JPH0473405B2 - - Google Patents

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JPH0473405B2
JPH0473405B2 JP60054732A JP5473285A JPH0473405B2 JP H0473405 B2 JPH0473405 B2 JP H0473405B2 JP 60054732 A JP60054732 A JP 60054732A JP 5473285 A JP5473285 A JP 5473285A JP H0473405 B2 JPH0473405 B2 JP H0473405B2
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hair
panthenol
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ethyl ester
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Burudenii Nooman
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Richardson Vicks Inc
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/59Mixtures
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の属する利用分野] 本発明はヘアートリートメント又はコンデイシ
ヨニング組成物中に含ませるための新規な処方剤
及びそのような処方剤を含有する生じるヘアート
リートメント又はコンデイシヨニング組成物に関
するものである。 [先行技術と発明が解決しようとする問題点] 髪のシヤンプーをした後に櫛をかけまた整髪
(ヘアーセツト)をする特性を変えるため、並び
に髪のもつれを少なくするためにヘアートリート
メント又はコンデイシヨニング組成分を利用する
ことが望ましいことが認められている。そのよう
な用途に沢山の製品が提案され販売されてきた
が、欠点弱点のないものがなかつた。更に改良さ
れた良い櫛かけ及び整髪の、及びもつれをなくす
性質を有する製品が望まれている。 髪はブラシがけ、櫛がけ、タオルがけなどの多
くの要因によつて生じる摩擦による損傷を受ける
ことが分かつている。このような髪の磨耗は頭皮
上でのそのライフサイクルの間に髪の繊維がさら
される最も苛酷な損傷の一つであることは確かで
ある。そのような損傷は保護表皮層を除去し、そ
してその結果より脆弱な皮質(コルテツクス)の
フイブリル/マトリツクス複合体配列を露出させ
る。これまで数多くの毛管処理の目的は、そのよ
うな磨耗損傷を防止又は減少させることであつ
た。このため一般に更に損傷を受けることに対し
て髪を保護するように意図された重合体物質によ
つて髪の繊維を被覆することが試みられた。一般
にこれらのものの使用者はそのような重合体被覆
が非常に望ましく効果的なものであるとは思つて
いない。 従つて本発明の目的はこれまで使用された製品
のこれらの欠点弱点を避けるか又は本質的に減少
させ、及び/又は新規な組成物が髪に対する磨耗
損傷を防止又は減少させ、髪に使用されるときに
髪の摩擦の減少の為に、櫛がけ、整髪及びもつれ
除去を改良するような改良されたヘアートリート
メント又はコンデシヨニング組成物を提供するこ
とである。 [問題を解決する手段] 本発明によれば9重量部のd−パンテノールエ
チルエステル及び1重量部のd−パンテノールが
ヘアーコンデイシヨニング又はトリートメント組
成物中に使用された時には、髪と髪との間の摩擦
を減少させ、櫛がけ、ブラシがけの困難を減少
し、また髪のもつれを減少する組成物が得られ
る。そのような組成物は櫛がけ及び整髪の改良を
可能にする。更にそのような組成物はまた髪と髪
との間の磨耗損傷を防止又は減少させる。 9部のd−パンテノールエチルエステル及び1
部のd−パンテノールの処方剤は髪コンデイシヨ
ニング及びトリートメント組成物中に一般的に組
成物の約0.05重量%〜約1.0重量%の量で混入出
来る。より好ましくは組成物中に約0.1〜約0.5%
の処方剤が使用される。 同様の各7重量部のd−パンテノールに対して
3重量部のd−パンテノールエチルエステルを含
有する市販されている髪用組成物で髪を処理する
と処理直後の髪の摩擦が増加すると同時に、処理
の後髪を磨耗損傷を減少させないで増加させるこ
とを考えると、本発明の9/1処方を含有するヘア
ーケアー組成物は、即座に(2分以内)大きな摩
擦を生じることがなく、またそのような組成物で
処理したのちに髪の磨耗を減少させるということ
は驚くべきことである。 本発明の処方剤は任意の適当な非洗浄除去系製
品のヘアーコンデイシヨニング又はトリートメン
ト組成物、例えばローシヨン、クリーム、溶液、
ゲル、スプレーなどに混入することができるが、
好ましのはローシヨン組成物である。ヘアー組成
物は通常又は慣用的にそのような組成物中に見い
だされる他の部分、例えば抗細菌剤、乳化剤、染
料、着色剤、香料などを含むことが出来る。ま
た、処方剤はシヤンプー、髪及び頭皮コンデイシ
ヨナーなどの洗髪(ヘアーウオツシング)調製物
中に混入してもよい。 本発明の新規な処方剤は9重量部のd−パンテ
ノールエチルエステルを1重量部のd−パンテノ
ールと単に混合することによつて造ることが出来
る。d−パンテノールは(R)2,4−ジヒドロ
シキ−N−(3−ヒドロキシプロピル)3,3−
ジメチルブタミドである。そのような処方剤は次
に約0.05重量%〜約1重量%、好ましくは約0.1
〜0.5重量%の量で任意の適当なヘアーケアー組
成物中に混入するのに適している。 本発明のヘアーケアー組成物を使用した直後の
髪の摩擦の大きな増加がないこと及び本発明の組
成物を使用した後に髪の磨耗が減少するという予
期せぬ効果は次の比較試験により説明される。 髪摩擦試験 髪の試料は同一の志願者からもらつて市販され
ているシヤンプーで洗つた。髪の試料を、成分d
−パンテノールエチルエステル及びd−パンテノ
ールを、3:7の比率で0.1重量%含有している
市販されている髪用組成物、及び組成物のこの
3:7の比率0.1%を本発明の処方剤、即ち9重
量部のd−パンテノールエチルエステル対1重量
部のd−パンテノールの処方剤0.1重量%に置き
換えること以外は同じである本発明のヘアーケア
ー組成物によつて処理した。これらの二つのヘア
ーケアー組成物の組成は以下の表1に記載され
る。
【表】 試験装置及び方法は、約40本の髪からなる髪の
束を直角に貫通した処理済みの髪の試料の6本の
髪の群を用いる。髪と髪との摩擦は4つのエレク
トロダイナモメーター(電気力量計、特に、張力
計)を使用してしつかりと縛られている髪の束を
通して6本の髪の群を引つ張るのに要求される力
を測定することにより行なつた。6本の髪を引張
るのにエレクトロダイナモメーターに最大8g重
の力をかけ得るように設定する一方で、エレクト
ロダイナモメーターにより及ぼされる張力の開放
によつてもとの位置に戻すために6本の髪の反対
側の端に6.5gの重りを取りつけた。各測定の間、
束を通じて髪を引つ張るエレクトロダイナモメー
ターによつて発生される力は移動し始めるまでは
線形的に5gから8gに1秒間に6mgの速度で増
加し得るよう設定しこれはお互いに髪が横切る動
きの間に0.23mm/秒の並進スピードを生じた。 ヘアーケアー組成物は標準的な方法で各6本の
髪を、組成物を浸したペーパーテイツシユを用い
てぬぐうことによつて適用した。 処理前及び処理後の標準的な時間間隔で実施さ
れる各測定は3回繰返された。各試験は同じ提供
者からの髪試料を用いて同じヘアーケアー組成物
で5回実施された。 髪の摩擦試験の結果は第1図に示され、0.1%
の3/7処方を含んでいる市販の組成物は2分に於
いて髪の摩擦を非常に増加させたけれども、0.1
%の9/1処方を含んでいる組成物は2分に於いて
髪の摩擦を大きく増加させず、処理後5分以降か
ら髪の摩擦を実質的に減少させた。髪の櫛がけ又
はブラシがけは一般に髪のシヤンプー及びコンデ
イシヨニングの後5分以内に行なわれるので本発
明の組成物はずつと容易な櫛がけ、ブラシがけ及
び整髪を可能とし、髪がもつれることがずつと少
ない。 髪磨耗試験 髪の試料を同じヘアーバンク(いろいろな提供
者からの髪を保存した髪のストツク)中の同じス
イツチ(入れ毛に使用するような一定量の同一人
からの髪)から取り出し、以下の様に放射性にし
た。磨耗試験を行なう前に大きな髪のスイツチを
ケラチンポリペプチドのアミノ酸組成に似た14C
でラベルされたアミノ酸の溶液中に1時間浸すこ
とによつてそのスイツチを放射能活性にした。 溶液の過剰をにじみ出させ髪試料を環境条件で
乾燥させた。放射性にする為に使用したアミノ酸
の溶液は以下の通りである。 L−アラニン 9.4% L−アルギニン 7.0% L−アスパラギン酸 10.0% L−グルタミン酸 9.0% L−グリシン 6.0% L−ヒスチジン 1.5% L−イソロイシン 6.0% L−ロイシン 12.5% L−リジン 5.0% L−フエニルアラニン 7.5% L−プロリン 5.5% L−セリン 3.0% L−スレオニン 5.5% L−チロシン 6.0% L−バリン 6.0% 髪の試料をヘアーケアー組成物で処理すること
は予め放射性にした髪のスイツチの半分を組成物
を浸した吸収紙片で注意深くぬぐうことによつて
行なつた。他の半分の放射性の髪のスイツチを対
照として使用し、未処理のままとした。 処理された二つのヘアーケアー組成物で処理済
みの、そして二つの未処理の髪スイツチ(16cmの
長さ)を予め両面接着テープで放射性でない髪の
繊維で覆つておいた回転シリンダーの周りに(円
周方向)に巻きつけた。髪の試料と回転するシリ
ンダーの間の接触は9gの鉛の重りを各髪の試料
の自由端につるすことによつてなされ、他の端は
クランプによつて固定位置に保持された。髪の鱗
に逆らう方向に於いてかなりの摩擦を起こさせる
ために780rpmの回転シリンダーによつてその円
周7cm部分のセグメントが7cmの髪と鱗さかなで
方向に接触するように重りをつけた髪の試料を設
置して磨耗を達成した。 磨耗された後に各髪の試料を2cmの長さのセグ
メントに末端から中心の部分にむかつて切り、そ
の検定を液体シンチレーシヨンカウンテイングに
よつて検定した。そのような条件に於いて、強い
磨耗は回転するシリンダーと接触していた髪のセ
グメント、即ち、髪の末端から4cm〜11cmの所に
活性のかなりの減少を生じるはずである。 試験に使用した本発明のヘアーケアー組成物及
び市販のヘアーケアー組成物の組成は次の表2に
記載される。
【表】 30分間の磨耗の後に得られた、本発明のヘアー
ケアー組成物で処理された髪及び未処理の髪の平
均の結果は明らかに非磨耗髪と較べてセグメント
2及びセグメント7の間の活性の有意義な減衰を
表わしている。この放射能の減少は、磨耗の間に
於ける放射性物質でラベルされた表皮の鱗及び他
の髪の体積物の除去によつて生じたものであつ
て、髪と髪との連続的な摩擦によつて生じた損傷
の大きさを表わすものである。 そのような条件に於いて、磨耗指数(AI)を
磨耗が全部起こつた時に除かたであろうケラチン
の量に対する磨耗の間に消滅したケラチンの量の
比として定義することが出来る。 処理された髪及び未処理の髪の磨耗指数を一対
として比較すると本発明のヘアーケアー組成物で
処理した試料の磨耗の有意義な減少(p=0.052)
を示す。これは明らかに平均磨耗指数に反映され
ており、磨耗指数は未処理髪(AI=18.4±5.10)
及び処理された髪(AI=9.7±3.03)と計算さる。 市販のケアーヘアー組成物によつて処理された
髪の試料に対して実施された同じような試験は、
未処理髪となるべく早く比較された市販の組成物
で処理された後の磨耗が増加していることを示し
ている。16の実験に対して計算された平均の磨耗
指数はこの観察を確認するものであつて、市販の
組成物で処理された髪の対してはAI=13.1±1.95
であつて、未処理の髪に対してはAI=8.6±2.78
である。(注:未処理髪の磨耗指数が前の18.4±
5.10と後の8.6±2.78と大きく異なるのは実施した
試験が異なり、異なるスイツチの使用、浸して沈
着させたアミノ酸溶液量の違いなど、各試験ごと
に条件が大きく異なつてしまうからである。) 従つて、市販のヘアーケアー組成物では組成物
は髪の磨耗の増加を生じたけれども本発明のヘア
ーケアー組成物は髪の磨耗を減少させた。
【図面の簡単な説明】
第1図は髪の摩擦測定の結果を示すグラフであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 髪トリートメント用のヘアーケア組成物中に
    おいて、その組成物中に9重量部のd−パンテノ
    ールエチルエステルを1重量部のd−パンテノー
    ルあたり使用することからなる組成物。 2 上記組成物中に9部のd−パンテノールエチ
    ルエステル及び1部のd−パンテノールの処方剤
    が、約0.05重量%〜約1.0重量%存在する特許請
    求の範囲第1項の組成物。 3 上記処方剤が組成物中に約0.1重量%〜0.5重
    量%存在する特許請求の範囲第2項の組成物。 4 以下の成分からなる特許請求の範囲第2項の
    組成物。成 分 重量/容量 無水エチルアルコール 35.00v/v 抗細菌剤 0.050 香 料 0.100 非イオン性乳化剤 0.075 d−パンテノールエチルエステル 0.09 d−パンテノール 0.01 紫外線フイルター剤 0.025 着色剤 0.00062 乳酸 右PHにする十分量 5.5 脱イオン水 右容量にする十分量 100ml 5 以下の成分からなる特許請求の範囲第2項の
    組成物。成 分 重量/容量 無水エチルアルコール 35.00v/v 抗かび剤 0.02 香 料 0.100 非イオン性乳化剤 0.075 d−パンテノールエチルエステル 0.09 d−パンテノール 0.01 乳化 右PHにする十分量 5.5 着色剤 0.00097 脱イオン水 右容量にする十分量 100ml
JP60054732A 1984-03-21 1985-03-20 髮トリートメント組成物 Granted JPS60209512A (ja)

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EP84103104A EP0155333B1 (en) 1984-03-21 1984-03-21 Hair treating composition
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AT (1) ATE45085T1 (ja)
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DK (1) DK165163C (ja)
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