JPH0473729A - カメラの露出制御装置 - Google Patents

カメラの露出制御装置

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Publication number
JPH0473729A
JPH0473729A JP2187765A JP18776590A JPH0473729A JP H0473729 A JPH0473729 A JP H0473729A JP 2187765 A JP2187765 A JP 2187765A JP 18776590 A JP18776590 A JP 18776590A JP H0473729 A JPH0473729 A JP H0473729A
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JP
Japan
Prior art keywords
focus detection
focus
lens
exposure
divided
Prior art date
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Pending
Application number
JP2187765A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Iwasaki
宏之 岩崎
Tadao Takagi
忠雄 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Publication of JPH0473729A publication Critical patent/JPH0473729A/ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、非合焦時に、複数の領域に分割された撮影画
面の各領域から得られる焦点検出情報および測光値に基
づいて合焦後の露出値を算出するカメラの露出制御装置
に関する。
B、従来の技術 従来から、撮影レンズを駆動して合焦した後に多点測距
を行い、合焦領域に対応した測光領域の測光値を用いて
露出演算を行うカメラの露出制御装置が知られている(
特開平1−105221号公報参照)。
C0発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のカメラの露出制御装置では、移動
する被写体を追尾して撮影レンズを能動するサーボAF
動作を行うと、シャッターレリーズを半押しして移動被
写体の追尾能動を開始してから合焦するまでは撮影レン
ズが合焦時とは異なる位置にあるため、このような非合
焦状態の焦点検出情報により露出演算を行うと正確な露
出制御ができないという問題がある。
本発明の目的は、撮影レンズが合焦したときの焦点検出
情報を予測して非合焦時でも適正な露出演算を行うこと
ができるカメラの露出制御装置を提供することにある。
96課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図に対応づけて本発明を説明すると
1本発明は、撮影画面内の所定の焦点検出領域内を複数
領域に分割して各分割領域毎に焦点検出情報を算出する
焦点検出情報算出手段2cと、この焦点検出情報算出手
段2cによって算出された分割焦点検出領域毎の焦点検
出情報に基づいて主要被写体が含まれる焦点検出領域を
選択する焦点検出領域選択手段7aと、この焦点検出領
域選択手段7aにより選択された焦点検出領域の焦点検
出情報に基づいて撮影レンズ1を駆動して合焦させるレ
ンズ駆動手段5と、撮影レンズ1の現在位置を検出する
レンズ位置検出手段6とを備えたカメラの露出制御装置
に適用される。
そして、撮影画面を複数の測光領域に分割し。
少なくとも1つの測光領域に焦点検出領域が重なるよう
に設定される分割測光手段4と、レンズ駆動手段5によ
り撮影レンズ1を駆動する前に、焦点検出領域選択手段
7aにより選択された焦点検出領域の焦点検出情報を基
準として、焦点検出情報算出手段2cにより算出された
各分割焦点検出領域毎の焦点検出情報に基づいて合焦後
の各分割焦点検出領域毎の焦点検出情報の予測値を算出
する合焦状態予測手段7bと、この合焦状態予測手段7
bによって算出された分割焦点検出領域の各々の焦点検
出情報の予測値に基づいて分割測光手段4により検出さ
れた測光値を補正し、この補正された測光値を用いて適
正露出を演算する露出演算手段7cとを備えることによ
り、上記目的が達成される。
また、請求項3に記載のカメラの露出制御装置では、撮
影レンズが合焦するまでの間、露出演算手段7cにより
算出された露出値を表示する表示手段11を備える。
E0作用 合焦状態予測手段7cは、レンズ駆動手段5により撮影
レンズ1を能動する前に、焦点検出領域選択手段7aに
より選択された焦点検出領域の焦点検出情報を基準とし
て、焦点検出情報算出手段2cにより算出された各分割
焦点検出領域毎の焦点検出情報に基づいて合焦後の各分
割焦点検出領域毎の焦点検出情報の予測値を算出する。
さらに、露出演算手段7cは、合焦状態予測手段7bに
よって算出された分割焦点検出領域の各々の焦点検出情
報の予測値に基づいて分割測光手段4により検出された
測光値を補正し、この補正された測光値を用いて適正霧
出を演算する。
従って、非合焦時でも適正な露出が得られる。
また、請求項2に記載のカメラの露出制御装置の合焦状
態予測手段7bは、レンズ開動手段5により撮影レンズ
1を駆動する前に、焦点検出領域選択手段7aにより選
択された焦点検出領域の焦点検出情報を基準として、焦
点検出情報算出手段2cにより算出された各分割焦点検
出領域毎の焦点検出情報に基づいて合焦後の各分割焦点
検出領域毎の焦点検出情報の予測値を算出するとともに
、レンズ位置検出手段6により検出された撮影レンズ1
の現在位置に基づいて合焦後の撮影レンズ駆動部の予測
値を算出し、さらに、露出演算手段7Cは、合焦状態予
測手段7bによって算出された個々の焦点検出領域の焦
点検出情報と撮影レンズ1の予測位置とに基づいて分割
測光手段4番こより検出された測光値を補正し、この補
正された測光値を用いて適正覇出髪演算する。これによ
り、さらに適正な露出値が算出される。
さらに、請求項3のカメラの露出制御装置の表示手段1
1は、撮影レンズ1が合焦するまでの間、露出演算手段
7Cにより算出された露出値を表示する。
なお、本発明の詳細な説明する上記り項およびE項では
、本発明を分ガ)り易くするために実施例の図を用いた
が、これにより本発明が実施例に限定されるものではな
い。
F、実施例 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。
被写体aからの光束は、被写体像をフィルム面Fに結像
させる撮影レンズ1を通り、メインミラーMの中央半透
明部を通過し、サブミラーSMを介して焦点検出部2へ
導かれる。また、メインミラーMにより反射された一部
の光束は、ペンタプリズム3を介して分割測光部4へ導
かれる。
焦点検出部2は1周知の焦点検出レンズ2a。
電荷蓄積型イメージセンサ2bおよび焦点検出情報算出
部2cから構成される。そして、第2図に示すように8
分割した撮影画面の中央領域F1〜F3に第3図に示す
ような焦点検出領域を構成するごとく一対のイメージセ
ンサ2bが配置される。
焦点検出領域は第3図に示すように領域D1〜D6に6
分割され、焦点検出情報算出部2cで、例えば特開昭6
0−37513号公報に開示された相関演算法により一
対のイメージセンサ2bの出力に基づいて各領域毎の焦
点検出情報、すなわちデフォーカス量δAF (I)(
1=1〜6.単位はμm)が間欠的に算出される。この
デフォーカス量δAF (I)は、撮影レンズ1による
被写体の結像面とフィルム面Fとの光軸に沿った距離に
対応する量である。なお、第2図および第3図に示す各
領域は、FlがDlおよびD2に、F2がD3およびD
4に、F3がD5およびD6にそれぞれ対応する。
第4図(a)は、焦点検出情報算出部2cによる各焦点
検出領域のデフォーカス量、すなわちピントずれ量δA
F (I)の算出例であり、合焦が非合焦か、また非合
焦時にあっては前ピンが後ピンか、さらに前ピンまたは
後ピンのピントずれ量を示す。
図において、δAF (1)は第3図に示す焦点検出領
域D1に対応するピントずれ量を示し、以下同様に、δ
AF (2)〜δAF (6)はそれぞれ領域D2〜D
6に対応するピントずれ量を示す。
分割測光部4は、受光素子4aおよび測光回路4bから
構成され、撮影画面を第2図に示すように8分割してそ
れぞれの領域に受光素子を配置し、各領域毎に測光して
測光値BV (I)(I=1〜6)を検出する。
レンズ駆動部5は、後述する制御部7がらのしンズ駆動
量指令値に従って撮影レンズ1を即動制御する。さらに
、レンズ位置検出部6は、撮影レンズ1の現在位置を検
出する。この撮影レンズ1の現在位置は、撮影レンズ即
動機構にパルス発生器を設け、−旦撮影レンズ1を基準
位置、例えば無限遠方位置に即動し、その位置から所望
位置まで撮影レンズ1を即動するときにパルス発生器の
パルス数をカラン1〜して検出する。あるいは、撮影レ
ンズ1の絶対位置を示す信号を発生するエンコーダを設
けて検出する。
制御部7は、マイクロコンピュータおよびメモリ7dな
どの周辺部品から構成され、後述するソフトウェア形態
で機能する以下の各部を有する。
焦点検出領域選択部7aは、焦点検出情報算出部2cに
よって算出された焦点検出情報に基づいて以下に述べる
いずれかの選択方法により焦点検出領域D1〜D6の中
から1つを選択する。
(イ)カメラから最も至近距離にある被写体を有する領
域を選択する。
(ロ)最小のデフォーカス量を有する領域を選択する。
(ハ)焦点検出精度の信頼度の最も高い領域を選択する
(ニ)カメラから至近距離に被写体があり、かつ焦点検
出精度の信頼度が高い領域を選択する。
すなわち、カメラから最も至近距離にある被写体を有す
る領域の点数を6とし、以下順に5,4゜・・・とする
。一方、焦点検出精度の信頼度の最も高い領域の点数を
6とし、以下順に5,4゜・・とする。そして、各領域
毎に点数を合計し、最も点数の多い領域を選択する。
(ホ)デフォーカス量が小さく、かつ焦点検出精度の信
頼度が高い領域を選択する。すなわち、上記(ニ)項と
同様にデフォーカス量が小さい順と、焦点検出精度の信
頼度の高い順に点数をつけ両者の点数の和が最大の領域
を選択する。
合焦状態予測部7bは、レンズ駆動部5が制御部7から
のレンズ鄭動量指令値に従って合焦に向けて撮影レンズ
1を即動する前に、焦点検出領域選択部7aにより選択
された焦点検出領域の焦点検出情報を基準として、焦点
検出情報算出部2cにより算出された各分割焦点検出領
域の焦点検出情報に基づいて合焦後の各焦点検出領域の
予測デフォーカス量、すなわち予測ピントずれ量δAF
’(I)を算出するとともに、レンズ位置検出部6によ
り検出された撮影レンズ1の現在位置に基づいて合焦後
の撮影レンズ1の予測位置を算出する。
これらの予測値は、第5図に示す合焦状態予測ルーチン
を実行して算出される。
第5図において、ステップSlで、レンズ駆動前の各焦
点検出領域のピントずれ量δAF (1)〜δAF (
6)をメモリ7dから読み出し、ステップS2で、焦点
検出領域選択部7bにより選択された領域の番号S(1
〜6)をメモリ7dから読み出す、なお、ピントずれ量
δAF (I)および選択領域番号Sは、後述するメイ
ンプログラム実行時にこの合焦状態予測ルーチンの実行
に先立って格納される。
続くステップS3で、領域番号Iを0にリセットし、ス
テップS4へ進んで、領域番号Iをインクリメントする
。すなわち、まず領域D1が設定される。ステップS5
において、撮影レンズ1が駆動されて合焦した後の焦点
検出領域D1の予■11ピントずれ量δAF’ (1)
を求める。これは次のような手法で算出できる。
今、焦点検出領域選択部7aにより領域Sが選択されて
いるから、上述したように、制御部7は、レンズ吐動部
5を介して焦点検出領域Sのデフォーカス量、すなわち
第4図(a)に示すレンズ駆動前のピントずれ量δAF
 (S)がOとなるように撮影レンズ1を駆動して合焦
させる。従って。
レンズ傭動後の領域Sのピントずれ量は0となる。
このとき、撮影レンズ1は、第4図(a)に示すレンズ
駆動前の領域Sのピントずれ量δA、F(S)に相当す
るレンズ駆動量だけ駆動されるから、レンズ駆動後の各
焦点検出領域の予測ピントずれ量δAF″(1)は、δ
AF (S)だけ変化することになり、次式により算出
される。
δAF’ (I)=δAF(I)−δAF(S)・・・
(]) ステップS6では、I=6かどうか、すなわち全ての焦
点検出領域に対してピントずれ量を算出したかどうかを
判別し、終了していればステップS7へ進み、そうでな
ければステップS4へ戻って次の焦点検出領域に対する
予測ピントずれ量δAF’ (I)を算出する。算出さ
れた予測ピントずれ量δAF’ (I)は、メモリ7d
に格納される。
ここで、焦点検出領域選択部7aにより領域D4が選択
されたものとして以上のステップを実行すると、第4図
(a)に示すレンズ駆動前のピントずれ量δAF (I
)から第4図(b)に示すレンズ駆動後の予測ピントず
れ量δAF’ (I)が得られる。
次に、ステップS7で、現在の撮影レンズ1の位置りを
メモリ7dから読み出し、続くステップS8では、合焦
に至るまでのレンズ駆動量、すなわち焦点検出領域選択
部7aにより選択された領域Sのピントずれ量δAF 
(S)に相当するレンズ駆動量ΔNをメモリ7dから読
み出す、なお、レンズ位ILおよびレンズ駆動量ΔNは
、後述するメインプログラム実行時に算出され、このサ
ブルーチンの実行に先立ってメモリ7dへ格納される。
ステップS9において、撮影レンズ1のレンズ駆動前、
後の位置の変化量ΔLを次式により算出する。
ΔL=ΔN−x         ・・ (2)ここで
、Xは、レンズ駆動量Nをレンズ位置りの変化量に変換
するための撮影レンズ固有の係数である。
続くステップS10で、レンズ駆動後の撮影レンズ1の
予測位置L′を次式により求め、メモリ7dに記憶する
L’ =L+ΔL       ・・・(3)以上の処
理を終えると後述するメインルーチンへリターンする。
このように、撮影レンズ1が焦点検出領域選択部7aに
よって選択された領域Sのピントずれ量δAF (S)
に相当するレンズ邸動量ΔNだけ駆動されて合焦した後
の、各焦点検出領域の予測ピントずれ量δAF″(I)
および撮影レンズ1の予測位置L′が算出される。
露出演算部7cは、撮影レンズ1が粁動される前に1合
焦状態予測部7bにより算出されたレンズ駆動後の各焦
点検出領域の予測ピントずれ量δAF’ (I)と撮影
レンズ1の予測位置L′とに基づいて、分割測光部4に
より検出された各測光領域の測光値BV (I)を補正
し、この補正された測光値を用いて撮影レンズ1合焦時
の適正な露出値を演算する。
第6図(a)、(b)は、この露出演算ルーチンを示す
フローチャートであり、同図により露出演算方法を説明
する。
ステップS21で、焦点検出領域番号Iを0にリセット
し、ステップS22で1をインクリメントする。すなわ
ち、まず領域D1がセットされる。
ステップS23において、合焦状態予測部7bにより算
出されたレンズ駆動後の領域D1の予測ピントずれ量δ
AF″(1)をメモリ7dから読み出す。
ステップ824〜ステツプS32は、個々の領域毎にレ
ンズ駆動後の予測ピントずれ量δAF’(I)に応した
重み付は量D (I)を与えるステップである。すなわ
ち、ステップS24で、予測ピントずれ量δAF’ (
1)が150μmより大きいかどうかを判別し、大きけ
ればステップS25へ進み、領域D1の予測ピントずれ
量δAF’(1)は相当前ピンであるとして重み付は量
D(1)=0とする。同様に、ステップS26で、50
くδAF’(1)≦150かどうかを判別し、そうであ
ればステップS27へ進んで、やや前ピンであるとして
D (1)=2とする。ステップ828では、−50≦
δAF’ (1)≦50であるかどうかを判別し、そう
であればステップS29へ進んで、合焦状態にあるとし
てD (1)=3を与える。ステップ830では、−1
50≦δAF’(1)<−50であるかどうかを判別し
、そうであればステップS31へ進んで、やや後ピンで
あるとしてD (1)=1を与える。なお、ステップS
30が否定されたとき、すなわちδAF’ (1)<−
150のときは相当後ピンであるとしてD(1)=Oと
する。
このように、領域D1のレンズ駆動後の予測ピントずれ
量δAF’ (1)に応じた重み付は量D(1)が決定
され、順次メモリ7dへ格納される。
続くステップS33では、■=6かどうか、すなわち焦
点検出領域D1〜D6の全てに対して重み付は量D(I
)を設定したかどうか確認し、終了していればステップ
S34へ進み、そうでなければステップS22へ戻って
未終了の領域に対して重み付は量を決定する。
次に、ステップS34において、予め後述するメインプ
ログラムを実行してメモリ7dに格納されている各測光
領域F1〜F8の測光値BV (1)〜BV (8)を
読み出し、ステップS35では、重み付は量D(1)〜
D(6)をメモリ7dから読み出し、さらにステップS
36で、合焦状態予測部7bにより算出されたレンズ駆
動後の撮影レンズ1の予測位置L′をメモリ7dから読
み出す。
ステップS37において、第2図に示す周辺領域F4〜
F8の平均輝度Brを次式により算出する。
Br=(Σ BV  (I))15 1=4 ・・・ (4) さらにステップ838において、先に求めた各焦点検出
領域の重み付は量D(1)の総和Mを次式により算出す
る。
M=ΣD (I)           ・・(5)I
=1 次にステップS39で、上記ステップで算出した重み付
は量りの総和Mが0かどうかを判別し、0であればステ
ップS49へ進み、そうでなければステップS40へ進
む。ここで、M#Oの状態は、中央部領域F1〜F3が
合焦もしくはそれに近い状態であるから、ステップS4
0において中央部の輝度Beを次式により求める。
続くステップ841〜ステツプS45は、主要被写体が
近景であるか、中景であるか、あるいは遠景であるかに
より中央部の輝度Beおよび周辺部の輝度Brにそれぞ
れ重み付は量u、vを与えるステップである。
ステップS41において、主要被写体が近景であるかど
うかをレンズ駆動後の撮影レンズ1の予測位置L′によ
り判別する。すなわち、例えばL′<0.7mであれば
近景としてステップS42へ進み、中央部の輝度Bcの
重み付は量u=4を設定し、さらに周辺部の重み付は量
v=2を設定する。つまり、周辺部よりも中央部の輝度
に大きな重み付は量を与える。
ステップS41で近景でないと判別されると、ステップ
S43で中景かどうかを判別する。つまり、0.7≦L
’<10mのとき中景であるとしてステップ844へ進
み、u=3.v=3を設定して中央部および周辺部の各
輝度に同量の重み付は量を与える。
また、ステップS43で中景でないと判別されたときは
ステップS45へ進み、主要被写体は遠景であるとして
u=2、v=4を設定し、中央部よりも周辺部の輝度に
大きな重み付は量を与える。
このように、主要被写体までの撮影距離に応じて中央部
領域および周辺部領域の輝度に重み付けをした後、ステ
ップS46に進んで周辺部領域の輝度Brと中央部領域
の輝度Beの差が2EVより大きいかどうかを判別し、
中央部よりも周辺部の輝度が高いときにはステップ34
.7へ進んで、中央部の輝度Beを露出値としてBに与
える。
また、ステップS46が否定されたときはステップ54
8へ進み、上記ステップで設定した中央部および周辺部
の各輝度の重み付は量u、vを用いて次式により露出値
を算出する。
B= (u−B c+v−B r) /6 − (7)
なお、ステップS39において重み付は量の総和Mが0
であると判別されたとき、つまり相当な前ピン状態か、
あるいは相当な後ピン状態のときは、ステップS49へ
進んで、周辺部の輝度Brを露出値としてBに与える。
以上の処理を終えると後述するメインプログラムヘリタ
ーンする。
次に、再び第1図にもどって説明を続ける。
露出制御部8は、上述した露出演算部7Cにより算出さ
れた露出値に基づいてシャッター機構部9および絞り機
構部10を制御する。
表示部11は、シャッターレリーズ12が半押しされた
時点、すなわち撮影レンズ1を駆動する直前から同レン
ズを即動して合焦に至るまでの間、露出演算部7cによ
り算出された露出値に基づいて、ファインダー内にシャ
ッター速度と絞り値を表示する。
第7図は、制御回路7で実行される露出制御装置のメイ
ンプログラムを示すフローチャートである。同図により
露出制御装置の全体動作を説明する。
このプログラムは、シャッターレリーズ12が半押しさ
れたときに起動される。まずステップS60において、
焦点検出情報算出部2cにより算出された各焦点検出領
域毎のピントずれ量δAF(1)〜δAF (6)を読
み込み、メモリ7dに記憶する。次にステップS61へ
進んで、前述した選択方法により主要被写体が含まれる
焦点検出領域を選択し、その領域番号をSに設定する。
続くステップS62では、上記ステップで選択された焦
点検出領域のデフォーカス量に基づいて撮影レンズlの
翻動量ΔNを算出し、メモリ7dに記憶する。ステップ
S63では、撮影レンズ1の現在位置りを上述した方法
により算出してメモリ7dに記憶する。さらにステップ
S64で、分割測光部4から第2図に示す各領域毎の測
光値BV(1)〜BV (8)を読み込み、メモリ7d
に記憶する。
次に、ステップS65において、上述した合焦状態予測
ルーチンを実行し、レンズ駆動後の各焦点検出領域の予
測ピントずれ量δAF’ (1)〜δAF’ (6)と
、撮影レンズ1の予測位置L′を算出する。ステップ3
66では、上述した露出演算ルーチンを実行し、撮影レ
ンズ1を駆動して合焦した後の最適な露出値を演算する
。そして、ステップS67において、上記ステップで算
出したn出値からシャッター速度および絞り値を求め。
表示部11に表示する。
ステップ868では、撮影レンズ1が合焦状態にあるか
どうかを判別し、合焦状態にあればステップS69に進
み、そうでなければステップS71へ進む。撮影レンズ
1が合焦状態にあるときは、ステップS69でレンズ駆
動部5に駆動停止指令を送出してレンズ駆動を停止する
。さらにステップS70において、ステップ867で算
出されたシャッター速度および絞り値を露出制御部8へ
出力する。
なお、ステップS68が否定されたときはステップS7
1へ進み、上記ステップで算出された撮影レンズ1の即
動量ΔNに従ってレンズ駆動を開始する。
以上の処理を終えると露出制御プログラムの実行を終了
する。
なお、上述した露出制御プログラムでは、撮影レンズ合
焦後のステップS70において、レンズ即動前の予測焦
点情報およびレンズの予測位置に基づいて算出された露
出値により露出制御を行ったが、レンズ駆動後に再び各
領域の焦点検出および測光を行い、それらの合焦後の最
新データに基づいて露出制御を行ってもよい。
以上説明したように、撮影レンズを駆動して合焦させる
前の非合焦状態でも、合焦後の焦点検出領域毎の焦点検
出情報および撮影レンズの位置を算出し、これらの予測
値に基づいて測光値を補正し、この補正された測光値に
基づいて露出値を算出するので、正確な露出制御が行え
る。さらに、この測光値を表示するので非合焦時でも合
焦後の正確な露出値を知ることができる。
また、焦点検出領域を分割して各領域毎に合焦状態の情
報、すなわちピントずれ量および主要被写体までの撮影
距離を算出し、これらの情報に基づいて複数の分割測光
領域から検出された測光値を補正して適正露出を算出す
るので、バランスのよい露出値が得られる。
G0発明の詳細 な説明したように本発明によれば、撮影レンズを駆動し
て合焦させる前に合焦後の焦点検出領域毎の焦点検出情
報を予測し、これらの予測値に基づいて複数の測光領域
から検出された測光値を補正して露出値に算出するので
、非合焦時でも正確な露出制御を行うことができる。
また、請求項2では1合焦後の焦点検出情報に加えて撮
影レンズ位置をも予測し、これらの予測値に基づいて複
数の測光領域から検出された測光値を補正して露出値を
算出するので、非合焦時でもさらにバランスのよい露出
値が得られる。
さらに、請求項3では、撮影レンズが合焦するまでの間
、上記の露出値を表示するので、非合焦状態でも正確な
露出値を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示すブロック図、第2図は撮影画面
の分割領域を示す図、第3図は撮影画面の中央分割領域
と焦点検出領域の関係を示す図、第4図(、)はレンズ
駆動前のピントずれ量を示す図、第4図(b)はレンズ
即動後の予測ピントずれ量を示す図、第5図は合焦状態
予測ルーチンを示すフローチャート、第6図(a)、(
b)4ま露出演算ルーチンを示すフローチャート、第7
図は露出制御のメインプログラムを示すフローチャート
である。 1:撮影レンズ    2:焦点検出部4:分割測光部
    5:レンズ駆動部6:レンズ位置検出部 7:
制御部 7a:焦点検出領域選択部 7b:合焦状態予測部 7C:n出演算部8:露出制御
部   11:表示部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)撮影画面内の所定の焦点検出領域内を複数領域に分
    割して各分割領域毎に焦点検出情報を算出する焦点検出
    情報算出手段と、 この焦点検出情報算出手段によって算出された前記分割
    焦点検出領域毎の焦点検出情報に基づいて主要被写体が
    含まれる焦点検出領域を選択する焦点検出領域選択手段
    と、 この焦点検出領域選択手段により選択された前記焦点検
    出領域の焦点検出情報に基づいて撮影レンズを駆動して
    合焦させるレンズ駆動手段と、前記撮影レンズの現在位
    置を検出するレンズ位置検出手段とを備えたカメラの露
    出制御装置において、 前記撮影画面を複数の測光領域に分割し、少なくとも1
    つの測光領域に前記焦点検出領域が重なるように設定さ
    れる分割測光手段と、 前記レンズ駆動手段により前記撮影レンズを駆動する前
    に、前記焦点検出領域選択手段により選択された前記焦
    点検出領域の焦点検出情報を基準として、前記焦点検出
    情報算出手段により算出された前記各分割焦点検出領域
    毎の焦点検出情報に基づいて合焦後の前記各分割焦点検
    出領域毎の焦点検出情報の予測値を算出する合焦状態予
    測手段と、 この合焦状態予測手段によって算出された前記分割焦点
    検出領域の各々の焦点検出情報の予測値に基づいて前記
    分割測光手段により検出された測光値を補正し、この補
    正された測光値を用いて適正露出を演算する露出演算手
    段とを備えることを特徴とするカメラの露出制御装置。 2)請求項1に記載のカメラの露出制御装置において、 前記合焦状態予測手段は、前記レンズ駆動手段により前
    記撮影レンズを駆動する前に、前記焦点検出領域選択手
    段により選択された前記焦点検出領域の焦点検出情報を
    基準として、前記焦点検出情報算出手段により算出され
    た前記各分割焦点検出領域毎の焦点検出情報に基づいて
    合焦後の前記各分割焦点検出領域毎の焦点検出情報の予
    測値を算出するとともに、前記レンズ位置検出手段によ
    り検出された前記撮影レンズの現在位置に基づいて合焦
    後の前記撮影レンズ位置の予測値を算出し、前記露出演
    算手段は、前記合焦状態予測手段によって算出された個
    々の前記焦点検出領域の焦点検出情報と撮影レンズの予
    測値とに基づいて前記分割測光手段により検出された測
    光値を補正し、この補正された測光値を用いて適正露出
    を演算することを特徴とするカメラの露出制御装置。 3)請求項1または2に記載のカメラの露出制御装置に
    おいて、 前記撮影レンズが合焦するまでの間、前記露出演算手段
    により算出された露出値を表示する表示手段を備えるこ
    とを特徴とするカメラの露出制御装置。
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