JPH0471345A - 回転電機のコイルスロット内隙き間調整板 - Google Patents

回転電機のコイルスロット内隙き間調整板

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JPH0471345A
JPH0471345A JP18337290A JP18337290A JPH0471345A JP H0471345 A JPH0471345 A JP H0471345A JP 18337290 A JP18337290 A JP 18337290A JP 18337290 A JP18337290 A JP 18337290A JP H0471345 A JPH0471345 A JP H0471345A
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JP
Japan
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gap
coil
conductor layer
slot
adjusting plate
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Pending
Application number
JP18337290A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takeda
竹田 政寛
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高圧回転機コイルとコイルスロットとの隙
き間に介装され、前記隙き間を排除するとともに、高圧
回転機コイルをコイルスロット内に固定する隙き開脚整
板の構造釦関する。
〔従来の技術〕
第5図、第6図、第7図および第8図は高圧回転電機の
固定子コイルの従来の隙き間調整構造を模式化して示す
要部の断面図である。図において、コイルスロット1は
例えば高圧回転電機の筒状の固定子鉄心4の内周面に所
定の深さで放射状に形成された複数の凹溝からな9、そ
の内部には2条の高圧コイルの方形断面を有する棒状の
コイル辺部分2が溝の深さ方向に重ねて収納され、かつ
コイルスロット1の開口部はくさび溝1Bに打ち込まれ
たくさび3によって塞さがれる。
ところで、高圧コイルのコイル辺2は第5図に周を、−
様な厚みの主絶縁層2Bで覆ったほぼ方形断面を有する
棒状に形成され、かつ主絶縁層2Bの表面には導電性を
有するスロットコロナ防止層(図示せず)が形成される
このように構成された長尺の高圧コイルを損傷すること
なくスロットに挿入するためには、コイル2の幅とスロ
ットの幅との間に0.1mmないし0.5mm1度の@
き間IA′Jk必要とするが、コノ隙きlVlをそのま
ま放置すると、スロットコロナ防止層と鉄心との導電接
触が不安定になフ、除き間でスロットコロナが発生して
主絶縁層やコロナ防止層が劣化する電気的悪影響を生ず
る。また、高圧コイルに作用する電磁機械力によってコ
イルが振動し、主絶縁層やコロナ防止層が磨耗劣化する
機械的悪影響が生ずる。さらに、隙き間が介在すること
によってコイルと鉄心との間の熱伝導が阻害され、コイ
ル温度が局部的に上昇する熱的悪影響が発生する。そこ
で、高圧コイル2とスロット1との@き間1Aに熱電導
性の↓い導電性材料からなるスロットライチを介在させ
、コロナ防止層と鉄心の導電性や熱伝導性を保ち、かつ
電磁機械力によるコイルの振動を抑制する構造が採用さ
れている。すなわち、第5図に示すように、高圧コイル
2の四周を導電性シート5で包み込んだ構造、第6図に
示すようにU字状の導電性シート6を高圧コイル2の三
方の面を覆うようvZ着した構造、第7図に示すように
高圧コイル2とスロット1の側壁面との間の隙き間1人
中に複数層の固体導電体板7A、7B等7を介装した構
造、および第8図に示すように、隙き間1Aに波板状の
スプリングライチ8を介装し、そのばね弾性を利用して
高圧コイル2を反うイチ側のスロットの側壁面に押圧し
て固定する構造などが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
導電性シートを用いた従来技術においては、隙き間を埋
めるに十分な厚みの導電性シートを被着すると、導電性
シートに弾力性が無いためにコイルスロットへの高圧コ
イルの挿入が困難になり易く、かつ無理に挿入すると導
電性シートが損傷するために隙き間を十分には塞ぎきれ
ず、これが原因で電気的、機械的、および熱的悪影響を
十分には阻止できないという問題点があった。また、固
体導電体板金隙き間に挿入する方式では、厚みの異なる
固体導電体板を幾種類も用意し、隙き間の寸法に対応し
てその組み合わせを変える必要があり、その調整に手間
がかかると同時に、除き間を零に近づけることが極めて
困難であるとめう問題があった。さらに、スプリングラ
イチを用いた方式では、その弾力性によって高圧コイル
をスロットの一方のfiIl壁面に押圧した状態で固定
できるので、電気的2機械的な悪影響を排除できる利点
が得られるが、波のピッチ全列き伸ばした状態で除き間
に挿入した後、隙き閣内で波のピッチを縮めて弾力性を
発揮させる必要があり、その挿入作業に手間がか\ると
ともに、スプリングライチそのものが高価なために、経
済的不利益を招きやすい欠点がある。
この発明の目的は、隙き間への挿入が容易で充填率が高
く、シたがって電気的2機械的、熱的悪影響を十分低減
できる隙き開脚整板を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この発明によれば、高圧回
転電機の鉄心に形成されたコイルスロットに高圧コイル
を挿入する際、両者間に生ずる除き間を充填するもので
あって、基材としての固体導電体層とゴム弾性を有する
弾性導電体層との複合体からなり、前記高圧コイルの表
面および前記コ一 イルスロットの内壁面に弾力接触するよう前記隙き間に
介装されてなるものとする。
〔作用〕
この発明の構成において、固体導電体層と弾性導電体層
との複合体からなる隙き開脚整板全スロットライチとし
て隙き間に介装するよう構成したことによ勺、隙き間に
挿入する際は弾性導電体層が圧縮変形することによって
スロットに容易に挿入でき、かつ挿入後は高い隙き間充
填率を保持して導電性、熱伝導性、および防振性を発揮
する機能が得られる。
〔実施例〕
以下この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の実施例になる隙き開脚整板をコイル
スロット内に介装した状態を示す断面図、第2図は実施
例における隙き開脚整板の拡大断面図である。図におい
て、鉄心4に形成されたコイルスロット1に2条重ねて
挿入された高圧コイルのコイル辺2A、2Bは、隙き間
1人に挿入された挿き開脚整板15によってコイルスロ
ット1の6一 反調整板側の側壁面に押し付けられ、かつ、くさび6を
打ち込むことによシ、コイル辺2A、2B間、およびコ
イル2Aとくさび3 との間などに介装された図示しな
い間隔片を介して、溝の深さ方向に押圧力が加えられる
ことによシ、高圧コイルはコイルスロット内に固定され
る。
隙き開脚整板15は、固体導電体層15Aを基板として
、その表面に弾性導電体層15Bを形成した複合体から
なり、その厚みは隙き間1人のギャップ長と同等または
幾分厚い寸法に形成され、高圧コイル2とともにコイル
スロットは挿入されるか、あるいは高圧コイル2f:挿
入した後、隙き間1人に押し込まれる。
固体導電体層15Aとしては、例えば充填材としてカー
ボン微粉末を含むエポキシ樹脂を、例えばガラス繊維布
に含浸し、硬化処理した薄い繊維強化プラスチツク材が
用いられ、その一方の面に例えばカーボン微粉末?含む
液状のシリコーンゴム材を所定の厚みで塗布するなどの
方法で弾性導電体層15Bが形成される。なお、弾性導
電体層15Bはその圧縮変形率を増すために微小ボイド
や細孔合金むよう構成されてよい。
このように構成された隙き開脚整板15を隙き間1Aに
挿入する際、弾性導電体層15Bが圧縮変形して隙き間
1Aに容易に挿入できるとともに、弾性導電体層’15
Bがコイルスロットマの側a面の凹凸とよくなじみ、隙
き間1人内で高い充填率全保持して高圧コイル2を反隙
き開側の側壁面に押圧した状態で固定するよう機能する
。したがって、高圧コイル表面のスロットコロナ防止層
はスロットの側壁に直接または調整板15を介して導電
接触し、コロナ防止層を鉄心4と同電位に保ってスロッ
トコロナの発生を防止するとともに、隙き開脚整板15
の導電性がカーボン微粉末の配合量によって決まる適度
の抵抗値に保持されてうず電流や循環電流の発生を阻止
することによシ、電気的悪影響が排除される。また、隙
き間が弾力性を有する隙き開脚整板14:よって充填さ
れて熱伝導性が向上することにより、高圧コイル2の導
体温度の上昇が抑制されるとともに、高圧フィル2がコ
イルスロット1内に弾性支持されることによシ、電磁機
械力によって生ずるコイルの振動を抑制することができ
る。
第3図は前述の実施例における変形例を示す隙き開脚整
板の断面図であり、除き開脚整板15を弾性導電体層j
5Bと、これを挾む一対の固体導電体層15A、15C
との3層構造とした点が前述の実施例と異なっておジ、
スロット側壁面の凹凸が少ない場合、前述の実施例と同
様な作用、効果を得ることができる。なお、固体導電体
層を中央に、その両側に弾性導電体層を配するよう構成
してもよく、スロットの側壁面および高圧コイル表面の
凹凸がともに著しい場合、とくに高い作用効果が期待で
きる。
第4図はこの発明の異なる実施例になる隙き開脚整板を
示す断面図であシ、除き開脚整板を高圧コイルの長さ方
向に平行に切断した断面図を示している。図において、
固体導電体層15Aと弾性導電体層25Bの複合体から
なる隙き開脚整板25の弾性導電体層25Bは、その表
面に鉄心の積層面に沿った凹凸29が形成される。この
ように形成された隙き開脚整板25は、その弾性導電体
層25Bの圧縮変形率が増加するので、狭い隙き間に容
易に押し込んで弾性導電体層全鉄心の凹凸によくなじま
せられるとともに、弾性導電体層の硬さの決め方により
、スプリングライチを用いたと同様に高圧コイル2をコ
イルスロットの側壁面に強固に抑圧固定する機能を高め
ることができる。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように、スロットライチとしての除き
開脚整板を薄い板状の固体導電体層とゴム弾性を有する
弾性導電体層の複合体とし、高圧コイルとコイルスロッ
トとの間の隙き間に介装するよう構成した。その結果、
弾性導電体層の圧縮変形性および固体導電体層の剛性を
利用して隙き開脚整板を狭い隙き間に容易に押し込むこ
とができ、隙き間を熱伝導性および導電性のよい複合体
で充填し、かつ高圧コイルをスロット内壁に押し付けて
固定することができるので、従来技術で隙き間が残った
)、あるいは導電性シートが損傷することによって問題
となった電気的2機械的、熱的悪影響が排除され、した
がってスロットコロナの防止性能、電磁機械力によるコ
イルの振動防止性能、およびコイルの温度上昇抑制性能
を長期間安定して保持できる隙き開側整板を備えた回転
電機を提供することができる。
また、隙き開側整板は繊維強化導電性プラスチック板の
表面に液状の導電性ゴム材を塗布することにより1.任
意の厚みの素材を容易かつ安価に形成できるので、スプ
リングライチに比べて安価でちゃ、かつ除き間への挿入
が従来方式のいずれよシも容易で、隙き間充填率も高く
とれるという特長があり、したがって高い経済性と技術
的メリットとを併せて得ることができる。さらに、弾性
導電体層の表面に凹凸を形成すれば、圧縮変形率が一段
と向上して隙き間への挿入が容易化され、かつスロット
内壁面の凹凸に弾性導電体層が一層よくなじんで除き間
を排除できるので、電気的9機械的、および熱的特性を
一層改善できる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例になる隙き開脚整板全コイル
スロットの隙き間に介装した状態を示す断面図、第2図
は実施例における隙き開側整板の拡大断面図、第3図は
実施例になる隙き開側整板の変形例を示す断面図、第4
図はこの発明の異なる実施例を示すコイルの長手方向に
沿った断面図、第5図、第6図、第7図、および第8図
は互いに異なる従来のスロットライチ構造を簡略化して
示す断面図である。 1・・・コイルスロット、2・・・高圧コイル、3・・
・くさび、4・・・鉄心、1A・・・隙き間、5,6・
・・導電性シー)、7A、7B、7・・・固体導電体板
、8・・・スプリングライチ、15.25・・・隙き開
側整板、15A、15C・・・固体導電体層、15Bt
25B・・・66一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)高圧回転電機の鉄心に形成されたコイルスロットに
    高圧コイルを挿入する際、両者間に生ずる隙き間を充填
    するものであって、基材としての固体導電体層とゴム弾
    性を有する弾性導電体層との複合体からなり、前記高圧
    コイルの表面および前記コイルスロットの内壁面に弾力
    接触するよう前記隙き間に介装されてなることを特徴と
    する回転電機のコイルスロット内隙き間調整板。
JP18337290A 1990-07-11 1990-07-11 回転電機のコイルスロット内隙き間調整板 Pending JPH0471345A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999025054A1 (en) * 1997-11-06 1999-05-20 Siemens Ltda. An electric machine, a laminated core and a method of assembling an electric machine
JP2006094622A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Toshiba Corp 回転電機の固定子コイルの固定方法
JP2013009493A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Hitachi Automotive Systems Ltd 回転電機、回転電機用絶縁材およびスロットライナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59122332A (ja) * 1982-12-28 1984-07-14 Toshiba Corp 巻線の固定法

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