JPH0473314B2 - - Google Patents

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JPH0473314B2
JPH0473314B2 JP8584182A JP8584182A JPH0473314B2 JP H0473314 B2 JPH0473314 B2 JP H0473314B2 JP 8584182 A JP8584182 A JP 8584182A JP 8584182 A JP8584182 A JP 8584182A JP H0473314 B2 JPH0473314 B2 JP H0473314B2
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region
electron
phosphor
electrons
scattering
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Takahiro Yamada
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0473314B2 publication Critical patent/JPH0473314B2/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L33/00Semiconductor devices having potential barriers specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L33/0004Devices characterised by their operation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/15Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components having potential barriers, specially adapted for light emission
    • H01L27/153Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components having potential barriers, specially adapted for light emission in a repetitive configuration, e.g. LED bars
    • H01L27/156Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components having potential barriers, specially adapted for light emission in a repetitive configuration, e.g. LED bars two-dimensional arrays

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  • Led Devices (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、全固体化された映像(又は画像表
示)装置に関するものである。
これまで平型画像表示装置用の固体素子として
は、LED(Light Ewitting Diode発光ダイオー
ド),EL(Electro Luminescenceエレクトロルミ
ネセンス)などが提案されて来たが、輝度・応答
特性、階調特性、色再現性、消費電力のいずれか
で、はるかに陰極線管(CRT:Cathode Ray
Tuke)に及ばないのが現状である。
LEDは発光面積が小さく、消費電力が現状よ
り3桁程小さくなければ、平型映像装置の実現は
極めて困難である。
また、ELは、発光効率が低く、高い動作電圧
が必要なため、コンパクトな平型映像装置の実現
に不可欠な集積化が難しい。
ところで、このELはCRTと同様、発光原理と
して電子励起型ルミネセンスを利用している。そ
こで、CRTとELの電子励起型ルミネセンスを決
める電子の振舞いの点から全固体化平型映像装置
の可能性を明らかにする。
最初にCRTについて検討する。
一般に、真空中において電位がV0である陰極
から初速度υ0で放射された電子が、距離dだけ離
れた電位Vの陽極に達する瞬間の速度υは、(V
−V0が1〜10KV程度であれば)次式で表わされ
る。
1/2m(υ2−υ2 0)=q(V−V0)=qEd ……(1) 但し、m:真空中の電子の静止質量(9.107×
10-31Kg) q:電荷量(1.602×10-19C) E=V−V0/d:電界 簡単のために、υ0=0、V0=Oとすると、(1)
は次のようになる。
υ=(2qV/m)〓 ……(2) CRTで用いられる代表的な電圧V=2KVを(2)
に代入すると、 υ=3.6×109cm/sec 又、低速電子線励起型ルミネセンスを発光原理
とするVFD(Vacuum Flourescent Display
tube螢光表示管)の場合には、代表的な電圧V=
20Vを用いて、 υ=3.6×108cm/sec となる。
CRTの様な高速度の電子が螢光体に衝突する
と、その一部は表面層で弾性反射を起こし、入射
電子と同程度あるいはわずかに弱いエネルギーを
持つバツクスキヤツタ電子となるが、大部分はそ
の速度に応じて結晶内に、ある距離透過した後、
拡散的に広がりながら、励起が行なわれるといわ
れている。(Ehrenberg,W.et al:Proc.Phy.
Soc.(London),B66,p.1057(1953)を参照) 螢光体の結晶内に入射した電子は、自由電子や
束縛電子との非弾性衝突で二次電子を発生し次第
にエネルギーを失つていく。この二次電子は、順
次、より低いエネルギーの電子・正孔対に変換さ
れ、最後に対は解離して、その再結合エネルギー
で螢光体の付活剤が励起されると考えられてい
る。
螢光体は一般に絶縁物で電気抵抗が高く、入射
した電子は伝導によつて流れ去ることなく、螢光
面にとどまるから、螢光面は次第に負の電荷がた
まつて面電位が低下する。しかし、入射電子が、
結晶内の電子にエネルギーを与えて、二次電子を
放出する場合、負電荷が減少し、面電位はむしろ
上昇する。
ところが、VFDの様な低速電子線励起では、
電子線の侵入深さが浅くなり、入射電子は表面電
荷によつて一層散乱されやすくなる。そのため
VFDでは、導電性の粉体を混ぜ合わせた低抵抗
の螢光体が用いられている。
ところで、CRTもVFDも、真空中を走行する
電子が固体中に入るのであるから、電子の速度は
固体内で低下するはずである。
そこで、次に固体内の電子の振舞を調べる。
一般に、固体内の電子走行を考えるとき、電界
Eの条件の下で得られる電子の速度υ*は次式で
与えられる。
υ*=qτE/m*(1−e-t/〓) ……(3) 但し、 m*:電子の有効質量 τ:緩和時間(又は、平均衝突時間) (3)で、(t/τ)≫1のとき、速度υ*は、次式
で示されるドリフト速度υ* dとなる。
υ* d=qτE/m*=μE ……(4) 但し、 μ=qτ/m*:移動度 (又は単位電界に対するドリフト速度) (4)は、電子のドリフト速度υ* dが、電界Eに比
例することを表わしている。この時、係数にあた
る緩和時間τは、結晶中の格子の周期性を乱すさ
まざまな不完全性により引き起こされる散乱によ
つて決まる。
散乱を起こす機構として代表的なものは、 格子振動(フオノン)との衝突 イオン化した不純物との衝突 中性不純物(他に転位、空孔、格子間原子な
ど)による衝突 が挙げられる。そこで、上記〜の各散乱に対
応する緩和時間を、τL,τI,τNと表わせば 1/τ=1/τL+1/τI+1/τN ……(5) となる。
従つて、ドリフト速度υ* dを大きくするには、
τL,τI,τNを大きくする、すなわち散乱を減らす
ことが必要となる。
高純度の結晶においては、室温で最も主要な散
乱機構はフオノンによる散乱である。
このフオノンによる散乱は音響型モードと光学
的モードに大別される。
結晶の単位胞内に同等でない2種以上の原子を
含む場合(GaAsなどの化合物半導体、またGe、
Siなどのダイヤモンド型構造の結晶もそうであ
る。)の固有振動としては、2種原子が同位相で
振動するもの(音響型モード)と、逆位相で振動
するもの(光学的モード)とがある。これらを量
子化したものが、それぞれ音響型フオノンと光学
型フオノンである。音響型モードの方が励起エネ
ルギーωが小さいので室温でも熱的によく励起さ
れる。Ge、Siなどの非極性半導体では、音響型
モードによる散乱が支配的であり、イオン性結晶
(NaClなど)では光学型モードが主である。−
族、−族などの有極性半導体は両者の中間
の性質を示し、温度によつて支配的な散乱が変化
する。
ところで、(4)に示された電子のドリフト速度
υ* dと電界Eとの線形性は、電界Eが高くなると
共に成立しなくなる。これは、高電界になると、
電子が電界から吸収したエネルギーを音響型フオ
ノンとの衝突によつて格子に吐き出し切れなくな
り、散乱時間τが短かくなるからである。(この
時、電子温度(Te)>格子温度(TL)となるた
め、電子はホツトエレクトロンと呼ばれる。)電
界がさらに強くなり、電子のエネルーが光学型フ
オノンのエネルギーに達してこれと衝突するよう
になれば、散乱の原因は音響型フオノンとの相互
作用から光学型フオノンとの相互作用に変わる。
光学型フオノンとの相互作用になると1回の衝
突ごとに電子のエネルギーが大幅に失なわれる
為、ドリフト速度υ* dは一定の飽和速度υ* dsとなる。
ここで、 υ* ds=1/2(2ωOP/m*1/2 ……(6) 但し、ωOP:光学型フオノンのエネルギー この飽和速度υ* dsは、約105V/cmの電界で得ら
れ、代表的な半導体材料では、次の値が報告され
ている。
Ge,Si……約107cm/sec GaAs……約2×107cm/sec InP……約2.5×107cm/sec InAs……約35×107cm/sec 飽和速度υ* ds領域を越えた高い電界を印加する
と、電界加速によつて伝導電子の平均エネルギー
が電子−正孔対の生成エネルギーより大きくな
り、価電子帯の電子が高エネルギー電子に衝突電
離されて伝導帯へ励起されて伝導帯へ励起され自
由電子−正孔対が作られる。
このような衝突電離を起こすには、電子が衝突
せずに電界加速され、電離のしきいエネルギーεi
以上のエネルギーを持つ必要がある。
いま、電界Eの下で電子が衝突電離のしきいエ
ネルギーεiまで無衝突で加速されなければならな
い距離rは、次式で与えられる。
r=εi/qE ……(7) 電子の平均自由行程をl0とすると距離rを無衝
突で進む電子数の全体に対する割合Rは、 R=exp(−r/l0) ……(8) なので、エネルギーεiまで加速される電子の割合
R〓iは R〓i=exp(−εi/qEl0) ……(9) となる。
さて、CRT、VFDで、真空から固体に入射し
た電子は速度を低下するが、その値は、薄膜EL
の実験結果より類推できる。
それは、ELの場合、高電界で加速された電子
が直接螢光体の付活剤に衝突してこれを励起する
ことが分かつているからである。
最近、発光層のZnS薄膜だけに電圧が印加され
るような薄膜ELが作られ、動作電圧は20〜50V
で、電界が106V/cmに及ぶことが報告された。
(TV学会技術報告IPD57−6、pp35〜40,1981
を参照)この報告からELに於いては半導体中で
飽和速度υ* dsを生ずる電界105V/cmに比べ約一桁
大きい電界の下で電子励起型ルミネセンスが生じ
ている。従つて、この電界を用いて(2)を考慮する
と、電子励起型ルミネセンスを生じさせる半導体
中の電子の速度としては、 υ*>3×107〜108cm/sec ……(10) を満たすことが必要と考えられる。
ELは、条件(10)を満たすように高電界を用いて
いるのであるが、(9)のR〓iで表わされるようなた
またまフオノンとの衝突をまぬがれたラツキー電
子(lucky electron)に依存するため、効率は極
めて低くなる。
一方、通常の半導体中を走行する電子の速度が
(3)式で律せられる限り、電子励起型ルミネセンス
はEL以外にほとんど期待できないことが分る。
そこで、本発明は、固体内を非散乱で走行する
電子を用いて高効率の電子励起型ルミネセンスを
生じさせる全固体した新規な映像装置を提供する
ことを目的とするものである。
以下、本発明につき、その実施例を示す図面を
参照して説明する。
本発明の構成は、基本的に固体の電子走行部
と電子励起型ルミネセンスを生じる螢光体部か
ら成る。さらに、固体の電子走行部は、 (i) 速度増加の抑制原因となる散乱をキヤリアの
遮へい効果(又はスクリーニング効果)で抑え
た上、 (ii) 電子の走行距離Lを平均自由行程l0より小さ
くなるように作られる。すなわち、 L<l0 ……(11) キヤリアの遮へい効果とは、電子走行部の不純
物密度Ndは低くし、かつ伝導キヤリアとなる電
子の密度neを高くするという次の条件、 ne>Nd ……(12) が成立すると(一般のデバイスでは、neNd
イオン化した不純物のつくるクーロン場は、電子
の再分布で遮へいされ、散乱が減る現象である。
上述した散乱機構の中では、 光学型フオノンによる散乱 イオン化不純物による散乱 に対して著しい遮へい効果が期待できる。
従つて、有極性結晶材料(GaAs,InP,InAs
etc)を用いて、(12)の条件を満足するデバイス
が望ましい。
次に、(11)の条件について考える。電子の走行
距離Lが平均自由行程l0より短かい場合の走行
は、一般に非散乱走行と呼ばれる。
平均自由行程l0は一般に l0τυthμ/q(3KBTm*)〓 …(13) 但しυth:電子の熱速度 と表わされる。
また、電子の非散乱走行条件(11)を満足する電
子走行部の両端に印加される電圧V*は次の条件
で制限される。
KBT/q<V*<△ε/q ……(14) 但し、△ε:主バンドと副バンドとのエネルギ
ー差 ここで、E*=V*/Lとすれば(14)は次の様に
なる。
KBT/qL<E*<△ε/qL ……(15) 以上の様な非散乱走行条件を満たす電子のドリ
フト速度υ* dは、(1)と同様、次式で表わされる。
〓m*(υ*2 d−υ*2 dp)=q(V*−V* 0) ……(16) 但し、υ* dp:電子の初速度 ここで、簡単のために、υ* dp=O,V* p=Oとす
ると、 υ* d=(2qV*/m*1/2 ……(17) となる。
電子の非散乱走行を実現する材料としては、(1
3)から、室温で移動度μの大きいものが望まし
い。
たとえば、InAsの場合、μ=1.6×104(cm2
V・sec)T=300〓、m*=0.022×9.11×10-31
(Kg)を(13)に代入すると、l0〓0.13μm 従つて、キヤリアの遮へい効果を実現できる様
に(12)の条件を満たすデバイス構造をとれば、L
=0.1μmとしても、十分に非散乱走行が実現され
る。
また、室温で、InAsに対する(14)の条件は、 25mV<V*<870mV となる。そこで、V*=0.8Vとすれば、電子の速
度は、(17)から、υ* d〓3.5×108cm/secとなる。こ
れは、条件(10)を十分に満足することが分る。従つ
て、本発明の構成で、電子励起型ルミネセンスに
必要な電子速度が固体内の非散乱走行を利用する
ことで実現できることが明らかになつた。
以下に、図面を用いて、具体的なデバイス構造
を実施例を用いて説明する。
第1図を用いて、本発明を適用した1実施例と
して基本素子の構造及び動作を説明する。
第1図aは素子の断面構造をあらわす。
透明電極101の上に、電子線励起型螢光体1
02、高比抵抗領域103を順に形成し、高比抵
抗領域103の上に電子供給源となるn+領域1
04とn+領域104を取り囲むようにp領域1
05を設ける。更にこれらn+領域104、p領
域105の上に形成された絶縁膜106の開口部
で、n+領域104はソース電極Sと接触し、p
領域105はゲート電極Gと接触する。又、透明
電極101はドレイン電極Dと接触する。ここ
で、高比抵抗領域103の厚みLは、平均自由行
程l0より短かくなる様に形成して、非散乱の電子
走行を実現する。また、不純物イオンによる緩和
時間を長くするために、電子走行領域となる高比
抵抗領域103の不純物密度は1013〜1015cm-3
し、キヤリアの遮へい効果により散乱を抑えるた
め、n+領域104の不純物密度は1018〜1020cm-3
とする。また、電子走行量を制御するp領域10
5の不純物密度は1013〜1018cm-3とする。
さらに、電子励起型螢光体102は、一般的な
CRTに、用いられている高速電子線励起型螢光
体を用いれば、良い。あるいは、VFDなどで用
いる低速電子線励起型螢光体を用いてもよい。但
し、この低速電子線励起型螢光体を用いる場合
は、二次電子放出がほとんど期待できない領域で
使用するため、より低電圧で動作するものの輝度
が低くなる傾向を有する。
第1図bは、第1図aの断面構造に等価な概念
図、第1図cは以下で用いる等価回路を示してい
る。
第1図dは、電極S及びDに印加する電圧VS
=VD=0Vの時のエネルギーバンド図を表わす。
第1図eはVD>0としたエネルギーバンド図を
示す。この時、高比抵抗領域103が完全に空層
で覆われ、ピンチオフ状態となり、n+領域10
4前面で、p領域105に囲まれた部分に鞍部点
状の電位障壁107が現われ、この電位障壁10
7の高さが主として、n+領域104から螢光体
102に向かつて流れる電子の流量制御を行な
う。〔これはSIT(Static Induction Transistorの
略、IEEE Trans,ED−22,No.4pp185−197
(1975)を参照)と同様な動作となるため、第1
図cの等価回路にはSITの記号を用いている。こ
のSIT108を非散乱走行を表現する意味で
ideal SIT,略してi−SITと以下で呼ぶ。〕 電位障壁107を乗り超えて走行領域となる高
比抵抗領域103に注入された電子は、非散乱走
行をして螢光体領域102に侵入する。
この時、螢光体102が高速電子線励起型螢光
体の場合は、侵入した電子により二次電子を放出
し、螢光体が励起され、螢光体102が低速電子
線励起型螢光体の場合は、侵入した電子により、
螢光体が励起される。このようにして励起された
螢光体が緩和する過程で光を放出する。
第1図において、高比抵抗領域103と螢光体
102の界面の結晶性に問題があると、非散乱走
行して来た電子が捕獲されたり、減速したりする
などで、発光効率の低下が考えられる。したがつ
て、MBE(Molecular Beam Epitaxyの略)法
で螢光体を成長させるなどにより界面の完全性を
保つことが必要である。また、蒸気圧制御温度差
法を用いるなどして自己補償効果を抑制すれば、
螢光体と同一かほぼ等しい半導体材料で電子の非
散乱走行部を形成することも可能である。
第2図は、第1図に示された基本素子を2次元
に配列し、走査機能を持たせた固体映像表示装置
の構成を示す。(但しこの図は第1図cの等価回
路を用いて、3次元的構造を2次元的に表示して
いる。) 第2図で、行列配置されたi−SIT201のド
レイン側に螢光体202(第2図では螢光体20
2が分離されているが、実際は、連続して形成さ
れている。)が接続され、全ての螢光体202は、
端子Dから電圧が印加されている。
水平に並ぶi−SIT201のゲート部は水平伝
送線203に接続され、各水平伝送線が、垂直走
査回路204により順次選択されると同時に水平
伝送線に電圧が印加されるためi−SIT201は
オンになる。この時、水平走査回路205によ
り、水平MOSスイツチ206が順次オンとなる
ので、端子Sから順次、各垂直伝送線207に信
号に対応した電子が供給され、オン状態のi−
SIT201をこの電子が非散乱走行して螢光体2
02を発光させる。
以上の様に、本発明によれば、CRTに匹敵す
る全固体化の映像表示装置が実現でき、次の様な
特徴を有する。
螢光体を直接電子で励起させる方式ゆえ、輝
度、応答特性においてCRTと同等以上となる。
電子の非散乱走行状態をi−SITなどの様に
一般的な能動素子で実現でき。この様な能動素
子の制御電圧は数V以下で十分な為、結果とし
て駆動部も含めた高集積化および低消費電力化
が容易になる。
第2図に示した様な固体映像表示装置は、垂直
走査と水平走査により選択されたi−SIT201
のみがオンとなるので、オン状態の時間は極めて
短かくなる。従つて、螢光体202の応答特性が
速い場合には、輝度が不十分になることが考えら
れる。
この様な場合には、用途に応じて2つの対策が
可能である。
() 選択されたi−SITの位置をメモリなど
に記憶させておく。
() 選択されたi−SITのオン状態の時間が
長くなる様な走査方法を用いる。
最初に対策()を扱う。第3図は、この様な
条件を満足する、別の実施例の基本素子を示す。
第3図aは基本素子の断面構造を表わす。透明
電極301の上に電子線励起型螢光体302,n
形高比抵抗領域(真性の高比抵抗領域でもよい)
303を順に形成し、n形高比抵抗領域303の
上に電子供給源となるn+領域304とn+領域3
04を取り囲む様にp領域305を設ける。(こ
こで、透明電極301は端子D2に、n+領域3
04は端子S2に接続されており、一方p領域3
05は、仮にG2電極とも呼ぶことにする。なお
端子S2は通常接地している。) 更に、これらn+領域304,p領域305の
上に、p領域(これをD1電極とも呼ぶことにす
る。)306,p形高比抵抗領域307を順に形
成し、p形高比抵抗領域307の上に、正孔供給
源となるp+領域308と、p+領域を取り囲む様
にn領域309を設ける。(ここで、p+領域30
8は、絶縁膜310の開口部で端子S1に、n領
域309は、絶縁膜310の開口部で端子G1に
接続されている。) この時、n形高比抵抗領域303の厚みLは、
平均自由行程l0より短かくなる様に形成して、非
散乱の電子走行を実現する。また、不純物イオン
による緩和時間を長くするため、電子走行領域と
なるn形高比抵抗領域303の不純物密度は1013
〜1015cm-3とし、キヤリアの遮へい効果により散
乱を抑えるため、n+領域304の不純物密度は、
1018〜1020cm-3とする。また電子の走行量を制御
するp領域305の不純物密度は1013〜1018cm-3
とする。
さらに、電子励起型螢光体302は、一般的な
CRTに用いられている高速電子線励起型螢光体
を用いれば良い。(勿論、VFDなどで用いられる
低速電子線励起型螢光体を用いても良い。) 第3図bは、第3図aの断面構造に等価な概念
図、第3図cは、以下で用いる等価回路を表わ
す。第3図cで、SIT311は、非散乱走行を実
現するSITという意味でideal SIT、略してi−
SITと呼び、SIT312は、一般的なSITという
意味でusual SIT、略してu−SITと呼ぶことに
する。なお、容量313は、第3図aのp領域3
06(p領域305もp領域306と組成的には
全く同じである。)が浮遊領域となつており、p+
領域308から注入された正孔を蓄積する機能を
持つことに対応する。
第3図dは、電極S1およびD2に印加する電
圧VS1=VD2=0(V)に対応するエネルギーバン
ド図を表わす。第3図eは、VD2>0に対応する
エネルギーバンド図を示す。
この時、p形高比抵抗領域307は完全に空層
で覆われピンチオフ状態となり、p+領域308
の前面でn領域309に囲まれた部分に鞍部点状
の電位障壁314が現われる。この電位障壁31
4の高さはn領域309に印加される電圧でも制
御され、p+領域308からp領域306に向か
つて流れる正孔の流量を制御する。
一方、同時に、n形高比抵抗領域303も同様
な状況になつており、n+領域304の前面で、
p領域305に囲まれた部分に鞍部点状の電位障
壁315が現われる。この電位障壁315の高さ
はp領域306と接しているp領域305の電位
によつても制御され、n+領域304から螢光体
302に向かつて流れる電子の流量を制御する。
電位障壁315を乗り超えてn形高比抵抗領域
303に注入された電子は、非散乱走行をして螢
光体領域302に侵入する。螢光体302につい
ては、第1図に示した、螢光体102と全く同様
と考えればよい。
第4図は、第3図に示された基本素子を2次元
に配列し、走査機能を持たせた固体映像表示装置
の構成を示す。(但し、この図は第3図cの等価
回路を用いて、3次元的構造を2次元的に表示し
ている。このため、螢光体が分離されている様に
表わされているが、実際は連続して形成されてい
る。) 第4図で、行列配置されたu−SIT401のゲ
ートG1電極は水平方向に並ぶ他のu−SITのゲ
ート電極と共に水平伝送線402に接続され、各
水平伝送線402は、垂直走査回路403によつ
て順次、垂直走査され、選択された水平伝送線4
02に電圧を印加するのでu−SIT401はオン
になる。この時、水平走査回路404により、水
平MOSスイツチ405が順次オンになるので、
端子S1から順次、各垂直伝送線406に、信号
に対応した正孔が供給され、オン状態のu−SIT
401を通つて容量407に蓄積された正孔がi
−SIT409の電位障壁を制御して、グランド4
08から螢光体410に非散乱で走行する電子を
供給する。(ここで螢光体410は端子D2から
電圧が印加されている。)この非散乱で走行する
電子は、u−SIT401がオフになつても容量4
07に信号に対応した正孔が蓄積されている限
り、流れ続ける。
以上で、対策()に対する実施例の説明を終
える。
次に、対策()を扱う、対策()のポイン
トは選択されたi−SITのオン状態の時間を長く
しようとするものである。
いま、1フレームの画像をT(sec)表示すると
いう場合に、行列配置されたi−SITが行方向に
x個、列方向にy個とすれば、1個のi−SITが
オン状態となつている時間tは、 t=T/x・y …(18) となる。
従つて、第2図、第4図で例えば垂直走査回路
204及び403を除き、水平MOSスイツチと
端子Sをyグループ用意し、各グループをi−
SITの各行に対応させるならば、水平(δ)時走
査となるので、(18)は、 t′=T/x ……(19) となる。但し、この場合には、yグループの水平
MOSスイツチを導入するため、構成が極めて複
雑になり、実現が困難となる。
更に進んで、第1図a、第3図aの基本素子を
行列配置して、走査機能を設けず、全素子同時駆
動とすれば、(18)は t″=T ……(20) となり、オン時間の問題はなくなる。但しこの場
合には、同時駆動のためx・y本の配線の問題が
生じるため、光フアイバーなどを利用した光電変
換駆動などの検討が必要になる。
次に、固体映像表示装置の解像度を検討する。
行列配置されたi−SITの個数を増すことが、解
像度向上に結びつくのであるが、(18)から分かる
ように、i−SITの個数x・yを増すと共に、走
査回路は高速動作が要求され、駆動方法・消費電
力の面で著しく不利になる。この原因は、従来の
走査回路が全てクロツクパルスで駆動するところ
にある。
そこで、次に、クロツクパルスを用いない、高
解像度化のため走査方法について検討する。クロ
ツクパルスを用いない走査方法として考えられる
ものは、抵抗性ゲート電極の利用である。
抵抗性ゲート電極の基本構成を第5図aに示
す。p基板501上に形成されたn-領域502
の上に絶縁膜503を介し抵抗性ゲート電極50
4が作られ、その両端に電圧Eが印加されると、
第5図bに示す様なn-領域502のポテンシヤ
ル分布が得られる。この時、n-領域502の空
同化電位を〓=〓0とするとAで示された範囲が
空同化する領域に対応する。
この様な抵抗性ゲート電極を用いて走査機能を
実現するには、第6図に示す様に、最低2本の抵
抗性ゲート電極があれば宜しい。
第6図a,bはそれぞれ、上面図、断面図を表
わし、第6図cはポテンシヤル分布を表わす。
p基板601上に形成されたn-領域602の
上に絶縁膜603を介して、抵抗性ゲート電極6
04および605が作られている。
抵抗性ゲート電極604の両端の端子B−C間
に電圧E1を印加し(対応するポテンシヤル分布
を〓1とする。)、抵抗性ゲート電極605の両端
の端子D−E間に電圧E2を印加している。(対応
するポテンシヤル分布を〓2とする。) この時、n-領域602の空同化電位を〓=〓0
とすると抵抗性ゲート電極604に対してはFで
示された範囲が空同化領域となり、抵抗性ゲート
電極605に対してはGで示された範囲が空同化
領域となる。従つて、抵抗性ゲート電極604,
605に直角な方向でn-領域602を眺めると、
Hで示される範囲にチヤネルが形成されることに
なる。
この様にして形成されたチヤネルを例えば右側
に走査させるには、鋸歯状波R1,R2をそれぞれ
B−C端子間、D−E端子間に容量を介して供給
すれば良い。
この様な、複数の抵抗性ゲート電極によつて得
られる走査機能を、基板に埋めこまれた複数の抵
抗性ゲート電極に適用したものが第7図に示す実
施例である。
第7図は、基本画素単位に関してa下面図、
bX−X′断面図、cY−Y′断面図、d等価回路を示
している。
透明電極701の上に、電子線励起型螢光体7
02、高比抵抗領域703を順に形成する。この
時、螢光体702に近接して、絶縁物704で走
査方向と直角方向に分離された第2の抵抗性ゲー
ト電極として働くp領域705(第7図では螢光
体702に接触しているが、離れていても問題は
ない。)が形成されている。ここで第2の抵抗性
ゲート電極として働くp領域705は、走査方向
に連続して形成されている。
一方、高比抵抗領域703の上には、電子供給
源となるn+領域706とn+領域706をはさむ
ように形成されたp領域707とが、絶縁物70
8で走査方向と直角な方向に分離され、走査方向
には連続して形成される。ここでp領域707は
第1の抵抗性ゲート電極として働く。
さらに、n+領域706は絶縁膜708の開口
部で信号伝送線709と接続されている。
以上のことを簡単に表わしたのが、第7図dの
等価回路である。
第7図dにおいて、螢光体702に対応するの
が発光領域710、n+領域706に対応するの
が電子供給領域711、第1の抵抗性ゲート電極
として働くp領域707に応するのが第1ゲート
部712、第2の抵抗性ゲート電極として働くp
領域705に対応するのが第2ゲート部713で
あり、第1ゲート部712および第2ゲート部7
13の着色部が空同化状態の範囲を表わしてい
る。従つて、第7図dにおいては、Kで示す幅に
対応するチヤネルが電子が非散乱走行可能な部分
となる。(Kで示す幅は自由に設定できるのでこ
の幅を狭くすれば、高解像度化の目的が達成され
る。) 第8図は、第7図に示した基本画素単位を2次
元に配列した固体映像表示装置の実施例を示す。
(これは、第7図dの等価回路を用いて、3次元
構造を2次元的に表示している。
第8図において、螢光体801が2次元的に連
続的に形成され(但し図では表記上、垂直方向に
分離している。)、垂直方向に分離されている電子
供給領域802が、各行を表わしている。この各
行ごとに、電圧E1が印加された第1ゲート部8
03と電圧E2が印加された第2ゲート部804
とによつて開かれるチヤネルを通して、電子供給
領域802から電子が非散乱走行して螢光体80
1に侵入する。この実施例における水平走査は、
鋸歯状波R1およびR2をそれぞれ端子B−C間お
よびD−E間に容量を介して印加することにより
行なわれる。本実施例では垂直走査を行なわず、
各行同時の表示出力としている。
以上の様に、本実施例によれば、従来のCRT
と同様な走査方法が低電圧で行なえるため、駆動
方法の簡略化、低消費電力化が容易に実現される
だけでなく、高解像度化が極めて容易に実現でき
る。
最後に、本発明の原理や構造は、導電型が逆に
なつても、また他の半導体でも関係なく成立する
ものである。
以上のように本発明によれば、電子の非散乱走
行部と螢光体との組合わせを全て半導体で実現で
きることから、 CRTと同等以上の輝度が容易に得られる。
低電圧駆動(数Volt以下)が可能なため、
駆動部も含めた高集積化が容易で、しかも低消
費電力で動作する。
非散乱走行電子を利用するため、応答特性が
極めて優れている。
2本の抵抗性ゲート電極で空同化範囲を制御
することにより、走査時の幅が設定できるの
で、高解像度化も容易に実現できる。
という特徴を有することにより、従来のCRTに
置きかわる固体映像表示を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における固体映
像表示装置の画素構造を示し、aは断面図、bは
等価概念図、cは等価回路図、d,eはエネルギ
ーバンド図、第2図はその画素を2次元配列した
固体映像表示装置の構成を示すブロツク図、第3
図は本発明の第2の実施例における固体映像表示
装置の画素構造を示し、aは断面図、bは等価概
念図、cは等価回路図、d,eはエネルギーバン
ド図、第4図はその画素を2次元配列した固体映
像表示装置の構成を示すブロツク図、第5図はそ
の基本的な抵抗性ゲート電極を示し、aは断面
図、bはポテンシヤル分布図、第6図はその2本
の抵抗性ゲート電極で構成した走査回路を示し、
aは上面図、bは断面図、cはポテンシヤル分布
図、第7図は本発明の第3の実施例における固体
映像表示装置の基本画素を示し、aは下面図、b
はX−X′断面図、cはY−Y′断面図、dは等価
回路図、第8図はその基本画素を2次元に拡張し
た固体映像表示装置の構成を示すブロツク図であ
る。 101,301……透明電極、102,302
……電子線励起型螢光体、103,303……高
比抵抗領域、104,304……電子供給源とな
るn+領域、105,305……p領域、106
……絶縁膜、306……p領域、307……p形
高比抵抗領域、308……正孔供給源となるp+
領域、309……n領域、310……絶縁膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 低不純物密度の半導体基板の一表面上に形成
    された螢光体領域と、前記半導体基板の反対表面
    に形成された高不純物密度のキヤリア供給領域
    と、前記キヤリア供給領域から前記半導体基板内
    に注入されるキヤリアの量を制御するゲート領域
    とを有し、前記キヤリア供給領域から前記半導体
    基板内に注入されたキヤリアが非散乱走行状態で
    前記螢光体領域に到達し前記螢光体領域を発光さ
    せることを特徴とする固体映像表示装置。
JP57085841A 1982-05-20 1982-05-20 固体映像表示装置 Granted JPS58202483A (ja)

Priority Applications (2)

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JP57085841A JPS58202483A (ja) 1982-05-20 1982-05-20 固体映像表示装置
US06/495,413 US4554485A (en) 1982-05-20 1983-05-17 Solid-state image display device

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0473314B2 true JPH0473314B2 (ja) 1992-11-20

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JPS58202483A (ja) 1983-11-25
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