JPH0473270A - 個装洗剤用袋材料の製造方法 - Google Patents
個装洗剤用袋材料の製造方法Info
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- JPH0473270A JPH0473270A JP2180421A JP18042190A JPH0473270A JP H0473270 A JPH0473270 A JP H0473270A JP 2180421 A JP2180421 A JP 2180421A JP 18042190 A JP18042190 A JP 18042190A JP H0473270 A JPH0473270 A JP H0473270A
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Landscapes
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、一定量の洗剤を袋に封緘した個装洗剤(全自
動洗濯機等において使用)の袋材料の製造方法に関する
。
動洗濯機等において使用)の袋材料の製造方法に関する
。
[従来の技術]
従来から洗濯機用洗剤としては粉末状のものが使用され
ている。この粉末状洗剤は一般的には紙製の容器に収納
され、これを使用する際は、その容器の一部を開封し、
その開封口から一回分の量をカップやスプーンで計量し
て、洗濯槽内に投入するという手段がとられていた。
ている。この粉末状洗剤は一般的には紙製の容器に収納
され、これを使用する際は、その容器の一部を開封し、
その開封口から一回分の量をカップやスプーンで計量し
て、洗濯槽内に投入するという手段がとられていた。
またこのような−回分の計量が面倒であったり、周辺を
汚すという理由から、−回分の粉末洗剤を予め袋に封入
しておき、袋を洗濯機の中へ投げ込み、槽内の水により
袋の中の洗剤を分散させるものが開発されている。この
袋の形態としては、例えば特開昭47−43005号に
示されているように、袋の素材として水溶性の材料を使
用するものと、例えば特開昭53−142410号に示
されるように、水不溶性の基材の内面に水溶性の樹脂層
を設けた素材を使用するものとが提案されている。
汚すという理由から、−回分の粉末洗剤を予め袋に封入
しておき、袋を洗濯機の中へ投げ込み、槽内の水により
袋の中の洗剤を分散させるものが開発されている。この
袋の形態としては、例えば特開昭47−43005号に
示されているように、袋の素材として水溶性の材料を使
用するものと、例えば特開昭53−142410号に示
されるように、水不溶性の基材の内面に水溶性の樹脂層
を設けた素材を使用するものとが提案されている。
[発明が解決しようとする課題]
特開昭47−43005号に記載された水溶性の素材を
使用するものは、生産設備、流通段階において、湿度の
影響を受ける為、安定した包装を実現することは困難で
ある。
使用するものは、生産設備、流通段階において、湿度の
影響を受ける為、安定した包装を実現することは困難で
ある。
特開昭53−142410号に記載された、不織布等の
基材の内面にヒートシール性を有する水溶性の樹脂を塗
工したシートを使用して袋を形成した構造にあっては、
基材としてポーラスなものを使用するので、水溶性樹脂
を塗工する際、水溶性樹脂が基材に浸透(裏抜け)して
しまうという問題があった。即ち1、ポーラスな基材に
、エマルジョン系或いは溶剤系の水溶性樹脂を塗工する
場合、通常の方法で塗工すると、塗工剤が基材の孔中に
染み込む為、裏抜けや層厚不足が生じて均一に塗工でき
なくなる。これは、袋作成時のシール強度を不均一にし
、流通段階で破袋したり、逆にシールが強くなり過ぎて
洗濯中に開口しないという現象をもたらす原因となる。
基材の内面にヒートシール性を有する水溶性の樹脂を塗
工したシートを使用して袋を形成した構造にあっては、
基材としてポーラスなものを使用するので、水溶性樹脂
を塗工する際、水溶性樹脂が基材に浸透(裏抜け)して
しまうという問題があった。即ち1、ポーラスな基材に
、エマルジョン系或いは溶剤系の水溶性樹脂を塗工する
場合、通常の方法で塗工すると、塗工剤が基材の孔中に
染み込む為、裏抜けや層厚不足が生じて均一に塗工でき
なくなる。これは、袋作成時のシール強度を不均一にし
、流通段階で破袋したり、逆にシールが強くなり過ぎて
洗濯中に開口しないという現象をもたらす原因となる。
本発明はかかる観点に基づいてなされたものであり、シ
ール強度が均一で且つ安定した包装を形成可能な個装洗
剤の袋材料の製造方法を提供することを目的とする。
ール強度が均一で且つ安定した包装を形成可能な個装洗
剤の袋材料の製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決する為の手段]
上記目的を達成する為、本発明方法にあっては、水不溶
性繊維からなる通水性布基材に、液状の水溶性且つ熱硬
化性樹脂層を塗工する工程と、塗工工程直後の基材を加
熱乾燥して上記樹脂層を固化させる工程と、を具備する
ことを特徴とする。
性繊維からなる通水性布基材に、液状の水溶性且つ熱硬
化性樹脂層を塗工する工程と、塗工工程直後の基材を加
熱乾燥して上記樹脂層を固化させる工程と、を具備する
ことを特徴とする。
望ましい態様において、上記加熱乾燥が、上記基材を搬
送する回転式ヒートドラムの周面によって行われ、ここ
で上記ヒートドラム周面には耐熱ゴム層か配設され、上
記基材は樹脂層を形成しない側がドラムの周面と接触す
る。
送する回転式ヒートドラムの周面によって行われ、ここ
で上記ヒートドラム周面には耐熱ゴム層か配設され、上
記基材は樹脂層を形成しない側がドラムの周面と接触す
る。
[作用]
上記構成により本発明に係る製造方法にあっては、水溶
性樹脂層は塗工後、直ぐに加熱乾燥される為、基材の孔
に対して樹脂は染み込み難くなる。
性樹脂層は塗工後、直ぐに加熱乾燥される為、基材の孔
に対して樹脂は染み込み難くなる。
[実施例]
第2図は本発明に係る方法により製造した袋材料の一例
を用いた個装洗剤を示す斜視図、第3図は第2図の■−
■線に沿った断面の拡大部分図である。個装洗剤10は
袋12とその内部に封緘された粉末洗剤14とからなる
。
を用いた個装洗剤を示す斜視図、第3図は第2図の■−
■線に沿った断面の拡大部分図である。個装洗剤10は
袋12とその内部に封緘された粉末洗剤14とからなる
。
袋12は、第3図図示の如く、通水性基材22.32、
及び最内面側の水溶性樹脂層26.36からなるシート
20.30により形成される。袋12は、図示の如く、
2枚のシート20.30を、水溶性樹脂層26.36が
対面するように重合わせて4方縁部をヒートシールによ
り接合シール(シール部16)することにより形成でき
る。またこの袋は1枚のシートを、その水溶性樹脂層を
内側にして折返し、3方縁部をヒートシールすることに
よっても形成可能となる。上記シール処理にあっては、
−船釣に袋の一縁部を充填口として残して他をシールし
た後、充填口から内容物(粉末洗剤)を充填し、その後
充填口をシールする方法がとられる。
及び最内面側の水溶性樹脂層26.36からなるシート
20.30により形成される。袋12は、図示の如く、
2枚のシート20.30を、水溶性樹脂層26.36が
対面するように重合わせて4方縁部をヒートシールによ
り接合シール(シール部16)することにより形成でき
る。またこの袋は1枚のシートを、その水溶性樹脂層を
内側にして折返し、3方縁部をヒートシールすることに
よっても形成可能となる。上記シール処理にあっては、
−船釣に袋の一縁部を充填口として残して他をシールし
た後、充填口から内容物(粉末洗剤)を充填し、その後
充填口をシールする方法がとられる。
使用時において、本個装洗剤が水中に投入されると、シ
ール部16に対しては、側方から直接、及び基材22.
32を通して上下から水が浸入する。この為、シール部
16を形成する水溶性樹脂層26.36がこれらの水の
作用によって溶解し、シール部16が破壊される。従っ
て、内容物である粉末洗剤14は、袋12から放出され
、水の撹拌作用により水中に拡散する。
ール部16に対しては、側方から直接、及び基材22.
32を通して上下から水が浸入する。この為、シール部
16を形成する水溶性樹脂層26.36がこれらの水の
作用によって溶解し、シール部16が破壊される。従っ
て、内容物である粉末洗剤14は、袋12から放出され
、水の撹拌作用により水中に拡散する。
上記構造において、基材22.32としては水不溶性で
しかも通水性のある(ポーラスな)材質であることが必
須となる。望ましくは、天然(例えばセルロース系)或
いは合成樹脂製(例えばレーヨン)の繊維状のもので、
一般に使用されている不織布と称されるものが使用され
る。しかし、基材22.32は水が透過しなければなら
ないので、親水性であることが望ましく、疎水性のもの
(例えばポリオレフィン系、ポリエステル系不織布)は
水がはじかれてしまう為に好ましくない。
しかも通水性のある(ポーラスな)材質であることが必
須となる。望ましくは、天然(例えばセルロース系)或
いは合成樹脂製(例えばレーヨン)の繊維状のもので、
一般に使用されている不織布と称されるものが使用され
る。しかし、基材22.32は水が透過しなければなら
ないので、親水性であることが望ましく、疎水性のもの
(例えばポリオレフィン系、ポリエステル系不織布)は
水がはじかれてしまう為に好ましくない。
例えば不織布であれば、基材22.32の日付は量及び
厚さは、夫々20〜30g/m260〜100μm程度
が好ましい。
厚さは、夫々20〜30g/m260〜100μm程度
が好ましい。
水溶性樹脂層26.36は、水との接触により容易に溶
解若しくは分解すること及び熱硬化性を有することが必
須で、且つヒートシール性のある樹脂を使用する。例え
ば、水溶性及びヒートシール補助性のポリビニルアルコ
ール30%〜60%に対し、ヒートシール付与性を高め
る為のエチレン酢酸ビニル共重合体を70%〜40%混
合した樹脂組成物、或いは、同様にポリビニルアルコー
ルに酢酸ビニル共重合体を混合した樹脂組成物が使用可
能となる。水溶性樹脂層26.36の使用量は5〜15
g/m2程度が好ましい。
解若しくは分解すること及び熱硬化性を有することが必
須で、且つヒートシール性のある樹脂を使用する。例え
ば、水溶性及びヒートシール補助性のポリビニルアルコ
ール30%〜60%に対し、ヒートシール付与性を高め
る為のエチレン酢酸ビニル共重合体を70%〜40%混
合した樹脂組成物、或いは、同様にポリビニルアルコー
ルに酢酸ビニル共重合体を混合した樹脂組成物が使用可
能となる。水溶性樹脂層26.36の使用量は5〜15
g/m2程度が好ましい。
第1図は本発明に係る方法の一実施例を実施するプロセ
スの概要を示す図であり、この方法によれば第3図図示
のシート20(及び30)即ち袋材料か製造可能となる
。
スの概要を示す図であり、この方法によれば第3図図示
のシート20(及び30)即ち袋材料か製造可能となる
。
この実施例の方法において、水不溶性繊維からなる通水
性布基材22は、ロール42から引出され、先ず、ロー
ラ58を通される。ローラ58には、これに隣接して水
溶性樹脂の溶液タンク62が配備され、ローラ群64を
介してローラ58に樹脂が補給される。従って、ローラ
58は、ここを通る基材22の一面(第1図中右側)に
樹脂層を塗工する。
性布基材22は、ロール42から引出され、先ず、ロー
ラ58を通される。ローラ58には、これに隣接して水
溶性樹脂の溶液タンク62が配備され、ローラ群64を
介してローラ58に樹脂が補給される。従って、ローラ
58は、ここを通る基材22の一面(第1図中右側)に
樹脂層を塗工する。
上記樹脂層が塗工された基材22は、塗工面後に加熱乾
燥され、これによって上記水溶性樹脂層か固化される。
燥され、これによって上記水溶性樹脂層か固化される。
この加熱乾燥は、周面に耐熱ゴムが配設された回転式ヒ
ートドラム52によって行われる。ドラム52の周囲に
は、これと同軸状に保温カバー54か配設され、基材2
2はドラム52の周面によって搬送されながら、ドラム
52とカバー54との間の加熱領域を通過する。この際
、基材22は樹脂層を形成しない側がドラム52の周面
と接触する。
ートドラム52によって行われる。ドラム52の周囲に
は、これと同軸状に保温カバー54か配設され、基材2
2はドラム52の周面によって搬送されながら、ドラム
52とカバー54との間の加熱領域を通過する。この際
、基材22は樹脂層を形成しない側がドラム52の周面
と接触する。
ドラム52を離れた基材22は、ローラ56通過後、図
示しない適当な部材に巻き取られ、袋材料即ちシート2
0が完成する。
示しない適当な部材に巻き取られ、袋材料即ちシート2
0が完成する。
なお上記樹脂層の塗工は、本実施例の他に、グラビア印
刷法、ロールコート法、ナイフコート法等種々の方法に
よって行うことが可能となる。
刷法、ロールコート法、ナイフコート法等種々の方法に
よって行うことが可能となる。
[発明の効果コ
本発明に係る個装洗剤用袋材料の製造方法によれば、水
溶性樹脂層を塗工後、直ぐに加熱乾燥する為、処理時間
が短くなるだけでなく、基材の孔に対して樹脂は染み込
み難くなる。即ち、水溶性樹脂としてエマルジョン系或
いは溶剤系のものを使用しても、塗工剤がポーラスな基
材の孔中に染み込んで、裏抜けや層厚不足が生しるよう
なことがなくなる。従って、本袋材料によれば、シール
強度か均一で且つ安定した個装洗剤の包装が形成可能と
なる。
溶性樹脂層を塗工後、直ぐに加熱乾燥する為、処理時間
が短くなるだけでなく、基材の孔に対して樹脂は染み込
み難くなる。即ち、水溶性樹脂としてエマルジョン系或
いは溶剤系のものを使用しても、塗工剤がポーラスな基
材の孔中に染み込んで、裏抜けや層厚不足が生しるよう
なことがなくなる。従って、本袋材料によれば、シール
強度か均一で且つ安定した個装洗剤の包装が形成可能と
なる。
第1図は本発明に係る方法の一実施例を実施するプロセ
スの概要を示す図、第2図は本発明に係る材料を用いて
形成した個装洗剤を示す斜視図、第3図は第2図の■−
■線に沿った断面の拡大部分図である。 12・・・袋 14・・・粉末洗剤 16・・・シール
部20・・・シート 22・・・基材 52・・・ヒー
トドラム62・・・水溶性樹脂溶液タンク 第1図 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
スの概要を示す図、第2図は本発明に係る材料を用いて
形成した個装洗剤を示す斜視図、第3図は第2図の■−
■線に沿った断面の拡大部分図である。 12・・・袋 14・・・粉末洗剤 16・・・シール
部20・・・シート 22・・・基材 52・・・ヒー
トドラム62・・・水溶性樹脂溶液タンク 第1図 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、水不溶性繊維からなる通水性布基材に、液状の水溶
性樹脂層を塗工する工程と、塗工工程直後の基材を加熱
乾燥して上記樹脂層を固化させる工程と、を具備するこ
とを特徴とする個装洗剤用袋材料の製造方法。 2、上記加熱乾燥が、上記基材を搬送する回転式ヒート
ドラムの周面によって行われ、ここで上記ヒートドラム
周面には耐熱ゴム層が配設され、上記基材は樹脂層を形
成しない側がドラムの周面と接触する請求項1記載の方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2180421A JPH0473270A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 個装洗剤用袋材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2180421A JPH0473270A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 個装洗剤用袋材料の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0473270A true JPH0473270A (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=16082970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2180421A Pending JPH0473270A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 個装洗剤用袋材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0473270A (ja) |
-
1990
- 1990-07-10 JP JP2180421A patent/JPH0473270A/ja active Pending
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