JPH0473582B2 - - Google Patents

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JPH0473582B2
JPH0473582B2 JP58053728A JP5372883A JPH0473582B2 JP H0473582 B2 JPH0473582 B2 JP H0473582B2 JP 58053728 A JP58053728 A JP 58053728A JP 5372883 A JP5372883 A JP 5372883A JP H0473582 B2 JPH0473582 B2 JP H0473582B2
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cleaning
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真法に関するもので、より詳
細には、クリーニング作業性、トナー像の転写
性、に優れ、感光体表面へのフイルミングが防止
され、しかも感光体寿命を延長させ得る電子写真
法に関する。
電子写真法においては、第1図に示す通り、光
導電性感光体1の表面をチヤージヤー11で帯電
させ且つ光学系12を介して画像露光することに
より静電潜像を形成させ、この静電潜像を現像機
構13によりトナー14で現像し、形成されるト
ナー像を複写紙15にチヤーヂヤー16により静
電的に転写し、転写後感光体表面に残留するトナ
ーを必要によりチヤーヂヤー17で除電後クリー
ニング機構18により除去する一連の工程を反復
して複写を行つている。転写行程後において、感
光体表面に残留するトナーは感光体表面に静電的
に吸引されているものもあり、クリーニングによ
る除去は必ずしも容易ではない。
従来、トナーのクリーニングには、フアブラシ
法、弾性ブレードを用いる法、磁気ブラシを用い
る方法等が使用されているが、フアブラシ法では
トナー飛散の問題があり、磁気ブラシ法では、高
価なマグネツト収容クリーニングスリーブを別個
に必要とし、また現像スリーブをクリーニングに
も併用する場合にはクリーニング作業のために複
写サイクルが長くなるという問題がある。弾性ブ
レードを感光体表面と摺擦させてクリーニングを
行う方式は、機構も操作も簡単であるという利点
を有するが、トナー粒子の感光体表面への静電的
吸引力に打ち勝つてトナー粒子を感光体表面から
除去するためには、ブレード先端にかなり大きな
押圧力乃至は圧接力を及ぼさなければならず、こ
れにより感光体表面に傷が入つたり、或いは感光
体の寿命が短かくなるという欠点がある。
また、反復使用型の感光体においては、上述し
たクリーニング操作を行つても、トナー中の樹脂
等の成分が次第に薄膜状に付着蓄積するフイルミ
ングという現象があり、これにより感光体の電子
写真特性が劣化するという問題がある。
従つて、本発明の目的は、クリーニング作業性
に優れ、また感光体表面へのフイルミングが防止
され、その結果として感光体寿命を延長させるこ
とが可能な電子写真法を提供するにある。
本発明の他の目的はクリーニング不良やフイル
ミングによるカブリが有効に防止され、濃度が高
くしかも切込みの鮮鋭な転写画像を形成させるこ
とが可能な電子写真法を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、極めて簡便な操作及
び構成で前述した改善が可能となる電子写真法を
提供するにある。
本発明によれば、電子写真感光体表面に静電荷
像を形成させる工程、該静電荷像をトナーで現像
する工程、トナー像を転写紙に転写する工程及び
転写後の感光体表面をクリーニングする工程から
成る電子写真法において、感光体の電荷と逆極性
に帯電可能な固体潤滑剤微粒子を静電荷像を有す
る感光体表面と接触させて、静電荷像に対応する
潤滑剤微粒子の薄層の像を形成させ、次いでこの
薄層の像が形成された感光体表面をトナーで現像
することを特徴とする電子写真法が提供される。
本発明の原理を説明するための第2−A乃至2
−D図において、先ず第2−A図の帯電工程で導
電性基質2上の光導電層3をコロナチヤージヤ1
1で一様に帯電させ、次いで第2−B図に示す露
光工程において、光学系12を介して画像露光す
る。この露光工程において、明部Lでは光導電層
が導体となつて表面電荷が消失し、暗部Dでは表
面電荷(この具体例ではプラス電荷)が残存して
静電荷像4となる。
本発明においては、第2−C図に示す潤滑(ル
ブリケーシヨン)工程において、静電荷像4が形
成された感光層2を、感光体の電荷と逆極性に帯
電可能な固体潤滑剤微粒子5と接触させて、静電
荷像4に対応して潤滑剤微粒子の薄層の像6を形
成させる。
次いで、第2−D図に示す現像工程において、
潤滑剤微粒子の薄層像6が形成された感光層2
を、現像機構13によりトナー現像すると、静電
荷像4の上に存在する潤滑剤微粒子が薄層の形で
存在し、この静電荷像4の電気的吸引力は未だ飽
和されていないため、潤滑剤微粒子薄層6の上に
厚いトナー層7が形成されることになる。
本発明の電子写真法においては、第3図に拡大
して示す通り、感光層2の静電荷像4の部分に、
先ず潤滑剤微粒子の薄層6及びその上に現像トナ
ーの厚層7が形成されていることが顕著な特徴で
ある。
即ち、本発明の電子写真法においては、トナー
像7は薄い潤滑剤像6を介して感光体表面3に付
着した画像構成となつているため、トナー像転写
に際して、複写紙への転写が効率良く行われ、濃
度が高くしかも切込みの良好な転写画像を形成し
得ると共に、クリーニングに際しては潤滑剤像6
による潤滑効果により、転写後感光体表面に残留
するトナーの除去が、比較的小さな力で極めて容
易に行われるという顕著な利点がある。
また、潤滑剤像6の存在により、トナーを構成
する樹脂等の定着成分が感光体表面にフイルム状
に析出してこれを被覆する所謂フイルム現像も解
消され、前述したクリーニング作業性の向上と相
俟つて感光体の寿命を著しく延長させることが可
能となる。
本発明において、静電荷像への潤滑剤の施用
は、静電荷像の形成後でトナー現像前の段階で行
われる。潤滑剤粒子を薄層の像の形で施こすに
は、潤滑剤粒子と静電荷像を有する感光層との接
触時間を、通常のトナー現像の場合に比して短か
くすればよい。一般的に言つて、静電像と固体潤
滑剤粒子との接触時間は、0.011乃至0.101秒、特
に0.032乃至0.107秒の範囲とすることが望まし
い。勿論、施こす潤滑剤粒子がそれ自体良好な滑
り性を有し、また固体潤滑剤粒子が微細な粒径を
有することにも大きく依存して、潤滑剤粒子の像
は比較的薄いものとなる。
潤滑剤粒子の感光層表面への施用は、ハケブラ
シ塗り、ブレート塗布、ローラ塗布、吹付け塗
布、スリツトを通しての塗布等の任意の手段で行
い得る。
本発明の好適態様を示す第4図において、現像
機構13の感光層導入側端部19に、動物の毛、
合成繊維等で形成されたブラシ20を配置し、こ
のブラシ20に固体潤滑剤粒子5を保持させ、現
像機構13に導入される感光層3とブラシ20と
が現像に先立つて接触させるようにする。
本発明のこの態様によれば、現像機構の感光層
導入側に潤滑剤塗布用ブラシ20を配置するとい
う簡単な構成で、クリーニング性の向上、フイル
ミングの防止及び転写画像の濃度並びにコントラ
ストの向上という顕著な作用効果が達成されるも
のである。
しかも、感光層上の静電潜像に吸着される潤滑
剤粒子の層は極めて薄い層であり、従つて消費さ
れる潤滑剤粒子の量もかなり少ないことから、ブ
ラシ20に一回潤滑剤粒子を保持させれば、少な
くとも2000枚程度の複写迄は、上述した潤滑剤塗
布に基づく作用効果が持続されるものである。
勿論、ブラシ20に時折潤滑剤粒子を補給し
て、ブラシ20に潤滑剤粒子を保持させるように
する代りに、第5図に示すように、ブラシ20の
根元21に潤滑剤粒子の溜め22を設けて、消費
される分の潤滑剤粒子をブラシ20に自動的に補
給されるようにしてもよい。
本発明において、固体潤滑剤微粒子とは、前に
述べた条件を満足するものであれば任意のものを
用いることができる。例えば、静電荷像がプラス
電荷である場合には、フツ素系樹脂、特にポリフ
ツ化ビニリデンの球状粒子が有利に使用される。
このポリフツ化ビニリデン球状粒子は、クリーニ
ング性の向上及び転写画像の画質向上に対して特
に顕著な作用効果を示す。本発明の目的に最も好
適なポリフツ化ビニリデン球状粒子は、カイナア
(KYNAR−ペンウオルト・コーポレーシヨンの
商標)の商品名で市販されているものであり、こ
の球状粒子は、その一次粒径(電子顕微鏡写真法
による数平均粒径)は、0.1乃至1ミクロンの範
囲にあり、一般に1乃至7ミクロンの二次粒子の
形で存在する。フツ素系樹脂としては、ポリテト
ラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン/
ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリフツ化
ビニル、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリ
シクロルジフルオロエチレン等も使用し得るが、
この場合には、ポリフツ化ビニリデンに比して若
干効果が低下するようである。
また、静電荷像がマイナス電荷である場合に
は、ガラスの超微粉体等を固体潤滑剤微粒子とし
て用いることができる。
本発明の電子写真法は、上述した潤滑剤粒子の
塗布を行う点を除けば、それ自体公知の任意の手
法で行うことができる。例えば、感光層として
は、セレン感光体、CdS感光体、酸化亜鉛/樹脂
分散体感光体、非晶質シリコン感光体、有機感光
体等が適宜使用される。トナーとしては、顕電性
トナーと磁性キヤリヤとから成る2成分系現像
剤、電気絶縁性磁性トナーから成る1成分系現像
剤等が使用される。
本発明を次の例で説明する。
実施例 テスト機としてブレードクリーナーを用いた三
田工業KK製DC−181R複写機を使用した。
ブレードによる感光体ドラム表面へのキズ防止
対策としてブレードのドラムへの圧接力を7.03
g/cmから4.00g/cmへと低下させた。次に第4
図に示したように現像機構上部の感光層導入端部
19に設けられたブラシ20の上側に固体潤滑剤
としてポリフツ化ビニリデン球状粒子(KYNER
−ペンウオルト・コーポレーシヨン社製)6gを
添加し、均一な穂だまりを形成させた。その後ク
リーニング状態をテストするため2000枚ごとにポ
リフツ化ビニリデンを6gづつ添加しながら
10000枚のコピーテストを行なつた。(ただし使用
現像剤は巴川製紙所製RM−28) その結果、10000枚中のコピー中に1枚のクリ
ーニング不良も発生しなかつた。また10000枚の
コピー終了後のドラム表面状態はキズやフイルミ
ングの発生がなく、全く汚れのない状態であつ
た。
比較例 比較例として固体潤滑剤としてのポリフツ化ビ
ニリデンを使用しなかつた以外は実施例とまつた
く同様のテストを行なつた。
その結果、約500枚コピーしたあたりからクリ
ーニング不良が発生しはじめ、約1200枚コピーし
たところでクリーニング不良のため実用に耐えら
れないコピーとなりテストを中止した。そこで実
施例と同様にブラシ20の一部の上にポリフツ化
ビニリデンを添加して穂だまりを形成してテスト
したところ、次の1枚目から少しかぶりはあるが
クリーニング不良が解消されたコピーが得られ
た。数枚テストした後、感光体ドラムを複写機本
体から取りはずして表面状態を調べたところ、か
ぶりの発生原因となるフイルミングが全面に発生
していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子写真プロセスの概略説明図、第2
図及び第3図は本発明の原理説明図、第4図は本
発明の一実施例を示す図、第5図は潤滑剤粒子の
供給手段の説明図である。 2……導電性基質、3……光導電層、4……静
電荷像、5……潤滑剤微粒子、6……潤滑剤粒子
の薄層、7……トナー層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電子写真感光体表面に静電荷像を形成させる
    工程、該静電荷像をトナーで現像する工程、トナ
    ー像を転写紙に転写する工程及び転写後の感光体
    表面をクリーニングする工程から成る電子写真法
    において、感光体の電荷と逆極性に帯電可能な固
    体潤滑剤微粒子を静電荷像を有する感光体表面と
    接触させて、静電荷像に対応する潤滑剤微粒子の
    薄層の像を形成させ、次いでこの薄層の像が形成
    された感光体表面をトナーで現像することを特徴
    とする電子写真法。
JP58053728A 1983-03-31 1983-03-31 電子写真法 Granted JPS59180573A (ja)

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JP58053728A JPS59180573A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 電子写真法

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JP58053728A JPS59180573A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 電子写真法

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JPS59180573A JPS59180573A (ja) 1984-10-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57165848A (en) * 1981-04-07 1982-10-13 Canon Inc Image bearing material

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