JPH047407Y2 - - Google Patents

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JPH047407Y2
JPH047407Y2 JP12672686U JP12672686U JPH047407Y2 JP H047407 Y2 JPH047407 Y2 JP H047407Y2 JP 12672686 U JP12672686 U JP 12672686U JP 12672686 U JP12672686 U JP 12672686U JP H047407 Y2 JPH047407 Y2 JP H047407Y2
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JP
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valve
air supply
exhaust
port
valve chamber
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JP12672686U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、急速排気弁において、切込み可動
片による逆止弁を排したことにより、長期間故障
が少なく、かつ応動速度が大なる急速排気弁に関
する。
<従来の技術> 従来の急速排気弁は、一例を第5図に示す実公
昭59−2356号における如く、外周を摺動自在に配
した、弁体25の中央部に逆止弁の作用をする切
抜き成形した舌片状の逆止弁部27が設けられて
おり、給気口21と排気口22との圧力差の応動
して、弁体25が摺動して移動するとともに、逆
止弁部27の弁が、開閉して弁作用をなすことに
より、作動するのが通常の急速排気弁であつた。
従つて、逆止弁部27が形状が小さい上に、大き
な圧力が反復継続的に加わるので機械的疲労によ
つて、比較的短期間に舌片が引掛つて性能が落ち
たり舌片がちぎれて動作をしなくなる欠点があつ
た。
<考案が解決しようとする問題点> この考案の目的はこのような欠点をなくすため
に、形状変化に耐え得るフイルム状弁体を使用す
ることによつて、動作確実にして、長寿命を保持
し得る急速排気弁を提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するための本考案の構成を図
面に基づいて説明すると、給気口1を設けた壁4
と、該給気口1と相対する位置に排出口2を、片
寄せた位置に排気口3を、それぞれ設けた壁5と
から弁室6を形成し、給気口1と排出口2の両開
口部11,12を狭い間隙8を保つて弁室6内に
突出して設け、当該間隙8内に、外周縁を弁室6
の内壁面に摺動し、外周部に排気用孔7を穿つた
弁膜9を具えたものである。
<作用> 本考案の作用を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図において、1は壁4に設けられた給気口
で、ポンプなどの給気源に接続される。2は排出
口で壁4とともに弁室6を形成する他の壁5に給
気口1と相対して設けられ、給気口1、排出口2
の弁室6内への開口部11,12は狭い間隙8を
保つて弁室6内へ突出して設けられる、3は排気
口で、片寄せた位置に壁5に設けてあり、加圧物
へ接続してある。
フイルム状弁体9は0.025〜0.05mm厚の合成樹
脂製の円板状で、両開口部11,12の間隙8内
に位置するとともに、外周が弁室6内側壁面に摺
動し、給気口1或いは排出口2の開口部11或い
は12に気密に当接して封止できるとともに、そ
の外周に近い位置に排気用の透孔7を穿設してあ
る。
<実施例> しかるときは、給入時はポンプ等の給気源に接
続された給気口1から、圧力が弁室6内に加わる
ので、弁膜9は、排出口2の弁室6内開口部11
或いは12に密接して塞ぐとともに空気圧は弁膜
9の透孔7を透して、排気口3から加圧物へ加わ
る。
そして、給気口1が負圧になると、圧力差によ
り弁膜9は排出口2の弁室6内開口部12を離れ
て、給気口1の弁室6内開口部11へ吸引されて
移動する。それとともに、排気口3からの圧力が
弁室6内へ加わり、空気圧は排気口3から→弁室
6内→排出口2→大気という通路が形成され、弁
室6内は急速に大気圧になる。
以上本考案の代表的と思われる実施例について
説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構
造のみに限定されるものではなく、本考案にいう
構成要件を備えかつ、本考案にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜
改変して実施することができるものである。
<考案の効果> このように、この考案はフイルム状弁体に形成
した切込みなどによる可動逆止弁部によることな
く、弁体の移動によつて給気口及び排出口の開口
部を閉塞して、圧力変化によつて、急速に応動し
得る急速排気弁である。従つて、長期間に渉り故
障することなく、確実に動作をすることができる
急速排気弁である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図、第2図は同平面図、
第3図は同底面図、第4図は弁膜の平面図、第5
図は従来例の断面図である。 図中、1は給気口、2は排出口、3は排気口、
4は給気口を設けた壁、5は排出口、排気口を設
けた壁、6は弁室、7は排気用孔、8は間隙、9
は弁膜、11は給気口の開口部、12は排出口の
開口部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給気口1を設けた壁4と、該給気口1と相対す
    る位置に排出口2を、片寄せた位置に排気口3
    を、それぞれ設けた壁5とから弁室6を形成し、
    給気口1と排出口2の両開口部11,12を狭い
    間隙8を保つて弁室6内に突出して設け、当該間
    隙8内に、外周縁を弁室6の内壁面に摺動し、外
    周部に排気用孔7を穿つた弁膜9を具えた急速排
    気弁。
JP12672686U 1986-08-20 1986-08-20 Expired JPH047407Y2 (ja)

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JP12672686U JPH047407Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

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JP12672686U JPH047407Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

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Publication Number Publication Date
JPS6333065U JPS6333065U (ja) 1988-03-03
JPH047407Y2 true JPH047407Y2 (ja) 1992-02-27

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JPS6333065U (ja) 1988-03-03

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