JPH0473800B2 - - Google Patents

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JPH0473800B2
JPH0473800B2 JP58179319A JP17931983A JPH0473800B2 JP H0473800 B2 JPH0473800 B2 JP H0473800B2 JP 58179319 A JP58179319 A JP 58179319A JP 17931983 A JP17931983 A JP 17931983A JP H0473800 B2 JPH0473800 B2 JP H0473800B2
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liquid crystal
crystal display
voltage
display device
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JP58179319A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は液晶表示装置の駆動方法に係り、特に
時分割駆動を行なうものに対して好適な駆動方法
に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
液晶表示装置は小形薄形にしてきわめてわずか
な消費電力で駆動することができ、しかも駆動電
圧も低いので、機器の小型化、ポータブル化に重
要な役割をはたし、さまざまな分野の機器・装置
へ応用でき、さらに新しい分野へ応用が拡大して
いる。
このような液晶表示器は発光ダイオードなどと
異なり、交流で動作させることが必要であるが、
表示情報量の増大にともなつて液晶表示装置の駆
動方法がドツトマトリツクス形液晶表示装置にみ
られるように高デユーテイの時分割駆動が要求さ
れるようになり、液晶表示装置の駆動電圧を温度
によつて可変とする温度補償回路が使用されてい
る。しかしながら従来の温度補償を行なう駆動方
法においては、温度補償を行なうためにトランジ
スタなどを直列に用いるため、装置の電源電圧が
液晶表示器に必要とされる電圧よりも0.6V以上
高くする必要がある。そのため液晶表示装置とし
ての低駆動電圧化の要求に適応せず、又、温度補
償回路に必要とされる電流が大きくなり、液晶表
示装置としての低消費電力化の要求に反するなど
種々の欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明はこれらの点にかんがみてなされたもの
であつて、周囲温度の変化に対応して良好な温度
補償を行ない、好適な印加電圧にて動作させ、す
ぐれた表示の得られる低駆動電圧にして低消費電
力の液晶表示装置の駆動方法の提供を目的とす
る。
〔発明の概要〕
本発明の液晶表示装置の駆動方法は、液晶表示
器を駆動する印加電圧の波形に温度によつて可変
するブランキング(空白)時間を設けて、きわめ
てすぐれた表示ができるようにした方法であつ
て、低駆動電圧化と低消費電力化が実現される液
晶表示装置を可能とするものである。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照して本発明を実施例について説
明する。
実施例 1 第1図乃至第3図により実施例1について説明
する。第1図において、1は1/8デユーテイの液
晶表示器、2は液晶表示器ドライバ回路、3はフ
レームカウンタ、4はブランキング時間カウント
回路、5は発振器である。液晶表示器1は走査側
電極y1,Y2,…,y8とデータ信号側電極x1,x2
…,xoをもち、液晶表示器ドライバ回路2に接続
されている。このドライバ回路2には液晶表示器
への印加電圧レベルを決めるための端子V1,V2
V3,VLCDが設けられており、液晶表示器の動作
電圧はVDD〜VLCD間の電圧にて決められる。ドラ
イバ回路2のVDD〜VLCD間にはV1,V2,V3の電
位を決定するための抵抗11と並列にトランジス
タ12が配設され、このトランジスタ12には電
流制限用の抵抗13が直列に接続されている。前
記ブランキング時間カウント回路4は発振器5と
フレームカウンタ3とにそれぞれ接続されてお
り、温度上昇によつて発振周波数が上がり、温度
低下によつて発振周波数が低下する発振器5から
のパルスを定められた常数kだけカウントする
と、出力をVDDレベルとし、フレームカウンタ3
が定められたフレーム数2mだけカウントすると、
リセツトされて出力をVLCDレベルとするものとな
つている。
又ブランキング時間カウント回路4の出力が
VLCDレベルのときは、トランジスタ12はオフ状
態となり、液晶表示器1には規定の電圧が印加さ
れ、出力がVDDレベルのときは、トランジスタ1
2はオンの状態となり、実質的にVDD〜VLCD間が
シヨートされ、液晶表示器1への電圧印加は0と
なり、ブランキングされることになる。
この実施例における電圧波形を第2図に示す。
第2図aはフレームカウンタ3の出力波形であ
り、同図bは温度によつて周波数が変わる発振器
5の出力波形であり、同図cはブランキング時間
カウンタ回路4の出力波形である。この場合ブラ
ンキング時間カウント回路4の出力のVDDレベル
への切換えタイミングを走査側電極への印加電圧
波形と同期をとるようにすることにより、ブラン
キング時間を1フレーム期間の偶数倍とすること
によりブランキングの実施による液晶表示器への
直流電圧成分の印加を防止することができる。
第3図は本実施例における液晶表示器への印加
電圧波形を示すものであつて、同図aはブランキ
ング時間カウント回路の出力、同図bは走査側電
極y1,…,y8への電圧波形、同図cはデータ信号
側電極x1,…,xoへの電圧波形、同図dは液晶表
示器への印加電圧波形である。第3図においてT
がブランキング時間である。
ブランキング時間はフレーム期間TFの2m倍の
期間に1回設けられ、ブランキング時間Tはフレ
ーム期間TFの2倍となつている(ここに,
mは整数)。このの値を温度により可変にする
ことにより液晶表示器にかかる電圧の実効値を可
変とすることができ、温度補償回路が実現でき
る。
例えばm=80として0℃において=0、50℃
において=10とすることにより、液晶表示器に
印加される電圧の実効値Vは V(0℃)=0.424(VDD−VLCD) V(50℃)=0.371(VDD−VLCD) となり、VDD−VLCD=3.8Vの場合には上記から計
算して実効値にして4mV/℃の温度補償を実現
することができた。
実施例 2 第4図により実施例2について説明する。第4
図は液晶表示器への印加電圧波形を示すものであ
つて、同図aはブランキング時間カウント回路の
出力、同図bは走査側電極への電圧波形、同図c
はデータ信号側電極への電圧状形、同図dは液晶
表示器への印加電圧波形である。前記実施例で可
変であつたブランキング時間をT′=2TFと、フレ
ーム時間TFの2倍とし、ブランキングの周期を
温度により可変としたことにより、前記実施例と
同じような効果が得られる。
実施例 3 この実施例は、第5図aに示すようにデータ信
号側電極への電圧波形を従来通りとし、同b図に
示すように走査側電極への電圧波形をブランキン
グ時間だけ、(VDD−VLCD)/2の電位としたも
のである。同図cは液晶表示器への印加電圧波形
である。この場合液晶表示器への印加電圧はブラ
ンキング時間T″でも0とはならないが、ブラン
キング時間を長くすることによつて、液晶表示器
に印加される実効値が低下するようになり、温度
補償を行なうことができる。
このように本発明では、ブランキング時間カウ
ント回路をドライバー回路等とともにすべて1つ
の半導体集積回路に組みこむことが容易であるだ
けでなく、温度によつて周波数可変となる発振器
の外付け部品(C,R)を変えるだけで、動作電
圧や温度係数の異なる液晶表示器にも同一回路、
同一電源電圧で動作するシステムを構成すること
ができるので、工業的にきわめて有用であるとい
う特徴を有するものである。
〔発明の効果〕
本発明の方法により、温度によつて電源電圧を
変えることなく、動作温度範囲が広く液晶表示装
置を駆動して所定通りの表示ができ、又、液晶表
示装置として低駆動電圧化が可能となり、さらに
低消費電力の液晶表示装置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液晶表示装置のドライバ回路
のブロツク図、第2図と第3図は本発明の第1の
実施例の各部の電圧波形を示す図、第4図と第5
図とはそれぞれ本発明の他の実施例の各部の電圧
波形を示す図である。 1……液晶表示器、2……ドライバ回路、3…
…フレームカウンタ、4……ブランキング時間カ
ウンタ回路、5……周波数可変発振器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の走査側電極と複数のデータ信号側電極
    とを備えた液晶表示器の前記走査側電極と前記デ
    ータ信号側電極との間に選択/非選択電位差が印
    加されて時分割駆動を行う液晶表示装置の駆動方
    法であつて、 1フレーム期間の偶数倍の期間から成り、前記
    非選択電位差よりも小さい電位差が印加されるブ
    ランキング時間が1フレーム期間の偶数倍の周期
    毎に設けられ、周囲温度の上昇に伴い、前記期
    間、前記電位差あるいは前記周期の少なくとも1
    つが可変されて前記液晶表示器の電圧の実効値を
    低下させることを特徴とする液晶表示装置の駆動
    方法。 2 前記ブランキング時間の前記期間、前記電位
    差あるいは前記周期の少なくとも1つは、定周波
    発振源と温度により可変する可変周波発振源との
    周波数を比べることによつて決定されることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶表示装
    置の駆動方法。 3 前記ブランキング時間の前記電位差は前記走
    査側電極に印加される電圧によつて決定されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶
    表示装置の駆動方法。
JP17931983A 1983-09-29 1983-09-29 液晶表示装置の駆動方法 Granted JPS6073586A (ja)

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JPS6073586A JPS6073586A (ja) 1985-04-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0816829B2 (ja) * 1986-03-28 1996-02-21 シャープ株式会社 液晶駆動装置
DE102004014672A1 (de) * 2004-03-25 2005-10-13 Robert Bosch Gmbh Anzeigeeinheit und Verfahren zur Anzeige

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5557892A (en) * 1978-10-25 1980-04-30 Citizen Watch Co Ltd Liquid crystal display unit

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