JPH0475583A - ハイブリドーマ系細胞とその細胞により産生されるモノクローナル抗体 - Google Patents

ハイブリドーマ系細胞とその細胞により産生されるモノクローナル抗体

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JPH0475583A
JPH0475583A JP2118519A JP11851990A JPH0475583A JP H0475583 A JPH0475583 A JP H0475583A JP 2118519 A JP2118519 A JP 2118519A JP 11851990 A JP11851990 A JP 11851990A JP H0475583 A JPH0475583 A JP H0475583A
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hhv
cells
monoclonal antibody
infected cells
specific
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Balachandran Narayanaswamy
バラチャンドラン・ナラヤナスワミイ
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07KPEPTIDES
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C12N2710/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA dsDNA viruses
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    • C12N2710/16011Herpesviridae
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヒトヘルペスウィルス−6(以下HHV−6
と略す)及びHHV−6感染細胞を同定する技術に関す
る。
〔従来の技術、発明が解決しようとする課題〕ヒトヘル
ペスウィルス−6(HHV−6)は最近6人の白血病患
者及びエイズ患者の末梢白血球から発見された新しいヘ
ルペスウィルスである(14)。
単離された6つのウィルスは全て二重鎖DNAを有し、
直径200mmのエンベロープ粒子中に20面体のカプ
シドを封入している形態を有することか電子顕微鏡によ
り確かめられたことから、ヘルペスウィルス族に属して
いることが同定された。
複数のヘルペスウィルスがウガンダ、ガンビア、コート
ディボアール、ザイールのエイズ患者、幼児のエクサン
テームスービタム及び慢性疲労症候群の患者等からその
後に単離されている。これら単離されたものは全て原型
種GS由来(7)9kbDNAプローブ(pZVH14
)ニ対する雑種形成(ハイブリダイゼーション)により
HHV−6と関連があるものとして同定された。ヒトT
細胞、B細胞及び神経膠細胞はウガンダ及びガンビア由
来のウィルス株の成長を種々の効果を持って支持した(
9.15)。
コートディボアールのHHV−6型はHTLV−tとH
IV−2の両方が感染した患者から単離され、CD4と
CD8陽性の末梢血T細胞中で成長した。
T細胞起源の交感神経血液のリンパ球に感染したザイー
ル単離ウィルス(X29)はこれまでに成功していない
他の細胞中で成長させようと試みられている(12)。
HHV−6の生物学的知識はその伝染性や風疹以外のヒ
トの病気に対する役割を含めてほとんどなく、血清学的
研究からHHV−6の感染は一生のうち初期の段階で起
こることが示唆されている(2)。HHV−6のDNA
は170 X103個の塩基を有し、このことから少く
とも70の蛋白質がコードされていると見積もられてい
る。HHV−6特異的蛋白質の分析はHHV−6の正確
な生物学的理解、そのウィルスのヒトの病気に対する役
割及び診断の目的のための基礎である。
〔課題を解決するための手段、作用及び効果〕これら目
的を達成するための第一段階として本発明者らは感染細
胞に対するウサギのポリクローナル抗体及びモノクロー
ナル抗体を開発した。これらの反応剤とヒト血清とがH
HV−6感染細胞に特異的な蛋白質の初期特徴付けのた
めに用いられた。
その結果は以下に示す通りである。
本発明に用いられるHHV−6原型種GS(HBLV)
はアメリカのNCIとNIHのアール・シー・ガロ博士
(R,C,Gal lo)、デイ−・ブイ・アブラシ博
士(D、 V、 Ab 1ash i )、ニス・ゼッ
ト・サララフジン博士(S、Z、 5alanhudd
in)から贈られたものである。
抗生物質と10%熱不活性化血清が添加されたアールビ
ーエムアイ(RPMI)メディウム中で生長したヒトT
細胞ラインH8B−2(ニーティーシーシー(ATCC
)、シーシーエル(CCL)120.1.  シーシー
アールエフ(CCRF)−HS B −2)の懸濁培養
液がウィルスの繁殖と種々の試験のための抗原を調整す
るのに用いられた。感染実験のためウィルス未感染H8
B−2細胞を遠心分離し、その細胞を5%CPSR−1
溶液1+nl中に106個存在する状態で懸濁させる。
これら未感染細胞10に対し、無傷のHHV−6感染細
胞又は凍結後解凍したHHV−6感染細胞lの割合で混
合する。感染したことは特徴的な凝集と、感染細胞の感
染後4〜6日後の肥大化によりわかる。
感染細胞の薄切片を電子顕微鏡で調べると、感染細胞の
核内での大量のウィルス構成成分及びそれと同程度の原
型質空胞及び細胞外におけるエンベロープが形成された
完全な粒子が見られる(データは示さない)。感染価は
文献記載の手順に従って求めた(1.2.14)。主に
、新鮮なH3B−2細胞(106)は感染細胞の溶解物
又は上澄液で希釈して感染させた。5日後に、感染及び
未感染の細胞をリン酸等張緩衝液(以下、PBSと略す
)で洗浄し、冷アセトンでカバースライド上に固定し、
ウィルス抗原の存在を患者血清N620の標準希釈液を
用いた間接免疫螢光検査法で調べた。感染6日後の細胞
溶解物には1mA当たり10’ −10′1個の感染ウ
ィルス(50%組織組織感染用量)が生じ、上澄液のウ
ィルス量は通常上記溶解物の1710〜1/100程度
である。ウィルス抗原が感染細胞の90%以上の割合で
検出された時点で二十日ネズミ及びウサギの免疫化のた
めに集めた。
ラベル化実験のために、未感染H8B−2細胞とHHV
−6感染細胞(感染6日後)とを上記PBSで1度洗浄
し、10′個の細胞を不完全DMEM (ジグ?)1m
l当たり25μC1の「35S」メチオニン(特異活性
は1072ci/mmol。
ネン デュポン(NEN Du pont))又は不完
全DMEM(ジグ7)inn当たり50μC1の[3H
1グルコサミン(特異活性25Ci/mmo I :ア
メリカンラジオラベルド ケミカルズ インク セント
ルイス(American Radiolabeled
 Chemicals Inc。
St、  1ouis)で20時間ラベル化を行った。
前述のようにリパ(RIPA)緩衝液(4,5,6,7
)で細胞を可溶化し、コントロールの沈澱物と同量のト
リクロル酢酸と、抗体及びプロティン−Aアガロースビ
ーズ(ゲンザイム コープ ボストン マス(Genz
yme corp、、 Boston、 Mass)を
有するウィルス感染溶解物とを混合して免疫沈降反応を
行った。沈降物を洗浄し、サンプルバッファー中に加熱
溶解させ、0.28%N、 N’ −ジアリルタルタル
ジアミド(DATD)と架橋した9%アクリルアミド上
で5DS−PAGEを行い、次に蛍光間接撮影法で分析
した(4、5.6.7)。HHV−6感染細胞及び未感
染細胞由来の同量の蛋白質を用いてウェスタンプロット
分析を行った(6)。
〔実施例1〕 HHV−6感染細胞に特異的な蛋白質の初期特徴付けを
未感染及び感染H3B−2細胞からの[35S]メチオ
ニン及び[3H]グルコサミンでラベルされた全抽出物
の5DS−PAGE分析を行った(Fig l、  レ
ーン1〜4)。数個の蛋白質は感染細胞でも未感染細胞
でも見られ、このことは、分析時における細胞中の40
%だけがウィルス抗原性を示すということを表わしてい
るらしい。さらに、上記事実はウィルスによる細胞性蛋
白質合成の遮断が起こらなかったか、又は/及び、ウィ
ルスによる細胞性蛋白質合成の誘導が起こったことを示
しているらしい。
本実験においてはHHV−6感染及び未感染の細胞の開
の放射線計数は等しくなかったが(Fig l  レー
ン1,2)、本発明者らはウィルス感染細胞に特異的な
約20のメチオニンラベルされたポリペプチドを同定し
た。それらポリペプチドの分子量は明らかに31に〜1
80にの範囲に入っていた(Table 1) 。これ
らのうちで、180K。
130に、110に、105に、 90に、 82k及
び41にのポリペプチドが比較的量の多いものであった
(Fig 1  レーン2)そして、135 kプロテ
ィンはコマフシ−ブルー着色ゲル中でさえ検出された(
データは示さない)。
グルコサミンでラベルされた抽出物からは8つの糖蛋白
(gp135k 、 gp120k 、 gpH6k 
、 gp105k 。
gp95に、 gp90に、 gp82k及びgp、5
4 k )がウィルス感染細胞に特異的なものとして同
定された(Fig 1.  レーン3及び4)。細胞性
蛋白質との干渉によって明確に区別されているとはいい
難いが、上記データはウィルス感染細胞に特異的な蛋白
及び糖蛋白の存在を示している。
〔実施例2〕 HHV−6蛋白質の同定のため、フロインドアジュバン
トで乳化した1×10B個のHHV6感染細胞の溶解物
をウサギに注射して、感染細胞に対するウサギのポリク
ローナル抗体を作成した。
IgGは、抗HHV−6抗体をプロティンA−アガロー
スカラム上を通して精製した(6)。
免疫前の血清はいかなる未感染及び感染細胞の蛋白質と
も反応しなかった(Fig 1  レーン5,6)。
これに対し、いくつかの未感染又はHHV−6感染細胞
はポリクロナールHHV−6抗血清により免疫沈降反応
を起こした(Fig 1  レーン7゜8)。
免疫抗原は細胞性蛋白をも含んでいるので、未感染細胞
との反応性を示したことは驚くべきことではない。しか
し、数種のウィルス感染細胞に特異的な蛋白質をも認識
していることは明らかである(Fjg、1  レーン8
)。細胞性蛋白質に対する抗体を除去するために、精製
IgGの500km部分標本をlXl0”個の新鮮未感
染H8B−2細胞と混合し、4℃で一夜インキユベート
した。この混合物を12000g、30分遠心分離し、
上清をH3B−2の未感染細胞溶解物、Wl−38(ヒ
ト線維芽細胞)RAJI(EBウィルス遺伝子陽性ヒ)
B細胞)、乳児/Sムスターの腎臓(BHK−21)細
胞及びウシ血清アルブミン(B S A)と混合した0
、5mnのセファ0−ス4Bカラムを通した。除去精製
後のウサキ抗HH〜”−6抗体は未感染細胞とわずかに
反応しただけであった(Fig、1  レーン9)。実
際、分子量約180にのポリペプチドのようなHHV−
6感染細胞に特異的ないくつかのポリペプチドは、精製
後は分解能が向上し、約33個のHHV−6感染細胞特
異的なポリペプチドが同定された。それらポリペプチド
のうち、分子量約180に、 135に、125に、1
20に、116に、105に、 82に、77に、 7
2に、 68に、 64に、 50に、 41k及び3
3にの14種のポリペプチドはより容易に認識でき、他
のものは、より長時間オートラジオグラフィーを行った
後に同定された(テーブル1.)。ウィルス感染細胞に
対する特異的反応性は感染細胞との反応により完全に消
失した。
〔実施例3〕 感染細胞中の蛋白質のHHV−6特異性をより厳密に同
定するため、本発明者らは次に患者の血清N620を用
いた(14)。その血清は未感染細胞に対し、免疫沈降
反応及びウェスタンプロットアッセイに対し全く反応性
を示さないものであル(Fig、 2  L/ −ンl
、 3.5)。30以上の[lisコメチオニンでラベ
ルされたウィルス感染細胞に特異的なポリペプチドが前
記患者血清により免疫沈降反応を起こし、ポリペプチド
のうち分子量が180に、135に、120に、116
に、105に、 102k。
95に、90に、82に、74に、64に、54に、4
1k。
38k及び33にのものは極めて容易に検出された。
[’H] グルコサミンでラベルされたHHV−6感染
細胞由来の7種の糖蛋白(gp135に、gpH6に、
gp105に、 gp95に、 gp82に、 gp6
4k及びgp54 k )も、免疫沈降反応を起こした
(Fig、2レーン4)。長時間のオートラジオグラフ
ィーを行うと、もう一つの糖蛋白(gp38k)が同定
された。これらの実験によりHHV−6感染細胞に特異
的な蛋白質をより良く同定できた。
そして、その結果、HHV−6は他のヘルペスウィルス
と同様に数種の糖蛋白をコードしているのがわかった。
患者の血清にはHHV−6感染細胞由来の20以上のウ
ェスタンプロットで確認し得る蛋白質が含まれていた(
Fig、2  レーン6)。120kから150にの領
域における蛋白質の強い反応性は、これらの蛋白質のう
ちに主要な免疫決定因子が含まれていることを示してい
る。
いくつかの他の蛋白質(分子量105k 、 102k
 。
95に、 90に、 82に、 77に、 74に、 
64に、 60k。
58に、 54に、 50に、 48k及び38k)も
認められるが、135にの蛋白質は免疫沈降反応が非常
に強いので明確に同定できる。ウェスタンプロットの低
い反応性は患者血清に高い希釈条件(1:500)を使
用しているためであり、同時にこの低い反応性において
も認定可能な蛋白質はHHV−6感染細胞に特異性が強
いことを示すものである。
患者の血清はまた他のヒトヘルペスウィルス(14)に
対する抗体も含んでおり、その他ウェスタンプロットで
反応するH8V−1、H8V−2、CMV及びEBV感
染細胞由来のいくつかの蛋白も認められる。(データは
示さない)。
これら4つのウィルスの間では抗原決定基において交叉
反応を起こすことが知られており、HHV−6感染細胞
との反応性も抗体の交叉反応の結果であるという可能性
も存在する。患者の血清の量が限られているために他の
ヒトヘルペスウィルスに感染した細胞との反応は行われ
なかった。二者択一の方法として、本発明者らは他のヒ
トヘルペスウィルスに対する抗体の力価が同等以上の正
常人の血清の試験を行った。
血清NBとLHFはCMVに対する抗体の力価が高< 
(1:10240) 、血清LRとJJは高いH8V−
1とH8V−2力価(>l:10240)を有すると共
にEBVに対する抗体価は(>1:160)である。H
HV−6感染細胞との蛍光抗体アッセイにおいて、4つ
の血清は全て1:lOの希釈度においてさえ比較的低い
値の蛍光しか示さない。
これらの血清は全て未感染細胞とは反応せず、それらの
うちの1つの反応性はFiglのレーン7に示される。
患者の血清と比較して、全ての正常人の血清はHHV−
6感染細胞由来の分子量135にのポリペプチドと免疫
沈降反応を起こしくFig、2  レーン8−11)、
長時間のオートラジオグラフィーによりわずかにラベル
された95にと82にのポリペプチドが検出された。本
発明者らのウェスタンプロットの実験条件下では、これ
ら血清は135に蛋白が非常に大きなスポットなる50
倍希釈条件下でさえHHV−6特異的蛋白質を何−つ示
さなかった(データは示さない)。 135に蛋白との
強い反応性はHHV−6の過去の感染によるか、又は他
のヘルペスウィルスの抗原決定因子との交叉反応による
ものかもしれない。
正常人の血清はHHV−6蛋白との反応性は限られてい
るので、患者の血清中に見出されるHHV−6に対する
特異的反応性は特異的抗体によるものと考えられる。そ
のデータはまた、HHV−6と他のヘルペスウィルスの
間の抗原の交叉反応は少ないことも示唆している。
〔実施例4〕 ウィルス感染細胞に対して特異的な個々の蛋白質を同定
するためにモノクローナル抗体を調整した。生後4〜6
週目のB A L B/C二十日ネズミに3X10’個
の感染細胞を3週ごとに腹腔内投与して免疫化させる。
免疫前の血清は全ての蛋白と反応しなかった(Fig、
3  レーン1と2)一方、免疫後のマウス由来の血清
は未感染細胞及びHHV−6感染細胞由来の数種のポリ
ペプチドと免疫沈降反応を起こした(Fig、3  レ
ーン3,4)。分子量の明らかな10種の蛋白(180
k。
135に、116に、110に、105に、102に、
 95に、 90k。
82k及び41k)はHHV−6感染細胞に対して特異
的であり、この反応性は未感染細胞由来の血清中の抗体
を除去した後でさえ消失しない(データは示さない)。
このマウスの牌臓は文献記載の方法(4,7)によりS
p210Ag、 14骨髄腫細胞と融合した。
HHV−6特異的抗体を産生ずるいくつかの融合細胞は
、酵素免疫法(ELISA)と免疫蛍光法(IFA)で
それらのHHV−6感染細胞に対する特異的反応性に基
いて最初に選択された。
これらのクローン由来の培養液上清は次に[35S]メ
チオニンでラベルされた未感染並びに感染細胞及び融合
細胞クローンとの免疫沈降反応とに使用され、HHV−
6特異的ペプチドは再度クローン化され、再び選別され
た。
本発明のモノクローナル抗体はいずれも未感染細胞由来
のポリペプチドとは検出可能な沈澱反応を起こさなかっ
た(Fig、3  レーン5.7.9.12゜13)。
しかし、各抗体はl又は2以上の[35s ]メチオニ
ンでラベルされたHHV−6感染細胞由来のポリペプチ
ドと沈澱を形成した(Fig、3  レーン6、8.1
0.11.14)。これら抗体は明らかに異なる免疫沈
降様式を与えることから、各抗体は異なるものであるこ
とがわかる。幅広く泳動する分子量82にと、拡散した
105にの2つのポリペプチドはいずれもモノクローナ
ル抗体2D6と免疫沈降反応を起こす。オートラジオグ
ラフィーをより長時間行うと分子量約116に、 72
k。
38に、 36k及び31にの5つのラベルされたポリ
ペプチドがかすかに現れる。
モノクローナル抗体7A2は102にの主要なポリペプ
チド及びかすかにラベルされた74にのポリペプチドと
反応する(Fig、3  レーン8)。
分子量的116に、 64k及び54にの3つの強力に
ラベルされたポリペプチド及び数種のかすかにラベルさ
れたポリペプチド(105に、 60k及び45k)は
いずれもモノクローナル抗体6A5H7と免疫沈降反応
を起こす。(Fig、3  レーン10)。
モノクローナル抗体9A5D12は110k及び41に
のポリペプチドと免疫沈降反応を起こす一方、抗体12
B 3 G 4は分子量約135にの単一のポリペプチ
ドを認識する(Fig、3  レーン14)。交叉沈降
実験によると認識された蛋白は抗原的に区別されており
、これらすべてのモノクローナル抗体は蛍光免疫法によ
るウィルス感染細胞との反応性の点で極めて特異的であ
った。
HHV−6特異的抗体のハイブリドーマ化作業を2度行
っているので、複数のペプチドとの沈澱がポリクローリ
ナル抗体としての性質に起因しているとは考え難く、む
しろ前駆体としての関係又は抗原決定基を共通としてい
ること及び/又は蛋白質複合体が沈澱しているためであ
る可能性が大きい。 [3H]グルコサミンでラベルさ
れた抽出物をテストすると、モノクローナル抗体は数種
の糖蛋白と免疫沈降反応しくFig。
4、レーン1〜7)未感染細胞と反応する抗体はなかっ
た(データは示さない)。抗体2D6゜13D6及び2
D4は2つの幅広く泳動する糖蛋白(gp105k及び
gp85k)と反応する(Fig 4、  レーン1.
3及び4)。さらに、これら抗体はかすかにラベルされ
た4種の糖蛋白(gpH6k、 gp38に、 gp3
6k及びgp31k)と免疫沈降反応を起こす。(Fi
g4の矢印)、それら糖蛋白は前駆体又は分断生成物で
あることを示していると考えられる。
抗体6A5G7.6A5G3及び14B3は3種の糖蛋
白(gpH6に、 gp64に、 gp54k)と免疫
沈降反応を起こす(Fig、4、  レーン2,5及び
6)。
七ツクローナル抗体7A2はgp102k及び分子量7
21105にの範囲にあるかすかにラベルされた糖蛋白
と免疫沈降反応する。抗体9A5D12及び1283 
G 4はHHV−6感染細胞由来のいかなる糖蛋白とも
反応しない。
これらの結果、HHV−6感染細胞に3種類の異なる特
異性を持つ糖蛋白か存在することを示しており、プロセ
ッシング及びこれらの蛋白合成に関する研究の進展によ
りピリオン会合の決定及びこれら抗体の中和能力が現在
進展しつつある。
HHV−6蛋白の同定、単離、生化学的、機能的特徴付
けは診断の目的及びHHV−6の合理的な生物学的分析
の基礎となる。本明細書はHHV−6感染細胞に特異的
な蛋白及び糖蛋白の同定を報告した最初のものである。
これらの蛋白のいくつかはウィルスで誘導された細胞性
蛋白質であるため、本発明者らは、前述の同定した蛋白
をHHV−6感染細胞特異的なものと称した。患者血清
の反応性は同定された蛋白のHHV−6特異性を強く示
唆するものである。
又、ウィルス染色体上の前記蛋白質をコードする遺伝子
のマツピングにより前記蛋白が実際にウィルスにコード
されているという明確な証拠が得られるであろう。HH
V−6の170X10”塩基(170kb)を持つ染色
体には少くとも70の蛋白がコードされているはずであ
り、本明細書の中で同定された蛋白質数はHHV−6に
コードされているはずのものより少ないものである。
本発明者らによるHHV−6蛋白合成速度の決定に対す
る試みは a)HHV−6の生長速度が遅いこと b)
同時に感染しないこと C)未感染細胞の複製、及び 
d)豊富なHHV−6感染を補助する能力がある単層細
胞の欠如等の理由により成功というには程遠いものであ
る。
HHV−6がどのようにしてそれ程長い間同定から逃れ
ていたかは興味のあるところであるが、それは、それは
HHV−6のリンパ趨向性、潜在性、活性化の頻度及び
使用される検出システムに関連しているかもしれない。
エイズやリンパ増殖障害の患者からのウィルスの単離は
、潜伏中のウィルスの活性化によるか、又はウィルスと
特異的な病気との関連性が明らかにされるかしたときの
どちらかの場合である。同様に、HHV−6の生体内で
の潜伏部位や活性化のための条件が研究されている。
これらの研究は本発明者らが作成したモノクローナル抗
体のような特異的プローブにより促進されるだろう。本
明細書に示されたデータはHHV−6感染細胞に特異的
な蛋白及び糖蛋白の同定を行った最初の報告であり、よ
り詳しい特徴付けは現在行われているところである。予
備的な研究では、別々に単離されたHHV−6の雑多な
性質はインビトロにおける親和性と制限酵素切断部位の
違いにも現れている(11)。これらの単離物群がHH
V−6内の異なる菌株を示すのか、HHl−1及びHH
V−2に示されるような密接に関連する異なるウィルス
に属するのかはもうすぐ決められるだろう。本発明者ら
が調製した原型株GSに対するモノクローナル抗体は、
入手できる単離ウィルスの属及び型の相違と、それら相
互の生物学的特徴の関連を調べるのに理想的な試薬であ
る。
これらのモノクローナル抗体はまた、新しくウィルスを
単離する際、インビトロにおける感染を監視するため及
び様々な病理的状態や潜伏時におけるウィルス抗原の存
在を決定するのに価値があり、これらは全てHHV−6
の完全な病理学的理解に必要なものである。
アール・シー・ガo (R,C,Ga1lo) 、デイ
−・ブイ・アブラシ(D、 V、 Ab 1ash i
)及びニス、ゼット、サラフジン(S、 Z、 Sal
 Iahuddin)がHHV−6原型株GSと患者の
血清を提供した。モノクローナル抗体のうち2D6.2
D5.2D4及び6A5G3はIgG2bに分類される
。また、モノクローナル抗体7A2と12B 3 G 
4はIgG1に分類され、モノクロ−チル抗体9A5D
12はIgG2aに分類される。
全てのハイブリドーマ細胞系はユニバーシティ オブ 
カンザス メディカル センター(Universit
y  of  Kansas  Medical  C
enter)  、 スクール オブ メディスン(S
chool of Medicine)、デパートメン
ト オブ マイクロバイオロジーモレキュラー ジュネ
ティクス アンド イムノロジー(Departmen
t of Microbiology、 Mo1ecu
lar Genetics and Immunolo
gy) 、サーティナインス アンド レインボー ブ
ルーバード(39th and Rainbow Bl
vd、 )、カンザス シティ(Kansas C1t
y) 、カンザス(Kansas )66103に預け
られている。
下記の2D6.7A2.6A5G3.9A5D12及び
1283 G 4と命名されたハイブリドーマ細胞系列
はアメリカン タイプ ティシュ−カルチ+−(Ame
rican Type Ti5sue Culture
(ATCC))12301パークローンドライブ(Pa
rklawnDrive) 0ツクビル、メリーランド
(Rockv i 11e。
Mary 1and )20852に1989年5月4
日から寄託しである。
本発明のモノクローナル抗体は、ヒトヘルペスウィルス
−6(聞■−6)の構造蛋白並びに非構造蛋白及びHH
V−6感染細胞に特異的な蛋白質を同定し、免疫学的特
徴を解明するのに宵月である。
又、当業者には周知の免疫化学的手法を用いることで、
モノクローナル抗体は、臨床標本から新規なHHV−6
を同定するのにも使用されるだけでなくヒトの組織及び
体液からHHV6抗原の存在を決定及び同定するのにも
使用できる。
蛋白質をコードしているウィルス遺伝子はラムダgt1
1表現系又はHHV−6DNA (遺伝子ライブラリー
)又はHHV−6感染細胞(CDNAライブラリー)か
らの断片を含む他の表現系のモノクローナル抗体で試験
を行うことで容易に同定できる。−度同定できればその
遺伝子の配列と発現型は決まり、それにより大量のウィ
ルス蛋白が製造できる。
その蛋白質はワクチンの製造やヒト血清の抗原力価の測
定に利用される。
これらのモノクローナル抗体は、ヒト血漿中の抗体力価
の決定のための抗原捕捉試験に利用され、又、逆にヒト
血漿の抗原力価の決定に使用するアフィニティ精製蛋白
としても使用できる。
これら抗体はインビトロにおける感染のモニターとして
も使用できる。例えばこのウィルスはバラ疹を起こすこ
とで知られている。また、慢性疲労症候群と関連がある
かも知れない。
上記及び他の使用は当業者には容易に行える。
上記実施例その他の記載は単なる例示であり、本発明は
それらに限定されるものではない。
他の実施例、使用例は当業者には容易に思いつくもので
あろう。
〔引用文献〕
1、 アブラシ、デイ−、ブイ(Ablashi、 D
、V、)、ニス、ゼット サラツブイン(S、 2.5
alahuddin)、ニス、エフ、ジョゼフス(S、
 F、 Josephs)、エフ、イマム(F、 Im
am)、ピー、ルソ(P、 Lu5so)、アール、シ
ー、ガo (R,C,Gal Io) 、シー、エル、
ハング(C,L、 Hung)、ジェイ、レンプ(J。
Lemp) 、アンド ピー、デイ−、マーカム(an
d P、D、Markham)、 1987.  ヒト
細胞中のHBLV (又はHHV−6)  ネイチャー
(ロンドン)(Nature(London))329
.207゜2、 アブラシ、デイ−、ブイ(Ablas
hi、  D、V、)、ニス、エフ、ジョゼフ(S、 
F、 Josephs)、エイ。
ブーツバインダー(A、 Buchbinder)、ケ
イ、ヘルマン(K、Hellman) 、ニス、ナカム
ラ(S、 Nakamura)、ピー、ルソ(P、Lu
5so) 、エム、カブラン(M、 Kap tan 
)、ジエイ、ダールベルグ(J。
Dahlberg) 、ニス、メモン(S、 Memo
n )。
3、 アグト、エイチ、(Agut、 H,)、デイ−
、グエタード(D、Guetqrd) 、エイチ、コラ
ンドル(H。
Cal 1andre)、シー、ダオゲット(C,Da
ngue t )、エル、モニタグニエ(L、 Mon
 tagn ier )、  ンエイ。
エム、ミクレア(J、 M、 Miclea)、エイチ
、バウマン(H,Baurmann )、アンド エイ
、ゲサイン(and A、Ge5sain) 。198
8ヒトヘルペスウィルス−6、HTLV−1及び旧V〜
2の合併感染、ランセット(Lancet)11. 7
12゜4、 パラカントラン、エフ、(Balacha
ndran、 N、)、デイ−、バーニッシュ(D、H
arnish) 、ダブリュー、イー、ロールズ(W、
E、Rawls) 、アンドニス、バシェッティ(an
d S、 Bacchetti)。
1982、モノクローナル抗体により決定され単純ヘル
ペスウィルス タイプ2の糖蛋白。シェイ、パイロル(
JJirol、)  44:344−355゜5、 パ
ラカントラン、エフ、(Balachandran、 
N、)、アンド エル、エム、フットーフレッチャ−(
Hutt−Fletcher)1985.  単純ヘル
ペスウィルス タイプ2の糖蛋白1gGの合成及びプロ
セッシング、ジェイ、パイロル(J、 Virol、 
)54 : 825−832゜ 6、 パラカントラン、エフ、(Balachandr
an、 N、)、デイ−、イー、オーバ(D、E、0b
a) 、アンドエル、エム、フットフレッチャ−(an
d L、M。
Hutt−Fletcher)1987.単純ヘルペス
ウィルスタイプl及びタイプ2、ニブシュタインパール
(EB)ウィルス及びサイドメガロスウィルスの間の抗
原交叉反応、ジェイ、パイロル(J、Virol、) 
 61:1125−1135゜7、 パラカントラン、
エフ、(Balachandran、 N、)、ジェイ
、ピタリ(J、Pittqri) 、アンド エル。
エム、フットーフレッチ−?−(and L、M、 H
uttFletcher)、 1986.  ニブシュ
タイン−バール(EB)ウィルスにより誘導される初期
膜蛋白のモノクローナル抗体による検出、ジェイ、パイ
ロル(J、Virol、)  60:369−3758
、 ビベルフェルド、ピー(Biberfeld、 P
、)、ビー、クラマルスキー(B、Kramarsky
) 、ニス。
セット、サララブイン(S、 Z、 5alahudd
in)、アンド アール、シー、ガo (and Ro
C,Ga1lo)1987 1.1ンパ増殖症患者から
単離された新しいB−リンパ球栄養性DNAウィルス(
HBLV)の超構造特性、ジエイ、ナト、カン、インス
ト(J、 Nat、 Can、 In5t、 ) 79
:933−9419、 ダウニング、アール、シー(D
owning、 R,C,)、エフ、スウェンカムボ(
N、Swean Kambo) 、デイ−、セルワダ(
D、 Serwadda)、アール、ホネス(R,Ho
ness )、デイ−、クララフォード(D、Craw
ford)、アール、ジャレット(R,ジャレット)、
アンド ビー、グリフイン(and B、Griffi
n)、  1987.  ウガンダ由来のヒトリンパ栄
養性ヘルペスウィルスの単離、ランセット(Lance
t ) II 、 390゜10、ジョゼフ、ニス、エ
フ、(Josephs、  S、F、)、ニス、ゼット
、サララブイン(S、 Z、 5alahudd in
)、デイ−、ブイ、アブラン(D、 V、 Ablas
hi)、エフ、シャヒタ−(F、5chachter)
 、y−フ、ワンゲスドール(F、 Wang−sta
al )、アンド アール、シー、ガo(and R,
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ィルスの染色体分析。サイエンス(Science) 
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、エフ、(Josephs、 S、F、)、デイ−、ブ
イ、アブラン(D、V、 Ablashi)、ニス、セ
ット、サララブイン(S、 Z、 5alahuddi
n)、ビー、クラマルスキー(B−Kramarsky
) 、アール、ビー、フレンザ(R,B、 Frenz
a)、ビー、ペレット(P、Pe1let)、エイ、ブ
ーツバインダー(A、 Buchbinder)、ニス
、メモン(S、 Memon )、エフ、ウォングース
トール、(F、 Wong−stall)、アンド ア
ール、シー、ガo (and R,C,Ga1lo)H
HV−6の分子的研究、  ジェイ、ビロロジカルメソ
ッズ(J、Virological Methods)
21:179−190 12、  ロペツ、シー、ビー(Lopez、 C,P
、) 、ジェイ、ペレット(J、Pe1lett) 、
シー、ステワード(C,Stewart) 、シー、ゴ
ールドスミス(C。
Goldsmith)、ケイ、サンデルリン(K、 5
anderlin)、ジェイ、ブラック(J、Blac
k) 、デイ−ワーフイールド(D、Warfield
)、アンド ピーフェオリノ(and P、Feori
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イ、インフェクト、ディス(J、 Infect、 D
is、 )  157  :1271−1273゜13
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、p、 497526イ2 ビー、エフ、フィールズ 
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et al、(ed))、ピロロジー(Virolog
y)  ラーベンプレ人ニューヨーク(Raven P
ress、 New York)。
14、  サラフディン、ニス、セット(Salahu
ddin。
S、2.)、デイ−、ブ仁アブラシ(D、 V、 Ab
 1ashi)、ビー、デイ−、マーカム(P、 D、
 Markham)、ニス、エフ、ジョセフ(S、 F
、 Josephs)、ニス。
シュツルゼネガー(S、 Sturzenegger)
、エム。
カブラン(M、 Kap l an )、ジー、ハリガ
ン(G、 Halligan)、ビー、ビバーフェルド
(P、 Biberfeld)、エフ、ウォングストー
ル(F、 Wong−staal)、ビクラマルスキ−
(B、Kramarsky) 、アンドアール、シー、
ガ0(and R,C,Ga1lo) 1986リンパ
球栄養障害患者中の新しいウィルスHBLVの単離 サ
イエンス(Science) 234 596−601
゜ 15.テダー、アール、ニス、(Tedder、 R,
S、)、エム、ブリックス(M、 Br 1gg5 )
、シー、エイチ。
カメロン(C,H,Cameron) 、アール、ホネ
ス(R。
Honess) 、デイ−、ロノく一トラン(D、 R
obertson)アンド エイチ、ホワイトル(a口
dH,Whittle)、  1987新規なリンノ(
球栄養性ヘルペスウィルス。
ランセット(Lancet)  ii :390−39
2゜16、ヤマニシ、ケイ、 (Yamanishi、
 k、 )、テイーオクノ(T、 0kuno)、ケイ
、シラキ(K、 5hiraki)、エム、タカハシ(
M、Takahashi) 、ティー、コンドウ(T、
Kondo) 、ワイ、アサノ(Y、 Asano)ア
ンド ティー、クラツ(and T、Kurata)。
1988  発疹の原因物質としてのヒトヘルペスウィ
ルス−6の同定 ランセット(Lancet)  i :1065−10
67表I  HHV−6i染細胞に特異的な蛋白質* 
第1図−第4図のHHV’−6感染細胞特異的蛋白# 
患者血漿により免疫沈降反応をしたものは括弧で囲っで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はHHV−6感染細胞に特異的な蛋白質の5DS
−PAGE分析を示す。未感染H8B−2細胞とHHV
−6感染細胞(感染6日後)は[”S]メチオニンで2
0時鼎ラベルされたもの(レーン1.2及び5〜10)
又は[3H]グルコサミンで20時間ラベルされたもの
がある。 全細胞及び免疫沈降蛋白の5DS−PAGE分析は9%
アクリルアミドとN、N’  −ジアリルタルタラジア
ミドの架橋物で行われた。標準分子量のマーカーは平行
なレーンに含まれている。レーン1.2はHHV−6感
染細胞及び未感染細胞を[35S]メチオニンでラベル
したもの;レーン3及びレーン4は未感染及びHHV6
感染細胞を[3H]グルコサミンでラベルしたもの、レ
ーン5及びレーン6は免疫前血清と未感染及びHHV−
6感染細胞との免疫沈降物・レーン7及びレーン8はウ
サギの未除去抗HHV−6抗体と未感染及びHHV−6
感染細胞との免疫沈降物。 レーン9及び10は除去ウサキ抗HHV−6抗体と未感
染及び感染細胞との免疫沈降物。 矢印と数字はHHV−6感染細胞に特異的な蛋白質とし
て同定された蛋白及び糖蛋白の概略分子量を示す。 第2図はヒト血清によるHHV−6感染細胞に特異的な
蛋白質の同定を示す。未感染細胞とHHV−6感染細胞
は[3SS]メチオニン又は[3H]クルコサミンでラ
ベルされた。 [3sS3メチオニンでラベルされた未
感染及び感染細胞と患者血清(N620)との反応性は
レーン1及び2で示され、[3H]グルコサミンでラベ
ルされた未感染及び感染細胞と患者血清との反応はレー
ン3及び4に示される。未感染細胞及びHHV−6感染
細胞の全細胞抽出物のウェスタンプロットと患者血清と
の反応性はレーン5及びレーン6に示される。レーン7
〜10は[35S]メチオニンでラベルされたHHV−
6感染細胞と他のヒトヘルペスウィルスに対し高い力価
を持つ各患者抗体との反応を示す。レーン7及び8は未
感染及び感染細胞のNB血清、レーン9〜11はHHV
−6感染細胞のLHF、LR及びJJ血清矢印はHHV
−6感染細胞に特異的蛋白質の概略分子量を示す。 第3図はモノクローナル抗体によるHHV−6感染細胞
特異的蛋白質の同定を示す。免疫沈降反応は[”S]メ
チオニンでラベルされたHHV−6感染H8B−2細胞
と未感染細胞を用いてなされた。 レーン1及び2は未感染及び感染細胞の正常マウス血清
、レーン3及びレーン4は未感染及び感染細胞の免疫マ
ウス血清を示す。 矢印はHHV−6感染細胞に特異的な細胞を示す。モノ
クローナル抗体と未感染(レーン5゜7、9.12及び
13)及びHHV−6感染(レーン6゜8、10.11
及び14)細胞との反応性も夫々示され第4図モノクロ
ーナル抗体によるHHV−6感染細胞に特異的な糖蛋白
の同定。[3H]グルコサミンでラベルされたHHV−
6感染細胞と各モノクローナル抗体との反応は以下に示
す5:Mab  6A5G3.  レーン6:14B3
゜レーン7:Mab  7A2゜ 矢印はMabs  2D6.13D6及び2D4で免疫
沈降反応するかすかにラベルされた付随的糖蛋白(gp
H6に、 gp38に、 gp36に、 gp31k)
を示す。 −ン13及び14゜ 図面の浄書(内容に変更なし) 一− 1〜 g13105Th gpaz> 1、事件の表示 平成2年特許願第118519号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、HHV−6感染細胞、HHV−6蛋白若しくはポリ
    ペプチド、又はHHV−6糖蛋白に特異的なモノクロー
    ナル抗体の産生能を有するハイブリドーマ系細胞。 2、分子量約82000、105000、116000
    、72000、38000、36000、及び3100
    0の糖蛋白群から選択された、HHV−6感染細胞のグ
    リコシル化されたポリペプチドに特異的なモノクローナ
    ル抗体産生能を有するハイブリドーマ系細胞。 3、産生される前記モノクローナル抗体が2D6、13
    D6及び2D4である請求項2記載のハイブリドーマ系
    細胞。 4、分子量102000及び74000のHHV−6感
    染細胞のポリペプチドと、分子量72000及び105
    000のHHV−6糖蛋白の全てに特異性を有するモノ
    クローナル抗体産生能を有するハイブリドーマ系細胞。 5、産生される前記モノクローナル抗体が7A2である
    請求項4記載のハイブリドーマ系細胞。 6、分子量116000、64000、54000、1
    05000、60000及び45000のグループから
    選択されたHHV−6感染細胞のポリペプチド及び分子
    量116000、64000、54000の3種のHH
    V−6の糖蛋白に特異的なモノクローナル抗体産生能を
    有するハイブリドーマ系細胞。 7、産生される前記モノクローナル抗体が6A5H7及
    び6A5G3である請求項6記載のハイブリドーマ系細
    胞。 8、分子量110000及び41000のHHV−6感
    染細胞のポリペプチドに特異的なモノクローナル抗体産
    生能を有するハイブリドーマ系細胞。 9、産生される前記モノクローナル抗体が9A5D12
    である請求項8記載のハイブリドーマ系細胞。 10、分子量が135000のHHV−6感染細胞のポ
    リペプチドに特異的なモノクローナル抗体産生能を有す
    るハイブリドーマ系細胞。 11、産生される前記モノクローナル抗体が12B3G
    4である請求項10記載のハイブリドーマ系細胞。 12、HHV−6感染細胞、HHV−6蛋白若しくはポ
    リペプチド、又はHHV−6糖蛋白との反応性を有する
    モノクローナル抗体。 13、前記モノクローナル抗体が2D6、7A2、6A
    5G3、6A5H7、9A5D12、13B3G4、1
    3D6又は2D4の中から選択される請求項12記載の
    モノクローナル抗体。 14、2D6、7A2、6A5G3、6A5H7、9A
    5D12、13B3G4、13D6又は2D4から成る
    グループから選択された物質を含む蛋白又はHHV−6
    感染細胞に特異的なモノクローナル抗体。 15、前記モノクローナル抗体が分子量31000〜1
    35000の範囲から選択されたHHV−6感染細胞の
    蛋白に特異的である請求項14記載のモノクローナル抗
    体。 16、前記モノクローナル抗体が分子量116000、
    110000、105000、102000、8200
    0、74000、72000、64000、60000
    、54000、45000、41000、38000、
    36000及び31000のグループから選択されたH
    HV−6感染細胞蛋白に特異的である請求項14記載の
    モノクローナル抗体。
JP2118519A 1989-05-04 1990-05-07 ハイブリドーマ系細胞とその細胞により産生されるモノクローナル抗体 Pending JPH0475583A (ja)

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PT524421E (pt) * 1991-07-08 2003-08-29 Dade Behring Marburg Gmbh Herpesvirus humano tipo 6 proteina p 100, sequencias de adn correspondentes, preparacao e utilizacao
AU4795993A (en) * 1992-07-31 1994-03-03 United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services Compositions and methods for detecting human herpesvirus 6 strain z29

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