JPH0472119B2 - - Google Patents

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JPH0472119B2
JPH0472119B2 JP25415887A JP25415887A JPH0472119B2 JP H0472119 B2 JPH0472119 B2 JP H0472119B2 JP 25415887 A JP25415887 A JP 25415887A JP 25415887 A JP25415887 A JP 25415887A JP H0472119 B2 JPH0472119 B2 JP H0472119B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication cable
piping
internal fluid
pipe
pipes
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP25415887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0198790A (ja
Inventor
Takashi Nakajima
Yoshimi Ono
Nagayuki Ooba
Hiroshi Pponma
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
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Publication of JPH0198790A publication Critical patent/JPH0198790A/ja
Publication of JPH0472119B2 publication Critical patent/JPH0472119B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、流体輸送機能を有すると共に通
信、送電機能を備えた多機能配管に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、流体輸送配管を利用して通信ケーブル、
送電ケーブル等(以下、単に通信ケーブルとい
う)を敷設する場合には、配管内に通信ケーブル
を通すのが一般的である。下水管の上部に通信ケ
ーブルをアンカにより固定する方法もある。ま
た、ケーブルの敷設をロボツトを利用して行うこ
ともある。
[解決しようとする問題点] 1 内部流体により通信ケーブルが踊つたり、振
動したりして疲労破壊し破断することがある。
2 内部流体により通信ケーブルの被覆が痛み、
通信ケーブルとしての機能を喪失することがあ
る。
3 内部流体に通信ケーブルの被覆材が溶け出
し、内部流体の品質を落としたりする。
4 内部流体が水道水の場合には飲料水として不
適当になることがある。
5 高価な敷設ロボツトを必要とする場合があ
る。
[問題点を解決するための手段] この発明の多機能配管は、熱硬化性樹脂が含有
された多孔質材の内側に防水フイルムを接着して
形成されたチユーブ状ライナー材で、上記多孔軟
質材中に通信ケーブルが埋設されたものを、配管
内面に固定してなるものである。
[作用] 通信ケーブルがライナー材中に埋設されている
ので、通信ケーブルが振動することはなく、また
内部流体に直接触れることがない。従つて、従来
のような問題が生ずることはない。また、既設の
配管に適用した場合には、配管の更生と多機能化
が同時になされる。
[実施例] 本発明の1実施例を水用配管に適用する場合に
ついて第1図により説明する。
ライナー材2はチユーブ状になつており、多孔
柔軟材3例えばフエルトの内側にに防水生フイル
ム4を接着して構成されされている。一方、この
フエルト3中に通信ケーブル5が埋設されると共
に熱硬化性樹脂が含浸されている。そして、この
ライナー材2を配管1中に敷設し、ライナー材2
の内側に加熱された水を通すことにより、フエル
ト3に含浸されている熱硬化性樹脂が固化して、
通信トラブル5が埋設されたライナー材2は配管
1内面に固着されている。
通信ケーブル5は、第2図aに示すように管軸
に平行して、又はbに示すようにスパイラル状に
埋設してもよい。
次に、本発明を既設の配管に適用する場合の施
工手順を第3図により説明する。この場合には、
配管の更生と、多機能化が同時になされる。
a 更生および通信ケーブルを敷設する配管1の
区間を挟んで、立坑10を掘る。敷設する区間
に下水が流れ込まないように前後の配管に蓋を
する。そして、高圧洗浄、吸引車11により管
1内の清掃を行う。
b 検査、整備車13から管内TVカメラ14を
管1内に挿入して、施工前の状況を調査すると
共に所要の整備をする。
c 通信ケーブル5を埋設したライナー材2のフ
イルム面4を外側にして反転カラーへ挿入し、
その先端を裏返しにして管1の端部に固定す
る。そして、施工車15から反転カラーへ水を
注入する。これにより、ライナー材2は老朽し
た配管1の中へ反転し、挿入される。そして、
樹脂を含浸したフエルト3は水圧で管1の内壁
に押し付けられる。
d ライナー材2を管1の全長に互つて挿入した
後、管1の先端にセツトされた孔のあるホース
16を通して、施工車15のボイラーからの加
熱された水を循環させて、設定温度まで高めら
れる。この結果、フエルト3に含浸された熱硬
化性樹脂は固まり、通信ケーブル5及びライナ
ー材2は管1内面に完全に固定される。
e 検査、整備車13から挿入された管内TV1
4カメラにより施工後の検査をすると共に、例
えば枝管部は通信ケーブル5を避けて穿孔機1
7により穿孔し、管口を仕上げる。
なお、既設管としては、水道管、ガス管、下水
管、石油パイプライン等なんにでも適用でき、ま
た配管材としては、鋼管、鋳鉄管、ヒユーム管、
陶管を問わない。そして、ライナー材は内部流体
の種類に応じて防水性、防油性、防気性のあるも
のを選択使用する。また、上記実施例では既設管
に適用する場合について説明したが、新設の管に
適用してもよいことは勿論である。
通信ケーブルとしては、光フアイバー、電話
線、同軸ケーブル及び送電ケーブル等がある。
[発明の効果] 1 通信ケーブルが内部流体に直接触れることが
ないので、振動することがなく、よつて破断す
ることもない。
2 通信ケーブルが内部流体に直接触れることが
ないので、内部流体により通信ケーブルの被覆
が痛み通信ケーブルとしての機能を喪失するこ
とはない。
3 通信ケーブルが内部流体に直接触れることが
ないので、内部流体に通信ケーブルの被覆材が
溶け出し内部流体の品質を落とすことはない。
4 通信ケーブルが内部流体に直接触れることが
ないので、内部流体が水道水の場合でも、被覆
材が溶け出し飲料水として不適当になることは
ない。
5 既設管に適用した場合には、既設管の更生と
多機能化を同時にすることができる。
6 高価な敷設ロボツトを必要としない。
7 通信ケーブルの敷設のための敷地を確保する
必要がない。
8 通信ケーブルは、内部液体輸送状況の把握、
内部流体輸送のコントロール及びその他の通信
に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す断面図、第2
図a,bは通信ケーブルのそれぞれ異なる配設状
態を示す説明図、第3図a〜eは既設配管に適用
する場合の施工手順の説明図である。 1……配管、2……ライナー材、3……多孔軟
質材、4……防水フイルム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱硬化性樹脂が含有された多孔質材の内側に
    防水フイルムを接着して形成されたチユーブ状ラ
    イナー材で、上記多孔軟質材中に通信ケーブルが
    埋設されたものを、配管内面に固定してなる多機
    能配管。
JP62254158A 1987-10-08 1987-10-08 多機能配管 Granted JPH0198790A (ja)

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JP62254158A JPH0198790A (ja) 1987-10-08 1987-10-08 多機能配管

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JP62254158A JPH0198790A (ja) 1987-10-08 1987-10-08 多機能配管

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Publication Number Publication Date
JPH0198790A JPH0198790A (ja) 1989-04-17
JPH0472119B2 true JPH0472119B2 (ja) 1992-11-17

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KR100895766B1 (ko) * 2007-07-24 2009-04-30 임명수 부단수 활정자관
JP2014040906A (ja) * 2012-07-26 2014-03-06 Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd チューブケーブル

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JPH0198790A (ja) 1989-04-17

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