JP3003681U - アルマイト用把持具 - Google Patents
アルマイト用把持具Info
- Publication number
- JP3003681U JP3003681U JP1994005792U JP579294U JP3003681U JP 3003681 U JP3003681 U JP 3003681U JP 1994005792 U JP1994005792 U JP 1994005792U JP 579294 U JP579294 U JP 579294U JP 3003681 U JP3003681 U JP 3003681U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- metal plate
- plate body
- gripping tool
- shaped frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルマイト用把持具の使用回数を著しく向上
させる。 【構成】 コ字形フレーム1における一方の腕2に、平
行な平面3を有する溝4を設け、その溝4内に嵌入され
ている金属製板体5に、締付ボルト6を螺合し、前記溝
4の両側の溝側板7に、前記締付ボルト6を摺動自在に
嵌合する。
させる。 【構成】 コ字形フレーム1における一方の腕2に、平
行な平面3を有する溝4を設け、その溝4内に嵌入され
ている金属製板体5に、締付ボルト6を螺合し、前記溝
4の両側の溝側板7に、前記締付ボルト6を摺動自在に
嵌合する。
Description
【0001】
本考案は、アルミニュームの表面に酸化アルミニュームの層を生成するとき、 被処理材を電解槽に入れるとき使用するアルマイト用把持具に関するものである 。
【0002】
従来、アルマイト用把持具としては、図10および図11に示すように、コ字 形フレーム8における一方の腕9に、他方の腕10に向かって延長するボルト1 1を螺合したものが知られている。
【0003】
図8および図9に示す前記従来の把持具の場合は、前記把持具を繰り返し使用 するので、電解するごとに、ねじ12の部分が浸触されてボルト11が大きくな り、数回使用すると、ねじ12が空回りして、その後は使用できなくなるという 欠点がある。 また従来のアルマイト用把持具は、繰り返して使用するので、電解するごとに 、雌ねじ19および締付ボルト11のねじ12が浸触され、その浸触が大きくな って、数回使用するとねじ部が空回りして、締付機能を発揮しなくなる。
【0004】
前述の課題を有利に解決するために、本考案のアルマイト用把持具においては 、コ字形フレーム1における一方の腕2に、平行な平面3を有する溝4を設け、 その溝4内に嵌入されている金属製板体5に、締付ボルト6を螺合し、前記溝4 の両側の溝側板7に、前記締付ボルト6を摺動自在に嵌合する。
【0005】
図1ないし図4は本考案の実施例を示すものであって、アルミニューム成形材 からなるコ字形フレーム1における一方の腕2に、他方の腕13に平行な溝4が 設けられ、その溝4の両側面は平行な平面3になっており、その平行な平面3を 有する溝4に、雌ねじ14を有するチタンまたはジルコニウムからなる金属製板 体5が嵌入され、前記各溝側板7に、前記金属製板体5の雌ねじ孔15に対向す る位置において円形の透孔16が設けられ、チタンまたはジルコニウムからなる 締付ボルト6は、前記金属製板体5の雌ねじ14に螺合されると共に、各溝側板 7の透孔16に摺動自在に嵌挿されている。なお、溝4の奥部縦壁23は金属製 板体5の回転防止用ストッパーの作用をしている。
【0006】 本考案を実施する場合、鉄類は電触を起すので不適当であるから、アルミニュ ームまたはチタンあるいはジルコニウム等の金属材料を使用する必要があり、コ 字形フレームをアルミニューム製とし、かつ金属製板体5をチタンまたはジルコ ニウム製とすればなおよい。
【0007】 本考案を実施する場合、図6および図7に示すように、コ字形フレーム1をア ルミニューム製とした場合、溝4の奥部縦壁23部分が電触するたびに深くなっ てくるので、実線で示すような大きくなった溝奥部17になると、締付ボルト6 を、被処理材18を締付ける方向に回転させても、金属製板体5と締付ボルト6 とが共に回転し、締付不能になる。このように締付不能になった場合に、金属製 板体5を反転させることにより再使用できるようにした例を図5に示す。
【0008】 図5は金属製板体5の他の例を示すものであって、雌ねじ孔15が偏心した位 置に設けられている。この金属製板体5の場合は、狭巾側部分20と広巾側部分 21とを備えており、最初は狭巾側部分20の端部を縦壁23に対向するように 配置して使用し、その後金属製板体5の広巾側部分21の端部を縦壁23に対向 するように配置して再使用する。
【0009】 図1は複数箇のアルマイト用把持具の使用状態を示しており、アルミニューム からなる被処理材18は、アルマイト用把持具により吊下げ保持されている。な おコ字形フレーム1をジルコニウム,チタン等により製作することが適当である が、これらは高価な材料であるので、アルミニュームを使用するのが好ましい。
【0010】 図8および図9に示すように、各溝側板7の先端部を接続片22を介して一体 に接続してもよい。
【0011】
本考案によれば、コ字形フレーム1における一方の腕2に、平行な平面3を有 する溝4を設け、その溝4内に嵌入されている金属製板体5に、締付ボルト6を 螺合し、前記溝4の両側の溝側板7に、前記締付ボルト6を摺動自在に嵌合した ので、その締付ボルト6における、金属製板体5の雌ねじ孔15に螺合されてい る部分の前後両側を、溝側板7により被覆することができ、そのためアルマイト 用把持具を使用回数を著しく多くできる効果が得られる。
【図1】本考案の実施例に係るアルマイト用把持具の使
用状態を示す側面図である。
用状態を示す側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の一部を拡大して示す縦断側面図である。
【図4】コ字形フレームの一部を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図5】金属製板体の他の例を示す平面図である。
【図6】本考案の実施例に係るアルマイト用把持具の使
用説明図である。
用説明図である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】本考案の他の実施例に係るアルマイト用把持具
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図9】図8のCーC線断面図である。
【図10】従来のアルマイト用把持具を示す側面図であ
る。
る。
【図11】図10のD−D線断面図である。
1 コ字形フレーム 2 腕 3 平面 4 溝 5 金属製板体 6 締付ボルト 7 溝側板 12 ねじ 13 腕 14 雌ねじ 15 雌ねじ孔 16 透孔 17 溝奥部 18 被処理材 20 狭巾側部分 21 広巾側部分 22 接続片 23 奥部縦壁
Claims (1)
- 【請求項1】 コ字形フレーム1における一方の腕2
に、平行な平面3を有する溝4を設け、その溝4内に嵌
入されている金属製板体5に、締付ボルト6を螺合し、
前記溝4の両側の溝側板7に、前記締付ボルト6を摺動
自在に嵌合したアルマイト用把持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005792U JP3003681U (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | アルマイト用把持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005792U JP3003681U (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | アルマイト用把持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3003681U true JP3003681U (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=43139624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994005792U Expired - Fee Related JP3003681U (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | アルマイト用把持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003681U (ja) |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP1994005792U patent/JP3003681U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3003681U (ja) | アルマイト用把持具 | |
JPS61172734U (ja) | ||
JP3025244U (ja) | 突起ビス | |
CN216030061U (zh) | 抛光用的治具 | |
JPH059437U (ja) | プレートの取付け構造 | |
CN211023234U (zh) | 一种义齿雕刻模具 | |
JP3234637U (ja) | フックスパナ | |
CN219787559U (zh) | 一种带腰型孔的t型槽靠板 | |
CN213511601U (zh) | 一种十字架机牙螺丝 | |
CN213470984U (zh) | 一种用于紧密间隔螺栓头的扳手 | |
CN212202770U (zh) | 一种便于安装的卡扣连接装置 | |
CN212775109U (zh) | 一种偏心螺丝 | |
JP3007778U (ja) | ボール盤のテーブル | |
JP2017007007A (ja) | レンチ | |
JP3092849U (ja) | ラチェット | |
JP3063012U (ja) | スパナ | |
JPH0460668U (ja) | ||
JPH065098Y2 (ja) | 電動工具のハンドル補強構造 | |
JPH03128660U (ja) | ||
JPH0248183Y2 (ja) | ||
JP3674391B2 (ja) | カウンター構造 | |
JPH0567412U (ja) | 溝付きドリル | |
JPH0680559U (ja) | スパナ | |
JP3093027U (ja) | ラチェット・スパナ | |
JPH0558927U (ja) | 先端部に工具使用凹部を設けたボルト・ネジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |