JPH0474162A - 15―ケト―17―ハロプロスタグランジンe類 - Google Patents

15―ケト―17―ハロプロスタグランジンe類

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JPH0474162A
JPH0474162A JP2186285A JP18628590A JPH0474162A JP H0474162 A JPH0474162 A JP H0474162A JP 2186285 A JP2186285 A JP 2186285A JP 18628590 A JP18628590 A JP 18628590A JP H0474162 A JPH0474162 A JP H0474162A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、新規なプロスタグランジンE化合物、すな
わち、15−ケト−17−ハロプロスタグランジンE類
に関するものである。
[従来の技術] プロスタグランジン類(以後プロスタグランジンはPG
として示す)はひとおよび他の哺乳類の組織または器官
に含有され、広範囲の生理学的活性を示す有機カルボン
酸の1群である。天然に存在するPG類は一般的な構造
特性として、ブロスタン酸骨格を有する。
一方幾つかの合成類似体は修飾された骨格を持っている
。天然PG類は5M環の構造特性によって、PGA類、
PGE類、PGG類、PGD類、PGE類、PGF類、
PGG類、PGH類、PCI類およびPGJ類に分類さ
れ、さらに鎖部分が、不飽和および酸化の存在および不
存在によっても下付1.、.15−OH 下付2.、.5.6−不飽和−15−OHT付3.、.
5.6−および17.18−シネ飽和−15−OHとし
て、 分類される。
PGE類は、上記のブロスタン酸骨格において、9位に
オキソ基、11位にヒドロキノ基を有する化合物である
。PGE類は、抗潰瘍、子宮収縮、腸管収縮、血管拡張
等の作用を有することが知られている。
上記のようなPGE類における15位のヒドロキノ基の
代りに15位にオキソ基を有する化合物またはその誘導
体(但し、17位にハロゲンをもたない)が知られてい
る(例えば、特開昭64−52753号および特開平2
−32055号)。これらは、抗潰瘍、子宮収縮等の作
用を有するが、腸管収縮作用はほとんどもたない。
[発明が解決しようとする課題j 1つの化合物が種々の作用を同時に有することは、長所
のようにみえるが、ある場合には目的としない作用の存
在は却って不都合であり、副作用として排斥される。し
たがって、PGE類が有する諸作用のうち、特定の作用
のみを有する化合物の開発は望ましいことである。この
発明者は、このような化合物を探索して研究を続けた結
果、この発明に係る化合物の開発に成功したのである。
[発明の構成] すなわち、この発明は、一般式 「式中、Xlはハロゲン、X2は水素またはハロゲン、
Y、は−CH,−CH,−−Co−CH2CH=CH−
または−C=C−1Y2は=CH2CHt−または−C
H=CH−1R3は水素または低級アルキル基、R7は
単結合または低級アルキレン基、R8は非置換もしくは
ハロゲン置換低級アルキル基、非置換もしくは低級アル
キル置換低級シクロアルキル基、非置換またはハロゲン
もしくはハロ低級アルキルで置換された単環性アリール
基、非置換またはハロゲンもしくはハロ低級アルキルで
置換された単環性アリールオキシ基を意味する] で示される化合物またはR1が水素の場合その塩類を提
供するものである。
上記の式において、「ハロゲン」の語は、ふっ素、塩素
、臭素およびよう素を包含する。
y、およびY、における基−CH=CH−はトランス結
合を有するのが好ましい。
「低級アルキル基」の語は、炭素原子数1〜7の直鎖ま
たは分岐鎖の飽和炭化水素残基を包含し、例えばメチル
、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、t−ブチル、ペンチル、ヘキンル等を含む。
「低級アルキレン基」の語は、上記のような低級アルキ
ル基、から水素を1個除いて得られる基であり、例えば
メチレン、エチレン、プロピレン、テトラメチレン、2
−メチルテトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチ
レン等を含む。
「低級シクロアルキル基」の語は、炭素原子3個以上を
含む上記のような低級アルキル基が閉環して生ずる基で
あり、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペ
ンチル、シクロヘキシルを含む。
17ハロ低級アルキル基−1の語は、少なくとも1個、
好ましくは1−3個の上記のようなハロゲンを有する上
記のような低級アルキル基を包含し、例えばクロロメチ
ル、ブロモメチル、フルオロメチル、トリフルオロメチ
ル、1.2−シクロロエチル、1.2.2−トリクロロ
エチル、クロロプロピル、クロロブチル、クロロペンチ
ル、クロロブチル等を含む。
「単環性アリール基」の語は、低級アルキル置換基を有
するか有しないフェニル基を包含し、例えばフェニル、
トリル、キンリル、クメニル等を含む。
「単環性アリールオキシ基」の語は、上記のような単環
性アリール基が酸素原子(−〇−)と結合して生ずる基
であり、例えばフェノキン、トリルオキノ、キシリルオ
キン、ツメニルオキシ等を含む。
「塩類Jとしては、医薬上許容し得る塩が適当である。
適当な「医薬上許容し得る塩」としては、慣用される非
毒性塩を含み、無機塩基との塩、例えばアルカリ金属塩
(ナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカリ土類金属塩
(カル7ウム塩、マクネノウム塩等)、アンモニウム塩
、有機塩基との塩、例えばアミン塩(例えばメチルアミ
ン、ツメチルアミン塩、ノクロヘキノルアミン塩、ペン
シルアミン塩、ピペラジン塩、エチレンシアミン塩、エ
タノールアミン塩、ンエタノールアミン塩、トリエタノ
ールアミン塩、トリス(ヒドロキンメチルアミノ)エタ
ン塩、モノメチル−モノエタノールアミン塩、リジン塩
、プロカイン塩、カフェイン塩等)、塩基性アミノ酸塩
(例えばアルギニン塩、リジン塩等)テトラアルキルア
ンモニウム塩等があげられる。これらの塩類は、例えば
対応する酸および塩基から常套の方法によってまたは塩
交換によって製造し得る。
上記式(1)中、環、αおよび/またはω鎖の配置は、
天然のプロスタグランジン類の配置と同様かまたは異な
っていてもよい。しかしながら、この発明は、天然の配
置を有する化合物および非天然の配置を有する化合物の
混合物も包含する。
この発明においては、個々の互変異性体、その混合物ま
たは光学異性体、その混合物、ラセミ体、その他の立体
異性体等の異性体し、同じ目的に使用することが可能で
ある。
この発明の15−ケトーPGE化合物類の命名に際して
は式(A)に示したブロスタン酸の番号を用いる。
前記式(A)はC−20の基本骨格のものであるが、本
発明では炭素数がこれによって限定されるものではない
。即ち、基本骨格を構成する炭素の番号はカルボン酸を
1とじ5員環に向って順に2〜7までをα鎖上の炭素に
、8〜I2までを5員環の炭素に、13〜20までをω
路上に付しているが、炭素数がα鎖上で減少する場合、
2位から順次番号を抹消し、α鎖上で増加する場合2位
にカルボキシル基(1位)に代わる置換基がついたもの
として命名する。同様に、炭素数がω路上で減少する場
合、20位から炭素の番号を順次減じ、ω路上で増加す
る場合、21番目以後の炭素原子は置換基として命名す
る。また、立体配置に関しては、特にことわりのないか
ぎり、上記基本骨格の有する立体配置に従うものとする
従って、ω鎖にl011jの炭素原子を存する16オキ
ソーP−GE化合物を16−オキソ−20エチル−PG
E類と命名する。
上記式は最も典型的な配位である特定配置を示すが、こ
の明細書において、特にことわらない限り化合物は上記
の配置を有するものとする。
前述のように、この発明の化合物の命名はブロスタン酸
骨格に基づいて行なうが、これをIUPAC命名法に基
づいて行なうことも可能である。
両命名法による化合物の命名の例は実施例中に示す。
[製造法] この発明の化合物は、例えば次の反応式にしたがって製
造することができる。下記反応式中、P、R2、R3、
R4、Paおよびpbは保護基、Rは低級アルキル基、
R7およびR3は前と同じ意味である。
−↑ 上記の反応式Iにおいて、まず、適当な保護基(例えば
4−フェニルヘンジイル)を有するコーリー (Cor
ey)ラクトン(I)(市販)を酸化(例えばコリンズ
酸化) L js後、得られたアルデヒドに目的とする
R2、R3を有する(2−オキソ−4−保護オキソアル
キル)ホスホン酸エステル(C)を反応させて(3)を
得る。13.14−ノヒトロ体を目的とする場合、2重
結合を還元して(4)とし、さらに15位オキソ基を例
えば水素化はう素ナトリウムで還元して(5)とした後
、ケトンを脱保護して(6)を得る。15位を好ましく
はシリル系保護基で保護して(7)とし、17位を例え
ば水素化はう素ナトリウムで還元して(8)とし、例え
ばふっ素化剤、塩素化剤、臭素化剤等のハロゲン化剤で
ハロゲン化して(9)とする。11位のアシル保護基を
脱離して(10)とし、別の保護基(例えばテトラヒド
ロピラニル)を導入して(11)とし、ラクトンを例え
ば水素化アルミニウム触媒でラクトール(12)に還元
後、α鎖導入剤(例えばハロゲン化カルボキシブチルホ
スホニウム)を反応させて(I3)とし、エステルを目
的とする場合α鎖の末端をエステル化して(14)とし
、15位を脱保護して(15)を得る。生したアルコー
ルを酸化(例えばコリンズ酸化)して(16)とした後
、脱保護して目的とする(17)を得る。上記の製造法
中、化合物(3)から(4)を得る還元を省くと、不飽
和化合物が得られる。R1かHの化合物は、化合物(1
7)を加水分解して得られる。化合物(9)〜(16)
は新規化合物であり、この発明によって始めて提供され
るものである。
なお、ω鎖導入剤(c)は、反応式■にしたがって、3
−ケト酸エステル(a)のケトンを例えばエチレングリ
コールで保護して(b)とした後塩基性縮合剤の存在下
ホスホン酸エステルと反応させて(c)とすることによ
り、製造することができる。
[効果] この発明の化合物は、PGEがもつ広範な作用のうち、
あるものを保存すると共にあるものを欠くという特徴を
有するので、PGEの作用を選択的に発現するPGE誘
導体として有用である。例えば、化合物(I)は脳機能
改善作用を有するが、PGEの作用のうち幾つかか低下
・欠損している。
上記のような作用は、このような活性の測定に通常用い
られている薬理試験法により測定することができる。
[実施例] 以下、この発明を実施例によりさらに詳細に説明するが
、これらはこの発明を限定するものではない。
参考例1  (2−オキソ−4,4−エチレンジオキシ
ヘプチル)−ホスホン酸ジメチル(C)の製造(1) 
 3.3−エチレンジオキンヘキサン酸エチル(b)の
製造 3−オキソヘキサン酸エチル(a825 、09)のベ
ンゼン溶液に、エチレングリコール(45zI2)、p
−トルエンスルホン酸・I水和物(1,09)を加え、
3日間加熱還流した。
反応液を常法に従って処理し、得られた残渣を減圧蒸留
(83〜90℃、6mmHg)L、表題化合物(b)を
得た。
収量:I s、o Og(56%) (2)(2−オキソ−4,4−エチレンジオキシヘプチ
ル)ホスホン酸ジメチル(e)の製造アルゴン雰囲気下
、メチルホスホン酸ジメチル(22,099)のテトラ
ヒドロフラン溶液を−78℃に冷却し、n−ブチルリチ
ウム(ヘキサン溶液、1.6M、  111.w12)
を滴下した。10分間撹拌し1こ後、3.3−エチレン
ジオキンヘキサン酸エチル(bXl 8.009)のテ
トラヒドロフラン溶液を滴下し、1時間撹拌した。室温
に昇温し酢酸(IO、2x12)を加え減圧下濃縮した
。常法の処理の後、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに供し、表題化合物(c)を得た。
収量:3.80!i!(15%) ’HNMR(CDC(3)δ 0.90(t、3HJ=
7.5Hz)、1.20−1.70(m、4H)、2.
93(s、 2 H)、3.27(d、2H,J=23
.0Hz)、3゜78(d、6H,J=12.0Hz)
、3.94−4.04(m、4H) 実施例1 17(RS)−フルオロ−13,14−ジヒ
ドロ−15−ケト−P G E tメチルエステル(1
7)の製造 (1)(I S、5R,6R,7R)−6−[(E)−
5゜5−エチレンジオキシ−3−才キソー1−オクテニ
ル]−7−(4−フェニルベンゾイルオキシ)−2−才
キサビシクロ:3.3.0]オクタン−3−オン(3)
の製造 アルゴン雰囲気下、市販の(−)−コーリーラクトン(
1)の塩化メチレン溶液にシンクロへキンル力ルポジイ
ミド(18,75Li)ピリジン(1,84i0、およ
びジメチルスルホキッド(5010を加え1こ。
0°Cに冷却し、トリフルオロ酢酸(0,90v+7り
を滴下し、室温まで昇温しで3時間撹拌した。反応液に
硫酸水素ナトリウム水を加えて撹拌し、固形物を濾別し
た。濾液を常法により処理し、粗アルデヒド体(2)を
得た。
(2−才キソー4.4−エチレンジオキシヘプチル)ホ
スホン酸ジメチル(C)の塩化メチレン溶液に、塩化リ
チウム(1,25g)、およびトリエチルアミン(3,
17IQ)を加え、室温で1時間撹拌した。
この液に先に調製した粗アルデヒドの塩化メチレン溶液
を加え2時間撹拌した。反応液を希塩酸に注ぎ、常法に
より処理した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
に供し、表題化合物(3)を得た。
収量:8.48y(74%) (2)(l S、5R,6R,7R)−6−(5,5エ
チレンジオキシ−3−オキソオクチル)−7−(4フエ
ニルベンゾイルオキシ)−2−オキサビシクロ[3,3
,0]オクタン−3−オン(4)の製造(I S、5R
,6R,7R)−6−[(E)−5,5エチレンジオキ
シ−3〜オキソ−1−オクテニル]7−(4−フェニル
ベンゾイルオキシ)−2−オキサビシクロ[3,3,0
3オクタン−3−オン(3)(8,489)の酢酸エチ
ル溶液に5%パラジウム/炭素(1,609)を加え、
水素雰囲気下、室温で15時間撹拌した。反応液を濾過
し、濾液を減圧下濃縮した。粗生成物として表題化合物
(4)を得た。
収量+8.32g(98%) (3)(I S、5R,6R,7R)−6−[5,5−
エチレンジオキシ−3(RS)〜ヒドロキシオクチル]
−7−(4−フェニルベンゾイルオキシ)−2−オキサ
ビシクロ[3,3,0]オクタン−3−オン(5)の製
造 (I S、5R,6R,7R)−6〜(5,5−エチレ
ンジオキシ−3−オキソオクチル)−7−(4−フェニ
ルベンゾイルオキシ)−2−オキサピノクロ[33,0
]オクタン−3−オン(4)(8,329)のメタノー
ル溶液に0℃で水素化はう素ナトリウム(063g)を
加え、30分撹拌した。酢酸(0,951)を加え常法
により処理した。得られた粗生成物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに供し、表題化合物(5)を得た。
収量:6.77g(81%) (4)(Is、5R,6R,7R)−6−[3(RS)
−ヒドロキシ−5−オキソオクチル]−7−(4フエニ
ルベンゾイルオキシ)−2−オキサビシクロ[3,3,
0]オクタン−3−オン(6)の製造(I S、5R,
6R,7R)−6=[5,5−エチレンジオキシ−3(
R9)−ヒドロキシオクチル]−7−(4−フェニルベ
ンゾイルオキシ)−2−オキサビシクロ[3,3,O]
オクタン−3−オン(586,779)を酢酸、水、テ
トラヒドロフランの4=2=1混合溶媒に溶解し、45
℃で3時間撹拌した。
反応液を減圧下濃縮し、常法により処理し1こ。粗生成
物として表題化合物(6)を得た。
収量6.129(99%) (5)(I S、5R,6R,7R)−6−[3(RS
)t−ブチルツメチルノロキノ−5−才キソオクチルl
−7−(4−フェニルヘンソイルオキシ)2−オキサヒ
シクロニ3.a、O;オクタン−3−オン(7)の製造 (I S、5R,6R,7R)−6−[3(R5)−ヒ
ドロキノ−5−オキソオクチル]−7−(4−フェニル
ベンゾイルオキソ)−2−オキサビシクロ[330]オ
クタン−3−オン(6)(6,121?)のツメチルホ
ルムアミド溶液に、イミダゾール(5,389)、およ
び塩化t−ブチルジメチルノリル(5,969)を加え
室温で2日間撹拌した。常法の処理により得られた粗生
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、表
題化合物(7)を得た。
収量ニア、25g(95%) (6)(is、5R,6R,7R)−6−[3−(R9
)−t−ブチルジメチルノロキシ−5(RS)−ヒドロ
キノオクチル:l−7−(4−フェニルヘンソイルオキ
シ)−2−オキサピンクロ[33,0]オクタン−3−
オン(8)の製造 アルゴン雰囲気下、塩化亜鉛(3,639)と水素化は
う素ナトリウム(2,859)をエーテル中で1時間撹
拌した。得られた懸濁液に(I S、5R,6R,7R
)−6−[3(R5) −t−ブチルツメチルノロキノ
−5−オキソオクチルE−7−(4−フェニルベンゾイ
ルオキシ)−2−オキサビシクロ[330]オクタン−
3−オン(783,639)のテトラヒドロフラン溶液
を加え、1.5時間撹拌した。
反応液に塩化アンモニウム水を加え、常法により処理し
た。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに供し、表題化合物(8)を得た。
収量+3.40y(93%) ’HNMR(CD C(73)δ 0,05(s、6H
)、0゜82−1.02(m、12H)、1.18−1
.82(m10H)、2.03−2.18(m、IH)
、2,283.04(m、6H)、3.66−3.82
(m、IH)、3.88−4.07(m、 I H)、
5.07−5.18(m。
IH)、5.22−5.34(m、IH)、7.35−
754 (m、 3 H)、7.58−7.75(m、
4H)、803−8.13(m、2H) (7)(l S、5R,6R,7R)−6−J3(RS
)t−ブチルツメチルシロキン−5(R8)−フルオロ
オクチル]−7−(4−フェニルヘンソイルオキシ)−
2−オキサビシクロ[3、3、0]]オクタンー3−オ
ン9)の製造 アルゴン雰囲気下、(l S、5 R,6R,7R)−
6−[3(R8)−t−ブチルツメチルシロキン−5(
RS)−ヒドロキンオクチル]−7−(4−フェニルヘ
ンソイルオキシ)−2−オキサビシクロ[33,0]オ
クタン−3−オン(8X3.409)の塩化メチレン溶
液に、−78℃でジェチルアミノサルファートリフルオ
リド(0,85iI2)を滴下し30分撹拌した。反応
液に重曹水を加え、室温に昇温した。減圧下濃縮し、得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供
し、表題化合物(9)を得た。
収量:2.00g(58%) HNMR(CDC123)δ 0.02(s、6H)、
090(s、9H)、0.93(t、3H,J=6.0
Hz)、1.20−1.80(m、l0H)、2.05
−2.19(m、 l H)、2.26−2.53(m
、2H)、2 、54 (dd、 l H,J = 1
7.5および2.5Hz)、2,602.78(m、I
H)、2.94(dd、IH,J=I 7.5およびl
o、0Hz)、3.87−4.02(m、IH)、4.
45−4.58(m、0.5H)、4.68−4.84
(m、0.5H)、5.05−5.17(m、IH)、
522−5.31(m、IH)、7.32−7.51(
m、3H)、7.57−7.72(m、4 H)、8.
003−810(,2H) (8)  (I S、5R,6R,7R)−6−[3(
RS)t−ブチルジメチルシロキシ−5(RS)−フル
オロオクチル]−7−ヒドロキン−2−オキサビシクロ
[3,3,O]オクタン−3−オン(lO)の製造 アルゴン雰囲気下、(I S、5R,6R,7R)−6
−[3(R8)−t−ブチルジメチルシロキシ−5(R
5)−フルオロオクチル]−7−(4−フェニルベンゾ
イルオキシ)−2−オキサビンクロ[3,30]オクタ
ン−3−オン(902,351?)のメタノール溶液に
、炭酸カリウム(0,569)を加え、室温で4時間撹
拌した。反応液に酢酸(0,463!(りを加え常法に
より処理した。得られた粗生成物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに供し、表題化合物(10)を得た。
収量:1.331i1(82%) (9)(I S、5R,6R,7R)−6−[3(RS
)−t−ブチルジメチルシロキシ−5(R9)−フルオ
ロオクチル]−7−チトラヒドロビラニルオキシー2−
オキサビシクロ[3,3,0]オクタン−3−オン(1
1)の製造 アルゴン雰囲気下、(I S、5R,6R,7R)6〜
[3(RS)−t−ブチルジメチルシロキシ−5(RS
)−フルオロオクチル〕−7−ヒドロキシ2−オキサビ
シクロ[3,3,O]オクタン−3−オン(10X1.
339)の塩化メチレン溶液に、0℃で、ジヒドロピラ
ン(1,30112)、およびp−トルエンスルホン酸
・l水和物(20m9)を加え、30分間撹拌した。反
応液を重曹水に注ぎ、常法により処理しfこ。得られf
二組生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供
し、表題化合物(ll)を得1こ。
収量 1.53所(95%) (10)(Is、3RS、5R,6R,7R)−6[3
(R5)−t−ブチルジメチルソロキシ−5(R8)−
フルオロオクチル]−7−チトラヒトロビラニルオキシ
ー2−オキサビンクロ[3,3,O]オクタン−3−オ
ール(12)の製造 アルゴン雰囲気下、(l S、5R,6R,7R)6−
[3(rtS)−t−ブチルジメチルシロキシ−5(R
S)−フルオロオクチル]−7−チトラヒドロビラニル
オキシー2−オキサビシクロ[3,3,01オクタン−
3−オン(1、、、、、:、i )(1、53fi+)
のトルエン溶液を一78℃に冷却し、水素化ジイソブチ
ルアルミニウムのトルエン溶液(1,0M、9.43x
(りを滴下した。30分撹拌し、メタノール(9,43
肩のを加え室温に昇温した。ロッシェル塩水溶液を加え
1時間撹拌し、常法により処理した。粗生成物として表
題化合物(12)を得た。
収量:1.52g(99%) (11)(Z)−7−(IR)−((2R,3R,5S
)2−[3(R5)−t−ブチルジメチルシロキシ−5
(R8)−フルオロオクチルコー5−ヒドロキシ−3−
テトラヒドロピラニルオキシシクロペンチル)−へブタ
−5−エン酸メチル(14)の製造アルゴン雰囲気下、
臭化カルボキシブチルホスホニウム(5,519)のテ
トラヒドロフラン溶液に、カリウムt−ブトキシドのテ
トラヒドロフラン溶液(1,0M、24.9z&)を滴
下した。30分間室温で撹拌した後、−40℃に冷却し
、(Is、3RS、5R,6R,7R)−6−[3(R
S)−t−ブチルジメチルシロキシ−5(RS)−フル
オロオクチル]−7−チトラヒドロビラニルオキシー2
−オキサビシクロ[3,3,0コオクタン−3−オール
(12)(1,529)のテトラヒドロフラン溶液を加
えた。
−20℃で15時間撹拌した後、反応液に氷水を加えた
。水冷下、塩酸を加え酸性化し、酢酸エチルで抽出した
。有機層を常法に従って処理し、粗カルボン酸(13)
を得た。
粗カルボン酸(I3)をエーテルに溶解し、常法により
調製したジアゾメタンのエーテル溶液を加えた。反応液
を減圧上濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに供し、表題化合物(I4)を得た。
収量・1.409(77%) (12)(Z)−7−(IR)−((2R,3R,5S
)2−[5(R3)−フルオロ−3(RS )−ヒドロ
キシオクチル]−5−ヒドロキシ−3−テトラヒドロピ
ラニルオキシシクロペンチル)−へブタ5−エン酸メチ
ル(15)の製造 アルゴン雰囲気下、(Z)−7−(IR)−((2R。
3R,53)−2−[3(RS)−t−ブチルジメチル
シロキン−5(RS)−フルオロオクチルコー5ヒドロ
キシ−3−テトラヒドロピラニルオキシシクロペンチル
)−へブタ−5−エン酸メチル(14)(1,409)
のテトラヒドロフラン溶液にふり化テトラブチルアンモ
ニウムのテトラヒドロフラン溶液(1,0M、9 、5
 a□を加え、室’tA テI 0時間撹拌した。反応
液を減圧上濃縮し、得られ几残渣をノリカケルカラムク
ロマトクラフィーに供し表題化合物(15)を得た。
収量0.9219(82%) トI    NMR(CD  C(1!3)δ    
0.97(t、3HJ=7.5Hz)、1.17−2.
57(m、30H)、344−3.60(m、IH)、
3.67(s、3H)、3.78−4.18(m、4H
)、4.60−4.76(m、15H)、4.80−5
.00(m、0.58)、5.305.62(m、2H
) (+3)(Z)−7−(IR)−((2R,3R)−2
C5(RS )−フルオロ−3−オキソオクチル]5−
オキソー3−テトラヒドロピラニルオキシシクロベンチ
ル)−へブタ−5−エン酸メチル(16)の製造 アルゴン雰囲気下、無水クロム酸(2,529)を塩化
メチレンに懸濁し、ピリジン(4,1mg)を加えた。
室温で30分間撹拌した後、セライト(10g)を加え
、0°Cに冷却した。これに(Z)−7(IR)((2
R,3R,5S)  2  J5(R5)−フルオロ−
3(RS)−ヒドロキンオクチルニー5ヒドロキノ−3
−テトラヒドロピラニルオキシンクロペンチル)−へブ
タ−5−エン酸メチル(15)(0,298y)の塩化
メチレン溶液を加え、30分間撹拌した。反応液に硫酸
水素ナトリウム(20q’)、およびエーテルを加え激
しく撹拌しf二。硫酸マクネンウムカラムで濾過し、濾
液を減圧上濃縮し、粗生成物として表題化合物(16)
を得た。
収量0.265g(89%) (14)  I 7(RS)−フルオロ−13,14ン
ヒドロ−15−ケトーpGE、メチルエステル(17)
の製造 (Z)−7−(l R)−((2R,3R)−2−[5
(R8)−フルオロ−3−オキソオクチル]−5−オキ
ソー3〜テトラヒドロピラニルオキシシクロベンチル)
−ヘプタ−5−エン酸メチル(16)を酢酸、水、テト
ラヒドロフランの4:2:I混合溶媒に溶解し、20〜
24℃で15時間撹拌した。反応液を重曹水に注ぎ、酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾
燥し、減圧上濃縮した。
得られた粗生成物をローパーカラム(メルク社製リクロ
ブレブRP−18)を用いて中圧液体クロマトグラフィ
ー(溶鮪液ニアセトニトリル/水−I:l)に供し、表
題化合物(17)を得た。
収量:0.0969C44%)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X_1はハロゲン、X_2は水素またはハロゲ
    ン、Y_1は−CH_2−CH_2−、−CO−CH_
    2−、−CH=CH−または−C≡C−、Y_2は−C
    H_2−CH_2−または−CH=CH−、R_1は水
    素または低級アルキル基、R_2は単結合または低級ア
    ルキレン基、R_3は非置換もしくはハロゲン置換低級
    アルキル基、非置換もしくは低級アルキル置換低級シク
    ロアルキル基、非置換またはハロゲンもしくはハロ低級
    アルキルで置換された単環性アリール基、非置換または
    ハロゲンもしくはハロ低級アルキルで置換された単環性
    アリールオキシ基を意味する] で示される化合物またはR_1が水素の場合その塩類。
  2. (2)X_1がふっ素である、請求項1記載の化合物。
  3. (3)Y_1が−CH−CH−である、請求項1記載の
    化合物。
  4. (4)Y_2が−CH_2−CH_2−である、請求項
    1記載の化合物。
  5. (5)R_2が単結合、R_3が低級アルキル基である
    、請求項1記載の化合物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001055101A3 (en) * 2000-01-27 2002-04-18 Isp Finetech Ltd A new process for the preparation of latanoprost

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