JPH0471940A - 手動操作併用電動ステー格納式ミラー装置 - Google Patents

手動操作併用電動ステー格納式ミラー装置

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JPH0471940A
JPH0471940A JP18139290A JP18139290A JPH0471940A JP H0471940 A JPH0471940 A JP H0471940A JP 18139290 A JP18139290 A JP 18139290A JP 18139290 A JP18139290 A JP 18139290A JP H0471940 A JPH0471940 A JP H0471940A
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ball
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fixed
receiving gear
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JP18139290A
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Inventor
Yoshinori Yamauchi
義典 山内
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/04Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type
    • F16D7/06Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with intermediate balls or rollers
    • F16D7/08Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with intermediate balls or rollers moving axially between engagement and disengagement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1例えば貨物自動車の車外設置形バックミラー
として用いられる電動ステー格納式のミラー装置に関す
るものである6 〔従来の技術〕 第7図は手動操作の併用可能な電動ステー格納式のミラ
ー装置の概要的な外観図である。
ステー1の先端にミラーボデー2が取り付けられるとと
もに、該ステー1の基端部はブラケットケース3によっ
て回動可能に支持されている。
上記のブラケットケース3は、自動車の車体4に固定さ
れる。
この形式のミラー装置に求められる機能としてa、ステ
ー1を運転席からの遠隔操作によって回動させ、ミラー
ボデー2を車体側方に突出させたり、格納したりできる
こと。
b、ミラーボデー2に手の力を加えて該ミラーボデー2
が邪魔にならないように格納したり、復元させたりでき
ること。
C,ミラーボデー2を車体の側方に突出させた状態で走
行した場合、該ミラーボデー2やステー1が受ける風圧
に耐えて、ミラーボデー2が安定した状態で支持される
こと。
上記a−cの機能を果たすため、従来例の電動ステー格
納式ミラー装置は第8図に示すように構成されている。
第8図に示した1は、第7図について説明したステーで
ある。
第8図に示した3は同じくブラケットケースである。
ステー1の基端部はシャフト1aによって構成され、ブ
ラケットケース3に対して回動自在に嵌合されている。
ただし、図示しないストッパによってその回動角を制限
されている。
ブラケットケース3内には、前記のシャフト1aと平行
にモータ5が収納、固定されている。
上記モータ5の出力軸にはクラッチ6が装着されている
6aは、モータ5の出力軸に固着されたクラッチ元板で
あり、クラッチ受板としての機能を有する元歯車6bに
対向、当接している。
上記クラッチ元板6aとクラッチ受板(元歯車)6bと
の間には、係合用の凹凸6Cが設けられている。
6dは、クラッチ元板6aをクラッチ受板(元歯車)6
bに向けて押圧しているクラッチスプリングである。
一方、前記ステー1のシャフト】aには受歯車7が固定
されていて、前記の元歯車(クラッチ受板)6bに噛合
されている。
上記受歯車7の下面に設けられている半球状の穴に、ボ
ール8が回動可能に嵌合して保持されている。
9は、上記受歯車7をボール8に向けて押圧しているス
プリングである。
上記のように構成された従来例の電動ステー格納式ミラ
ー装置(第7図、第8図)においてモータ5を回動作動
させると、該モータ5の出力軸に固着されているクラッ
チ元板6aが回転せしめられる。
上記クラッチ元板6aの回転は凹凸6cを介してクラッ
チ受板である元歯車6bに伝えられ、該元歯車6bに噛
合している受歯車7を回動せしめる。
受歯車7が回動すると、これに固着されたステー1が回
動せしめられる。
ステー1が回動せしめられて、該ステー1の先端に取り
付けられているミラーボデー2(第7図)がバックミラ
ーとして機能するに適した位置(以下、セット位置とい
う)になると、ボール8が穴3aに嵌合してその位置を
保持される。
また、走行中にミラーボデー2が外部障害物に衝突して
、ステー1のシャフト1aに過大な回転力が加えられる
と、クラッチ6の係合用の凹凸6Cが外れて、クラッチ
元板6aとクラッチ受板(元歯車)6bとの間の伝動が
遮断される。
これにより、クラッチ元板6aおよびこれに固定されて
いるモータ5の出力軸を停止させたままで、クラッチ受
板(元歯車)6bが空転して、過大な回転力による破損
が防止される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来例(第7図、第8図)の電動格納式ミラー装置
においては、モータ5を作動させてステー1を遠隔操作
で回動させ、ミラーボデー2の張り出し、格納が出来、
その上、ミラーボデー2に手の力を加えてステー1を回
してミラーボデー2の格納、復元ができ、走行中の風圧
に耐えてミラーボデー2をセット位置に保持することが
でき、しかも、外部障害物と衝突した場合の過大な外力
を緩衝して破損を防止できるという機能が果たされるが
ステー1が回されるとき、これと−緒にシャフト1a、
受歯車7が回る。そして、受歯車7と共にボール8が回
るため、該ボール8が穴3aの外へ乗り上げる。
従来例の装置においては上記の乗り上げ作動によってス
テー1の回動に節度が与えられ、ミラーボデーのセット
位置を保持する機能が果たされていたのである。上述の
作動から明らかなように、ステー1が回動する場合は、
モータ5によって電動駆動されるときも、手の力を加え
て格納されるときも、前記のボール8の乗り上げが行わ
れる。
このため、ステー1およびこれに固着されたシャフト1
aが回動の開始に伴って持ち上げられ、円滑、静粛な作
動開始が困難である。
また、前記の節度の力は、ボール8の径や穴3aの寸法
を変えることによって適宜に増減することが可能である
が、 大きい節度力を与えて安定した保持を図ろうとすると、
モータ5の容量を大きくしなければならないし1手動操
作の所要力も大きくなる。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、ステーを
固着したシャフトが回動を開始する際、ボールの乗り上
げに因る上昇を生じることなく、ボールの節度力に比し
て小さい手動操作力によって円滑、静粛に操作すること
ができる、手動操作可能な電動ステー格納式ミラー装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本発明の構成を、その実施
例に相当する第1図(A)について説明すると。
車体に固定されるブラケットケース3′に対して回動可
能に支承され、ミラーボデーを取り付けられたステー1
と、 上記のステーに固着された受歯車13と、上記の受歯車
に噛合された元歯車を、クラッチ手段を介して回転駆動
する。正、逆転駆動可能な電動機(いずれも図示せず)
と、 前記ステー1の回動に節度を与えるボール手段とを具備
した、手動操作可能な電動ステー格納ミラー装置におい
て、 前記のステー1を固定的に支承し、ブラケットケース3
′に対して回動可能に嵌合されているシャフト11と、 上記のシャフトに対して回動可能に嵌合され。
前記のブラケットケースに固定されている固定リング1
2と、 上記のシャフトに対して相対的回動角度を制限されてい
る受歯車13と。
上記受歯車に対して同心状に固着され、上記のシャフト
に対して回動自在に嵌合された筒状のカム14と。
上記筒状のカムに対して摺動自在に外嵌されている可動
リング15と、 前記の受歯車と上記可動リングとの間に圧縮介装された
コイルスプリング16と。
前記のシャフトが固定リング、筒状カム、および可動リ
ングに対向している部分に設けられ、前記ボール手段の
ボール8の一部分が嵌合し得る形状の7字溝状の切欠1
1aと、 前記の固定リング12に設けられて、前記7字溝状切欠
に嵌合しているボールの一部分に嵌合し得る形状の7字
溝状のボール座12aと。
前記の可動リングに設けられて、前記7字溝状切欠に嵌
合しているボールの一部分に嵌合し得る形状の7字溝状
のボール受け15aと、を具備していることを特徴とす
る。
〔作用〕
上記の構成によれば、 ステー又は受歯車に対して別設の回動力が与えられない
とき、ボール8はシャフト11の切欠11aと、固定リ
ング12のボール座12aと、可動リング15のボール
受け15aと、筒状カム14のカム面14aとによって
囲まれる空間内に位置し、シャフト11の切欠11aと
固定リング12のボール座12aとに係合しているので
、該シャフト11の回動が係止されている。
ミラーボデー(第7図に示した図面参照番号2の部材)
に手の力を加えてステー1をシャフト11の回りに回そ
うとすると、切欠11aの7字状の斜面がボール8を押
し呂す。
押し出されるボール8はコイルスプリング16を撓ませ
つつ可動リング15を押し下げて、ボール受け15aと
ボール座12aとの間に収納される。
〔実施例〕
第1図(A)は本発明に係る電動ステー格納式ミラーの
一実施例について、その要部を示す断面図である。
第1図(B)、(C)は上記実施例の作動説明図であっ
て、これらの図については構造説明の後に詳述する。
第1図(A)は、図示しないミラーボデーがセット位置
にあって、ステー1の回動がボール8でロックされてい
る状態を描いである。
シャフト11はステー1の基端部に固着されている。
一方、固定リング12はブラケットケース3′のリング
取付孔3Cに嵌合、固着されている。
上記固定リング12は、ブツシュ12bを介して前記シ
ャフト11の上端部付近を回動可能に支持している。
上記シャフト11の下端部は、ブラケットケース3′に
一体成形された軸受3bにより、ブツシュ3b−+を介
して回転自在に支持されている。
なお、前記のリング取付孔3Cを設けたブラケットケー
ス3′と、軸受3bを一体成形したブラケットケース3
′とは同一の構成部材であるが。
第1図の断面図では分断された形に表わされているので
、その各々に図面参照番号3′を付して示した。
上記シャフト11を描出して描いた単品図を第2図に示
す。
同図(A)は部分的に切断して描いた正面図、同図(B
)は底面図である。
このシャフト11が、第1図(A)について説明した固
定リング12に対向している部分の近傍に、前記のボー
ル8の一部分が嵌合し得る7字溝状の切欠11aが設け
られている。
本発明においてボールの一部分が嵌合し得るとは、該ボ
ールの全部は入り切らない形状9寸法であることを意味
している。ボール全部が7字溝状・の切欠11a内に収
納されてしまったのでは、該ボールが係止用ないし節度
付与用としての機能を果たし得ないからである。
また、7字溝状に構成したのは、該シャフト11に大き
い回動力が加えられたとき、■字状の斜面によってボー
ルを押し出し得るように構成するためである。従って、
本発明における7字状の溝は、その斜面の大半が7字状
に対向していれば足り、底や入口に丸みを持っていても
良い。すなわち1例えば第2図(C)に示すような形状
を含めて7字状というものとする。
第2図(A)、(B)に示したシャフト11の小径部1
1bは、第1図(A)に示したブツシュ3b−1に嵌合
する部分である。
該シャフト11が、第1図(A)に示した受歯車13と
嵌合する部分に、第2図(A)、(B)に示す平行2面
11c、llcが設けられている。この平行2面に嵌合
する孔の形状は、第4図および第5図を参照して後述す
る。
第3図は、第1図(A)について前述した固定リング1
2の単品図であって、第3図(A)に現われている断面
は第1図(A)に呪われている断面と同じ個所である。
第1図(B)は該固定リング12の底面図である。
固定リング12の底面側には、前記のボール8の一部が
嵌合し得る7字溝状のボール座12aが設けられている
12bは、この固定リング12をブラケットケースに固
定するためのネジ用の孔である。
前記のシャフト11に設けられている7字溝状の切欠1
1aも、上記固定リング12に設けられている7字溝状
のボール座12aも、7字溝状であるという点では類似
した構成部分であるが。
前記の図面参照番号11aの7字溝状は回動部材である
シャフト11に設けられていて、ボール8の係合を受け
てロックされたり節度を与えられたりする。ものである
から、これを切欠11aと呼んで他の7字溝状との区別
を明確ならしめたものである。
また、前記の図面番号12・aのv字溝状は静止部材で
ある固定リング12に設けられていて、ボール8の一部
を嵌合せしめて、シャフト11の回動に関する角位置を
一定に保たせるものであるから、これをボール座12a
と呼んで他の7字溝状との区別を明確ならしめたもので
ある。
第1図(A)に示すごとく、前記の受歯車13と同心状
に、筒状カム14を一体に連設し、該筒状カムの内周面
に対して前記のシャフト11を回動自在に嵌合させる。
14aは該筒状カム14の頂部近傍に設けたカム面であ
る。
この一体連設部材の単品図を第4図に示す、同図(A)
は平面図、(B)は部分的に切断して描いた正面図、(
C)は底面図である。
第4図(A)に示した14aは前述のカム面で。
その凹部にボール8の一部が嵌合し得るようになってい
る。鎖線で示した8aは凹部に嵌入した状態のボールを
示している。
この筒状カム14が回動すると、上記81位置のボール
は8b位置(破線で示す)のごとく外側へ押し出される
受歯車13の中心部には、前記シャフト11の平行2面
11c(第2図参照)に嵌合する複合扇形孔13aが設
けられている。この孔13aの形状を第5図について次
に説明する。
鎖線で示したように平行2面11c、lieを有するシ
ャフト11の水平断面を想定する。
このシャフト11を反時計方向(左回り)に角θだけ回
動させる(本例においては角θを18度に設定した)と
破線で示した位置となる。
上記双方の形状(鎖線形状と破線形状)の輪郭に対して
緩やかに嵌合する孔の形状13aを設定する。
上述の説明から明らかなように、複合扇形孔13aは便
宜上の称呼であって幾何学的には扇形ではない。
第1図(A)に示すように、前記の筒状カム14に、可
動リング15を摺動自在に外嵌する。
上記可動リング15の単品3面図を第6図(A)。
(B)、(C)に示す。
15aは7字溝状よりなるボール受けである。
この7字溝状15aは前記のボール8の一部を嵌合せし
め得る形状9寸法の7字溝状であって、後述するごとく
ボール8が外周側に押し出されたとき(たとえば前掲の
第4図(A)において88位置から8b位置へ押し出さ
れたとき)、押し出されたボール8を受は入れるための
空間を構成する7字溝状であるから、これをボール受け
15aと呼んで他の7字溝状との区別を明確ならしめた
ものである。
第1図(A)の状態において、図示しないモータおよび
元歯車を介して受歯車13を回転させると。
該受歯車13が角θ(本例においてθ=18度)だけ回
動した後にシャフト11が回り始める。
その理由は、第5図について説明したように。
シャフト11と受歯車13とは、相対的回動角度をθ=
18度に制限されているからである。
前記受歯車13が回動し始めると、これと一体に連設さ
れた筒状カム14が回動し、カム面14aがボール8を
外周側へ押し8し、第1図(B)に示した状態となる。
この状態で、ボール8はシャフト11の切欠11aから
脱出し、ボール座12aとボール受け15aとの間に受
は入れられる。
このようにして、先ずボール8がシャフト11の切欠1
1aから脱出してロックを解除し、筒状カム14が角θ
だけ回動した後、該シャフト11が回り始める。
このようにして、2段階的に作動し、 シャフト11の回動に力を分散させることなく、先ずボ
ール8によるロックが解除され、受歯車13および筒状
カム14が角θだけ回動した慣性に助けられつつシャフ
ト11を回し始める。
このため、駆動用のモータの容量を特に大きくする必要
なく、ステーlが回動せしめられる。
その上、第11i1(A)の状態で、ボール8がシャフ
ト11の切欠11aと固定リング12のボール座12と
の両方に嵌合して、双方の相対的回動を係止している。
そして、上記固定リング12は静止部材であるから、シ
ャフト11が回動を係止される。このため、ステー1の
先端に取り付けられているミラーボデー(本図において
図示省略)が風圧を受けても、セット位置に確実に保持
される。
第1図(A)の状態で、ステーlに取り付けられている
ミラーボデー(本図において図示省略)に手の力を加え
てステー1に回動力を加えると、該ステー1に固着され
たシャフト11が回動力を受ける。
ボール8の一部がシャフト11の7字溝状切欠11aに
嵌合しているので、上記の回動力によりボール8は、コ
イルスプリング16の付勢力に抗して、第1図(C)に
示すごとく、固定リング12のボール座12aと可動リ
ング15のボール受け15aとの間に押し込まれる。
上記のようにしてシャフト11が角θ(本例においては
18度)回された後、受歯車13が回され始める。この
ように18度の位相差を生じるのは、第5図について説
明したように、シャフトllと受歯車13との相対的回
動角が角θ=18度に制限されており、この角0の範囲
内でシャフト11は受歯車13に対して自在に回動し得
るからである。
受歯車13に回動力が加えられると、これに噛合してい
る元歯車6bが回動力を受け、クラッチスプリング6d
を圧縮して係合用の凹凸6Cが離脱し、クラッチ元板6
aに対して空転する。
これにより、モータ5を回転させずにステー1を回すこ
とができる。
この場合、モータ5は減速機5aを備えているので外部
から力を加えても容易に回転せしめ得ないが、前述のご
とくクラッチ装置が断になる(係合用の凹凸6cが離脱
する)ので、ステー1を手動操作で回すことができる。
さらに、前述した作動から明らかなように、シャフト1
1の7字溝状の切欠11aからボール8を押し出す作動
と、クラッチ装置の係合用凹凸6Cが離脱する作動とは
タイムラグを介して行われる。即ち、ボール8の脱出抗
力と係合用凹凸6Cの離脱抗力とは同時に重なって発生
することがない、このため、ステー1の回動に与えられ
る節度力に比して小さい手動操作力でステー1を回すこ
とができる。
上記の手動操作においても、ボール8はボール座12a
とボール受け15aとの間に逃げるのでシャフト11が
ボール8に乗り上げるといった現象は生じない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の手動操作併用電動ステー
格納ミラー装置によれば、ステーを固着したシャフトが
回動を開始する際、ボールの乗り上げに因る上昇を生じ
ることなく1円滑、静粛に作動することができ、 しかも、ミラーボデーの手動回動の所要操作力が比較的
小さくても、ミラーボデーの位置(ステーの回動角位置
)を安定、確実に保持し得るという優れた実用的効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明に係る手動操作併用電動ステー格
納式ミラー装置の一実施例を示し、要部の縦断面図であ
る。 第1図(B)および第1図(C)は上記実施例の作動、
効果の説明図である。 第2図は上記実施例におけるシャフトを示し、同図(A
)は部分的に切断して描いた正面図、同図(B)は底面
図、同図(C)はv字溝状の説明図である。 第3図は前記実施例における固定リングを示す2面図で
ある。 第4図は前記実施例における受歯車と筒状カムとの一体
連設部材を示す3面図である。 第5図は上記受歯車に設けられている複合扇形孔の説明
図である。 第6図は前記実施例における可動リングを示す3面図で
ある。 第7図は電動ステー格納式ミラー装置の概要的な外観図
である。 第8図は電動ステー格納式ミラー装置の従来例を示す断
面図である。 1・・・ステー、2・・・ミラーボデー、3・・・ブラ
ケットケース、4・・・車体、5・・・モータ、6・・
・クラッチ、6a・・・クラッチ元板、6b・・・クラ
ッチ受板として機能する元歯車、6c・・・係合用凹凸
、6d・・・クラッチスプリング、7・・・受歯車、8
・・・ボール、9・・・スプリング、11・・・シャフ
ト、lla・・・7字溝状よりなる切欠、llb・・・
小径部、11C・・・平行2面、12・・・固定リング
、1.28・・・ボール座、12b・・・取付ネジ用の
孔、13・・・受歯車、13a・・・複合扇形孔、14
・・・筒状カム、14a・・・カム面、15・・・可動
リング、15a・・・ボール受け、16・・・コイルス
プリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車体に固定されるブラケットケースに対して回動可
    能に支承され、ミラーボデーを取り付けられたステーと
    、 上記のステーに固着された受歯車と、 上記の受歯車に噛合された元歯車を、クラッチ手段を介
    して回転駆動する、正,逆転駆動可能な電動機と、 前記ステーの回動に節度を与えるボール手段とを具備し
    た、手動操作の併用可能な電動ステー格納ミラー装置に
    おいて、 前記のステーを固定的に支承し、ブラケットケースに対
    して回動可能に嵌合されているシャフトと、 上記のシャフトに対して回動可能に嵌合され。 前記のブラケットケースに固定されている固定リングと
    、 上記のシャフトに対して一定角度以内の回動自在に嵌合
    されている受歯車と、 上記受歯車に対して同心状に固着され、上記のシャフト
    に対して回動自在に嵌合された筒状のカムと、 上記筒状のカムに対して摺動自在に外嵌されている可動
    リングと、 前記の受歯車と上記可動リングとの間に圧縮介装された
    コイルスプリングと、 前記のシャフトが固定リング、筒状カム、および可動リ
    ングに対向している部分に設けられ、前記ボール手段の
    ボールの一部分が嵌合し得る形状のV字溝状の切欠と、 前記の固定リングに設けられて、前記V字溝状切欠に嵌
    合しているボールの一部分に嵌合し得る形状のV字溝状
    のボール座と、 前記の可動リングに設けられて、前記V字溝状切欠に嵌
    合しているボールの一部分に嵌合し得る形状のV字溝状
    のボール受けと、 を具備していることを特徴とする、手動操作併用電動ス
    テー格納式ミラー装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011190817A (ja) * 2010-03-11 2011-09-29 Mitsubishi Electric Corp 走査駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011190817A (ja) * 2010-03-11 2011-09-29 Mitsubishi Electric Corp 走査駆動装置

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