JPH0469239B2 - - Google Patents

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JPH0469239B2
JPH0469239B2 JP1112446A JP11244689A JPH0469239B2 JP H0469239 B2 JPH0469239 B2 JP H0469239B2 JP 1112446 A JP1112446 A JP 1112446A JP 11244689 A JP11244689 A JP 11244689A JP H0469239 B2 JPH0469239 B2 JP H0469239B2
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
barrel
presser plate
barrel body
plate
Prior art date
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Application number
JP1112446A
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English (en)
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JPH02290999A (ja
Inventor
Takashi Kobayashi
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Individual
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Publication of JPH0469239B2 publication Critical patent/JPH0469239B2/ja
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  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は極小物・極薄物のメツキ処理を効率的
に行なうに適したバレルに関するものである。
〔従来の技術〕
従来小物等のメツキ処理は蓋付バレル内に所要
量を投入し、閉蓋後、このバレルを各処理液内に
浸漬させ回動させて行なう。
〔発明が解決しようとする課題〕
蓋付バレルを用いた物品のメツキ処理において
は、バレル内の物品がバレルの回動にて適当に撹
拌されバレル内で転動することが望ましい。しか
し、バレルはその本体・蓋とも合成樹脂板を用い
て製作されているため、その精度に限度があると
共に、その使用に際して処理液等の温度による変
形、摩耗、バレル全体の捻れ等の現象が生じ、バ
レル本体と蓋との間に〓間が生じる。この〓間に
被処理物がはまり込み、バレル内での転動撹拌が
充分に均一に行なわれなくなり、メツキ不良の原
因となつている。これは被処理物が小物、あるい
は薄いもの程不良率が高いものとなつている。
しかし近年、極小物、極めて薄い被処理物のメ
ツキ処理の要求が向上し、かつ不良率の低減も要
求されるようになつてきた。
本発明ではこのような極小物、薄い小物でもバ
レル内で均一な撹拌がなされメツキ処理を可能と
すると共に、不良率を低減させることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するためになしたもの
で、バレル本体に設けた投入口に蓋を着脱自在に
して設けるバレルにおいて、蓋に所要間隔をおい
て樹設した複数本のボルトに、それぞれストツパ
ー兼用の押え板を備え、かつこの蓋をもつて開口
するようにしたバレルの投入口外側に親桟を並行
して設け、こ各親桟に押え板先端を係止する係止
溝を備えると共に、この押え板を貫通した前記各
ボルトにナツトを螺合し、このナツトの締め付け
により押え板の両端内側を蓋の表面側に設けた2
条の突条に押圧し、その材質をもつ弾性にて変形
させ、その反力を利用して蓋をバレル投入口側に
押圧密着するようになしたことを要旨とする。
〔作用〕
蓋に固定されたボルトに押え板、押えリングを
組み込み、ナツトを回してねじ込む。これをバレ
ル本体の投入口の正常な位置にセツトし、次に押
え板を少し回して親桟の係止溝へ押え板先端が入
り込ませ、停止位置まで回す。ナツトを締め付け
て押えリングを介して押え板を締め込むと蓋とバ
レル本体とが密着し、蓋とバレル本体との〓間が
なくなる。この時、押えリングと押え板との接触
部に力点、押え板と突条の接触部に支点、押え板
と親桟の係止溝との接触部に作用点が夫々生じ、
この作用点に生じる力の反力と押え板の材質特性
の弾性が作用し、同時に突条の支点部分に相乗反
力として加圧され、蓋はバレル本体に強制的に押
しつけられ、そこに密着点が生じ、蓋とバレル本
体との〓間がなくなる。
〔実施例〕
以下本発明を図示の実施例にもとづき説明す
る。
図において1はバレル本体で、これは耐薬品性
に優れた材質例えば塩化ビニール樹脂板、金属板
等を用いて六角形、八角形等の多角形に形成され
るもので、これはバレル本体の対向する鏡板11
とこの互いに対向する両側の鏡板11,11間に
所要多角形状に架設され外周板12とより成る。
この外周板12には鍍金等の表面処理を行なうに
必要な処理液を処理液槽よりバレル本体内へ流出
入させるための小孔が無数に穿孔されている。ま
た鏡板11の外周面には歯を刻設し、処理槽内に
バレル本体を浸漬させた時、必要な回動を行なう
ようになす。
このように形成したバレル本体1の周面には被
処理物をバレル本体内へ投入又は排出を行なうた
めの被処理物投入口2が設けられる。これは多角
形周壁の一面を開口して投入口2を設けると共
に、この投入口2の長手方向にそつて、かつ投入
口外側に沿つて親桟3,3を互いに平行にしてバ
レル本体1に突設すると共に、この親桟3,3の
内側面には係止溝3aが形成される。
4は投入口2をバレル本体の外側から添わせて
閉塞する蓋で、バレル本体と同じ材質にて形成さ
れると共に、平行する親桟3,3間に嵌挿され
る。
また蓋4には1乃至2本以上のボルト5が突設
される。この蓋固定用のボルトの設置数は蓋全面
に亘つて均圧にてバレル本体側へ押圧されて投入
口2を閉じるようにして定められ、図示の実施例
では3本のボルト5をほぼ等間隔に配置され、蓋
4をその内側より外側に向かつて貫通突設され、
ボルト頭部5aは蓋4の裏面に嵌合され、廻り止
め状にして固定される。またこの蓋4の表側には
2条の突条4a,4aが突設される。
各ボルト5には弾力性のある押え板6を嵌める
が、この押え板6は長方形で、その長辺は対向す
る親桟3,3の係止溝3a,3aに嵌入されて親
桟3,3間に横架するようにしてその長さが定め
られ、幅すなわち短辺は親桟間よりも狭くして適
当に定められる。そしてこの押え板6にはその中
央位置にはボルト5を貫通する穴6aが穿設され
ると共に、表側には押えリング7が添えられる。
8はボルト5に螺合されるナツトである。
尚、ボルト5、押え板6、押えリング7、ナツ
ト8もバレル本体1と同じように耐薬品性の材質
にて製作される。
上述の如く構成されるバレルについて投入口を
閉じる場合について説明する。
蓋4には各ボルト5に押えリングを介して押え
板6を嵌め、ナツト7が螺合されている。そして
開蓋時にはこのナツト7が第5図に示すように弛
められ、押え板6は自由に回動するようになつて
いる。それでこの押え板6を第6図に示すように
蓋4とその長手方向を平行にするか、あるいは斜
めにすることにより押え板6の先端は親桟3の係
止溝3aと外れた状態となる。この状態で蓋4を
バレル本体へ装着したりあるいは取り外したりす
る。第5図、第6図に示すようにして蓋4をバレ
ル本体の投入口2を閉じるようにして取り付けた
後、次に押え板6を少し回動させて蓋短辺方向に
そうように、すなわち蓋長手方向に対しほゞ直角
にして横切るようにすると、この押え板6の両先
端部は親桟3の係止溝3a内に嵌入され、親桟
3,3間に架け渡されたようになる。この時、係
止溝3aの厚さは押え板6の板厚よりも大である
ため、押え板6は係止溝3aに嵌合され蓋の抜け
止め作用はしても、バレル本体に対し少しのがた
つきがある。すなわち蓋と投入口との間には少し
の〓間がある。
次にナツト8を締め付けていくと、このナツト
にて押え板6を蓋側に押圧することになる。これ
により押え板はその中央部外側をナツトに押圧さ
れ、両端部内側は突条4a,4aに押圧されるよ
うになる。この三点にて相反方向に押圧されて押
え板6は第7図に示すように外側にそり返るよう
になる。この押え板のそり返りにより係止溝3a
内に押え板先端は押圧されると共に、その反力に
てバレル本体の投入口側に蓋が押圧され、投入口
と蓋とが密着し、〓間が生じないようになる。
なお、蓋を外すときはこの反対にナツトを弛め
て押え板を斜めにすれば簡単に外すことができ
る。
〔発明の効果〕
本発明による時は、蓋に突設したボルトにナツ
トを螺合し、このナツトの締め付けにより蓋に設
けたストツパーを兼用した押え板に弾性を生ぜし
めて蓋をバレル本体側へ押圧固持するようになし
ているため、投入口と蓋との間に〓間が生じるこ
となく密着せしめられるので、被処理物が極小
物、極薄物であつても投入口、蓋間にはまり込む
ことを未然に防止でき、不良率を低減して効率よ
く処理が行なえる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はバレル本体の側面図、第2図は投入口
を上にした平面図、第3図乃至第8図は蓋の開閉
操作を示す説明図で、第3図は押え板を係止溝に
嵌めた状態の断面図、第4図は第3図の平面図、
第5図は蓋取り外し時の断面図、第6図は第5図
の平面図、第7図は完全に閉蓋した状態の断面
図、第8図は第7図の平面図である。 1はバレル本体、2は投入口、3は親桟、3a
は係止溝、4は蓋、5はボルト、6は押え板、8
はナツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バレル本体に設けた投入口に蓋を着脱自在に
    して設けるバレルにおいて、蓋に所要間隔をおい
    て樹設した複数本のボルトに、それぞれストツパ
    ー兼用の押え板を備え、かつこの蓋をもつて開口
    するようにしたバレルの投入口外側に親桟を並行
    して設け、こ各親桟に押え板先端を係止する係止
    溝を備えると共に、この押え板を貫通した前記各
    ボルトにナツトを螺合し、このナツトの締め付け
    により押え板の両端内側を蓋の表面側に設けた2
    条の突条に押圧し、その材質のもつ弾性にて変形
    させ、その反力を利用して蓋をバレル投入口側に
    押圧密着するようになしたことを特徴とするバレ
    ル。
JP11244689A 1989-05-01 1989-05-01 バレル Granted JPH02290999A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11244689A JPH02290999A (ja) 1989-05-01 1989-05-01 バレル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11244689A JPH02290999A (ja) 1989-05-01 1989-05-01 バレル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02290999A JPH02290999A (ja) 1990-11-30
JPH0469239B2 true JPH0469239B2 (ja) 1992-11-05

Family

ID=14586835

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JP11244689A Granted JPH02290999A (ja) 1989-05-01 1989-05-01 バレル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106757292A (zh) * 2017-01-07 2017-05-31 杭州聚博湾工程技术研究院有限公司 一种电镀滚镀筒自动启闭装置及其操作方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56151750U (ja) * 1980-04-09 1981-11-13
JPH0111737Y2 (ja) * 1985-11-25 1989-04-06

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CN106757292A (zh) * 2017-01-07 2017-05-31 杭州聚博湾工程技术研究院有限公司 一种电镀滚镀筒自动启闭装置及其操作方法

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JPH02290999A (ja) 1990-11-30

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