JPH0469168A - 連続ブラスト処理装置 - Google Patents

連続ブラスト処理装置

Info

Publication number
JPH0469168A
JPH0469168A JP2179833A JP17983390A JPH0469168A JP H0469168 A JPH0469168 A JP H0469168A JP 2179833 A JP2179833 A JP 2179833A JP 17983390 A JP17983390 A JP 17983390A JP H0469168 A JPH0469168 A JP H0469168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burr
basket
fractional
burrs
abrasive material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2179833A
Other languages
English (en)
Inventor
Eikichi Yamaharu
栄吉 山春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2179833A priority Critical patent/JPH0469168A/ja
Publication of JPH0469168A publication Critical patent/JPH0469168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、樹脂成形品あるいは軽金属成形品の成形時
に生じるバリの除去等のブラスト処理を、装置の運転を
休止することなく、連続的に行うことかできる装置に関
する。
【従来の技術】
成形金型の合わせ目に必然的に生じる隙間に起因して、
樹脂成形品またはアルミダイキャスト等の軽金属成形品
の周囲には、フランジ状のバリが生じる。このようなバ
リは、成形品としての機能上全く不要なものであるため
、取り去る必要かあるが、かかるバリ取り作業を人手に
よって行うことは非常に手間がかかり、また、小さな成
形品の孔内に生じたバリを人手によって取り除くことは
事実上困難である。 そこで、このような成形品のバリ取り作業にブラスト処
理を応用することが近年行われるようになっている。ブ
ラスト処理とは、適当な材質でできた適当粒径の研掃材
をプラストノズルから噴射される高速の空気流に乗せて
対象物に吹きつける処理をいい、バリ取りの場合、多数
の細かい粒状の研掃材が高速で対象物の表面に衝突する
ことにより、バリを削り取る。そして、対象物の孔内に
バリが形成されている場合であっても、研掃材は難なく
孔内にも入り込み、そこに形成されたバリを削り取るこ
とができるのである。なお、研掃材の材質およびその粒
径は、ブラスト処理をするべき対象物によって適当に選
択される。たとえば、対象物が樹脂成形品である場合に
は、研掃材の材質も樹脂が選択され、バリのみを削り取
って成形品の表面を傷つけないようになされる。もっと
も、成形品の表面処理として、意識的に、たとえば梨地
成形する場合においては、梨地を形成するに足る硬度を
もつ材質が選択される。 上記のようにブラスト処理を利用して成形品のバリ取り
を行う場合、初期においては、伝統的なブラスト処理の
手法を応用して、バリ取りをするべき対象成形品をバレ
ルに投入してこれを回転させ、バリ取りをするべき対象
成形品を投入したバレルを回転させつつ、このバレルの
開口に向けてブラストノズルを配置した装置が用いられ
てきた。 しかし、かかるバレル式のブラスト装置においては、バ
レル内に成形品を投入し、バリ取り終了後、バレルから
成形品を取り出すための人手と時間が必要である上に、
装置からのバレルの取り出し、および再セットの間、ブ
ラスト装置の運転を休止する必要があり、効率面で難か
あり、たとえば成形品としての電子部品のバリ取りの場
合、電子部品製造のライン化(一連連続化)にもはや対
応できない問題かあった。 かかる問題を解決するために、本願の出願人は、上記の
成形品に対するバリ取りをブラスト処理によって連続的
に行う装置として、特公平1−44304号公報に示さ
れた装置を提案している。 上記公報に示されたバリ取り装置は、水平軸周りに回転
駆動される円筒状の回転筒をブラスト室内 上記回転筒の内周面に螺旋状の送りガイドを設け、この
回転筒の入口に投入された成形品が回転筒の回転ととも
に攪拌されなから上記螺旋状の送りガイドにより連続的
に出口まで送られるようにする一方、上記回転能に隣接
してプラストノズルを配置し、プラストノズルから回転
筒の網を通過して回転能内に至る研掃材によって成形品
のバリ取りを行うようにしている。 上記の構成によると、装置を休止することなく、回転筒
の入口から投入された成形品が回転筒の出口に到達する
間に、プラストノズルから投射される研掃材によるバリ
取り処理を連続的に行うことができ、バリ取り効率が飛
躍的に向上する。
【発明が解決しようとする課題】
上記実公平1−44304号公報に示された構成におい
ては、バリ取り処理をするべき成形品を連続的にブラス
ト室内を搬送することができる故に、一応、バリ取り処
理を連続的に行うことができる。 しかし、次にのべるように、上記の構成においてもなお
、ブラスト装置の連続運転には限界が存在する。 上記から明らかなように、ブラスト処理によるバリ取り
を行う場合、バリか効率的に成形品から取り除かれるほ
ど、ブラスト処理後の研掃材に成形品から削り取られた
バリが混入する。こうして研掃材に混じったバリは、で
きる限り取り除(必要かある。その理由は、不要なバリ
が研掃材に混入していると、第一に、バリ取り処理する
べき成形品に適して選択した研掃材の機能か十分に達成
されず、第二に、プラストノズルか不要なバリによって
つまってしまい、ブラケット処理そのものか不能となる
ことがあり、第三に、研掃材に混入したバリか再びプラ
ストノズルから噴射されて対象物にあたることにより、
細かい塵となり、これが対象物に付着して対象物を汚し
てしまうからである。そのために、上記実公平1−44
304号公報に示された装置においては、ブラスト室の
下部のホッパに、ブラスト処理を終えてブラスト室の下
部に落下する研掃材からバリを篩い除けるフィルタを設
けている。このフィルタは、研掃材のみを透過させつる
大きさの多数の開口をもつ金網あるいはパンチングメタ
ルによって構成されており、これにより、ブラスト処理
によってバリか混入された研掃材から、バリを取り除く
ことかできる。 しかしながら、上記フィルタに溜まるバリの量が増えて
くると、フィルタに目詰まりが生じて研掃材の回収が困
難となるため、一定期間ごとに装置を休止して上記のフ
ィルタの清掃をする必要があるのである。 本願発明は、上述の事情のもとで考え出されたものであ
って、装置運転中の研掃材から、バリを連続的に篩い除
けることができ、装置の連続運転可能時間を飛躍的に延
長することができるように構成した連続ブラスト処理装
置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明では、次の技術的
手段を講じている。 すなわち、本願発明は、内部にブラスト室が形成され、
かつ対象物投入口と対象物排出口とを形成した本体容器
と、この本体容器の内部において、上記投入口から投入
された対象物を排出口まで連続的に搬送する搬送装置と
、この搬送装置上の対象物に研掃材混じりの空気を噴射
するブラストノズルとを備えた連続ブラスト処理装置に
おいて、上記本体容器の下部に、水平軸周りに回転させ
られ、かつ内周に螺旋状の送りガイドを形成した筒状の
バリ分割能を設けるとともに、ブラスト処理を終えた研
掃材を上記分別籠の一端に導入するように構成する一方
、上記分別籠内に分別され、かつ分別籠の他端から連続
的に排出されるバリを、本体容器の外部に搬出するバリ
搬出手段を設けたことを特徴とする。
【作用および効果】
投入口から本体容器内に供給された対象物は、搬送装置
上を搬送されて排出口から本体容器の外部に排出される
。投入口に連続的に対象物を投入することにより、搬送
装置上での搬送および排出口からの排出は連続的に行わ
れる。 搬送装置上を搬送される間に、対象物は、ブラストノズ
ルから空気流とともに高速で噴射される研掃材によるブ
ラスト処理を受ける。このブラスト処理も、連続的に行
われる。たとえば、ブラスト処理装置が成形品のバリ取
りを目的として使用される場合、ブラスト処理によって
、成形品の表面からバリが削りとられ、このバリは、ブ
ラスト処理後の研掃材ともに本体容器の下部に落下する
。 上記バリ混じりの研掃材は、本体容器の下部で回転する
バリ分割能の一端に導入される。この分別籠は、網ある
いはパンチングメタル等で形成され、網のメツシュない
しはパンチングメタルが有する多数の孔の径は、研掃材
か透過できる大きさに設定される。したがって、バリ分
別籠内に導入されたバリ混じりの研掃材は、分別籠の網
ないし孔から自然落下する研掃材と、分別籠の網ないし
孔から落下できずに分別籠内に溜まるバリとに分別され
る。分別籠内に分別されたバリは、分別籠内の螺旋送り
ガイドによって他端側に連続的に送られ、他端から落下
させられる。こうして分別籠の他端から落下させられた
バリは、バリ搬出手段によって本体容器の外部に搬出さ
れる。 以上のように、本願発明の連続ブラスト装置においては
、本体容器の下部において、ノくり送り機能をもって回
転する分別籠によってバリ混じりの研掃材からバリを分
別するので、バリ分別籠内にバリか累積滞留するという
ことかない。したかって、単にフィルタを装置の下部に
設けてバリを取り除くようにしていた従来例のように、
一定期間ごとにフィルタを清掃するために装置の運転を
休止する必要がなくなり、より長時間の連続運転か可能
となるのである。
【実施例の説明】
以下、本願発明の実施例を図面を参照しつつ、具体的に
説明する。 第1図に示すように、本願発明の連続ブラスト処理装置
lは、四方が隔壁によって囲まれた形態をなす本体容器
2内のブラスト室3において、対象物の連続ブラスト処
理が行われるようになっている。 ブラスト室3の内部には、ブラスト室内に供給された対
象物を水平方向に搬送するための搬送装置か設けられて
いる。本実施例では、この搬送装置は、次のように構成
される。 中心軸線が水平方向を向(円筒状の籠4が回転駆動可能
に支持されている。本例においてこの籠4は、網板やパ
ンチングメタルを円筒状に巻き、その両端部および中間
連部の外周にフランジ部材5a、5b、5cを套嵌固定
して形成される。上記籠4は、上記フランジ部材5a、
5bの外周を、本体容器2の隔壁6.7に軸支された各
一対のローラ8,9上に載置支持することによって回転
可能に支持されている。そして、上記ローラ8,9を支
軸する支軸10.10の外端には、それぞれスプロケッ
ト11.11が取り付けられており、駆動モータ12の
出力軸に取り付けたスプロケット13と上記各スプロケ
ット11.11間に駆動チェノ14が掛は回されている
。駆動モータ12を起動すると、駆動チェノ14を介し
てローラ8゜8が回転駆動され、したがって、このロー
ラ8゜8上に転動可能に載置された上記籠4は、回転さ
せられる。 上記籠4を上述のようにして回転駆動可能に支持するこ
とにより、その中心軸線上に回転支持用部材か存在する
ことかなく、入口開口15および出口開口16を十分に
開口させることができる。 上記籠4の入口開口15には、本体容器2の隔壁6を貫
通するようにして取り付けられた対象物投入シュー)1
7の内端が延入している。 また、上記籠4の内面には、螺旋状の送りガイド18が
設けられる。この送りガイド18は、たとえば、所定幅
の帯状部材の一端縁を、螺旋状に籠4の内面に固着する
ことにより形成することができる。なお、送りガイド1
8の螺旋の向きは、籠4の回転によって、螺旋が籠の入
口側から出口側に移動するように設定される。 上記により、籠4の回転中、投入シュー)17から籠4
の入口開口15内に投入された対象物は、攪拌されつつ
、螺旋状の送りガイド18によって出口開口16まで連
続的に搬送され、出口開口16から落下させられる。落
下させられた対象物は、上記出口開口16の下方に成形
された排出シュート19を介して本体容器2の外部に排
出される。 上記のように籠4内をその入口から出口まで搬送される
間に、対象物は、ブラスト処理を受ける。 本実施例では、上記ブラスト処理を行うためのブラスト
ノズル20を、上記籠4内に配置して、そのブラスト効
率を高めつるように構成している。 すなわち、第1図に示すように、5個のプラストノズル
20が、回転能4の内部を軸方向に貫通するようにして
本体容器2の両対向隔壁6,7に両端か支持された支持
部材21を介して支持されている。この支持部材21は
、管状となっており、かつ、この管状の支持部材21か
ら技分かれさせた5本の剛性を有する分岐管22・・・
の先端部に上記の各プラストノズル2oが接続されてい
る。さらに、上記管状の支持部材21の一端には、スイ
ベルジヨイント23を介して、ルーツブロア等の低圧空
気供給源から送られる低圧空気を搬送する空気供給ホー
ス24が接続されている。すなわち、本実施例において
は、籠4の内部に、5個のプラストノズル20・・・を
支持するへき支持部材2Iないし分岐管22は、プラス
トノズルに空気を供給するための管路を兼ねているので
ある。 各プラストノズル20は、上記のようにして分岐管22
から供給される低圧空気流に、ホース25・・・によっ
て供給される研掃材を混合し、この研掃材混じりの低圧
高速の空気流をノズル先端から噴射する機能をもった公
知のものである。 上記研掃材は、本実施例では、次の経路てプラストノズ
ル20・・・に供給される。 すなわち、ブラスト処理後回収されて本体容器2の頂部
に設置された分離室26の底部に溜まった研掃材を、−
旦ブラスト室3の上部における両隔壁6,7の内面に固
定した一対の研掃材溜まり27.28にホース27a、
28a等を介して導き、そして、この各研掃材溜まり2
7.28から所定本数に分岐された研掃材供給ホース2
5・・・を籠4の両端部から籠の内部に導入して、上記
各プラストノズル20・・・に接続している。 さらに、本実施例においては、上記のプラストノズル2
0・・・によるブラスト処理をより効率的に行うために
、このプラストノズル20・・・を、上記管状の支持部
材21を中心として揺動じつるように構成している。 すなわち、上記管状の支持部材21は、図示しないベア
リングによって本体容器2の隔壁6.7に対して回転可
能に支持されており、かつ、外部駆動源によって揺動駆
動されるように構成されている。第1図および第2図に
示されているように、上記の支持部材21の一端には、
駆動アーム29が固定されるとともに、この駆動アーム
29に一端がピン接合された連結ロッド30の基端を、
モータ31の出力軸32に取り付けられた回転円板33
の偏心位置にビン接合している。これにより、モータ3
1が回転すると、上記連結ロッド30の先端部に往復運
動が与えられ、上記駆動アーム29を介して上記支持部
材21ないし5本のプラストノズル20・・・に、支持
部材21の軸心を中心とした揺動運動が与えられる(第
3図参照)。 上記ノズル20・・・から高速空気とともに噴射され、
ブラスト処理を終えてブラスト室3の下部のホッパ34
上に集められたバリ混じりの研掃材は、後記するバリ回
収装置35によってノくりを除かれた後、装置下部に接
続された搬送管36を介して本体容器2の頂部に設置さ
れた分離室26に運ばれ、ここで、細かい塵が取り除か
れ、その分離室26の底部に溜められる。このようして
、研掃材は、プラストノズル20からの噴射によるブラ
スト処理を行った後、バリ回収装置35によるノくりの
回収、分離室26での塵の除去をそれぞれ受けて、分離
室26の下部から両研掃材溜まり27゜28に運ばれ、
次のブラスト処理に備えるというサイクルを繰り返す。 上記分離室26の頂部は、空気搬送管37を介して、本
体容器2に付設された集塵機38に接続されている。こ
の集塵機37は、公知のバッグ式の集塵機が用いられる
。なお、この集塵機37には、吸引力を発生するための
ブロア(図示時)が当然に付設されており、このブロア
による吸引力か、上記本体下部においてバリ回収を終え
た研掃材を搬送管36を介して分離室26へ導き、かつ
、分離室2゛6において分離された塵を空気とともに空
気搬送管37を介して集塵機38へと導く作用を司って
いる。 さて、本願発明の連続ブラスト処理装置においては、本
体容器2の下部において、ブラスト処理を終えたバリ混
じりの研掃材から、バリのみを連続的に除去できるバリ
回収装置が設けられる。 すなわち、第4図に詳示するように、ブラスト室3の下
部ホッパ34の下端に接続されたバリ回収室39には、
所定の細かい孔か多数開けられた円筒状のバリ分割能4
0か水平軸周りに回転駆動可能に配置されている。本実
施例においては、バリ分割能40は、その一端に連結さ
れた支軸45をバリ回収室39の側壁46を貫通させる
ようにして回転可能に支持し、かつ、この支軸45にモ
ータ47の出力軸を接続するとともに、他端をベアリン
グ59によって支持させている。 上記バリ分割能40の入口端は、完全に開口しており、
上記ホッパ34の底部から流下するバリ混じりの研掃材
が、送入シュート41を介してバリ分割能40の内部に
導入されるようになっている。さらに、この分割筒40
の内周には、螺旋状の送りガイド42が設けられ、この
送りガイド42により、分割筒40の回転中、この籠4
0内に分別されたバリか出口側に送られるようにしであ
る。送りガイド42としては、上記対象物の搬送装置と
しての籠4の内部に設けた送りガイド18と同様、帯板
状の部材の一側縁を分割筒40の内周壁に螺旋状に固定
することによって形成することができる。なお、本実施
例においては、この分割筒40の入口からやや内方に入
り込んだ部位に、円板状の邪魔板48が図示しないステ
ーによって固定支持されており、上記送入シュー)41
から流下して分割能40内に送り込まれる研掃材の流れ
の勢いを分割筒の入口において殺し、研掃材が分割能4
0中をその内周面に沿うようにして緩やかに送られなが
ら、確実にバリの分別作用が行われるようにしである。 上記送りシュー)41から回転する分別籠40内に導入
されたバリ混じりの研掃材は、上記邪魔板48によって
その流れの勢いが殺され、螺旋状の送りガイド42によ
って出口側に緩やかに送られる間にバリの分別が行われ
る。すなわち、分割能40の壁に開けられた多数の孔は
、研掃材のみを透過できる大きさとしであるため、上記
研掃材は、上記多数の孔から落下し、分割能40の内部
には、バリのみが残るのである。そして、このバリは、
分割能40内に滞留するわけではなく、やはり、上記の
螺旋状の送りガイド42によって出口側に送られ、分割
能40の上記支軸45側端部の外周に開けた出口開口4
9から下方に落下させられる。 バリ回収室39における上記分割能40の第1図右端出
口開口49と対応する下方には、凹盆状のバリ受は溜ま
り43が形成され、このバリ受は溜まり43に一旦受は
止められたバリは、バリ搬出手段50によって本体容器
の外部に搬出される。 上記バリ搬出手段50として、本実施例では、上記バリ
受は溜まり43の底部に、集塵機38の吸引部に連通ず
る回収管44を接続することにより、構成している。こ
のように構成することにより、バリ受は溜まり43に落
とされたバリは、回収管44を介して与えられる集塵機
38の負圧によって自動的に回収管44内に吸引され、
集塵機38に回収される。 なお、上記バリ回収装ft35によってバリを除去され
た研掃材の循環経路は、すでに説明した通りである。 次に、本実施例の連続ブラスト装置全体の作動を説明す
る。 装置を起動すると、集塵機38のブロア、プラストノズ
ル20・・・へ低圧空気を供給するためのルーツ・ブロ
ア、対象物の搬送装置としての籠4を回転するための駆
動モータ12、プラストノズル20・・・を揺動させる
ためのモータ31、バリ回収装置のバリ分割能40を回
転させるためのモータ47が始動する。 各プラストノズル20・・・へは、管状支持部材21な
いし分岐管22を介して低圧大流量の空気が供給される
。プラストノズル内では、そのベンチュリ部で発生する
負正により、ホース25を介してプラストノズル20・
・・を供給される研掃材が上記の低圧大流量の空気流に
混入され、その結果、各プラストノズル2o・・・の先
端がらは、研掃材が適度に混じった低圧大流量の空気が
高速で噴射される。また、各プラストノズル2o・・・
は、管状支持部材21を中心として揺動させられている
。 一方、投入シュート17からブラスト処理をするべき成
形品等の対象物が連続的に投入されると、この対象物は
、回転する籠4内を、攪拌されつつ、送りガイド18に
よって出口側に送られる。その間に、この対象物は、上
記のように揺動する五個のプラストノズル20 川から
噴射される研掃材によって直接的なブラスト処理を受け
、不要なバリが効率的に除去される。 バリが取り除かれた対象物は、籠4の出口開口16から
下方に落下させられ、排出シュート19からブラスト室
の外部に排出される。 ブラスト処理を終えた研掃材には、対象物から削り取ら
れたバリが混在するが、このバリは、ブラスト室3の下
部のバリ回収室に配置されたバリ回収装!35によって
連続的に回収され、集塵機に運ばれる。 バリが除かれた研掃材は、搬送管36によって分離室2
6に運ばれ、ここで細かい塵が取り除かれる。そして、
バリおよび塵が取り除かれた研掃材は、再び、研掃材溜
まり27.28に重力落下させられ、次のブラスト処理
に備える。 上記分離室26によって除かれた塵は、空気搬送管37
を介して集塵機38に運ばれ、大気に飛散することなく
、回収・廃棄される。 第5図に、バリ回収装置のバリ受は溜まり43に落下さ
せられたバリを本体容器の外部へ搬出する搬出手段50
の他の例を示す。 上記搬出手段50としては、要するに、バリ受は溜まり
43に溜まるバリを負圧によって吸い出すようにすれば
よく、第1図に示す実施例においては、上記の負圧を、
集塵機の吸引部から導入していた。 これに対し、第5図の実施例では、圧搾空気を利用した
簡便な吸引力発生器具51を用い、これによって発生さ
せられた吸引力によって上記のバリを吸い出すようにし
ている。 すなわち、上記吸引力発生器具51は、後端および前端
か開放する筒状の本体52の中間部内周に、前端方向を
向くオリフィス53を複数箇所設け、このオリフィスか
ら圧搾空気を噴射させることにより、本体52内の空気
に、その後端から前端に向かう流れを生じさせ、大流量
の空気を、後端から吸い込んて前端から吹き出すように
構成されている。上記オリフィス53は、本体52の内
周壁との間に環状空間54を形成するように嵌挿された
リング状の部材55に開けられており、本体52には、
上記環状空間54と連通ずるように圧搾空気導入孔56
が開けられている。圧搾空気導入孔56は、適当な管路
57を介して、工場内の圧搾空気供給源に接続される。 圧搾空気は、本体の圧搾空気導入孔56から環状空間5
4に入り、そして、各オリフィス53から噴射される。 なお、上記のリング状部材55は、その方向を逆にして
本体内に嵌挿することが出来るようになっており、本体
52内に発生させるべき空気の流れを逆方向にすること
かできる。 上記吸引力発生器具51の本体の後端部は、ホース44
′を介して上記バリ受は溜まり43の底部に連結され、
かつ、前端部は、通気性をもつ集塵バッグ58か接続さ
れる。 この吸引力発生器具51への圧搾空気の導入は、連続プ
ラスト処理装置lの運転中常時導入してもよいし、たと
えば、タイマーによる制御により、一定時間間隔で間欠
的に導入してもよい。 吸引力発生器具51に上記のようにして圧搾空気を導入
すると、その本体52の後端から前端への空気流れが発
生し、これにより、バリ受は溜まり43の底部からバリ
が吸い出されて、集塵バッグ58に集められる。 もちろん、この発明の範囲は上述の実施例に限定される
ものではない。たとえば、プラストノズルの形式として
、ノズル内で空気流に研掃材を混入する形式のものを採
用しているか、ノズルに至る前にあらかじめ空気流に研
掃材を混入する形式のものを採用してもよい。 また、実施例では、支持部材に5個のプラストノズルを
支持させているか、支持部材に支持させるプラストノズ
ルの個数は問われない。 さらに、プラスト処理の目的は、実施例において示唆し
た成形品のバリ取りに限定されず、素材の下地形成、梨
地形成などももちろん含まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の一実施例の全体構成を示す縦断面図
、第2図は側面図、第3図は第1図の■−■線断面図、
第4図はバリ回収装置の詳細断面図、第5図はバリの搬
出手段の他の例の説明図である。 1・・・連続プラスト装置、2・・・本体容器、3・・
・プラスト室、4・・・籠、20・・・プラストノズル
、40・・・バリ分割能、50・・・バリ搬出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部にブラスト室が形成され、かつ対象物投入口
    と対象物排出口とを形成した本体容器と、この本体容器
    の内部において、上記投入口から投入された対象物を排
    出口まで連続的に搬送する搬送装置と、この搬送装置上
    の対象物に研掃材混じりの空気を噴射するブラストノズ
    ルとを備えた連続ブラスト処理装置において、上記本体
    容器の下部に、水平軸周りに回転させられ、かつ内周に
    螺旋状の送りガイドを形成した筒状のバリ分別籠を設け
    るとともに、ブラスト処理を終えた研掃材を上記分別籠
    の一端に導入するように構成する一方、上記分別籠内に
    分別され、かつ分別籠の他端から連続的に排出されるバ
    リを、本体容器の外部に搬出するバリ搬出手段を設けた
    ことを特徴とする、連続ブラスト装置。
JP2179833A 1990-07-06 1990-07-06 連続ブラスト処理装置 Pending JPH0469168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179833A JPH0469168A (ja) 1990-07-06 1990-07-06 連続ブラスト処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179833A JPH0469168A (ja) 1990-07-06 1990-07-06 連続ブラスト処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0469168A true JPH0469168A (ja) 1992-03-04

Family

ID=16072697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2179833A Pending JPH0469168A (ja) 1990-07-06 1990-07-06 連続ブラスト処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0469168A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505967A (ja) * 1973-05-18 1975-01-22
JPS55137884A (en) * 1979-03-01 1980-10-28 Dubnov Leonid I Device for blastttreating surface of workpiece by solid grain

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505967A (ja) * 1973-05-18 1975-01-22
JPS55137884A (en) * 1979-03-01 1980-10-28 Dubnov Leonid I Device for blastttreating surface of workpiece by solid grain

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1427545B1 (en) Particulate material dedusting apparatus
KR101134135B1 (ko) 쇼트 블라스트
US4121388A (en) Abrasive surface treating device
KR101928748B1 (ko) 쇼트볼 분리 및 세정장치를 구비한 연속 벨트 컨베이어 방식의 쇼트 블라스트 시스템
CN202640160U (zh) 转台式喷砂设备
CN110216780B (zh) 一种搪瓷工件加工用的喷粉设备及其使用方法
CN112025564A (zh) 一种型钢抛丸装置
JPH0798310B2 (ja) 平面研磨機
US4382352A (en) Apparatus for cleaning surfaces, including means for separating debris and abrasive material
JP2000126684A (ja) 破砕塵の選別機
CN214351794U (zh) 一种抛丸机的除尘装置
KR101462808B1 (ko) 도장지그용 표면처리장치
US4033458A (en) Method and apparatus for cleaning shredded scrap
CN208497397U (zh) 一种塑胶产品加工原料除杂装置
JPH0469168A (ja) 連続ブラスト処理装置
JP2001138241A (ja) ショットブラスト装置
CN116576630A (zh) 一种粉末除湿流化床干燥设备
CN110421478A (zh) 多种类中空工件表面研磨抛光处理自动生产线
CN214723445U (zh) 涂塑复合钢管抛丸除锈装置
JP3013053B2 (ja) ブラスト装置
CN211134198U (zh) 一种食品加工用筛分式清洗设备
CN114289105A (zh) 一种建筑混凝土原料加工方法
US3158966A (en) Centrifugal wheel blasting machine
JPH0463680A (ja) 連続ブラスト処理装置
CN209189414U (zh) 一种手机精密结构件智能环保清洗装备