JPH047645Y2 - - Google Patents

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JPH047645Y2
JPH047645Y2 JP17486784U JP17486784U JPH047645Y2 JP H047645 Y2 JPH047645 Y2 JP H047645Y2 JP 17486784 U JP17486784 U JP 17486784U JP 17486784 U JP17486784 U JP 17486784U JP H047645 Y2 JPH047645 Y2 JP H047645Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、例えば直流超高圧用連絡母線として
使用する場合に有用な連絡母線の改良に係る。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
直流200kVまでの連絡母線は通常約6m程度の
長さのエチレンプロピレンゴム(以下EPゴムと
呼ぶ)のゴム絶縁ケーブルを使用しており、その
端末もEPゴムモールドにより形成されている。
第3図は従来の高圧ケーブルの一部切欠縦断面
図、第4図は前記ケーブル先端の電極部の縦断面
図である。これ等の図において、高圧ケーブルの
端末部は、ケーブル31の先端部に設けられ複数
の電線を処理して接続した電極部32と、この電
極部32の後方に設けられケーブル31を被覆す
る絶縁用ゴム33と、この絶縁用ゴム33の後端
に係合するように設けたストレスコーン34と、
このストレスコーン34の後方に設けられケーブ
ル固定用補助金具35を介してケーブル31を固
定するケーブル固定金具36と、このケーブル固
定金具36に螺合する機器取付用金具37とから
構成されている。而して、図示しないレントゲン
機器に対して電極部32を挿入し、ワンタツチ操
作で着脱ができるようにされている。
上記ケーブルの端末構造の製造工程は以下の通
りである。すなわち、予めケーブルシース、遮蔽
層、絶縁体等の剥ぎ取り等の処理を施したケーブ
ル31を金型内にセツトし、金型の湯口から未加
硫の絶縁ゴムを充填した後、加熱、加硫し、テー
パ状の絶縁用ゴム33を形成する。しかしなが
ら、上記絶縁用ゴム33の形成には次のような問
題がある。
すなわち、絶縁用ゴム33の加熱、加硫には約
150℃、約15Kgf/cm2の加熱加圧を必要とする。
これにより、金型のキヤビテイの形状によつてテ
ーパ大径端に向かう押圧力を生じ、ケーブル31
を図示しない引止め金具により引き止め前記押圧
力に対抗させる必要がある。而して、この工程に
より得られる製品の品質を良好とするためには、
前記の押圧力と引止め金具による引止め力とをバ
ランスさせることが必要であるが、加硫時の高
温、高圧を精密に制御することは困難であり、前
記のバランスを正確に保持することも困難であ
る。
また、レントゲンケーブルの場合には、その先
端部の電極部32は前記絶縁用ゴム33の成型後
に設けられるが、第4図にも示したように小スペ
ースに第1電極32a,第2電極32b、第3電
極32cを設けなければならず、この小スペース
内で十分な導電性と、前記各電極間の十分な絶縁
性とを確保しつつ組立作業を行うのは困難であ
る。
一方、電子顕微鏡の電源とその本体とを接続す
る連絡母線としては、条長が約1m程度と極めて
短いものが要求される場合がある。この場合、短
いゴム絶縁ケーブルを用意し、これに所要の端末
処理を施すよりはケーブル部と端末部とを一体構
成としたものとすることが望ましい。
[考案の目的] 本考案は上記の事情に基づきなされたもので、
連絡母線用に特別のケーブルを別個に製作する必
要がなく、しかも端末処理を後工程で行う必要の
ない連絡母線を提供することを目的としている。
〔考案の概要〕
本考案の直流超高圧用連絡母線は、金属パイプ
を両端の端末部と一体のエポキシモールドで同心
的に被覆し、各端末部には金属性のストレスコー
ン金具を埋設し、各端末部先端には金属パイプ内
に配置した導線と接触した電極を取付けて成る。
〔考案の実施例〕
機器連絡用の母線は、図にはその一端のみを示
したが、金属パイプ1を両端末の円錐状の端末部
と一体のエポキシモールド2で同心的に包囲した
基体3と、基体3の円錐状の端末部先端に取付け
られリング状の絶縁スペーサ4を介して積層され
た3個のリング状の電極5,6,7と、金属パイ
プ1内に配置されそれぞれの電極に接続された5
a,6a,7a3本の導線とを有する。
前記の3本の導線5a,6a,7aの配設状態
を以下に説明する。すなわち、金属パイプ1を中
心としてエポキシモールド2を施して基体3を形
成した後、前記金属パイプ2内に前記導線5a〜
7aを挿通し、それ等の導体5b〜7bをそれぞ
れ対応する電極5〜7に半田付けによつて固定、
接続する。
前記電極部の構成手順は次の通りである。先
ず、導体7bを電極7に半田付けにより接続す
る。次に電極7に絶縁スペーサ4aを螺合させ、
この絶縁スペーサ4aに電極6を螺合させる。次
いで、この電極6に導体6Bを半田付け等により
接続する。さらに、前記電極6に絶縁スペーサ4
bを螺合させる。次に、電極5に導体5bを半田
付け等により接続した後、前記電極5を前記絶縁
スペーサ4bに螺合させて電極部の構成を完了す
る。
一方、母線と連結するためのブツシングは、母
線端末部のテーパに合せたテーパの円錐状の内腔
を有するエポキシ樹脂製のブツシング本体8と、
このブツシング本体の先端に取付けた中空円筒状
の電極支持金具9と、この電極支持金具の先端中
心に配置された円柱状の中心電極10と、この電
極の外側に絶縁スペーサ11を介して配置された
リング状の電極12と、この電極の外側に絶縁ス
ペーサ13を介して配置されたリング状の電極1
4とを有する。
中心電極10の内端にはその外側の電極12の
内端面の外径より僅かに外径が小さい中空円筒状
の絶縁筒15が取付けられている。また、電極1
2,14には中空円筒状でそれらの内端に内フラ
ンジを有するスプリング支持金具16,17が固
着されており、それらの間には同様の形状の絶縁
スペーサ18が介在されている。
中心電極先端にはたけのこばね19が大径端を
内側に向けて同心的に取付けられている。また、
各スプリング支持金具16,17の内フランジ内
周には、ブツシング本体8側の面に段部が設けて
あり、各段部にはリング状としたコイルスプリン
グ20,21が係合支持されている。
エポキシモールド2の直状部に係合する遮蔽筒
22にはエポキシモールド端末部に埋設したスト
レスコーン金具23が接続されており、母線のブ
ツシングへの固定は次の如くして行われる。
まず、ブツシング本体8内に円錐台シエル状の
EPゴムのキヤツプ24を挿入し、母線端末をブ
ツシング本体8内に挿入する。母線先端部の電極
6,7は、ブツシング側の電極12,14にそれ
ぞれ取り付けられた円筒状のスプリング支持金具
16,17に、それ等の支持するリング状のコイ
ルスプリング20,21を介して接触して電極1
2,14に導通し、先端面の電極5は電極支持金
具9中心に配置された円柱状の中心電極10とた
けのこばね19を介して接触導通する。ここでス
トレスコーン金具23に二分割構成のフランジ2
5を取り付け、それにリング状の締付金具26を
係合させ、これをブツシング本体8大径端に固着
したブツシング取付金具27にボルト28で緊締
する。なお、締付金具26外周には、面圧調整リ
ング29が螺合されている。
上記構成の本考案連絡母線では、ケーブル部と
端末部が一体に構成されており、ストレスコーン
金具は、金属製で端末部分に埋込まれているの
で、使用に際して何ら端末処理を施す必要はな
い。
また、プラグインタイプであるから、抜き、差
しを容易に行うことができる。さらに、端末部と
ケーブル部を一体に構成しているので、条長の著
しく短い連絡母線を構成するのに有利である。
〔考案の効果〕 上記のように本考案の連絡母線は基体が金属パ
イプとエポキシモールドとによつて形成され、し
かもその端部がブツシング本体にそのまま挿入可
能な如く形成されているため、従来の連絡母線に
おける絶縁ゴム構成のような製作上の問題はな
く、また特別のケーブルを別個に製作する必要が
なく、しかも端末処理を後工程で行う必要のない
例えば電子顕微鏡用に使用するに適した連絡母線
として最適のものとなし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案一実施例の断面図、第2図は
その一部を取り出して示す正面図、第3図は従来
の高圧ケーブルの一部切欠縦断面図、第4図は前
記ケーブル先端の電極部の縦断面図である。 1……金属パイプ、2……エポキシモールド、
4a,4b……絶縁スペーサ、5,6,7……電
極、22……遮蔽筒、23……ストレスコーン金
具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属パイプを両端の端末部と一体のエポキシモ
    ールドで同心的に被覆し、各端末部には金属性の
    ストレスコーン金具を埋設し、各端末部先端には
    金属パイプ内に配置した導線と接触した電極を取
    付けて成る連絡母線。
JP17486784U 1984-11-16 1984-11-16 Expired JPH047645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17486784U JPH047645Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

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JP17486784U JPH047645Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6192132U JPS6192132U (ja) 1986-06-14
JPH047645Y2 true JPH047645Y2 (ja) 1992-02-27

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ID=30732472

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