JPH0473414A - 緩み止め締結装置 - Google Patents

緩み止め締結装置

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JPH0473414A
JPH0473414A JP18343590A JP18343590A JPH0473414A JP H0473414 A JPH0473414 A JP H0473414A JP 18343590 A JP18343590 A JP 18343590A JP 18343590 A JP18343590 A JP 18343590A JP H0473414 A JPH0473414 A JP H0473414A
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JP
Japan
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nut
washer
engagement
locking
fastened
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JP18343590A
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English (en)
Inventor
Nobuo Ishibashi
石橋 信雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被締結部材をボルト・ナツトにより締結する
緩み止め機構を備えた締結装置に関するものである。
(従来の技術) この種緩み止め締結装置としては、種々のものがあるが
、座金を利用したものとして、第12図及び第13図に
例示するものが知られている(実公大13−2780号
公報参照)。この締結装置は、被締結部材21に挿通さ
れたボルト22のねじ部23に螺合されるナツト24と
座金25とからなり、座金25はその周縁に10個の折
り曲げ舌片26を有しかつ被締結部材21側に回り止め
突起27を備え、該突起27を被締結部材21に設けた
係合凹部28に嵌入係合させ、前記舌片26をナツト2
4の側面に当接させて折り曲げるようにしたものである
(発明が解決しようとする課題) ところで、従来の上記装置では、ナツト24を締付けた
後、舌片26を折り曲げるのに用具が必要であり、締結
を解放する場合には舌片26を少くとも4個曲げ延ばさ
なければならず、作業が面倒であるほか、ナツト24を
被締結部材21の表面から沈める場合は、ナツト沈め孔
が大きくなり、舌片26の折り曲げが困難であるなどの
問題がある。
本発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたもので
、その目的とするところは、座金を折り曲げることなく
緩み止めが確実にでき、かつ緩み止め解除が容易で作業
性の良好な緩み止め締結装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手
段を講じた。
すなわち、本発明は、被締結部材策をボルト3、ナツト
4により座金5を介して締結する装置において、前記ボ
ルト3の頭又はナツト4の座金当接面4aに、1又は複
数の切欠き係止部7を設け、前記座金5は一部が切り起
されてその切り起し片にばね性を付与して係止片8とす
ると共に、該座金5の被締結部材当接面5aに少くとも
1つの係合突起9を設け、該突起9を被締結部材1に設
けた係合凹部6に嵌入係止させると共に、座金5の係止
片8を前記切欠き係止部7にナツト4等が緩む方向に係
止させうるようにしたことを特徴としている。
(作 用) 本発明によれば、まず被締結部材1に設けた係合凹部6
に、係合突起9が嵌合するように座金5を当てがった後
、ボルト3にナツト4を聾合する。
このとき、締付は方向にナツト4が回転しても、座金5
は回転せずその係止片8が切欠き係止部7に係止するこ
となく押圧されて被締結部材1に押付けられ、締結完了
又はその近傍において係止片8が切欠き係止部7に一致
し、その弾発力によって切欠き係止部7に嵌入係止され
る。
このようにして係止片8がナツト4の切欠き係止部7に
係止されると、座金5はその係合突起9が被締結部材1
の係合凹部6に係合しているので、いずれの方向にも回
動せず、したがって、ナツト4が緩もうとしても、座金
5の係止片8に拘束されて、完全に固定され緩むことは
ない。
このナツト4の緩み止めを解除するときは、係止片8の
端部をその弾発力に抗して被締結部材1に押付けると、
係止片8が切欠き係止部7がら脱出してロックが解除さ
れるので、ロック解除状態を保持したままでナツト4を
緩める方向に回転させることによって取外すことができ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図〜第5図は本発明の実施例を示し、1は被締結部
材、2は被締結部材1に設けられたボルト孔、3は締結
ボルト、4はナツト、5は座金である。
前記被締結部材1には、座金当接面1aに係合凹部6が
設けられている。
前記ナツト4の座金当接面4aには、1又は複数のクサ
ビ形の切欠き係止部7が緩み回動方向に設けられている
。この係止部7は、ナツト4の締付は回転方向前方のナ
ツト軸線と平行な係止面7aと、該係止面7aにその締
付は回転方向後方に続く傾斜面7bによって形成される
クサビ形切欠きとなっている。
前記座金5は、リングの一部を切断してその一端を斜め
に押し上げて切り起し片を形成し、この切り起し片にば
ね性を付与して係止片8とし、被締結部材当接面5aに
は、係止片8の近傍と他端近傍に係合突起9,10が打
出し状に形成されている。
なお、座金5は、半硬(なまし材と焼き入れ材との中間
の硬度)処理され、係止片8とその近傍部は部分焼入れ
によってばね性が付与され、ナット4による押付力を解
放するとその弾発力によってはね上がり、原状に復帰し
てナツト4の係止部7に嵌入係止するようになっている
また、被締結部材1の係合凹部6は、座金5の係合突起
9.10に対応してこれを嵌合させることができる位置
に設けられる。
上記実施例において、被締結部材1を締結する場合、ま
ず、被締結部材1に設けた係合凹部6に、係合突起9,
10が嵌合するように座金5を当てがった後、ボルト3
にナツト4を螺合する。このとき、ナツト4の座金当接
面4aが座金5の係止片8に接するが、座金5はその係
合突起9,1oが前記係合凹部6に嵌合しているため回
転せず、しかも係止片8が切欠き係止部7に係合するこ
となく押圧されて被締結部材1に押付けられる。そして
、ナツト4の締結完了又はその近傍において、係止片8
の先端8aが切欠き係止部7の係止面7aと一致し、係
止片8はその弾発力によりはね上がり切欠き係止部7に
嵌入係止される。
このようにして、締結が完了すると、座金5はその係合
突起9,10が被締結部材1の係合凹部6に係合しかつ
その係止片8がナツト4の切欠き係止部7に係止されて
いるので、座金5及びナツト4はいずれの方向にも回動
せず、したがって、ナツト4が緩もうとしても、座金5
の係止片8に拘束されて完全に固定され、緩むことはな
い。
そこで、ナット4の緩み止めを解除するときは、係止片
8の端部外周側にナツト4から突出している部分を、そ
の弾発力に抗して被締結部材1に押付けると、係止片8
が切欠き係止部7から脱出してロックが解除されるので
、ロック解除状態を保持したままでナツト4を緩める方
向に回転させることによって取外すことができる。
なお、上記実施例において、座金5の係止片8は、他の
部分の厚さよりも薄くして、ばね性を向上させるのが好
ましい。
また、座金5の係合突起9,10は、係止片8側のもの
1個としてもよく、また、打出し形成によることなく、
ピンを溶着又はかしめ固定したものでもよい。
第6図及び第7図は本発明の第2実施例の要部(座金5
の一部)を示し、第1実施例と異なるところは、座金5
の係止片8の弯曲(又は屈曲)基部外面即ち被締結部材
当接面5a側屈曲部に、複数の条溝11を半径方向に設
けた点であり、該条溝11により係止片8・のナツト4
の当接面に、第7図に2点鎖線12で示す盛り上がりを
防止することができる。
なお、係止片8の肉厚t1は、他の部分の肉厚t2より
も薄く、かつゆるやかに変化させである。
この第2実施例においても、第1実施例と同等の作用効
果が得られる。
第8図〜第11図は本発明の第3実施例の要部(ナツト
4及びロック解除用具13)を示し、第1実施例と異な
るところは、ナツト4の切欠き係止部7を3カ所に等間
隔で配設し、該係止部7にナツト軸線と平行なロック解
除用ビン孔14を貫通状に設けた点である。なお、ロッ
ク解除用具13は、ナツト4よりも若干大きい径の円板
15に、前記ビン孔14に対応してロック解除ピン16
を溶接等により固着したものである。
第2実施例においては、座金5の係止片8が、ナツト4
の3つの切欠き係止部7のいずれに係止されているか不
明な場合に、前記ナツト4のビン孔14にロック解除ピ
ン16をそれぞれ嵌入し、円板15をナツト4側に押付
けることにより、3本のロック解除ピン16のうちの1
本が係止片8を押動して、ロックを解除することができ
、ナツト4を被締結部材10表面から沈める場合に最適
である。
また、ナツト4の切欠き係止部7の数が多いので、座金
5の係止片8との係合位置合わせが容易であり、作業性
を向上させることができる。
本発明の上記各実施例では、ナツト4に切欠き係止部7
を設けたものについて説明したが、頭付ボルトの頭部に
、その座金当接面に切欠き係止部を1〜複数個所に配設
したものを採用することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
適宜設計変更することができる。
(発明の効果) 本発明は、上述のように、被締結部材1をボルト3、ナ
ツト4により座金5を介して締結する装置において、前
記ポルト3の頭又はナツト4の座金当接面4aに、1又
は複数の切欠き係止部7を設け、前記座金5は一部が切
り起されてその切り起し片にばね性を付与して係止片8
とすると共に、咳座金5の被締結部材当接面5aに少く
とも1つの係合突起9を設け、該突起9を被締結部材1
に設けた係合凹部6に嵌入係止させると共に、座金5の
係止片8を前記切欠き係止部7にナツト4等が緩む方向
に係止させうるようにしたことを特徴とするものである
から、締結作業が至極簡単でかつ確実に緩み止めを行な
うことができ、従来のように座金の舌片を折り曲げるな
どの作業が不要であり、作業性が良好で能率向上を図る
ことができ、緩み止めすなわちロック解除も極めて簡単
で、座金5の再使用が可能で経済性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図は一部破断正面図、第2図は平面図、第3図はナツ
トの裏面図、第4図は座金の正面図、第5図は第4図の
平面図、第6図及び第7図は第2実施例の要部(座金の
一部)の平面図及び正面図、第8図〜第11図は第3実
施例の要部を示し、第8図はナツトの正面図、第9図は
ナツトの裏面図、第10図及び第11図はロック解除用
具の正面図及び下面図、第12図及び第13図は従来例
の縦断面図及び座金の下面図である。 1・・・被締結部材、3・・・ボルト、4・・・ナツト
、4a・・・座金当接面、5・・・座金、5a・・・被
締結部材当接面、6・・・係合凹部、7・・・切欠き係
止部、8・・・係止片、9.10・・・係合突起。 第1 図 第4 瓢 第10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被締結部材(1)をボルト(3)、ナット(4)
    により座金(5)を介して締結する装置において、前記
    ボルト(3)の頭又はナット(4)の座金当接面(4a
    )に、1又は複数の切欠き係止部(7)を設け、前記座
    金(5)は一部が切り起されてその切り起し片にばね性
    を付与して係止片(8)とすると共に、該座金(5)の
    被締結部材当接面(5a)に少くとも1つの係合突起(
    9)を設け、該突起(9)を被締結部材(1)に設けた
    係合凹部(6)に嵌入係止させると共に、座金(5)の
    係止片(8)を前記切欠き係止部(7)にナット(4)
    等が緩む方向に係止させうるようにしたことを特徴とす
    る緩み止め締結装置。
JP18343590A 1990-07-11 1990-07-11 緩み止め締結装置 Pending JPH0473414A (ja)

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JP18343590A JPH0473414A (ja) 1990-07-11 1990-07-11 緩み止め締結装置

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JPH0473414A true JPH0473414A (ja) 1992-03-09

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ID=16135724

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JP18343590A Pending JPH0473414A (ja) 1990-07-11 1990-07-11 緩み止め締結装置

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JP (1) JPH0473414A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017106603A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 有限会社神明山荘 締結構造
JP2023021435A (ja) * 2020-11-12 2023-02-10 株式会社峰生 締結構造体

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