JPH0473367A - 床面パネルの上・下動調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は建築工事に用いられる二重、三重の床面を形成
する装置に関するものである。

［従来技術］ 近年、建築技術の発達は目覚ましく、本発明に係る鉄筋
コンクリート製の建造物はその主流を占め、特に都市部
に於いては、土地不足から高層化されたビル群が各所で
林立している現状である。

オフィス用ビルディングに於ける床面は、コンクリート
床に各種の直張り絨穂、リノリュウム張等の方法で床面
が形成されているのが一般的であるが、住宅用ビルディ
ングに於いては、住み心地の良さ等の追求から床面をコ
ンクリート床面がら上部位置に木質性の床面を二重ない
し三重に形成されるのが常識と成っている。

然し乍ら木質性の床面を一定の高さに広域に渡って設置
することは手間ひまの掛かる面倒な施工であった。

［問題を解決するための手段］ 本発明の床面パネル調整装置は一辺を略百粍程の正方形
状の合板の中央部に金属製の円筒管状の支承管を挿入し
、一体止させて固着し該支承管の螺旋に螺合される様に
成した支足部を回動させることによって、前記一体止さ
れた合板と支承管は上下動を自在に行うことができるも
のである。

［実施例］ 一辺が約百粍程の正四方形状の厚み約二十粍程の強靭な
合板（１）の中央中心部へ貫通孔（２）を穿ち、該貫通
孔（２）へ密接に挿入できる様に外周部を加工した金属
製の円筒管の外周部の片方の端部から長手方向に他の端
部までの約三分の三位の位置に縁台状のフランジ（３）
をＩｊｊ７ａシ、フランジ（３）の対角線上の四箇所に
先端を鋭利に尖らせた突起（４）を設け、フランジ（３
）の終縁部から他の端部に至るまでをＶ字状に紋り込ん
で加工して外周部を形成する。

次ぎに円筒管の内ｆ！Ｒ部はＶ字状に絞り込んだ細径部
に雌螺子を切削し他の内周部は空洞部として加工し支承
管（Ａ）とする。

次に支承管（Ａ）の細径に設けた雌螺子に合う様に切削
した雄螺子を片＠部から長手方向の他端部に至る略三分
の三位にまで螺子山を設け、該螺子山の始端部（５）に
十字溝（６）を穿って設け、該十字溝（６）の各端辺の
螺子山部分を十字溝（６）に沿って削り取り、四条の糊
溝（７）を形成する。

次に他端部の近くに山形状のフランジ（８）を周設して
、該フランジ（８）の下面に自在に動くワッシャー（９
）を挿し込み、他端部の端辺部を支足部（１０）として
支足部（Ｂ）を形成する。

次に円錐状の強化ゴムの頂部を平面状に切削し、その円
状平面の中心部へ支足部（１０）を密着様に嵌め込んで
支持台（Ｃ）を形成して、本装置と成したものである。

［作用効果コ 上記の様に構成した本装置は、正方形の合板の中央中心
部に支承管を貫通状に突起部を押圧して設け、その支承
管内部に支足部を一部螺合させて設け、最下部に支持台
を設けたものであって、合板と固着された支承管の内周
部に設けた螺子に、支足部に設けた螺子を螺合させ、頂
部の十字溝へドライバーを差し込んで回動させると支持
台に差し込まれた支足部は摺回動して支足部のみが回動
し、支承部は螺子に沿って自在に上・下動を行うもので
ある。

第１図に図示の様に予め所定の高さに調整し、コンクリ
ート面（Ｄ）の所要箇所に定置された本装置の合板部の
一縁辺に基礎パネル（Ｅ）を上乗せし固着させ、該基礎
パネル（Ｅ）上面へ、水準器を接面させて水平を測定し
、本装置の支足部（Ｂ）の頂部に設けた十字溝（６）に
ドライバーを差し込んで、上下の微調整を行い、確定後
十字溝（６）の上部から支足部（Ｂ）の固定用接着剤を
注入して固定することを所要箇所に定置した本装置で行
うことによって基礎床の施工は完成されるのである。

次に該基礎床の上面上へ各種の床材をしきつめて本施工
は終了するものである 上述の様に本装置は極めて容易に非熟練者であっても施
工することが出来ると同時に短時間で行え加えてコンク
リート面から所定の高さを有するため遮音性防湿性を有
し、かっ支足台を強化ゴム製と成した為防振性をも兼ね
備えた極めて有意義な装置の提供である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本装置の使用説明図である。 第２図は本装置の一部を断面とした説明図である。 Ａ・・・支承管、Ｂ・・・支足部、Ｃ・・・支持台、Ｄ
・・・コンクリート面、Ｅ・・・基礎パネル、Ｆ・・・
各種の床材、 １・・・合板、２・・・貫通孔、３・・・支承管のフラ
ンジ、４・・・突起、５・・・支足部の始端部、６・・
・十字溝、７・・・刻溝、８・・・支足部のフランジ、
９・・・ワッシャー、１０・・・支足部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　建築後のコンクリート製の家屋の床面に床板として、
   主に用いられる木質製のパネルを一定の高さに定置せし
   める装置であって、正方形状の強靭な厚みを有する合板
   の中央中心部に貫通孔を穿設し、該貫通孔へ密接に挿入
   する如く成した金属製の円筒管の外周片端部より、長手
   方向の略三分の二部位に縁台状のフランジを設け、該フ
   ランジの対角線上の四箇所に三角形状の止爪を突設し、
   他端部外周域を絞り込んで、細径と成して外周部と成し
   、該細径部位の内周へ雌螺子を穿設し、他内周を空洞域
   と成して内周部とし支承管を形成し、該支承管の雌螺子
   に螺合する如く、片端部より長手方向の略三分の二部位
   にまで雄螺子を設け、該雄螺子頂部に十字溝を設けると
   共に、該十字溝より雄螺子終端部近傍に至るまでの螺子
   山を、十字溝に沿って穿ち、四条の糊溝と成し、他端部
   近傍に帽状と成したフランジを設け、該フランジ下面に
   、回動自在と成したワッシャーを挿着し、他端部近辺を
   支足部と成し、支足棒を形成し、該支足部を円錐形状の
   強化ゴムの頂部を平面と成した中央中心部へ丸孔を穿ち
   、摺回動自在となる如く嵌合させ、支持台を形成したこ
   とを特徴とする床面パネルの上・下動調整装置。