JPH0471640A - 吸着剤 - Google Patents

吸着剤

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Publication number
JPH0471640A
JPH0471640A JP18332690A JP18332690A JPH0471640A JP H0471640 A JPH0471640 A JP H0471640A JP 18332690 A JP18332690 A JP 18332690A JP 18332690 A JP18332690 A JP 18332690A JP H0471640 A JPH0471640 A JP H0471640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorbent
copper oxide
ceramics
present
trace components
Prior art date
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Pending
Application number
JP18332690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Ishikawa
石河 秀治
Itsuro Furusawa
古澤 逸郎
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Individual
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Pending legal-status Critical Current

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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は吸着剤に関するもので、詳しくは、排水中に存
在する有機溶剤を効率的に分離することのできるセラミ
ック系の吸着剤に関するものである。
(従来技術とその欠点) 例えば、ドライクリーニングの処理においては、洗浄溶
剤としてトリクロルエチレンなどの有機溶剤が使用され
ているが、使用後の洗浄液は蒸留などにより有機溶剤を
回収し再使用している。ところが、この有機溶剤の回収
工程から生ずる排水中には少量の有機溶剤が混入するこ
ととなり、この廃水をそのまま放流することは環境面か
ら問題がある。
そこで排水中に含有される有機溶剤を活性炭などの吸着
剤を用いて吸着分離する方法が考えられる。しかしなが
ら、活性炭の場合、微粉末状であるため、専用の吸着、
分離装置を備えていればよいが、専用装置がないとその
取扱いが難しく、また、有機溶剤の分離効率も十分とは
言えなかった。
(発明の課題と解決手段) 本発明者は上記実情に鑑み、排水中に混入する有機溶剤
を効率的に吸着分離することができ、しかも、吸着及び
分離の際の吸着剤の取扱い性に優れた吸着剤を得ること
を目的として鋭意検討を行なった結果、特定量の酸化銅
を含有するセラミックをベースとして製造した粒状物を
吸着剤として用いることにより、本発明の目的が達成さ
れることを見い出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、酸化銅を0.5〜5重量%
含有するセラミックから構成された粒状物よりなること
を特徴とする吸着剤に存する。
以下、本発明の構成につき詳細に説明する。
本発明の吸着剤であるセラミックは、通常、5i0z、
AQzOa及び/又はCaOを主体とするものであり、
これに酸化銅を含有し、更に場合により、例えば、Mn
、MCI、CuSFeCuSFe17n1.Co、8.
に、Ti、Baなどの多種の微量成分を含有する。特に
、本発明では3種以上、好ましくは5種以上の微量成分
を含むものが望ましく、その微量成分の割合は、通常、
0゜5〜20重置%、好ましくは1〜10重量%である
。本発明ではセラミック原料として、必要成分を独自に
合成又は精製したものでもよいが、通常、天然の鉱物類
や粘土類(例えば、粘度、ゼオライト、フリット、雲母
など)を用いることができる。
本発明においては、セラミック中に酸化銅を含有するこ
とを必須の要件とするが、その含有量は0.5〜5重量
%、好ましくは1〜3重量%である。酸化銅の含有量が
あまり少ない場合には、ハロゲン化炭化水素などの有機
溶剤を良好に吸着分離することができず、逆にあまり多
すぎる場合、効果に変わりはないので経済的でない。
本発明のセラミックを製造するには、例えば、粘土類な
どのセラミック原料に所定量の酸化銅の粉末及び微量成
分を加え、この混合物を水の存在下、常法に従って十分
に混練した後、これを造粒し、次いで、焼成することに
より得ることができる。
混練の際の水の存在量は、通常、原料粉末に対して、0
.2〜2重量倍、好ましくは0.5〜1重量倍程度であ
る。また、造粒処理は、例えば、押出造粒機又は圧縮造
粒機などにより行なうことができる。造粒する粒状物の
大きさは、通常、径が0.5〜10.w、好ましくは3
〜8#程度である。なお、粒状物は必ずしも球状ではな
くても、例えば、ペレット状乃至円柱状などでもよい。
セラミック粒状物の焼成温度は、通常、700〜120
0℃、好ましくは850〜950℃であり、この際の焼
成時間は0.5〜5時間である。
本発明においては、上述のようなセラミック粒状品を吸
着剤として使用するが、本発明の吸着剤は粒状物であり
、その上、強度も強いので吸着及び分離の際の取扱い性
に優れている。本発明の吸着剤は主として水中の有機溶
剤を分離する際の吸着剤として適している。分離可能な
有機溶剤としては、例えば、ジクロルエチレン、トリク
ロルエチレン、テトラクロルエチレンなどのハロゲン化
炭化水素が挙げられる。
本発明の吸着剤を用いて有機溶剤を含む排水を処理する
方法としては、通常、排水中に吸着剤を添加し懸濁混合
した後、吸着剤をろ別する方法、又は、吸着剤を充填し
てカラムに有機溶剤を含む排水を通液する方法が挙げら
れる。
(実施例) 次に、本発明を実施例を挙げて更に詳細に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例の記述
に制約されるものではない。
実施例1 [吸着剤の製造] ベース成分ニジリカ10%、粘度20%、炭酸(計90
%)カルシウム10%、ゼオライト35%、フリット1
5% 微量成分:Mn1%、80.5%、KO,5%(計 7
%)Fe2.0%、MQl、0%、Zn0.5%、Mo
0.5%、灰分 1.0% 酸化銅 上記組成の微粉原料を混合し、これに水60%を加えて
十分に混練した後、圧縮造粒機により平均粒径3mの粒
状物に成形し、次いで、焼成炉において880℃の温度
で2時間、焼結処理を行なうことにより、本発明のセラ
ミック系吸着剤を得た。
[排水の処理] ドライクリーニング工場からの排液であるテトラクロロ
エチレン120JIISF/Ωを含有する排水10Ωを
、上記で製造したセラミック系吸着剤8に’!中に、室
温下でゆっくり通液した後、該吸着剤を濾別した。
このようにして浄化された排水中のテトラクロロエチレ
ンの含有量は0.013!fr!j/Ωと極めて低濃度
であった。
なお、テトラクロロエチレンの含有量の測定は、イビデ
ンエンジニアリング(株)環境技術部に依頼し、JIS
  K−01255,1に従って分析測定した値でおる
(発明の効果) 以上のように、本発明のセラミック系吸着剤によれば、
酸化銅を多量に含有し、しかも、多種の微量成分を含有
するため、水中の有機溶剤を効率的に分離することがで
きる。従って、クリーニング工場からの排水、半導体製
造工場からの排水など様々な産業排水の浄化用吸着剤と
して使用することができる。また、本発明の吸着剤は汚
染された機械オイル類の再生又は脱臭等の効果もあり、
各種分野で吸着剤としての応用が期待できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化銅を0.5〜5重量%含有するセラミックか
    ら構成された粒状物よりなることを特徴とする吸着剤。
JP18332690A 1990-07-11 1990-07-11 吸着剤 Pending JPH0471640A (ja)

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JPH0471640A true JPH0471640A (ja) 1992-03-06

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JP18332690A Pending JPH0471640A (ja) 1990-07-11 1990-07-11 吸着剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6245701B1 (en) * 1998-01-30 2001-06-12 Japan Zeolite, Inc. Porous ceramic for producing alkali ion water, method for producing the porous ceramic and device for producing the alkali ion water

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6245701B1 (en) * 1998-01-30 2001-06-12 Japan Zeolite, Inc. Porous ceramic for producing alkali ion water, method for producing the porous ceramic and device for producing the alkali ion water

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