JPH0470792B2 - - Google Patents
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- JPH0470792B2 JPH0470792B2 JP58053759A JP5375983A JPH0470792B2 JP H0470792 B2 JPH0470792 B2 JP H0470792B2 JP 58053759 A JP58053759 A JP 58053759A JP 5375983 A JP5375983 A JP 5375983A JP H0470792 B2 JPH0470792 B2 JP H0470792B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/84—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by variation of applied mechanical force, e.g. of pressure
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Description
[発明の技術分野]
本発明は非接触でトルクを検出するトルクセン
サに関する。 [発明の技術的背景とその問題点] トルクは回転駆動系の制御を行う場合の基本量
で、それを精密に検出するためには非接触構造で
あることが必要である。 最近、アモルフアス磁性合金の磁気ひずみ特性
を利用し、直接非接触でトルクを検出するトルク
センサが提案されている(電気学会マグネテイツ
クス研究会資料MAG−81−71)。 これは、大きな磁気ひずみ特性を有するアモル
フアス磁性薄帯を回転軸に巻いて固定し、トルク
に伴う回転軸のひずみ応力を、磁気歪みに伴うア
モルフアス合金の磁気特性の変化を検出すること
によりトルクを非接触で検出するものである。 このトルクセンサを第1図に従つて更に詳しく
説明する。第1図中1はアモルフアス磁性合金の
薄帯から形成された環状磁芯であり、この環状磁
芯1にはその周方向2に対して角度θの傾き方向
に誘導磁気異方性Ku′3が付与されて回転軸2に
巻回して固定されている。説明を簡単にするため
に、θ>45゜、飽和磁歪定数λs>0と仮定する。
回転軸4にトルク5を印加すると、1には+45゜
の方向に張力σが、−45゜の方向には圧縮力−σが
加わり、磁気ひずみ効果により誘導磁気異方性
Ku″=3λs・σが+45゜方向に誘導される。その結
果Ku′とKu″の合成として誘導磁気異方性はKu6
へ変化する。 一般に、磁性体の透磁率は励磁方向に対する誘
導磁気異方性の方向によつて変化するから、第1
図に示す如く、回転軸に加えられたトルクによつ
てアモルフアス磁性合金薄帯の環状磁芯の誘導磁
気異方性が変化するようにすれば、この環状磁芯
の周囲に近接して検出コイルを配設し、検出回路
で透磁率の変化を電圧の変化として出力すること
によつて、トルクを検出することができる。 上記トルクセンサにおいては、誘導磁気異方性
Ku′3を付与しておく必要があるが、この具体的
な方法としては回転軸の径に合わせてアモルフア
ス磁性合金薄帯の環状磁芯を作製し、熱処理して
内部応力を除去した後、これを前記回転軸に巻回
して軸にねじりを与えた状態で接着し、軸のねじ
りをもどすという方法が知られている。(電気学
会マグネテイツクス研究会資料MAG−81−71)。 しかしながら、この方法は予めシヤフトの径に
合わせた環状磁芯を作製する必要があること、回
転軸にねじりを与える必要があることなど工程が
繁雑になるという欠点があつた。 これに対して、本発明者らはアモルフアス磁性
合金薄帯に予め誘導磁気異方性を付与した後、前
記薄帯を回転軸に巻いて固定するという方法を見
出し、先に出願した。この具体的な方法の1つと
しては、アモルフアス磁性合金薄帯の長手方向に
対してある角度θを持つ方向に外部から直流磁場
を印加したまま加熱する方法である。 本発明者らは種々のアモルフアス磁性合金に対
して、上記磁場中熱処理を施して誘導磁気異方性
を付与したところ、合金組成によりその大きさが
かなり変化することを見出した。 [発明の目的] 本発明は磁場中熱処理により大きな誘導磁気異
方性を付与し得るアモルフアス磁性合金を見い出
し、容易にかつ検出出力の大きなトルクセンサを
提供することを目的とするものである。 [発明の概要] 本発明者らは上述したトルクセンサに用いられ
るアモルフアス磁性合金として各種アモルフアス
磁性合金について鋭意研究を行なつた結果、下記
合金組成から成るアモルフアス磁性合金を用いれ
ば上記目的を達成できることを見出した。すなわ
ち、本発明のトルクセンサは原子%表示で、 (Fe1−a−bMaM′b)zSixBy 〔但し、M=CoまたはNiの少くとも1種、 M′=Ti,Zr,Hf,V,Nb,Ta,Cr,
Mo,W,Mn,Re,Ru,Rh,Ir,
Pd,Pt,Ag,Au,Cu,Zn,Al,
Ga,In,Ge,Sn,Pd,Sb,Bi,
Y、希土類金属のうちから選択され
る少くとも1種、 M=Niの場合 0.1a0.4 M=Coの場合 0.1a0.8 0b0.15、 0x20、4y35 x+y+z=100〕 にて表わされるアモルフアス磁性合金を用いたも
のである。ここで、Mは誘導磁気異方性の大きな
値が得られるための必須成分であるが、その値が
M=Niの場合a<00.1またはa>0.4ではその値
が小さく有効でなく、M=Coの場合a<0.1また
はa>0.8ではその値が小さく有効でない。M′は
アモルフアス合金の結晶化温度を上昇させ、熱安
定性を向上させるとともに熱膨張係数の大きさを
調整することが出来、回転シヤフト材の熱膨張係
数の大きさに合わせることが出来、信頼性の高い
トルクセンサを得ることに有効な元素であるが、
その大きさがb=0.15を越えるとアモルフアス化
することが困難になる。Siは結晶化温度を上昇さ
せるのに効果のある元素であるが、その含有率を
上記範囲に限定したのは、xが20を越えるとアモ
ルフアス合金の製造が困難になるためである。ま
た、Bはアモルフアス合金の製造に不可欠の元素
であるが、その含有率を上記範囲に限定したのは
yが4未満および35を超えるとアモルフアス合金
の製造が困難になるためである。 本発明に用いられるアモルフアス磁性合金薄帯
の板厚は薄い方が良く、平均の板厚(重量と比重
から求めた板厚)として20μm以下であることが
好ましい。これは、板厚が20μmを超えると、ア
モルフアス磁性合金薄帯と検出すべきトルクを発
生する回転軸との接着が充分でなくなり、トルク
を正しく検出することが困難となるためである。 [発明の実施例] 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例1〜14および比較例1〜3として第1表
に示す組成の各アモルフアス磁性合金の薄帯を単
ロール法を用いて作製した。得られた薄帯の幅は
約10mm、平均の板厚は約18μmであつた。これら
のアモルフアス磁性合金について、磁場中処理を
行い、誘導磁気異方性Kuを求めた。Kuの求め方
としては、長さ10cmの上記の各アモルフアス合金
の長さ方向および巾方向に磁場をかけて熱処理し
その磁化曲線を測定して、第2図に模式的に示す
ように、第1象現における2つの磁化曲線(長手
方向に磁場、巾方向に磁場)が囲む面積から
Kuを算出した。これらの結果を第1表に併記す
る。 また、上記各種アモルフアス磁性合金の熱膨張
係数を引張加重式の熱膨張計を用いて測定した。
結果を同じく第1表に示した。
サに関する。 [発明の技術的背景とその問題点] トルクは回転駆動系の制御を行う場合の基本量
で、それを精密に検出するためには非接触構造で
あることが必要である。 最近、アモルフアス磁性合金の磁気ひずみ特性
を利用し、直接非接触でトルクを検出するトルク
センサが提案されている(電気学会マグネテイツ
クス研究会資料MAG−81−71)。 これは、大きな磁気ひずみ特性を有するアモル
フアス磁性薄帯を回転軸に巻いて固定し、トルク
に伴う回転軸のひずみ応力を、磁気歪みに伴うア
モルフアス合金の磁気特性の変化を検出すること
によりトルクを非接触で検出するものである。 このトルクセンサを第1図に従つて更に詳しく
説明する。第1図中1はアモルフアス磁性合金の
薄帯から形成された環状磁芯であり、この環状磁
芯1にはその周方向2に対して角度θの傾き方向
に誘導磁気異方性Ku′3が付与されて回転軸2に
巻回して固定されている。説明を簡単にするため
に、θ>45゜、飽和磁歪定数λs>0と仮定する。
回転軸4にトルク5を印加すると、1には+45゜
の方向に張力σが、−45゜の方向には圧縮力−σが
加わり、磁気ひずみ効果により誘導磁気異方性
Ku″=3λs・σが+45゜方向に誘導される。その結
果Ku′とKu″の合成として誘導磁気異方性はKu6
へ変化する。 一般に、磁性体の透磁率は励磁方向に対する誘
導磁気異方性の方向によつて変化するから、第1
図に示す如く、回転軸に加えられたトルクによつ
てアモルフアス磁性合金薄帯の環状磁芯の誘導磁
気異方性が変化するようにすれば、この環状磁芯
の周囲に近接して検出コイルを配設し、検出回路
で透磁率の変化を電圧の変化として出力すること
によつて、トルクを検出することができる。 上記トルクセンサにおいては、誘導磁気異方性
Ku′3を付与しておく必要があるが、この具体的
な方法としては回転軸の径に合わせてアモルフア
ス磁性合金薄帯の環状磁芯を作製し、熱処理して
内部応力を除去した後、これを前記回転軸に巻回
して軸にねじりを与えた状態で接着し、軸のねじ
りをもどすという方法が知られている。(電気学
会マグネテイツクス研究会資料MAG−81−71)。 しかしながら、この方法は予めシヤフトの径に
合わせた環状磁芯を作製する必要があること、回
転軸にねじりを与える必要があることなど工程が
繁雑になるという欠点があつた。 これに対して、本発明者らはアモルフアス磁性
合金薄帯に予め誘導磁気異方性を付与した後、前
記薄帯を回転軸に巻いて固定するという方法を見
出し、先に出願した。この具体的な方法の1つと
しては、アモルフアス磁性合金薄帯の長手方向に
対してある角度θを持つ方向に外部から直流磁場
を印加したまま加熱する方法である。 本発明者らは種々のアモルフアス磁性合金に対
して、上記磁場中熱処理を施して誘導磁気異方性
を付与したところ、合金組成によりその大きさが
かなり変化することを見出した。 [発明の目的] 本発明は磁場中熱処理により大きな誘導磁気異
方性を付与し得るアモルフアス磁性合金を見い出
し、容易にかつ検出出力の大きなトルクセンサを
提供することを目的とするものである。 [発明の概要] 本発明者らは上述したトルクセンサに用いられ
るアモルフアス磁性合金として各種アモルフアス
磁性合金について鋭意研究を行なつた結果、下記
合金組成から成るアモルフアス磁性合金を用いれ
ば上記目的を達成できることを見出した。すなわ
ち、本発明のトルクセンサは原子%表示で、 (Fe1−a−bMaM′b)zSixBy 〔但し、M=CoまたはNiの少くとも1種、 M′=Ti,Zr,Hf,V,Nb,Ta,Cr,
Mo,W,Mn,Re,Ru,Rh,Ir,
Pd,Pt,Ag,Au,Cu,Zn,Al,
Ga,In,Ge,Sn,Pd,Sb,Bi,
Y、希土類金属のうちから選択され
る少くとも1種、 M=Niの場合 0.1a0.4 M=Coの場合 0.1a0.8 0b0.15、 0x20、4y35 x+y+z=100〕 にて表わされるアモルフアス磁性合金を用いたも
のである。ここで、Mは誘導磁気異方性の大きな
値が得られるための必須成分であるが、その値が
M=Niの場合a<00.1またはa>0.4ではその値
が小さく有効でなく、M=Coの場合a<0.1また
はa>0.8ではその値が小さく有効でない。M′は
アモルフアス合金の結晶化温度を上昇させ、熱安
定性を向上させるとともに熱膨張係数の大きさを
調整することが出来、回転シヤフト材の熱膨張係
数の大きさに合わせることが出来、信頼性の高い
トルクセンサを得ることに有効な元素であるが、
その大きさがb=0.15を越えるとアモルフアス化
することが困難になる。Siは結晶化温度を上昇さ
せるのに効果のある元素であるが、その含有率を
上記範囲に限定したのは、xが20を越えるとアモ
ルフアス合金の製造が困難になるためである。ま
た、Bはアモルフアス合金の製造に不可欠の元素
であるが、その含有率を上記範囲に限定したのは
yが4未満および35を超えるとアモルフアス合金
の製造が困難になるためである。 本発明に用いられるアモルフアス磁性合金薄帯
の板厚は薄い方が良く、平均の板厚(重量と比重
から求めた板厚)として20μm以下であることが
好ましい。これは、板厚が20μmを超えると、ア
モルフアス磁性合金薄帯と検出すべきトルクを発
生する回転軸との接着が充分でなくなり、トルク
を正しく検出することが困難となるためである。 [発明の実施例] 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例1〜14および比較例1〜3として第1表
に示す組成の各アモルフアス磁性合金の薄帯を単
ロール法を用いて作製した。得られた薄帯の幅は
約10mm、平均の板厚は約18μmであつた。これら
のアモルフアス磁性合金について、磁場中処理を
行い、誘導磁気異方性Kuを求めた。Kuの求め方
としては、長さ10cmの上記の各アモルフアス合金
の長さ方向および巾方向に磁場をかけて熱処理し
その磁化曲線を測定して、第2図に模式的に示す
ように、第1象現における2つの磁化曲線(長手
方向に磁場、巾方向に磁場)が囲む面積から
Kuを算出した。これらの結果を第1表に併記す
る。 また、上記各種アモルフアス磁性合金の熱膨張
係数を引張加重式の熱膨張計を用いて測定した。
結果を同じく第1表に示した。
【表】
しかして、第1表の実施例1〜14のトルクセン
サに用いられるアモルフアス磁性合金はKuが2
×103erg/cm2以上と大きく、予め誘導磁気異方性
を付与してから回転軸にアモルフアス合金を固定
するタイプのトルクセンサとして使用時充分大き
なトルクを検出し得る。また、熱膨張係数は
M′元素の選択により種々変えることが出来、従
つて回転シヤフトの材質をそれに合わせて任意に
選定できる。 [発明の効果] 以上、詳述した如く本発明によれば、予め大き
な誘導磁気異方性をアモルフアス合金に付与する
ことが出来、それを回転軸に固定することにより
大きなトルクの検出が出来るセンサを提供できる
ものである。
サに用いられるアモルフアス磁性合金はKuが2
×103erg/cm2以上と大きく、予め誘導磁気異方性
を付与してから回転軸にアモルフアス合金を固定
するタイプのトルクセンサとして使用時充分大き
なトルクを検出し得る。また、熱膨張係数は
M′元素の選択により種々変えることが出来、従
つて回転シヤフトの材質をそれに合わせて任意に
選定できる。 [発明の効果] 以上、詳述した如く本発明によれば、予め大き
な誘導磁気異方性をアモルフアス合金に付与する
ことが出来、それを回転軸に固定することにより
大きなトルクの検出が出来るセンサを提供できる
ものである。
第1図はトルクセンサを説明する原理図、第2
図は誘導磁気異方性を求める方法を示した概略
図。
図は誘導磁気異方性を求める方法を示した概略
図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁歪を有する磁性金属薄帯を回転軸に固定
し、該回転軸に加えられたトルクにより前記磁性
金属薄帯の磁気特性が変化することを利用してト
ルクの非接触検出を行うトルクセンサにおいて、
前記磁性金属として、 (Fe1-a-bMaM′b)zSixBy [但し、M=CoまたはNiの少くとも1種、 M′=Ti,Zr,Hf,V,Nb,Ta,Cr,
Mo,W,Mn,Re,Ru,Rh,Ir,
Pd,Pt,Ag,Au,Cu,Zn,Al,
Ga,In,Ge,Sn,Pb,Sb,Bi,
Y、希土類金属のうちから選択され
る少くとも1種、 M=Niの場合0.1≦a≦0.4、 M=Coの場合0.1≦a≦0.8、 0≦b≦0.15 0≦x≦20、4≦y≦35 x+y+z=100] の組成からなるアモルフアス磁性合金を用いた事
を特徴とするトルクセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58053759A JPS59181575A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | トルクセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58053759A JPS59181575A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | トルクセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59181575A JPS59181575A (ja) | 1984-10-16 |
JPH0470792B2 true JPH0470792B2 (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=12951740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58053759A Granted JPS59181575A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | トルクセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59181575A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3502008A1 (de) * | 1985-01-23 | 1986-07-24 | Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart | Dehnungsaufnehmer |
EP0464964B1 (en) * | 1986-09-26 | 1995-08-02 | Nissan Motor Company Limited | Torque detecting devices |
US4896544A (en) * | 1986-12-05 | 1990-01-30 | Mag Dev Inc. | Magnetoelastic torque transducer |
US4760745A (en) * | 1986-12-05 | 1988-08-02 | Mag Dev Inc. | Magnetoelastic torque transducer |
JP2615661B2 (ja) * | 1987-09-09 | 1997-06-04 | 大同特殊鋼株式会社 | トルクセンサ |
JP2598493B2 (ja) * | 1988-11-04 | 1997-04-09 | 大同特殊鋼株式会社 | トルクセンサ |
US5585574A (en) * | 1993-02-02 | 1996-12-17 | Mitsubishi Materials Corporation | Shaft having a magnetostrictive torque sensor and a method for making same |
US7363827B2 (en) | 2005-10-21 | 2008-04-29 | Stoneridge Control Devices, Inc. | Torque sensor system including an elliptically magnetized shaft |
US7469604B2 (en) | 2005-10-21 | 2008-12-30 | Stoneridge Control Devices, Inc. | Sensor system including a magnetized shaft |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP58053759A patent/JPS59181575A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59181575A (ja) | 1984-10-16 |
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JPH0470792B2 (ja) | ||
EP0401805B1 (en) | Magnetic core | |
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