JPH0471579A

JPH0471579A - パチンコ特殊景品ケースおよびパチンコ特殊景品用真贋検査装置

Info

Publication number: JPH0471579A
Application number: JP18214890A
Authority: JP
Inventors: Hirokazu Matsunami; 廣和松波
Original assignee: Mars Engineering Corp
Current assignee: Mars Engineering Corp
Priority date: 1990-07-10
Filing date: 1990-07-10
Publication date: 1992-03-06
Also published as: JPH0579356B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、パチンコ特殊景品ケース及び、パチンコ特
殊景品用真贋検査装置に係る。

（従来の技術）従来、パチンコ店においては、いわゆる特殊景品（換金
商品）が使用されている。しかし、特殊景品は大量に使
用され市場に流通されるため、偽物が混入し出回ること
がある課題を有する。そのため、種々の真贋検査装置が
試みられている。

磁気記録方法による景品としては、実開平１−１５５４
８５、特開平１−１１５３８１等が知られている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、磁気記録による真贋検査方法では、身近
に存在する磁気により簡単にデータが破壊され、変造さ
れる課題を有する。

また、磁気利用による真贋判別方法では、装置が大掛か
りになりがちである課題を有した（課題を解決するため
の手段）この発明は、複数本の光ファイバーを並べて設置させるコート識別部
を設けるとともに、光ファイバーに偏光方向を選択して
ファイバー側偏光素子を設置しあるいはファイバー側偏
光素子を設置させないことからなることを特徴とするパ
チンコ特殊景品ケース、および、複数本の光ファイバーを並べて設置させるコード識別部
を設けるとともに、光ファイバーに偏光方向を選択して
ファイバー側偏光素子を設置しあるいはファイバー側偏
光素子を設置させない景品ケースと、光源側偏光素子を
介して光ファイバーの一端に投光する光源と、光ファイ
バーの他端で光の明暗を判別する読み取り機と、読み取
り機で読み取られた光情報を、あらかじめ記憶された真
物の光情報と比較し、同一とされた場合は真物と判断し
、異なる場合は贋物と判断する判別部、とからなること
を特徴とするパチンコ特殊景品用真贋検査装置を提供す
ることで従来の課題を解決する。

（作　　用）パチンコ特殊景品ケースに、光源側偏光素子を介してコ
ード識別部の光ファイバーの一端に光源により投光し、
光フアイバー内に光を入射させる。光源側偏光素子と光
フアイバー側偏光素子との偏光方向が同一の場合あるい
は光ファイバーに光フアイバー側偏光素子を設置しない
場合は、光ファイバーに入射された光は他端まで変化な
く至り、読み取り機では明状態と判別される。光源側偏
光素子と、光フアイバー側偏光素子の偏光方向が異なる
と光ファイバーに入射された光は、光フアイバー側偏光
素子により阻止され光ファイバーの他端では、読み取り
機により暗状態と判別される。判別部では、読み取り機
で判別された光情報と、あらかじめ記憶された真物の光
情報とを比較し、同一とされた場合は真物と判断し、異
なる場合は贋物と判断する。

（実　施　例）この発明の実施例に係るパチンコ特殊景品ケースの平面
図をあられす第１図、同正面図をあられす第２図、同側
面をあられす第３図、実施例の使用状態の概略をあられ
す第４図、第５図、同装置全体の斜視図をあられす第６
図、同第６図Ａ−Ａ一部拡大図をあられす第７図、同全
体概略図をあられす第８図にしたがって説明する。

（１１）は、景品ケースである。景品ケース（１１）は
、プラスチック製の板状体からなり、景品収納部（１２
）と、コード識別部（１３）とからなる。この実施例で
は、コード識別部（１３）は景品収納部（１２）の片側
に設けられるが、景品収納部（１２）を挟んで両側に設
置してもよい。更に、この実施例では光ファイバー（１
４）は、景品ケース（１１）の横方向に埋設されるが、
縦方向に埋設してもよい。景品収納部（１２）には、貴
金属製等からなる景品が収納される。コード識別部（１
３）には、光ファイバー（１４）が、各端面を景品ケー
ス（１１）の端面にあられれるように相互に平行に埋設
される。光ファイバー（１４）には、ファイバー側偏光
素子（１５）が設置される。あるいは、ファイバー側偏
光素子（１５）を全く設置しなくともよい。ファイバー
側偏光素子（１５）を設置する場合は、ファイバー側偏
光素子（１５）の偏光方向を縦、横にそれぞれ選択して
設置する。

（２１）は、光源である。光源（２１）は、偏光フィル
ターからなる光源側偏光素子（２２）を介して光ファイ
バー（１４）の一端に投光し、光を光ファイバー（１４
）内に入射させる。（２４）は緑色等からなるカラーフ
ィルムである。（３１）は、光ファイバーの他端で光の
明暗を判別する読み取り機である。読み取り機（３１）
は、ＣＣＤカメラ等の光信号を電気的信号に変換可能な
装置からなればよい。（３２）は、判別部である。判別
部（３２）は、読み取り機（３１）で読み取られた光情
報を、あらかじめ記憶部（３３）に記憶された真物の光
情報と比較し、同一とされた場合は真物と判断し、異な
る場合は贋物と判断する。

景品ケース（１１）では、第４図に示すように光源側偏
光素子（２２）を使用せずに光源（２１）から光ファイ
バー（１４）に光を入光させると、光は阻止されること
なく光ファイバー（１４）他端では明状態と認識される
。しかし、第５図に示すように光源側偏光素子（２２）
を、偏光方向を縦に設置し、光源（２１）からの光を光
源側偏光素子（２２）を介して光ファイバー（１４）に
入射させると、光ファイバー（１４）に取り付けられた
ファイバー側偏光素子（１５）のうち、偏光方向が光源
側偏光素子（２２）の偏光方向と同一のファイバー側偏
光素子（１５）が取り付けられた、あるいはファイバー
側偏光素子（１５）を設けられなかった光ファイバー（
１４）の他端では、明状態と判別されるが、偏光方向が
異なるファイバー側偏光素子（１５）を取り付けられた
光ファイバー（１４）の他端では、暗状態と判別される
。

明暗を信号として取り出すことで、光ファイバー（１４
）を５本設置することで、３２種類の景品ケースの識別
が可能となる。すなわち、光ファイバー（１４）を５本
埋設すれば、ファイバー側偏光素子（１５）の偏光方向
を選択して変えることにより、同一の景品ケースであり
ながら３２軒のパチンコ店舗毎の固有の信号を有する景
品ケースを作成することが可能で、店舗毎の景品ケース
の真贋を判別可能である。

（４１）は、装置本体、（４２）はウオッチングケース
である。ウオッチングケース（４２）は、光源（２１）
の前部にケース状に設置される。景品ケース（１１）は
、光源（２１）と、読み取り機（３１）との間に光ファ
イバー（１４）が位置するように、複数枚重ねて設置す
る。（４３）は、セット回数表示、（４４）は電源スィ
ッチ、（４５）はカウンタスイッチである。セット回数
表示（４３）では、ウオッチングケース（４２）のセッ
ト回数を表示し２、累計表示する。

そこで、景品ケース（１１）に、光源側偏光素子（２２
）を介してコード識別部（１３）の光ファイバー（１４
）の一端に光源（２１）により投光し、光ファイバー（
１４）内に光を入射させる。光源側偏光素子（２２）と
光フアイバー側偏光素子（１５）との偏光方向が同一の
場合あるいはソレノイド等により光フアイバー側偏光素
子（１５）を設置しないと同様の位置まで移動させた場
合は、光ファイバー（１４）に入射された光は他端まで
変化なく至り、読み取り機（３１）では明状態と判別さ
れる。光源側偏光素子（２２）と、光フアイバー側偏光
素子（１５）の偏光方向が異なると光ファイバー（１４
）に入射された光は、光フアイバー側偏光素子（１５）
により阻止され光ファイバー（１４）の他端では、読み
取り機（３１）により暗状態と判別される。判別部（３
２）では、読み取り機（３１）で判別された光情報と、
あらかじめ記憶部（３３）で記憶された真物の光情報と
を比較し、同一とされた場合は真物と判断し、異なる場
合は贋物と判断する。

光源側偏光素子（２２）の方向を逆にすれば、直ちに別
の信号を感知されることになり、景品ケース（１１）自
体偏光素子（１５）の方向と、光源側偏光素子（２２）
の両方が分からない限り、贋物を製造することは困難で
ある。

（発明の効果）したがって、通常の状態では真贋の判断は困難であるに
もかかわらず、光源と光源側偏光素子という簡単な装置
を備えることで、真贋の判別は容易となり、贋物防止に
有効である。

さらに、基本的な構成を共通にしながら偏光素子の偏光
方向を変化させることあるいは光源側発光色を変化させ
ることで、多数のパチンコ店舗毎の真贋検査装置を提供
することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例に係る景品ケースの平面図、
第２図は同正面図、第３図は同側面図、第４図、第５図
は実施例の使用状態の概略図、第６図は同装置全体の斜
視図、第７図は同第６図Ａ−Ａ一部拡大図、第８図は同
全体概略図である。（１１）・・景品ケース、（１３）・・コード識別部、
（１４）、光ファイバー、（１５）・・・ファイバー側
偏光素子、（２１）・・・光源、（２２）・・・光源側
偏光素子、（３］）・・読み取り機、（３２）・・判別
部

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数本の光ファイバーを並べて設置させるコード
識別部を設けるとともに、光ファイバーに偏光方向を選
択してファイバー側偏光素子を設置しあるいはファイバ
ー側偏光素子を設置させないことからなることを特徴と
するパチンコ特殊景品ケース。
（２）複数本の光ファイバーを並べて設置させるコード
識別部を設けるとともに、光ファイバーに偏光方向を選
択してファイバー側偏光素子を設置しあるいはファイバ
ー側偏光素子を設置させない景品ケースと、光源側偏光
素子を介して光ファイバーの一端に投光する光源と、光
ファイバーの他端で光の明暗を判別する読み取り機と、
読み取り機で読み取られた光情報を、あらかじめ記憶さ
れた真物の光情報と比較し、同一とされた場合は真物と
判断し、異なる場合は贋物と判断する判別部、とからな
ることを特徴とするパチンコ特殊景品用真贋検査装置。