例の運転の場合には、塗装す
べき被塗物は通路12を通つてスプレーブースの
中へ送られる。スプレーブース内の膨張する蒸気
雲はフアン50と円すいノズル38によつて開口
26と入気室28を通つて洗浄室30へと上方へ
吸引される。外気も又同様に、通路12の延長開
口、前室24及び開口26を通つて、吸引され
る。この空気流は通路12から蒸気雲が外へ逃げ
るのを防ぐ。ノズル38からの凝集剤は蒸気と空
気の混合体をバツフル42へ浴びせ、そこでは蒸
気中の塗料と他の汚染物は大きな液滴に凝集し、
排液孔46を通つて塗料浮上タンク56へ落下す
る。洗浄された空気と蒸気は排気管44へ排気さ
れる。被塗物の塗装が終わると、製品は同様な回
収装置を持つ対応する通路12を通つて搬出され
る。塗装ブースの両側には前述の性質を有する回
収装置が夫々配置している。
本発明の他の実施例は第4図に図式的に符号6
0で示してある。図示のように、塗装ブース66
の入口62と出口64は外気を回収装置内へ流入
し易くするため延長拡大開口を特徴としている。
図示のように蒸気回収装置68がスプレーブース
66の両端に位置してそれと連絡している。
回収装置68はバツフル又は羽根付きベント
(孔部)72によつて入口62と連絡している1
つの室70を含んでいる。バツフル72の羽根は
第4図に示すように、上向きかつ内向きに通路内
へ傾むいており、そのため、ノズル74からの凝
集剤スプレーは入口62から塗装ブース66への
通路内へは入り込まない。第1−3図の実施例に
おけるようにバツフル付き気孔72と入口62と
の間の領域は前述の目的の前室を構成している。
ノズル74は好適には低速中空円すいノズル
で、特に図示のように室70の断面をおおつてい
る凝集バツフル78上へ直接スプレーする高速中
実円すいノズル76と比べて低速である。ノズル
74はベント72の上にありそれからの凝集剤ス
プレーがベント72の頂部から下の室70の全壁
面を洗うのに充分な位置にある。その位置は、室
70の断面寸法及びノズル74の夾角によつて決
まる。好適にはノズル74は110°の夾角で、ベン
ト72の頂部から6インチ(15.2cm)以内にあ
る。どんな場合でも夾角は95°−125°の間でノズ
ル74は気孔72の頂部から1フイート(30cm)
以内にあるのがよい。同様に、中実円すいノズル
76も典型的には95°〜125°の夾角であり、スプ
レー力にもよるが110°が好適である。ノズル76
は通常バツフル78から1フイート(30cm)以内
にあり、バツフルの表面寸法とノズルの夾角にも
よるが好適には6インチ(15.2cm)以内にある。
ノズルはバツフルを全部カバーする限りできるだ
けバツフルの近くにあるのがよい。
バツフル78によつて凝集した汚染物の大きな
液滴又は粒子は直接回収タンク80へ落下し、そ
こでも又、鎮静室又はプレナムチヤンバーを必要
としない。洗浄された蒸気及び空気は又頂部に排
気フアンを有する排気管82を通して排気され
る。もちろんもし必要ならば、排気管82内にバ
ツフルを設けてもよいが、普通それは必要としな
い。図示のようにバツフル78へのスプレー76
によつて凝集した大きな液滴はタンク80に受け
入れられ、一方洗浄された空気と蒸気は回収タン
クの残部をガス要素から分離している分割板86
によつて全部排気管82へ向けられる。板86は
図示のように流体の中へたれ下がつてこの隔離又
は閉鎖がなされている。
第1−3図の実施例のように、タンク80内の
凝集剤はスプレーノズル74,76へ再循環さ
れ、一方タンクの上に浮かんだペンキ、塗料、汚
染物などはフイルターを通つてスプレーブース5
6へ再循環される。ポンプ90が導管92を通し
てタンク80と通じておりタンク80から凝集剤
を吸引してノズル74,76へ送る。事実上装置
60はタンク80とノズル74,76との間を凝
集剤を循環させて閉鎖ループ様式で運転される。
連続運転において、凝集剤は週にたつた3回補充
すればよいことが判明している。
もちろん出口64の近くの回収装置68も実質
的に前記のと同一構造でよい。
運転時に、被塗物が入口62、出口64の間を
通過し、ブース66内で塗装されるとき、ブース
66内の富溶剤蒸気と外気とはバツフル付き気孔
72を通つて1つの室70内へ吸引される。上部
の中空円すいノズル74は室70を上部から下方
へスプレーすることにより連続的に洗浄し、一方
下部の中実円すいノズル76は空気と蒸気の混合
物を凝集バツフル78を通して流動させて大きな
粒子84を作りタンク80の中で鎮静させる。洗
浄された蒸気は排気管82を通つてその上部にあ
る適当なフアンで排出される。もちろん、ノズル
74,76は必要な吸引力を発生するのを助け同
様に開口の延長拡大部や前室の長さもそれを助け
る。本実施例においては、1つの室が常に洗浄さ
れ、保守の必要性が大巾に減少している。ただバ
ツフル付き気孔72のみにペンキや塗料が付き易
いだけである。保守時間を短縮するためベント7
2は室70と通路との間に取りはずし可能に取り
付け又掃除し易すい形式がよい。もちろん、ベン
ト72を取りはずして掃除するとき、新らたなの
か又は前もつて掃除しておいたベントを取り付け
て、はずしている時間を短縮する。実際上ベント
72はプラスチツク又は他の適当な材料など塗料
が固着しないもので作る。更に先に記述した実施
例と同様バツフル78にはノズル76で直接スプ
レーするのでそれが詰まる恐れは殆んどなく、そ
の保守の必要性は大幅に減少している。
出入口通路の頂部から排気する第1図の実施例
は特に水平に受け入れる被塗物を塗装する連続塗
装機に適していることがわかる。同様に、出入口
通路の側から排気する第4図の実施例は、特に垂
直に被塗物を受け入れる連続塗装機に適してい
る。
本発明の目的は以上に示した構造と技術によつ
て満足されることがわかる。本発明は実質的に回
収装置の大きさを従前のものより小さくし、一方
又その保守を大幅に減少する。更に、構造の複雑
さやその製造費を大幅に減少する。
以上においては、本発明の解り易い好適な実施
例についてのみ詳述してあるが、本発明はそれだ
けに限定されるものではない。従つて本発明のほ
んとの範囲と広さは特許請求の範囲に記載の通り
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部断面による本発明の第1の実施例
の正面図、第2図は2−2線における第1図の断
面図、第3図は第1図第2図の機能を示す図式構
造図、第4図は本発明の第2の実施例を示す図式
的に示す構造図である。 主要部の符号の説明、10……回収装置、12
……通路、14−18……延長拡大リツプ、24
……前室、26……開口、28……入気室、30
……洗浄室、32……ハウジング、36……遮へ
い板、38……スプレーノズル、40……導管、
42……バツフル、44……排気管、46……排
液孔、50……排気フアン、52,54……ド
ア、56……タンク、62……入口、64……出
口、66……塗装ブース、68……蒸気回収装
置、70……室、72……羽根付き気孔、74…
…円すいノズル、76……ノズル、78……バツ
フル、80……タンク、82……排気管、86…
…分割板、90……ポンプ、92……導管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入口通路と、出口通路と、スプレーブースと
    を有し、該通路のうちの少なくとも一方が前記ス
    プレーブースと連通する連続塗装機における蒸気
    凝集回路装置において、 前記少なくとも一方の通路の上に配置された洗
    浄室と、 前記少なくとも一方の通路の頂部の全幅に渡つ
    て横切つて配置されて、前記少なくとも一方の通
    路を前記洗浄室と連通させるスロツト開口と、 前記洗浄室内でスプレーを提供するためのスプ
    レーノズル手段と、 前記スプレーノズル手段によりスプレーされる
    ように前記スプレーノズル手段と近接併置の関係
    で前記洗浄室内に保持された凝集バツフルと、 前記スプレーノズル手段と前記スロツト開口と
    の間に配置された遮へい板と、 前記洗浄室に隣接して配置され、前記洗浄室と
    連通する排気管とから成ることを特徴とする蒸気
    凝集回収装置。 2 前記スプレーノズル手段は、前記凝集バツフ
    ルの約30cm以内にあることを特徴とする請求項1
    に記載の装置。 3 前記スプレーノズル手段は、95°〜125°のス
    プレー挟角を有するノズルから成ることを特徴と
    する請求項2に記載の装置。 4 前記ノズルは、中実円すいパターン吐出ノズ
    ルであることを特徴とする請求項3に記載の装
    置。 5 前記凝集バツフルは、前記排気管のすぐ下流
    に位置していることを特徴とする請求項1に記載
    の装置。 6 前記装置は回収タンクを含み、前記凝集バツ
    フルは前記回収タンクのすぐ上流に位置している
    ことを特徴とする請求項5に記載の装置。 7 前記洗浄室は、入気室を介して前記少なくと
    も一方の通路と連通しており、前記入気室は、前
    記スロツト開口と連通していることを特徴とする
    請求項1に記載の装置。 8 前記スロツト開口は、前記少なくとも一方の
    通路の全幅に渡つて前記少なくとも一方の通路を
    横切つていることを特徴とする請求項7に記載の
    装置。 9 前記スロツト開口は、羽根付きベントにより
    一方向性に制限されていることを特徴とする請求
    項1に記載の装置。 10 前記羽根付きベントは、前記スロツト開口
    内に取り外し可能に取り付けられていることを特
    徴とする請求項9に記載の装置。 11 前記スプレーノズル手段は、前記羽根付き
    ベントの両端に位置する一対のスプレーノズル手
    段から成ることを特徴とする請求項10に記載の
    装置。 12 前記装置は回収タンクを含み、前記凝集バ
    ツフルは前記回収タンクのすぐ上でかつ前記排気
    管の底に位置していることを特徴とする請求項1
    1に記載の装置。
JP58016342A 1982-02-05 1983-02-04 連続塗装機における蒸気凝集回収装置 Granted JPS58146467A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US346014 1982-02-05
US06/346,014 US4416193A (en) 1982-02-05 1982-02-05 System for vapor precipitation and recovery in a continuous coater

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Publication Number Publication Date
JPS58146467A JPS58146467A (ja) 1983-09-01
JPH0476740B2 true JPH0476740B2 (ja) 1992-12-04

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ID=23357567

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JP58016342A Granted JPS58146467A (ja) 1982-02-05 1983-02-04 連続塗装機における蒸気凝集回収装置

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EP (1) EP0086088A3 (ja)
JP (1) JPS58146467A (ja)
CA (1) CA1231838A (ja)

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