JPH0470228A - シグナリング伝送方式 - Google Patents
シグナリング伝送方式Info
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- JPH0470228A JPH0470228A JP18377190A JP18377190A JPH0470228A JP H0470228 A JPH0470228 A JP H0470228A JP 18377190 A JP18377190 A JP 18377190A JP 18377190 A JP18377190 A JP 18377190A JP H0470228 A JPH0470228 A JP H0470228A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、符号化された音声信号とシグナリング信号
とを例えば電話回線等を介して送受信する際のシグナリ
ング信号の伝送方式に関するものである。
とを例えば電話回線等を介して送受信する際のシグナリ
ング信号の伝送方式に関するものである。
[従来の技術]
第6図は従来用いられていたシグナリング信号の伝送方
式を示すブロック構成図である。
式を示すブロック構成図である。
この図は、本出願人により特願昭64−000698号
の出願特許に示されたもので、図において、1は符号化
装置(送信側装置)、2は符号化装置1内にあって音声
信号を20 m secのフレームを単位とし320
bitに符号化する音声符号器、3は同じく符号化装置
1内にあってシグナリング信号を800 Hzで多点サ
ンプリングし符号化するシグナリング符号器、4は同じ
く符号化装置1内にあってシグナリング信号の状態変化
を検出するシグナリング変化検出部であり、シグナリン
グ符号器3から送出された前フレーム期間の16サンプ
ルのシグナリング信号の最終サンプル及び1フレ一ム期
間の16サンプル、計17サンプルのシグナリング信号
からシグナリング信号状態の変化を検出する。5は同じ
く符号化装置1内にあって、上記シグナリング変化検出
部4の検出出力であるシグナリング挿入情報に基づき、
音声符号器2からの符号化された音声信号に上記変化点
が検出された該当フレームの16サンプルの多点サンプ
リングシグナリング信号をその存在を示すシグナリング
フラグとともに挿入して合成するシグナリング合成部、
6は音声信号の入力信号線、7はシグナリング信号の入
力信号線、8は音声符号器2から符号化された音声信号
を出力する1 6 k bps速度の出力信号線、9は
シグナリング符号器3から符号化されたシグナリング信
号を出力する5oobρS速度の出力信号線、10はシ
グナリング変化検出部4が該当フレーム中にシグナリン
グ信号の変化を検出したことをシグナリング合成部5に
伝えるためのシグナリング挿入情報信号線、11はシグ
ナリング合成部5から出力される送信信号を16kbρ
S速度の伝送路40に送出する1 6 k bpsの出
力信号線である。
の出願特許に示されたもので、図において、1は符号化
装置(送信側装置)、2は符号化装置1内にあって音声
信号を20 m secのフレームを単位とし320
bitに符号化する音声符号器、3は同じく符号化装置
1内にあってシグナリング信号を800 Hzで多点サ
ンプリングし符号化するシグナリング符号器、4は同じ
く符号化装置1内にあってシグナリング信号の状態変化
を検出するシグナリング変化検出部であり、シグナリン
グ符号器3から送出された前フレーム期間の16サンプ
ルのシグナリング信号の最終サンプル及び1フレ一ム期
間の16サンプル、計17サンプルのシグナリング信号
からシグナリング信号状態の変化を検出する。5は同じ
く符号化装置1内にあって、上記シグナリング変化検出
部4の検出出力であるシグナリング挿入情報に基づき、
音声符号器2からの符号化された音声信号に上記変化点
が検出された該当フレームの16サンプルの多点サンプ
リングシグナリング信号をその存在を示すシグナリング
フラグとともに挿入して合成するシグナリング合成部、
6は音声信号の入力信号線、7はシグナリング信号の入
力信号線、8は音声符号器2から符号化された音声信号
を出力する1 6 k bps速度の出力信号線、9は
シグナリング符号器3から符号化されたシグナリング信
号を出力する5oobρS速度の出力信号線、10はシ
グナリング変化検出部4が該当フレーム中にシグナリン
グ信号の変化を検出したことをシグナリング合成部5に
伝えるためのシグナリング挿入情報信号線、11はシグ
ナリング合成部5から出力される送信信号を16kbρ
S速度の伝送路40に送出する1 6 k bpsの出
力信号線である。
また、21は復号化装置(受信側装置)、22は復号化
装置21内にあって16kbρS速度に符号化された受
信信号を元の音声信号に復号する音声復号器、23は同
じく復号化装置21内にあって800 bps速度で多
点サンプリングされ、伝送されてくるシグナリング信号
を元のシグナリング信号に復号するシグナリング復号器
、24は同じく復号化装置21内にあって入力信号線3
1を介して入力された受信信号に含まれているシグナリ
ングフラグを検出するシグナリングフラグ検出部、25
は同じく復号化装置21内にあって、受信信号中の同期
ビットを検出して受信フレーム同期を確立するとともに
、上記シグナリングフラグ検出に基づき入力信号線31
を介して入力された受信信号から1フレ一ム期間の16
サンプルシグナリング信号を分離するシグナリング分離
部、26は音声復号器22から復号された音声信号を出
力する出力信号線、27はシグナリング復号器23から
復号されたシグナリング信号を出力する出力信号線、2
8は音声復号器22に受信信号を入力する1 6 k
bps速度の入力信号線、29はシグナリング復号器2
3にシグナリング信号を入力する8 00 bps速度
の入力シグナリング信号線、30はシグナリングフラグ
検出部24からシグナリング分離部25にシグナリング
フラグを検出したことを知らせるためのフラグ情報信号
線、31は伝送路40を介して送られてくる受信信号を
復号化装置21に入力する16kbρSの入力信号線で
ある。
装置21内にあって16kbρS速度に符号化された受
信信号を元の音声信号に復号する音声復号器、23は同
じく復号化装置21内にあって800 bps速度で多
点サンプリングされ、伝送されてくるシグナリング信号
を元のシグナリング信号に復号するシグナリング復号器
、24は同じく復号化装置21内にあって入力信号線3
1を介して入力された受信信号に含まれているシグナリ
ングフラグを検出するシグナリングフラグ検出部、25
は同じく復号化装置21内にあって、受信信号中の同期
ビットを検出して受信フレーム同期を確立するとともに
、上記シグナリングフラグ検出に基づき入力信号線31
を介して入力された受信信号から1フレ一ム期間の16
サンプルシグナリング信号を分離するシグナリング分離
部、26は音声復号器22から復号された音声信号を出
力する出力信号線、27はシグナリング復号器23から
復号されたシグナリング信号を出力する出力信号線、2
8は音声復号器22に受信信号を入力する1 6 k
bps速度の入力信号線、29はシグナリング復号器2
3にシグナリング信号を入力する8 00 bps速度
の入力シグナリング信号線、30はシグナリングフラグ
検出部24からシグナリング分離部25にシグナリング
フラグを検出したことを知らせるためのフラグ情報信号
線、31は伝送路40を介して送られてくる受信信号を
復号化装置21に入力する16kbρSの入力信号線で
ある。
次に動作について説明する。
送信側において、音声信号が入力信号線6を介して音声
符号器2に入力されると、音声符号器2は適応予測符号
化アルゴリズムにより音声信号を20 m secのフ
レームを単位とし320 bitに符号化する。符号列
320bit中、 2bitは同期ビット、 2bit
はシグナリングフラグビット、残り316bitは音声
符号化ビットである。音声符号化ビットはパラメータ部
と残差量子化部から構成され、パラメータ部には6Qb
itが配分され、残差量子化部には128サンプルの予
測残差信号を2 bitで量子化することから256b
itが配分される。このビット配分図を第2図に示す。
符号器2に入力されると、音声符号器2は適応予測符号
化アルゴリズムにより音声信号を20 m secのフ
レームを単位とし320 bitに符号化する。符号列
320bit中、 2bitは同期ビット、 2bit
はシグナリングフラグビット、残り316bitは音声
符号化ビットである。音声符号化ビットはパラメータ部
と残差量子化部から構成され、パラメータ部には6Qb
itが配分され、残差量子化部には128サンプルの予
測残差信号を2 bitで量子化することから256b
itが配分される。このビット配分図を第2図に示す。
また、シグナリング信号が入力信号線7を介してシグナ
リング符号器3に入力されると、シグナリング符号器3
は800Hzでシグナリング信号を多点サンプルして符
号化し、800 bpsの速度で信号線9に出力する。
リング符号器3に入力されると、シグナリング符号器3
は800Hzでシグナリング信号を多点サンプルして符
号化し、800 bpsの速度で信号線9に出力する。
この信号線9はシグナリング変化検出部4及びシグナリ
ング合成部5に入力される。シグナリング変化検出部4
では、前フレーム期間の16サンプルの最終サンプル及
び該当フレーム期間のサンプル(16サンプル)、計1
7サンプルシグナリング信号の間で“1″からパ0”あ
るいはパ0”から“1″の信号の状態変化を検出すると
、シグナリング挿入情報信号線10を介してシグナリン
グ挿入情報をシグナリング合成部5に送出する。これと
同時に、信号線9を介して該当フレーム期間の16サン
プルのシグナリング信号をシグナリング合成部5に送出
する。シグナリング合成部5では、音声符号器2から送
られてきた2 0 m5ec 、 320bitの音声
フレーム中のシグナリングフラグビットにシグナリング
信号の挿入を行う事を示すフラグと音声符号化ビットに
上記16サンプルシグナリング信号を挿入する。挿入位
置はパラメータ部の上位ビットから16bitの部分で
あり、パラメータ部の16ビツトに代えて挿入する。シ
グナリング信号が挿入された場合のビット配分図を第7
図に示す。また、シグナリング変化検出部4においてシ
グナリング信号の変化が検出されない場合は、その旨を
シグナリング挿入情報信号線10を介してシグナリング
合成部5に伝え、シグナリング合成部5はシグナリング
挿入が行われないことを示す2 bitのフラグのみを
シグナリングビットに挿入する。
ング合成部5に入力される。シグナリング変化検出部4
では、前フレーム期間の16サンプルの最終サンプル及
び該当フレーム期間のサンプル(16サンプル)、計1
7サンプルシグナリング信号の間で“1″からパ0”あ
るいはパ0”から“1″の信号の状態変化を検出すると
、シグナリング挿入情報信号線10を介してシグナリン
グ挿入情報をシグナリング合成部5に送出する。これと
同時に、信号線9を介して該当フレーム期間の16サン
プルのシグナリング信号をシグナリング合成部5に送出
する。シグナリング合成部5では、音声符号器2から送
られてきた2 0 m5ec 、 320bitの音声
フレーム中のシグナリングフラグビットにシグナリング
信号の挿入を行う事を示すフラグと音声符号化ビットに
上記16サンプルシグナリング信号を挿入する。挿入位
置はパラメータ部の上位ビットから16bitの部分で
あり、パラメータ部の16ビツトに代えて挿入する。シ
グナリング信号が挿入された場合のビット配分図を第7
図に示す。また、シグナリング変化検出部4においてシ
グナリング信号の変化が検出されない場合は、その旨を
シグナリング挿入情報信号線10を介してシグナリング
合成部5に伝え、シグナリング合成部5はシグナリング
挿入が行われないことを示す2 bitのフラグのみを
シグナリングビットに挿入する。
一方、受信側におけるシグナリングフラグ検出部24は
、16 k bps速度の信号線31から入力される受
信信号に挿入されている同期ビットを基に音声フレーム
同期を確立し、フレーム情報に基づいて2 bitのシ
グナリングフラグを検出し、シグナリング信号の挿入が
行われてることを示すフラグの検出が行われると、この
フラグ情報をフラグ情報信号線30を介してシグナリン
グ分離部25に伝える。シグナリング分離部25は、こ
のシグナリングフラグ検出部24から送られてくるフラ
グ情報を基にして受信信号の中から1フレ一ム期間の1
6サンプルのシグナリング信号を分離し、音声符号情報
は音声復号器22に、シグナリング信号はシグナリング
復号器23に各々送出する。ここで、受信信号はシグナ
リング信号の挿入により音声符号化ビット中のパラメー
タ部が壊されている。パラメータ部は音声を復号する上
で重要な情報を持っており、この情報欠落により復号音
声が異常音となるため、このフレームにおいてシグナリ
ング分離部25は16 k bps速度の入力信号線2
8を介して音声復号器22に音声信号として無音コード
を送出し、出力信号線26からは復号された無音信号が
出力される。第8図にシグナリング信号の変化が検出さ
れた場合の音声系及びシグナリング系の信号状態遷移を
示す。図中の番号は第6図中の各信号線の番号に対応す
る。
、16 k bps速度の信号線31から入力される受
信信号に挿入されている同期ビットを基に音声フレーム
同期を確立し、フレーム情報に基づいて2 bitのシ
グナリングフラグを検出し、シグナリング信号の挿入が
行われてることを示すフラグの検出が行われると、この
フラグ情報をフラグ情報信号線30を介してシグナリン
グ分離部25に伝える。シグナリング分離部25は、こ
のシグナリングフラグ検出部24から送られてくるフラ
グ情報を基にして受信信号の中から1フレ一ム期間の1
6サンプルのシグナリング信号を分離し、音声符号情報
は音声復号器22に、シグナリング信号はシグナリング
復号器23に各々送出する。ここで、受信信号はシグナ
リング信号の挿入により音声符号化ビット中のパラメー
タ部が壊されている。パラメータ部は音声を復号する上
で重要な情報を持っており、この情報欠落により復号音
声が異常音となるため、このフレームにおいてシグナリ
ング分離部25は16 k bps速度の入力信号線2
8を介して音声復号器22に音声信号として無音コード
を送出し、出力信号線26からは復号された無音信号が
出力される。第8図にシグナリング信号の変化が検出さ
れた場合の音声系及びシグナリング系の信号状態遷移を
示す。図中の番号は第6図中の各信号線の番号に対応す
る。
次に、シグナリングフラグ検出部24においてシグナリ
ング信号が挿入されていないフラグを検出した場合、フ
ラグ情報信号線30を介してシグナリング分離部25に
その旨を伝える。これにより信号線31を介して入力さ
れた受信信号は、シグナリング分離部25及び信号線2
8を介してそのまま音声復号器22に入力され、出力信
号線26に復号された音声信号を出力する。また、シグ
ナリング復号器23への入力信号線29へは。
ング信号が挿入されていないフラグを検出した場合、フ
ラグ情報信号線30を介してシグナリング分離部25に
その旨を伝える。これにより信号線31を介して入力さ
れた受信信号は、シグナリング分離部25及び信号線2
8を介してそのまま音声復号器22に入力され、出力信
号線26に復号された音声信号を出力する。また、シグ
ナリング復号器23への入力信号線29へは。
前回分離したシグナリング信号の最終サンプル値と同じ
極性の信号を1フレ一ム期間16サンプルのシグナリン
グ信号としたものがシグナリング分離部25より出力さ
れる。シグナリング復号器23では信号線29のシグナ
リングを復号し、出力信号線27に出力する。第9図に
シグナリング信号の変化が検出されない場合の音声系及
びシグナリング系の信号状態遷移を示す0図中の番号は
第6図中の各信号線の番号に対応する。
極性の信号を1フレ一ム期間16サンプルのシグナリン
グ信号としたものがシグナリング分離部25より出力さ
れる。シグナリング復号器23では信号線29のシグナ
リングを復号し、出力信号線27に出力する。第9図に
シグナリング信号の変化が検出されない場合の音声系及
びシグナリング系の信号状態遷移を示す0図中の番号は
第6図中の各信号線の番号に対応する。
[発明が解決しようとする課題]
従来のシグナリング伝送方式は以上のようになされてい
るので、会話音声やリングバックトーンが符号化されて
いる時に、シグナリング信号が伝送された場合、シグナ
リング信号の挿入された音声フレームにおいては、音声
の復号器において無音が出力され、会話音声やリングバ
ックトーンが途切れてしまうという問題点があった。
るので、会話音声やリングバックトーンが符号化されて
いる時に、シグナリング信号が伝送された場合、シグナ
リング信号の挿入された音声フレームにおいては、音声
の復号器において無音が出力され、会話音声やリングバ
ックトーンが途切れてしまうという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、シグナリング信号が伝送されても会話音声や
リングバックトーンが途切れることのないシグナリング
伝送方式を得ることを目的とする。
たもので、シグナリング信号が伝送されても会話音声や
リングバックトーンが途切れることのないシグナリング
伝送方式を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係るシグナリング伝送方式は、シグナリング
信号に状態変化が生じた時、送信側装置の音声符号器に
おいて音声符号化ビット中の残差量子化ビットをシグナ
リングビット数だけ間引いて符号化し、間引きにより生
じた空き部分にシグナリング信号を挿入し、受信側装置
の音声復号器においてシグナリングビット数だけ少ない
音声符号化ビットから音声を復号するようにしたもので
、シグナリング信号の状態変化を検出すると、情報の欠
落による影響の少ない残差サンプルの量子化ビットを、
本来割り当てられている量子化ビット数よりシグナリン
グビット数だけ間引くことにより、音声フレーム内にシ
グナリング伝送用のビットを確保したものである。つま
り、シグナリング信号の状態変化を検出した時のみシグ
ナリング信号の伝送レートだけ音声符号の伝送レートを
低下させ、シグナリング信号の伝送路をメインの伝送路
に確保したものである。
信号に状態変化が生じた時、送信側装置の音声符号器に
おいて音声符号化ビット中の残差量子化ビットをシグナ
リングビット数だけ間引いて符号化し、間引きにより生
じた空き部分にシグナリング信号を挿入し、受信側装置
の音声復号器においてシグナリングビット数だけ少ない
音声符号化ビットから音声を復号するようにしたもので
、シグナリング信号の状態変化を検出すると、情報の欠
落による影響の少ない残差サンプルの量子化ビットを、
本来割り当てられている量子化ビット数よりシグナリン
グビット数だけ間引くことにより、音声フレーム内にシ
グナリング伝送用のビットを確保したものである。つま
り、シグナリング信号の状態変化を検出した時のみシグ
ナリング信号の伝送レートだけ音声符号の伝送レートを
低下させ、シグナリング信号の伝送路をメインの伝送路
に確保したものである。
[作用コ
この発明における音声符号器は、シグナリング信号に状
態変化が生じた場合、シグナリング信号を音声符号化ビ
ット列に挿入する事を指示する信号を受け、残差サンプ
ルの量子化ビットを本来割り当てられている量子化ビッ
ト数よりシグナリングビット数だけ間引き、音声フレー
ム内にシグナリング挿入用のビットを確保し、シグナリ
ング挿入により音声符号化ビットが壊されことの無いよ
うにしたものであり、シグナリング信号の変化が生じな
い場合は従来通りの符号化を行う。
態変化が生じた場合、シグナリング信号を音声符号化ビ
ット列に挿入する事を指示する信号を受け、残差サンプ
ルの量子化ビットを本来割り当てられている量子化ビッ
ト数よりシグナリングビット数だけ間引き、音声フレー
ム内にシグナリング挿入用のビットを確保し、シグナリ
ング挿入により音声符号化ビットが壊されことの無いよ
うにしたものであり、シグナリング信号の変化が生じな
い場合は従来通りの符号化を行う。
また、音声復号器は、シグナリング挿入のフラグを検知
すると、残差サンプルの量子化ビットがシグナリング挿
入の無い時に割り当てられている量子化ピント数よりシ
グナリングビット数だけ間引かれていると判断し、従来
よりシグナリングビット数だけ少ない音声符号化ビット
から音声復号を行う。ただし、シグナリング信号が挿入
された時の復号音声は通常の場合よりシグナリングビッ
ト数だけ残差量子化ビットが少ないので通常の復号音声
に比べ多少歪みが増加するが、聴感上問題はない。また
、シグナリング挿入のフラグが検出されない場合は従来
通りの復号化を行う。
すると、残差サンプルの量子化ビットがシグナリング挿
入の無い時に割り当てられている量子化ピント数よりシ
グナリングビット数だけ間引かれていると判断し、従来
よりシグナリングビット数だけ少ない音声符号化ビット
から音声復号を行う。ただし、シグナリング信号が挿入
された時の復号音声は通常の場合よりシグナリングビッ
ト数だけ残差量子化ビットが少ないので通常の復号音声
に比べ多少歪みが増加するが、聴感上問題はない。また
、シグナリング挿入のフラグが検出されない場合は従来
通りの復号化を行う。
[実施例コ
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は実施例のブロック構成図であり、図において、
1は符号化装置(送信側装置)、2は符号化装置1内に
あって音声信号を20m5ecのフレームを単位とし3
20 bitに符号化する音声符号器、3は同じく符号
化装置1内にあってシグナリング信号を800 Hzで
多点サンプリングし符号化するシグナリング符号器、4
は同じく符号化装置1内にあってシグナリング信号の状
態変化を検出抽出するシグナリング変化検出部であり、
シグナリング符号器3から送出された前フレーム期間の
16サンプルの最終サンプル及び1フレ一ム期間の16
サンプル、計17サンプルのシグナリング信号からシグ
ナリング信号状態の変化を検出する。5は同じく符号化
装置1内にあって、上記シグナリング変化検出部4の横
比出力であるシグナリング挿入情報に基づき、音声符号
器2からの符号化された音声信号に上記変化点が検出さ
れた該当フレームの16サンプルの多点サンプリングシ
グナリング信号をその存在を示すシグナリングフラグと
ともに挿入して合成するシグナリング合成部、6は音声
信号の入力信号線、7はシグナリング信号の入力信号線
、8は音声符号器2から符号化された音声信号を出力す
る16kbps速度の出力信号線、9はシグナリング符
号器3から符号化されたシグナリング信号を出力する8
00 bps速度の出力信号線、10はシグナリング
変化検出部4が該当フレーム中にシグナリング信号の変
化を検出したことを音声符号器2及びシグナリング挿入
情報遅延器13に伝えるためのシグナリング挿入情報信
号線、11はシグナリング合成部5から出力される送信
信号を16kbps速度の伝送路40に送出する16k
bpsの出力信号線、12は符号化装置1内にあってシ
グナリング符号器3から送出された1フレ一ム期間(2
0msec)の16サンプルシグナリング信号を1フレ
ーム期間遅らせるためのシグナリング遅延器、13は同
じく符号化装置1内にあってシグナリング変化検出部4
から送出されたシグナリング挿入情報を1フレ一ム期間
(20msec)遅らせるためのシグナリング挿入情報
遅延器、14はシグナリング遅延器12の出力信号線、
15はシグナリング挿入情報遅延器13の出力信号線で
ある。
1は符号化装置(送信側装置)、2は符号化装置1内に
あって音声信号を20m5ecのフレームを単位とし3
20 bitに符号化する音声符号器、3は同じく符号
化装置1内にあってシグナリング信号を800 Hzで
多点サンプリングし符号化するシグナリング符号器、4
は同じく符号化装置1内にあってシグナリング信号の状
態変化を検出抽出するシグナリング変化検出部であり、
シグナリング符号器3から送出された前フレーム期間の
16サンプルの最終サンプル及び1フレ一ム期間の16
サンプル、計17サンプルのシグナリング信号からシグ
ナリング信号状態の変化を検出する。5は同じく符号化
装置1内にあって、上記シグナリング変化検出部4の横
比出力であるシグナリング挿入情報に基づき、音声符号
器2からの符号化された音声信号に上記変化点が検出さ
れた該当フレームの16サンプルの多点サンプリングシ
グナリング信号をその存在を示すシグナリングフラグと
ともに挿入して合成するシグナリング合成部、6は音声
信号の入力信号線、7はシグナリング信号の入力信号線
、8は音声符号器2から符号化された音声信号を出力す
る16kbps速度の出力信号線、9はシグナリング符
号器3から符号化されたシグナリング信号を出力する8
00 bps速度の出力信号線、10はシグナリング
変化検出部4が該当フレーム中にシグナリング信号の変
化を検出したことを音声符号器2及びシグナリング挿入
情報遅延器13に伝えるためのシグナリング挿入情報信
号線、11はシグナリング合成部5から出力される送信
信号を16kbps速度の伝送路40に送出する16k
bpsの出力信号線、12は符号化装置1内にあってシ
グナリング符号器3から送出された1フレ一ム期間(2
0msec)の16サンプルシグナリング信号を1フレ
ーム期間遅らせるためのシグナリング遅延器、13は同
じく符号化装置1内にあってシグナリング変化検出部4
から送出されたシグナリング挿入情報を1フレ一ム期間
(20msec)遅らせるためのシグナリング挿入情報
遅延器、14はシグナリング遅延器12の出力信号線、
15はシグナリング挿入情報遅延器13の出力信号線で
ある。
また、21は復号化装置(受信側装置)、22は復号化
装置21内にあって16 k bps速度に符号化され
た受信信号を元の音声信号に復号する音声復号器、23
は同じく復号化装置i21内にあつて800 bps速
度で多点サンプリングされ、伝送されてくるシグナリン
グ信号を元のシグナリング信号に復号するシグナリング
復号器、24は同じく復号化装置21内にあって入力信
号線31を介して入力された受信信号に含まれているシ
グナリングフラグを検出するシグナリングフラグ検出部
、25は同じく復号化装置21内にあって、受信信号中
の同期ビットを検出して受信フレーム同期を確立すると
ともに、上記シグナリングフラグ検出に基づき入力信号
1iA31を介して入力された受信信号から1フレ一ム
期間の16サンプルシグナリング信号を分離するシグナ
リング分離部、26は音声復号器22から復号された音
声信号を出力する出力信号線、27はシグナリング復号
器23から復号されたシグナリング信号を出力する出力
信号線、28は音声復号器22に受信信号を入力する1
6kbps速度の入力信号線、29はシグナリング復号
器23にシグナリング信号を入力する8 00 bps
速度の入力シグナリング信号線、3oはシグナリングフ
ラグ検出部24から音声復号器22及びシグナリング分
離部25にシグナリングフラグを検出したことを知らせ
るためのフラグ情報信号線、31は伝送路40を介して
送られてくる受信信号を復号化装置21に入力する16
k bpsの入力信号線である。
装置21内にあって16 k bps速度に符号化され
た受信信号を元の音声信号に復号する音声復号器、23
は同じく復号化装置i21内にあつて800 bps速
度で多点サンプリングされ、伝送されてくるシグナリン
グ信号を元のシグナリング信号に復号するシグナリング
復号器、24は同じく復号化装置21内にあって入力信
号線31を介して入力された受信信号に含まれているシ
グナリングフラグを検出するシグナリングフラグ検出部
、25は同じく復号化装置21内にあって、受信信号中
の同期ビットを検出して受信フレーム同期を確立すると
ともに、上記シグナリングフラグ検出に基づき入力信号
1iA31を介して入力された受信信号から1フレ一ム
期間の16サンプルシグナリング信号を分離するシグナ
リング分離部、26は音声復号器22から復号された音
声信号を出力する出力信号線、27はシグナリング復号
器23から復号されたシグナリング信号を出力する出力
信号線、28は音声復号器22に受信信号を入力する1
6kbps速度の入力信号線、29はシグナリング復号
器23にシグナリング信号を入力する8 00 bps
速度の入力シグナリング信号線、3oはシグナリングフ
ラグ検出部24から音声復号器22及びシグナリング分
離部25にシグナリングフラグを検出したことを知らせ
るためのフラグ情報信号線、31は伝送路40を介して
送られてくる受信信号を復号化装置21に入力する16
k bpsの入力信号線である。
次に動作について説明する。
送信側において、シグナリング信号が入力信号線7を介
してシグナリング符号器3に入力されると、シグナリン
グ符号器3は800Hzでシグナリング信号を多点サン
プルして符号化し、800bpsの速度で信号線9に出
力する。この信号線9はシグナリング変化検出部4及び
シグナリング遅延器12に入力される。シグナリング変
化検出部4では、前フレーム期間の16サンプルの最終
サンプル及び該当フレーム期間のサンプル(16サンプ
ル)、計17サンプルシグナリング信号の間で“1”か
ら“0”あるいは“0”から“1”の信号の状態変化を
検出すると、シグナリング挿入情報信号線10を介して
シグナリング挿入情報を音声符号器2及びシグナリング
挿入情報遅延器13に送出する。音声符号器2は、音声
符号化処理に1フレ一ム期間(20msec)要するた
め。
してシグナリング符号器3に入力されると、シグナリン
グ符号器3は800Hzでシグナリング信号を多点サン
プルして符号化し、800bpsの速度で信号線9に出
力する。この信号線9はシグナリング変化検出部4及び
シグナリング遅延器12に入力される。シグナリング変
化検出部4では、前フレーム期間の16サンプルの最終
サンプル及び該当フレーム期間のサンプル(16サンプ
ル)、計17サンプルシグナリング信号の間で“1”か
ら“0”あるいは“0”から“1”の信号の状態変化を
検出すると、シグナリング挿入情報信号線10を介して
シグナリング挿入情報を音声符号器2及びシグナリング
挿入情報遅延器13に送出する。音声符号器2は、音声
符号化処理に1フレ一ム期間(20msec)要するた
め。
シグナリング挿入情報が伝えられた時に対し、それに対
応した音声符号化列を出力するのは1フレ一ム期間(2
0msec)遅れることになる。そのため、シグナリン
グ挿入情報はシグナリング挿入情報信号線10を介しシ
グナリング挿入情報遅延器13に入力され、1フレ一ム
期間(20msec)挿入情報を遅らせて信号線15を
介しシグナリング合成部5に入力される。これと同様に
、信号線9を介して該当フレーム期間の16サンプルの
シグナリング信号は、シグナリング遅延器12にて1フ
レ一ム期間(20m5ec )の遅延をかけられ、出力
信号線14を介しシグナリング合成部5に入力される。
応した音声符号化列を出力するのは1フレ一ム期間(2
0msec)遅れることになる。そのため、シグナリン
グ挿入情報はシグナリング挿入情報信号線10を介しシ
グナリング挿入情報遅延器13に入力され、1フレ一ム
期間(20msec)挿入情報を遅らせて信号線15を
介しシグナリング合成部5に入力される。これと同様に
、信号線9を介して該当フレーム期間の16サンプルの
シグナリング信号は、シグナリング遅延器12にて1フ
レ一ム期間(20m5ec )の遅延をかけられ、出力
信号線14を介しシグナリング合成部5に入力される。
音声符号器2は、シグナリング挿入情報の無い時は、2
0m5ecのフレームを単位としで従来通りに316b
itの適応予測符号化アルゴリズムにより音声符号化を
行う。この316bitの音声符号化ビットはパラメー
タ部と残差量子化部から構成され、パラメータ部には6
0bitが配分され、残差量子化部は128サンプルの
予測誤差信号を2bitで量子化することから256
bitが配分される。この音声符号化ビットに同期ビッ
ト2bitとシグナリングフラグビット2 bitを加
え、計320bitで1フレームを構成する。このビッ
ト配分図を第2図に示す、また、音声符号器2において
、シグナリング挿入情報の無い場合は、128サンプル
の残差サンプルを2 bit量子化し256bitで残
差量子化部を構成しているが、シグナリング挿入情報が
有る時は、残差16サンプルを1 bit量子化するこ
とにより残差量子化ビットを16ビツト間引いて残差量
子化部を240bitとし、パラメータ部60bitを
加えて計300bitの音声符号化を行い。
0m5ecのフレームを単位としで従来通りに316b
itの適応予測符号化アルゴリズムにより音声符号化を
行う。この316bitの音声符号化ビットはパラメー
タ部と残差量子化部から構成され、パラメータ部には6
0bitが配分され、残差量子化部は128サンプルの
予測誤差信号を2bitで量子化することから256
bitが配分される。この音声符号化ビットに同期ビッ
ト2bitとシグナリングフラグビット2 bitを加
え、計320bitで1フレームを構成する。このビッ
ト配分図を第2図に示す、また、音声符号器2において
、シグナリング挿入情報の無い場合は、128サンプル
の残差サンプルを2 bit量子化し256bitで残
差量子化部を構成しているが、シグナリング挿入情報が
有る時は、残差16サンプルを1 bit量子化するこ
とにより残差量子化ビットを16ビツト間引いて残差量
子化部を240bitとし、パラメータ部60bitを
加えて計300bitの音声符号化を行い。
シグナリング信号挿入用に16bit分空ける。つまり
、音声符号の伝送レートをシグナリングの伝送レート8
00 bps低下させることにより、シグナリング信号
の伝送路を確保したことになる。
、音声符号の伝送レートをシグナリングの伝送レート8
00 bps低下させることにより、シグナリング信号
の伝送路を確保したことになる。
この音声符号化ビット300bitに同期ビット2 b
itとシグナリングフラグビット2bitとシグナリン
グビット16bitを加え、計320bitで1フレー
ムを構成する。このビット配分図を第3図に示す、シグ
ナリング合成部5では、シグナリング挿入情報の無い時
は、シグナリング挿入が行われないことを示す2 bi
tのフラグのみを音声信号フレームのシグナリングフラ
グ部に挿入し、シグナリング挿入情報の有る時は、1フ
レ一ム期間の16サンプルシグナリング信号を音声符号
器2によってシグナリング挿入用に空けられたシグナリ
ング部に挿入し、かつシグナリング挿入が行われたこと
を示す2 bitのフラグを音声信号フレームのシグナ
リングフラグ部に挿入する。
itとシグナリングフラグビット2bitとシグナリン
グビット16bitを加え、計320bitで1フレー
ムを構成する。このビット配分図を第3図に示す、シグ
ナリング合成部5では、シグナリング挿入情報の無い時
は、シグナリング挿入が行われないことを示す2 bi
tのフラグのみを音声信号フレームのシグナリングフラ
グ部に挿入し、シグナリング挿入情報の有る時は、1フ
レ一ム期間の16サンプルシグナリング信号を音声符号
器2によってシグナリング挿入用に空けられたシグナリ
ング部に挿入し、かつシグナリング挿入が行われたこと
を示す2 bitのフラグを音声信号フレームのシグナ
リングフラグ部に挿入する。
一方、受信側におけるシグナリングフラグ検出部24は
、16kbps速度の信号線31から入力される受信信
号に挿入されている同期ビットを基に音声フレーム同期
を確立し、フレーム情報に基づいて2 bitのシグナ
リングフラグを検出し、シグナリング信号の挿入が行わ
れてることを示すフラグの検出が行われると、このフラ
グ情報をフラグ情報信号、1130を介して音声復号器
22及びシグナリング分離部25に伝える。シグナリン
グ分離部25は、このシグナリングフラグ検出部24か
ら送られでくるフラグ情報を基にして受信信号の中から
1フレ一ム期間の16サンプルシグナリング信号を分離
し、音声符号情報は音声復号器22に、シグナリング信
号はシグナリング復号器23に各々送出する。音声復号
器22は、本フレーム音声符号化ビット中の残差量子化
部の16サンプルの残差サンプルが1 bit量子化さ
れ、残差量子化ビットが16ビツト間引かれていると判
断し、音声符号化ビット300bit(第3図参照)よ
り音声の復号化を行い、復号音声を音声出力信号線26
に出力する。ただし、この時の復号音声はシグナリング
の挿入の無い時よりシグナリングビット数だけ残差量子
化ビットが少ないので、シグナリングの挿入の無い時の
復号音声に比べ多少歪みが増加するが聴感上問題は無い
。第4図にシグナリングの変化が検出された場合の音声
系及びシグナリング系の信号状態遷移を示す。図中の番
号は第1図中の各信号線の番号に対応する。
、16kbps速度の信号線31から入力される受信信
号に挿入されている同期ビットを基に音声フレーム同期
を確立し、フレーム情報に基づいて2 bitのシグナ
リングフラグを検出し、シグナリング信号の挿入が行わ
れてることを示すフラグの検出が行われると、このフラ
グ情報をフラグ情報信号、1130を介して音声復号器
22及びシグナリング分離部25に伝える。シグナリン
グ分離部25は、このシグナリングフラグ検出部24か
ら送られでくるフラグ情報を基にして受信信号の中から
1フレ一ム期間の16サンプルシグナリング信号を分離
し、音声符号情報は音声復号器22に、シグナリング信
号はシグナリング復号器23に各々送出する。音声復号
器22は、本フレーム音声符号化ビット中の残差量子化
部の16サンプルの残差サンプルが1 bit量子化さ
れ、残差量子化ビットが16ビツト間引かれていると判
断し、音声符号化ビット300bit(第3図参照)よ
り音声の復号化を行い、復号音声を音声出力信号線26
に出力する。ただし、この時の復号音声はシグナリング
の挿入の無い時よりシグナリングビット数だけ残差量子
化ビットが少ないので、シグナリングの挿入の無い時の
復号音声に比べ多少歪みが増加するが聴感上問題は無い
。第4図にシグナリングの変化が検出された場合の音声
系及びシグナリング系の信号状態遷移を示す。図中の番
号は第1図中の各信号線の番号に対応する。
次に、シグナリングフラグ検出部24においてシグナリ
ング信号が挿入されていないフラグを検出した場合、フ
ラグ情報信号線30を介して音声復号器22及びシグナ
リング分離部25にその旨を伝える。これにより信号線
31を介して入力された受信信号は、シグナリング分離
部25及び信号線28を介してそのまま音声復号器22
に入力され、従来通り音声符号化ビット316bit(
第2図参照)より音声の復号化を行い、圧力信号線26
に復号化された音声信号を出力する。また。
ング信号が挿入されていないフラグを検出した場合、フ
ラグ情報信号線30を介して音声復号器22及びシグナ
リング分離部25にその旨を伝える。これにより信号線
31を介して入力された受信信号は、シグナリング分離
部25及び信号線28を介してそのまま音声復号器22
に入力され、従来通り音声符号化ビット316bit(
第2図参照)より音声の復号化を行い、圧力信号線26
に復号化された音声信号を出力する。また。
シグナリング復号器23への入力信号線29へは、前回
分離したシグナリング信号の最終サンプル値と同じ極性
の信号を1フレ一ム期間16サンプルのシグナリング信
号としたものがシグナリング分離部25より出力される
。シグナリング復号器23では信号線29のシグナリン
グ信号を復号し、出力信号線27に出力する。第5図に
シグナリング信号の変化が検出されない場合の音声系及
びシグナリング系の信号状態遷移を示す0図中の番号は
第1図中の各信号線の番号に対応する。
分離したシグナリング信号の最終サンプル値と同じ極性
の信号を1フレ一ム期間16サンプルのシグナリング信
号としたものがシグナリング分離部25より出力される
。シグナリング復号器23では信号線29のシグナリン
グ信号を復号し、出力信号線27に出力する。第5図に
シグナリング信号の変化が検出されない場合の音声系及
びシグナリング系の信号状態遷移を示す0図中の番号は
第1図中の各信号線の番号に対応する。
なお、上記実施例では、フレーム期間20m5ec 、
フレームビット320bit(そのうちフレーム同期ビ
ットは2ピッ1〜.シグナリングフラグビットは2bi
t ) 、シグナリングサンプルクロック800Hz、
フレーム期間16サンプルのシグナリングとしたが、フ
レーム単位にシグナリングの変化を検出し、シグナリン
グサンプルビット数だけ音声符号化ビット中の残差量子
化ビットを間引き、シグナリング信号を音声符号化フレ
ームに挿入する方式、つまりシグナリング伝送レートだ
け音声符号伝送レートを低下させシグナリング伝送路を
確保する方式であれば、どのような方式でも同様の効果
を奏する。
フレームビット320bit(そのうちフレーム同期ビ
ットは2ピッ1〜.シグナリングフラグビットは2bi
t ) 、シグナリングサンプルクロック800Hz、
フレーム期間16サンプルのシグナリングとしたが、フ
レーム単位にシグナリングの変化を検出し、シグナリン
グサンプルビット数だけ音声符号化ビット中の残差量子
化ビットを間引き、シグナリング信号を音声符号化フレ
ームに挿入する方式、つまりシグナリング伝送レートだ
け音声符号伝送レートを低下させシグナリング伝送路を
確保する方式であれば、どのような方式でも同様の効果
を奏する。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、シグナリング信号の
変化が発生した時、音声符号器において音声符号化ビッ
トをシグナリングビット数だけ少なくし、音声符号化ビ
ットを壊すことなくシグナリング信号を挿入できるよう
にし、音声復号器においてシグナリングビット数だけ少
ない音声符号化ビットから音声を復号するように構成し
たので、シグナリング信号が挿入されても会話音声やリ
ングバックトーンの途切れることの無いシグナリング伝
送方式を実現できる。
変化が発生した時、音声符号器において音声符号化ビッ
トをシグナリングビット数だけ少なくし、音声符号化ビ
ットを壊すことなくシグナリング信号を挿入できるよう
にし、音声復号器においてシグナリングビット数だけ少
ない音声符号化ビットから音声を復号するように構成し
たので、シグナリング信号が挿入されても会話音声やリ
ングバックトーンの途切れることの無いシグナリング伝
送方式を実現できる。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック構成図、第
2図は上記実施例及び従来例のシグナリング挿入の無い
時のフレームビット配分図、第3図は実施例のシグナリ
ング挿入の有った時のフレームビット配分図、第4図及
び第5図は実施例の動作を示す信号波形図、第6図は従
来例を示すブロック構成図、第7図は従来例のシグナリ
ング挿入の有った時のフレームビット配分図、第8図及
び第9図は従来例の動作を示す信号波形図である。 1は符号化袋!(送信側装置)、2は音声符号器、3は
シグナリング符号器、4はシグナリング変化検出部、5
はシグナリング合成部、12はシグナリング遅延器、1
3はシグナリング挿入情報遅延器、21は復号化装置(
受信側装置)、22は音声復号器、23はシグナリング
復号器、24はシグナリングフラグ検出部、25はシグ
ナリング分離部。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人 弁理士 宮 園 純 第4図 +?玉 シフ゛ナリン7′辰 第8図 −f斤、v、 シク゛ナリンク゛′爪 第9図 春?玉 シフ−丁リンク゛浸−
2図は上記実施例及び従来例のシグナリング挿入の無い
時のフレームビット配分図、第3図は実施例のシグナリ
ング挿入の有った時のフレームビット配分図、第4図及
び第5図は実施例の動作を示す信号波形図、第6図は従
来例を示すブロック構成図、第7図は従来例のシグナリ
ング挿入の有った時のフレームビット配分図、第8図及
び第9図は従来例の動作を示す信号波形図である。 1は符号化袋!(送信側装置)、2は音声符号器、3は
シグナリング符号器、4はシグナリング変化検出部、5
はシグナリング合成部、12はシグナリング遅延器、1
3はシグナリング挿入情報遅延器、21は復号化装置(
受信側装置)、22は音声復号器、23はシグナリング
復号器、24はシグナリングフラグ検出部、25はシグ
ナリング分離部。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人 弁理士 宮 園 純 第4図 +?玉 シフ゛ナリン7′辰 第8図 −f斤、v、 シク゛ナリンク゛′爪 第9図 春?玉 シフ−丁リンク゛浸−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 送信側装置と受信側装置との間で、フレーム単位に符号
化された音声信号に、シグナリング信号の状態変化発生
時のみフレーム単位に符号化されたシグナリング信号を
挿入し、伝送するシグナリング伝送方式において、 シグナリング信号に状態変化が生じた時、送信側装置の
音声符号器において音声符号化ビット中の残差量子化ビ
ットをシグナリングビット数だけ間引いて符号化し、間
引きにより生じた空き部分にシグナリング信号を挿入し
、受信側装置の音声復号器においてシグナリングビット
数だけ少ない音声符号化ビットから音声を復号するよう
にしたことを特徴とするシグナリング伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18377190A JPH0470228A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | シグナリング伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18377190A JPH0470228A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | シグナリング伝送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0470228A true JPH0470228A (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=16141672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18377190A Pending JPH0470228A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | シグナリング伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0470228A (ja) |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP18377190A patent/JPH0470228A/ja active Pending
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