JPH0469782B2 - - Google Patents

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JPH0469782B2
JPH0469782B2 JP7741684A JP7741684A JPH0469782B2 JP H0469782 B2 JPH0469782 B2 JP H0469782B2 JP 7741684 A JP7741684 A JP 7741684A JP 7741684 A JP7741684 A JP 7741684A JP H0469782 B2 JPH0469782 B2 JP H0469782B2
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JP
Japan
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layer
resin
electrophotographic photoreceptor
substrate
parts
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Expired
Application number
JP7741684A
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English (en)
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JPS60220356A (ja
Inventor
Hideki Anayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/14Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は改良された電子写真感光体に関し、さ
らにくわしくは青原稿に対する電子写真感光体上
の潜像を鮮明にする為に電子写真感光体の基本と
電荷発生層の間に特定の中間層を設けた電子写真
感光体に関するものである。 従来電荷移動層と電荷発生層から成る積層型の
電子写真感光体において、電荷発生層の分光吸収
が500nm以下に及ぶ場合、ハロゲンランプなどの
一般光源で分光反射率のピークが500nm以下にあ
るような青色原稿を複写すると、電子写真感光体
への相対感度が大きくなり、感光体上の潜像が黒
色原稿に比べて形成しにくいという欠点がある。 青色原稿による潜像を形成させやすくする為に
は感光体に当たる像露光軸に露光光源の青側の分
光波長をカツトするフイルターを入れる事が成さ
れているが、この方法ではコスト適に割高になる
という欠点があつた。 本発明は上述の欠点を除去し、フイルターを機
械本体に入れる事なく青色原稿の潜像形成が容易
にできる電子写真感光体を提供するものである。
すなわち本発明は、基体、および電荷発生層と電
荷移動層を有する感光層を有する電子写真感光体
において、基体と感光層の間に、520nm以下の短
波長域に最大光吸収ピークを有する着色顔料およ
び導電性白色顔料を含有する樹脂層を有すること
を特徴とする電子写真感光体である。 本発明は電荷発生層の吸収分光分布によらず青
色原稿の潜像形成を容易にする為に電荷発生層と
基体の間に中間層を設けるものである。この中間
層は赤色又は黄色等の520nm以下の光を効果的に
吸収する着色顔料をバインダー樹脂に分散させた
ものである。 本発明において用いる520nm以下の光を効果的
に吸収する赤又は黄色の着色顔料としてはジンク
ロメート、ストロンチウムイエロー、ベンガラ、
クロムバーミリオン、HgS、鉛丹、オーレオリ
ン、カドミウム赤等の無機顔料又はウオツチング
レツド、フアーストイエロー、ピラゾロンレツド
等の有機顔料が有効に使用できる。これらの着色
顔料を分散する樹脂は、 (a) 基体に対する密着性が強固であること、 (b) 粉体の分散性が良好であること、 (c) 耐溶剤性が十分であること、 などの条件を満たすものであれば使用できるが、
特に、硬化性ゴム、ポリウレタン樹脂、エポキシ
樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、シリコ
ーン樹脂、アクリル−メラミン樹脂等の熱硬化性
樹脂が好適である。 分散には、ロールミル、ボールミル、振動ボー
ルミル、アトライター、サンドミル、コロイドミ
ルなどの常法による。塗布には基体がシート状で
ある場合には、ワイヤーバーコート、ブレードコ
ート、ナイフコート、ロールコート、スクリーン
コートなどが適しており、基体が円筒状である場
合には、浸漬塗布法が適している。 但し、この中間層を基体に塗布した際にその体
積抵抗が1012Ω・cm以上であると電子写真感光体
を作製した際に、残留電位の上昇により画像形成
が困難となるので、本発明においては、中間層用
の塗料に着色顔料と共に酸化スズのような導電性
白色顔料を加える。 前述の着色顔料又は着色顔料と導電性白色顔料
を分散した塗膜の上に電荷発生層を直接、塗布す
ると電荷発生層の顔料粒子が微細孔の内に埋没し
てしまつたり、あるいは感光特性が変化する。そ
のために、前述の顔料を分散した樹脂層の上に導
電性粉体を含まない樹脂層を設けることが好適で
ある。そのような樹脂としては例えばポリビニル
アルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビ
ニルエチルエーテル、ポリビニルピリジン、ポリ
ビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、ポリ
アクリル酸類、メチルセルロース、エチルセルロ
ース、ポリグルタミン酸、カゼイン、ゼラチン、
でんぷん等の水溶性樹脂、ポリアミド樹脂、フエ
ノール樹脂、ポリビニルホルマール、ポリウレタ
ンエラストマー、アルキド樹脂、エチレン−酢酸
ビニルコポリマー、ビニルピロリドン−酢酸ビニ
ルコポリマー等の樹脂が挙げられる。本発明者の
実験の結果ではポリアミド樹脂が最適であつた。
ポリアミド樹脂は線状のポリアミドであり、いわ
ゆるナイロンおよび共重合ナイロンで代表され
る。本発明では、溶液状態で基体の上に塗布する
ことが適しているので、低ないし非結晶のものが
好ましい。かかる樹脂は、2種以上のナイロンの
原料を混合して共重合により得ることができる。 ナイロンの原料としては、例えばナイロン6の
原料であるカプロラクタムないし6−アミノカプ
ロン酸、ナイロン66、ナイロン610の原料である
ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸、セバシン
酸などのジカルボン酸、ナイロン11の原料である
11−アミノウンデカン酸、ナイロン12の原料であ
るω−ラウロラクタムないし12−アミノドデカン
酸などが挙げられる。 ポリアミド樹脂層の塗布厚は0.3〜2μ程度が好
適である。この導電性粉体を含まない樹脂層上に
下述の電荷発生層および電荷輸送層が形成されて
電子写真感光体が得られる。 本発明における電荷発生層は、スーダンレツ
ド、ダイアンブルー、ジエナスグリーンBなどの
アゾ顔料、アルゴールイエロー、ピレンキノン、
インダンスレン、ブリリアントバイオレツト
RRPなどのキノン顔料、キノシアニン顔料、ペ
リレン顔料、インジゴ、チオインジゴ等のインジ
ゴ顔料、インドフアーストオレンジトナーなどの
ビスベンゾイミダゾール顔料、銅フタロシアニン
などのフタロシアニン顔料、キナクドリン顔料等
の電荷発生性物質を、ポリエステル、ポリスチレ
ン、ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリド
ン、メチルセルロース、ポリアクリル酸エステル
類、セルロースエステルなどの結着剤樹脂に分散
して形成される。その厚さは0.01〜1μ、好ましく
は0.05〜0.5μ程度である。 また、電荷輸送層は主鎖又は側鎖にアントラセ
ン、ピレン、フエナントレン、コロネンなどの多
環芳香族化合物又はインドール、カルバゾール、
オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、
イミダゾール、ピラゾール、オキサジアゾール、
ピラゾリン、チアジアゾール、トリアゾールなど
の含窒素環式化合物を有する化合物、ヒドラゾン
化合物等の正孔輸送性物質を成膜性のある樹脂に
溶解させて形成される。これは電荷輸送性物質が
一般的に低分子量で、それ自信では成膜成に乏し
いためである。そのような樹脂としては、ポリカ
ーボネート、ポリメタクリル酸エステル類、ポリ
アリレート、ポリスチレン、ポリエステル、ポリ
サルホン、スチレン−アクリロニトリルコポリマ
ー、スチレン−メタクリル酸メチルコポリーマ等
が挙げられる。電荷輸送層の厚さは5〜20μであ
る。 又、本発明は基体として広範な導電性のものか
ら選択することができる。具体的には、アルミニ
ウム、黄銅、ステンレス、ニツケルなどの金属を
シリンダーやプレート形状にしたもの、あるいは
アルミニウム、酸化インジウム、酸化スズをプラ
スチツクや紙に蒸着又はラミネートしたものなど
を挙げることができる。 実施例 1 基体として60φ×260mmのアルミニウムシリン
ダーを用意した。 クロムバーミリオン80部(重量部、以下同じ)
と酸化スズ粉体20部をアクリル樹脂(商品名:ア
クリデイツクA405、大日本インキ(株)製)80部
(固型分50%)、メラミン樹脂(商品名:スーパー
ベツカミンL121、大日本インキ(株)製)20部(固
型分60%)およびトルエン100部の溶液に混合し、
次いでボールミルにより、6時間にわたり分散し
た。この分散液を上記基体上に浸漬法で塗布し、
150℃で30分間に亘つて熱硬化し、25μ厚の中間
層をもうけた。 次に、共重合ナイロン樹脂(商品名:アミラン
CM8000、東レ製)10部(重量部、以下同様)を
メタノール60部、ブタノール40部の混合液に溶解
し、上記中間層上に浸漬塗布して、1μ厚のポリ
アミド樹脂層をもうけた。 次に下記構造式のジスアゾ顔料を10部 酢酸酪酸セルロース樹脂(商品名:CAB−381;
イーストマン化学製)6部およびシクロヘキサノ
ン60部を1φガラスビーズを用いたサンドミル装
置で20時間分散した。この分散液にメチルエチル
ケント100部を加えて、上記ポリアミド樹脂層上
に浸漬塗布し、100℃で10分間の加熱乾燥をして、
0.1g/m2の塗布量の電荷発生層をもうけた。 次いで、下記構造式のヒドラゾン化合物を10部 およびスチレン−メタクリル酸メチル共重合樹脂
(商品名:MS200;製鉄化学(株)製)15部をトルエ
ン80部に溶解した。この液を上記電荷発生層上に
塗布して100℃で1時間の熱風乾燥をして、16μ
厚の電荷輸送層を形成し電子写真感光体とした。 比較例 1 実施例1と同じ基体の上に中間層を設けず基体
の上に直接実施例1で用いたポリアミド樹脂層、
電荷発生層および電荷輸送層を順次形成して電子
写真感光体を作成した。 実施例1及び比較例1で製造した感光体を−
5.6KVコロナ帯電、画像露光、乾式トナー現像、
普通紙へのトナー転写、ウレタンゴムブレード
(硬度70°、圧力10gw/cm、感光体に対する角度
20°)によるクリーニング工程等を有する電子写
真複写機に取り付けて感色性の評価を行つた。濃
度0.3(マクベスRD−514濃度測定器使用、以下同
様)の原稿を0.5の濃度に複写できる現像設定に
おいて、図面の分光反射率をもつ青色原稿を複写
し、それぞれのコピー濃度を測定した。
【表】 以上説明したように基体と電荷発生層の間に
520nm以下の短波長光を吸収する顔料を含む中間
層を設ける事によつて青色の再現性の良い電子写
真感光体を作る事ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は青色原稿の分光反射率を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基体、および電荷発生層と電荷移動層を有す
    る感光層を有する電子写真感光体において、基体
    と感光層の間に、520nm以下の短波長域に最大光
    吸収ピークを有する着色顔料および導電性白色顔
    料を含有する樹脂層を有することを特徴とする電
    子写真感光体。
JP7741684A 1984-04-17 1984-04-17 電子写真感光体 Granted JPS60220356A (ja)

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JP7741684A JPS60220356A (ja) 1984-04-17 1984-04-17 電子写真感光体

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JP7741684A JPS60220356A (ja) 1984-04-17 1984-04-17 電子写真感光体

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JPS60220356A JPS60220356A (ja) 1985-11-05
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JPS63188144A (ja) * 1987-01-30 1988-08-03 Konica Corp 感光体

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