JPH0471384B2 - - Google Patents

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JPH0471384B2
JPH0471384B2 JP57162061A JP16206182A JPH0471384B2 JP H0471384 B2 JPH0471384 B2 JP H0471384B2 JP 57162061 A JP57162061 A JP 57162061A JP 16206182 A JP16206182 A JP 16206182A JP H0471384 B2 JPH0471384 B2 JP H0471384B2
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Noboru Yukimura
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Canon Inc
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Publication of JPH0471384B2 publication Critical patent/JPH0471384B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインクジエツト記録装置や感熱記録装
置の如く記録材上に画像記録を行なう画像記録装
置に関するものである。
従来の画像記録装置においては、記録ヘツドに
対向して設けられたドラムの外周に紙等の被記録
材を装着して記録を行つたり、所定の記録位置ま
で被記録材をローラ、ベルト等で搬送し、記録位
置に達した被記録材に記録を行なう等の方法がと
られていた。
ドラムに被記録材を装着する方法にはフアンに
よる吸着やグリツパによる装着がある。しかし、
吸着においては吸着用フアンの騒音が大きく、又
ドラムに多数の吸着口を設ける必要があるのでド
ラムコストが高くなり、更に被記録材が厚かつた
り、コシが強い場合には被記録材の端部がドラム
から浮いてしまい記録が不鮮明となる等の欠点が
ある。
また、グリツパを用いた場合には機械的に複雑
な構造が必要となり、やはりコスト高の一因とな
る。
又、ローラ、ベルト等による搬送タイプでは搬
送路上で被記録材のジヤムが発生し易いし、ジヤ
ムが発生しても被記録材を除去し難い等の欠点を
有していた。
しかも、被記録材を複数枚収納している給紙カ
セツト等からの記録位置までのパスはある程度の
長さを必要とするために、被記録材が給紙され記
録位置で記録動作される迄に長い時間を必要とす
る欠点を有していた。
また、前述の画像記録装置はドラム径や搬送路
長等により装置の小型化には限りがあつた。
本発明は、上述の従来例の欠点を除去すると同
時にコンパクトでかつシンプルな構造の画像記録
装置の提供を目的とするものである。
また、本発明の他の目的は収納部に収納された
状態のままの被記録材に記録動作可能な画像記録
装置を提供することである。
即ち、本発明は、原稿が載置される原稿台と、 複数枚の被記録材を収納する収納部と、 前記原稿台に載置された原稿画像を光電的に読
取る読取手段と、 前記収納部に収納されている被記録材上に前記
読取手段からの画像信号に基づいて画像記録する
記録手段と、 前記記録手段により画像記録された被記録材を
前記収納部から排出する排出手段とを有し、 前記排出手段による被記録材の前記収納部から
の排出動作中に、前記記録手段により次の被記録
材上へ画像記録可能としたことを特徴とする画像
記録装置を提供するものである。
以下、本発明の実施例を図面に従い説明する。
第1図は本発明の一実施例の画像記録装置の断
面図である。図において、2は原稿照射用光源、
3,3′,3″はミラー、4は結像レンズ、5は
CCD等のライン・イメージ・センサ、6はフル
ラインのインクジエツトヘツドからなる記録ヘツ
ドで一次元に配列された複数の記録素子からな
る。7は紙、フイルム等の被記録材であつて、例
えば記録紙、8は右排紙ローラ、9は右排紙トレ
イ、10は左排紙ローラ、11は左排紙トレイ、
12は原稿台、13は原稿である。又、光源2、
ミラー3,3′,3″、レンズ4、イメージセンサ
ー5、記録ヘツド6は入出力ユニツト1として一
体化されている。
上記構成において、原稿13を原稿台12上の
所定位置に置き、装置に設けられた不図示のプリ
ントスイツチを操作すると光源2が点灯すると共
に入出力ユニツト1は矢印αの方向に所定速度で
移動を開始する。光源2からの光は原稿台12上
の原稿13を照射し、その反射光は一点鎖線で示
す如くミラー3,3′,3″とレンズ4とにより構
成された光路を経た後にイメージセンサ5に結像
される。
上述のごとくしてイメージセンサ5に原稿13
の画像データが光の強弱データとして入力され
る。イメージセンサ5は光の強弱に対応したレベ
ルの電気信号を出力する。この出力はアナログ・
デジタル変換等の電気的な処理を施された後に記
録ヘツド6に画像記録信号として与えられる。
記録ヘツド6は記録紙7上に前述の記録信号に
より原稿画像に対応した記録を行なうものであ
る。
以上の様にして画像情報の入、出力を同時に行
ないつつ破線の位置1′まで入力、出力ユニツト
1がα方向へ走査することにより1回の記録終了
となる。記録終了すると右排紙ローラ8は破線で
示す位置に移動すると共に矢印D方向に回転す
る。これにより、記録終了した記録紙7を右トレ
イ9上に排出させる。しかも右排紙ローラ8の周
速は入出力ユニツト1の走査速度より早く設定さ
れているので、記録紙7の排出完了を持たずに続
いて破線βの方向に入出力ユニツト1を走査し、
原稿の読取り及び次の記録紙7への記録を行なう
ことが可能となる。従つて、同一原稿からの連続
記録時の待ち時間を短縮できる。前述と同様にし
て原稿13の画像読取及び記録紙への記録を行な
いつつ、入出力ユニツト1が矢印β方向に移動し
て、実線の位置に達すると記録終了した記録紙7
は矢印Cの方向に回転している左排紙ローラ10
により左排紙トレイ11上に排出されるものであ
る。
もちろん、左右の排紙ローラ9,8は入出力ユ
ニツト1が該ローラ近傍に来る以前の各々A,B
で示す位置に移動しているものである。又記録紙
7はカセツト15の如くの収納部内に収納されて
いる。またカセツト15は中板16、および中板
16とカセツト15の底部の間に弾性部材17を
有し、これにより記録紙7の最上部の記録紙の位
置を一定水準に保ち、記録紙と記録ヘツド6との
距離が常に一定となるよう制御している。K1,
K2,K3は光スイツチ、マイクロスイツチ等か
らなる入出力ユニツト1の記録ヘツド6の位置セ
ンサである。
第2図は、第1図の画像記録装置の入出力ユニ
ツト1及び、右排紙ローラ8の詳細な構造を示す
斜視図である。第1図と同一部分には同一番号を
付してあり、7は記録紙、9は右排紙トレイであ
る。31はスライド軸、32は入出力ユニツト1
に設けられた3個の係合部32である。係合部3
2はスライド軸31上を摺動可能であつて、これ
により入出力ユニツト1は水平状態を保つたまま
往復動可能となる。
M1は入出力ユニツト1を往復動させる駆動源
のモータで、本実施例では正、逆回転可能なステ
ツピングモータである。モータM1の回転軸には
プーリ33が固着されており、このプーリ33を
回転力は駆動ベルト34に伝わる。入出力ユニツ
ト1の係合部32は駆動ベルト34に固設されて
おり、従つてモータM1の回転力により入出力ユ
ニツト1は往復運動する。
右排紙ローラ8はローラ軸35に固設されてお
り、ローラ軸35はアーム39,39′に回転可
能に支持されている。アーム39,39′は各々
軸37,37′を中心に回転する。アーム39に
は復帰バネSPが設けてあつて、これによりアー
ム39に対して常に矢印L方向への回転力を与え
ている。SL−Rはソレノイドで、通電によりア
ーム39を図示矢印Lと反対方向に回転する様動
作する。即ち、右排紙ローラ8はソレノイドSL
−Rの動作により記録紙7を排出すべく、記録紙
7に接する様に図示の位置に移動され、また、排
出動作しないときには復帰バネSPの力により記
録紙7から離れる。
M2−Rは右排紙ローラ8を回転させる駆動源
のモータであり、モータM2−Rの回転力はベル
ト36、クラツチCL−R及びベルト36′を介し
て、ローラ軸の一端に固設されたプーリ38に伝
えられる。
尚、クラツチCL−Rは通電によりベルト36
による回転力をベルト36′に伝え、通電されな
い場合にはベルト36′へ回転力を伝えない。従
つて、クラツチCL−Rに通電されたときのみプ
ーリ38が回転し、これにより右排紙ローラ8が
記録紙7を右排紙トレイ9に排出すべく矢印M方
向に回転する。この排紙ローラ8の周速は入出力
ユニツト1の移動速度の略2倍に設定してある。
尚、右排紙ローラ10も以上説明した右排紙ロ
ーラ8と同一機構なので説明は省略する。
また、排紙ローラに代えて、吸引力により被記
録材を引き出したり又は、爪の如くのピツクアツ
プ機構を用いることも可能である。
第3図は、第1図及び第2図に示した装置の制
御部の一例を示し、第1図及び第2図と同様の箇
所には同一符号を付して説明する。
5はラインイメージセンサであり、120はこ
のラインイメージセンサ5で読取つた画像データ
をデジタル化するデジタル化回路である。121
はデジタル化回路120から取り出した画像デー
タを格納するメモリであり、半導体ランダムアク
セスメモリ等を用いることが出来る。このメモリ
121は容量はラインメモリ程度の小容量からペ
ージメモリ等の大容量まで任意に選択できる。従
つて、メモリ容量によつて原稿を読み取りつつ記
録するばかりでなく、一且1ページ分あるいは数
ページ分の原稿を読取り、その画像データを格納
した後に、メモリからの読出しデータにより記録
動作するようにしてもよい。
122はバツフア回路であり、メモリ回路12
1から供給される画像データをダライブ回路12
3へ出力する。ドライブ回路123では供給され
た画像データに基づき記録ヘツド6を駆動して記
録を行う。
142は周知のワンチツプマイクロコンピユー
タからなる主制御回路である。124はメモリ制
御回路でメモリ回路121のデータ書込み或いは
読出しのアドレス信号、タイミング信号、リード
ライト信号を主制御回路142の制御によりメモ
リ回路121に出力する。125〜132はドラ
イバで主制御部の出力信号を制御対象の部分に伝
達する。133は第2図で示した入出力ユニツト
1の往復動の駆動源であるモータM1である。1
34,135は各々右排紙ローラ、左排紙ローラ
10を回転させるモータM2−R及びモータM2
−Lである。136,137は右及び左排紙ロー
ラを各々支持しているアームを各々移動するため
のソレノイドSL−R、SL−Lである。138,
139は右及び左排紙ローラへモータM2−R又
はM2−Lへの回転力の伝達を制御するクラツチ
CL−R、CL−Lである。140は光源2であ
る。
141は操作パネルであり、プリントスイツ
チ、記録枚数設定用のテンキー等を備えている。
143〜145は第1図に示した入出力ユニツ
ト1の位置検知を行なう位置センサK1,K2,
K3である。
主制御回路142は操作パネル141からの指
令及び位置センサK1,K2,K3からの検知入
力に従い、予じめ格納されている制御プログラム
に基づいて、各ドライバ及びメモリ制御回路等の
動作制御を行なう。
第4図は、第1図示の装置の記録動作を制御す
るべく主制御回路142のメモリROMに格納さ
れた制御プログラムを示すフローチヤート図であ
る。
ステツプS101ではプリントスイツチが操作さ
れると排紙ローラ8,10を駆動するためのモー
タM2−R及びM2−Lをオンする。また、原稿
露光用の光源2を点灯せしめる。
ステツプ102では入出力ユニツト1が第1図示
の実線位置(走査開始位置)にあるか否かをセン
サK1によつて判断する。センサK1がオンのと
きは実線位置にあると判断し、ステツプS104に
進む。しかし、センサK1がオンされていなけれ
ばステツプS103に進み入出力ユニツト1を矢印
β方向に移動すべくモータM1を反転動作する。
そして、入出力ユニツト1が実線位置に戻り、セ
ンサK1がオンしたならばモータM1をオンして
ステツプS104に進む。
ステツプS104ではモータM1を正転動作せし
め、入出力ユニツト1を矢印α方向へ移動させ、
ラインイメージセンサ5による原稿台12上の原
稿の読取及び記録ヘツド6による画像記録を開始
する。
ステツプ105では移動中の入出力ユニツト1に
よりセンサK2がオンされたか否かを判断し、オ
ンされたならば左排紙ローラ10を第1図示点線
位置に位置すべくクラツチCL−L及びソレノイ
ドSL−Lをオフし、更に右排紙ローラ8を第1
図示点線位置に移動すべくソレノイドSL−Rを
オンする。
ステツプS106で入出力ユニツト1が第1図示
点線位置に達しセンサK3をオンしたならば、右
排紙ローラ8にモータM2−Rの回転を伝えるべ
くクラツチCL−Rをオンし、記録終了した記録
紙を排出せしめると共に入出力ユニツト1の移動
を停止すべくモータM1をオフする。
ステツプS107では設定枚数分の記録動作が行
なわれたか否かを判断し、終了していなければス
テツプS108に進み、モータM1を反転動作させ
て入出力ユニツト1を矢印β方向に移動開始し、
復動中に原稿読取及び画像記録を行なう。
ステツプS109では復動中の入出力ユニツト1
がセンサK2をオンしたならば既に記録終了して
いる記録材の右排紙トレイ9への排出がこの時点
で完了するので、右排紙ローラ8の回転を停止す
べくクラツチCL−Rをオフすると共にソレノイ
ドSL−Rをオフして、右排紙ローラ8を第1図
示の位置に復帰バネSPの力によつて移動させる。
また、ソレノイドSL−Lをオンして左排紙ロー
ラ10を第1図示実線位置に移動する。
ステツプS110において矢印β方向へ移動中の
入出力ユニツト1が第1図示実線位置に達したこ
とがセンサK1で判断されたなら、クラツチCL
−Lをオンして、モータM2−Rの回転を排紙ロ
ーラ10に伝え、記録終了した記録紙を左排紙ト
レイ11に排出すると共に、モータM1をオフし
て入出力ユニツト1を停止する。
ステツプS111ではステツプS107と同様に設定
枚数分の記録終了か否かを判断し、終了していな
ければステツプS104に戻り、再び入出力ユニツ
ト1を矢印α方向に移動させることにより画像読
取及び記録を行なう。
一方、ステツプS107で既に設定枚数分の記録
が終了していたならば、ステツプS112でモータ
M1を反転動作させ、第1図示点線位置にある入
出力ユニツト1を実線位置へ移動開始する。そし
てセンサK2がオンされたなら、このとき記録紙
の右排紙トレイ9への排出が終了するので右排紙
ローラ8を停止して図示実線位置へ移動すべく、
クラツチCL−R及びソレノイドSL−Lをオフす
る。
ステツプS113でセンサK1がオンされたなら、
モータM1をオフして入出力ユニツト1の移動を
停止し、ステツプS114に進む。
ステツプS111で既に設定枚数分の記録が終了
していたならばステツプS115に進み内蔵タイマ
をスタートさせる。このタイマの設定時間は記録
終了した記録紙を左排紙トレイ11に排出するの
に要するものである。
ステツプS116でタイマがタイムアツプしたな
らば左排紙ローラ11を停止し、第1図示点線位
置迄移動すべく、クラツチCL−L及びソレノイ
ドSL−Lをオフして、ステツプS114に進む。
ステツプS114では排紙ローラ8及び11の駆
動源のモータM2−R及びM2−Lをオフし、更
に光源を消灯せしめ、記録動作を終了する。
第5図は本発明の第2の実施例である。第2図
において、第1図と同様の機能を有するものには
同一の番号を符した。第2の実施例において入出
力ユニツト21は原稿露光ランプ22、セルフオ
ツクレンズアレイ23、CCD等のイメージセン
サ24、及びフルラインのインクジエツトからな
る記録ヘツド20より成る。
動作説明する。不図示のプリントボタンが押さ
れると、原稿露光ランプ22が点灯すると共に、
入出力ユニツト21が矢印α′の方向に所定速度で
移動する。入出力ユニツト21は第1図の例と同
様に原稿13の画像をイメージセンサ24で一ラ
インづつ読み取りつつ、同時に記録ヘツド20で
記録紙7上に一ラインづつ記録する。入出力ユニ
ツト21が実線の位置から破線の位置21′に移
動する間に基準ローラ25,27を支点にして、
排紙ローラ26,28は夫々破線の位置に回転移
動する。以上の様にして往動時の読み取り及び記
録が終了し、入出力ユニツトが破線の位置まで来
ると排紙ローラ26が矢印D′の方向に回転し、
記録紙7を右排紙トレー9に排出する。記録紙7
の排出完了後、入出力ユニツト21は矢印β′の方
向に復動し、実線位置への復帰を行なう。尚、こ
のときに複数枚記録が要求されている場合には、
復動読み取り及び記録を実行する。この時、排紙
ローラ26,28は実線の位置に移動し、記録終
了後排紙ローラ28が矢印C′の方向に回転し、次
の記録紙7を排紙トレー11上に排出する。
以上の如く、本発明の画像記録装置は被記録材
をカセツトやデツキ等の収納部に収納したまま記
録できるので被記録材の搬送装置が非常に簡略化
されジヤム或は斜行の発生をほとんど皆無とする
ことができる。又記録中は被記録材は停止したま
まなので搬送ピツチの変化による画像ズレが発生
せず、被記録材上には高品質の画像が得られる。
更に装置自体が単純であるために装置の小型化が
可能となる。
尚、本実施例においては、記録手段としてイン
クジエツト記録ヘツドを用いたが、他の感熱記
録、静電記録等にも適用可能である。
また、排紙ローラ8或いは10の下流に更に排
紙ローラを設け記録紙の排出を円滑にすることも
出来る。
第6図に本発明の更に他の実施例を示す。第1
図及び第5図で説明した画像記録装置では同一原
稿、或は同一情報から複数枚の記録を得ようとす
る場合、同一の記録動作を複数回繰り返して行う
必要があつた。即ち、所望枚数のプリントを行な
う場合、一回の記録に要する時間と所望枚数との
積に相当する時間を必要とした。
本実施例は複数枚の被記録材を収納する2以上
の収納手段と、各収納手段内の被記録材上に各々
記録を行う2以上の記録手段と、記録終了した被
記録材を前記収納手段から排出する2以上の排出
手段とを備え、複数枚記録を高速に行なうことの
出来る画像記録装置である。
第6図において、第1図と同一番号の付してあ
る部分は第1図のものと同一機能を果す。
即ち、Rは原稿読取部で、12は原稿13を載
置する原稿載置台である。30は原稿13の読み
取りを行う原稿読取ユニツトであり、原稿照明用
ランプ2、ミラー3,3′,3″、結線レンズ4お
よびCCD等のラインイメージセンサ5を有する。
原稿読取ユニツト30は図示実線位置と破線位置
との間を所定速度で往復動して原稿13の画像読
み取りを行う。
100は第1記録部、200は第2記録部、3
00は第3記録部である。各記録部にはそれぞれ
記録ヘツド例えばインクジエツトヘツド40,5
0,60、および記録紙41,51,61を収納
した記録紙収納カセツト42,52,62を配設
する。インクジエツトヘツドからなる記録ヘツド
40,50,60は第1図のものと同様に複数の
記録要素が第6図の図面と垂直な方向に直線状に
並んだフルラインのインクジエツトヘツドであ
り、原稿読取ユニツト30からの電気信号に応じ
て駆動されて図示の実線位置から破線位置までの
間を往復動して、収納カセツト42,52、62
内の記録紙41,51,61上に記録を行う。4
3,53,63は右排紙トレイ、44,54,6
4は右排紙ローラであり、記録の終了した収納カ
セツト42,52,62内の記録紙41,51,
61を一枚ずつこの右排紙トレイ43,53,6
3に各々排紙する。同様に、45,55,65は
左排紙トレイ、46,56,66は記録終了した
記録紙をこの左排紙トレイ45,55,65に
各々排出する左排紙ローラである。47,57,
67および48,58,68はそれぞれ収納カセ
ツト42,52,62に配設した中板および弾性
部材であり、記録紙41,51,61の最上部の
記録紙位置を各記録ヘツド40,50,60に対
し一定水準に保つている。なお、各記録部10
0,200,300は各々ユニツト構成となつて
おり、不図示の支持体により、縦に3段重ねられ
ている。
また、必要に応じ、2段或いは4段以上重ねて
利用することも出来る。更に、読取部Rも記録部
とは独立に設置可能である。
尚、第6図の装置の走査駆動部や排紙部の詳細
は第1図の装置と略同一であり、ただ、読取部と
記録ヘツドが一体となつていない点が異なるだけ
である。
次に上記構成における記録動作を説明するが、
記録部100,200,300は全く同一の動作
であるから、記録部100についてのみ説明す
る。
原稿13を載置台12上に置き、不図示の操作
部の記録部選択キーを操作して記録部100を選
択した後プリントスイツチを操作すると、光源2
が点灯するとともに原稿読取ユニツト30は矢印
αの方向に移動を開始する。光源2からの光は原
稿台12上の原稿13を照射し、その反射光はミ
ラー3,3′,3″とレンズ4とにより構成された
光路を一点鎖線の如く経た後にイメージセンサ5
に結像される。上述のごとくしてイメージセンサ
5に原稿13の画像データが入力される。イメー
ジセンサ5の出力はアナログ・デジタル変換等の
電気的な処理を施された後に記録ヘツド40に入
力データに対応した記録信号を与える。
記録ヘツド40は、原稿読取ユニツト30によ
る原稿13の読取走査開始と同期してこの原稿読
取ユニツト30と同一速度で同じく矢印α方向に
移動を開始する。これにより記録紙41上に前述
の記録信号に応じた画像記録が行なわれる。
このようにして、原稿読取ユニツト30と記録
ヘツド40がそれぞれ原稿13の読取り、記録紙
14への画像記録を行いつつ図示破線位置まで移
動することにより記録終了となる。この時、右排
紙ローラ44は破線で示す位置44′に移動する。
この右排紙ローラ44を矢印C方向に回転させる
ことにより、記録終了した記録紙41を右排紙ト
レイ43上に排出させる。しかも右排紙ローラ4
4の風速は原稿読取ユニツト30及び記録ヘツド
40の移動速度より早く設定されているので、続
いて破線矢印βの方向に原稿読取ユニツト30及
び記録ヘツド40を移動して、原稿の走査および
記録をすることが可能となる。従つて、連続記録
時の記録終了した記録紙の排出待ち時間を必要と
しない。α方向への走査と同様にして、原稿読取
ユニツト30及び記録ヘツド40が矢印β方向に
移動しつつ画像読取及び画像記録を行なう。そし
て記録終了した記録紙41は左排紙ローラ46を
矢印Dの方向に回転させることにより左排紙トレ
イ45上に排出されるものである。もちろん、左
右の排紙ローラ44,46は原稿読取ユニツト3
0、記録ヘツド40がこれらのローラ近傍に来る
以前に各々E,F点に移動しており、記録ヘツド
40の移動の妨げにはならない。
ここで、同一原稿から複数枚の記録、例えば3
枚の記録を得る場合などにおいては、不図示の操
作部に設けた記録部選択キーにより全記録部10
0,200,300を選択駆動し得るようにす
る。これにより原稿読取部3による原稿走査と共
に各記録ヘツド40,50,60による記録紙4
1,51,61への同一画像情報による画像記録
が行なわれ、1ケ所の記録部で3枚記録を行う場
合の約1/3の時間で記録を行うことができる。
第7図は本実施例に適用する制御部の一例を示
し、第6図と同様の箇所には同一符号を付して説
明する。
図において、5はCCD等のラインイメージセ
ンサであり、71はラインイメージセンサ5で読
み取つた画像データをデイジタル化するデイジタ
ル化回路であり、本例では2値化回路として以後
説明する。72はこのデイジタル化回路71から
取り出した画像データを格納するメモリであり、
半導体ランダムアクセスメモリ等を用いることが
できる。このメモリ72の容量は、ラインイメー
ジセンサ5の一走査の読取量に対応したラインメ
モリ程度の小容量から数頁分の画像情報に対応し
たページメモリ等の大容量まで任意に選択でき
る。従つて、メモリ容量によつて、原稿を読み取
りつつ同時に記録するほか、一旦1ページあるい
は数ページ分の原稿を読み取つてメモリ72に格
納した後に記録するようにしてもよい。73およ
び74はそれぞれメモリ制御回路および主制御回
路である。メモリ制御回路73は主制御回路74
に制御され、その制御の下にメモリ72の書き込
みあるいは読み出しのアドレス信号、タイミング
信号およびリードライト信号等が出力される。主
制御回路74は操作パネル75のキー操作に基づ
いて各種制御を行う。76,77および78はバ
ツフア回路であり、メモリ52から供給される画
像データをドライブ回路79,80および81へ
出力する。ドライブ回路79〜81を主制御回路
74によりオンオフ制御し、記録ヘツド40,5
0および60を駆動させる。82は原稿読取ユニ
ツト30の移動を行う原稿読取部移動系、83は
各記録ヘツド40,50,60の移動を行う記録
ヘツド移動系、84は各排紙ローラ44,54,
64および46,56,66の駆動を行う排紙ロ
ーラ駆動系であり、主制御回路74の制御下に駆
動される。
原稿読取部移動系82、記録ヘツド移動系83
及び排紙ローラ駆動系には、第2図で示した、ク
ラツチやソレノイド、モータ等が含まれその動作
は第2図と略同一なので説明は省く。
なお、上述した実施例においては、各記録部1
00,200,300を不図示の支持体により縦
に3段配置した場合について述べてきたが、第8
図示のように、各記録部を一列に並置してもよい
こと勿論である。
以上説明したように本発明によれば、収納部に
収納したままの被記録材に記録ができる複数の記
録部を設けたので、被記録材の搬送装置を簡略化
してジヤムや斜行の発生が皆無な、しかも高品質
の再生画像が得られる記録装置の記録速度を格段
に向上できる。
尚、第6図及び第8図の実施例においても、記
録手段としてインクジエツト記録ヘツドを用いた
が、他の感熱記録、静電記録等にも適用可能であ
る。
第9図に本発明の更に他の実施例の画像記録装
置を示す。この画像記録装置は利用者の要求に充
分応えるために原稿画像の等倍記録のみならず変
倍記録をも行い得るものである。
第9図において、第1図と同一番号を付した部
分は同一機能を果す。第1図と異なる点は変倍可
能な記録部400を更に有していることである。
第9図Aにおいて、1は原稿台12上に載置され
た原稿13を読み取ると共にその読み取つた画像
データをカセツト15内の記録紙7に再生記録す
る入出力ユニツトである。入出力ユニツト1は原
稿照明用光源2、ミラー3,3′,3″、結像レン
ズ4、CCD等のライン・イメージ・センサ5お
よびフルラインの第1インクジエツト記録ヘツド
6を有する。8は右排紙ローラであり、記録が終
了したカセツト15内の記録紙7を右排紙トレイ
9へ排出する。10は左排紙ローラであり、同じ
く記録紙7を左排紙トレイ11へ排出する。ここ
で、カセツト15は本例ではA3版記録紙を収納
したカセツトであり、中板16および中板16と
カセツト15の底部との間に弾性部材17を有
し、記録紙7の最上部の記録紙の位置を記録ヘツ
ド6に対し一定水準に保つている。
次に記録部400において、203はA4版記
録紙204を収納したカセツト、211はフルラ
インの第2インクジエツト記録ヘツドであり、入
出力ユニツト100のラインイメージセンサ11
0からの画像信号に駆動されて記録紙204上に
再生記録を行う。212は右排紙トレイ213に
記録紙204を排出する右排紙ローラ、214は
左排紙トレイ215に記録紙204を排出する左
排紙ローラである。
ここで、220はカセツト203の底板218
に固着した回転軸であり、不図示のモータにより
回転される。第9図Cに示すように、通常の等倍
複写時に実線位置にあるカセツト203は、変倍
指令時に回転軸220の所定回転により破線位置
203′まで回動され、第9図Bに示す状態とな
る。なお、第9図Cに示すように、記録ヘツド2
11を矢印P方向に移動させて、二点鎖線の位置
211′に配置するようにする。221は第9図
Cに示すようにカセツト203に外接する円形状
に取り付けたガイドであり、排紙ローラ212,
214によつてカセツト203から引き出される
記録紙204を円滑に排紙トレイ213,215
に排出する。なお、カセツト203において、2
16,217はそれぞれ中板および弾性部材であ
る。読取部、記録ヘツド、排出ローラ等の駆動部
の詳細は第2図示のものと略同一であるので説明
を省く。
第10図は第9図示の装置の制御部の一例を示
し、第9図と同様の箇所には同一符号を付して説
明する。5はラインイメージセンサであり、10
1はこのラインイメージセンサ5で読み取つた画
像データをデイジタル化するデイジタル化回路で
ある。102は主走査方向のデータ長を縮めるデ
ータ圧縮回路であり、本例ではA3版短手方向の
データ長の画像信号を例えば所定のサンプリング
規則に従つてサンプリングすることによつてA4
版短手方向のデータ長に圧縮する機能を有す。デ
イジタル化回路101から出力された画像データ
は、このデータ圧縮回路102で圧縮されて、バ
ツフア回路103,104を介してそれぞれドラ
イブ回路105,106に供給される。ドライブ
回路105,106では、供給された画像データ
に基づき記録ヘツド6,211を駆動して記録を
行う。107は主制御回路であり、ドライブ回路
105,106はこの主制御回路107によりオ
ンオフ制御される。
113は操作パネルであり、装置動作開始を指
令するプリンゴスイツチ113A、A3版の画像
のA4版の記録紙への縮少記録を例示する変倍指
定キー113Bおよび記録紙サイズ即ち記録ヘツ
ド6,211を選択する選択キー113C所望の
記録枚数を入力するテンキー等を有す。操作パネ
ル113から主制御回路107に装置動作指令が
入力されると、主制御回路107の制御下に入出
力ユニツト移動系111または入出力ユニツト移
動系111とヘツド移動系110を同時に付勢す
る。そして、入出力ユニツト1または、入出力ユ
ニツト1と記録ヘツド211とを後述するように
移動させて原稿の読み取りおよび記録を行う。1
09は排紙ローラ8,10,212,214の駆
動を制御する排紙ローラ駆動系である。108は
不図示のモータを付勢して回転軸220を回転さ
せカセツト203を第9図Cに示す実線位置20
3または、破線位置に指定された記録倍率に応じ
てセツトするカセツト回転駆動系である。ここ
で、ヘツド移動系110は、A3版の画像をA4版
の記録紙に記録動作する変倍記録時に、カセツト
203の回転に対応してヘツド211を移動させ
るものである。
次に、このように構成した本実施例における記
録動作を第11図示のフローチヤートを参照して
説明する。A3版原稿の等倍記録を行うには、A3
版原稿13を原稿第12上に置き、操作パネル1
13上の選択キー113Cを操作して記録ヘツド
6を選択する。この後、コピースタートボタン1
13Aを押下すると(手順S1,S2,S3)、光源2
が点灯すると共に入出力ユニツト1は、第9図A
に示すように、矢印αの方向へ一定速度Vで移動
を開始する(手順S4)。
光源2からの光は原稿台12上の原稿13を照
射し、その反射光はミラー3,3′,3″とレンズ
4とにより構成した光路を経た後にイメージセン
サ5に結像される。このようにしてイメージセン
サ5に原稿13の画像データが入力されると、前
述した第10図示のように、このデータはデイジ
タル化回路101において2値化若しくは多値化
されデータ圧縮回路102に供給される。ここ
で、操作パネル113の変倍指定キー113Bの
押下による変倍コピー命令は出されていないの
で、このデータ圧縮回路102に供給された画像
データはそのままバツフア回路103,104を
介してそれぞれドライブ回路105,106に出
力される。ドライブ回路105は主制御回路10
7によりオンされているのでバツフア回路103
を介して供給された画像データに対応した記録信
号を記録ヘツド6に与える。記録ヘツド6はカセ
ツト15内の記録紙7上に与えられた記録信号に
基づいた画像記録を行う(手順S5)。
上述のようにして、入出力を同時に行ないつ
つ、第9図Aに示す破線の位置まで入出力ユニツ
ト1を走査することにより記録終了となる。この
時、右排紙ローラ8は破線で示す位置に移動して
いて、排紙ローラ112を矢印D方向に回転させ
ることにより、記録終了した記録紙104を右排
紙トレイ9上に排出させる(手順S6)。しかも右
排紙ローラ8の周速は入出力ユニツト1の走査速
度より早く設定されているので、続いて破線矢印
βの方向に入出力ユニツト1を走査することが可
能となる。従つて、連続記録時の待ち時間を短縮
できる。前述と同様にして入出力ユニツト1が矢
印β方向に移動して、記録終了した記録紙7は左
排紙ローラ10を矢印Cの方向に回転させること
により左排紙トレイ11上に排出されるものであ
る。手順S7で所定枚数が記録されたと判断され
れば、一連の作業が終了する。
もちろん、左右の排紙ローラ8,10は入出力
ユニツト1がこれらローラ近傍に来る以前に各々
A,B点に移動しているものである。
なお、操作パネル113の選択キー113Cに
より記録ヘツド211が選択されてA4版原稿の
画像をA4版記録紙に等倍再生する場合には、手
順S8,S9に示すように、入出力ユニツト1と同
期してこの記録ヘツド211が第9図Aに示す矢
印E方向へ移動して、上述したのと同様の動作に
よりカセツト203内のA4版記録紙204に記
録を行う。
次に、A3版の画像を縦、横各々1/2に縮少して
A4版の記録紙に記録動作する変倍記録を指示し
た場合の動作について説明する。A3版原稿10
2を原稿台12上に置き、選択キー113Cを操
作して記録ヘツド211を選択すると共に変倍指
定キー113Bを押下する(手順S1,S2)。この
キー113Bの押下により入来したキー信号を主
制御回路107が判断するとカセツト回転駆動系
108とヘツド移動系110とを付勢し、カセツ
ト203を第9図Cに示すように実線位置から破
線位置203′まで回転してセツトすると共に、
記録ヘツド211を二点鎖線で示す位置211′
へ移動させる(手順S10)。プリントスイツチ1
13Aが押下されると、光源2が点灯し、入出力
ユニツト1が矢印α方向へ移動を開始する(第9
図A参照)。尚、カセツトの回転及びベツドの移
動中は、プリントスイツチ113Aの入力は禁止
される。ここで、主制御回路107の制御下に入
出力ユニツト移動系111は前述の等倍記録の場
合の2倍の速度2Vで入出力ユニツト1を移動さ
せて、原稿13を読取走査する。従つて、イメー
ジセンサ5による原稿13の走査ライン数は等倍
記録の場合の1/2となる。更に、イメージセンサ
5により読み取られ、デイジタル化回路101を
介してデータ圧縮回路102に供給された画像デ
ータの主走査ライン方向のデータ長は、この圧縮
回路102においてA3版原稿の主走査ライン方
向のデータ長は1/2に圧縮される。記録ヘツド2
11では、このようにして供給された画像データ
に基づき、第9図Bに示すように矢印F方向へ等
倍記録時と同一速度で移動してカセツト203内
の記録紙204上に記録を行う(手順S11)。
上述のように、本実施例においては、主走査方
向はデータ圧縮回路22により電気的に、また、
副走査方向は走査速度を2倍にすることによつて
機械的にそれぞれデータ圧縮を行つて、A3版原
稿画像をA4版記録紙に変倍記録する。
尚、以上説明した例はA3版の画像を縦及び横
各々1/2に縮少してA4版記録紙に変倍する例を示
した。しかしながら、データ圧縮回路102の圧
縮率及び入出力ユニツト1の走査速度を適宜設定
することにより、任意の縮少率による画像記録が
可能となるものである。また、同様に任意の拡大
記録も可能であることは言うまでもない。
以上説明したように、本発明によれば、被記録
材をカセツト等の収納部内に収納したまま等倍記
録および変倍記録を行えるようにしたので、この
種記録装置の使い勝手が向上する。また、本発明
記録装置は、搬送装置が非常に簡略化され、ジヤ
ムや斜行の発生をほとんど皆無とすることがで
き、しかも、記録中は被記録材が停止したままな
ので搬送ピツチの変化による画像ずれが発生せ
ず、高品質の等倍および変倍画像が得られ、装置
を小型化できる。
更に、本発明によれば、画像記録済の被記録材
の収納部からの排出中に、次の被記録材上への画
像記録が行われるので、複数枚の被記録材上への
画像記録を高速に実行可能となる。
なお、第9図の実施例においては、記録手段と
してインクジエツトヘツドを用いたが、感熱記
録、静電記録等にも本発明を適用できる。
また被記録材としても紙以外のフイルム状のマ
テリアルも用いることが出来る。
また、被記録材の収納部を回転させる他に、記
録ヘツドを記録倍率に応じて回転させる様構成し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した画像記録装置の第1
の実施例の断面図、第2図は第1図の装置の駆動
部の詳細な斜視図、第3図は第1図の装置の制御
回路構成の一例を示すブロツク図、第4図は制御
部の制御プログラムを示すフローチヤート図、第
5図は本発明を適用した画像記録装置の第2の実
施例の断面図、第6図は本発明を適用した画像記
録装置の第3の実施例の断面図、第7図は第6図
の装置の制御回路構成の一例を示すブロツク図、
第8図は本発明を適用した画像記録装置の第4の
実施例の斜視図、第9図A〜Cは本発明を適用し
た画像記録装置の第5の実施例の構成を示す図、
第10図は第9図の装置の制御回路構成の一例を
示すブロツク図、第11図は第9図の装置の制御
動作を示すフローチヤート図であり、2は光源、
5はラインイメージセンサ、6は記録ヘツド、1
2は原稿台、15はカセツトである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿が記載される原稿台と、 複数枚の被記録材を収納する収納部と、 前記原稿台に載置された原稿画像を光電的に読
    取る読取手段と、 前記収納部に収納されている被記録材上に前記
    読取手段からの画像信号に基づいて画像記録する
    記録手段と、 前記記録手段により画像記録された被記録材を
    前記収納部から排出する排出手段とを有し、 前記排出手段による被記録材の前記収納部から
    の排出動作中に、前記記録手段により次の被記録
    材上へ画像記録可能としたことを特徴とする画像
    記録装置。 2 前記記録手段は、インクジエツトヘツドを有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の画像記録装置。
JP57162061A 1982-09-17 1982-09-17 画像記録装置 Granted JPS5951656A (ja)

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JPS5713549U (ja) * 1980-06-27 1982-01-23

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