JPH0473416A - 操作ケーブル用保護管及びその管の加工装置 - Google Patents

操作ケーブル用保護管及びその管の加工装置

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JPH0473416A
JPH0473416A JP18636990A JP18636990A JPH0473416A JP H0473416 A JPH0473416 A JP H0473416A JP 18636990 A JP18636990 A JP 18636990A JP 18636990 A JP18636990 A JP 18636990A JP H0473416 A JPH0473416 A JP H0473416A
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JP
Japan
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tube
cable
spiral
operating cable
drum
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Pending
Application number
JP18636990A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Murakami
正俊 村上
Akio Miyaji
宮地 昭夫
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0473416A publication Critical patent/JPH0473416A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、自動車等の車両におけるクラッチケーブル等
の操作ケーブルを被覆保護するための保護管、及びその
管の加工装置に関する。
(2)従来の技術 上記操作ケーブルは、例えば自動変速機付きの四輪自動
車において該変速機の作動切換等の為に使用されるもの
であって、一般に金属製インナワイヤの外周を管状の合
成樹脂製アウタワイヤで被覆して構成されており、従っ
て自動車の組立ライン等において他物との衝接により合
成樹脂製アウタワイヤに傷が付くと、水分や塵埃等がア
ウタワイヤ内に侵入してインナワイヤの発錆や作動不良
等を惹起する虞れがある。
そこで上記組立ラインにおけるアウタワイヤの損傷を防
止するために、アウタワイヤ外径よりも内径の大きいビ
ニールチューブにその全長に亘って直線状の切れ目を入
れてなる保護管を用意しておき、この保護管内に操作ケ
ーブルを挿通させた状態で該ケーブルの組付は作業を行
ない、その組付は完了後は該ケーブルより保護管を上記
切れ目を開いて取外し、鎖管は再使用するようにしてい
る。
(3)発明が解決しようとする課題 ところが上記従来の保護管の切れ目は直線状であったの
で、鎖管を曲げた時に大きく開き易く、そのため上記操
作ケーブルの組付は時に該ケーブルと共に保護管を曲げ
る際に、該切れ目の大きく開いた部分から操作ケーブル
が不用意に飛び出す虞れがあった。
本発明は上記に鑑み提案されたものであり、従来のもの
の上記不具合を解決し得る操作ケーブル用保護管、及び
その管の加工装置を提供することを目的とする。
B8発明の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、可撓性を有し内部
には車両用操作ケーブルを挿通し得る保護管において、
その全長に亘って螺旋状の切れ目を形成したことを第1
番目の特徴とし、また可撓性を有し内部には車両用操作
ケーブルを挿通し得る保護管に、その全長に亘って螺旋
状の切れ目を形成するための加工装置であって、基台と
、この基台に着脱可能且つ回転自在に支持され、外周面
に螺旋状の案内溝を有すると共に前記保護管を抜差可能
に挿着し得る回転ドラムと、その回転ドラムの一側にお
いて該ドラムの軸線に沿って摺動し得るよう前記基台に
支持されるカッタとを少なくとも備え、前記カッタには
、前記案内溝内に刃先部を臨ませた切刃と、同案内溝の
内側面に摺動自在に係合する係合突部とが設けられたこ
とを第2番目の特徴とする。
(2)作 用 上記第1番目の特徴によれば、保護管が曲げられたとし
ても上記切れ目は螺旋状のために開きにくいから、該切
れ目を通して操作ケーブルが保護管内より飛び出すのを
効果的に抑えることができる。
また第2番目の特徴によれば、回転ドラム外周に保護管
を挿着した状態でそのドラムの螺旋状案内溝内にカッタ
の切刃の刃先部を臨ませ且つ上記係合突部を係合させて
、カッタをドラム軸線に沿って摺動させると、その摺動
に伴ない回転ドラムが徐々に回転して、該係合突部及び
刃先部は保護管に対し螺旋状の相対運動を行ない、その
ため保護管には該刃先部によって、上記案内溝形状に対
応した螺旋状の切れ目が入れられる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明する。先
ず、第1図には、本発明の実施に係る保護管Pが示され
ており、この管Pには、その全長に亘り螺旋状の切れ目
Sが形成される。保護管Pは、ビニールチューブ、ゴム
管等の、可撓性を有する管体より構成されるものであり
、自動車の組立ラインにおいて、クラッチケーブル等の
操作ケーブルCの組付は作業時に、該ケーブルCの合成
樹脂製アウタワイヤ1を保護すべく該ケーブルCを内部
に挿通させた状態で使用される。
このような保護管Pの使用によれば、前記操作ケーブル
Cの組付は作業時に鎖管Pによって操作ケーブルCの合
成樹脂製アウタワイヤ1を被覆保護することができるの
で、該アウタワイヤの損傷防止に効果的であり、また組
付は完了後は保護管Pを、上記切れ目Sを開くことによ
り操作ケーブルCから取外し、再利用することができる
また特に保護管Pの切れ口Sを螺旋状としたことにより
、鎖管Pを曲げても切れ目Sは開きにくくなるから、前
述のような操作ケーブルCの組付は作業時に保護管Pが
ケーブルCと共に大きく曲げられたとしても、上記切れ
目Sを通してケーブルCが不用意に飛び出る虞れはない
次に第2〜5図を参照して、保護管Pに上記螺旋状の切
れ口Sを入れるための加工装置への構造を説明する。こ
の加工装置Aは、基台2と、この基台2に回転自在に支
持される回転ドラム3と、このドラム3の一側に配設さ
れ該ドラム3の軸線に沿って摺動し得るよう基台2に支
持されるカッタ4とを備えている。
前記回転ドラム3は、基台2の両端部に一体的にねじ止
め5されたL字状の一対の支持枠6に両持ち支持される
。即ち、その各支持枠6の上端面には、回転ドラム3の
両端部に設けた小径軸部3aを上方より抜差可能に嵌入
させる支持孔6aがそれぞれ開口しており、その支持孔
6aの一側には、前記小径軸部3aの支持孔6aからの
離脱を阻止するドラム押え7が配設される。このドラム
押え7は、支持枠6に溶接されたナラ)6bに螺挿され
る調節ねじ8と、該ねじ8と平行し支持枠6の外側面に
一体に突設される支持ピン6Cとに嵌合する長孔7aを
有しており、従って該ドラム押え7は、調節ねじ8を緩
めた状態では、該ねじ8及び支持ピン6cの配列方向に
摺動自在であって、回転ドラム3の端部3bに係合する
ドラム押え位置(第3図の実線位置)と、その係合を解
除するドラム解放位置く第3図の二点鎖線位置)との間
を自由に移動することができる。尚、第2図中、9は調
節ねじ8の中間部に遊嵌されたリング状のスペーサであ
る。而してドラム押え7は、これを前記ドラム解放位置
に置けば回転ドラム3を支持枠6より脱着自在であり、
また前記ドラム押え位置に置いて調節ねじ8を締付ける
と支持枠6に回転自在に保持することができる。
回転ドラム3の外周面には、その全長に亘って螺旋状の
案内溝3gが凹設されており、この案内溝3gの形状は
、保護管Pに形成すべき螺旋状切れ目Sの形状に対応し
て決められる。さらに回転ドラム3の外周面には、その
一端側に偏位して環状のストッパ3sが突設されており
、このストッパ3sは、回転ドラム3内に保護管Pを嵌
挿させた時に鎖管Pの端面と係合してその位置決めを行
なうためのものである。
前記カッタ4は、回転ドラム3の一側において基台2上
に配設された摺動案内装置Gにより支持される。この装
置Gは、基台2上に一体的にねじ止め10されて回転ド
ラム3と平行する案内レール11と、このレール11に
その長手方向に沿って摺動自在に支持されたスライドベ
ース12と、このスライドベース12上に載置されその
摺動方向と直角の方向に延びる複数の長孔14aを有す
る支持台14とを有しており、前記スライドベース12
には、前記各長孔14aを摺動自在に貫通するボルト1
3の軸部13」が螺挿されており、該ボルト13は、そ
の頭部13hの下面が支持台14上面との間に僅かの遊
隙を存して対面するように、スライドベース12へのね
じ込み量が調整される。前記支持台14上には、基本的
にチャンネル状をなす一対のカッタ押え16の各両端フ
ランジ部が一体的にねじ止め15されており、その両カ
ッタ押え16と支持台14間に前記カッタ4が一体的に
挟着される。従ってカッタ4は前記支持台14と共に、
前記ボルト13が長孔14a内を摺動し得る範囲内で、
回転ドラム3に対し進退可能である。
前記カッタ4は、図示例では従来周知の構造のものを利
用しており、そのケーシング17の、回転ドラム3側の
端面からは、切刃18と、その刃先部18aを支持する
胴部19とが突出しており、該刃先部18aは前記案内
溝3g内に臨ませることができ、また該胴部19の、本
発明係合突部としての先端部19aは同案内溝3g内に
嵌入してその内側面に摺動自在に係合することができる
尚、上記カッタ4において胴部19はケーシング17に
固着されており、また該胴部19に嵌装される切刃18
は、位置調節操作用の撮み20aを有する固定手段20
により、胴部19に位置調節可能に固定されている。
次に前記加工装置Aを用いて保護管Pに螺旋状の切れ目
Sを入れる手順について説明する。先ず、回転ドラム3
を基台2の支持枠6より取外した状態で、その外周に保
護管Pを前記ストッパ3Sに当るまで挿通させる。一方
、支持台14は、その上面にカッタ4を固定した状態で
、第2図に符号Xで示すスタート位置に待機させる。
次に回転ドラム3の両端の小径軸部3aを対応する支持
枠6の支持孔6a内にそれぞれ嵌め込み、ドラム押え7
で抜止めを行うことにより、該ドラム3を支持枠6にセ
ットする。このセット作業に際しては、予約支持台14
をスライドベース12に対し、回転ドラム3より離間す
る方向(第4図右方)に若干後退摺動させておいて、該
支持台14に固定されるカッタ4の切刃18の刃先部1
8a及び胴部19の先端部19aがドラム3外周に干渉
しないようにする。
前記回転ドラム3のセット作業が完了すると、カッタ4
の切刃18の刃先部18aがドラム3の案内溝3g内に
臨み且つ胴部19の先端部19aが同案内溝3gに係合
するように、支持台14を回転ドラム3に向けて前進摺
動させ、この前進限は、前記ボルト13の軸部13jと
長孔14aとの係合により規制される。
次に作業員が手で支持台14を前記前進限に押し付は保
持しながら、第2図左方へ摺動させる。
この摺動に伴ない回転ドラム3は、カッタ4の胴部19
の先端部19aと螺旋状案内溝3gの内側面との摺接に
よって回転力を受けて徐々に回転し、該先端部19a及
び刃先部18aは保護管Pに対し螺旋状の相対運動を行
ない、その結果、保護管Pには該刃先部18aによって
、案内溝3gに対応した螺旋状の切れ目Sが形成される
支持台14を第2図に符号Yで示される加工完了位置ま
で摺動させると、切れ口Sの形成作業は完了する。従っ
て作業者は支持台14を回転ドラム3より離れるように
スライドベース12に対し若干後退摺動させることによ
り、カッタ4の切刃18及び胴部19の先端部19aと
、ドラム3の案内溝3gとの係合を解除し、その解除後
、回転ドラム3を支持枠6より取外して、保護管Pを該
ドラム3より引抜く。
C1発明の効果 以上のように本発明によれば、可撓性を有し内部には車
両用操作ケーブルを挿通し得る保護管において、その全
長に亘って螺旋状の切れ目を形成したので、保護管が曲
げられても上記切れ目は開きにくくなり、従って該保護
管内に操作ケーブルを挿通させて行なわれる操作ケーブ
ルの組付は作業時に、保護管が操作ケーブルと共に大き
く曲げられたとしても、上記切れ目を通して該ケーブル
が不用意に飛び出る虞れはなくなり、組付は作業を能率
良く的確に行ない得ると共に操作ケーブルの品質の安定
化を図ることができる。
また保護管に前記螺旋状の切れ目を形成するための加工
装置が、基台と、この基台に着脱可能且つ回転自在に支
持され、外周面に螺旋状の案内溝を有すると共に前記保
護管を抜差可能に挿着し得る回転ドラムと、その回転ド
ラムの一側において該ドラムの軸線に沿って摺動し得る
よう前記基台に支持されるカッタとを少なくとも備え、
前記カッタには、前記案内溝内に刃先部を臨ませた切刃
と、同案内溝の内側面に摺動自在に係合する係合突部と
が設けられるので、回転ドラム外周に保護管を挿着した
状態でそのドラムの案内溝内にカッタの刃先部を臨ませ
且つ上記係合突部を係合させて、カッタをドラム軸線に
沿って単に摺動させるだけで、その保護管に螺旋状の切
れ目を簡単的確に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に係る保護管の要部斜視図、第2
〜5図はその保護管の加工装置の一実施例を示すもので
、第2図は全体平面図、第3図は第2図の■矢視拡大側
面図、第4図は第2図の■■線線入大断面図第5図は第
4図のV矢視部の拡大図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性を有し内部には車両用操作ケーブル(C)
    を挿通し得る保護管において、その全長に亘って螺旋状
    の切れ目(S)を形成したことを特徴とする、操作ケー
    ブル用保護管。
  2. (2)可撓性を有し内部には車両用操作ケーブル(C)
    を挿通し得る保護管(P)に、その全長に亘って螺旋状
    の切れ目(S)を形成するための加工装置であって、基
    台(2)と、この基台(2)に着脱可能且つ回転自在に
    支持され、外周面に螺旋状の案内溝(3g)を有すると
    共に前記保護管(P)を抜差可能に挿着し得る回転ドラ
    ム(3)と、その回転ドラム(3)の一側において該ド
    ラム(3)の軸線に沿って摺動し得るよう前記基台(2
    )に支持されるカッタ(4)とを少なくとも備え、前記
    カッタ(4)には、前記案内溝(3g)内に刃先部(1
    8a)を臨ませた切刃(18)と、同案内溝(3g)の
    内側面に摺動自在に係合する係合突部(19a)とが設
    けられたことを特徴とする、操作ケーブル用保護管の加
    工装置。
JP18636990A 1990-07-13 1990-07-13 操作ケーブル用保護管及びその管の加工装置 Pending JPH0473416A (ja)

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JP (1) JPH0473416A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011200959A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Ube Industries Ltd スパイラルカッター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011200959A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Ube Industries Ltd スパイラルカッター

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