JPH0474473B2 - - Google Patents

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JPH0474473B2
JPH0474473B2 JP63186652A JP18665288A JPH0474473B2 JP H0474473 B2 JPH0474473 B2 JP H0474473B2 JP 63186652 A JP63186652 A JP 63186652A JP 18665288 A JP18665288 A JP 18665288A JP H0474473 B2 JPH0474473 B2 JP H0474473B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は布帛上に高品位、高精度の図柄をスク
リーン捺染により付与する方法に関する。さらに
詳しくは、従来から広く採用されている手捺染な
いし自動スクリーン捺染等に利用されてきたスク
リーン型のメツシユを高密度化し、図柄の高品位
および高精度化を促進すると同時に、生産性およ
び作業環境を著しく改善して安定した製品を得る
ためのスクリーン捺染方法に関するものである。
[従来の技術] スクリーン捺染により得られる図柄の品位およ
び精度の改善に関しては多くの技術が研究開発さ
れ現行の水準に到達したことは周知の通りであ
る。それらの主要技術を要約すると次の5分野で
の対策が骨子になつている。すなわち、(1)スクリ
ーン型の精度の向上がある。絹繊維でスタートし
たスクリーン紗は均斉度、安定性および強度等か
らポリアミド繊維を経てポリエステル繊維に代わ
り、オプニングないしオプニングエリアを配慮し
てマルチないしモノフイラメントの糸使いの組み
合わせ、製織および加工条件ないしは製版条件等
が改良され、さらに図柄に応じた適正メツシユが
適宜選択されて組み合わせ使用されてきた。例え
ば地型よりも糸目は2割程度高メツシユの紗が用
いられ、実際には手捺染では100メツシユ前後と
120メツシユ前後の組み合わせが、自動スクリー
ン捺染では140×160メツシユと180〜200メツシユ
の組み合わせが推奨されている等はその一例であ
る。(2)スケージイング条件、例えばスケージ断面
形状、硬度、角度、圧および速度の調整が重要で
ある。用いる色糊のレオロジカル挙動に応じたス
ケージ条件の調整によりかなりの精度の向上が確
認されている。また実際に個人差により印捺条件
の大きく変動する手捺染では半自動的スキージン
グ治具ないしロボツトの採用等が具体化されてい
る。(3)適用する色糊の流動挙動の微調整が望まれ
ている。染料および固着条件ないしは防抜染等の
捺染方式によつて規制される色糊の主要組成に対
して、例えば微量の添加によりその流動性を著し
く改善する薬剤等の併用による品位、精度の改善
が現業的に定着している。また印捺未乾燥状態の
色糊に重色する次の色糊との境界の絵際の先鋭化
を強調する目的から両者の色糊主要成分を相互に
相容性のない組み合わせを選択使用する等の対応
が知られている。(4)一般に印捺色糊の乾燥の促進
対策が広く利用されている。印捺色糊の乾燥速度
は速ければ速いほど絵際の鮮明性が向上する傾向
が確認でき、乾燥の相対的に速い色糊組成が賞用
されるケースも多い。また熱台ないしは熱風吹き
付け等の強制乾燥方式が採用されるのがスクリー
ン捺染の標準動作になつていることも公知の事実
である。(5)被捺染布帛の準備調整を高度化する傾
向が強化されている。かつては無視されてきた捺
染下の布帛の準備工程を重視して、印捺後の布帛
の形態変化を最小に抑制する等被捺染布帛の品質
管理が徹底されてきた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような技術対策により高水準の捺染品が
生産されているのにかかわらず消費者ニーズの高
度化とともに、精度の高いより繊細な図柄の捺染
が高級化の進んだ布帛を対象に求められてきた。
特にプリント配線基盤における印捺技術に呼応し
て進展の著しい高メツシユスクリーン型を捺染分
野に応用する要望が高まつてきた。しかしなが
ら、現行の捺染技術水準で採用できるスクリーン
型は最高200メツシユまでで、特に高品位捺染を
志向するスケージ圧の相対的に低い手捺染の場合
はその密度もより低い範囲が実用に供されている
に過ぎないことは前記の通りである。したがつ
て、手動ないし自動スクリーン捺染のいずれにお
いても200メツシユ以上の高密度のスクリーン型
を用い高品位、高精度捺染を遂行することが所望
されながら、次のような基本的な問題点のあるこ
とが指摘され実用化が妨げられているのが現状で
ある。(1)色糊の高メツシユスクリーン紗の透過を
容易にし、印捺量を確保するためには該色糊の粘
性を著しく低下させることが必要になる。したが
つて、従来の色糊組成成分のみでは調整できない
範囲の改修が要求されることが多く、印刷インキ
に類似したO/WないしW/O型エマルジヨン系
の移行せざるを得ず、作業環境の浄化および環境
保全の強化の視点からは逆行する嫌いがある。(2)
いずれにしても、低粘度色糊を使用するために印
捺色糊の絵際を鮮明化し、精度の高い図柄を構成
する目的から布帛上での色糊の広がりを抑制する
ことが課せられ、布帛上の印捺色糊の乾燥を促進
する強制乾燥方式の採用が必要になる。一般に印
捺布帛の乾燥には熱風および発熱台方式が知られ
ているが、いずれも印捺色糊の乾燥に有効である
反面、印捺作業中のスクリーン型上の色糊の加熱
を抑制することは極めて困難であり、特にスクリ
ーン紗の目詰まりを防止することは高メツシユに
なるほど難しくなる。(3)なお強制乾燥方式を導入
せず多色で構成される図柄を布帛上に付与するた
めには印捺色糊の自然乾燥を待つて次の色糊の印
捺が求められ、色数に応じた色糊の印捺作業時間
が著しく増大する致命的な問題点が提起されるこ
とになる。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は上記問題点を解決すべく鋭意研究
を重ねた結果、高メツシユスクリーン型と熱可逆
高分子化合物の比較的低温領域におけるシヤープ
な相転移温度における熱ゲル化現象に基づく増粘
機構を組み合わせ利用することに着目し本発明に
到達したものである。
もともと熱可逆高分子としてメチルセルローズ
およびヒドロキシプロピルメチルセルローズ等の
繊維素誘導体のほかポリ酢酸ビニル部分鹸化物等
が知られているが、これらの相転移温度が50℃な
いし85℃の範囲で比較的高温領域であると同時に
熱ゲル化を顕示する温度が必ずしも先鋭化されて
いない。これらの高分子化合物から誘導される熱
可逆高分子に対して、単量体から重合生成される
ポリビニルメチルエーテルおよびポリアクリルア
ミド誘導体は相転移温度が極めて鋭敏に規制でき
る上、その転移温度も40℃以下に調整できる特性
を内臓している。
本発明に利用できる熱可逆高分子として上記ポ
リビニルメチルエーテルの他、N−イソプロピル
アクリルアミドないしN−イソプロピルメタアク
リルアミドの重合体、または両者からなる共重合
体、N−n−プロピルアクリルアミド、N,N−
ジエチルアクリルアミド、ピロリジル基またはピ
ペリジル基を有するアクリルアミド、テトラヒド
ロフルフリルアクリルアミド等の重合体であるポ
リアクリルアミド誘導体が挙げられる。これらの
重合体はその流動挙動を改修するため必ずしも直
鎖状構造のみに限定するものではなく分枝構造な
いし一部架橋構造を導入しても差しつかえない。
また、これらの重合体を捺染用元糊として使用す
るに当り、単独もしくは配合して色糊の印捺適性
を改良することは可能であり、重量比で50%以下
の天然糊剤を配合利用することもできる。ただ
し、一般的に着色材料ないし第三成分の添加によ
り相転移温度が変動するので、該色糊相転移温度
は事前に調査し、適正温度範囲に被捺染布帛面上
の温度を調整することが必要であり、色糊調液時
にペースト温度は併用する熱可逆高分子化合物の
相転移温度以下に保持することが必要である。な
お、所要成分の配合により色糊の安定性に難点の
発生するもの、ないし所望の相転移温度の調整の
困難な組み合わせに関しては被捺染布帛上に該熱
可逆高分子を付与し、高メツシユスクリーン型を
使用して標準組成の低粘度色糊で印捺する方法を
採用することができる。
本発明は高メツシユスクリーン型を用いるスク
リーン印捺系において被捺染布帛上ないしは色糊
のいずれか一方ないしは双方に上記熱可逆高分子
化合物を共存させ相転移温度以上における熱ゲル
化による着色成分のにじみを抑制することにより
高品位、高精度の捺染を遂行するものであり、常
法で準備工程を経た被捺染布帛ないしは該布帛に
上記熱可逆高分子化合物水溶液をパツド、ドライ
するか、捺染面に該水溶液をコーテイング、乾燥
した被捺染布帛と、常法に準じて調整した色糊お
よび上記熱可逆高分子化合物水溶液を元糊とした
色糊を組み合わせ使用するものであつて、これら
の中から通常に調整された色糊は熱可逆高分子化
合物前処理布帛に対して、熱可逆高分子化合物含
有色糊は未処理および前処理布帛のいずれに対し
ても優れた効果が確認できるということである。
これらの一方ないしは双方の組み合わせで設定し
た捺染系に高メツシユスクリーン型を用い、該熱
可逆高分子の相転移温度以上に保持した布帛上に
常法に準じて印捺、乾燥、固着および後処理する
場合、それに使用する調整色糊の粘度は従来の捺
染系で標準化されている例えば手捺染の10000〜
15000cps、フラツト型自動スクリーン捺染の4000
〜7000cps、ロータリー型自動スクリーン印捺
2000〜4000cpsに規制されることはない。何故な
らば、図柄の絵際の先鋭性を強調するために求め
られた従来の捺染系における色糊の粘性は、熱可
逆高分子化合物の存在下では相転移温度における
熱ゲル化による増粘現象により容易に置き換える
ことができるからである。
したがつて、一般の作業環境として著しい支障
をもたらさない例えば40℃以下の指定温度に該当
する相転移温度を所要する熱可逆高分子化合物を
含有する被捺染布帛を所定温度に保持するなら
ば、該相転移温度以下に維持される色糊の粘性は
スクリーン型の透過性のみを優先することで十分
であり、必ずしも色糊中に熱可逆高分子化合物の
共存することが必須条件とはならない。また逆に
被捺染布帛上に熱可逆高分子の存在しない場合は
色糊中に熱可逆高分子を共存させておくことが必
要条件であることはいうまでもない。もちろん、
被捺染布帛および色糊の双方に熱可逆高分子を共
存させることにより同一効果が得られる。特に、
手捺染の場合の労働安全衛生的視点から望まれる
被捺染布帛20℃〜25℃での印捺作業も、色糊温度
を20℃以下に空冷保持することにより印捺作業と
高品位、高精度の図柄の付与を容易に遂行できる
メリツトが得られる。もちろん、低温における低
粘度色糊の印捺作業のためスクリーン型の目詰ま
りは解消され、ウエツト オン ウエツトによる
重色域のにじみが大幅に改善され、もつとも生産
性の難点が指摘されてきた印捺工程の合理化に大
きく寄与することが確認された。該印捺工程後、
常法に準じて乾燥、固着処理および後処理を行な
うことは従来通りである。
[実施例] 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。
実施例 1 常法で精練、漂白して準備した絹経朱子を30℃
に調整した熱台上に地張りし、T−NO 350T
(NBC工業(株)製、ポリエステルモノフイラメント
線径35μ使い、350メツシユ/2.54cm、厚さ66μ、
オプニング38μ、オプニングエリア27%)を用い
て通常に製版したスクリーン型により、Polar
Brown RXL(CGY)5重量%、ハイプリンター
QC−Iスペシヤル((株)中央技研製、流動性改質
剤)1重量%およびハイプリンターQC−S((株)中
央技研製、保湿剤)2重量%を含有する次の3種
の色糊を印捺して乾燥し、100℃で30分間蒸熱し、
後処理して仕上げ、その捺染適性を比較した。3
種の元糊組成は、高粘度アルギン酸ソーダ3重量
%水溶液、70部使用(A糊と呼称する。見掛け粘
度8000cps)、同20部使用(B糊、1100cps)およ
び分子量約300000のN−イソプロピルアクリルア
ミド重合体20重量%水溶液、50部使用(C糊、
1100cps)して調整して用いた。
A糊は印捺が困難で図柄の構成は不能である。
一部色糊の透過部分もかすれが大きい。また、目
詰まりも著しく、実用には供し得ない。B糊はス
クリーン透過は良好であるが、印捺色糊のにじみ
が大きく、図柄の輪郭は全く不明瞭である。熱台
の温度を上昇するとにじみを抑制する傾向は確認
できるが、目詰まりの発生が頻発して実用化は不
可能である。これに対してC糊のスクリーン透過
率は極めて高く、繊維上での熱ゲル化に対応した
増粘効果により先鋭な図柄を構成し、優れた品位
と精度の捺染を得ることができる。もちろん、C
糊の場合、熱台温度を上昇するか熱風等の強制乾
燥を適用すると逆に色糊の透過率が低下し、目詰
まりが発生する。
同様の挙動はT−NO250HD(ポリエステルモ
ノフイラメント20デニール使い、250メツシユ、
厚さ80μ、オプニング57μ、オプニングエリア31
%)から製版されたスクリーン型を使用した場合
にも確認された。
実施例 2 実施例1に使用した絹経朱子の一部に分子量約
300000のN−イソプロピルアクリルアミド重合体
の5重量%水溶液に室温で浸漬し、搾液率110%
に絞ぼり、常法に準じ100℃で乾燥、仕上げする。
該処理布を30℃にセツトした熱台上に地張りし、
T−NO420T(ポリエステルモノフイラメント線
径35μ使い、420メツシユ、厚さ72μ、オプニング
25μ、オプニングエリア18%)を用いて製版した
スクリーン型により実施例1に使用した25℃に調
整した色糊3種を印捺、乾燥、100℃で30分間蒸
熱、常法に準じて後処理、仕上げした。A糊では
印捺は全く不能であり、1回のスケージで目詰ま
りを生ずるが、B糊のスクリーン透過は比較的良
好であり、印捺図柄の絵際も明瞭になる。C糊は
実施例1と同様な挙動を示し、その図柄のシヤー
プさは更に強調されることがわかる。
実施例 3 常法に準じて準備したシルケツト加工した高密
度綿バーバリーを35℃に調整した熱台上に地張り
する。T−NO225HD(ポリエステルモノフイラ
メント22デニール使い、225メツシユ、厚さ78μ、
オプニング65μ、オプニングエリア33%)で製版
したスクリーン型を使用して25℃に調整した次の
DおよびEの2種の色糊を印捺し、常法により固
着、後処理して仕上げる。色糊組成はKayacion
Red P−2B(KYK)2重量%、尿素5重量%、
酸性炭酸ナトリウム3重量%、ハイプリンター
QC−Iスペシヤル1重量%および元糊50重量%
からなり、D糊は乳化剤5重量%、水25重量%お
よび灯油70重量%からなるエマルジヨンと同重量
の5重量%の低粘度アルギン酸ソーダ水溶液を配
合したいわゆるハーフエマルジヨンを元糊とし、
一方E糊はポリビニルメチルエーテルの30重量%
水溶液を元糊として調整した。両捺染結果を比較
するとD糊のスクリーン透過性が著しく低下する
と同時に、印捺図柄のブリードが激しい。これに
対してE糊のスクリーン透過性は良好であり、図
柄は高品位、高精度のものが得られる。
実施例 4 実施例3の捺染布を分子量約200万のN−イソ
プロピルアクリルアミドの3重量%水溶液で前処
理してから30℃の熱台に地張り、固定する。実施
例3のD糊およびE糊をそれぞれうすめ糊で倍量
に希釈し25℃に調整して印捺、乾燥、100℃で10
分間蒸熱し、後処理、仕上げする。いずれも高品
位、高精度の図柄の捺染物が得られる。
実施例 5 常法で準備したポリエステルサテンを25℃で地
張りし、20℃以下に調整したレゾリンブルー
FBL(BY)3重量%、ハイプリンターPCA−BC
((株)中央技研製、HTS用濃染剤)2重量%、ハイ
プリンターQC−S 2重量%および元糊60重量
%からなるF糊およびG糊の2種の色糊をT−
NO225HDを使用したスクリーン型により印捺、
乾燥して、175℃で7分間高温蒸熱し、常法に準
じて後処理、仕上げする。ローカストビーンガム
10重量%水溶液、高エーテル化度CMC5重量%お
よび高粘度アルギン酸ソーダ2重量%を同重量配
合した元糊からなるF糊のスクリーン透過性は悪
く、しかも印捺色糊の絵際の泣きが著しい。これ
に対して分子量約75万のポリN−イソプロピルア
クリルアミド20重量%水溶液を元糊としたG糊は
スクリーン透過性が良好であり、印捺図柄の先鋭
度も優れ、高品位、高精度捺染に良適であること
がわかる。同一の挙動がアルカリ減量加工したポ
リエステルデシンでも確認される。
実施例 6 実施例5で使用したサテンおよびデシンをポリ
N−イソプロピルアクリルアミド8重量%水溶液
に浸漬、搾液率80%に絞ぼり、乾燥して、30℃に
調整した捺染台に地張りし、T−NO350Tを用い
て製版したスクリーン型でF糊およびG糊を印
捺、常法に準じて発色、仕上げする。いずれも鮮
明な図柄を得ることができる。特に、G糊の場
合、実施例5に比較して更に高品位の印捺物が得
られる。
[発明の効果] 本発明の方法により低粘度の印捺ペーストによ
り高メツシユのスクリーン型を使用して高品位、
高精度の図柄を布帛上に付与することができた。
また印捺ペーストの強制乾燥および有機溶剤の配
合を省略することができ、作業環境の浄化を著し
く促進することに大きく寄与することが確認でき
た。
また使用する熱可逆高分子化合物は相転移温度
以下での水に対する溶解度は極めて良好であり、
後処理における洗浄工程が著しく簡略化され、用
水の大幅な削減が得られ、また排水を相転移温度
以上に加温することにより含有された熱可逆高分
子化合物が析出した分離除去が極めて有利になる
こと等のメリツトが見出された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 200メツシユ以上の高メツシユのスクリーン
    型を用い、被捺染布帛表面もしくは捺染用色糊中
    のいずれか一方ないしは双方に相転移温度が40℃
    以下であるポリメチルエーテルおよびポリアクリ
    ルアミド誘導体を主成分とする熱可逆高分子化合
    物を共存させ、少なくとも該熱可逆高分子化合物
    の相転移温度以上に保持した被捺染布帛上に常法
    に準じて捺染することを特徴とする高品位、高精
    度スクリーン捺染方法。
JP63186652A 1988-07-25 1988-07-25 高品位、高精度スクリーン捺染方法 Granted JPH0241480A (ja)

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JP2006132029A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Majiipureshion:Kk ポリ乳酸繊維の捺染加工方法
CN102808257B (zh) * 2012-02-22 2014-12-17 百隆东方股份有限公司 一种纯棉混色花式穗纱的制作方法

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