JPH0475348A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0475348A
JPH0475348A JP19166390A JP19166390A JPH0475348A JP H0475348 A JPH0475348 A JP H0475348A JP 19166390 A JP19166390 A JP 19166390A JP 19166390 A JP19166390 A JP 19166390A JP H0475348 A JPH0475348 A JP H0475348A
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JP
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JP19166390A
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Atsushi Maeda
敦 前田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は半導体装置、及びその製造方法に関し、とく
にバイポーラトランジスタの構造、及びその製造方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば集積回路応用ハンドブック(菅野卓雄編
、朝倉書店)に示されたバイポーラ素子の構造を示す断
面図である。なお、第3図はnpIJバイポーラトラン
ジスタについて示されている。
図において、P型シリコン基板(101)の表面に高濃
度N型埋込層(102)が選択的に配置され、上記P型
シリコン基板(101)及び高濃度N型埋込層(102
)の表面にN型シリコンエピタキシャル(103)が配
置されている。このN型シリコンエピタキシャルjii
(103)には高濃度のP型分離拡散i (104)が
配置されて素子が島状に分散されている。上記の島状に
分離されたN型シリコンエピタキシャル層(103)の
表面の一部分にベース領域である高濃度P型拡散層(1
05)が配置され、上記高濃度P型拡散層(105)の
表面の一部分にエミッタ領域である高濃度N型拡散層(
106b)が配置されている。また、上記島状に分離さ
れた素子のN型シリコンエピタキシャル層(103)の
表面の一部分に高濃度N型拡散層(107)が配置され
ている。上記の高濃度N型埋込層(102) 、N型シ
リコンエピタキシャル層(103)、及び高濃度N型拡
散層(107)とを併せて、コレクタ領域(111)が
構成されている。素子の表面には絶縁膜(iog)が配
置されている。上記絶縁膜(108)は上記高濃度P型
拡散@ (105)の一部分と、高濃度N型拡散層(1
06b)及びコレクタ領域(111)を構成する上記の
高濃度N型拡散層(10?)の表面で開孔されており、
この間孔部(109)に配線用電極(110)が配置さ
れている。
次に、第3図に示した従来のバイポーラトランジスタの
製造方法を以下、説明する。図においてP型シリコン基
板(101)の表面に選択的に高濃度N型埋込層(10
2)を形成し、続いて上記のP型シリコン基板(101
)、及び高濃度N型埋込層(1021の表面上にN型エ
ピタキシャルシリコン層(103)を形成する。このN
型シリコンエピタキシャル層(103)内にP型分離拡
散@ (104)を形成し、素子分離を行なう。
この後、上記N型シリコンエピタキシャル層(103)
の表面にベース領域としての高濃度P型拡散層(105
)を形成し、さらに上記のN型シリコンエピタキシャル
層(103)の表面に絶縁膜(1011りを形成する。
次に高濃度P型拡散H(105)の一部分でエミッタ領
域としての上記高濃度P型拡散層(105)の一部分、
及びベース領域としての上記高濃度P型拡散層(105
)の一部分において上記の絶縁膜(108)をエツチン
グによって除去し開孔する。さらに上記のエミッタ領域
としての絶縁N (108)の物を導入し、高濃度N型
拡散層(106b)を形成する。
この後、上記の各開孔部(109)に配線用電極(11
0)を形成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のバイポーラ半導体装置は以上のように構成されて
おり、ベースは高濃度P型拡散層、エミッタは高濃度N
型拡散層で構成されており、ベース・エミッタ接合部分
は高濃度の不純物領域が接触している。一般に、PN接
合の空乏領域における最大電界Eatχは、 〃と:素電荷 E si:比誘電率、EO:真空の誘電率NAニアクセ
ブター濃度 ND: ドナー濃度 φ :内部電位、■=外部電位 で表わせる。高am化による素子の微細化にともなって
、エミッタ拡散層の接合深さを浅くする必要があるため
、エミッタ・ベース接合部にかかる実効的な電位(φ−
■)は大きくなり、最大電界E waxも大きくなる。
このため、エミッタ・ベース接合が逆バイアスとなるバ
イアス条件の時に高電界により発生したホットキャリア
が、素子表面近傍のエミッタ・ベース接合部分に注入捕
獲され電流増幅率が劣化する。とくにPN接合近傍で高
不純物濃度であると、上式により最大電界が大きくなる
ため、その結果素子の微細化が難しいという問題があっ
た。本発明は以上のような問題点を解消するためになさ
れたものであり、第1の発明の目的は低濃度不純物領域
と、この低濃度不純物領域に隣接する高濃度不純物領域
とで構成されるエミッタを持つ半導体装置を提供するこ
とであり、第2の発明の目的は、上記のような半導体装
置の製造方法を提供する乙とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明に係る半導体装置ζ実弟1導電型の半導体基
板と、上記半導体基板上に形成された第2導電型のベー
ス領域と、上記ベース領域の表面に形成され高濃度の第
1導電型不純物領域と、上記高濃度不純物領域に接する
低濃度の第1導電型不純物領域とからなるエミッタ領域
とを備えた構成としたものである。
第2の発明に係る半導体装置の製造方法は、第1導電型
の半導体基板上に、選択的に素子間分離領域を形成する
工程と、ベース領域となるべき上記第1導電型の一部分
に第2導電型の不純物を導入する工程と、熱処理により
上記第2導電型の不純物を活性化するとともに、第2導
電型のベース領域を形成する工程と、全面に酸化膜を堆
積した後エミッタとなる部分を開孔する工程と、第1導
電型の多結晶シリコン膜を堆積する工程と、上記多結晶
シリコン膜を異方性エツチングして上記エミッタ開孔部
の側壁に多結晶シリコン膜を残存させる工程と、上記エ
ミッタ開孔部に第1導電型の不純物を高ドーズ量でイオ
ン注入する工程と、熱処理により上記イオン注入層を活
性化するとともに上記エミッタ側壁部の多結晶シリコン
膜から第1導電型の不純物を前記のベース領域へ拡散さ
せる工程とを備えたものである。
〔作用〕
第1の発明における半導体装置は、エミッタを低濃度不
純物領域とこの低濃度不純物領域に接する高濃度不純物
領域とで構成しているので、基板表面近傍のベース・エ
ミッタ接合部分での強電界を緩和することができ、強電
界によって引き起されるホットキャリア発生に伴う特性
の変動を解消できる。
また第2の発明における半導体装置の製造方法は、エミ
ッタ開孔部側壁に選択的に残存させた多結晶シリコン膜
を利用してエミッタの低不純物濃度層を制細性よく形成
することができる。
〔実施例〕
以下この発明を図面によって説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す断面図である。この
実施例はNPNバイポーラトランジスタについて示して
いる。また第2A図ないし第2H7図は、本発明の製造
方法について、その工程の順に示した断面構造図である
。以下、これらの図について説明する。
第1図において、(1)はN型シリコンエピタキシャル
層のコレクタ領域、【2)はP型ベース領域、(3)は
シリコン酸化膜、(4)はN型多結晶シリコン膜であり
、(5b)はN型多結晶シリコン膜(4)からのN型不
純物の拡散により形成されたN−拡散層であり、(5a
)ばN2拡散層である。上記、N+拡散層(5a)とN
−拡散層(5b)とを合わせてエミッタ領域(5)を構
成している。また(6)はN+拡散層であり、(7)は
配線用のAl電極である。
m2A図は、N型シリコンエピタキシャル層(1)を形
成した状態を示している。乙の時点では、第3図の従来
例で示した、埋込み層(102)、分離拡散層(104
)はすでに形成されているものとし、それに相当するも
のは図示してない。次に第2B図に示すように、フォト
レジスト(8)をマスクとして、ベースとなるべき領域
に、P型の不純物、例えばボロン(B+)をイオン注入
する。次いで熱処理を行ない第2C図に示すようにベー
スJ! (21を形成し、続いて全面にシリコン酸化膜
(3)を、例えばCVD法により形成する。次に第2D
図に示すようにエミッタとなるべき部分の上記シリコン
酸化膜(3)を異方性エツチングにより開孔する。次に
第2E図に示すように全面にN型(例えばリンドープ)
の多結晶シリコン膜(4a)をCVD法により堆積させ
る。次に上記の多結晶シリコン膜(4a)を異方性エツ
チングして、第2F図に示したようにエミッタ開孔部の
側壁に多結晶シリコン膜(4)を残存させる。
続いて、例えば砒素(As”)等のN型不純物の高ドー
ズ量のイオン注入を行なう。続いて、熱処理を行ない前
記のAs+のイオン注入層を活性化して、N1拡散層(
5a)が形成されるとともに、エミッタ開孔部側壁のN
型多結晶シリコン膜(4)からN型不純物が拡散し、N
−拡散層(5b)が形成され、第2G図に示したような
構造が得られる。この後、第2H図に示したように、ベ
ース、あるいはコレクタ部分にも開孔し、イオン注入、
さらに配線用のAl電極を形成する。
このように本実施例によれば、素子表面近傍でP型ベー
ス層(2)に接するエミツタ層をN−型低濃度不純物層
(5b)で構成している。このためベース・エミッタ接
合部分における高電界を緩和することができる。またバ
イポーラトランジスタの動作は、エミツタ層としてのN
“拡散層(5a)で決まるため、トランジスタ特性は従
来例と大きく変わることはない。
なお、上記説明では、NPNバイポーラ半導体装置につ
いて説明したが、PNPバイポーラ半導体装置の場合に
おいても同様の効果が期待できる。
〔発明の効果〕
以上のように、第1の発明によれば高濃度の第1導電型
不純物領域と、これに接する低濃度の第1導電型不純物
領域とからなるエミッタ領域とを備えた構成であるので
バイポーラトランジスタの性能の低下を招くことなく、
ベース・エミッタ接合部における電界集中による悪影響
を緩和することができる。
さらに第2の発明によれば、エミッタとしての低濃度拡
散層を、自己整合的に形成した多結晶シリコン膜からの
熱拡散によ抄形成するようにしたので、容易に、第1の
発明の半導体装置を得ることができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明による半導体装置の一実施例の断面
構造図、第2図は第2の発明による半導体装置の一実施
例の製造工程の説明図、第3図は従来技術による半導体
装置の断面構造図である。 図において、(l)はN型シリコンエピタキシャル層の
コレクク領域、(2)はP型ベース領域、(4)はN型
多結晶シリコン膜、(5)はN型エミツタ層である。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型の半導体基板と、上記半導体基板上に
    形成された第2導電型のベース領域と、上記ベース領域
    の表面に形成され高濃度の第1導電型不純物領域と、上
    記高濃度不純物領域に接する低濃度の第1導電型不純物
    領域とからなるエミッタ領域とを備えたことを特徴とす
    る半導体装置。
  2. (2)第1導電型の半導体基板上に、選択的に素子間分
    離領域を形成する工程と、ベース領域となるべき前記第
    1導電型基板の一部分に第2導電型の不純物を導入する
    工程と、熱処理により上記第2導電型の不純物を活性化
    するとともに、第2導電型のベース領域を形成する工程
    と、全面に酸化膜を堆積した後エミッタとなる部分を開
    孔する工程と、第1導電型の多結晶シリコン膜を堆積す
    る工程と、上記多結晶シリコン膜を異方性エッチングし
    て上記エミッタ開孔部の側壁に多結晶シリコン膜を残存
    させる工程と、上記エミッタ開孔部に第1導電型の不純
    物を高ドーズ量でイオン注入する工程と、熱処理により
    上記イオン注入層を活性化するとともに上記エミッタ側
    壁部の多結晶シリコン膜から第1導電型の不純物を前記
    のベース領域へ拡散させる工程とを備えたことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155072A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 駆動装置、及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007155072A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 駆動装置、及び画像形成装置

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